この記事では、新モデルのHP Pavilion 510-p100jpと旧モデルHP Pavilion 550-240jp(※実機レビュー)の違いや性能について解説しています。
■目次(ページ内リンク) 下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。 ※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。 ◆HP Pavilion 510-p100jp(第6世代インテル)の特徴 ◆新モデル Pavilion 510-p100の主な変更点 ◆新モデル Pavilion 510-p100 と旧モデル Pavilion 550-240jpのスペック比較 ◆プロセッサーの性能について ◆グラフィックスの性能について ◆メモリ搭載量について ◆【まとめ】インターネットやオフィスなどでは十分な性能のミニタワーPC | ||||
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HP Pavilion 510-p100jp(第6世代インテル)の特徴 |
■HP Pavilion 510-p100jp(第6世代インテル)の特徴 2016年10月6日より、日本HPがスタンダード・ミニタワーPCの最新モデルHP Pavilion 510-p100jpの販売を開始しました。基本的なデザインは旧モデルのPavilion 550から大きく変わりませんが、インターフェース部分のカラーリングが変更され、旧モデルよりもサイズが少しコンパクトになっています。 【外観・デザイン】 ・立体的なドットテクスチャ、メタルコーティングが施されたフロントパネル。 ・フロントパネルのカラーはブリザードホワイト。 ・旧モデルのPavilion 550(※実機レビュー)より筐体のサイズがコンパクトに。 【性能面】 第6世代インテル Core プロセッサー(Skylake)は型番末尾に「T」が付く省電力タイプ ・インテル H170 チップセット ・PC4-17000 (2133MHz) メモリ ※最大16GB ※エントリーモデルとスタンダードモデルは1TB HDD (7200回転) ※パフォーマンスモデルは2TB HDD (7200回転) ・180W ATX電源 【使い勝手・機能性・拡張性】 ・よく使う端子類を前面に搭載。 ・ストレージは1台のみ搭載可能。 ・オーディオはB&O Playのサウンドテクノロジー(最大5.1チャンネルオーディオ対応の外部端子)を搭載。 【価格・モデル】 ※販売価格は下記のメーカー製品詳細ページをご確認ください。 【メーカー製品詳細ページ】 ◆HP Pavilion 510-p100jp 製品詳細 ◆HP Pavilion 510-p100jp(スペックPDF) ※USB接続のキーボード&マウスが付属。(※キーボードレイアウト) 【HP Pavilion 510-p100jp サポート】 ◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング ◆HP Pavilion 510-p100jp(アップグレードガイドPDF) 【実機レビュー】 ◆HP Pavilion 510-p171jpの外観・デザイン ◆HP Pavilion 510-p171jp(Core i7-6700T)の性能・消費電力を検証! | ||||
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新モデル Pavilion 510-p100の主な変更点 |

■新モデルPavilion 510-p100jpと旧モデルPavilion 550-240jpの違い ・フロントパネルのカラーはブリザードホワイトのみ。 ・前面のインターフェース部分がブラックからシルバーに変更。 ・筐体のサイズがコンパクトになりました。 約165(幅)×378(奥行き)×364mm(高さ)→約164×322×322 mm ・カスタマイズができるのはメモリ、モニター、オフィスソフト、保証のみ。 ・第6世代インテル Core プロセッサーの省電力タイプを採用。 Core i3-6100/i5-6400/i7-6700→Core i3-6100T/i5-6400T/i7-6700T ・チップセットはインテル H110 → インテル H170 に変更。 ・メモリはPC3L-12800→PC4-17000に変更。 ・ストレージベイが2→1(3.5インチ/2.5インチ兼用×1のみ)に変更。 ・PCI Express x1×1スロットを廃止。 ・サウンドがB&O Play→DTS Studio Soundに変更。 ・PCI Express Mini Cardスロット→M.2 x1スロットに変更。 ・前面のUSB3.0→USB2.0に変更。 ・無線LAN(IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0)を標準搭載。(M.2 x1スロットを使用) ・電源容量が300W ATX電源→180W ATX電源に変更。 | ||||
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新モデル Pavilion 510-p100 と旧モデル Pavilion 550-240jpのスペック比較 |
新モデル Pavilion 510-p100 は、プロセッサーやストレージの構成が決まっている3モデルが用意されています。購入時にカスタマイズができるのはメモリ、モニター、オフィスソフト、保証などです。
※販売価格は2016年1月21日時点のものです。価格は予告なく変更される場合があります。
プロセッサーの性能について |
新モデルのHP Pavilion 510-p100jpは、第6世代インテル Core プロセッサー(Skylake)は型番末尾に「T」が付く省電力タイプを搭載しています。無印よりも少し性能が低くなりますが、消費電力も少なくなっています。
■Core i7-6700T (2.8 ‐3.6GHz / 4コア8スレッド, TDP 35W)
ハイパースレッディング・テクノロジーを搭載しているので、動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトで高い性能を発揮します。
■Core i5-6400T (2.2 - 2.8GHz, 4コア4スレッド, TDP 35 W)
オプションの中では中間の性能になります。インターネットやメール、オフィスソフトなどの用途では十分な性能があります。
■Core i3-6100T (3.2GHz, 2コア4スレッド, TDP 35 W)
Core i3 は2 コア4スレッドなので総合的な性能は他に比べて少し劣りますが、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では十分な性能です。動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトを使用する場合は少し非力さを感じることがあるかもしれません。
■Core i7-6700T (2.8 ‐3.6GHz / 4コア8スレッド, TDP 35W)
ハイパースレッディング・テクノロジーを搭載しているので、動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトで高い性能を発揮します。
■Core i5-6400T (2.2 - 2.8GHz, 4コア4スレッド, TDP 35 W)
オプションの中では中間の性能になります。インターネットやメール、オフィスソフトなどの用途では十分な性能があります。
■Core i3-6100T (3.2GHz, 2コア4スレッド, TDP 35 W)
Core i3 は2 コア4スレッドなので総合的な性能は他に比べて少し劣りますが、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では十分な性能です。動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトを使用する場合は少し非力さを感じることがあるかもしれません。
【参考記事】
◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」
◆HP Pavilion 510-p171jp(Core i7-6700T)の性能・消費電力を検証!
◆HP Slimline 260-p050jp(Core i5-6400T)の性能・消費電力を検証!
◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」
◆HP Pavilion 510-p171jp(Core i7-6700T)の性能・消費電力を検証!
◆HP Slimline 260-p050jp(Core i5-6400T)の性能・消費電力を検証!
プロセッサー名 | ベース周波数 | コア数 | キャッシュ | ||
Intel Core i7-6700T ◆製品仕様 | 2.8 GHz | 4 | 8 MB | ||
最大周波数※ | スレッド数 | TDP | |||
3.6 GHz | 8 | 35 W | |||
※最大周波数・・・ターボ・ブースト利用時 | |||||
プロセッサー名 | ベース周波数 | コア数 | キャッシュ | ||
Intel Core i5-6400T ◆製品仕様 | 2.2 GHz | 4 | 6 MB | ||
最大周波数※ | スレッド数 | TDP | |||
2.8 GHz | 4 | 35 W | |||
※最大周波数・・・ターボ・ブースト利用時 | |||||
プロセッサー名 | ベース周波数 | コア数 | キャッシュ | ||
Intel Core i3-6100T ◆製品仕様 | 3.2 GHz | 2 | 3 MB | ||
最大周波数※ | スレッド数 | TDP | |||
- | 4 | 35 W | |||
※最大周波数・・・ターボ・ブースト利用時 | |||||
グラフィックスの性能について |
■インテル HDグラフィックス 530
インターネットや動画を見るなど普通にパソコンを使用する には十分な性能があります。ゲーム向けではないのでファイナルファンタジーのような3Dゲームを快適にプレイすることはできませんが、ドラクエのような軽めのゲームなら、とりあえずプレイできる性能があります。
【参考記事】
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」
◆HP Pavilion 510-p171jp(Core i7-6700T)の性能・消費電力を検証!
◆HP Slimline 260-p050jp(Core i5-6400T)の性能・消費電力を検証!
メモリ搭載量について |
エントリーモデル(Core i3-6100T)は、メモリを4GB搭載しています。カスタマイズで12GBに変更可能です。
インターネットやオフィスソフト、軽めの画像処理などの用途なら4GBでも足りるかもしれませんが、複数のアプリケーションを立ち上げたまま作業したり、Photoshopのような画像処理ソフトを使用するのなら、メモリを多く搭載したほうが快適です。
スタンダードモデル(Core i5-6400T)、パフォーマンスモデル(Core i7-6700T)は標準でメモリを8GB搭載しているので、インターネットやオフィスソフトなどの用途ではかなり余裕がありますし、画像処理ソフトも使用できる容量です。
画像処理ソフトで必要なメモリは使い方次第になりますが、年賀状や軽めの画像処理などは8GBで問題ないと思います。画像処理ソフトを複数立ち上げて作業する場合や、メモリを大量に消費するような使い方(高解像度でレイヤーを多数使用する)をする場合は、16GB搭載したほうが快適に作業することができます。
【参考記事】
◆パソコンにどれくらいメモリを搭載すればよいのか?
インターネットやオフィスソフト、軽めの画像処理などの用途なら4GBでも足りるかもしれませんが、複数のアプリケーションを立ち上げたまま作業したり、Photoshopのような画像処理ソフトを使用するのなら、メモリを多く搭載したほうが快適です。
スタンダードモデル(Core i5-6400T)、パフォーマンスモデル(Core i7-6700T)は標準でメモリを8GB搭載しているので、インターネットやオフィスソフトなどの用途ではかなり余裕がありますし、画像処理ソフトも使用できる容量です。
画像処理ソフトで必要なメモリは使い方次第になりますが、年賀状や軽めの画像処理などは8GBで問題ないと思います。画像処理ソフトを複数立ち上げて作業する場合や、メモリを大量に消費するような使い方(高解像度でレイヤーを多数使用する)をする場合は、16GB搭載したほうが快適に作業することができます。
【参考記事】
◆パソコンにどれくらいメモリを搭載すればよいのか?
【まとめ】インターネットやオフィスなどでは十分な性能のミニタワーPC |
フロントパネルや筐体のデザインは、旧モデルのHP Pavilion 550-240jpと同じですが、インターフェース部分がブラックからシルバーに変更されたことでまとまりのある配色になり、以前のホワイト&ブラックよりもさわやかな印象になりました。フロントパネルのカラーはブリザードホワイトの一色のみとなっています。 筐体のサイズは旧モデルより奥行きと高さが数センチほど小さくなりましたが、拡張性も低くなっています。旧モデルはストレージを2台搭載可能でしたが、新モデルはストレージを1台のみ搭載可能です。 新モデルは、インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどがメインで、ゲームをしない人向けのミニタワーPCです。プロセッサーが省電力タイプに変更され、ライトゲーム向けのグラフィックスカードを搭載しない仕様になり、ATX電源が300Wから180Wに変更されています。 | ||||
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Pavilion 510-p100jp 製品詳細
◆HP Pavilion 510-p100jp(スペックPDF)
【HP Pavilion 510-p100jp サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
◆HP Pavilion 510-p100jp(アップグレードガイドPDF)
【実機レビュー】
◆HP Pavilion 510-p171jpの外観・デザイン
◆HP Pavilion 510-p171jp(Core i7-6700T)の性能・消費電力を検証!
■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年10月12日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※イラストはイメージです。実際の製品とは異なる場合があります。
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