468_HP Slimline 260-p050jp_レビュー_01a

日本HPのスリムPC「HP Slimline 260-p050jp」の性能・消費電力を検証しました。


HP Slimline 260-p050jp のスペック
 OS  Windows 10 Home (64bit)
 プロセッサー  インテル Core i5-6400T プロセッサー
 チップセット  インテル H170 Express チップセット
 メモリ  4GB PC4-17000 (2133MHz)
 ストレージ  1TB HDD (SATA, 7200回転)
 グラフィック  インテル HD グラフィックス 530 ※
 電源  180W ATX電源 80PLUS BRONZE 相当
インテル Core i5-6400T プロセッサーに内蔵


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。

◆ベンチマークについて
◆第6世代 インテル Core i5-6400T プロセッサー
◆4GBメモリ PC4-17000 (2133MHz)
◆1TB HDD (SATA, 7200回転)
◆インテル HD グラフィックス 530 (プロセッサー内蔵)
◆ベンチマーク(3D MARK)
◆ベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆ベンチマーク(FF14:蒼天のイシュガルド ベンチマーク)
◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】)
◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0)
◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆ベンチマーク中の温度・消費電力
◆ベンチマークテストのまとめ
 

【実機レビュー】
◆HP Slimline 260-p050jpの外観・内部のレビュー
◆HP Slimline 260-p050jpの性能・消費電力を検証!




 ベンチマークについての製品特徴

260-p050jp_IMG_4840b.png

今回のテストで使用するのは、インテル Core i5-6400T プロセッサー、4GBメモリ 、インテル HD グラフィックス  530 (プロセッサー内蔵)を搭載したHP Slimline 260-p050jp (2016年夏モデル)です。

ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。今回テストするのはデスクトップPCなので、ベンチマーク中の消費電力はモニターを含まないPC単体の数値になります。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPUGPUHDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。




525x110_HP Slimline 260-p050jp_プロセッサー_01b

HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)は、第6世代 インテル Core  プロセッサーを搭載した3モデルが用意されています。いづれも型番末尾に「T」つく低消費電力版のプロセッサーを採用。

※プロセッサーのカスタマイズはできませんが、下記の3モデルが用意されています。テストではCore i5-6400Tを搭載。

・インテル Core i5-6400T プロセッサー(スタンダードモデル)
・インテル Core i3-6100Tプロセッサー(エントリーモデル)
・インテル Celeronプロセッサー G3900T(ベーシックモデル)



■プロセッサー性能比較
PassMark - CPU Benchmark
※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。

Core i5-6400T_プロセッサー性能比較

■Core i5-6400T (2.2 ‐2.8GHz / 4コア4スレッド, TDP 35W)
型番末尾に「T」が付いている低消費電力版なので、無印よりも性能は少し控えめになります。オプションで用意されている中では最も性能が高いのですが、デスクトップPC向けの中では中間よりも少し低いくらいの性能です。

■Core i3-6100T (3.2GHz, 2コア4スレッド, TDP 35W)
最大動作周波数が3.2GHzなので、2コアまでの処理ならCore i5-6400Tよりも少し性能が上になりますが、4コアをフルに活用する動画のエンコードはCore i5-6400Tの方が処理能力が高くなります。

Celeron G3900T (2.6GHz / 2コア・2スレッド 35W)
性能よりも価格重視の方向けのプロセッサーです。インターネットやメール、文書作成などをこなせる性能はありますが、快適さ(性能)を求めるなら、上位のプロセッサーを選択したほうが良いと思います。

◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」
 
 


260-p050jp_CPU-Z_01.png

CPU-Zで表示されるインテル Core i5-6400T プロセッサーの詳細。


■インテル Core i5-6400T プロセッサーのスペック
プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.2 GHz (アイドル時:約800MHz)
ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・2.8 GHz
コアの数・・・4
スレッド数・・・4
L3キャッシュ・・・6MB
TDP(CPUの消費電力の目安)・・・35W
プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度・・・66°C

■特長
第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake)。
・14nmプロセス技術を採用。

◆インテル Core i5-6400T プロセッサースペック詳細


 260-p050jp_CPU-Z_03.png

チップセットインテル H170 Express※スペック詳細)を搭載しています。



525x110_HP Slimline 260-p050jp_メモリ_01b

HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)は高速なPC4-17000 (2133MHz)メモリを採用。カスタマイズで最大12GBまで搭載可能です。


・4GB (4GBx1) PC3-12800 (1600MHz) [標準]
・12GB(4GBx1+8GBx1) PC4-17000 (2133MHz)

※今回のテストではメモリを4GB搭載しています。
※メモリの増設は可能ですが保証対象外となります。(※アップグレードガイド



ウェブサイトの閲覧、メール、動画の視聴、オフィスソフトなどをメインで使用される方は、標準の4GBメモリでも足りるかもしれません。年賀状やWeb向けの画像などデータサイズがそれほど大きくないものは取り扱うことは可能ですが、ブラウザーを立ち上げたまま画像処理ソフトなどを使用した場合はメモリが不足する場合があります。

ペイントソフトやフォトショップのような画像処理ソフトを使用する、複数アプリケーションを立ち上げたまま作業することが多いのなら8GB以上搭載することをおすすめします。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?


260-p050jp_CPU-Z_04.png

搭載されているPC4-17000(2133MHz)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL15と表示されています。



525x110_HP Slimline 260-p050jp_ストレージ_01b

HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)は、ストレージを1台搭載可能です。ストレージのカスタマイズはできません。


※ストレージはモデルによって搭載容量が異なります。テストでは1TB HDDを搭載。

■エントリーモデル/スタンダードモデル
1TB HDD (SATA, 7200回転)

■ベーシックモデル
500GB HDD (SATA, 7200回転)

※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。


■1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)

260-p050jp_CrystalDiskInfo_1TB HDD_01

CrystalDiskInfoで表示されるWestern Digital製HDDの情報。ファームウェアは「01.01A01」です。


■WD10EZEX-60WN4A0 1000.2 GBのスペック
容量:1TB
回転数:7200rpm
キャッシュ:非表示
インターフェイス:SATA 6Gb/s
規格サイズ:3.5インチ


 
■CrystalDiskMark 3.0.4ベンチマーク
CrystalDiskMark 3.0.4 x64でストレージの性能を測定することができます。今回のテストは実際の使用で参考になる「ランダム」で行っています。0Fill (1 Fill) のデータは圧縮が容易なので、実際に使用した場合よりも良い結果が出ることがあります。

ランダム・・・0と1がランダムに混ざったデータの読み書き速度を測定。

ALL0x00 (0 Fill) ・・・全て0のデータの読み書き速度を測定。
ALL0xFF (1 Fill) ・・・全て1のデータの読み書き速度を測定。

Read (リード)・・・読み込み速度
Write (ライト)・・・書き込み速度
Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き
4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度

260-p050jp_CrystalDiskMark_1TB HDD_02
 

シーケンシャルリードは168MB/s前後、シーケンシャルライトは165MB/s前後。SSDと比較すると速くないのですが、HDDとしては普通の速度です。3回連続でベンチマークをしたときの温度上昇はは2~3℃程度でした。

■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温27℃)
46℃(アイドル時)→49℃(ベンチマーク後)

■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで)
約19~22秒
※PC環境や構成次第では起動時間が長くなる場合があります。



525x110_HP Slimline 260-p050jp_グラフィックス_01b

HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)は、インテルプロセッサー内蔵グラフィックスを搭載。グラフィックスの種類は搭載されているプロセッサーによって異なります。
 

・インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵)

※今回のテストではインテルHDグラフィックス530(Core i5-6400T内蔵)を搭載。
※各プロセッサーに内蔵されているグラフィックスは下記の通りです。

■Intel HD Graphics 530
・インテル Core i5-6400Tプロセッサー
・インテル Core i3-6100Tプロセッサー

■Intel HD Graphics 510
インテル Celeron G3900Tプロセッサー
 


グラフィックス性能比較 (3DMark FireStrike グラフィックススコア)
※ベンチマークスコアは当サイトで行った実機テストの結果をまとめたものです。あくまでも目安としてご覧ください。

430_日本HPのデスクトップPC_3DMark_グラフィックス_160421

■インテル HDグラフィックス 530
プ ロセッサーに内蔵されているGPUです。ゲーム向けではありませんがインターネットや動画を見るなどの用途では十分な性能があります。専用のビデオメモリ を搭載していないのでメインメモリと共有します。ファイナルファンタジーのような3Dゲームをプレイするのは厳しいのですが、ドラゴンクエストXのような 軽めのゲームはとりあえずプレイ可能です。

◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」


260-p050jp_GPU-Z_01.png

GPU-Zで表示される Intel HD Graphics 530 の詳細。
 

■Intel HD Graphics 530 のスペック
【GPUコア】 Skylake GT2
【CUDAコア(シェーダユニット)】 24
【テクスチャユニット】 16基
【ROPユニット】 8基
【ベースクロック】 350 MHz
【ブーストクロック】 1067 MHz
【テクスチャ・フィル速度】 5.6GigaTexels/s
【メモリ クロック】 1067MHz
【メモリ容量 】 メインメモリ(システムメモリ)と共有
【メモリ・インターフェース】 64ビット
【メモリのバンド幅】17.1GB/秒

◆インテル Core i5-6400T プロセッサースペック詳細





■3D MARK ベンチマーク

3D MARK_rogo

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード


※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。

 Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト

260-p050jp_Fire Strike_160911_01

 Core i5-6400T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 スコア:668(100.7%)
 Graphics Score712
(101%)
 Physics Score 5169
(126%)
 Combined Score242
(97.5%)

 Core i3-6100T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 
 スコア:663
 Graphics Score703
 Physics Score 4084
 Combined Score248
※()内の%は Core i3-6100T搭載機(※実機レビュー) との比較


 Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)向けのテスト

260-p050jp_Sky Diver_160911_01

 Core i5-6400T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 スコア:3093(98.0%)
 Graphics Score2893
(95.4%)
 Physics Score 5117
(120%)
 Combined Score2884
(98.2%)

 Core i3-6100T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 
 スコア:3156
 Graphics Score3031
 Physics Score 4252
 Combined Score2935
※()内の%は Core i3-6100T搭載機(※実機レビュー) との比較


 Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

260-p050jp_Cloud Gate_160911_01

 Core i5-6400T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 スコア:5326(101%)
 Graphics Score6084
(98.5%)
 Physics Score 3709
(121%)
 Core i3-6100T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 スコア:5225
 Graphics Score6171
 Physics Score 3041
※()内の%は Core i3-6100T搭載機(※実機レビュー) との比較


 Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

260-p050jp_Ice Storm_01

 Core i5-6400T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 スコア:49646(115%)
 Graphics Score55981
(121%)
 Physics Score 35562
(103%)
 Core i3-6100T
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 スコア:42807
 Graphics Score46077
 Physics Score 34292
※()内の%は Core i3-6100T搭載機(※実機レビュー) との比較


プロセッサーの比較では、Core i5-6400TのスコアはCore i3-6100Tよりも2割くらい高い数値が出ています。

Core i3-6100TとCore i5-6400Tは同じ名前の「インテル HDグラフィックス 530」を搭載しているので、ほぼ同じくらいのスコアがになっていますが、Ice Stormのみ2割くらいの差が出ました。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6400T プロセッサー
 プロセッサーの温度  54.0℃  アイドル時 38.0℃前後
インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)
 GPUの温度(プロセッサー内蔵)  53.0℃  アイドル時 38.0℃前後
 GPU コアクロック  950.0 MHz  アイドル時 350.0 MHz
 GPU メモリクロック  1066.7 MHz  アイドル時 1066.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  1557 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約44W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数は計測できませんでした。





■MAXON CINEBENCH R15

HP OMEN 15-5100_CINEBENCH R15_top

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード



260-p050jp_CINEBENCH R15_01t 
 ■OpenGL
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

■CPU
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。

■CPU(Single Core)
1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。
 




 Core i5-6400T
 (最大2.8GHz, 4コア4スレッド)
 PC4-17000(2133MHz)
 インテル HD グラフィックス 530
 
 OpenGL:34.20 fps (84.4%)
 CPU:410 cb (149%)
 CPU(Single Core):112 cb (98.2%)

 Core i5-6200U
 (最大2.8GHz, 2コア4スレッド)
 LPDDR3 1866MHz
 インテル HDグラフィックス 520

 OpenGL:40.49 fps
 CPU:274 cb
 CPU(Single Core):114 cb
※()内の%は Core i5-6200U搭載機(※実機レビュー) との比較
 

今回はノート向けのCore i5-6200Uと比較してみました。

■プロセッサパワーをすべてを使うCPUテスト

Core i5-6400TはCore i5-6200Uよりもコアの数が多いので約1.5倍高いスコアが出ました。コアが多いプロセッサーは動画のエンコードで高い処理能力を発揮します。

■1コアのみの性能テスト
このテストではCore i5-6400TはCore i5-6200Uとの性能差はありませんでした。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6400T プロセッサー
 プロセッサーの温度  51.0℃  アイドル時 38.0℃前後
インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)
 GPUの温度  51.0℃  アイドル時 38.0℃前後
 GPU コアクロック  950.0 MHz  アイドル時 350.0 MHz
 GPU メモリクロック  1066.7 MHz  アイドル時 1066.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  -  -
 ビデオメモリ使用量  465 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
OpenGLテスト・・・最大 約42.5W、 CPUテスト・・・最大 約38.4W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。





■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード



260-p050jp_イシュガルド_1280x720標準_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準(ノートPC)
ウインドウモード
 スコア:2460
 平均フレームレート:18.040
評価:普通



260-p050jp_イシュガルド_1920x1080標準_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準(ノートPC)
フルスクリーンモード
 スコア:1306
 平均フレームレート:9.249
評価:設定変更が必要



260-p050jp_イシュガルド_1920x1080最高_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーンモード
 スコア:690
 平均フレームレート:4.342
評価:動作困難


インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)は、フルHD(1920x1080ドット)・最高画質で「動作困難」という評価になります。平均フレームレートが4.342なので画面の動きはコマ送りのようになります。

1280x720・標準画質に下げると平均フレームレートが20fpsになりますが、動きはややぎこちなく快適なプレイは厳しいと思います。

◆ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6400T プロセッサー
 プロセッサーの温度  52.0℃  アイドル時 38.0℃前後
インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)
 GPUの温度  51.0℃  アイドル時 38.0℃前後
 GPU コアクロック  950.0 MHz  アイドル時 350.0 MHz
 GPU メモリクロック  1066.7 MHz  アイドル時 1066.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  1360 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
最大 約42W
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。





■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】

「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード

※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。



260-p050jp_MHF_1280x720_01.png 画面サイズ:1280x720
ウインドウモード
 スコア:2842
 フレームレート:16~46fps



260-p050jp_MHF_1920x1080_01.png 画面サイズ・・・1920x1080
フルスクリーンモード
 スコア:1394
 フレームレート:6~21fps


1920x1080・フルスクリーンは10fpsを切ることがあるので「動作困難」なレベルです。画面の動きはカクカクしています。

1280x720・ウインドウモードにすると少し動きが良くなるのですが、30fpsを切っていることが多くスムーズさに欠けているように見えます。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6400T プロセッサー
 プロセッサーの温度  57.0℃  アイドル時 38.0℃前後
インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)
 GPUの温度  57.0℃  アイドル時 38.0℃前後
 GPU コアクロック  950.0 MHz  アイドル時 350.0 MHz
 GPU メモリクロック  1066.7 MHz  アイドル時 1066.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  467 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約43.6W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。





■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0

17-n000_PSO2_フレームレートが大きく下がるシーン_01

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。

◆ベンチマーク ダウンロード


260-p050jp_PSO2_1280x720簡易設定3_01 画面サイズ: 1280x720
簡易描画設定・・・3
ウインドウ表示
 スコア:2373
 フレームレート38(27)~76fps
評価:標準的な動作が見込めます



260-p050jp_PSO2_1920x1080簡易設定3_01 画面サイズ: 1920x1080
簡易描画設定・・・3
フルスクリーン表示
 スコア:904
 フレームレート:21(15)~48fps
評価:設定の調整をお勧めします



260-p050jp_PSO2_1920x1080簡易設定5_01 画面サイズ・・・1920x1080
簡易描画設定・・・5(最高画質)
フルスクリーン表示
 スコア:421
 フレームレート:17(12)~32fps
評価:設定の調整をお勧めします



1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3(または5)の場合は設定の調整をお勧めしますという評価です。

1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると標準的な動作が見込めますという評価になります。瞬間的に30fpsを切る場面以外はだいたい40fps以上出ていて画面の動きが良くなりました。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6400T プロセッサー
 プロセッサーの温度  53.0℃  アイドル時 38.0℃前後
インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)
 GPUの温度  52.0℃  アイドル時 38.0℃前後
 GPU コアクロック  950.0 MHz  アイドル時 350.0 MHz
 GPU メモリクロック  1066.7 MHz  アイドル時 1066.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  316 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約41W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。





■ドラゴンクエストX ベンチマーク

DQXBenchMain 2015-10-25 17-59-02-64

お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。

※ドラクエのベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。

◆ベンチマーク ダウンロード




260-p050jp_DQX_1280x720標準_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準品質
ウインドウ表示
 スコア:5579
 フレームレート:21~107fps
評価:快適



260-p050jp_DQX_1920x1080標準_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準品質
フルスクリーン表示
 スコア:3291
 フレームレート:18~60fps
評価:普通



260-p050jp_DQX_1920x1080最高_01 画面サイズ・・・1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーン表示
 スコア:2471
 フレームレート:16~47fps
評価:やや重い


 1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示では「やや重い」という評価ですが、フレームレートを見る限りとりあえずプレイは可能です。標準品質に下げると「普通」という評価になり、少し動きが良くなります。

1280x720・標準品質・ウインドウ表示に設定した場合は、最高フレームレートが107fpsまで伸びます。最低フレームレートは20fps前後で大きく向上しませんが「快適」という評価になります。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6400T プロセッサー
 プロセッサーの温度  50.0℃  アイドル時 38.0℃前後
インテル HD グラフィックス530(プロセッサー内蔵)
 GPUの温度  50.0℃  アイドル時 38.0℃前後
 GPU コアクロック  950.0 MHz  アイドル時 350.0 MHz
 GPU メモリクロック  1066.7 MHz  アイドル時 1066.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  275 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約38W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。



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HP Slimline 260-p050jp は180W ATX電源、80PLUS BRONZE (82%電源変換効率)相当を搭載しています。

ベンチマーク中の Core i5-6400T プロセッサーの温度(室温27℃)
ベンチマーク中の温度は最大57℃まで上がりましたが、アイドル時は38℃前後になります。


■ベンチマーク中のインテル HD グラフィックス 530 の温度(室温27℃)
ベンチマーク中の温度は最大で57℃でした。プロセッサー内蔵のGPUなのでプロセッサーの温度と同じくらいになります。


■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
消費電力は 3DMark の44Wが最大。他のゲームベンチマークもそれに近い消費電力でした。


■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温27℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に51℃前後(消費電力は瞬間最大33Wくらい)になることがありますが、ページを見ているだけの状態では40℃前後(消費電力は17~20Wくらい)で推移していました。

【プロセッサーの温度】 40℃~51℃
【消費電力】 17~33W前後


■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温27℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は40~48℃の間で推移していました。

【プロセッサーの温度】 最大40~48℃
【消費電力】 22~30W前後

ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温27℃)
 インテル Core i5-6400T プロセッサー  57℃ (アイドル時 38℃前後)
 インテル HD グラフィックス 530
 57℃ (アイドル時 38℃前後)
HP Slimline 260-p050jp の消費電力(モニターを除く)
 電源OFF時  0.4W 前後
 スリープ時  0.9W 前後
 アイドル時  17W 前後
 起動時  約39.6W (瞬間最大)
 ベンチマーク中の最大消費電力  約44W (3DMark
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。



 ベンチマークテストのまとめ

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■HP Slimline 260-p050jp スタンダードモデル

第6世代 インテル Core i5-6400T プロセッサー
低消費電力版のプロセッサーですが、インターネット、オフィスソフトなどは十分にこなせる性能があります。CINEBENCH R15のテストではノート向けCore i5-6200Uよりも約1.5倍高いスコアが出ました。

4GBメモリ PC4-17000(2133MHz)
インターネットやメール、オフィスソフト、動画の視聴などの用途ではメモリ4GBでも可能ですが、複数のアプリケーションを立ち上げて作業する場合や画像処理などをするのなら8GB以上搭載することをおすすめします。

ストレージ  1TB HDD (SATA, 7200回転)
OSを操作した時の反応は、ファイルの読み書き速度が速いSSDと比較すると体感的に差が感じられます。

インテル HD グラフィックス 530 (プロセッサー内蔵)
インターネットや動画の視聴などの用途は問題ありません。ファイナルファンタジーのような3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しい性能ですが、ドラクエのような軽めのゲームの場合は「標準画質」でプレイできる性能があります。(ドラゴンクエストX ベンチマーク

ベンチマーク中の消費電力
高負荷時で最大44Wになりましたが、インターネットや動画視聴時の消費電力は17~33Wの間で推移していました。プロセッサーの温度は高負荷のベンチマーク時に57℃まで上がりましたが、インターネットや動画視聴時は40~51℃くらいになります。
 
 

【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Slimline 260 シリーズ 製品詳細icon
◆HP Slimline 260 シリーズ(スペックPDF)

【HP Slimline 260 (2016年夏モデル) サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティングicon
◆アップグレードガイド(PDF)

【実機レビュー】
◆HP Slimline 260-p050jpの外観・内部のレビュー
◆HP Slimline 260-p050jpの性能・消費電力を検証!

【関連記事】
◆HP Slimline 260 (2016年夏モデル)新旧モデル比較



■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年9月14日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。

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