日本HPのスリムPC「HP Slimline 260-p050jp」の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載しています。
【実機レビュー】 ◆HP Slimline 260-p050jpの外観・内部のレビュー ◆HP Slimline 260-p050jpの性能・消費電力を検証! | ||||
HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)の製品特徴 |
■HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)の製品特徴 【外観・デザイン】 ・幅約10cm(最薄部)のスリムなボディ ・ピアノブラックに緻密なドットテクスチャが施されたフロントパネル 【性能面】 ・低消費電力の第6世代インテル Core プロセッサーを搭載 ・DDR4メモリを最大12GBにカスタマイズ可能 【使い勝手・機能性・拡張性】 ・使用頻度の高いインターフェイスを前面に装備 ・DVDスーパーマルチドライブ搭載 ・「dts」のdts Sound+ テクノロジを搭載 ・標準で2画面モニター対応 【価格・モデル】 ※販売価格は下記のメーカー製品詳細ページをご確認ください。 【メーカー製品詳細ページ】 ◆HP Slimline 260 シリーズ 製品詳細 ◆HP Slimline 260 シリーズ(スペックPDF) | ||||
HP Slimline 260-p050jpの外観・デザイン |
HP Slimline 260 シリーズは、置き場所を選ばない幅約10cmのスリムタイプのデスクトップPCです。旧モデルHP Slimline 450シリーズと幅は同じですが、高さと奥行きがコンパクトになっています。 | ||||
フロントパネルは光沢のあるピアノブラックで、緻密なドットテクスチャが施された上品な仕上がりになっています。ドットテクスチャは室内の光ではあまり目立たないのですが、光が当たるとがはっきりとした感じに見えます。 | ||||
オプティカルドライブや、USBやヘッドフォン端子など、よく使用するインターフェース類はフロントパネルに配置されています。 | ||||
フロントパネルは端に近い部分が少し丸みがある形状になっています。電源スイッチは、ノートPCで採用されているような少し小さめのサイズです。 天面にはインターフェース類などはなくフラットな形状ですが、内部の熱を逃がすメッシュがあります。 | ||||
フロントパネルとインターフェース部分のディテール |
ドットテクスチャーは平面ではなく少し立体感があり、フロントパネルの端に近くなるにつれて小さくなっています。シルバーのhpマークは立体形状ではなくプリントされています。 インターフェース部分は樹脂です。マット(つや消し)な仕上がりで、少しザラザラとした表面処理になっています。 | ||||
ウルトラスリムのオプティカルドライブ |
ウルトラスリムのDVDスーパーマルチドライブを縦に搭載しています。 ◆オプティカルドライブ(光学ドライブ)の種類・機能について | ||||
HP Slimline 260 シリーズの天面/側面/底面 |
天面にはフロントパネル側に電源スイッチがあります。本体側には内部の熱を放熱するためのメッシュが開けられています。 | ||||
左側面はプロセッサーのある部分に吸気するためのメッシュが開けられています。 ※旧モデルのSlimline 400 シリーズは、エアインテークの周囲に10cmくらいのスペースを開けるように指示するステッカー(※参考画像)が貼られていました。HP Slimline 260 シリーズには何も表示されていませんが、空気の流れを良くするにはある程度の隙間を開ける必要があります。 | ||||
右側面は何もなくスッキリとしています。 | ||||
底面にはシリアルナンバーやリサイクルマークが貼られています。前方の2つはゴム脚ですが、後部の脚はゴムではなく底面と一体成型になっています。 ▼リサイクルマーク | ||||
HP Slimline 260-p050jpの内部 |
日本HPのデスクトップPCは筐体内部の熱を効率よく排出できるようにするために、システムボードを逆さま(逆倒立)に設置しているのですが、スリムタ イプはプロセッサーが上部で電源が下部に設置されています。 HP Slimline 260 シリーズは他のデスクトップ(Pavilion 550、ENVY 750)などと比較すると、拡張性は低くHDDは1台のみ搭載可能です。増設ドライブを追加することは出来ません。 ※アップグレードガイドにメモリやストレージの取り付け方法が記載されていますが、自分でPCパーツの増設をした場合は保証対象外となります。 ◆HP Slimline 260 シリーズ(アップグレードガイドPDF) | ||||
天面と、背面に内部の熱を放熱するためのメッシュがあります。内部にはプロセッサーを冷却するためのファンが1つあるだけで、排気用のファンは搭載されていません。 | ||||
プロセッサーの上にある「ボタン電池」を外すことで記録されているCMOS情報をクリアすることが可能です。 ◆CMOSをクリア(BIOS設定を初期化)する方法 | ||||
プロセッサー&空冷CPUクーラー |
プロセッサーを空冷ファンで冷却し、内部の熱を天面/背面のメッシュから自然に排気する構造になっています。 HP Slimline 260 シリーズ(2016年夏モデル)は、第6世代インテルプロセッサーのCeleron G3900T(ベーシックモデル)、Core i3-6100T(エントリーモデル)、 Core i5-6400T(スタンダードモデル)を搭載した3モデルが用意されています。 ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 | ||||
DDR4メモリ(PC4-17000、2133MHz) |
メモリスロットは2つあります。最小構成ではPC4-17000 (2133MHz)のメモリを4GB搭載していますが、カスタマイズで12GB搭載することができます。(※仕様では最大16GB) 必要なメモリは使い方や用途次第ですが、ある程度余裕があるほうが快適にパソコンを使用することができます。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? ※アップグレードガイドにメモリの取り付け方法が記載されていますが、PCパーツの増設をした場合は保証対象外となります。増設する場合はメモリのタイプ(型番)を間違えないようにご注意ください。 ◆HP Slimline 260 シリーズ(アップグレードガイドPDF) | ||||
ストレージを1台搭載可能なドライブベイ |
ウルトラスリムのオプティカルドライブの内側に3.5インチのHDDを1台搭載可能です。ベーシックモデルは500GB、エントリーモデルとスタンダードモデルには1TBのHDDが搭載されます。 ※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。 | ||||
グラフィックスカード |
グラフィックスはプロセッサーに内蔵されている「インテルHDグラフィックス」を使用するので、プロセッサーの下にあるPCI Express x16にはグラフィックスカードは装着されていません。 ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」 | ||||
電源ユニット |
HP Slimline 260 シリーズは80PLUS BRONZE (82%電源変換効率)相当の180W ATX電源を搭載。 省電力タイプのプロセッサーを搭載するので、上位機種(※ENVY 750 シリーズは500W、Pavilion 550 シリーズは300W)よりも少ない容量の電源ユニットが搭載されています。 | ||||
前面のインターフェース・各部名称 |
■前面のインターフェース ・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート ×1 ・メディアカードリーダー×1 ・USB2.0×2 | ||||
背面のインターフェース・各部名称 |
■背面のインターフェース ・アナログRGBミニD-sub15ピン×1 ・HDMI 端子×1 ・USB3.0×2 ・USB2.0×2 ・LAN端子 ・マイク入力×1[ピンク] ・ライン出力×1[緑] ・ライン入力×1[水色] ・電源コネクター ※背面のインターフェースは、オプション(グラフィックスカード)の選択によって若干異なります。画像はインテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵)搭載時のインターフェースになります。 | ||||
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背面のネジを緩めることで側面のカバーを取り外すことが可能です。ネジは工具は不要で手で回すことができます。 | ||||
サイズ・重量 |
【幅】 100mm 【高さ】 277mm 【奥行き】 325mm 【質量】約 4.0kg ※長さは突起部分を含みます。 | ||||
リサイクルマーク |
リサイクルマークは筐体の底面にあります。 ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様) | ||||
外観・デザインのレビューまとめ |
■外観・デザインのレビューまとめ HP Slimline 260 シリーズは、光沢感があるピアノブラックにドットテクスチャが施されたフロントパネルが特徴的なスリムデザインのデスクトップPCです。 新モデルのHP Slimline 260 は旧モデル(HP Slimline 450 シリーズ)よりも、筐体が小型化されたので設置スペースの自由度が高くなりました。(※サイズ比較画像) USBやメディアカードリーダーなど普段よく使用するインターフェースは前面に配置し、使い勝手を考慮した設計になっています。スリムタイプなので拡張性は低く、ストレージは1台のみ搭載可能です。無線LAN(IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0)は標準で搭載されています。 搭載されているプロセッサーは省電力タイプなので、上位のデスクトップPCに搭載されているプロセッサーよりは少し性能が低くなります。省スペースのPCが必要で、インターネットやメール、オフィスソフトなどをメインで使用する人向けのPCです。(◆性能・消費電力を検証!) | ||||
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【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Slimline 260 シリーズ 製品詳細
◆HP Slimline 260 シリーズ(スペックPDF)
【HP Slimline 260 (2016年夏モデル) サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
◆アップグレードガイド(PDF)
【実機レビュー】
◆HP Slimline 260-p050jpの外観・内部のレビュー
◆HP Slimline 260-p050jpの性能・消費電力を検証!
【関連記事】
◆HP Slimline 260 (2016年夏モデル)新旧モデル比較
■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年9月14日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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