第6世代インテル Core i5-6200U プロセッサー、インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサー内蔵)を搭載した日本HPの13.3インチ・モバイルPC『HP Spectre 13-v006TU』の性能・消費電力を検証しました!
HP Spectre 13-v006TU のスペック |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
プロセッサー | インテル Core i5-6200U プロセッサー |
チップセット | CPUに統合 |
メモリ | 8GB オンボード(1866MHz,LPDDR3 SDRAM) |
ストレージ | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 520 ※ |
電源 | 45W USB Type-C ACアダプター |
※インテル Core i5-6200U プロセッサーに内蔵 |
ベンチマークについて |
今回のテストで使用するのは、日本HPの13.3インチ・モバイルノート『HP Spectre 13-v006TU』です。第6世代インテル Core i5-6200U プロセッサー、8GBメモリ 、256GB SSD (PCIe NVMe M.2) 、インテル HD グラフィックス 520 (プロセッサー内蔵)を搭載しています。
※ノートPCなのでベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値になります。
※ディスプレイの輝度は100%に設定しています。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

HP Spectre 13-v006TU は型番末尾にUが付くウルトラブック向けのプロセッサーを搭載しています。
・インテル Core i5-6200U プロセッサー (2.30-2.80GHz / 2コア・4スレッド) ・インテル Core i7-6500U プロセッサー (2.50-3.10GHz / 2コア・4スレッド) ※プロセッサーのカスタマイズはできませんが、下記の2モデルが用意されています。 ・HP Spectre 13-v006TU(Core i5-6200U、256GB SSD搭載) ・HP Spectre 13-v007TU(Core i7-6500U、512GB SSD搭載) ■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 第6世代「インテルCore i5-6200U プロセッサー」は、長時間駆動が求められるウルトラブック向けのプロセッサーです。末尾に「U」が付く超低電圧モデルなので発熱や消費電力が低くなりますが、型番末尾に「HQ」が付く性能重視タイプ(※実機レビュー)より性能は低くなります。 当サイトの実機テストでは、Core i5-6200UとCore i7-6500Uの性能差は10%くらいです。大きな差ではないので体感では性能の違いは感じられません。どちらもインターネットやメール、オフィスソフトなどは快適に使える性能があります。 ウルトラブック向けプロセッサーは、デスクトップPC向けのCore i5(4コア/4スレッド)、Core i7(4コア/8スレッド)とは仕様が異なります。Core i5やCore i7という名称でも2コア4スレッドで、デスクトップPC向けのCore i3 のような仕様なので、動画のエンコードや高解像度の画像処理のようなCPUの負荷が高い作業では非力さが感じられることがあります。 ◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」 | ||||
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CPU-Zで表示されるインテル Core i5-6200U プロセッサーの詳細。
■インテル Core i5-6200U プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.3 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・2.8GHz コアの数・・・2 スレッド数・・・4 L3キャッシュ・・・3MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・15W プロセッサー・ダイで許容できる最大温度・・・100°C ■特長 ・第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake) ・14nmプロセス技術を採用 ◆インテル Core i5-6200U プロセッサースペック詳細 | ||||
チップセットはインテル Core i5-6200U プロセッサーに内蔵されています。

HP Spectre 13-v006TUはLPDDR3メモリ(1866MHz)を8GBを搭載。メモリはマザーボードに直付けされているので増設や交換はできません。新モデルのSpectre 13は、従来モデルSpectre 13 x360 のメモリ(1600MHz,LPDDR3 SDRAM)よりも高速なメモリを採用しています。
・8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) ※メモリ容量のカスタマイズは用意されていません。 標準でメモリを8GB搭載しているので、ウェブサイトの閲覧、文書作成、動画の視聴などの用途では余裕があります。 はがきサイズやWeb用などのデータサイズが大きくない画像を取り扱う場合は、8GBのメモリで問題ないかもしれませんが、ペイントソフトやフォトショップのようなメモリを大量に消費する画像処理ソフトで、解像度が大きいデータを取り扱う場合や、複数のソフトを立ち上げて作業する場合は不足することがあるかも しれません。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||
搭載されている8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL14と表示されています。

HP Spectre 13-v006TUはPCIe NVMe接続のM.2 SSDを搭載!SSDはファイルの読み書きが高速で、HDDのような駆動部分がないので振動や衝撃に強いという利点があります。
・256GB SSD (PCIe NVMe M.2) ※HP Spectre 13-v006TUに搭載 ・512GB SSD (PCIe NVMe M.2) ※HP Spectre 13-v007TUに搭載 ※SSD容量のカスタマイズはできませんが下記の2モデルが用意されています。 ・HP Spectre 13-v006TU(Core i5-6200U、256GB SSD搭載) ・HP Spectre 13-v007TU(Core i7-6500U、512GB SSD搭載) | ||||
SSDやHDDの実際に使用できる容量はスペックに表記されている数値よりも1割ほど少なくなります。
Spectre 13に搭載されている256GB SSDの実際に使用できる容量は、システムドライブが約227GB(空き容量約161GB)、リカバリー領域で9.88GB占有します。
※Windows10のアップデート実行後の容量です。(2016年7月12日時点)
■256GB SSD (PCIe NVMe M.2)
CrystalDiskInfoで表示されるSUMSUNG製SSDの情報。型番はMZVLV256HCHP-000H1、ファームウェアは「BXV72H0Q」です。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、256GB SSD (PCIe NVMe M.2)はシーケンシャルリードが1300MB/s前後、シーケンシャルライトが300MB/s前後でした。容量が多い512GB SSD (PCIe NVMe M.2) と比較した場合書き込み速度が少し遅いのですが、2.5インチのHDDよりは圧倒的に高速です。
■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温27℃) 35℃(アイドル時)→約62℃(ベンチマーク後) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約9~10秒 ※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||

HP Spectre 13-v006TUはプロセッサー内蔵の「インテル HD グラフィックス 520」を搭載。
・インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサーに内蔵) ※Core i5-6200UとCore i7-6500Uはインテル HDグラフィックス 520を搭載しています。 ■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ■インテル HD グラフィックス 520 インテル Core i5-6200U、 Core i7-6500Uプロセッサーに内蔵されているGPUです。専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。性能があまり高くないのでファイナルファンタジーのような3Dゲーム向けではありませんが、インターネットや動画の視聴など普通にパソコンを使用するには十分な性能があります。 ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
GPU-Zで表示される インテル HD グラフィックス 520 の詳細。メモリクロックやメモリのバンド幅は、PCに搭載されているメモリによって異なります。
■インテル HD グラフィックス 520 のスペック 【GPUコア】 Skylake GT2 【CUDAコア(シェーダユニット)】 24 【テクスチャユニット】 16基 【ROPユニット】 8基 【グラフィックス ベース動作周波数】 300 MHz 【グラフィックス最大動的周波数】 1 GHz 【テクスチャ・フィル速度】 4.8 GigaTexels/s 【メモリ クロック】 933MHz 【メモリ容量 】 メインメモリと共有 【メモリ・インターフェース】 128ビット 【メモリのバンド幅】 29.9GB/秒 ◆インテル Core i5-6200U プロセッサースペック詳細 | ||||
■3D MARK ベンチマーク
DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:817 Graphics Score :870 Physics Score :4934 Combined Score :302 |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:795(97.3%) Graphics Score :854 (98.1%) Physics Score :4380 (88.7%) Combined Score :290 (96.0%) |
Sky Diver |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:3676 Graphics Score :3541 Physics Score :4883 Combined Score :3394 |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:3511(95.5%) Graphics Score :3389 (95.7%) Physics Score :4428 (90.6%) Combined Score :3382 (99.6%) |
Cloud Gate |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:6128 Graphics Score :7882 Physics Score :3445 |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:5659(92.3%) Graphics Score :7368 (93.4%) Physics Score :3124 (90.6%) |
Ice Storm |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:60687 Graphics Score :73189 Physics Score :37981 |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | スコア:54872(90.4%) Graphics Score :66352 (90.6%) Physics Score :34117 (89.8%) |
Physics Score(プロセッサーテスト)では、Core i5-6200UはCore i7 -6500Uの約90%のスコアが出ています。動作周波数の差に近い結果です。 「インテル HDグラフィックス 520」はCore i7-6500Uと同じですが、Core i5-6200Uの場合は90~98%くらいのスコアになりました。大きな差ではありませんがプロセッサー性能の違いがベンチマーク結果に少し影響しているようです。 ◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i5-6200U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 84.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度(プロセッサー内蔵) | 83.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1000.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.3 MHz | アイドル時 933.3 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1057 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約38W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
Core i7-6500U (最大3.1GHz, 2コア4スレッド) インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | OpenGL:42.32 fps CPU:294 cb CPU(Single Core):126 cb |
Core i5-6200U (最大2.8GHz, 2コア4スレッド) インテル HDグラフィックス 520 メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) | OpenGL:40.49 fps (95.6%) CPU:274 cb (93.1%) CPU(Single Core):114 cb (90.4%) |
プロセッサパワーをすべてを使うCPUテストでは、Core i5-6200UはCore i7-6500Uの約93%くらいのスコアで、1コアのみの性能を測定するCPU(Single Core)テストではCore i7-6500Uの90%くらいのスコアになりました。だいたい動作周波数の差と同じくらいになります。 ◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i5-6200U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 80.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 80.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1000.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 592 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
OpenGLテスト・・・最大 約32.5W、 CPUテスト・・・最大 約27.4W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準(ノートPC) ウインドウモード | |
スコア:3056 | ||
平均フレームレート:22.947 評価:やや快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準(ノートPC) フルスクリーンモード | |
スコア:1732 | ||
平均フレームレート:12.640 評価:設定変更を推奨 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:869 | ||
平均フレームレート:5.723 評価:動作困難 |
【Core i7-6500U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 フルHD(1920x1080)・フルスクリーンのテストではコマ送りのような動きになるので、最高品質は「動作困難」、標準画質でも「設定変更を推奨」という評価になりました。 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードは、フルHDのテスト時よりも動きは良くなり「やや快適」という評価になりますが、 平均フレームレートが22くらいなので画面の動きが少しぎこちなく見えることがあります。 【参考:Core i7-6500U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモード スコア:3268 平均フレームレート:24.372 評価:やや快適 1920x1080・標準(ノートPC)・フルスクリーンモード スコア:1808 平均フレームレート:13.167 評価:設定変更を推奨 1920x1080・最高品質・フルスクリーンモード スコア:912 平均フレームレート:6.047 評価:動作困難 ◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i5-6200U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 85.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 520 |
GPUの温度 | 84.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1000.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1370 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約37W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
![]() | 画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | |
スコア:3517 | ||
フレームレート:21~55fps |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 フルスクリーンモード | |
スコア:1843 | ||
フレームレート:9~29fps |
画面サイズ1920x1080・フルスクリーンのテストでは、フレームレートが最大30fpくらいになりますが、ときどき20fpsを切ることがあるので画面の動きはスムーズさに欠けているように見えます。 1280x720・ウインドウモードにすると負荷が軽くなるのでフレームレートが最大55fpsまで伸びました。30fps以上出ているシーンが多く、画面の動きが良くなります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 【参考:Core i7-6500U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 画面サイズ:1280x720・ウインドウモード スコア:3601 フレームレート:23~56fps 画面サイズ:1920x1080・フルスクリーンモード スコア:1955 フレームレート:9~30fps ◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i5-6200U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 79.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 79.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1000.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 445 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約30W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード
※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。
![]() | 画面サイズ:1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | |
スコア:3820 | ||
フレームレート45(26)~103fps 評価:標準的な動作が見込めます |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:1475 | ||
フレームレート:25(13)~60fps 評価:設定の見直しが必要 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:724 | ||
フレームレート:21(12)~42fps 評価:設定の見直しが必要 |
1920x1080(フルHD)・簡易描画設定5は「設定の見直しが必要」という評価になります。最大値は40fpsくらいになりますが、30fpsを切る場面ではスムーズさに欠けているように見えることがあります。 1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3の場合も「設定の見直しが必要」という評価ですが、簡易描画設定5よりも画面の動きが少し良くなります。 1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると、「標準的な動作が見込めます」という評価になります。瞬間的に20fps台まで下がるシーンを除けば40fps以上出ているので、画面の動きはフルHD・簡易描画設定3よりも随分良くなります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 【参考:Core i7-6500U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 画面サイズ:1280x720・簡易描画設定3・ウインドウ表示 スコア:4428 フレームレート47(31)~106fps 評価:標準的な動作が見込めます 画面サイズ: 1920x1080・簡易描画設定3・フルスクリーン表示 スコア:1668 フレームレート:29(16)~63fps 評価:設定の見直しが必要 画面サイズ:1920x1080・簡易描画設定5・フルスクリーン表示 スコア:791 フレームレート:21(12)~44fps 評価:設定の見直しが必要 ◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i5-6200U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 82.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 80.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1000.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 397 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約33W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:5700 | ||
フレームレート:19~124fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:4113 | ||
フレームレート:17~80fps 評価:普通 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:3318 | ||
フレームレート:15~62fps 評価:普通 |
ドラクエのベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。 画面サイズ1920x1080・フルスクリーン表示では、最高品質、標準品質ともに「普通」という評価になります。重いシーンでは20fpsを切りますが、それなりに動作するレベルです。 1280x720・標準品質・ウインドウ表示に設定した場合は「快適」という評価になります。この設定でも重いシーンでは20fps前後まで下がりますが、70fps以上出ている場面が多くなります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 【参考:Core i7-6500U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 画面サイズ:1280x720・標準品質・ウインドウ表示 スコア:6168 フレームレート:21~125fps 評価:快適 画面サイズ:1920x1080・標準品質・フルスクリーン表示 スコア:4468 フレームレート:18~84fps 評価:普通 画面サイズ:1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示 スコア:3542 フレームレート:18~64fps 評価:普通 ◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i5-6200U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 79.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 78.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1000.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 268 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約34W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |

HP Spectre 13-v006TUの電源は45W USB Type-C ACアダプターです。
■ベンチマーク中のCore i5-6200Uプロセッサーの温度(室温27℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大85℃でした。プロセッサー・ダイで許容できる最大温度は100℃なので少し余裕があります。
負荷が高いゲームや動画のエンコードなどをした場合は温度が高くなり、85℃くらいまで上がりましたが、動作周波数が最大2.8GHzなので、Core i7-6500U(最大3.1GHz)よりも5~10℃くらい低くなります。
■ベンチマーク中のインテル HD グラフィックス 520 の温度(室温27℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大84℃でした。プロセッサーに内蔵されているので、動作中はプロセッサーと同じくらいか少し低い温度になります。
■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
消費電力は3DMARKの38Wが最大で、他のゲームベンチマークは30~37Wくらいの消費電力でした。今回のテストではディスプレイの輝度を100%に設定していますが、50%に下げた場合は2Wくらい消費電力が低くなります。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温27℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に61℃前後(消費電力は最大約25W )になることがありましたが、ページを見ているだけの状態では40℃前後(消費電力は7~11W前後)で推移していました。
【プロセッサーの温度】 39~61℃ 【GPUの温度】 39~61℃ 【消費電力】 7~25W前後 ※ブラウザーはFirefoxです。閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。 | ||||
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温27℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は最大57℃でした。ウインドウ表示の場合は45℃前後(消費電力は11~16W)で推移していましたが、瞬間的には20W前後まで上がることがありました。
【プロセッサーの温度】 42~57℃ 【GPUの温度】 最大43~54℃ 【消費電力】 11~20W前後 | ||||
インターネットや動画視聴時はプロセッサーの温度があまり上がらないので、キーボード上部の辺りがほんの僅かに暖かさが感じられる程度ですが、高負荷のベンチマークやゲームをしたときは、それなりに熱さが感じられる(手で触れることができる温度ですが)ようになります。
高負荷時に熱くなる場所は、キーボードの上側、ブロンズゴールドの部分、底面などです。キーボードとブロンズゴールドの部分には少し間があるので、キーボード部分は熱の影響をあまり受けません。上部のファンクションキーの部分が少し暖かくなる程度です。
HP Spectre 13は吸気ファンを2つ搭載していますが、インターネットやメールなどをしているときは静かです。高負荷のベンチマーク時はプロセッサーの温度が80℃を超えるのでファンの回転数が上がり音がそれなりに聞こえるようになります。
負荷が高くない作業をしているときでも、バックグラウンドでウインドウズアップデートやウイルススキャンが実行されると、プロセッサーの負荷が高くなりファンの速度が上がる場合があります。
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温27℃) | |
インテル Core i5-6200U プロセッサー | 85℃ (アイドル時 33℃前後) |
インテル HDグラフィックス 520 | 84℃ (アイドル時 33℃前後) |
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む) | |
電源OFF時 | 0.4~0.6W 前後 |
スリープ時 | 0.5~0.6W 前後 |
アイドル時 | 6~7W 前後 |
起動時 | 約25.6W (瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約38W (3DMARK) |
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。 ※ディスプレイの輝度を100%に設定してテストしています。 |
ベンチマークテストのまとめ |
■HP Spectre 13-v006TUのベンチマークテスト ◆インテル Core i5-6200U プロセッサー Core i7-6500Uと比較すると約90%くらいの性能になります。省電力重視のプロセッサーなので動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトを使用する場合は少し非力さを感じるかもしれませんが、インターネットやメール、文書作成のような用途では十分と思える性能があります。 ◆8GBメモリ(1866MHz,LPDDR3 SDRAM) 標準で8GBメモリを搭載しているので、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴のような用途では余裕があります。画像処理ソフトの場合は大きなデータを取り扱ったり、複数のソフトを立ち上げて作業する場合はメモリが不足することがあるかもしれません。 ◆256GB SSD (PCIe NVMe M.2) 256GBの容量があるので、多数の書類や画像などを保存しておくことができます。ベンチマークテストではSATA3接続のSSDより速い数値が出ています。 ◆インテルHDグラフィックス520 ファイナルファンタジーのような本格的な3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しい性能ですが、軽めのドラクエXは、フルHD・最高画質で「普通」、1280x720・標準画質で「快適」という評価になりました。(※ドラゴンクエストX ベンチマーク) ◆ベンチマーク中の消費電力(ディスプレイを含む) Core i5-6200U(2.8GHz)はCore i7-6500U(3.1GHz)よりも最大動作周波数が少し低いので、高負荷のベンチマーク時の温度は5~10℃くらい、消費電力は数ワット低くなりますが、負荷が低いインターネットや動画の視聴などでは大きな差は出ません。 インターネットや動画の視聴などでは、ヒンジのブロンズゴールドの部分全体、キーボードの上部などが少し暖かくなる程度です。温度に関してはゲームや負荷が高い作業を長時間しなければ特に問題ないと思います。 | ||||
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■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年7月12日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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