第6世代インテル Core i7-6500U プロセッサー、インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサー内蔵)を搭載した日本HPの13.3インチ・モバイルPC『HP Spectre 13-v007TU』の性能・消費電力を検証しました!
HP Spectre 13-v007TU のスペック |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-6500U プロセッサー |
チップセット | CPUに統合 |
メモリ | 8GB オンボード(1866MHz,LPDDR3 SDRAM) |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 520 ※ |
電源 | 45W USB Type-C ACアダプター |
※インテル Core i7-6500U プロセッサーに内蔵 |
ベンチマークについて |
今回のテストで使用するのは、日本HPの13.3インチ・モバイルノート『HP Spectre 13-v007TU』です。第6世代インテル Core i7-6500U プロセッサー、8GBメモリ 、512GB SSD (PCIe NVMe M.2) 、インテル HD グラフィックス 520 (プロセッサー内蔵)を搭載しています。
※ノートPCなのでベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値になります。
※ディスプレイの輝度は100%に設定しています。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

HP Spectre 13-v007YU は型番末尾にUが付くウルトラブック向けのプロセッサーを搭載しています。
・インテル Core i5-6200U プロセッサー (2.30-2.80GHz / 2コア・4スレッド) ・インテル Core i7-6500U プロセッサー (2.50-3.10GHz / 2コア・4スレッド) ※プロセッサーのカスタマイズはできませんが、下記の2モデルが用意されています。 ・HP Spectre 13-v006TU(Core i5-6200U、256GB SSD搭載) ・HP Spectre 13-v007TU(Core i7-6500U、512GB SSD搭載) ■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 第6世代インテル i7-6500U プロセッサーは、長時間駆動が求められるウルトラブック向けのプロセッサーです。末尾に「U」が付く超低電圧モデルなので発熱や消費電力が低くなりますが、型番末尾に「HQ」が付く性能重視タイプ(※実機レビュー)より性能は低くなります。 ウルトラブック向けプロセッサーは、デスクトップPC向けのCore i5(4コア/4スレッド)、Core i7(4コア/8スレッド)とは仕様が異なります。Core i5やCore i7という名称でも2コア4スレッドで、デスクトップPC向けのCore i3 のような仕様になります。 上記のベンチマークテストや当サイトの実機テストでは、Core i5-6200UとCore i7-6500Uの性能差は10%くらいです。どちらもインターネットやメール、オフィスソフトなどは快適に使える性能がありますが、動画のエンコードや高解像度の画像処理のようなCPUの負荷が高い作業では非力さが感じられるかもしれません。 ◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」 | ||||
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CPU-Zで表示されるインテル Core i7-6500U プロセッサーの詳細。
■インテル Core i7-6500U プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.5 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・3.1 GHz コアの数・・・2 スレッド数・・・4 L3キャッシュ・・・4MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・15W プロセッサー・ダイで許容できる最大温度・・・100°C ■特長 ・第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake) ・14nmプロセス技術を採用 ◆インテル Core i7-6500U プロセッサースペック詳細 | ||||
チップセットはインテル Core i7-6500U プロセッサーに内蔵されています。

HP Spectre 13-v007TUはLPDDR3メモリ(1866MHz)を8GBを搭載。メモリはマザーボードに直付けされているので増設や交換はできません。新モデルのSpectre 13は、従来モデルSpectre 13 x360 のメモリ(1600MHz,LPDDR3 SDRAM)よりも高速なメモリを採用しています。
・8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) ※メモリ容量のカスタマイズは用意されていません。 標準でメモリを8GB搭載しているので、ウェブサイトの閲覧、文書作成、動画の視聴などの用途では余裕を持って使用することができます。 データサイズが大きくない画像(はがきサイズやWeb用など)を取り扱う場合は8GBでもそれほど問題ないかもしれませんが、メモリを大量に消費する画像処理ソフト(ペイントソフトやフォト ショップなど)で、解像度が大きいデータを取り扱う場合や、複数のソフトを立ち上げて作業する場合は不足することがあるかも しれません。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||
搭載されている8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL14と表示されています。

HP Spectre 13-v007TUはPCIe NVMe接続のM.2 SSDを搭載!SSDはファイルの読み書きが高速で、HDDのような駆動部分がないので振動や衝撃に強いという利点があります。
・256GB SSD (PCIe NVMe M.2) ※HP Spectre 13-v006TUに搭載 ・512GB SSD (PCIe NVMe M.2) ※HP Spectre 13-v007TUに搭載 ※SSD容量のカスタマイズはできませんが下記の2モデルが用意されています。 ・HP Spectre 13-v006TU(Core i5-6200U、256GB SSD搭載) ・HP Spectre 13-v007TU(Core i7-6500U、512GB SSD搭載) | ||||

SSDやHDDの実際に使用できる容量はスペックに表記されている数値よりも1割ほど少なくなります。
Spectre 13に搭載されている512GB SSDの実際に使用できる容量は、システムドライブが約465GB(空き容量約438GB)、リカバリー領域で10.5GB占有します。
※Windows10のアップデート実行後の容量です。(2016年6月14日時点)
■512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
CrystalDiskInfoで表示されるSUMSUNG製SSDの情報。型番はMZVLV512HCJH-000H1、ファームウェアは「BXV72H0Q」です。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、512GB SSD (PCIe NVMe M.2) はシーケンシャルリードが1380MB/s前後、シーケンシャルライトが590MB/s前後でした。公式サイトで公開されている数値とほぼ同じです。(◆HP Spectre 13 製品詳細)
PCIe NVMe接続なので、シーケンシャルが速くても500MB/s前後のSATA3接続SSDよりも圧倒的に高速です。512Kや4Kのような小さいファイルの転送速度も速いので、OSを操作したときにキビキビと反応してくれます。
512GBのSSDは読み込み速度は256GBとあまり変わらないのですが、シーケンシャルと512Kの書き込み速度が2倍くらい速くなっています。
■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温28℃) 35℃(アイドル時)→約60℃(ベンチマーク後) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約9~10秒 ※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||

HP Spectre 13-v007TUはプロセッサー内蔵の「インテル HD グラフィックス 520」を搭載。
・インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサーに内蔵) ※Core i5-6200UとCore i7-6500Uはインテル HDグラフィックス 520を搭載しています。 ■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ■インテル HD グラフィックス 520 インテル Core i5-6200U、 Core i7-6500Uプロセッサーに内蔵されているGPUです。専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。ファイナルファンタジーのような3Dゲーム向けではありませんが、インターネットや動画の視聴など普通にパソコンを使用するには十分な性能があります。 ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
GPU-Zで表示される インテル HD グラフィックス 520 の詳細。メモリクロックやメモリのバンド幅は、PCに搭載されているメモリによって異なります。
■インテル HD グラフィックス 520 のスペック 【GPUコア】 Skylake GT2 【CUDAコア(シェーダユニット)】 24 【テクスチャユニット】 16基 【ROPユニット】 8基 【グラフィックス ベース動作周波数】 300 MHz 【グラフィックス最大動的周波数】 1 GHz 【テクスチャ・フィル速度】 4.8 GigaTexels/s 【メモリ クロック】 933MHz 【メモリ容量 】 メインメモリと共有 【メモリ・インターフェース】 128ビット 【メモリのバンド幅】 29.9GB/秒 ◆インテル Core i7-6500U プロセッサースペック詳細 | ||||
■3D MARK ベンチマーク
DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1866MHz | スコア:817 (103%) Graphics Score :870 (102%) Physics Score :4934 (112%) Combined Score :302 (103%) |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1600MHz | スコア:790 Graphics Score :846 Physics Score :4373 Combined Score :291 |
Sky Diver |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1866MHz | スコア:3676 (105%) Graphics Score :3541 (104%) Physics Score :4883 (113%) Combined Score :3394 (103%) |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1600MHz | スコア:3499 Graphics Score :3400 Physics Score :4318 Combined Score :3282 |
Cloud Gate |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1866MHz | スコア:6128 (107%) Graphics Score :7882 (104%) Physics Score :3445 (111%) |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1600MHz | スコア:5716 Graphics Score :7561 Physics Score :3084 |
Ice Storm |
Core i7-6500U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1866MHz | スコア:60687 (110%) Graphics Score :73189 (110%) Physics Score :37981 (108%) |
Core i5-6200U インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1600MHz | スコア:55135 Graphics Score :66014 Physics Score :34968 |
Core i7-6500UのPhysics Score(プロセッサーテスト)では、Core i5 -6200Uよりも約8~13%高いスコアが出ています。動作周波数の差(110%)に近い結果です。 Core i7-6500Uに内蔵されている「インテル HDグラフィックス 520」はCore i5-6200Uと同じですが、2~10%高いスコアになりました。メモリの動作クロックが1600→1866MHzに向上していることがスコアに影響しているかもしれません。 ◆HP Spectre 13 x360 (Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 92.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度(プロセッサー内蔵) | 91.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1050.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.3 MHz | アイドル時 933.3 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1756 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約41W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■MAXON CINEBENCH R15
グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
Core i7-6500U (最大3.1GHz, 2コア4スレッド) インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1866MHz | OpenGL:42.32 fps (117%) CPU:294 cb (106%) CPU(Single Core):126 cb (115%) |
Core i5-6200U (最大2.8GHz, 2コア4スレッド) インテル HDグラフィックス 520 メモリ LPDDR3 1600MHz | OpenGL:36.06 fps CPU:277 cb CPU(Single Core):109 cb |
プロセッサパワーをすべてを使うCPUテストでは、Core i7-6500UはCore i5-6200Uよりも約6%高く、1コアのみの性能を測定するCPU(Single Core)テストではCore i5-6200Uよりも約15%良いスコアが出ました。 ◆HP Spectre 13 x360 (Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 91.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 91.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1050.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 593 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
OpenGLテスト・・・最大 約35.1W、 CPUテスト・・・最大 約35.3W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準(ノートPC) ウインドウモード | |
スコア:3268 | ||
平均フレームレート:24.372 評価:やや快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準(ノートPC) フルスクリーンモード | |
スコア:1808 | ||
平均フレームレート:13.167 評価:設定変更を推奨 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:912 | ||
平均フレームレート:6.047 評価:動作困難 |
【Core i7-6500U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 フルHD(1920x1080)・フルスクリーンのテストでは、最高品質は「動作困難」、標準画質でも「設定変更を推奨」という評価になりました。 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードは「やや快適」という評価です。フルHDのテスト時よりも動きは良くなるのですが、平均フレームレートが24くらいなので画面の動きが少しぎこちなく見えることがあります。 【参考:Core i5-6200U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモード スコア:3047 平均フレームレート:22.580 評価:やや快適 1920x1080・標準(ノートPC)・フルスクリーンモード スコア:1622 平均フレームレート:11.747 評価:設定変更を推奨 1920x1080・最高品質・フルスクリーンモード スコア:837 平均フレームレート:5.498 評価:動作困難 ◆HP Spectre 13 x360 (Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 88.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 520 |
GPUの温度 | 85.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1050.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1371 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約40W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
![]() | 画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | |
スコア:3601 | ||
フレームレート:23~56fps |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 フルスクリーンモード | |
スコア:1955 | ||
フレームレート:9~30fps |
画面サイズ1920x1080・フルスクリーンのテストでは、フレームレートが最大30fpsで、ときどき20fpsを切ることがあるので画面の動きはスムーズさに欠けているように見えます。 1280x720・ウインドウモードにすると負荷が軽くなるのでフレームレートが伸びます。30fps以上出ているシーンが多く、画面の動きが良くなります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 【参考:Core i5-6200U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 画面サイズ:1280x720・ウインドウモード スコア:3442 フレームレート:21~53fps 画面サイズ:1920x1080・フルスクリーンモード スコア:1830 フレームレート:9~28fps ◆HP Spectre 13 x360 (Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 86.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 85.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1050.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 464 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約36W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード
※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。
![]() | 画面サイズ:1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | |
スコア:4428 | ||
フレームレート47(31)~106fps 評価:標準的な動作が見込めます |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:1668 | ||
フレームレート:29(16)~63fps 評価:設定の見直しが必要 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:791 | ||
フレームレート:21(12)~44fps 評価:設定の見直しが必要 |
1920x1080(フルHD)・簡易描画設定5は「設定の見直しが必要」という評価になります。最大値は44fpsになりますが、30fpsを切ることがあるので画面の動きがスムーズさに欠けているように見えることがあります。 1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3の場合も「設定の見直しが必要」という評価ですが、40fps以上出ているシーンが多くなるので、簡易描画設定5よりも画面の動きが良くなります。 1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると、「標準的な動作が見込めます」という評価になります。瞬間的に20fps台に下がるシーンがありますが、60fps以上出ている場面が多くなります。画面の動きはフルHD・簡易描画設定3よりも随分良くなります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 【参考:Core i5-6200U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 画面サイズ:1280x720・簡易描画設定3・ウインドウ表示 スコア:3577 フレームレート43(26)~95fps 評価:標準的な動作が見込めます 画面サイズ: 1920x1080・簡易描画設定3・フルスクリーン表示 スコア:1362 フレームレート:25(14)~56fps 評価:設定の見直しが必要 画面サイズ:1920x1080・簡易描画設定5・フルスクリーン表示 スコア:654 フレームレート:19(12)~39fps 評価:設定の見直しが必要 ◆HP Spectre 13 x360 (Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 89.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 88.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1050.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 402 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約37W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:6168 | ||
フレームレート:21~125fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:4468 | ||
フレームレート:18~84fps 評価:普通 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:3542 | ||
フレームレート:18~64fps 評価:普通 |
ドラクエのベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。 画面サイズ1920x1080・フルスクリーン表示では、最高品質、標準品質ともに「普通」という評価になります。重いシーンでは20fps前後まで下がりますが、それなりにプレイ可能なレベルです。 1280x720・標準品質・ウインドウ表示に設定した場合は「快適」という評価になります。この設定でも重いシーンでは20fps前後まで下がりますが、70fps以上出ている場面が多くなります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 【参考:Core i5-6200U・インテル HD グラフィックス 520のスコア】 画面サイズ:1280x720・標準品質・ウインドウ表示 スコア:5835 フレームレート:17~118fps 評価:快適 画面サイズ:1920x1080・標準品質・フルスクリーン表示 スコア:3985 フレームレート:17~74fps 評価:普通 画面サイズ:1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示 スコア:3120 フレームレート:16~58fps 評価:普通 ◆HP Spectre 13 x360 (Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 85.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 520 |
GPUの温度 | 85.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1050.0 MHz | アイドル時 300.0 MHz |
GPU メモリクロック | 933.0 MHz | アイドル時 933.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 278 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
最大 約37W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |

HP Spectre 13-v007TUの電源は45W USB Type-C ACアダプターです。
■ベンチマーク中のCore i7-6500Uプロセッサーの温度(室温27℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大92℃でした。プロセッサー・ダイで許容できる最大温度は100℃なので少し余裕がありますが、負荷が高いゲームや動画のエンコードなどをした場合は温度が高くなります。
■ベンチマーク中のインテル HD グラフィックス 520 の温度(室温27℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大91℃でした。プロセッサーに内蔵されているので、動作中はプロセッサーと同じくらいか少し低い温度になります。
■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
消費電力は3DMARKの41Wが最大で、他のゲームベンチマークは37~40Wくらいの消費電力でした。今回のテストではディスプレイの輝度を100%に設定していますが、50%に下げた場合は2Wくらい消費電力が低くなります。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温27℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に50~61℃前後(消費電力は最大約25W )になることがありましたが、ページを見ているだけの状態では40℃前後(消費電力は7~11W前後)で推移していました。
【プロセッサーの温度】 40~61℃ 【GPUの温度】 40~58℃ 【消費電力】 7~25W前後 ※ブラウザーはFirefoxです。計測した数値は、閲覧するWebサイトによっては異なる場合があります。 | ||||
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温27℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は最大で65℃前後で、ウインドウ表示の場合は45℃前後(消費電力は11~16W)で推移していました。
【プロセッサーの温度】 45~65℃ 【GPUの温度】 最大43~63℃ 【消費電力】 11~16W前後 | ||||
インターネットや動画視聴時はプロセッサーの温度があまり上がらないので、キーボード部分はほんの僅かに暖かさが感じられる程度ですが、高負荷のベンチマークやゲームをしたときは、それなりに熱さが感じられる(手で触れることができる程度ですが)ようになります。
熱くなる場所は、キーボードの上側、ブロンズゴールドの部分、底面などです。キーボードとブロンズゴールドの部分には少し間があるので、キーボード部分の熱の影響は少なくなります。(キー上部の[F1]~[F12]が並んでいるところが少し暖かくなる程度。)
HP Spectre 13は吸気ファンを2つ搭載しています。インターネットやメールなどをしているときは静かですが、プロセッサーの温度が80℃を超える高負荷のベンチマーク時はファンの音がそれなりに聞こえるようになります。バックグラウンドでウインドウズアップデートが実行されている時もファンの速度が上がっていました。
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温27℃) | |
インテル Core i7-6500U プロセッサー | 92℃ (アイドル時 33℃前後) |
インテル HDグラフィックス 520 | 91℃ (アイドル時 32℃前後) |
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む) | |
電源OFF時 | 0.4~0.6W 前後 |
スリープ時 | 0.5~0.6W 前後 |
アイドル時 | 7W 前後 |
起動時 | 約33.7W (瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約41W (3DMARK) |
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。 ※ディスプレイの輝度を100%に設定してテストしています。 |
ベンチマークテストのまとめ |
■HP Spectre 13-v007TUのベンチマークテスト ◆インテル Core i7-6500U プロセッサー 省電力重視のプロセッサーなので動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトを使用する場合は少し非力さを感じるかもしれませんが、インターネットやメール、文書作成のような用途では十分と思える性能があります。Core i5-6200Uとの性能差は約10%くらいになります。 ◆8GBメモリ(1866MHz,LPDDR3 SDRAM) 標準で8GBメモリを搭載しているので、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴のような用途では余裕があります。画像処理ソフトの場合は大きなデータを取り扱ったり、複数のソフトを立ち上げて作業する場合はメモリが不足することがあるかもしれません。 ◆512GB SSD (PCIe NVMe M.2) PCIe、NVMe接続のM.2 SSDなので、ベンチマークテストではSATA3接続のSSDより速い数値が出ています。512GBの容量はかなり余裕があるので、多数の画像や動画などを保存しておくことができます。 ◆インテルHDグラフィックス520 本格的な3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しい性能ですが、軽めのゲームのドラクエXは、フルHD・最高画質で「普通」、1280x720・標準画質で「快適」という評価になりました。(※ドラゴンクエストX ベンチマーク) ◆ベンチマーク中の消費電力(ディスプレイを含む) 高負荷のベンチマーク時の消費電力は最大41W、インターネットや動画視聴時は7~25Wくらいになります。高負荷のゲームベンチ時はプロセッサーの温度が90℃くらいまで上がりましたが、インターネットや動画の視聴などでは、ヒンジのブロンズゴールドの部分全体、キーボードの上部などが少し暖かくなる程度で、プロセッサーの温度は40~65℃くらいで推移していました。 | ||||
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■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年6月17日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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