
2016年5月24日に販売が開始された最新モデルの「HP Spectre 13」と、ディスプレイが360度回転する従来モデル「HP Spectre 13 x360」の違いを比較しています!
【2017年3月15日】2017年版 新型「Spectre x360」と薄型「Spectre 13」を徹底比較!の記事を公開しました。
【2016年10月8日】第7世代インテル Core プロセッサーを搭載した Spectre 13 の新モデルに関することを追記しました。
【2016年6月17日】Spectre 13 の画像を日本仕様に差し替えました。
【2016年6月11日】Spectre 13 日本語キーボードの画像を追加。
■目次(ページ内リンク) 下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。 ※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。 ◆薄型 HP Spectre 13とHP Spectre 13 x360の主な変更点 Update! ◆デザイン&カラーについて ◆サイズ・重量について ◆ヒンジ部分について ◆hpのロゴについて ◆ディスプレイについて ◆日本語キーボード(キーの配列、キーピッチ、キーストローク) ◆イメージパッドのサイズ ◆電源スイッチ ◆インターフェース ◆プロセッサー(第6世代 /第7世代インテルプロセッサー) Update! ◆冷却システム ◆メモリ(LPDDR3 SDRAM) ◆ストレージ(PCIe, NVMe, M.2 SSD) ◆プロセッサー内蔵グラフィックス Update! ◆無線LAN/Bluetooth ◆バッテリー容量・駆動時間 Update! ◆ACアダプター Update! ◆付属品について Update! ◆プレミアム感を演出する Spectre 専用化粧箱 ◆Spectre 新旧モデルのスペック比較表 ◆【まとめ】デザイン重視のSpectre 13、従来の端子類を使うのならSpectre13 x360 | ||||
新型HP Spectre 13とHP Spectre 13 x360の違い・変更点 |
■新型「HP Spectre 13」の主な特徴 ・新型 HP Spectre(スペクトル) 13はモバイル性能を重視したデザインになり、従来モデルより薄型・軽量化されています。 ・プレミアムブランド向けの新しい「スラッシュロゴ」を採用。 ・高級家具からインスピレーションを受けて設計されたシリンダーヒンジ。 ・天面やパームレストには質感が高いアルミニウムで、底面は軽量なカーボンファイバーを採用。 ・インターフェースは新規格のUSB Type-C を3つ搭載。 ・第6世代Core i5/Core i7プロセッサー(※Spectre 13-v000) ・第7世代Core i5/Core i7プロセッサー(※Spectre 13-v100) ・256GB /512GBSSD(PCIe, NVMe, M.2)を搭載したモデルが選択可能。 ■Spectre 13-v000 2016年5月24日より販売開始。第6世代インテルCoreプロセッサー搭載。 ■Spectre 13-v100 2016年10月6日より販売開始。第7世代インテルCoreプロセッサー搭載。デザインは旧モデル(13-v000)と同じですが、ACアダプタ本体・端子形状が変更されています。 【メーカー製品詳細ページ】 ◆HP Spectre 13-v100 製品詳細 ◆HP Spectre 13-v100 (スペックPDF) | ||||

■HP Spectre 13-4129TU x360の主な特徴 2015年11月30日より販売開始。第6世代インテルCoreプロセッサー搭載。 ・高級オーディオを彷彿させるアッシュシルバーとカッパー(銅)のカラーリング ・「削りだし」成型のアルミニウムボディを採用 ・薄暗い場所での操作に便利なバックライトキーボード搭載 ・ダイヤモンドカッターで加工されたHEWLETT PACKARDロゴ ・4つのモード(ノートブック/テントモード/タブレットモード/スタンドモード) ・天面加圧試験300kgfをクリアしたタフなボディ ・2万5,000回以上ものテストをクリアした専用のヒンジ ・最薄部 15.5mm /質量 1.45kg 【メーカー製品詳細ページ】 ◆HP Spectre 13-4100 x360 製品詳細 ◆HP Spectre 13-4100 x360(スペックPDF) 【実機レビュー】 ◆HP Spectre 13-4100 x360 の外観・デザインのレビュー ◆HP Spectre 13-4100 x360 の性能・消費電力を検証! ◆HP Spectre 13-4100 x360 の底面カバーの開け方・内部詳細 ◆HP Spectre 13-4100 x360 の専用化粧箱・付属品 ◆[F5]キーのLEDをオフにする 【関連記事】 ◆HP Spectre 13-4100 x360のUSBリカバリーメディア作成 ◆HP Spectre 13-4100 x360 のSSDを換装! | ||||
デザイン&カラーについて |
Spectre 13はダークグレー&ブロンズゴールドの配色です。ブロンズゴールドはヒンジ&インターフェース部分、ロゴ、キーの周囲に使用されています。 2016年10月8日から第7世代インテルプロセッサーを搭載した新モデル(Spectre 13-v100)の販売が開始されましたが、外観やデザインに変更はありません。 | ||||
Spectre 13 x360のアッシュシルバー&カッパーと似ていますが、実機で比較するとブロンズゴールドの方が少し赤みがあるように見えました。(色味は光のあたり方や見る角度によって変わります。) | ||||
従来モデルのSpectre 13 x360(※実機レビュー)はディスプレイが360度回転するので、タブレットのように使用可能です。新型とは「別シリーズ扱い」なので引き続き販売されます。 | ||||
側面をスパッと切ったようなエッジの効いた形状が特徴的。側面にアクセントのカッパーを使用して美しいボディラインを引き立たせています。 ◆価格.comプロダクトアワード2016でSpectre13 x360が銀賞受賞! | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 ダークグレー&ブロンズゴールド(ヒンジ&インターフェース部分、ロゴ、キーの周囲) 【Spectre 13 x360】 アッシュシルバー&カッパー(側面、ヒンジ部分) | ||||
サイズ・重量について |


新モデルは薄型になり、従来モデルのSpectre 13 x360よりも高さが5.1~5.8mmほど低く(薄く)なりました。幅は従来モデルとほぼ同じで、奥行きは10mmほど長くなっています。重さは従来モデルよりも約340g軽量化され約1.11kgになったので、持った時に「軽い!」とはっきりと違いが感じられます。 | ||||

従来モデルの幅は新モデルとほぼ同じですが、奥行きは10mmほど短くなります。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 幅:325mm、奥行き:229mm、高さ:10.4 – 11.2 mm 質量:約1.11kg 【Spectre 13 x360】 幅:326mm、奥行き:219mm、高さ:15.5 – 17.0mm 質量:約1.45 kg | ||||
ヒンジ部分について |
新モデルの特徴的な部分は「シリンダーヒンジ」です。外側からヒンジが見えない仕組みになっています。 | ||||

Spectre 13 x360のようにディスプレイが360度回転しないので、通常のノートPCのような使い方になります。 | ||||

従来モデルのSpectre 13 x360は、ディスプレイが360度回転しタッチに対応しています。通常のノートブックモードだけでなく、テントモードやスタンドモードなどがあり、タブレットのように使うことも可能です。 1.45kgなのでタブレットとしてはかなり重いのですが、楽な姿勢で動画を楽しみたいときはテントモードやスタンドモードなどが便利(映像に集中できるので良い)と思うことがあります。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 使い勝手は通常のノートPCと同じ。 【Spectre 13 x360】 ディスプレイが360度回転するので、4つのモード(ノートブック、テント、スタンド、タブレット)で使用可能。 | ||||
hpのロゴについて |
Spectre 13 x360はダイヤモンドカットで立体的に造形された「HEWLETT PACKARD」のロゴでしたが、新モデルはプレミアムブランドの新しい「スラッシュロゴ」に変更されました。 | ||||
「HEWLETT PACKARD」のロゴは、斜めのラインが入るようにカッティングされています。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 プレミアムブランドを象徴する新しいスラッシュロゴ。 ※光沢感があるので光を反射します。 【Spectre 13 x360】 ダイヤモンドカットで立体的に造形された「HEWLETT PACKARD」のロゴ。 | ||||
ディスプレイ |

Spectre 13はディスプレイ面に耐久性・傷耐性に優れたゴリラガラス4 が採用されましたが、タッチは非対応になりました。ディスプレイのサイズは13.3インチ、画面解像度(1920x1080)、斜めから見ても色の変化が少ないIPS方式、ディスプレイ表面が「光沢」であることは従来モデルと同じです。 | ||||

従来モデルはタブレットとして使用するためタッチに対応しています。斜めからみても色の変化が少ないIPS方式を採用。表面は光沢なので映り込みがあります。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 13.3インチワイド、フルHD (1,920x1,080) 光沢・IPS方式、Gorillaガラス4 【Spectre 13 x360】 13.3インチワイド、フルHD (1,920x1,080)、光沢・IPS方式、タッチ対応 | ||||
日本語キーボード(キーの配列、キーピッチ、キーストローク) |
【2016年6月11日】Spectre 13 日本語キーボードの画像を追加。 新型 Spectre 13 の矢印キーは、4つのキーが同じ大きさ(→のみ少し形が違います)に変更されています。従来モデルの左右が大きくて上下が半分の大きさのキーよりは押しやすくなります。 キー側面はブロンズゴールドにカラーリングされています。キーストロークは従来型よりも0.2mm短い約1.3mmになりましたが、感覚的にはそれほど大きな違いは感じられません。 | ||||
上部のボリュームの調整するキーの位置が新型と異なります。矢印キーの左右が大きくて上下が半分の大きさになっています。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 キーピッチ:約18.7mm、 キーストローク:約1.3mm ※矢印キーが同じ大きさに変更。(→のみ少し形が違います) 【Spectre 13 x360】 キーピッチ:約19.0mm、キーストローク:約1.5mm ※矢印キーの左右が大きくて上下が半分の大きさ。 ※キーピッチは主要キーの中心から隣のキーの中心までの長さ。一部キーピッチが短くなっている部分があります。 | ||||
イメージパッドのサイズ |
従来モデルSpectre 13 x360のイメージパッドは幅が広く約140mmありましたが、新モデルは約95mm(幅)× 55mm(縦)になっています。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 約95mm(幅)× 55mm(縦)※日本仕様の製品を計測。 【Spectre 13 x360】 約140mm(幅)× 65mm(縦) | ||||
電源スイッチ |

従来モデルは側面に電源スイッチがありますが、新モデルはキーボードの左上に変更されました。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 キーボードの左上 【Spectre 13 x360】 左側面(電源ON時はF5が点灯) ◆HP Spectre 13-4100 x360の[F5]キーLEDをオフにする | ||||
インターフェース |

インターフェースは新型と従来型で大きく違う部分です。Spectre 13はUSB3.1 Type-Cを3個搭載。すべての端子で電源OFF給電 / データ転送 / PC本体の充電 / 映像出力に対応し、中央の2つは、 Thunderbolt 3 対応しています。SDカードスロットやHDMI 出力端子、Mini DisplayPortなどは省かれています。 | ||||

USB Type-C→USB A 変換アダプタが1つ同梱されているので、従来のUSB周辺機器を接続することができます。 | ||||
Spectre x360は普及している規格(USB3.0、SDカードスロット、HDMI 出力端子など)を搭載。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 ・USB3.1 Type-C ×3 (うち2ポートはThunderbolt 3 対応) ・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート× 1 ※USB Type-C→USB A 変換アダプタ× 1 を同梱。 【Spectre 13 x360】 ・HDMI 出力端子×1 ・USB3.0×3 (電源オフ USBチャージ機能対応) ・Mini DisplayPort×1 ・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート ×1 ・SDカードスロット ×1 | ||||
プロセッサー |
Spectre 13 -v000は第6世代インテル Core i5-6200U、Core i7-6500U搭載モデルが選択可能です。 性能差は約1割程度になります。
Spectreは外に持ち運ぶことを考慮しているので、バッテリー駆動時間がなるべく長くなるように省電力タイプのプロセッサーが採用されています。
型番末尾に「U」が付くノートPC向けの省電力プロセッサーはデスクトップPC向けとは仕様が異なり、Core i7、Core i5、Core i3のコアやスレッド数が同じで2コア/4スレッドとなっています。
最大3.5GHz、4コア8スレッドのCore i7-6700HQは動画のエンコードや画像処理などで高い処理能力を発揮するのですが、消費電力が少し多いので据え置きで使用する17.3インチノートPCやゲーミングノートなどで採用されています。
◆HP Spectre 13(Core i7-7500U)の性能・消費電力を検証! NEW!
◆HP Spectre 13(Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証!
◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証!
◆世界最薄 HP Spectre 13 の製品特徴・デザイン・性能について
◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【2016年10月8日追記】 2016年10月6日より、第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)を搭載した「HP Spectre 13-v100」の販売が開始されました。 Core i5-7200U、Core i7-7500Uを搭載した2モデルが用意されています。 第7世代のプロセッサーは第6世代よりも少し性能が向上していますが、普通に使用していて10~20%程度の差は体感ではわかりません。 Spectre 13 は薄型設計で冷却性能に限界があります。1コアのみのテストやプロセッサーの温度が高くない状況では性能を発揮できるのですが、コアをすべて使い切るような高負荷のテスト(CINEBENCH R15)では動作中の温度がENVY 15-as100(15.6インチ)よりも高くなり、スコアも伸びない傾向があります。 【Spectre 13-v100】 インテル Core i5-7200U、 Core i7-7500U 【Spectre 13-v000】 インテル Core i5-6200U、 Core i7-6500U 【Spectre 13 x360】 インテル Core i5-6200U ◆HP Spectre 13-4100 x360の性能・消費電力を検証! | ||||
冷却システム |
両モデルとも空冷のファンで内部を冷却しますが、新モデルはファンを2個搭載しています。薄型になり1つのファンでは内部を十分に冷却できないためです。
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 空冷 (デュアル・ファン) 【Spectre 13 x360】 空冷 (シングル・ファン) | ||||
メモリ |
メモリの容量は新旧モデルとも8GBですが、新モデルは1866MHzのメモリが搭載されています。オンボード(マザーボード直付け)なので、メモリの交換や増設はできません。
メモリを標準で8GB搭載しているので、インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどの用途ではかなり余裕があります。画像処理の場合は使い方次第になりますが、サイズがそれほど大きくないWEB向け画像や、はがきサイズ(年賀状など)の作成は8GBでも問題ありません。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 8GB オンボード(1866MHz, LPDDR3 SDRAM) 【Spectre 13 x360】 8GB オンボード(1600MHz, LPDDR3 SDRAM) | ||||
ストレージ |

新モデルは超高速なPCIe, NVMe接続のM.2 SSDを搭載!従来モデルのM.2 SSD(SATA3)よりもファイル転送速度がかなり速く、512Kの転送速度は2倍くらい違います。
◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証!
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 ・Core i5 搭載モデル:256GB SSD(PCIe, NVMe, M.2) ・Core i7 搭載モデル:512GB SSD(PCIe, NVMe, M.2) 【Spectre 13 x360】 ・256GB SSD (M.2, SATA3) ◆HP Spectre 13-4100 x360の性能・消費電力を検証! | ||||
グラフィックス |
第6世代インテル Core プロセッサー(Skylake)に内蔵されている「インテル HDグラフィックス 520」は、ファイナルファンタジーのような3Dゲーム向けではありませんが、インターネットや動画の視聴などの用途では十分な性能があります。
第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)を搭載したモデルのプロセッサー内蔵GPUは「インテル HDグラフィックス 620」です。前世代の「インテル HDグラフィックス 520」よりも少し性能が向上しています。3Dゲームには向きませんが、ドラクエのような軽めゲームはプレイできる性能があります。
◆HP Spectre 13(Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証!
◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証!
◆世界最薄 HP Spectre 13 の製品特徴・デザイン・性能について
◆日本HPのノートPC・タブレット「グラフィックス性能比較表」
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【2016年10月8日追記】 第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)のCore i5-7200U、Core i7-7500Uには、「インテル HDグラフィックス 620」が内蔵されています。 当サイトのテスト(ENVY 15-as100を使用)では、「インテル HDグラフィックス 620」は、旧モデルに搭載されている「インテル HDグラフィックス 520」よりも1~2割くらい高いスコアが出ました。(※Core i5-7200U搭載機のベンチマーク) 【Spectre 13-v100】 ・インテル HDグラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) 【Spectre 13-v000】 ・インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサーに内蔵) 【Spectre 13 x360】 ・インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサーに内蔵) ◆HP Spectre 13-4100 x360の性能・消費電力を検証! | ||||
無線LAN/Bluetooth |
IEEE802.11a/b/g/n/acは両モデルとも同じですが、新モデルはBluetooth 4.2を採用。
■Bluetooth 4.2の特徴
・IPv6通信に対応。ゲートウェイを介して直接インターネット接続が可能。
・外部接続によって要求されるプライバシーと暗号化機能。
・従来の10倍のパケットサイズで、最高2.5倍のスピードアップ。
【参考記事】
◆IoTを加速するBluetooth 4.2の新機能とメリット
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 ・IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 (アンテナ数は送信2、受信2) 【Spectre 13 x360】 ・IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 (アンテナ数は送信2、受信2) | ||||
バッテリー容量・駆動時間 |
新型 Spectre 13 は薄型・軽量化されたので、従来モデルよりもバッテリ容量が少なくなり、駆動時間も短くなっています。両モデルとも内部にバッテリが固定されているので脱着はできません。
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【2016年10月8日追記】 2016年10月6日より販売が開始された新モデルの「HP Spectre 13-v100」は、バッテリー駆動時間が旧モデルよりも少し伸びています。 【Spectre 13-v100】 リチウムイオンポリマーバッテリ (4セル) バッテリ駆動時間:約10時間 【Spectre 13-v000】 バッテリ容量:38954 mWh リチウムイオンポリマーバッテリ (4セル) バッテリ駆動時間:約9時間 【Spectre 13 x360】 バッテリ容量:56179 mWh リチウムイオンポリマーバッテリ (3セル) バッテリ駆動時間:約12時間 45分 | ||||
ACアダプター |
Spectre 13-v000のACアダプターは正方形型。コネクタはUSB Type-Cなのでどこの端子に差しても本体充電が可能です。 | ||||
Spectre 13-v100のACアダプター本体の形状は丸みがあるデザインに変更されました。 ◆HP Spectre 13(第7世代インテル)の特徴・新旧モデル比較 | ||||
Spectre x360は通常のACアダプターなので電源コネクタに接続します。コネクタの形状はL字型です。 | ||||
コンパクトなウォールマウントプラグが付属しています。外に持ち運ぶときに便利です。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【2016年10月8日追記】 2016年10月6日より販売が開始された新モデルの「HP Spectre 13-v100」には、ACアダプタ本体・端子形状が変更されたものが付属しています。 【Spectre 13-v100】 45W USB Type-C ACアダプター 【Spectre 13-v000】 45W USB Type-C ACアダプター ※公式サイトのイメージ画像は米国仕様なのでコネクタがL字型ですが、日本仕様はストレート型になります。 【Spectre 13 x360】 45WスマートACアダプター | ||||
付属品について |
Spectre 13-v100の付属品。USB Type-C to USB A変換アダプター、ACアダプター、電源コード、冊子類、ボディの汚れを拭き取るための専用クロスが付属しています。一部の案内(ステッカーサービス)を除き、パッケージの内容は旧モデルと同じですが、ACアダプター本体の形状が旧モデルと異なっています。 | ||||
Spectre 13-v000の付属品。USB Type-C to USB A変換アダプター、ACアダプター、電源コード、冊子類、ボディの汚れを拭き取るための専用クロスが付属しています。 | ||||
付属している専用ケース(Spectre 13-v000、13-v100共通)は、オプションの「レザークラッチバッグ」とは異なります。素材はPUレザーでカラーは「ブラック」。ふたはありませんが封筒のようなデザインです。 | ||||
Spectre 13 x360の付属品。ACアダプター、電源コード、冊子類、専用クロスなどが付属しています。 | ||||
付属している専用スリーブケースは柔らかい素材です。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【新型 Spectre 13】 ・専用ケース(サイズ:約345 x 239 x 4mm、素材:PUレザー) ・専用クロス(サイズ:約100 x 150mm) ・USB Type-C to USB A変換アダプター ・速効! HPパソコンナビ特別版 ・ACアダプター ・電源コード ・保証書等 ◆HP Spectre 13 の専用化粧箱&付属品 【Spectre 13 x360】 ・専用スリーブケース ・専用クロス ・速効! HPパソコンナビ特別版 ・スマート ACアダプター ・ウォールマウントプラグ ・電源コード ・保証書等 ◆HP Spectre 13-4100 x360 の専用化粧箱・付属品 | ||||
プレミアム感を演出する Spectre 専用化粧箱 |
新モデル(Spectre 13-v100)、従来モデル(Spectre 13-v000)ともに専用化粧箱が付属しています。化粧箱は蓋は従来モデルよりも深くなっています。 | ||||
Spectre 13 x360の化粧箱。蓋の深さは高さの半分くらいまで、内側の一部はシルバーのカラーリングになっています。 | ||||
■薄型HP Spectre 13 と Spectre 13 x360 の違い 【Spectre 13-v000/13-v100】 箱のカラーはブラックで、ロゴは光沢感があるブロンズ。 蓋が従来モデルよりも深い。 ◆HP Spectre 13 の専用化粧箱&付属品 【Spectre 13 x360】 箱のカラーはブラックで、内側の一部とロゴのカラーがシルバー。 蓋の深さは高さの半分くらい。 ◆HP Spectre 13-4100 x360 の専用化粧箱・付属品 | ||||
Spectre 新旧モデルのスペック比較表 |
新型HP Spectre 13(2モデル)とHP Spectre 13 x360(モデル)のスペックを表にまとめました。Spectre 13 はプロセッサーやメモリ、ストレージなどを個別にカスタマイズすることはできませんが、最新モデルはCore i5、Core i7を搭載したモデルが用意されています。
※2016年10月6日より、第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)を搭載した「HP Spectre 13-v100」の販売が開始されました。第6世代インテル Core プロセッサー(Skylake)を搭載した旧モデル(13-v000)との違いは、下記の記事をご覧ください。
【関連記事】
◆HP Spectre 13(第7世代インテル)の特徴・新旧モデル比較
■HP Spectre 13-v006TU(Core i5-6200U、256GB SSD搭載) ¥153,780 (税込)~ ■HP Spectre 13-v007TU(Core i7-6500U、512GB SSD搭載) ¥175,780(税込)~ | ||||
新モデルはオプティカルドライブ(DVDやブルーレイなど)は搭載していません。USB3.1 Type-Cを3個搭載していますが、SDカードスロットやHDMI端子は省かれてます。
ディスプレイは従来モデルはタッチ対応ですが、新モデルはタッチに対応していません。
Webカメラの画素数は、従来モデルが約200万画素、新モデルが約92万画素となっています。
※従来モデルのHP Spectre 13 x360(※実機レビュー)は、新型とは「別シリーズ扱い」なので引き続き販売されます。製品担当の方とお話させていただく機会があったのですが、近いうちにボディカラーがシルバーのモデルや、有機ELディスプレイを搭載した後継機が発売されることはなさそうな雰囲気でした。(記事掲載時点:2016年5月24日)
【まとめ】デザイン重視のSpectre 13、従来の端子類を使うのならx360 |
■HP Spectre 13は新規格を満載 薄型軽量の「HP Spectre 13」はモバイル性能を重視したデザインになりました。ウルトラブック向けのCore i7が選択可能になり、PCIe、NVMe接続のM.2 SSD、USB3.1 Type-C、Bluetooth 4.2など新しい規格を搭載しています。 ■ディスプレイが360度回転・タッチ対応のSpectre 13 x360 使い勝手は新旧モデルで大きく異なります。新モデルのSpectre 13は、360度回転しないので通常のノートPCのような使用方法になります。ディスプレイはタッチに対応していません。従来モデルのSpectre 13 x360は少し重いのですがタブレットとしても使用可能で、タッチに対応しています。 ■従来のUSBやSDカードをよく使用するのならSpectre 13 x360 Spectre 13はインターフェースが大幅に変更されました。SDカードスロットやHDMI 出力端子、Mini DisplayPortなどは省かれて、まだ普及していないUSB3.1 Type-Cを3つ搭載しています。従来のUSBを使用するための変換アダプターが付属していますが、USB3.0、SDカードスロット、HDMI 出力端子などをよく利用するのならSpectre 13 x360の方が使いやすいと思います。 ■Spectre 13は矢印キーを変更 Spectre 13(日本仕様)の矢印キーは、4つのキーが同じ大きさ(→のみ少し形が違います)に変更されています。デザイン的には隙間ができるのですが、Spectre 13 x360の左右が通常の大きさで上下が半分に分割されているキーよりは、感覚的に上下左右の位置がわかりやすくなり使い勝手が向上しています。(※関連項目) ■持ち運ぶのなら薄くて軽いSpectre 13ですが割り切りが必要 外に持ち出すことが多い方にはSpectre 13の「薄型・軽量化」されたメリットは大きいと思います。しかしながら、バッテリー駆動時間は9~10時間でSpectre 13 x360よりも少し短くなり、インターフェース類がUSB3.1 Type-Cのみとなっているので、使い勝手に関しては割り切りが必要です。 | ||||
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre 13-v100 製品詳細
◆HP Spectre 13-v100 (スペックPDF)
【HP Spectre 13 サポート】
◆トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など
◆HP Spectre 13-v100(ユーザーガイドPDF)
【実機レビュー】
◆HP Spectre 13 の外観・デザイン詳細レビュー
◆HP Spectre 13(Core i7-7500U)の性能・消費電力を検証! NEW!
◆HP Spectre 13(Core i7-6500U)の性能・消費電力を検証!
◆HP Spectre 13(Core i5-6200U)の性能・消費電力を検証!
◆HP Spectre 13 の専用化粧箱&付属品
【関連記事】
◆価格.comプロダクトアワード2016でSpectre13 x360が銀賞受賞! NEW!
◆HP Spectre 13(第7世代インテル)の特徴・新旧モデル比較
◆薄型 HP Spectre 13 vs Spectre 13 x360 徹底比較!
◆世界最薄 HP Spectre 13 ファーストインプレッション(デザイン・性能について)
【純正オプション】
◆HP Spectre レザークラッチバッグの詳細レビュー
◆HP Z5000 Bluetooth マウスの詳細レビュー
■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年10月8日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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