日本HPの法人向け超小型デスクトップPC「HP EliteDesk 800 G2 DM/CT」の性能・消費電力を検証しました。
HP EliteDesk 800 G2 DM/CT のスペック |
OS | Windows 7 Professional (32bit) ※Windows 10 Proダウングレード |
プロセッサー | インテル Core i3-6100T プロセッサー |
チップセット | インテル Q170 チップセット |
メモリ | 4GB PC4-17000(2133MHz) |
ストレージ | 500GB HDD |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 530※ |
電源 | 65W ACアダプター(電源変換効率89%以上) |
※Core i3-6100T プロセッサーに内蔵 |
■目次(ページ内リンク) 下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。 ※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。 ◆ベンチマークについて ◆インテル Core i3-6100T プロセッサー ◆メモリ4GB PC4-17000(2133MHz) ◆ストレージ 500GB HDD ◆インテル HD グラフィックス 530 (プロセッサー内蔵) ◆ベンチマーク(3D MARK) ◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】) ◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0) ◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX) ◆ベンチマーク中の温度・消費電力 ◆ベンチマークテストのまとめ 【実機レビュー】 ◆HP EliteDesk 800 G2 DM/CTの外観・内部のレビュー ◆HP EliteDesk 800 G2 DM/CTの性能・消費電力を検証! | ||||
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ベンチマークについて |
今回のテストで使用するのは、インテル Core i3-6100T プロセッサー、4GBメモリ、インテルHDグラフィックス530 を搭載したHP EliteDesk 800 G2 DM/CT (法人向けモデル)です。OSはWindows 10 Proダウングレード件を使用したWindows 7 Professional (32bit)がプリインストールされています。
※下記のテストは32bitのOSでは動作しないので省略しました。 ・ベンチマーク(CINEBENCH R15) ・ベンチマーク(FF14:蒼天のイシュガルド ベンチマーク) | ||||
※今回テストするのはデスクトップPCなので、ベンチマーク中の消費電力はモニターを含まないPC単体の数値になります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

HP EliteDesk 800 G2 DM は最新の第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake)を搭載!オプションで6種類のプロセッサーが用意されています。求める性能や予算に応じた選択が可能です。
・インテル Celeron G3900Tプロセッサー(2.6 GHz,2C2T,2MB) ・インテル Pentium G4400Tプロセッサー(2.9 GHz,2C2T,3MB) ・インテル Core i3-6100Tプロセッサー(3.2 GHz,2C4T,3MB) ・インテル Core i5-6500Tプロセッサー(3.1GHz,4C4T,6MB) ・インテル Core i5-6600Tプロセッサー(3.5GHz,4C4T,6MB) ・インテル Core i7-6700Tプロセッサー(3.6 GHz,4C8T,8MB) ※()内は最大動作周波数、C=コア、T=スレッド、キャッシュ容量です。 ※今回のテストではインテル Core i3-6100 プロセッサーを搭載。 | ||||
■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() HP EliteDesk 800 G2 DM で選択できるプロセッサーは、型番末尾に「T」がつく低消費電力版です。無印より消費電力が少なくなるのですが、性能も若干低くなります。 オプションの中では最も高性能なCore i7-6700Tは、動画のエンコードや画像処理などの用途で高い処理能力を発揮します。 今回テストしたCore i3-6100Tは、インターネットやメール、オフィスソフトなどは快適に使用できますが、2コア4スレッドなので画像処理は少し非力さを感じるかもしれません。画像処理をするのなら4コア4スレッドのCore i5以上のプロセッサーをおすすめします。 Celeron G3900TやPentium G4400Tなどはインターネットやメール、文書作成など軽めの作業は可能ですが、性能よりも価格重視の人向けのプロセッサーです。 ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 | ||||
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CPU-Zで表示されるインテル Core i3-6100T プロセッサーの詳細。
■インテル Core i3-6100T プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・3.2 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・ターボ・ブーストなし コアの数・・・2 スレッド数・・・4 L3キャッシュ・・・3MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・35W プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度・・・66°C ■特長 ・第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake)。 ・14nmプロセス技術を採用。 ◆インテル Core i3-6100T プロセッサースペック詳細 | ||||
インテル Q170 チップセット(※スペック詳細)を搭載しています。

HP EliteDesk 800 G2 DM はPC4-17000(2133MHz)メモリを採用 。カスタマイズで最大で16GBまで搭載可能です。
・4GB DDR4 SDRAM(2133MHz/1DIMM) ・8GB DDR4 SDRAM(2133MHz/1DIMM) ・16GB DDR4 SDRAM(2133MHz/2DIMM) ※今回のテストではメモリを1GB搭載しています。 ※32bitOSは最大で4GBまでのメモリをサポートします。8GB以上のメモリモジュールを選択される場合は、64bitOSの選択をおすすめします。 | ||||
ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メール、文書作成、オフィスソフトのような軽めの作業なら4GBで足りるかもしれませんが、ペイントソフトやフォトショップのような画像処理ソフトを使用するな ら8GB以上搭載をおすすめします。解像度が大きい印刷用データを取り扱う場合や、複数のソフトを同時に使うのなら16GB搭載したほうが快適に作業することができます。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
搭載されているPC4-17000(2133MHz)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL15と表示されています。

HP EliteDesk 800 G2 DM は2.5インチのストレージを1台のみ搭載可能です。カスタマイズでファイルの読み書きが高速なSSDと500GBのHDDが用意されています。
・500GBハードディスクドライブ(SATA/600, 7,200rpm) ・128GB SED SSD(SATA/600, MLC) ・256GB SSD(SATA/600, MLC) ※今回のテストでは500GBハードディスクドライブを搭載。 ※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。 | ||||
■500GBハードディスクドライブ(SATA/600, 7,200rpm)

で表示されるHGST製HDDの情報。ファームウェアは「GS2OA380」です。
■HGST HTS725050A7E630 500.1GBのスペック サイズ:2.5インチ 厚さ:7mm 回転数:7200rpm キャッシュ:32MB インターフェース:Serial ATA 600 容量:500GB ※SEDハードディスクドライブはハードドライブ自身で暗号化・復号化の処理を行うため、読み込み・書き込みのパフォーマンスを落とさず、高いレベルでのデータの保護が可能です。 | ||||
CrystalDiskMark 3.0.4 x64でストレージの性能を測定することができます。今回のテストは実際の使用で参考になる「ランダム」で行っています。0Fill (1 Fill) のデータは圧縮が容易なので、実際に使用した場合よりも良い結果が出ることがあります。 Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリードは127MB/s前後、シーケンシャルライトは130MB/sくらいです。7200回転ですがノート向けの2.5インチのHDDなので、3.5インチのデスクトップ向けHDDのような速度(200MB/sくらい)は出ないようです。
カスタマイズで選択できるSSDは、小さいファイルの読み書き、ランダムアクセスがHDDよりも圧倒的に速いので起動ドライブに最適です。Windowsの起動が速くなり、OSを操作した時のレスポンスが良くなります。
■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温24℃) 34℃(アイドル時)→39℃(ベンチマーク後) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約48秒 ※PCの構成次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||

HP EliteDesk 800 G2 DM は超小型PCなのでグラフィックスカードのオプションはありません。プロセッサーに内蔵されているグラフィックスを使用して画面を表示します。
・インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵) ※今回のテストではインテルHDグラフィックス530(Core i3-6100T)を搭載。 ※各プロセッサーに内蔵されているグラフィックスは下記の通りです。 ■Intel HD Graphics 530 ・インテル Core i3-6100Tプロセッサー ・インテル Core i5-6500Tプロセッサー ・インテル Core i5-6600Tプロセッサー ・インテル Core i7-6700Tプロセッサー ■Intel HD Graphics 510 インテル Celeron G3900Tプロセッサー インテル Pentium G4400Tプロセッサー | ||||
■グラフィックス性能比較 (3DMark FireStrike グラフィックススコア) ※ベンチマークスコアは当サイトで行った実機テストの結果をまとめたものです。あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ■NVIDIA GeForce GTX 960 GTX960は3Dゲーム向けのグラフィックスカードです。ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマークをフルHD(1920x1080)・最高品質でテストした場合7000くらいのスコア(非常に快適、平均フレームレート:55.111)になります。GTA5はフルHD・最高画質でプレイするのは無理ですが、そこそこ良い画質でプレイできる性能があります。(※GTA5ベンチマーク) ■NVIDIA GeForce GT 730 インターネットや動画を見るなど普通にパソコンを使用するには十分な性能ですがゲーム向けではありません。GTX 960 とは大きな性能差があります。専用のビデオメモリを搭載しているので、メインメモリを全てOSや作業のために使うことが可能です。 ■インテル HDグラフィックス 530 プロセッサーに内蔵されているGPUです。ゲーム向けではありませんがインターネットや動画を見るなどの用途では十分な性能があります。専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。ファイナルファンタジーのような3Dゲームをプレイするのは厳しいのですが、ドラゴンクエストXのような軽めのゲームはとりあえずプレイ可能です。 ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
GPU-Zで表示される Intel HD Graphics 530 の詳細。
■Intel HD Graphics 530 のスペック 【GPUコア】 Skylake GT2 【CUDAコア(シェーダユニット)】 24 【テクスチャユニット】 16基 【ROPユニット】 8基 【ベースクロック】 350 MHz 【ブーストクロック】 950 MHz 【テクスチャ・フィル速度】 5.6GigaTexels/s 【メモリ クロック】 1067MHz 【メモリ容量 】 メインメモリ(システムメモリ)と共有 【メモリ・インターフェース】 64ビット 【メモリのバンド幅】17.1GB/秒 ◆インテル Core i3-6100T プロセッサースペック詳細 | ||||
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |

Core i3-6100T (3.2GHz,2コア4スレッド) PC4-17000(2133MHz) インテル HD グラフィックス 530 | Core i5-6400 (3.3GHz,2コア4スレッド) PC3L-12800 (1600MHz) インテル HD グラフィックス 530 |
スコア:663 | スコア:635 |
Graphics Score :703(105%) Physics Score :4084(63%) Combined Score :248(105%) | Graphics Score :666 Physics Score :6421 Combined Score :236 |
Sky Diver |

Core i3-6100T (3.2GHz,2コア4スレッド) PC4-17000(2133MHz) インテル HD グラフィックス 530 | Core i5-6400 (3.3GHz,2コア4スレッド) PC3L-12800 (1600MHz) インテル HD グラフィックス 530 |
スコア:3156 | スコア:3013 |
Graphics Score :3031(108%) Physics Score :4252(75%) Combined Score :2935(104%) | Graphics Score :2782 Physics Score :5623 Combined Score :2808 |
Cloud Gate |

Core i3-6100T (3.2GHz,2コア4スレッド) PC4-17000(2133MHz) インテル HD グラフィックス 530 | Core i5-6400 (3.3GHz,2コア4スレッド) PC3L-12800 (1600MHz) インテル HD グラフィックス 530 |
スコア:5225 | スコア:5306 |
Graphics Score :6171(111%) Physics Score :3041(65%) | Graphics Score :5529 Physics Score :4650 |
Ice Storm |

Core i3-6100T (3.2GHz,2コア4スレッド) PC4-17000(2133MHz) インテル HD グラフィックス 530 | Core i5-6400 (3.3GHz,2コア4スレッド) PC3L-12800 (1600MHz) インテル HD グラフィックス 530 |
スコア:42807 | スコア:46150 |
Graphics Score :46077(102%) Physics Score :34292(68%) | Graphics Score :45148 Physics Score :50040 |
プロセッサーの性能比較では、Core i3-6100TはCore i5-6400の63~75%くらいの性能になります。 Core i3-6100TとCore i5-6400は同じ名前のインテル HDグラフィックス 530を搭載しているのですが、DDR4メモリ搭載機(Core i3-6100T)の方がDDR3Lメモリ搭載機(※Core i5-6400 ベンチマーク)よりも少し良いスコア(102~111%)が出ています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-6100T プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 70.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 530 |
GPUの温度(プロセッサー内蔵) | 68.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
GPU コアクロック | 900.0 MHz | アイドル時 350.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1066.7 MHz | アイドル時 1066.7 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1416 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約41W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードは回転数は計測できませんでした。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
![]() | 画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | |
スコア:2639 | ||
フレームレート:17~42fps |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 フルスクリーンモード | |
スコア:1399 | ||
フレームレート:6~22fps |
1920x1080・フルスクリーンは10fpsを切ることがあるので動作困難なレベルです。1280x720・ウインドウモードにすると動きは少し良くなるのですが、30fpsを切っていることが多いので少しぎこちない動きに見えます。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-6100T プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 67.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 530 |
GPUの温度 | 65.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
GPU コアクロック | 900.0 MHz | アイドル時 350.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1066.7 MHz | アイドル時 1066.7 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 530 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約38.5W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードは回転数は計測できませんでした。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード

※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。
![]() | 画面サイズ: 1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | |
スコア:2142 | ||
フレームレート38(26)~73fps 評価:標準的な動作が見込めます |
![]() | 画面サイズ: 1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:838 | ||
フレームレート:21(13)~45fps 評価:設定の調整をお勧めします |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:398 | ||
フレームレート:15(10)~32fps 評価:設定の調整をお勧めします |
1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3(または5)の場合は「設定の調整をお勧めします」という評価です。 1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると「標準的な動作が見込めます」という評価になります。瞬間的に30fpsを切る場面以外はだいたい40fps以上出ていて画面の動きが良くなりました。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-6100T プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 68.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 530 |
GPUの温度 | 67.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
GPU コアクロック | 900.0 MHz | アイドル時 350.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1066.7 MHz | アイドル時 1066.7 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 508 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約39.6W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードは回転数は計測できませんでした。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:5670 | ||
フレームレート:22~109fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:3781 | ||
フレームレート:18~67fps 評価:普通 |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:2792 | ||
フレームレート:16~59fps 評価:やや重い |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-6100T プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 68.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 530 |
GPUの温度 | 66.0℃ | アイドル時 49.0℃前後 |
GPU コアクロック | 900.0 MHz | アイドル時 350.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1066.7 MHz | アイドル時 1066.7 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 272 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約40.5W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードは回転数は計測できませんでした。 |

HP EliteDesk 800 G2 DM は65W ACアダプター(電源変換効率89%以上)を搭載しています。
■ベンチマーク中の Core i3-6100T プロセッサーの温度(室温24℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大70℃まで上がりました。
■ベンチマーク中のインテル HD グラフィックス 530 の温度(室温24℃)
ベンチマーク中の温度は最大で68℃でした。プロセッサー内蔵のGPUなのでプロセッサーの温度と同じくらいになります。
■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
消費電力は 3DMark の41Wが最大。他のゲームベンチマークは38~40Wくらいの消費電力でした。
■アイドル時の温度
起動直後から何もしない状態でプロセッサーの温度を測定すると40℃くらいになるのです が、一度インターネットや動画の視聴などをして温度を上げてから、何もしないで放置すると50℃前後になります。大型の冷却ファンを搭載しているデスク トップPCの場合はアイドル時の温度は低くなるのですが、超小型デスクトップPCの冷却ファンは小さいので、一度使用するとプロセッサーの温度は高めになります。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温24℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に62℃前後(消費電力は瞬間最大31Wくらい)になることがありますが、ページを見ているだけの状態では50℃前後(消費電力は19~21Wくらい)で推移していました。
【プロセッサーの温度】 50℃~62℃ 【GPUの温度】 最大61℃ 【消費電力】 12~35W前後 | ||||
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温24℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は、53~64℃の間で推移していました。
【プロセッサーの温度】 最大64℃ 【GPUの温度】 最大61℃ 【消費電力】 23~26W前後 | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温24℃) | |
インテル Core i3-6100T プロセッサー | 70℃ (アイドル時 49℃前後) |
インテル HD グラフィックス 530 | 68℃ (アイドル時 49℃前後) |
HP EliteDesk 800 G2 DM/CT の消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.4W 前後 |
スリープ時 | 0.7W 前後 |
アイドル時 | 6W 前後 |
起動時 | 約25.3W (瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約41W (3DMark) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |
ベンチマークテストのまとめ |
■HP EliteDesk 800 G2 DM/CT(法人向けミニPC) ・インテル Core i3-6100T プロセッサー 型番末尾に「T」がつく低消費電力版ですが、インターネットやメール、オフィスソフトなどはこなせる性能があります。 ・4GBメモリ PC4-17000(2133MHz) インターネットやメール、オフィスソフト、動画の視聴などの用途ではメモリ4GBでも可能ですが、複数のアプリケーションを立ち上げて作業する場合やCGイラストや画像処理などの用途なら8GB以上搭載することをおすすめします。 ・ストレージ 500GB HDD ノート向けの2.5インチHDDなので性能は高くありません。Windows7を搭載していたことも関係しているかもしれませんが、OSを操作した時にもたつくことがありました。ファイルの読み書き速度が速いSSDとは体感的な差が感じられます。 ・インテル HD グラフィックス 530 (プロセッサー内蔵) ゲーム向けではありませんが、インターネットや動画の視聴などの用途では問題ない性能です。ファイナルファンタジーのような3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは不可ですが、ドラクエのような軽めのゲームの場合は、画面解像度1280x720・標準画質で「快適」という評価になります。(※ドラゴンクエストX ベンチマーク) ・ベンチマーク中の消費電力 高負荷時で最大41Wになりましたが、インターネットや動画視聴時の消費電力は12~36Wの間で推移していました。プロセッサーの温度は最大で70℃まで上がりましたが、インターネットや動画視聴時は50~64℃くらいになります。ミニPCは大きな冷却ファンを搭載できないので、大型の冷却ファンを搭載しているデスク トップPCより動作時の温度は高めになります。 | ||||
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【メーカー製品詳細ページ:法人向け】
◆HP EliteDesk 800 G2 DM/CT 製品詳細
◆HP EliteDesk 800 G2 DM/CT(スペックPDF)
【HP EliteDesk 800 G2 DM/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
【実機レビュー】
◆HP EliteDesk 800 G2 DM/CTの外観・内部のレビュー
◆HP EliteDesk 800 G2 DM/CTの性能・消費電力を検証!
■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年4月21日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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