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日本HPのスタンダード・ミニタワーPC「HP Pavilion 550-240jp」の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載しています。




■製品の特長
・東京生産フルカスタマイズ対応
・最新OS、Windows 10 Home(64bit)を搭載
・緻密なドットテクスチャーと、艶やかなメタルコーティングを施したフロントパネル
・第6世代インテル プロセッサー搭載
・PC3L 12800 メモリを最大16GBまで搭載可能
・ストレージベイを2つ搭載
・SSDは256/512GBを選択可能
・HDDは500GB/1TB/2TB/3TBを選択可能
・300W ATX電源、 80PLUS BRONZE (82%電源変換効率)相当





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目次(ページ内リンク)

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◆HP Pavilion 550 シリーズの外観・デザイン
◆フロントパネルとインターフェース部分のディテール
◆前面のインターフェイス・各部名称
◆ウルトラスリムのオプティカルドライブ
◆HP Pavilion 550シリーズの側面
◆HP Pavilion 550-240jp(第6世代インテル)の内部
◆第6世代インテル Core プロセッサー
◆DDR3メモリ(PC3L-12800)
◆ストレージを2台搭載可能なドライブベイ
◆グラフィックスカード
◆300W ATX電源ユニット
◆背面のインターフェース・各部名称
◆サイズ・重量
◆リサイクルマーク
◆外観・デザインのレビューまとめ




 HP Pavilion 550 シリーズの外観・デザイン

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HP Pavilion 550-240jp/CTは日本HPのスタンダード・ミニタワーPCです。モダンインテリアとの調和を目指したデザインが特徴的。フロントパネルには緻密なドットテクスチャーと、艶やかなメタルコーティングが施されています。デザインは旧モデルのPavilion 550-140jpと同じですが、新モデルは「第6世代インテル Core プロセッサー」を搭載しています。

フロントパネルのカラーは「ブリザードホワイト」と、「サンセットレッド」(※関連記事:Pavilion 550-140jpのレビュー)が用意されています。




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前面は縦のラインを強調したデザインで、USBやヘッドフォン端子などのインターフェース類をフロントの下部に配置しています。




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サンセットレッドは色が濃いのでホワイトよりもメタリック感が強調されます。普通のレッドよりはほんの僅かにオレンジっぽいカラーに見えます。

※サンセットレッドの画像はPavilion 550-140jpです。新モデルはインテルプロセッサーのステッカーが第6世代のデザインになります。




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Pavilion 550 シリーズには上位機種ENVY 750 シリーズのようなフロントパネル底面のエアインテーク(※参考画像)はありませんが、筐体の前部を少し浮かせるような設計になっています。




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端に近い部分が緩やかなカーブになっているフロントパネル。天面はフラットな形状でインターフェース類や物を置くためのトレイなどはありません。





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フロントパネル底面には上位機種のようなエアインテーク(※参考画像)はありません。



 フロントパネルとインターフェース部分のディテール

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ドットテクスチャーは立体的な形状で、フロントパネルの端に近くなるにつれて小さいサイズになっています。中央のインターフェース部分(素材は樹脂)はヘアライン加工がされています。



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サウンドはプレミアムオーディオ機器の老舗「Bang & Olufsen」。東京生産やNVIDIA(グラフィックスカードを搭載した場合)のステッカーは、サイドパネルに貼られます。



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メタリックコーティングが施されているフロントパネル。サンセットレッドはホワイトよりもメタリック感が強調されるので、照明の当たり具合によってはドットテクスチャーが光を反射して、イルミネーションが点灯しているように見えることがあります。



 前面のインターフェイス・各部名称

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HP ENVY 550 シリーズは前面にUSBやメディアカードリーダー、ヘッドフォン出力などの端子類を配置しています。

前面のインターフェース
・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート ×1
・メディアカードリーダー×1
・USB3.0×2



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天面にある電源スイッチは、ノートPCで採用されているような少し小さめのサイズです。



 ウルトラスリムのオプティカルドライブ


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ウルトラスリムのオプティカルドライブを縦に搭載
オプションで下記の2種類が用意されています。

・DVDスーパーマルチドライブ [標準]
・ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)

◆オプティカルドライブ(光学ドライブ)の種類・機能について



 HP Pavilion 550シリーズの側面

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右側面にはエアインテークが3カ所あります。左側の2つのエアインテークはストレージ用、右下の大きなエアインテークはプロセッサーの位置です。



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左側面はエアインテークなどはなくスッキリとしています。シリアルナンバーが記載されたステッカーやリサイクルマーク(◆※関連項目)は底面に貼られています。



 HP Pavilion 550-240jpの内部

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HP Pavilion 550 シリーズは筐体内部の熱を効率よく排出できるようにするために、Micro ATX規格のマザーボードを逆さま(逆倒立)に設置しています。ストレージは2台まで搭載可能です。(◆ストレージの項目

新モデルのPavilion 550-240jpは、第6世代のインテル Core プロセッサーを採用。チップセットはインテルH87からインテル H110 Expressになり、メモリもPC3-12800から低電圧のPC3L-12800に変更されています。グラフィックスはGeForce GTX 960が選択可能になりました。


※カスタマイズの内容によって搭載されるPCパーツは変わります。画像はグラフィックスカードを搭載していない状態です。

※アップグレードガイド(※リンク)にメモリやストレージの取り付け方法が記載されていますが、自分でPCパーツの増設をした場合は保証対象外となります。
 


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オプティカルドライブ用のウルトラスリムベイを縦に搭載。



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PCI Express x16が1 スロット(グラフィックスカード用) 、PCI Express x1 が1スロットあります。カスタマイズで無線LANを選択した場合はM.2 スロットに装着されます。


※PCI Express x16 スロットの下にある「ボタン電池」を外すことで、記録されているCMOS情報をクリアすることが可能です。

◆CMOSをクリア(BIOS設定を初期化)する方法
 



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SATAコネクターは3つあります。画像はオプティカルドライブとストレージ2台を接続している状態。CMOS(BIOSの情報を記憶するメモリ)で使用されるボタン電池は、SATAコネクターの下側にあります。



 第6世代インテル Core プロセッサー
 
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新モデルは第6世代インテルプロセッサーのCore i3-6100、Core i5-6400Core i7-6700を採用!プロセッサーの冷却するための「空冷ファン」が装着されています。

◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」



 DDR3メモリ(PC3L-12800)

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メモリは低電圧のPC3L-12800 (1600MHz)に変更されています。メモリスロットは合計2つで、最大16GB(8GB×2) 搭載可能です。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?




 ストレージを2台搭載可能なドライブベイ

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HP Pavilion 550シリーズはストレージを2台まで搭載可能です。画像は2.5インチベイにSSDを搭載した状態。カスタマイズでファイルの読み書きが高速なSSD(256GB、512GB) と大容量のHDD(500GB、1TB、2TB、3TB)が用意されています。

上部のドライブベイ・・・2.5インチ専用
下部のドライブベイ・・・3.5インチ /2.5インチ兼用

ストレージを取り付けるネジはマイナスドライバー(6mm 幅)、ヘクスローブレンチのT15(※関連記事)が使用可能です。


※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
※ストレージをご自身で増設される場合は、HDD用ネジとSATA3.0(6Gbps)対応ケーブルが必要になります。
※ストレージの増設・交換は保証対象外となります。
 



 グラフィックスカード

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グラフィックスはプロセッサー内蔵グラフィックスと NVIDIA GeForce GT 730、 ゲーム向けのGTX 960が選択可能です。インテル HD グラフィックス  530はプロセッサーに内蔵されているので、PCI Express x16スロットにグラフィックスカードは装着されません。

◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」



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※NVIDIA GeForce GT 730 を搭載した状態(Pavilion 550-140jp)。グラフィックスカードの外観などは予告なく変更される場合があります。



 電源ユニット
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ATX電源の容量は300Wです。上位機種(※ENVY 750、ENVY Phoenix 850 シリーズは500W)よりも少ない容量の電源ユニットが搭載されています。負荷率20%、50%、100%でいずれも80%以上の変換効率の基準を満たした「80PLUS BRONZE ブロンズ」のマークが付いています。



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電源ユニットの詳細です。



 背面のインターフェース・各部名称

背面のインターフェースは、オプション(グラフィックスカード)の選択によって異なります。


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■背面のインターフェース(インテルHDグラフィックス 530 搭載時)

・電源コネクター

・マイク入力×1[ピンク]
・ライン出力×1[緑]
・ライン入力×1[水色]

・USB3.0×2

・HDMI 端子×2 (プロセッサー内蔵グラフィックス)
※2画面、最大解像度2560 x 1440 ドットまで対応。

・USB2.0×2
・LAN端子
 
 


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サイドパネルを固定しているネジはマイナスドライバー(6mm 幅)、ヘクスローブレンチのT15(※関連記事)が使用可能です。


※サイドパネルを開けただけで保証が切れることはありませんが、PCパーツの増設や換装は保証対象外となりますので、自己責任でお願いいたします。
 



 サイズ・重量

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【幅】 165mm 【高さ】 364mm 【奥行き】 378mm 【質量】約 6.2kg

※幅は上位機種のENVY 750 シリーズと同じです。高さと奥行きが3~4cmほど小さいサイズになっています。
 



 リサイクルマーク

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リサイクルマークは筐体の底面にあります。

◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)icon




 外観・デザインのレビューまとめ

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■HP Pavilion 550-240jp(第6世代インテルCoreプロセッサー搭載)

スタンダード・ミニタワーPCの「HP Pavilion 550 シリーズ」はフロントパネルが2色用意されています。ホワイトはさわやかな感じで、「サンセットレッド」はホワイトよりもメタリック感が強調される印象です。インターフェースがある部分の表面処理はヘアライン加工が施されています。(※フロントパネルとインターフェース部分のディテール

大きな変更点は第6世代のインテル Core プロセッサーが採用された点です。チップセットやメモリなども変更されています。(※HP Pavilion 550-240jpの内部

USBやメディアカードリーダーなどの端子類が前面に集中しているので使い勝手は良いと思います。ストレージは2台まで搭載可能です。(※ストレージの項目

基本的にインターネットやメール、オフィスソフトを快適に作業したい方向けのスタンダード・ミニタワーPCですが、ゲーム向けのグラフィックスカードGeForce GTX 960が選択できるようになり、GTA5のような3DゲームをフルHD(1920x1080ドット)でそこそこ良い画質でプレイ可能になりました。(HP Pavilion 550-240jpの性能・消費電力を検証!
 
 

【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Pavilion 550-240jp/CT 製品詳細
◆HP Pavilion 550-240jp/CT(スペックPDF)

【HP Pavilion Desktop 550-240jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング

【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-240jpの外観・内部のレビュー
◆HP Pavilion 550-240jpの性能・消費電力を検証!



■レビューについて
※商品仕様/価格については2016年4月10日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。


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