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第6世代インテル Core i5-6200U プロセッサー、インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサー内蔵)を搭載した日本HPの13.3インチ プレミアムモバイル『HP Spectre 13-4100 x360』の性能・消費電力を検証しました。


HP Spectre 13-4100 x360 のスペック
 OS  Windows 10 Home (64bit)
 プロセッサー  インテル Core i5-6200U プロセッサー
 チップセット  CPUに統合
 メモリ  8GB オンボード (1600MHz,LPDDR3 SDRAM)
 ストレージ  256GB SSD (SATA, M.2接続)
 グラフィック  インテル HD グラフィックス  520 ※
 電源  45W スマート ACアダプター
※インテル Core i5-6200U プロセッサーに内蔵


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。

◆ベンチマークについて
◆プロセッサーの性能について(Core i5-6200U)
◆メモリについて (8GB オンボード, 1600MHz,LPDDR3 SDRAM)
◆ストレージの性能について(256GB SSD)
◆グラフィックスの性能について(インテル HD グラフィックス 520)
◆ベンチマーク(3D MARK)
◆ベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆ベンチマーク(FF14:蒼天のイシュガルド ベンチマーク)
◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】)
◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0)
◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆ベンチマーク中の温度・消費電力
◆ベンチマークテストのまとめ
  
【実機レビュー】
◆HP Spectre 13-4100 x360の外観・デザイン・内部のレビュー
◆HP Spectre 13-4100 x360 の底面カバーの開け方・内部詳細
◆HP Spectre 13-4100 x360 の専用化粧箱・付属品
◆[F5]キーのLEDをオフにする

【関連記事】
◆Spectre 13-4100 x360用リカバリーメディア(DVD)の購入
◆HP Spectre 13-4100 x360のUSBリカバリーメディア作成
◆HP Spectre 13-4100 x360 のSSDを換装!



 ベンチマークについて

HP Spectre 13-4129TU_IMG_4849-02a

今回のテストで使用するのは、第6世代インテル Core i5-6200U プロセッサー、8GBメモリ 、インテル HD グラフィックス  520 (プロセッサー内蔵)を搭載した13.3インチ プレミアムモバイル『HP Spectre 13-4100 x360』です。

※ノートPCなのでベンチマーク中の消費電力はモニターを含む数値になります。
※ディスプレイの輝度は50%に設定しています。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPUGPUHDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。




525x110_HP Spectre 13-4100 x360_プロセッサー_01a

HP Spectre 13-4100 x360は、長時間駆動が求められるウルトラブック向けのプロセッサー(型番末尾にUが付く)を搭載しています。


・インテル Core i5-6200U プロセッサー (2.30-2.80GHz / 2コア・4スレッド)

■プロセッサー性能比較 PassMark - CPU Benchmark
※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。

spectre x360_プロセッサー性能比較_160405_01a

第6世代インテル Core i5-6200U プロセッサーは長時間駆動が求められるウルトラブックに最適なプロセッサーです。末尾に「U」が付く超低電圧モデルなので発熱や消費電力が低くなりますが、型番末尾に「HQ」が付く性能重視タイプより性能は低くなります。

Core i5-6200Uはデスクトップ用のCore i3 (2コア4スレッド)のようなスペックなので、上位モデルに搭載されるCore i7-6700HQ プロセッサー(3.5 GHz、4コア8スレッド)と比較すると、マルチスレッド性能は大きな差があります。

マルチスレッド性能が高いほうが動画のエンコードが速く、フォトショップのようなグラフィックスソフトなどを快適に使うことができますが、インターネットやメール、文書作成、オフィスソフトなどはCore i5-6200Uでも快適にこなせる性能があります。

◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」
 
 


spectre x360_CPU-Z_i5-6200U_01

CPU-Zで表示されるインテル Core i5-6200U プロセッサーの詳細。


■インテル Core i5-6200U プロセッサーのスペック
プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.3 GHz (アイドル時:約800MHz)
ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・2.8 GHz
コアの数・・・2
スレッド数・・・4
L3キャッシュ・・・3MB
TDP(CPUの消費電力の目安)・・・15W
プロセッサー・ダイで許容できる最大温度・・・100°C

■特長
第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake)。
・14nmプロセス技術を採用。

◆インテル Core i5-6200U プロセッサースペック詳細


spectre x360_CPU-Z_i5-6200U_03

チップセットはインテル Core i5-6200U プロセッサーに統合されています。



525x110_HP Spectre 13-4100 x360_メモリ_01a

HP Spectre 13-4100 x360はメモリを8GB搭載。メモリはマザーボードに直付けされています。


・8GB オンボード (1600MHz,LPDDR3 SDRAM)

メモリを8GB搭載しているので、ウェブサイトの閲覧、文書作成、動画の視聴などの用途では余裕を持って使用することが可能です。ペイントソフトやフォトショップのような画像処理ソフトも使用可能ですが、解像度が大きい印刷用データを取り扱う場合や、複数のソフトを同時に使う場合は不足することがあるかもしれません。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?


spectre x360_CPU-Z_i5-6200U_04

搭載されている8GB オンボード (1600MHz,LPDDR3 SDRAM)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL12と表示されています。



525x110_HP Spectre 13-4100 x360_ストレージ_01a

HP Spectre 13-4100 x360はファイルの読み書きが高速な256GB SSD (SATA, M.2接続)を搭載しています。SSDはHDDのような駆動部分がないので、振動や衝撃に強いという利点もあります。


・256GB SSD (SATA, M.2接続)


spectre x360_PC_01t

256GB SSDを搭載していますが、実際に使用できる容量はシステムドライブが約226GB(空き容量約192GB)、リカバリー領域で10.6GB占有します。

※Windows10のアップデート実行後の容量です。(2015年12月23日時点)



256GB SSD (SATA, M.2接続)

spectre x360_CrystalDiskInfo_256GB SSD_01

CrystalDiskInfoで表示されるADATA製SSDの情報。型番はAXNS381E-256GM-B、ファームウェアは「263j-HP」です。

※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。


spectre x360_CrystalDiskMark_256GB SSD_02

CrystalDiskMark 3.0.4 x64でストレージの性能を測定することができます。今回のテストは実際の使用で参考になる「ランダム」で行っています。0Fill (1 Fill) のデータは圧縮が容易なので、実際に使用した場合よりも良い結果が出ることがあります。

 
ランダム・・・0と1がランダムに混ざったデータの読み書き速度を測定。
Read (リード)・・・読み込み速度
Write (ライト)・・・書き込み速度
Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き
4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度
 

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリードが440MB/s前後、シーケンシャルライトが280MB/s前後になります。
512Kも同じ傾向でリードよりもライトが少し遅くなっています。性能に関してはこれまでにテストしてきたSSDの中では標準的な性能ですが、ノート用の2.5インチHDDと比較するとファイルの読み書き速度が圧倒的に速く、OSを操作したときのレスポンスが良くなります。
 
■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温25℃)
36℃(アイドル時)→54℃(ベンチマーク後)

■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで)
約11秒
※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。



525x110_HP Spectre 13-4100 x360_グラフィックス_01a

HP Spectre 13-4100 x360はプロセッサー内蔵の「インテル HD グラフィックス 520」を搭載。


・インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサーに内蔵)

■グラフィックス性能比較 PassMark - GPU Benchmark
※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。

spectre x360_グラフィックス性能比較_160405_01a

■インテル HD グラフィックス 520
インテル Core i5-6200U プロセッサーに内蔵されているGPUです。インテル HD グラフィックス 5500 よりも大きく性能が向上しています。3Dゲーム向けではありませんが、インターネットや動画の視聴など普通にパソコンを使用するには十分な性能があります。

プロセッサー内蔵グラフィックスは専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。

◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」


spectre x360_GPU-Z_HD 520_01

GPU-Zで表示される インテル HD グラフィックス 520 の詳細。


■インテル HD グラフィックス 520 のスペック
【GPUコア】 Skylake GT2
【CUDAコア(シェーダユニット)】 24
【テクスチャユニット】 16基
【ROPユニット】 8基
【グラフィックス ベース動作周波数】 300 MHz
【グラフィックス最大動的周波数】 1 GHz
【テクスチャ・フィル速度】 4.8 GigaTexels/s
【メモリ クロック】 800MHz
【メモリ容量 】 メインメモリと共有
【メモリ・インターフェース】 128ビット
【メモリのバンド幅】 25.6GB/秒

◆インテル Core i5-6200U プロセッサースペック詳細





■3D MARK ベンチマーク

3D MARK_rogo

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード


※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。

 Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト

spectre x360_3DMARK_Fire Strike

Core i5-6200U
インテル HDグラフィックス 520
Core i5 -5200U
インテル HDグラフィックス 5500
スコア:790 (151%) スコア:520
Graphics Score846 (154%)
Physics Score 4373 (108%)
Combined Score291 (149%)
Graphics Score :547
Physics Score :4042
Combined Score :195
※()内はCore i5 -5200Uとの比較

 Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)向けのテスト

spectre x360_3DMARK_Sky Diver

Core i5-6200U
インテル HDグラフィックス 520
Core i5 -5200U
インテル HDグラフィックス 5500
スコア:3499 (150%)
スコア:2303
Graphics Score3400 (153%)
Physics Score 4318 (130%)
Combined Score3282 (155%)
Graphics Score :2215
Physics Score :3113
Combined Score :2115


 Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

spectre x360_3DMARK_Cloud Gate
 
Core i5-6200U
インテル HDグラフィックス 520
Core i5 -5200U
インテル HDグラフィックス 5500
スコア:5716 (134%)
スコア:4251 
Graphics Score7561 (153%)
Physics Score 3084 (107%)
Graphics Score :4941
Physics Score :2856


 Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

spectre x360_3DMARK_Ice Storm

Core i5-6200U
インテル HDグラフィックス 520
Core i5 -5200U
インテル HDグラフィックス 5500
スコア:55135 (139%)
スコア:39475
Graphics Score66014 (156%)
Physics Score 34968 (107%)
Graphics Score :42083
Physics Score :32439


Core i5-6200Uプロセッサーのテストは、Core i5 -5200Uよりも約8%高いスコア(Sky Diverのみ30%向上)です。

インテル HDグラフィックス 520 はグラフィックスの性能が大幅に向上しています。インテル HDグラフィックス 5500 と比較すると150%くらいのスコアが出ました。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6200U プロセッサー
 プロセッサーの温度  72.0℃  アイドル時 33.0℃前後
インテル HD グラフィックス 520
 GPUの温度(プロセッサー内蔵)  72.0℃  アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1000.0 MHz  アイドル時 300.0 MHz
 GPU メモリクロック  800.0 MHz  アイドル時 800.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  1693 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
最大 約31W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※インテル HDグラフィックス 520は測定可能な数値のみ記載。





■MAXON CINEBENCH R15

HP OMEN 15-5100_CINEBENCH R15_top

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード



spectre x360_CINEBENCH R15_01t

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)

カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。

Core i5-6200U
(最大2.8GHz, 2コア4スレッド)
インテル HDグラフィックス 520

Core i5-5200U
(最大2.7GHz, 2コア4スレッド)
インテル HDグラフィックス 5500

OpenGL:36.06 fps (168%)
OpenGL:21.43 fps
CPU:277 cb (109%)
CPU(Single Core):109 cb (103%)
CPU:252 cb
CPU(Single Core):106 cb


Core i5-6200UはCore i5-5200Uよりも、動作周波数が100MHz向上した分性能が向上しています。

プロセッサパワーをすべてを使うCPUテストでは、Core i5-5200Uよりも約9%高いスコア。1コアのみの性能を測定するCPU(Single Core)テストでは、Core i5-6200Uの方が約3%良いスコアが出ています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6200U プロセッサー
 プロセッサーの温度  70.0℃  アイドル時 33.0℃前後
インテル HD グラフィックス 520
 GPUの温度  70.0℃  アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1000.0 MHz  アイドル時 300.0 MHz
 GPU メモリクロック  800.0 MHz  アイドル時 800.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  -  -
 ビデオメモリ使用量  608 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
OpenGLテスト・・・最大 約28.4W、 CPUテスト・・・最大 約22.5W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※インテル HDグラフィックス 520は測定可能な数値のみ記載。





■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード



spectre x360_イシュガルド_1280x720標準ウインドウ_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準(ノートPC)
ウインドウモード
 スコア:3047
 平均フレームレート:22.580
評価:やや快適



spectre x360_イシュガルド_1920x1080標準フルスク_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準(ノートPC)
フルスクリーンモード
 スコア:1622
 平均フレームレート:11.747
評価:設定変更を推奨



spectre x360_イシュガルド_1920x1080最高フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーンモード
 スコア:837
 平均フレームレート:5.498
評価:動作困難


フルHD(1920x1080)・フルスクリーンのテストでは、最高品質は「動作困難」、標準画質でも「設定変更を推奨」という評価になりました。1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードは「やや快適」という評価ですが、平均フレームレートが22くらいなので画面の動きはスムーズさに欠けているように見えます。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6200U プロセッサー
 プロセッサーの温度  74.0℃  アイドル時 33.0℃前後
インテル HDグラフィックス  520
 GPUの温度  74.0℃  アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1000.0 MHz  アイドル時 300.0 MHz
 GPU メモリクロック  800.0 MHz  アイドル時 800.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  1362 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
最大 約30W
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※インテル HDグラフィックス 520は測定可能な数値のみ記載。





■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】

「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード

※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。



spectre x360_MHF_1280x720_01 画面サイズ:1280x720
ウインドウモード
 スコア:3442
 フレームレート:21~53fps



spectre x360_MHF_1920x1080_01 画面サイズ・・・1920x1080
フルスクリーンモード
 スコア:1830
 フレームレート:9~28fps


画面サイズ1920x1080・フルスクリーンのテストでは、フレームレートが20fpsを切ることがあるので画面の動きはスムーズさに欠けているように見えます。

1280x720・ウインドウモードにすると30fps以上出ているシーンが多くなり、画面の動きが良くなりました。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6200U プロセッサー
 プロセッサーの温度  78.0℃  アイドル時 33.0℃前後
インテル HD グラフィックス 520
 GPUの温度  76.0℃  アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1000.0 MHz  アイドル時 300.0 MHz
 GPU メモリクロック  800.0 MHz  アイドル時 800.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  469 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
最大 約28W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※インテル HDグラフィックス 520は測定可能な数値のみ記載。





■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロード


17-n000_PSO2_フレームレートが大きく下がるシーン_01

※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。



spectre x360_PSO2_1280x720簡易設定3ウインドウ_01 画面サイズ: 1280x720
簡易描画設定・・・3
ウインドウ表示
 スコア:3577
 フレームレート43(26)~95fps
評価:標準的な動作が見込めます



spectre x360_PSO2_1920x1080簡易設定3フルスク_01 画面サイズ: 1920x1080
簡易描画設定・・・3
フルスクリーン表示
 スコア:1362
 フレームレート:25(14)~56fps
評価:設定の見直しが必要



spectre x360_PSO2_1920x1080簡易設定5フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
簡易描画設定・・・5(最高画質)
フルスクリーン表示
 スコア:654
 フレームレート:19(12)~39fps
評価:設定の見直しが必要



1920x1080(フルHD)・簡易描画設定5の場合は「設定の見直しが必要」という評価になります。30fpsを切ることがあるので、画面の動きがスムーズさに欠けているように見えることがあります。

1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3の場合も「設定の見直しが必要」という評価ですが、40fps以上出ているシーンが多くなり画面の動きが良くなりました。

1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると、「標準的な動作が見込めます」という評価になります。
瞬間的に20fps台に下がるシーンがありますが、60fps以上出ている場面が多くなり画面の動きがスムーズになりました。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6200U プロセッサー
 プロセッサーの温度  79.0℃  アイドル時 33.0℃前後
インテル HD グラフィックス 520
 GPUの温度  78.0℃  アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1000.0 MHz  アイドル時 300.0 MHz
 GPU メモリクロック  800.0 MHz  アイドル時 800.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  324 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
最大 約29W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※インテル HDグラフィックス 520は測定可能な数値のみ記載。





■ドラゴンクエストX ベンチマーク

お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。

◆ベンチマーク ダウンロード



spectre x360_DQX_1280x720標準ウインドウ_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準品質
ウインドウ表示
 スコア:5835
 フレームレート:17~118fps
評価:快適



spectre x360_DQX_1920x1080標準フルスク_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準品質
フルスクリーン表示
 スコア:3985
 フレームレート:17~74fps
評価:普通



spectre x360_DQX_1920x1080最高フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーン表示
 スコア:3120
 フレームレート:16~58fps
評価:普通


DQXBenchMain 2015-10-25 17-59-02-64

ドラクエのベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。

画面サイズ1920x1080・フルスクリーン表示では、最高品質、標準品質ともに「普通」という評価です。重いシーンでは20fpsを切りますが、それなりにプレイ可能なレベルです。

1280x720・標準品質・ウインドウ表示に設定した場合は「快適」という評価になります。重いシーンでは20fpsを切りますが、最高フレームレートは118fpsまで伸びました。70fps以上出ているシーンが多くなり画面の動きもスムーズになります。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i5-6200U プロセッサー
 プロセッサーの温度  76.0℃  アイドル時 33.0℃前後
インテル HD グラフィックス 520
 GPUの温度  75.0℃  アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1000.0 MHz  アイドル時 300.0 MHz
 GPU メモリクロック  800.0 MHz  アイドル時 800.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード
 ビデオメモリ使用量  281 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
最大 約30W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※インテル HDグラフィックス 520は測定可能な数値のみ記載。



525x110_HP Spectre 13-4100 x360_消費電力_01a

HP Spectre 13-4100 x360の電源は45WのスマートACアダプターです。

ベンチマーク中のCore i5-6200Uプロセッサーの温度(室温25℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大79℃でした。プロセッサー・ダイで許容できる最大温度は100℃なので余裕があります。

■ベンチマーク中のインテル HD グラフィックスの温度(室温25℃)
プロセッサーに内蔵されているので、動作中はプロセッサーと同じくらいか少し低い温度になります。

■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む)
消費電力は3DMARKの31Wが最大で、他のゲームベンチマークは28~30Wくらいの消費電力でした。

■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温25℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に44℃前後(消費電力は22W 前後)になることがありますが、ページを見ているだけの状態では大体33℃前後(消費電力は5.5~8W)で推移していました。

【プロセッサーの温度】 33~44℃
【GPUの温度】 31~41.0℃
【消費電力】 5.5~22W前後


■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温25℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は最大で45℃前後でした。消費電力は8~11Wで推移していました。

【プロセッサーの温度】 最大45℃
【GPUの温度】 最大41℃
【消費電力】 8~11W前後

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高負荷のベンチマークやゲームをしたときは、キーボード部分の向かって左側(側面に排気口がある)が熱くなります。手で触れることができる程度ですが、それなりに熱さは感じられるようになります。

インターネットや動画視聴時はプロセッサーの温度があまり上がらないので、キーボード部分はほんの僅かに暖かさが感じられる程度です。


ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温25℃)
 インテル Core i5-6200U プロセッサー  79℃ (アイドル時 33℃前後)
 インテル HDグラフィックス  520
 78℃ (アイドル時 33℃前後)
ベンチマーク中の消費電力(モニターを含む)
 電源OFF時  0.0W 前後
 スリープ時  0.7W 前後
 アイドル時  5.5W 前後
 起動時  約21W (瞬間最大)
 ベンチマーク中の最大消費電力  約31W (3DMARK
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。
※ディスプレイの輝度を50%に設定してテストしていますが、輝度を100%に設定すると消費電力が2~3W高くなります。



 ベンチマークテストのまとめ

HP Spectre 13-4129TU_IMG_5234


■HP Spectre 13-4100 x360

インテル Core i5-6200U
2コア4スレッドのプロセッサーなので動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトを使用する場合は少し非力さを感じるかもしれませんが、インターネットやメール、文書作成のような用途では十分と思える性能があります。

8GBメモリ(オンボード)
8GBメモリを標準で搭載しているので、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴のような用途では余裕があります。フォトショップのような画像処理ソフトも使用可能ですが、使い方次第では不足することがあるかもしれません。

256GB SSD (SATA, M.2接続)
ファイルの読み書き速度が速いSSDを搭載しているのでOSの起動が速く、操作したときの反応も良好です。容量は256GBあるので、画像や動画などをある程度保存しておくことが可能です。

インテルHDグラフィックス520
3DMARKのテストでは、インテルHDグラフィックス5500よりもスコアが約150%向上しています。 それでも本格的な3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しい性能ですが、軽めのゲームのドラクエは画面解像度1280x720・標準画質で「快適」という評価になりました。(ドラゴンクエストX ベンチマーク

ベンチマーク中の消費電力(ディスプレイを含む)
高負荷のベンチマーク時の消費電力は最大31Wになりますが、インターネットや動画視聴時は5.5~22Wくらいです。テストではディスプレイの輝度を50%に設定していますが、輝度を100%に設定すると消費電力が2~3W高くなります。
 
 

【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre 13-4100 x360 製品詳細icon
◆HP Spectre 13-4100 x360(スペックPDF)

【HP Spectre 13-4100 x360 サポート】
◆トラブルシューティング・ドライバー・使用方法などicon
◆HP Spectre x360 - 13-4129tu(ユーザーガイドPDF)

【実機レビュー】
◆HP Spectre 13-4100 x360 の外観・デザインのレビュー
◆HP Spectre 13-4100 x360 の性能・消費電力を検証!
◆HP Spectre 13-4100 x360 の底面カバーの開け方・内部詳細
◆HP Spectre 13-4100 x360 の専用化粧箱・付属品
◆[F5]キーのLEDをオフにする

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■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年12月23日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。

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