
日本HPのスリムPC「HP Slimline 450-120jp/CT」の性能・消費電力を検証しました。
HP Slimline 450-120jp/CT のスペック |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
プロセッサー | インテル Core i3-4170 プロセッサー |
チップセット | インテル H87 チップセット |
メモリ | 4GB PC3-12800 (1600MHz) |
ストレージ | 500GB ハードドライブ (7200回転) |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 4400 ※ |
電源 | 180W ATX電源 80PLUS BRONZE 相当 |
※インテル Core i3-4170 プロセッサーに内蔵 |
■ベンチマークについて

今回のテストで使用するのは、インテル Core i3-4170 プロセッサー、4GBメモリ 、インテル HD グラフィックス 4400 (プロセッサー内蔵)を搭載したHP Slimline 450-120jp/CT (2015年冬モデル)です。
ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。今回テストするのはデスクトップPCなので、ベンチマーク中の消費電力はモニターを含まないPC単体の数値になります。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

HP Slimline 450 シリーズは、オプションで4種類のプロセッサーが用意されています。型番末尾に「T」が付いているのは低消費電力版のプロセッサーです。同じ型番の「T」なしモデルよりも、動作周波数が低くなり消費電力も下がります。
・インテル Celeron G1840 (2.80GHz / 2コア・2スレッド) [標準] ・インテル Core i3-4170 (3.7GHz / 2コア4スレッド) ・インテル Core i5-4460T (1.90‐2.70GHz / 4コア・4スレッド) ・インテル Core i7-4790T (2.7‐3.9GHz / 4コア8スレッド) ※今回のテストではインテル Core i3-4170 プロセッサーを搭載。 | ||||
■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ![]() ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 ■Core i7-4790T (2.7 ‐3.9GHz / 4コア8スレッド, TDP 45W) オプションで用意されている中では最も高性能なプロセッサーです。ハイパースレッディング・テクノロジー(※参考記事)を搭載しているので、動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトなどを快適に使用したい方向けのプロセッサーです。型番末尾に「T」が付いている低消費電力版なので、無印よりも性能は少し控えめになります。 ■Core i3-4170 (3.7GHz, 2コア4スレッド, TDP 54W) インターネットやメール、文書作成、動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では十分な性能ですが、2コア4スレッドなので動画のエンコードやフォトショッ プのような画像処理ソフトを使用する場合は少し非力さを感じることがあるかもしれません。 ■Core i5-4460T (1.9 - 2.7GHz, 4コア4スレッド, TDP 35W) 基本的にはCore i3 よりもグレードが上のプロセッサーですが、低消費電力版(T付き)なのでベンチマークではCore i3-4170よりも少し低いスコアになります。 ■Celeron G1840 (2.80GHz / 2コア・2スレッド 53W) 性能よりも価格重視の方向けのプロセッサーです。インターネットやメール、文書作成などをこなせる性能はありますが、快適さを求めるなら、Core i3-4170を選択したほうが良いと思います。 | ||||
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CPU-Zで表示されるインテル Core i3-4170 プロセッサーの詳細。
■インテル Core i3-4170 プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・3.7 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・ターボ・ブーストなし コアの数・・・2 スレッド数・・・4 L3キャッシュ・・・3MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・54W プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度・・・72°C ■特長 ・第4世代インテルCoreプロセッサー(Haswell Refresh)。 ・22nmプロセス技術を採用。 ◆インテル Core i3-4170 プロセッサースペック詳細 | ||||
チップセットは「インテル H87 チップセット」(※スペック詳細)を搭載しています。

HP Slimline 450 シリーズはPC3-12800 (1600MHz)のメモリを最大16GBまで搭載可能です。
・4GB (4GBx1) PC3-12800 (1600MHz) [標準] ・8GB (8GBx1) PC3-12800 (1600MHz) ・16GB (8GBx2) PC3-12800 (1600MHz) ※今回のテストではメモリを16GB搭載しています。 ※メモリの増設は可能ですが保証対象外となります。(※アップグレードガイド) | ||||
ウェブサイトの閲覧、メール、動画の視聴などがメインの用途なら4GBでも足りるかもしれませんが、ペイントソフトやフォトショップのようなソフトを使用するな ら8GB以上搭載することをおすすめします。解像度が大きい印刷用データを取り扱う場合や、複数のソフトを同時に使うのなら16GB搭載したほうが快適に作業できると思います。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
搭載されているDDR3(PC3-12800)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL11と表示されています。

HP Slimline 450 シリーズはストレージを1台搭載可能です。起動ドライブはファイルの読み書きが高速がSSDを選択することができます。
■ストレージ(起動ドライブ) ・500GB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) [標準] ・1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) ・2TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) ・3TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) ・256GB SSD (6Gbps対応) ・512GB SSD (6Gbps対応) ※今回のテストでは500GBハードドライブ (7200回転) を搭載。 ※モデルによっては一部のオプションが選択できない場合があります。 ※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。 | ||||
■500GBハードドライブ

CrystalDiskInfoで表示されるシーゲート製HDDの情報。ファームウェアは「HP74」です。
■ST500DM002-1BD142 500.1 GBのスペック 容量:500GB 回転数:7200rpm キャッシュ:16MB インターフェイス:SATA 6Gb/s 規格サイズ:3.5インチ | ||||

CrystalDiskMark 3.0.4 x64でストレージの性能を測定することができます。今回のテストは実際の使用で参考になる「ランダム」で行っています。0Fill (1 Fill) のデータは圧縮が容易なので、実際に使用した場合よりも良い結果が出ることがあります。
ランダム・・・0と1がランダムに混ざったデータの読み書き速度を測定。 ALL0x00 (0 Fill) ・・・全て0のデータの読み書き速度を測定。 ALL0xFF (1 Fill) ・・・全て1のデータの読み書き速度を測定。 Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリード、シーケンシャルライトともに120MB/s前後です。これまでテストした1TB以上の7200回転のHDDは180~200MB/sくらいは出ていました。512Kも半分くらいの速度になりました。容量が少ない500GBのHDDは少し速度が遅いようです。3回連続でベンチマークをしたときの温度上昇はは2~3℃程度でした。
■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温25℃) 35℃(アイドル時)→37℃(ベンチマーク後) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約23~27秒 ※PCの構成次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||

グラフィックスはインテルプロセッサー内蔵とAMD Radeon R5 330 (2GB / DDR3)が選択可能です。
■グラフィックス ・インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵) [標準] ・AMD Radeon R5 330 (2GB / DDR3) ※インテル HD グラフィックスはプロセッサーによって異なります。今回はインテルHDグラフィックス 4400のテストをしています。 | ||||
■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」 ■AMD Radeon R5 330 (2GB / DDR3) PassMarkにベンチマークのデータがありませんでしたが、ローエンドのグラフィックスカードなので3Dゲームは不向きです。 ■インテル HD グラフィックス 4600 Core i5-4460T Core i7-4790T プロセッサーに内蔵されているGPUです。プロセッサー内蔵グラフィックスは専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。3Dゲーム向けではありませんが、インターネットや動画を見るなど普通にパソコンを使用するには十分な性能があります。(※参考記事:インテル HD グラフィックス 4600のベンチマーク) ■インテル HD グラフィックス 4400 Core i3-4170 プロセッサーに内蔵されているGPUです。上記のHD 4600より少し性能が低くなりますが動画の視聴などは問題ありません。 ■インテル HDグラフィックス インテル Celeron プロセッサー G1840に内蔵されているGPUです。最も低い性能ですがインタネットや動画の視聴などは問題ありません。過去にミニPCでテストしています。(※参考記事:Stream Mini 200-020jpの性能・消費電力について) | ||||
GPU-Zで表示される インテル HD グラフィックス 4400 の詳細。
■インテル HD グラフィックス 4400 のスペック 【GPUコア】 GT2 【CUDAコア(シェーダユニット)】 16 【テクスチャユニット】 8基 【ROPユニット】 4基 【ベースクロック】 360 MHz 【ブーストクロック】 非表示 【テクスチャ・フィル速度】 2.8 GigaTexels/s 【メモリ クロック】 800MHz 【メモリ容量 】 メインメモリと共有 【メモリ・インターフェース】 64ビット 【メモリのバンド幅】 12.8GB/秒 【最大温度】 非表示 【TDP】 非表示 ◆インテル Core i3-4170 プロセッサースペック詳細 | ||||
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |

Core i3-4170 インテル HDグラフィックス 4400 | Core i5 -4460T インテル HDグラフィックス 4600 |
スコア:457 | スコア:598 |
Graphics Score :485 Physics Score :5078 Combined Score :164 | Graphics Score :642 Physics Score :4336 Combined Score :214 |
Sky Diver |

Core i3-4170 インテル HDグラフィックス 4400 | Core i5 -4460T インテル HDグラフィックス 4600 |
スコア:2091 | スコア:2798 |
Graphics Score :1931 Physics Score :4124 Combined Score :1873 | Graphics Score :2607 Physics Score :4634 Combined Score :2685 |
Cloud Gate |

Core i3-4170 インテル HDグラフィックス 4400 | Core i5 -4460T インテル HDグラフィックス 4600 |
スコア:4334 | スコア:4860 |
Graphics Score :4621 Physics Score :3562 | Graphics Score :5744 Physics Score :3160 |
Ice Storm |

Core i3-4170 インテル HDグラフィックス 4400 | Core i5 -4460T インテル HDグラフィックス 4600 |
スコア:41677 | スコア:45225 |
Graphics Score :42597 Physics Score :38746 | Graphics Score :50675 Physics Score :32858 |
■グラフィックススコア比較 ※()内はCore i5-4460T、インテル HDグラフィックス 4600との比較。 Fire Strike(DirectX 11)・・・485(75%) Sky Diver(DirectX 11 APU向け)・・・1931(74%) Cloud Gate(DirectX 10)・・・4621(80%) Ice Storm(DirectX 9)・・・42597(84%) 3D MARKのテストでは、インテル HDグラフィックス 4400(Core i3-4170に内蔵)は、インテル HDグラフィックス 4600(Core i5-4460T内蔵)の74~84%くらいのスコアです。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 70.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度(プロセッサー内蔵) | 69.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1638 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約68W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。
■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
Core i3-4170 (最大3.7GHz, 2コア4スレッド) インテル HDグラフィックス 4400 | Core i5 -4460T (最大2.7GHz, 4コア4スレッド) インテル HDグラフィックス 4600 |
OpenGL:18.72 | OpenGL:22.66 fps |
CPU:355 cb CPU(Single Core):138 cb | CPU:345 cb CPU(Single Core):104 cb |
プロセッサパワーをすべてを使うCPUテストでは、Core i3-4170(最大3.7GHz, 2コア4スレッド)は、Core i5 -4460T(最大2.7GHz, 4コア4スレッド)のスコアよりも僅かに良いスコア(約2%)です。 1コアの性能を測定するCPU(Single Core)テストでは、動作周波数が高いCore i3-4170の方が30%ほど良いスコアが出ています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 74.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度 | 72.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 627 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
OpenGLテスト・・・最大 約52W、 CPUテスト・・・最大 約62W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準(デスクトップ) ウインドウモード | |
スコア:1585 | ||
平均フレームレート:11.541 評価:設定変更を推奨 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準(デスクトップ) フルスクリーンモード | |
スコア:807 | ||
平均フレームレート:5.416 評価:動作困難 |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:416 | ||
平均フレームレート:2.292 評価:動作困難 |
フルHD(1920x1080)・フルスクリーンのテストでは、最高品質でも標準画質でも動作困難という評価になります。1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードでも平均フレームレートが11fpsなので、普通にプレイするのも厳しいレベルです。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 65.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度 | 60.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1370 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約65W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
※このベンチマークの配布は終了しています。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準(デスクトップ) ウインドウモード | |
スコア:2422 | ||
評価:普通 平均フレームレート:19.185 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準(デスクトップ) フルスクリーンモード | |
スコア:1270 | ||
評価:設定変更が必要 平均フレームレート:9.943 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:540 | ||
評価:動作困難 平均フレームレート:3.878 |
1920x1080のフルスクリーンモードでは、最高品質、標準品質共に平均フレームレートが10fps以下なので、画面の動きがカクカクした状態です。 グラフィック設定を1280x720標準品質(デスクトップ)に設定すると、平均フレームレートが19fpsくらいになり、とりあえず動くようになります。評価は「普通」になりますが、30fpsを切ると画面の動きはスムーズさに欠けるように見えます。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 66.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度 | 64.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1076 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約64W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
![]() | 画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | |
スコア:1703 | ||
フレームレート:11~26fps |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 フルスクリーンモード | |
スコア:945 | ||
フレームレート:4~14fps |
画面サイズ1920x1080・フルスクリーンは10fpsを切ることがあるので動作困難なレベルです。1280x720・ウインドウモードにしても30fpsを切っているので、画面の動きはスムーズさに欠けているように見えます。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 56.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度 | 51.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 469 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約51W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード

※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。
![]() | 画面サイズ: 1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | |
スコア:861 | ||
フレームレート21(15)~43fps 評価:標準的な動作が見込めます |
![]() | 画面サイズ: 1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:280 | ||
フレームレート:12(7)~24fps 評価:設定の見直しが必要 |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:137 | ||
フレームレート:8(5)~16fps 評価:設定の見直しが必要 |
1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3(または5)の場合は設定の見直しが必要という評価になります。10fpsを切ることがあり、画面の動きはカクカクした状態になります。 1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると、画面の動きが少し良くなりました。30fps以上出る場面が多くなりましたが、20fps台に下がるシーンもあるので、快適にプレイするには設定の見直しが必要になります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 64.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度 | 63.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 445 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約56W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:4330 | ||
フレームレート:21~75fps 評価:普通 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:1930 | ||
フレームレート:13~35fps 評価:重い |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:1281 | ||
フレームレート:11~30fps 評価:重い |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4170 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 70.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
インテル HD グラフィックス 4400 |
GPUの温度 | 69.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1150.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 318 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約62W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※インテル HDグラフィックス 4400は測定可能な数値のみ記載。 |

HP Slimline 450-120jpは180W ATX電源、80PLUS BRONZE (82%電源変換効率)相当を搭載しています。
■ベンチマーク中のCore i3-4170プロセッサーの温度(室温25℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大74℃(CINEBENCH R15)でした。
■ベンチマーク中のインテル HD グラフィックスの温度(室温25℃)
プロセッサーに内蔵されているので、動作中はプロセッサーと同じくらいか少し低い温度になります。
■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
消費電力は3DMARKの68Wが最大で、他のゲームベンチマークは51~64Wくらいの消費電力でした。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温25℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に48℃前後(消費電力は44W 前後)になることがありますが、ページを見ているだけの状態では大体33℃前後(消費電力は20~23W)で推移していました。
【プロセッサーの温度】 33℃~48℃ 【GPUの温度】 最大46.0℃ 【消費電力】 20~44W前後 | ||||
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温25℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は最大で50℃前後でした。消費電力は25~28Wで安定していましたが、たまに31W前後まで上がることがありました。
【プロセッサーの温度】 最大50℃ 【GPUの温度】 最大50℃ 【消費電力】 25~31W前後 | ||||
■DVDを約30分再生したときの消費電力・温度(室温25℃)
DVDのコンテンツをフルスクリーンで約30分視聴したときの温度は最大で53℃前後でした。消費電力は25~29Wの間で推移していました。
【プロセッサーの温度】 最大53℃ 【GPUの温度】 最大46℃ 【消費電力】 25~29W前後 | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温25℃) | |
インテル Core i3-4170 プロセッサー | 74℃ (アイドル時 30℃前後) |
インテル HD グラフィックス 4400 | 72℃ (アイドル時 30℃前後) |
HP Slimline 450-120jp の消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.0W 前後 |
スリープ時 | 1.0~1.5W 前後 |
アイドル時 | 19W 前後 |
起動時 | 約50W (瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約68W (3DMARK) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |

■ベンチマークテストのまとめ ・インテル Core i3-4170 は、最大動作周波数が3.7GHz、2コア4スレッドのプロセッサーです。CINEBENCH R15のコアを全て使うCPUテストでは、Core i5-4460T(最大2.7GHz、4コア4スレッド)とほぼ同じスコアです。1コアの性能を測定するテストでは動作周波数が高いCore i3-4170の方が30%ほど良いスコアが出ているので、インターネットやメール、オフィスソフトなどをメインで使用するのならCore i3-4170で十分だと思います。 ・最小構成の4GBメモリを搭載した場合でも、インターネットやメール、動画の視聴、この記事のベンチマークやブログ記事の作成、簡単な画像処理(トリミング、サイズの変更など)は可能でしたが、多数のアプリケーションを起動したり、メモリを多く使用する画像処理ソフトを使用する場合は、8GB以上メモリを搭載したほうが快適に作業することができます。 ・インテルHDグラフィックス4400 は、ファイナルファンタジーのような3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しい性能ですが、軽めのゲームのドラクエは画面解像度1280x720・標準画質で「普通」という評価なので、とりあえずプレイは可能です。(※ドラゴンクエストX ベンチマーク) ・ベンチマーク中の消費電力は高負荷時で最大68Wでしたが、インターネットや動画、DVDの視聴時の消費電力は20~44Wくらいになります。 | ||||
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■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年12月16日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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