468_HP Pavilion 550-140jp_レビュー151208_01b

日本HPのスタンダード・ミニタワーPC「HP Pavilion 550-140jp/CT」の性能・消費電力を検証しました。

【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-140jpの外観・デザイン・内部のレビュー

HP Pavilion 550-140jp のスペック
 OS  Windows 10 Home (64bit)
 プロセッサー  インテル Core i7-4790 プロセッサー
 チップセット  インテル H87 チップセット
 メモリ  16GB PC3-12800 (1600MHz)
 ストレージ  1TB ハードドライブ (7200回転)
 グラフィック  NVIDIA GeForce GT 730 ※
 電源  300W ATX電源
※ NVIDIA ドライバーのバージョン 353.82


600_7OFFクーポンQRコード_230501_詳しくはこちら_01 600x12_空白 600_お得なキャンペーンについて_220820_01_ピンク 600x12_空白 600_HPパソコンの納期について_2208020_01 600x12_空白 600_ENVY TE02_週末セール_230529_02



■目次(ページ内リンク)

下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。

◆ベンチマークについて
◆インテル Core i7-4790 プロセッサー
◆16GBメモリ PC3-12800 (1600MHz)
◆1TB ハードドライブ (7200回転)
◆グラフィックス NVIDIA GeForce GT 730
◆ベンチマーク(3D MARK)
◆ベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆ベンチマーク(FF14:蒼天のイシュガルド ベンチマーク)
◆ベンチマーク(FF14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編)
◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】)
◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0)
◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆ベンチマーク中の温度・消費電力
◆ベンチマークテストのまとめ
  





■ベンチマークについて

550-140jp_IMG_01a.png

今回のテストで使用するのは、インテル Core i7-4790 プロセッサー、16GBメモリ、NVIDIA GeForce GT 730 を搭載したHP Pavilion 550-140jp/CT (2015年冬モデル)です。フロントパネルはブリザードホワイト、サンセットレッドの2色が用意されています。

ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。今回テストするのはデスクトップPCなので、ベンチマーク中の消費電力はモニターを含まないPC単体の数値になります。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPUGPUHDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。




468x110_HP Pavilion 550-140jp_プロセッサー_01a

オプションで3種類のプロセッサーが用意されています。上位モデルは最新の第6世代インテルCoreプロセッサー(Skylake)を搭載していますが、Pavilion 550 シリーズは第4世代(Haswell Refresh)になります。2世代違いますが性能に大きな差はありません。


・インテル Core i3-4170 (3.7GHz / 2コア4スレッド) [標準]
・インテル Core i5-4670 (3.4 ‐ 3.8GHz / 4コア4スレッド)
・インテル Core i7-4790 (3.6 ‐ 4.0GHz / 4コア8スレッド)

※今回のテストではインテル Core i7-4790 プロセッサーを搭載。

■プロセッサー性能比較 PassMark - CPU Benchmark
※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。

 550-140jp_プロセッサー比較
プロセッサー性能比較_01_凡例

◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」




■Core i7-4790 (3.6 ‐4.0GHz / 4コア8スレッド, TDP 84W)
オプションで用意されている中では、ハイパースレッディング・テクノロジー(※参考記事)を搭載しているCore i7-4790が最も高性能です。価格は高くなりますが、動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトなどを快適に使用したい方に最適なプロセッサーです。

■Core i5-4670 (3.4 - 3.8GHz, 4コア4スレッド, TDP 84 W)
オプションでは中間の性能になります。画像処理ソフトやゲームなどの用途ならCore i5以上のプロセッサーをお勧めします。

■Core i3-4170 (3.7GHz, 2コア4スレッド, TDP 54 W)
2コア4スレッドなので総合的な性能は他に比べて少し劣ります。インターネットやメール、文書作成、動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では十分な性能ですが、フォトショップのような画像処理ソフトを使用したり、動画のエンコードなどをする場合は少し非力さを感じることがあるかもしれません。
 
 


550-140jp_CPU-Z_01.png

CPU-Zで表示されるインテル Core i7-4790 プロセッサーの詳細。


■インテル Core i7-4790 プロセッサーのスペック
プロセッサー・ベース動作周波数・・・3.6 GHz (アイドル時:約800MHz)
ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・4.0 GHz
コアの数・・・4
スレッド数・・・8
L3キャッシュ・・・8MB
TDP(CPUの消費電力の目安)・・・84W
プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度・・・72.72°C

■特長
第4世代インテルCoreプロセッサー(Haswell Refresh)。
・22nmプロセス技術を採用。
・ターボ・ブースト利用時の最大周波数は4.0GHz。

◆インテル Core i7-4790 プロセッサースペック詳細


550-140jp_CPU-Z_03.png

チップセットは「インテル H87 チップセット」(※スペック詳細)を搭載しています。



468x110_HP Pavilion 550-140jp_メモリ_01a

Pavilion 550 シリーズはPC3-12800 (1600MHz)のメモリを最大16GBまで搭載可能です。


・4GB (4GBx1) PC3-12800 (1600MHz) [標準]
・8GB (8GBx1) PC3-12800 (1600MHz)   
・16GB (8GBx2) PC3-12800 (1600MHz)

※今回のテストではメモリを16GB搭載しています。
※メモリの増設は可能ですが保証対象外となります。(※アップグレードガイド

ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールのような用途なら4GBでも足りるかもしれませんが、ペイントソフトやフォトショップのようなソフトを使用するな ら8GB以上搭載をおすすめします。解像度が大きい印刷用データを取り扱う場合や、複数のソフトを同時に使うのなら16GB搭載したほうが快適に作業できると思います。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?


550-140jp_CPU-Z_04.png

搭載されているDDR3(PC3-12800)メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL11と表示されています。



468x110_HP Pavilion 550-140jp_ストレージ_01a

Pavilion 550 シリーズはストレージを2台まで搭載可能です。起動ドライブはファイルの読み書きが高速なSSDを選択することができます。


■ストレージ(起動ドライブ)
・500GB ハードドライブ (SATA, 7200rpm)    [標準]
・1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm)
・2TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm)
・3TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm)
・256GB SSD (6Gbps対応)
・512GB SSD (6Gbps対応)

■増設用ストレージ (2nd)
2nd 増設用ハードドライブなし    [標準]
1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) (2nd)  
2TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) (2nd)
3TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) (2nd) 

※今回のテストでは1TBハードドライブ (7200回転) を搭載。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。


■1TBハードドライブ

550-140jp_CrystalDiskInfo_HDD 1TB_01

CrystalDiskInfoで表示されるシーゲート製HDDの情報。ファームウェアは「HP51」です。


■ST1000DM003-1ER162 1000.2 GBのスペック
容量:1TB
回転数:7200rpm
キャッシュ:64MB
インターフェイス:SATA 6Gb/s
規格サイズ:3.5インチ


550-140jp_CrystalDiskMark_HDD 1TB_02

CrystalDiskMark 3.0.4 x64でストレージの性能を測定することができます。今回のテストは実際の使用で参考になる「ランダム」で行っています。0Fill (1 Fill) のデータは圧縮が容易なので、実際に使用した場合よりも良い結果が出ることがあります。

 
ランダム・・・0と1がランダムに混ざったデータの読み書き速度を測定。
ALL0x00 (0 Fill) ・・・全て0のデータの読み書き速度を測定。
ALL0xFF (1 Fill) ・・・全て1のデータの読み書き速度を測定。

Read (リード)・・・読み込み速度
Write (ライト)・・・書き込み速度
Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き
4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度
 

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリード、シーケンシャルライトともに200MB/s近く出ています。512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書き速度は、7200回転のHDDとしては標準的な速度です。低発熱のHDDなので、3回連続でベンチマークをしても温度が大きく上昇することはありませんでした。

■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温25℃)
28℃(アイドル時)→30℃(ベンチマーク後)

■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで)
約22~28秒
※PCの構成次第で起動時間が長くなる場合があります。



468x110_HP Pavilion 550-140jp_グラフィックス_01a

グラフィックスはインテルプロセッサー内蔵とNVIDIA GeForce GT 730が選択可能です。NVIDIAのキャンペーンでライトゲーム向けのグラフィックスカードELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C セットモデルが用意されています。


※今回のテストではNVIDIA GeForce GT 730 を搭載。

■グラフィックス

・インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵) [標準]
・NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)

■グラフィックス(ELSA製)
・ELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C
※この製品は別梱包です。取り付け・設定などは自分で行う必要があります。

キャンペーンページ】
◆おすすめ!NVIDIAグラフィックス搭載PCがお得!

■グラフィックス性能比較 PassMark - GPU Benchmark
※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。

550-140jp_グラフィクス比較

◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」



■NVIDIA GeForce GTX 960
GTX960は上位機種(※ENVY 750-180jp)に搭載されているグラフィックスカードです。GTA5はフルHD・最高画質は無理ですが、それなりに良い画質でプレイできる性能があります。(※GTA5ベンチマーク

■NVIDIA GeForce GTX 750 Ti
 ライトゲーム向けのグラフィックスカードです。ドラクエのような軽めのゲームは最高画質でも快適にプレイできる性能がありますが、GTA5のような本格的な3DゲームをプレイするのならGTX960以上のグラフィックスカードをお勧めします。

■NVIDIA GeForce GT 730
インテル HDグラフィックス 4600より少し良いくらいの性能ですが、GTX 750Tiとは大きな差があります。専用のビデオメモリを搭載しているので、メインメモリを全てOSや作業のために使うことが可能です。

■インテル HDグラフィックス 4600
プロセッサーに内蔵されているグラフィックスは専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有(最大2138MB )します。ゲーム用のGTX960やGTX750Tiなどと比較すると性能は高くないのですが、インターネットや動画を見るなど普通にパソコンを使用するには十分な性能があります。

ファイナルファンタジーのような3Dゲームをプレイするのは厳しいのですが、ドラゴンクエストXのような軽めのゲームのベンチマークでは、標準品質・ウインドウ表示・画面解像度1280x720で「快適」という評価になります。(※参考記事:インテル HD グラフィックス 4600のベンチマーク


550-140jp_GPU-Z_GT 730_01

GPU-Zで表示される GeForce GT 730 の詳細。


■NVIDIA GeForce GT 730 のスペック
【GPUコア】 GK208
【CUDAコア(シェーダユニット)】 384
【テクスチャユニット】 32基
【ROPユニット】 8基
【ベースクロック】 902 MHz
【ブーストクロック】 902 MHz
【テクスチャ・フィル速度】 28.9 GigaTexels/s
【メモリ クロック】 900MHz
【メモリ容量 】 4GB DDR3
【メモリ・インターフェース】 64ビット
【メモリのバンド幅】 14.4GB/秒
【最大温度】 98℃
【TDP】 23 W





■3D MARK

3D MARK_rogo

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード


※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。

 Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト

550-140jp_3D MARK_Fire Strike

Core i7-4790
GeForce GT 730
Core i7-4790
インテル HDグラフィックス 4600
スコア:1033 スコア:643
Graphics Score1108
Physics Score 10578
Combined Score362
Graphics Score679
Physics Score 9574
Combined Score230


 Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)向けのテスト

550-140jp_3D MARK_Sky Diver

Core i7-4790
GeForce GT 730
Core i7-4790
インテル HDグラフィックス 4600
スコア:4249 スコア:3090
Graphics Score3836
Physics Score 10007
Combined Score4027
Graphics Score2780
Physics Score 8199
Combined Score2821


 Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

550-140jp_3D MARK_Cloud Gate

Core i7-4790
GeForce GT 730
Core i7-4790
インテル HDグラフィックス 4600
スコア:7024 スコア:6286
Graphics Score6914
Physics Score 7443
Graphics Score6125
Physics Score 6926


 Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

550-140jp_3D MARK_Ice Storm

Core i7-4790
GeForce GT 730
Core i7-4790
インテル HDグラフィックス 4600
スコア:58424 スコア:56194
Graphics Score61073
Physics Score 50726
Graphics Score59092
Physics Score 47964


GeForce GT 730とインテル HD グラフィックス 4600のグラフィックススコア比較すると、Fire Strikeで大きな差が付きましたが、Ice Stormは僅かに良い程度のスコアになりました。

■グラフィックススコア比較
※()内はインテル HDグラフィックス 4600との比較。

Fire Strike(DirectX 11)・・・1108(163%)
Sky Diver(DirectX 11 APU向け)・・・3836(137%)
Cloud Gate(DirectX 10)・・・6914(112%)
Ice Storm(DirectX 9)・・・61073(103%)

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  63.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度(プロセッサー内蔵)  58.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  49%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  1738 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約114W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





■MAXON CINEBENCH R15

HP OMEN 15-5100_CINEBENCH R15_top

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード


550-140jp_CINEBENCH R15_01s

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)

カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。

Core i7-4790
GeForce GT 730
Core i7-4790
インテル HDグラフィックス 4600
OpenGL:49.74OpenGL:23.51
CPU:756 cb
CPU(Single Core):156 cb
CPU:755 cb
CPU(Single Core):157 cb


GeForce GT 730はインテル HDグラフィックス 4600よりもOpenGLのスコアが2倍以上向上しました。プロセッサーはいずれもCore i7-4790なので、ほぼ同じスコアになっています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  65.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度  50.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  28%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  443 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
OpenGLテスト・・・最大 約83W、 CPUテスト・・・最大 約112W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード



550-140jp_イシュガルド_1280x720標準ウインドウ_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準(デスクトップ)
ウインドウモード
 スコア:3889
 平均フレームレート:30.068
評価:快適



550-140jp_イシュガルド_1920x1080標準フルスク_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準(デスクトップ)
フルスクリーンモード
 スコア:2024
 平均フレームレート:15.256
評価:普通



550-140jp_イシュガルド_1920x1080最高フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーンモード
 スコア:994
 平均フレームレート:7.004
評価:動作困難


フルHD(1920x1080)・最高品質・フルスクリーンのテストでは、平均フレームレートが7fpsなので動作困難ですが、1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードでは、平均フレームレートが30fpsくらいで快適という評価になりました。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  54.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度  56.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  44%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  1540 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約93W
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編

実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

※このベンチマークの配布は終了しています。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード



550-140jp_エオルゼア_1280x720標準ウインドウ_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準(デスクトップ)
ウインドウモード
 スコア:6331
 評価:とても快適
平均フレームレート:53.692



550-140jp_エオルゼア_1920x1080標準フルスク_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準(デスクトップ)
フルスクリーンモード
 スコア:3404
 評価:やや快適
平均フレームレート:27.917



550-140jp_エオルゼア_1920x1080最高フルスク_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーンモード
 スコア:1401
 評価:設定変更が必要
平均フレームレート:11.043


1920x1080・最高品質・フルスクリーンモードでは、平均フレームレートが10fps前後なので画面の動きがカクカクした状態です。グラフィック設定を1280x720標準品質(デスクトップ)に設定すると、平均フレームレートが53fps以上になり、画面の動きも良くなりました。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  50.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度  54.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  40%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  1014 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約83W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】

「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード

※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。



550-140jp_MHF_1280x720ウインドウ_01 画面サイズ:1280x720
ウインドウモード
 スコア:3768
 フレームレート:28~53fps



550-140jp_MHF_1920x1080フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
フルスクリーンモード
 スコア:1974
 フレームレート:8~25fps


1920x1080・フルスクリーンは10fpsを切ることがあるので動作困難なレベルですが、1280x720・ウインドウモードにすると30fps以上出ている場面が多く画面の動きも良くなりました。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  51.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度  53.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  32%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  530 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約114W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロード

17-n000_PSO2_フレームレートが大きく下がるシーン_01

※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。



550-140jp_PSO2_1280x720簡易設定3ウインドウ_01 画面サイズ: 1280x720
簡易描画設定・・・3
ウインドウ表示
 スコア:4337
 フレームレート52(28)~120fps
評価:標準的な動作が見込めます



550-140jp_PSO2_1920x1080簡易設定3フルスク_01 画面サイズ: 1920x1080
簡易描画設定・・・3
フルスクリーン表示
 スコア:1828
 フレームレート:30(16)~76fps
評価:設定の見直しが必要



550-140jp_PSO2_1920x1080簡易設定5フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
簡易描画設定・・・5(最高画質)
フルスクリーン表示
 スコア:971
 フレームレート:25(12)~54fps
評価:設定の見直しが必要



1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3(または5)の場合は設定の見直しが必要という評価になりますが、1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると、瞬間的に30fpsを切る場面以外はだいたい60fps以上出ていて、画面の動きもスムーズになりました。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  53.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度  54.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  38%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  435 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約74W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





■ドラゴンクエストX ベンチマーク

お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。

◆ベンチマーク ダウンロード



550-140jp_DQX_1280x720標準ウインドウ_01 画面サイズ:1280x720
グラフィック設定:標準品質
ウインドウ表示
 スコア:11321
 フレームレート:37~186fps
評価:すごく快適



550-140jp_DQX_1920x1080標準フルスク_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:標準品質
フルスクリーン表示
 スコア:5917
 フレームレート:30~106fps
評価:快適



550-140jp_DQX_1920x1080最高フルスク_01 画面サイズ・・・1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーン表示
 スコア:3943
 フレームレート:24~75fps
評価:普通


DQXBenchMain 2015-10-25 17-59-02-64

ドラクエのベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。

1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示では、大体30fps以上出るのですが、上記の重いシーンでは24fpsくらいまで下がり「普通」という評価になります。

1280x720・標準品質・ウインドウ表示に設定した場合の評価は「すごく快適」になります。最低フレームレートは38fpsくらいで大きく向上しませんが、最高フレームレートがかなり向上します。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790 プロセッサー
 プロセッサーの温度  51.0℃  アイドル時 29.0℃前後
NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3)
 GPUの温度  54.0℃  アイドル時 31.0℃前後
 GPU コアクロック  901.5 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  450.0 MHz  アイドル時 202.5 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  38%  アイドル時 28%
 ビデオメモリ使用量  310 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大 約82W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※GPUクーラーのファンスピードは回転数が表示されないので%のみ表記。





468x110_HP Pavilion 550-140jp_消費電力_01a

HP Pavilion 550-140jpは300W ATX 電源を搭載しています。

ベンチマーク中の Core i7-4790プロセッサーの温度(室温25℃)
ベンチマーク中の温度は高負荷時で最大65℃でした。プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度が72.72°Cなので許容範囲内の温度になります。

■ベンチマーク中のGeForce GT 730の温度(室温25℃)
消費電力が低いグラフィックスカードなので、ベンチマーク中の温度は高負荷時でも最大58℃でした。

■ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
消費電力は3DMARKの114Wが最大。モンスターハンターのベンチマークも3DMARKと同じくらいで、他のゲームベンチマークは70~100Wくらいの消費電力でした。

■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温25℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に40℃前後(消費電力は50~60Wくらい)になることがありますが、ページを見ているだけの状態では大体31℃前後(消費電力は38~41Wくらい)で推移していました。

【プロセッサーの温度】 31℃~43℃
【GPUの温度】 最大33℃
【消費電力】 38~60W前後


■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温25℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は最大で41℃前後でした。

【プロセッサーの温度】 最大43℃
【GPUの温度】 最大36℃
【消費電力】 40~55W前後


■DVDを約30分再生したときの消費電力・温度(室温25℃)
DVDのコンテンツをフルスクリーンで約30分視聴したときの温度は最大で44℃前後でした。

【プロセッサーの温度】 最大44℃
【GPUの温度】 最大35℃
【消費電力】 41~52W前後


ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温25℃)
 インテル Core i7-4790 プロセッサー  65℃ (アイドル時 29℃前後)
 NVIDIA GeForce GT 730
 58℃ (アイドル時 31℃前後)
HP Pavilion 550-140jp の消費電力(モニターを除く)
 電源OFF時  0.3W 前後
 スリープ時  2.0W 前後
 アイドル時  35W 前後
 起動時  約84W (瞬間最大)
 ベンチマーク中の最大消費電力  約114W (3DMARK
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。




468_HP Pavilion 550-140jp_レビュー151208_03b


■ベンチマークテストのまとめ

インテル Core i7-4790 はオプションの中では最も高い性能のプロセッサーです。最新世代ではありませんが、動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフトなどで高い性能を発揮します。

16GBメモリを搭載した場合、インターネットやメール、オフィスソフト、動画の視聴などの用途ではかなり余裕があります。そのような用途なら8GBで十分だと思います。

GeForce GT 730 は、ファイナルファンタジーのような3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しい性能ですが、ドラクエのような軽めのゲームなら、画面解像度1280x720・標準画質で「すごく快適」という評価になります。(ドラゴンクエストX ベンチマーク

ベンチマーク中の消費電力は高負荷時で最大114Wでしたが、インターネットや動画、DVDの視聴時の消費電力は40~60Wくらいになります。
 
 

【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Pavilion 550-140jp/CT 製品詳細
◆HP Pavilion 550-140jp/CT(スペックPDF)

【HP Pavilion Desktop 550-140jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング

【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-140jpの外観・内部のレビュー
◆HP Pavilion 550-140jpの性能・消費電力を検証!



■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年12月8日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。

関連記事

カテゴリ
タグ