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日本HPのスタンダード・ミニタワーPC「HP Pavilion 550-140jp」の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載しています。

【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-140jp(Core i7-4790, GeForce GT 730)のベンチマーク



■製品の特長
・東京生産フルカスタマイズ対応
・最新OS、Windows 10 Home(64bit)を搭載
・緻密なドットテクスチャーと、艶やかなメタルコーティングを施したフロントパネル
・第4世代インテル プロセッサー搭載
・DDR3メモリは最大16GBまで
・ストレージベイを2つ搭載
・SSDは256/512GBを選択可能
・HDDは500GB/1TB/2TB/3TBを選択可能
・300W ATX電源





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目次(ページ内リンク)

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◆HP Pavilion 550 シリーズ(2015年冬モデル)の外観・デザイン
◆フロントパネルとインターフェース部分のディテール
◆前面のインターフェイス・各部名称
◆ウルトラスリムのオプティカルドライブ
◆HP Pavilion 550シリーズの側面
◆HP Pavilion 550-140jp(2015年冬モデル)の内部
◆プロセッサー
◆DDR3メモリ(PC3-12800)
◆ストレージを2台搭載可能なドライブベイ
◆グラフィックスカード
◆300W ATX電源ユニット
◆背面のインターフェース・各部名称
◆サイズ・重量
◆リサイクルマーク
◆外観・デザインのレビューまとめ




 HP Pavilion 550 シリーズ(2015年冬モデル)の外観・デザイン

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モダンインテリアとの調和を目指したデザインのHP Pavilion 550-140jp/CT(2015年冬モデル)は、フロントパネルのカラーがこれまでのブリザードホワイト(※関連記事:Pavilion 550-040jpのレビュー)と、新しいカラー「サンセットレッド」が選択できるようになりました。。




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フロントパネルには緻密なドットテクスチャーと、艶やかなメタルコーティングが施されています。新カラーの「サンセットレッド」はブリザードホワイトより色が濃いのでメタリック感が強調されます。サンセットは日没という意味で、普通のレッドよりはほんの僅かにオレンジっぽいカラーに見えます。



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上位機種ENVY 750 シリーズのようなフロントパネル底面のエアインテーク(※参考画像)はありませんが、Pavilion 550 シリーズも筐体の前部を少し浮かせるような設計になっています。



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縦のラインを強調したデザインで、USBやヘッドフォン端子などのインターフェース類はフロントに集中しています。



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天面にはインターフェース類などはなくフラットな形状です。




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フロントパネルは端に近い部分が緩やかなカーブになっています。



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フロントパネル底面には上位機種のようなエアインテーク(※参考画像)はありません。



 フロントパネルとインターフェース部分のディテール

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ドットテクスチャーは立体的な形状です。中央のインターフェース部分は樹脂ですがヘアライン加工がされています。ドットテクスチャーはフロントパネルの端に近くなるにつれて小さいサイズになっています。



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インテルのステッカーはおなじみのブルーではなくグレーを採用。サウンドはプレミアムオーディオ機器の老舗「Bang & Olufsen」です。



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東京生産やグラフィックスカードのステッカーは、サイドパネルに貼られています。



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照明の当たり具合によっては、フロントパネルのドットテクスチャーが光を反射して、イルミネーションが点灯しているように見えることがあります。



 前面のインターフェイス・各部名称

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HP ENVY 550 シリーズは前面にUSBやメディアカードリーダー、ヘッドフォン出力などの端子類を配置しています。

前面のインターフェース
・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート ×1
・メディアカードリーダー×1
・USB3.0×2



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天面にある電源スイッチは、ノートPCで採用されているような少し小さめのサイズです。



 ウルトラスリムのオプティカルドライブ

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ウルトラスリムのオプティカルドライブを縦に搭載オプションで下記の2種類が用意されています。

・DVDスーパーマルチドライブ [標準]
・ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)

◆オプティカルドライブ(光学ドライブ)の種類・機能について



 HP Pavilion 550シリーズの側面

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エアインテークは右側面に3カ所あります。左側の2つのエアインテークはストレージ用、右下の大きなエアインテークはプロセッサーの位置にあります。



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何もなくスッキリとしている左側面。シリアルナンバーが記載されたステッカーやリサイクルマークは底面に貼られています。



 HP Pavilion 550-140jpの内部

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HP Pavilion 550 シリーズは筐体内部の熱を効率よく排出できるようにするために、Micro ATX規格のマザーボードを逆さま(逆倒立)に設置しています。ストレージは2台まで搭載可能です。(◆ストレージの項目

前モデル(※関連記事:Pavilion 550-040jp)から内部の構造やマザーボード(インテル H87 チップセット)の変更はありませんが、カスタマイズのプロセッサー、256GBSSDの追加、グラフィックスなどが変更されています。


※アップグレードガイド(※リンク)にメモリやストレージの取り付け方法が記載されていますが、自分でPCパーツの増設をした場合は保証対象外となります。
 


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カスタマイズの内容によって搭載されるPCパーツは変わります。こちらの画像はグラフィックスカードを搭載していない状態です。(※関連記事:Pavilion 550-040jp



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オプティカルドライブ用のウルトラスリムベイを縦に搭載。



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PCI Express x16が1 スロット(グラフィックスカード用) 、PCI Express x1 が1スロットあります。

◆関連項目:グラフィックスカード GeForce GT 730 を搭載した状態


※PCI Express x16 スロットの下にある「ボタン電池」を外すことで、記録されているCMOS情報をクリアすることが可能です。

◆CMOSをクリア(BIOS設定を初期化)する方法
 



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メモリの左側にPCI Express Mini Card  スロットがあります。画像は無線LANカードが装着された状態です。



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SATAコネクターは3つあります。画像はオプティカルドライブとストレージ2台を接続している状態。



 プロセッサー

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カスタマイズで第4世代インテルプロセッサーのCore i3-4170、HP Pavilion 550 シリーズ2015年冬モデルから採用されたCore i5-4670、Core i7-4790が選択可能です。プロセッサーは空冷ファンで冷却します。

◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」



 DDR3メモリ(PC3-12800)

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メモリスロットは合計2つで、PC3-12800 (1600MHz)のメモリを最大16GB(8GB×2) 搭載可能です。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?




 ストレージを2台搭載可能なドライブベイ

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HP Pavilion 550シリーズはストレージを2台まで搭載可能です。画像は2.5インチベイにSSDを搭載した状態。SSDはカスタマイズで256GB / 512GB が選択可能です。

ストレージを取り付けるネジはマイナスドライバー(6mm 幅)、ヘクスローブレンチのT15(※関連記事)が使用可能です。


※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
 



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下部のドライブベイには3.5インチHDDが搭載されています。こちらは3.5インチ /2.5インチ兼用となっています。



 グラフィックスカード

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※NVIDIA GeForce GT 730 を搭載した状態。

グラフィックスはプロセッサー内蔵GPUと NVIDIA GeForce GT 730 が選択可能です。キャンペーンでライトゲーム向けのグラフィックスカードELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.Cセットモデルが用意されていますが、こちらは本体とは別梱包になっているのでグラフィックスカードを自分で取り付ける必要があります。


■グラフィックス(ELSA製)
・ELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C
※この製品は別梱包です。取り付け・設定などは自分で行う必要があります。※取り付けガイド

【キャンペーンページ】
◆おすすめ!NVIDIAグラフィックス搭載PCがお得!


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インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵)の場合は、PCI Express x16スロットにグラフィックスカードは装着されません。

◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」



 電源ユニット

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ATX電源の容量は300Wです。上位機種(※ENVY 750、ENVY Phoenix 850 シリーズは500W)よりも少ない容量の電源ユニットが搭載されています。



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電源ユニットの詳細。



 背面のインターフェース・各部名称

背面のインターフェースは、オプション(グラフィックスカード)の選択によって若干異なります。


■NVIDIA GeForce GT 730 搭載時
550-140jp_背面_インターフェース_名称_01

■背面のインターフェース

・電源コネクター

・マイク入力×1[ピンク]
・ライン出力×1[緑]
・ライン入力×1[水色]

・USB3.0×2

【NVIDIA GeForce GT 730】
・HDMI 端子×1
・デュアルリンク  DVI-I ×1

・HDMI 端子×1 (プロセッサー内蔵グラフィックス)
・アナログRGBミニD-sub15ピン×1(プロセッサー内蔵グラフィックス)
カスタマイズでグラフィックスカードを搭載した場合は使用しません。端子部を保護するためのカバーが取り付けられます。

・USB2.0×2
・LAN端子
 
 



■インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵)搭載時

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■背面のインターフェース

・電源コネクター

・マイク入力×1[ピンク]
・ライン出力×1[緑]
・ライン入力×1[水色]

・USB3.0×2

・HDMI 端子×1 (プロセッサー内蔵グラフィックス)
・アナログRGBミニD-sub15ピン×1(プロセッサー内蔵グラフィックス)

・USB2.0×2
・LAN端子
 
 



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サイドパネルを固定しているネジはマイナスドライバー(6mm 幅)、ヘクスローブレンチのT15(※関連記事)が使用可能です。

※サイドパネルを開けただけで保証が切れることはありませんが、PCパーツの増設や換装は自己責任でお願いいたします。



 サイズ・重量
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【幅】 165mm 【高さ】 364mm 【奥行き】 378mm 【質量】約 6.2kg

※幅は上位機種のENVY 750 シリーズと同じです。高さと奥行きが3~4cmほど小さいサイズになっています。
 



 リサイクルマーク

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リサイクルマークは筐体の底面にあります。

◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)icon




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■外観・デザインのレビューまとめ

スタンダード・ミニタワーPCの「HP Pavilion 550 シリーズ」の2015年冬モデルは、フロントパネルが2色から選択できるようになりました。ホワイトはさわやかな感じですが、新カラーの「サンセットレッド」はホワイトよりもメタリック感が強調される印象です。

フロントパネルはメタリックコーティングが施されているので、照明の強さによって見え方が変わります。明るい環境ではメタリック感が強調された印象で、ドットテクスチャーが光を反射してイルミネーションのように見えることがありますが、それほど明るくない環境では少し落ち着いた感じになります。

USBやメディアカードリーダーなどの端子類が前面中央にあるので使い勝手は良いと思います。インターフェースがある部分の表面処理はヘアライン加工が施されています。(※フロントパネルとインターフェース部分のディテール

ストレージは2台搭載可能です。オプションで選択できるSSDに256GBが追加されました。(※ストレージの項目

プロセッサーは標準のCore i3-4170でもインターネットやメール、オフィスソフトなどを十分にこなせる性能がありますが、より高性能なCore i5-4670、Core i7-4790などをカスタマイズで選択することができます。

グラフィックスは GeForce GT 730 が選択可能ですが、動画の視聴のような用途ならプロセッサー内蔵グラフィックスでも問題ありません。自分で取り付ける必要がありますが、ライトゲーム向けのGeForce GTX 750 Ti セットモデルも用意されています。(◆キャンペーン:おすすめ!NVIDIAグラフィックス搭載PCがお得!
 
 

【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Pavilion 550-140jp/CT 製品詳細
◆HP Pavilion 550-140jp/CT(スペックPDF)

【HP Pavilion Desktop 550-140jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング

【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-140jpの外観・内部のレビュー
◆HP Pavilion 550-140jpの性能・消費電力を検証!



■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年12月8日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。

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