
日本HPのハイエンド・ミニタワーPC 『HP ENVY 750-170jp/CT』 の性能、ベンチマーク中の温度・消費電力を測定しました。
【関連記事】
◆HP ENVY 750シリーズ(180jp/170jp)の外観・内部のレビュー
HP ENVY 750-170jp/CT のスペック |
OS | Windows 7 Professional(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-6700K プロセッサー(水冷クーラー) |
チップセット | インテル Z170 Express チップセット |
メモリ | 8GB(8GB×1) PC4-17000 (2133MHz) |
ストレージ | 256GB SSD (PCI Express, M.2 ) 1TB ハードディスクドライブ(7200回転) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 980 Ti (6GB, GDDR5)※ |
電源 | 500W ATX電源 80PLUS BRONZE |
※NVIDIA ドライバーのバージョン 353.62 |
【実機レビュー:Windows 10 搭載モデル】 ◆HP ENVY 750シリーズ(180jp/170jp)の外観・内部のレビュー ◆HP ENVY 750-180jp(Core i7-6700K, GTX 980Ti)の性能・消費電力 ◆HP ENVY 750-180jp(Core i7-6700K, GTX 970)の性能・消費電力 【実機レビュー:Windows 7 Pro 搭載モデル】 ◆HP ENVY 750-170jp(Core i7-6700K, GTX 980Ti)の性能・消費電力 | ||||
■ベンチマークについて

このテストではHP ENVY 750-170jp/CT(2015年冬モデル)のCore i7-6700K(水冷クーラー)、GeForce GTX 980 Ti 搭載機を使用します。性能比較するためにCore i7-4790K, GeForce GTX 960搭載機(◆HP ENVY 750-080jp 実機ベンチマーク)の数値も掲載しています。
※ベンチマーク中の消費電力はPC本体のみでディスプレイは除いた数値です。
※ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

HP ENVY 750-170jpは第6世代インテル Core プロセッサー (Skylake)を搭載。Core i7-6700Kは型番の末尾に「K」付くのでオーバークロックが可能ですが、CPUの設定変更は保証対象外となるのでご注意ください。◆オーバークロックについて
・インテル Core i5-6400 (2.70‐3.30GHz / 4コア・4スレッド)[標準] ・インテル Core i7-6700 (3.40‐4.00GHz / 4コア・8スレッド) ・インテル Core i7-6700K (4.00‐4.20GHz / 4コア・8スレッド) ※今回のテストでは最上位のCore i7-6700K(◆スペック詳細)を搭載。 | ||||
このENVY 750 シリーズの2015年冬モデルから冷却性能が高い水冷クーラーが選択できるようになりました。簡易水冷なのでメンテナンスは不要です。
・空冷クーラー [標準] ・水冷クーラー ※今回のテストでは「水冷クーラー」を搭載。 | ||||
■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※スコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。 ※ベンチマークスコアはあくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ハイパースレッディング・テクノロジー(※関連記事)を 搭載している4コア8スレッドのCore i7-6700、Core i7-6700Kは、マルチスレッドに対応しているソフトウェア(動画のエンコード、フォトショップのような画像処理ソフトなど)で高い性能を発揮します。 ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 下記の性能比較サイトでは、Core i7-6700Kの方がCore i7-4790Kよりも僅かに速い(PassMark以外)という結果が出ています。 【性能比較】 ◆Intel Core i7 6700K vs 4790K - CPUBoss | ||||
CPU-Zで表示されるCore i7-6700Kの詳細。Core i7-6700Kは、Turbo Boost 時は最大で4.2GHzで動作します。省電力機能を搭載しているのでアイドル時は898MHz前後まで下がり消費電力を抑えます。
■インテルCore i7-6700K プロセッサースペック詳細 ベース動作周波数・・・ 4.0 GHz (アイドル時:898MHz前後) ターボ・ブースト時の最大周波数・・・4.2GHz コアの数・・・4 スレッド数・・・8 インテル スマート・キャッシュ・・・8 MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・91W ■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック 1コア ・・・・・最大4.2 GHz 2コア ・・・・・最大4.0 GHz 3コア ・・・・・最大4.0 GHz 4コア ・・・・・最大4.0 GHz ◆インテルターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数一覧 | ||||
マザーボードにはインテル Z170 Express チップセットが搭載されています。
◆インテル Z170 Express チップセットのブロック図・機能などの詳細
■オーバークロックについて
※オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外となります。

型番末尾に「K」が付くプロセッサーはオーバークロックが可能です。BIOSの設定画面でコアの倍率上限を変更することができます。
Core i7-6700K(◆スペック詳細)のTurbo Boost 有効時の動作クロック(◆インテルターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数一覧)は下記の設定になっています。
1コア ・・・・・最大4.2 GHz 2コア ・・・・・最大4.0 GHz 3コア ・・・・・最大4.0 GHz 4コア ・・・・・最大4.0 GHz | ||||
日本HPはCore i7-4790Kをインテルの動作周波数(最大4.4GHz)よりも控えめな設定(最大4.0GHz)で出荷していたのですが、Core i7-6700Kに関してはインテルと同じ動作周波数(最大4.2GHz)に設定されています。
工場出荷状態の設定を変更した場合の保証について日本HPに問い合わせたところ、下記のような回答をいただきました。
【HPの回答】 ・メーカーとしてはBIOS設定を変更することを推奨していない。 ・BIOSのデフォルト設定を変更した場合は保証の対象外。 ・オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外。 ・オーバークロック設定方法やツールのサポートなどは行っていない。 | ||||
■オーバークロックの設定方法
※オーバークロックは保証対象外となるので自己責任でお願いいたします。

PCの起動時(あるいは再起動時)に [Esc] キーを押す(タイミングが難しい場合は[Esc] キーを適度に連打する)ことでBIOSメニュー画面が表示されます。[F10]キーを押すとBIOSセットアップに入ります。

上部メニューの電源>オーバークロックの項目を選択します。

コア倍率上限の設定が完了したら「F10」キーを押して了解します。
※オーバークロック設定は100MHz単位で変更可能です。

変更した設定を保存する場合は、上部メニューのファイル>「変更を保存して終了」を選択するとWindowsが起動します。
※オーバークロックは保証対象外となるので自己責任でお願いいたします。

最新世代のDDR4規格に対応した高速メモリPC4-17000 (2133MHz) を採用。カスタマイズで最大32GBまで搭載可能です。
・8GB (8GBx1) PC4-17000 (2133MHz) [標準] ・16GB (8GBx2) PC4-17000 (2133MHz) ・32GB (8GBx4) PC4-17000 (2133MHz) ※今回のテストでは8GB搭載。 | ||||
どれくらいメモリが必要なのかは用途次第ですが、標準で8GBのメモリを搭載しているので、ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールなどは余裕ですし、ゲームやグラフィックスソフトなども使用可能な容量です。メモリを大量に使用するグラフィックスソフトを使用するのなら16GB以上搭載をおすすめします。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
搭載されているPC4-17000のメモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL15と表示されています。

HP ENVY 750 シリーズのツールレス・ストレージベイ(※関連記事)にはHDD/SSDを3台まで搭載することが可能です。4つ目のストレージベイにはフロントのパネルを開けるとアクセスすることができます。ストレージの増設や換装は保証対象外となります。
ストレージ(起動ドライブ)のカスタマイズは下記の7種類用意されています。増設用のストレージ(2nd、3rd)はHDDのみ選択可能です。SSDはSATA3.0(6Gbps)接続とPCI Express, M.2接続の2種類あります。SSDはデータの読み書きやランダムアクセス速度が圧倒的に高速なので、HDDよりもOSやアプリケーション起動、操作時のレスポンスなどが良くなります。
※ストレージのメーカーは販売時期により変更される場合があります。
■ストレージ ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・128GB SSD (PCI Express, M.2接続) ・256GB SSD (PCI Express, M.2接続) ・256GB SSD (6Gbps対応) ・512GB SSD (6Gbps対応) ■増設用ストレージ (2nd) ・増設用ストレージ (2nd) なし [標準] ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ■増設用ストレージ (3rd) ・増設用ストレージ (3rd) なし [標準] ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ※今回のテストでは256GB SSD (PCI Express, M.2接続)、1TB HDD(7200回転)を搭載。 | ||||
■256GB SSD (PCI Express, M.2接続)
SAMSUNG製の256GB SSDの詳細。型番は MZHPV256HDGL-000H1、ファームウェアは「BXW24H0Q」です。
Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkのベンチマークでは、この256GB SSD (PCI Express, M.2接続) はSATA3.0(6Gbps)接続のSSDよりも圧倒的に速い数値が出ています。
シーケンシャル・リード(読み込み速度)が1500MB/s前後、シーケンシャル・ライト(書き込み速度)が1200MB/s前後出ました。SATA3.0(6Gbps)接続のSSDは速くても500MB/s前半なのでかなり大きな差があり、PCI Express, M.2接続の効果が表れています。512Kリード・ライトも1000MB/sを超えていますし、4Kのテストでもリードが37MB/s前後、ライトが115MB/s前後で良い結果が出ています。
■アイドル時の温度(室温26℃)・・・36℃ ■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温26℃)・・・最大75℃ ※今回テストしたPC構成の起動時間は約23秒でした。(※Windows 7 搭載) | ||||
■1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd)
CrystalDiskInfoで表示されるWestern Digital製HDDの情報。型番はWD10EZEX-60M2NA0 1000.2 GBで、ファームウェアは「03.01A03」です。
■WD10EZEX-60M2NA0 1000.2 GBのスペック 容量:1TB 回転数:7200rpm キャッシュ:64MB インターフェイス:SATA 6Gb/s 規格サイズ:3.5インチ | ||||
Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが200MB/s前後、シーケンシャル・ライトは190MB/s前後で7200回転のHDDとしては標準的な速度です。7200回転のHDDですがベンチマークをした時の温度上昇は少なく発熱も少なめです。
■アイドル時の温度(室温26℃)・・・34℃ ■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温26℃)・・・35℃ | ||||

HP ENVY 750-170jpには、ワットパフォーマンスに優れている第2世代「Maxwell」アーキテクチャを採用したグラフィックスカードが3種類用意されています。標準のインテル HD グラフィックス 530(プロセッサー内蔵GPU)、ローエンドの GeForce GT 730、ミドルクラスの GTX 960、ウルトラハイエンドのGTX 980 Ti が選択可能です。
・インテル HD グラフィックス 530 (プロセッサー内蔵) [標準] ・NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3) ・NVIDIA GeForce GTX 960 (2GB / GDDR5) ・NVIDIA GeForce GTX 980Ti (6GB / GDDR5) ※今回のテストではウルトラハイエンドのGTX 980 Tiを搭載。 | ||||
■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benchmark) ※スコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。 ※ベンチマークスコアはあくまでも目安としてご覧ください。 ![]() PassMarkのGPUベンチマークでは、GTX 980 Ti は GTX 980 より約2割ほど高いスコアで、GTX 960 との比較では約2倍くらいの性能差になります。 GeForce GT 730はインテル HD グラフィックス 530 と同じくらいのスコアになっているので、性能的には搭載するメリットはあまりないかもしれません。 内蔵グラフィックスはPCのメモリを共有するのでメモリ使用量が少し増えますが、グラフィックスカードを搭載した場合は専用のビデオメモリを使用します。 ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」 | ||||

■NVIDIA GeForce GTX 980Ti のスペック 【GPUコア】 GM200 【CUDAコア(シェーダユニット)】 2816 【テクスチャユニット】 176基 【ROPユニット】 96基 【ベースクロック】 1000 MHz 【ブーストクロック】 1076 MHz 【テクスチャ・フィル速度】 176.0 GigaTexels/s 【メモリ データレート】 1753MHz (7012MHz相当) 【メモリ容量 】 6GB GDDR5 【メモリ・インターフェース】 384ビット 【メモリのバンド幅】 336.6GB/秒 【電気接続】 6ピン+8ピン 【最大温度】 92℃ 【TDP】 250 W 4K(4096x2160)サポート デュアルリンク DVI-I ×1 HDMI ×1 DisplayPort ×3 ※ブーストクロックは個体差で違いが出るかもしれませんが、今回テストしたGTX 980Ti は1215.4 MHz まで動作周波数が上がりました。 | ||||
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
Fire Strike |

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:13638 | スコア:6618 |
Graphics Score :15726 Physics Score :12651 Combined Score :7261 | Graphics Score :7496 Physics Score :11116 Combined Score :2663 |
Sky Diver |

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:31242 | スコア:19794 |
Graphics Score :53167 Physics Score :11282 Combined Score :21714 | Graphics Score :23844 Physics Score :10484 Combined Score :21023 |
Cloud Gate |

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:31530 | スコア:22537 |
Graphics Score :105688 Physics Score :9124 | Graphics Score :48025 Physics Score :7887 |
Ice Storm |

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:187610 | スコア:158163 |
Graphics Score :439131 Physics Score :62439 | Graphics Score :348541 Physics Score :54319 |
GTX 980 Ti は、Fire Strike、Sky Diver、Cloud GateのグラフィックスのテストでGTX 960の約2倍のスコアが出ましたが、Ice Storm(DirectX 9)のテストは25%くらいの差に縮まっています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6700K プロセッサー(最大4.2GHz) |
プロセッサーの温度 | 74.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) |
GPUの温度 | 86.0℃ | アイドル時 39.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1215.4 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2506 RPM | アイドル時 1035 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1702 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
368 W (最大) | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。
■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
Core i7-6700K (最大4.2 GHz) ※1コア動作時 4.2 GHz ※2コア動作時 4.0 GHz ※3コア動作時 4.0 GHz ※4コア動作時 4.0 GHz GeForce GTX 980 Ti | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) ※1コア動作時 4.0 GHz ※2コア動作時 4.0 GHz ※3コア動作時 4.0 GHz ※4コア動作時 4.0 GHz GeForce GTX 960 |
OpenGL:130.39 | OpenGL:126.99 |
CPU:868 cb CPU(Single Core):177 cb | CPU:787 cb CPU(Single Core):156 cb |
4コアを使用するCPUテストでは同じ動作周波数(4.0 GHz)になりますが、Core i7-6700KはCore i7-4790Kよりも約10%高いスコアが出ています。 動作周波数が高いCore i7-4790K(4コア動作時 4.2 GHz)と比較しても、Core i7-6700KはCPUテストで約3%高いスコアが出ています。 Core i7-4790K(最大4.4 GHz)※4コア動作時 4.2 GHz CPU:840 cb CPU(Single Core):172 cb ◆ENVY Phoenix 810-480jpのベンチマーク | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6700K プロセッサー(最大4.2GHz) |
プロセッサーの温度 | 74.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) |
GPUの温度 | 71.0℃ | アイドル時 39.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1215.4 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1371 RPM | アイドル時 1035 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 486 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
OpenGLテスト・・・224 W (最大)、CPUテスト・・・132 W (最大) | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti 256GB SSD (PCI Express, M.2 ) 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 2TB HDD 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード |
スコア:14982 | スコア:7124 |
評価:非常に快適 平均フレームレート:115.800 ローディングタイム: シーン#1 1.136sec シーン#2 4.618sec シーン#3 3.858sec シーン#4 3.362sec シーン#5 3.398sec シーン#6 1.289sec 合 計 17.663sec | 評価:非常に快適 平均フレームレート:55.111 ローディングタイム: シーン#1 2.770sec シーン#2 11.032sec シーン#3 5.554sec シーン#4 5.033sec シーン#5 5.467sec シーン#6 2.709sec 合 計 32.569sec |
GTX 980 Ti はGTX 960よりも約2倍高いスコアが出ました。ローディングタイムは256GB SSD (PCI Express, M.2 )を搭載しているPCの方が圧倒的に高速です。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6700K プロセッサー(最大4.2GHz) |
プロセッサーの温度 | 65.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) |
GPUの温度 | 85.0℃ | アイドル時 39.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1215.4 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2529 RPM | アイドル時 1035 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1629 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
343 W (最大) | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード
※このベンチマークの配信は終了し、蒼天のイシュガルド ベンチマークに差し替えられています。

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード |
スコア:19933 | スコア:9867 |
評価:非常に快適 平均フレームレート:187.175 | 評価:非常に快適 平均フレームレート:86.053 |
GTX 980 Ti はGTX 960よりも2倍以上高いスコアが出ました。平均フレームレートも飛躍的に伸びています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6700K プロセッサー(最大4.2GHz) |
プロセッサーの温度 | 63.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) |
GPUの温度 | 84.0℃ | アイドル時 39.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1215.4 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2380 RPM | アイドル時 1035 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 967 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
336 W (最大) | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti 画面サイズ: 1920x1080 フルスクリーンモード | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 画面サイズ: 1920x1080 フルスクリーンモード |
スコア:35044 | スコア:15439 |
ベンチマーク中のフレームレートは230~440fpsくらいで推移。300fps以上出ているシーンが多く、最大は462fpsでした。 最少値は正確には計測できませんでしたが、瞬間的に大きくフレームレートが下がるシーンは180fpsくらいになります。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6700K プロセッサー(最大4.2GHz) |
プロセッサーの温度 | 60.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) |
GPUの温度 | 85.0℃ | アイドル時 39.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1215.4 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2396 RPM | アイドル時 1035 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 557 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
336 W (最大) | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロードページ

Core i7-6700K (最大4.2 GHz) GeForce GTX 980 Ti 画面解像度・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高品質) フルスクリーン表示 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 画面解像度・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高品質) フルスクリーン表示 |
スコア:114939 | スコア:43286 |
評価:快適に動作すると思われます | 評価:快適に動作すると思われます |
ベンチマーク中のフレームレートは、大体300~500fpsの間で推移。瞬間最大は530fpsでした。最少値は正確には計測できませんでしたが、瞬間的に大きくフレームレートが下がるシーンで大体160fpsくらいになります。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-6700K プロセッサー(最大4.2GHz) |
プロセッサーの温度 | 69.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) |
GPUの温度 | 85.0℃ | アイドル時 39.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1215.4 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2538 RPM | アイドル時 1035 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 448 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
323 W (最大) | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |

■プロセッサーやGPUの温度(室温26℃)
ベンチマーク中のCore i7-6700K プロセッサーの温度は最高で74℃でした。
■GPUの温度(室温26℃)
ベンチマーク中のGTX 980 Ti の温度は最高で86℃でした。最大温度は92℃(◆スペック詳細)なのでまだ少し余裕がありますが、これまでにテストしたGTX 960、GTX 980 などは最大で82℃くらいだったので、GTX 980 Ti は3℃ほど高い温度になります。
■ベンチマーク中の消費電力(PC全体、モニターは除きます)
Core i7-6700K、GTX 980 Ti を搭載したPCの最大消費電力は3D MARKの368Wでした。Core i7-4790K (最大4.4GHz)、GTX980を搭載したPCより90Wほど消費電力が高くなっています。
■最大消費電力の比較 ・Core i7-6700K(最大4.2GHz) 、GTX 980 Ti (消費電力:250W)を搭載したPCは約368W。 ・Core i7-4790K (最大4.4GHz)、GTX980(消費電力:165W)を搭載したPCは約280W。 ・Core i7-4790K (最大4.0GHz)、GTX980(消費電力:165W)を搭載したPCは約266W。 ◆ENVY Phoenix 810-480jp ベンチマーク ・Core i7-4790K(最大4.0GHz) 、GTX960(消費電力:120W)を搭載したPCは約218W。 ◆HP ENVY 750-080jpベンチマーク ※消費電力はNVIDIA 公式サイト(◆リンク)のスペックを参考にしています。 | ||||
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温26℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に40~50℃前後(消費電力は50~68W前後)になりますが、ページを見ているだけの状態ではアイドル時に近い30℃前後(消費電力は42W前後)です。
【プロセッサーの温度】 30℃~50℃ 【GPUの温度】 40℃前後 【消費電力】 41~62W前後 | ||||
■YouTube視聴時の消費電力・温度(室温26℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのCPUの温度は最大で48℃前後になりますが、アイドル時に近い温度(30℃前半)で動作していることが多かったです。
【プロセッサーの温度】 30~48℃ 【GPUの温度】 40~48℃前後 【視聴中の消費電力】 43~50W ※小さい画面からフルスクリーンに切り替えると数秒間くらい100Wを超えるのですが、しばらくすると48W前後で安定しました。 | ||||
■DVD視聴時の消費電力・温度(室温26℃)
DVDのコンテンツをフルスクリーンで約30分視聴したときのCPU温度はYouTube視聴時と大体同じです。CPUの温度は最大で48℃前後まで上がりますが、アイドル時に近い温度(30℃前半)で動作していることが多かったです。
【プロセッサーの温度】 30~48℃ 【GPUの温度】 41~46℃前後 【視聴中の消費電力】 45~50W ※小さい画面からフルスクリーンに切り替えると数秒間くらい100Wを超えるのですが、しばらくすると48W前後で安定しました。 | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温26℃) | |
Intel Core i7-6700K (最大4.2GHz) | 74℃ (アイドル時30℃前後) |
NVIDIA Geforce GTX 980 Ti (6GB) | 86℃ (アイドル時39℃前後) |
消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.0W 前後 |
スリープ時 | 1.0W 前後 |
アイドル時 | 40W前後 |
起動時 | 157W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約368W (3D Mark) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |
■ベンチマークのまとめ

インテル Core i7-6700K は、フォトショップのような画像処理ソフトや動画のエンコードのような用途で高い性能を発揮します。ウルトラハイエンドのGeForce GTX 980 Ti は、GTA5のような重い3Dゲームを可能な限り高い画質で楽しみたい方向けのグラフィックスカードです。 CINEBENCH R15の3Dレンダリングを行うCPUテスト(マルチスレッド)で、Core i7-6700K は4コア動作周波数が同じ設定(4.0GHz)のCore i7-4790Kよりも10%ほど良いスコアが出ました。Core i7-4790Kと比較するとクロックあたりの性能は向上しています。(◆関連項目:CINEBENCH R15ベンチマーク) PCI Express, M.2 の256GB SSDは、大きいファイルだけでなく4Kのような小さいファイルの転送速度も高速ですが、CrystalDiskMarkベンチマーク中の動作温度は約75℃で、SATA3.0(6Gbps)接続のSSDよりも高い温度になります。◆関連項目:256GB SSD (PCI Express, M.2 ) GTX 980 Ti の3D MARK Fire Strike グラフィックススコア(15726)は、GTX 980 (12045)よりも約30%高いスコアで、GTX 960 (7496)と比較すると約2.1倍の差になります。◆関連項目:ベンチマーク(3D MARK) GTX 980 Ti (TDP 250W) はGTX 980 (TDP 165W) よりも消費電力が高いので、ベンチマーク中の消費電力は最大で約368Wになります。NVIDIAの推奨電源容量は600Wですが、500Wの電源でもベンチマークやゲーム中の動作は安定していました。通常使用時の消費電力はそれ程高くはなく、インターネットや動画の視聴時は40~110Wくらいで動作します。◆関連項目:ベンチマーク中の温度・消費電力 | ||||
| ||||
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP ENVY 750-170jp/CT 製品詳細
◆HP ENVY 750-170jp/CT(スペックPDF)
【HP ENVY 750-170jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
【実機レビュー:Windows 10 搭載モデル】
◆HP ENVY 750シリーズ(180jp/170jp)の外観・内部のレビュー
◆HP ENVY 750-180jp(Core i7-6700K, GTX 980Ti)の性能・消費電力
◆HP ENVY 750-180jp(Core i7-6700K, GTX 970)の性能・消費電力
【実機レビュー:Windows 7 Pro 搭載モデル】
◆HP ENVY 750-170jp(Core i7-6700K, GTX 980Ti)の性能・消費電力
【関連記事】
◆GTA5ベンチマーク(Core i7-6700K, GTX 980 Ti 搭載)
■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年11月6日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
- 関連記事
-
-
HP ENVY 750-180jp(GTX 970)の性能・消費電力を検証! 2016/07/04
-
HP ENVY 750-180jp(GTX 980Ti)の性能・消費電力を検証! 2015/11/21
-
HP ENVY 750シリーズ(180jp/170jp)の外観・内部 2015/11/10
-
HP ENVY 750-170jp(GTX980Ti)の性能・消費電力を検証! 2015/11/06
-
日本HPのデスクトップPCに搭載される GTX 980Ti のスペック 2015/11/03
-
HP ENVY 750-180jp(Windows 10) 新旧モデル比較 2015/09/15
-
HP ENVY 750-170jp(Windows 7) 新旧モデル比較 2015/09/15
-
HP ENVY 750-080jpをWindows 10にアップグレード! 2015/08/30
-
カテゴリ
タグ