
日本HPのノートパソコン ENVY 17-n000 高速デュアルディスクモデル (Windows 8.1)の性能、ベンチマーク中の温度・消費電力を測定しました。
【実機レビュー】
◆ENVY 17-n000 の外観・デザインのレビュー
HP ENVY 17-n000 高速デュアルディスクモデル のスペック |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-5500U プロセッサー |
チップセット | Broadwell-U (SoCタイプ) |
メモリ | 8GB (8GB×1) DDR3L-1600MHz |
ストレージ | 256GB SSD(SATA M.2接続) 1TB ハードディスクドライブ(5400回転) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 950M (4GB, DDR3)※ |
電源 | 90W スマート ACアダプター |
※NVIDIA ドライバーのバージョン 353.84 |
■ベンチマークについて

今回のテストで使用するENVY 17-n000は、ノートPCなのでベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含んだ測定値になります。ディスプレイの輝度(明るさ)は100%に設定しています。
この機種はNVIDIA GeForce GTX 950M グラフィックスを搭載していますが、通常時は消費電力を抑えるためにプロセッサー内蔵のインテルHDグラフィックス5500を使用します。負荷に応じて自動的に切り替わる仕組みですが、上手く切り替えできないこと(ドラゴンクエストXベンチマーク)があるので、手動で「高パフォーマンス」に設定しています。(◆関連項目: グラフィックス)
ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

インテル Core i7-5500U プロセッサー(※スペック詳細)は、型番末尾に「U」がつく省エネ性能を重視したプロセッサーです。カスタマイズで用意されているのは Core i7-5500Uのみ。
・インテル Core i7-5500U プロセッサー (2.40 - 3.00GHz) | ||||
■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※スコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。 ※あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ![]() HP ENVY 17-n100 (Windows 10 搭載) ※11月下旬販売開始予定 ・Core i7-6700HQ(2.6-3.5GHz, 4コア8スレッド, TDP45 W) HP ENVY 17-n000 ・Core i7-5500U (2.4-3.0GHz, 2コア4スレッド, TDP15 W) ◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」 | ||||
この記事のテストで使用しているHP ENVY 17-n000 は、型番末尾に「U」がつく省エネ性能を重視したプロセッサーを搭載しています。Core i7-5500U は2コア4スレッドなので、型番末尾にHQが付く性能重視の Core i7-6700HQ プロセッサーと比較すると、コアの数やキャッシュのサイズが違います。
インターネットやメールなどでは性能の違いを感じられないかもしれませんが、マルチスレッドに対応しているソフト(動画のエンコードやフォトショップのような画像処理ソフト)を使用したときは、コア/スレッド数が多いCore i7-6700HQの方が高い処理能力を発揮します。
◆HP ENVY 17-n100 (Windows 10) 新旧モデルスペック比較

CPU-Zで表示されるCore i7-5500U プロセッサーの詳細。
【インテル Core i7-5500U プロセッサーのスペック】 プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.4 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・3.0 GHz コアの数・・・2 スレッド数・・・4 L3キャッシュ・・・4MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・15W 接合部温度(プロセッサー・ダイで許容できる最大温度)・・・105°C 【インテル Core i7-5500U プロセッサーの特長】 ・ウルトラブック向けの第5世代インテルCoreプロセッサー(Broadwell)。 ・14nmプロセス技術を採用。 ・第4世代Coreプロセッサーと比較すると3Dグラフィックス性能が最大22%、動画変換速度で最大50%の高速化を実現。 ◆インテル Core i7-5500U プロセッサースペック詳細 | ||||

チップセットは「Broadwell-U」です。Core i7-5500U のパッケージ内にチップセット機能が収められています。(SoCタイプ)

標準でDDR3L-1600MHzのメモリ(SO-DIMM)を8GB搭載。高速デュアルディスクモデルは8GBと16GBが選択可能です。このモデルはメモリに簡単にアクセスできるカバーがなく、ユーザーがメモリの増設を簡単にできない構造になっています。
メモリを8GB搭載したPCは、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴などの用途では余裕持って使用することができます。フォトショップのような画像処理ソフトも使用可能ですが、高解像度の画像や多くのデータを取り扱う場合は不足することがあるかもしれません。
メモリを16GB搭載したPCは、フォトショップのようなメモリを大量に消費するソフトをある程度余裕を持って使用することができます。インターネットやメールなどはかなり余裕があり、ゲームなども問題なくプレイ可能です。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
・8GB (8GB×1) ・16GB (8GB×2) ※テストでは8GB搭載モデルを使用しています。 | ||||

DDR3L-1600MHzのメモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL11と表示されています。

HP ENVY 17-n000高速デュアルディスクモデルは256GB SSD(SATA M.2接続)と1TBハードドライブ (5400回転) を搭載しています。OSやアプリケーションなどは読み書き速度が高速なSSDを使用し、大量の画像や動画ファイルのような大きなデータはHDDに保存することができます。
・256GB SSD (SATA M.2接続) + 1TB ハードドライブ (5400回転) | ||||
■256GB SSD (SATA M.2接続)

CrystalDiskInfo(※ダウンロード)でSSDの情報を確認することができます。このSAMSUNG製のSSDの型番はSAMSUNG MZNTE256HMHP-000H1で、ファームウェアは「EXT22H0Q」です。使用時間は確認できますが書き込み量は表示されません。

CrystalDiskMark 3.0.4 x64でSSDの性能を測定することができます。今回のテストは実際の使用で参考になる「ランダム」で行っています。0Fill (1 Fill) のデータは圧縮が容易なので、実際に使用した場合よりも良い結果が出ることがあります。
ランダム・・・0と1がランダムに混ざったデータの読み書き速度を測定。 ALL0x00 (0 Fill) ・・・全て0のデータの読み書き速度を測定。 ALL0xFF (1 Fill) ・・・全て1のデータの読み書き速度を測定。 Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リード(読み込み速度)が470~490MB/s、シーケンシャル・ライト(書き込み速度)は260MB/s前後です。HDDと比較すると4Kのような小さいファイルの読み書き速度が圧倒的に速いので、OSやフォルダーを操作したときのレスポンスが良くなります。
■アイドル時の温度(室温26℃)・・・34℃ ■3回連続でベンチマークをした時のSSDの温度(室温26℃)・・・59℃ ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで)・・・約10秒 ※PCの構成次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||
■1TB ハードドライブ (5400回転)

CrystalDiskInfoで表示されるシーゲート製HDDの情報。ファームウェアは「2BA300001」です。
ST1000LM024 HN-M101MBB 1000.2 GB のスペック 容量:1TB 回転数:5400rpm キャッシュ:16MB インターフェイス:SATA 6Gb/s 規格サイズ:2.5インチ | ||||

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークではシーケンシャルリード・ライトともに110MB/s前後、512Kは読み込みが37MB/s前後、書き込みは40MB/s前後になります。5400回転の2.5インチHDDなのでデスクトップ向けの3.5インチHDDよりは性能が低くなります。4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書きも2.5インチHDDとしては標準的な速度です。
■アイドル時の温度(室温26℃)・・・31℃ ■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温26℃)・・・36℃ | ||||

グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 950M を搭載していますが、通常時はプロセッサー内蔵のインテルHDグラフィックス5500を使用して消費電力を抑えます。
・NVIDIA GeForce GTX 950M グラフィックス | ||||
■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benc) ※スコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。 ※あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() | ||||
GTX 950Mはライトゲーム向けのグラフィックスで、ドラゴンクエストのような軽めのゲームは「快適」にプレイすることができます。インテルHDグラフィックス5500(プロセッサー内蔵GPU)インターネットや動画を見るなど、普通にパソコンを使用する用途では十分な性能があります。
◆日本HPのノートPC・タブレット「グラフィックス性能比較表」


GPU-Z(※ダウンロード)で確認できるGeForce GTX 950M とインテルHDグラフィックス5500の詳細。
■NVIDIA GeForce GTX 950M のスペック 【GPUコア】GM107 【CUDAコア(シェーダユニット)】640 【テクスチャユニット】40基 【ROPユニット】16基 【ベースクロック】993 MHz 【ブーストクロック】1124 MHz 【メモリクロック】900MHz 【メモリ容量 】4GB DDR3 【メモリ・インターフェース】128ビット 【メモリのバンド幅】28.8GB/秒 【TDP】 - | ||||
■インテルHDグラフィックス5500 のスペック 【GPU】Broadwell GT2 【シェーダ】24 【テクスチャユニット】8基 【ROPユニット】4基 【グラフィックス ベース動作周波数】300 MHz 【グラフィックス最大動的周波数】950MHz 【メモリ・インターフェース】128ビット ◆インテル Core i7-5500U プロセッサー(Intel HD Graphics 5500)の詳細 | ||||

NVIDIAコントロールパネルで「優先するグラフィックス プロセッサ」の設定が可能です。標準は「自動選択」に設定されています。
ゲームをプレイするときは自動的に「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」に切り替わる仕組みですが、ドラゴンクエストXのような軽めのゲームではプロセッサー内蔵のインテルHDグラフィックス5500が使用されて十分に性能が発揮できないケースがあります。そのような場合は手動で「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」に設定する必要があります。
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |

スコア:2543 | |
Graphics Score :2984 Physics Score :3957 Combined Score :962 |
Sky Diver |

スコア:7976 | |
Graphics Score :10061 Physics Score :3815 Combined Score :8697 |
Cloud Gate |

スコア:8112 | |
Graphics Score :18737 Physics Score :2718 |
Ice Storm |

スコア:37967 | |
Graphics Score :41460 Physics Score :29323 |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 80.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 69.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124.0 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1575 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
約63W (最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。
OpenGL:31.15 fps
■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
CPU:244 cb
CPU(Single Core):118 cb
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 73.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 47.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124.0 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 313 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
OpenGLテスト・・・約38W (最大)、 CPUテスト・・・約27W (最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質(ノートPC) ウインドウモード | |
スコア:10418 | ||
平均フレームレート:63.562 評価:非常に快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質(ノートPC) フルスクリーンモード | |
スコア:4898 | ||
平均フレームレート:38.073 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:2579 | ||
平均フレームレート:19.572 評価:やや快適 |
フルHD(1920x1080)・最高品質・フルスクリーンのテストでは、平均フレームレートが19fpsなのでとりあえず動くというレベルですが、 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードでは、平均フレームレートが63.562で動きがスムースになり「非常に快適」という評価にな りました。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 72.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 65.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124.0 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1015 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
58W (最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
※このベンチマークの配布は終了しています。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質(ノートPC) ウインドウモード | |
スコア:10418 | ||
評価:非常に快適 平均フレームレート:92.121 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質(ノートPC) フルスクリーンモード | |
スコア:8091 | ||
評価:非常に快適 平均フレームレート:67.927 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:3374 | ||
評価:やや快適 平均フレームレート:26.915 |
1920x1080・最高品質・フルスクリーンモードでは平均フレームレートが30fpsを切っているので、画面の動きが若干スムーズさに欠けて見えることがありますが、グラフィック設定を標準品質(ノートPC)に設定すると、1920x1080・フルスクリーンモードでも平均フレームレートが60fps以上になり「非常に快適」という評価になりました。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 73.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 66.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124.0 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 798 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
約60W (最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | |
スコア:8179 | ||
フレームレート:54~117fps |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 フルスクリーンモード | |
スコア:5160 | ||
フレームレート:35~74fps |
1920x1080・フルスクリーンでもフレームレートが30fps以上出ています。1280x720・ウインドウモードでは70fps以上出ている場面が多かったです。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 65.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 60.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124.0 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 348 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
51W(最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆PSO2 ベンチマーク ダウンロード

※このベンチマークはフレームレートが一回だけ瞬間的に非常に大きく下がる場面があります。この数値を含めると印象大きく変わるので、瞬間的な最小値は()内に表記しています。
![]() | 画面サイズ: 1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | |
スコア:16523 | ||
フレームレート119(58)~196fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ: 1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:7097 | ||
フレームレート:75(38)~125fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:4384 | ||
フレームレート:58(30)~96fps ※()は瞬間的な最小値 評価:標準的な動作が見込めます |
1920x1080・簡易描画設定5・フルスクリーンでも、瞬間的な最小値を除けばフレームレートが50fps以上出て標準的な動作が見込めるという評価になります。画質の設定を下げればよりスムーズな動きでプレイ可能です。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 74.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 64.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 282 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
54W(最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:11653 | ||
フレームレート:28~212fps 評価:すごく快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:7400 | ||
フレームレート:28~119fps 評価:とても快適 |
![]() | 画面サイズ・・・1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:6031 | ||
フレームレート:26~98fps 評価:快適 |
![]() ドラクエのベンチマークではキャラクターがたくさん出てくるシーンで重くなります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。 1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示では、重いシーンでは30fpsを切ることがありますが「快適」という評価になります。 1280x720・標準品質・ウインドウ表示に設定しても最低フレームレートはあまり向上しませんが、最高フレームレートがかなり向上するので全体的な評価は「すごく快適」になります。 ※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。 ※ドラゴンクエストXのような軽めのゲームではプロセッサー内蔵グラフィックスが使用されて十分に性能が発揮できないケースがあります。そのような場合は、手動で「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」に設定する必要があります。(◆関連項目: グラフィックス) | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5500U プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 77.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GTX 950M |
GPUの温度 | 64.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1124.0 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 135 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) |
49W(最大) | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※計測ソフトでGPUクーラーの回転数の確認ができませんでした。 |

HP ENVY 17-n100の電源は90W スマートACアダプターです。
■プロセッサーの温度(室温27℃)
ベンチマーク中のプロセッサーの温度は最大で約80.0℃(3D MARK)でした。プロセッサー・ダイで許容できる最大温度は105℃なので許容範囲内の温度です。
■GPUの温度(室温27℃)
ベンチマーク中のGeForce GTX 950Mの温度は最大で約69.0℃(3D MARK)でした。
■ベンチマーク中の消費電力
消費電力は「3DMARK」の63Wが最大で、他のゲームベンチマークは50~60Wくらいでした。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温27℃)
ページにアクセスした瞬間に50℃台になることがありますが、見ているだけの状態では大体40℃前後で推移していました。
【消費電力】12~24W 【CPUの温度】38℃~58℃ ※通常時はインテル HD グラフィックス 5500 を使用。 | ||||
■YouTubeの動画視聴(約30分)の消費電力・温度(室温27℃)
Youtubeの動画やストリーミング放送をフルスクリーンで約30分視聴したときの温度は最大で約52℃でした。
【消費電力】17~20W 【CPUの温度】35℃~50℃ ※通常時はインテル HD グラフィックス 5500 を使用。 | ||||
■DVDの視聴(約30分)の消費電力・温度(室温27℃)
DVDnを約30分視聴したときの温度は最大で約53℃でした。
【消費電力】20~25W 【CPUの温度】40℃~53℃ ※通常時はインテル HD グラフィックス 5500 を使用。 | ||||

負荷が高いベンチマーク中でもパームレスト(キーボードの部分)は少し暖かさが感じられる程度でした。
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温27℃) | |
インテル Core i7-5500U プロセッサー | 80℃ (アイドル時33℃前後) |
NVIDIA GeForce GTX 950M | 69℃ (アイドル時32℃前後) |
消費電力(モニターを含む) | |
電源OFF時 | 0.0W ※充電中は27W前後 |
スリープ時 | 0.3W前後 |
アイドル時 | 9W前後 |
起動時 | 約30W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約63W (3D MARK) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 ※ディスプレイの輝度は100%に設定しています。 |
■ベンチマークテストのまとめ

・インテル Core i7-5500Uは省エネ重視のプロセッサーですが、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴など一般的な用途は十分にこなせる性能があります。性能は控えめになるので動画のエンコードのような処理はそれほど速くありません。 ・256GB SSD(SATA M.2接続)+1TB ハードディスクドライブを搭載しているので、SSDのアクセス速度とHDDの大きいデータを保存できる容量を両立した構成になっています。SSDはWindowsの起動が速く、OSやフォルダーを操作したときの反応も良いので快適です。 ・8GBメモリ搭載しているのでインターネットやメール、文書作成、動画の視聴などの用途では余裕があり、画像処理ソフトなども使うことができる容量です。 ・GeForce GTX 950M はライトゲーム向けのグラフィックスです。3DゲームをデスクトップのゲーミングPCのようにフルHD・最高画質でプレイするのは厳しいのですが、ドラクエのような軽めのゲームなら最高画質でもプレイ可能です。ファイナルファンタジー(蒼天のイシュガルド)ベンチでは画面サイズ1920x1080・標準品質(ノートPC)・フルスクリーンモードで「快適」という評価になります。 ・ベンチマーク中の消費電力は最大で約63Wですが、インターネットや動画の視聴では12~25Wくらいになります。負荷が高い3D MARKベンチマーク中のプロセッサーの温度は最大で約80.0℃になるのですが、パームレスト(キーボードの部分)は少し暖かさが感じられる程度でした。インターネットや動画の視聴では最大で53℃くらいになるので、熱に関してはそれ程気にならないと思います。 | ||||
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP ENVY 17-n000 製品詳細
◆HP ENVY 17-n000(スペックPDF)
【HP ENVY 17-n000 サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
【実機レビュー】
◆HP ENVY 17-n000 の外観・デザインのレビュー
◆HP ENVY 17-n000 の性能と消費電力を検証!
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■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年10月31日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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