
インテル Core i7-5820K プロセッサー、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載した日本HPのゲーミングPC『HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT』の実機ベンチマークです。PCパーツの温度や消費電力なども計測しています。
【実機レビュー】
◆HP ENVY Phoenix 850 シリーズの外観・内部のレビュー
ベンチマークで使用するHP ENVY Phoenix 850-090jpのスペック |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-5820K プロセッサー |
チップセット | インテル X99 Express チップセット |
メモリ | 16GB(8GB×2) PC4-17000 (2133MHz) |
ストレージ | 128GB SSD (PCI Express, M.2 ) 1TB HDD (SATA, 7200rpm) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 960 (2GB, GDDR5) |
電源 | 500W ATX 電源 |
※NVIDIA ドライバーのバージョンは 347.38 です。 |
■ベンチマークについて
今回はCore i7-5820K, GeForce GTX 960搭載機のテストをしますが、参考までにCore i7-4790K(最大4.0GHz), GeForce GTX 960搭載機のスコア(※HP ENVY 750-080jpベンチマーク)も掲載してプロセッサーの性能比較をしています。
※ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

HP ENVY Phoenix 850-090jpは、個人向けデスクトップ製品最上位のプロセッサー(Haswell-E)を搭載。今回はCore i7-5820K(※スペック詳細)をテストしています。型番の末尾に「K」や「X」が付くのでオーバークロックが可能ですが、CPUの設定変更は保証対象外となるのでご注意ください。◆オーバークロックについて
・インテル Core i7-5820K (最大3.6GHz / 6コア12スレッド) [標準] ・インテル Core i7-5960X (最大3.5GHz / 6コア12スレッド) | ||||
■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※スコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。 ※ベンチマークスコアはあくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 ハイパースレッディング・テクノロジー(※関連記事)を 搭載しているCore i7-5820K(6コア12スレッド)は、マルチスレッドに対応しているソフトウェア(動画のエンコードなど)で高い性能を発揮します。(※青い棒グラフ) Core i7-5820Kの動作周波数は最大3.6GHzなので、Core i7-4790K(最大4.4GHz)よりもシングルスレッドの性能(※赤い棒グラフ)は低くなりますが、ゲームベンチではグラフィックカードの性能も重要になってくるので、動作周波数に比例してスコアが低下することはありませんでした。 【性能比較】 ◆Intel Core i7 5960X vs 4790K - CPUBoss ◆Intel Core i7 5820K vs 4790K - CPUBoss | ||||

※CPU-Zで表示されるCore i7-5820Kの詳細
Core i7-5820K(※スペック詳細)は、Turbo Boost 時は最大で3.6GHzで動作します。省電力機能を搭載しているのでアイドル時は約1200MHzまで下がり消費電力を抑えます。
■インテルCore i7-5820K プロセッサースペック詳細 ベース動作周波数・・・3.3 GHz (アイドル時:約1200MHz) ターボ・ブースト時の最大周波数・・・3.6GHz コアの数・・・6 スレッド数・・・12 インテル スマート・キャッシュ・・・15 MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・140W ■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック 1コア ・・・・・最大3.6 GHz 2コア ・・・・・最大3.6 GHz 3コア ・・・・・最大3.4 GHz 4コア ・・・・・最大3.4 GHz 5コア ・・・・・最大3.4 GHz 6コア ・・・・・最大3.4 GHz ◆インテルターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数一覧 | ||||

マザーボードにはインテル X99 チップセット(※スペック詳細)が搭載されています。
■オーバークロックについて

型番に「K」や「X」が付くプロセッサーはオーバークロックが可能ですが、オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外となります。
Core i7-5820K(※スペック詳細)のTurbo Boost 有効時の動作クロック(※インテルターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数一覧)は下記の設定になっています。HPはCore i7-4790Kをインテルの動作周波数(最大4.4GHz)よりも控えめな設定(最大4.0GHz)で出荷していたのですが、Core i7-5820Kに関してはインテルと同じ動作周波数に設定されています。
1コア ・・・・・最大3.6 GHz 2コア ・・・・・最大3.6 GHz 3コア ・・・・・最大3.4 GHz 4コア ・・・・・最大3.4 GHz 5コア ・・・・・最大3.4 GHz 6コア ・・・・・最大3.4 GHz | ||||
工場出荷状態の設定を変更した場合の保証について日本HPに問い合わせたところ、下記のような回答をいただきました。
【HPの回答】 ・メーカーとしてはBIOS設定を変更することを推奨していない。 ・BIOSのデフォルト設定を変更した場合は保証の対象外。 ・オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外。 ・オーバークロック設定方法やツールのサポートなどは行っていない。 | ||||
■オーバークロックの設定方法
オーバークロックは保証対象外となるので自己責任でお願いいたします。

PCの起動時(あるいは再起動時)に [Esc] キーを押す(タイミングが難しい場合は[Esc] キーを適度に連打する)ことでBIOSメニュー画面が表示されます。[F10]キーを押すとBIOSセットアップに入ります。

上部メニューの電源>オーバークロックの項目を選択します。

コア倍率上限の設定が完了したら「F10」キーを押して了解します。

上部メニューのファイル>変更を保存して終了を選択するとWindowsが起動します。
オーバークロックは保証対象外となるので自己責任でお願いいたします。

PC4-17000 (2133MHz)のメモリを最大32GBまで搭載可能です。今回のテストでは16GB搭載しています。
・8GB (8GBx1) PC4-17000 (2133MHz) [標準] ・16GB (8GBx2) PC4-17000 (2133MHz) ・32GB (8GBx4) PC4-17000 (2133MHz) | ||||
どれくらいメモリが必要なのかは用途次第です。標準で8GBのメモリを搭載しているので、ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールなどは余裕ですし、ゲームやグラフィックスソフトなども使用可能です。メモリを大量に使用するグラフィックスソフトを使用するのなら16GB以上搭載をおすすめします。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?

HP ENVY Phoenix 850シリーズのツールレス・ストレージベイ(※関連記事)にはHDD/SSDを3台まで搭載することが可能です。4つ目のストレージベイはフロントのパネルを開けるとアクセスすることができます。ストレージの増設や換装は保証対象外となります。
ストレージのカスタマイズは下記の5種類用意されています。増設用のストレージ(2nd、3rd)はHDDのみ選択可能です。SSDはHDDよりもデータの読み書きやランダムアクセス速度が圧倒的に高速なので、OSやアプリケーション起動、操作時のレスポンスなどが良くなります。今回のテストでは128GB SSD (PCI Express, M.2接続)、1TB HDD(7200回転)を搭載。※ストレージのメーカーは販売時期により変更される場合があります。
■ストレージ ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・128GB SSD (PCI Express, M.2接続) ・256GB SSD (6Gbps対応) ・512GB SSD (6Gbps対応) ■増設用ストレージ (2nd) ・増設用ストレージ (2nd) なし [標準] ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ■増設用ストレージ (3rd) ・増設用ストレージ (3rd) なし [標準] ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) | ||||
■128GB SSD (PCI Express, M.2接続)

SAMSUNG製の128GB SSDの詳細。型番は MZHPU128HCGM-000H1 です。型番から推測するとPCI-Express2.0 x4接続のSSDだと思われます

Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkのベンチマークでは、ライト(書き込み速度)全般や4Kリード、4KQD32リードなどは特別速い数値ではありませんが、シーケンシャル・リード(読み込み速度)が1091MB/s、512Kリードは600MB/s前後で、PCI Express, M.2接続の効果が表れています。SATA3接続の高速なSSDでも500MB/sを少し超えるくらいの数値なのでリードに関してはかなり高速です。
※今回テストしたPC構成の起動時間は約17秒でした。
■1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd)

CrystalDiskInfoで表示されるSeagate製HDDの情報。型番はST1000DM003-1ER162 1000.2 GBで、ファームウェアは「HP51」です。
容量:1TB 回転数:7200rpm キャッシュ:64MB インターフェイス:SATA 6Gb/s 規格サイズ:3.5インチ | ||||

Read (リード)・・・読み込み速度 Write (ライト)・・・書き込み速度 Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き 4KQD32・・・データを最も効率のよい順番に並べ替える機能(NCQ)を使ってランダムアクセスしたときの速度 | ||||
CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが210MB/s前後、シーケンシャル・ライトは205MB/s前後でした。512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書きは7200回転のHDDとしては標準的な速度で発熱は少なめです。ファイルの読み書きが速いSSDと比較すると、コントロールパネルやフォルダを操作したときに若干もたつくことがあります。
■アイドル時の温度(室温28℃)・・・34℃ ■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温28℃)・・・37℃ | ||||

ワットパフォーマンスに優れている第2世代「Maxwell」アーキテクチャを採用した2種類のグラフィックスが用意されています。今回のテストではミドルクラスのGTX 960を搭載。
・NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB / GDDR5) ・NVIDIA GeForce GTX 960 (1.5GB / GDDR5) [標準] | ||||
■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benchmark) ※スコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。 ※ベンチマークスコアはあくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」 GTX 960はGTX 980と比較すると、だいたい6割くらいの性能になります。GTA5を全て最高画質の設定でプレイするのは厳しいのですが、フルHD・デフォルト設定なら50~100fpsくらいでプレイ可能です。だたし、デフォルト設定の画質は建物の影の部分がメッ シュのようになります。車で走行しているときはあまり気にならなかったのですが、静止した状態になると少々目立ちます。 ![]() ◆GTA5ベンチマーク(Core i7-5820K, GTX 960搭載) ベンチマークだけでなく実際にプレイしたときのフレームレートを掲載しています。 | ||||
■NVIDIA GeForce GTX 960のスペック 【GPUコア】GM206 【CUDAコア(シェーダユニット)】1024 【テクスチャユニット】64基 【ROPユニット】32基 【ベースクロック】1127 MHz 【ブーストクロック】1178 MHz 【メモリ データレート】1753MHz (7012MHz相当) 【メモリ容量 】2GB GDDR5 【メモリ・インターフェース】128ビット 【メモリのバンド幅】112.2GB/秒 【電気接続】6-pin ×1 【TDP】120 W 4K(4096x2160)サポート デュアルリンク DVI-I ×1 HDMI ×1 DisplayPort ×3 | ||||
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
Fire Strike |

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:6637 | スコア:6618 |
Graphics Score :7394 Physics Score :13364 Combined Score :2631 | Graphics Score :7496 Physics Score :11116 Combined Score :2663 |
Sky Diver |

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:20902 | スコア:19794 |
Graphics Score :23540 Physics Score :12761 Combined Score :23660 | Graphics Score :23844 Physics Score :10484 Combined Score :21023 |
Cloud Gate |

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:23703 | スコア:22537 |
Graphics Score :47866 Physics Score :8567 | Graphics Score :40025 Physics Score :7887 |
Ice Storm |

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 |
スコア:143012 | スコア:158163 |
Graphics Score :285110 Physics Score :52111 | Graphics Score :348541 Physics Score :54319 |
Core i7-5820K搭載機は、Ice Storm以外はプロセッサーのスコア(Physics Score)がCore i7-4790Kよりも良いスコアが出ています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5820K プロセッサー(最大3.6 GHz) |
プロセッサーの温度 | 60.0℃ | アイドル時 40.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1316.3 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1696 RPM | アイドル時 1115 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1912 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大240W | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。
■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
Core i7-5820K 2コアまで最大3.6 GHz 6コア動作時:最大3.4 GHz GeForce GTX 960 | Core i7-4790K 4コア動作時:最大4.0 GHz GeForce GTX 960 |
OpenGL:136.86 | OpenGL:126.99 |
CPU:997 cb CPU(Single Core):134 cb | CPU:787 cb CPU(Single Core):156 cb |
Core i7-5820K はCore i7-4790Kよりも動作周波数が低いので、CPUテスト(シングルコア)は約15%ほど低いスコアになりますが、3Dレンダリングを行うCPUテスト(マルチスレッド)ではCore i7-4790Kよりも約25%良いスコアが出ています。これくらいの差があるとテスト中の画面を見ていて「速い」とわかります。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5820K プロセッサー(最大3.6 GHz) |
プロセッサーの温度 | 63.0℃ | アイドル時 40.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 60.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1316.3 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1265 RPM | アイドル時 1115 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 610 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
OpenGLテスト・・・最大167W、CPUテスト・・・最大144W | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 128GB SSD (PCI Express, M.2 ) 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 2TB HDD 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード |
スコア:7006 | スコア:7124 |
評価:非常に快適 平均フレームレート:54.272 ローディングタイム: シーン#1 1.288sec シーン#2 5.804sec シーン#3 4.715sec シーン#4 3.934sec シーン#5 4.257sec シーン#6 1.802sec 合 計 21.802sec | 評価:非常に快適 平均フレームレート:55.111 ローディングタイム: シーン#1 2.770sec シーン#2 11.032sec シーン#3 5.554sec シーン#4 5.033sec シーン#5 5.467sec シーン#6 2.709sec 合 計 32.569sec |
Core i7-5820K はCore i7-4790K搭載機とほぼ同じくらいのスコアです。ローディングタイムは128GB SSD (PCI Express, M.2 )を搭載しているCore i7-5820Kのほうが良いスコアが出ています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5820K プロセッサー(最大3.6 GHz) |
プロセッサーの温度 | 53.0℃ | アイドル時 40.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 82.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1316.3 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1749 RPM | アイドル時 1115 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1629 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大234W | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード
※このベンチマークの配信は終了し、蒼天のイシュガルド ベンチマークに差し替えられています。

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード |
スコア:9790 | スコア:9867 |
評価:非常に快適 平均フレームレート:85.699 | 評価:非常に快適 平均フレームレート:86.053 |
Core i7-5820K はCore i7-4790K搭載機とほぼ同じくらいのスコアになりました。若干低い数値ですが誤差の範囲だと思います。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5820K プロセッサー(最大3.6 GHz) |
プロセッサーの温度 | 55.0℃ | アイドル時 40.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1316.3 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1703 RPM | アイドル時 1115 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1103 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大207W | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 画面サイズ: 1920x1080 フルスクリーンモード | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 画面サイズ: 1920x1080 フルスクリーンモード |
スコア:16625 | スコア:15439 |
ベンチマーク中のフレームレートは、大体120~200fpsの間で推移していました。最大は214fps、最少値は瞬間的なので正確には計測できませんでしたが80fps台になります。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5820K プロセッサー(最大3.6 GHz) |
プロセッサーの温度 | 50.0℃ | アイドル時 40.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 82.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1316.3 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1696 RPM | アイドル時 1115 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 717 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大191W | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロードページ

Core i7-5820K (最大3.6 GHz) GeForce GTX 960 画面解像度・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高品質) フルスクリーン表示 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 画面解像度・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高品質) フルスクリーン表示 |
スコア:41964 | スコア:43286 |
評価:快適に動作すると思われます | 評価:快適に動作すると思われます |
ベンチマーク中のフレームレートは、大体160~320fpsの間で推移していました。最少値は瞬間的なので正確には計測できませんでしたが70fps台になります。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-5820K プロセッサー(最大3.6 GHz) |
プロセッサーの温度 | 53.0℃ | アイドル時 40.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 82.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1705 RPM | アイドル時 1115 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 606 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大197W | ||
※計測値はテスト環境により若干異なる結果が出る場合があります。 |

■プロセッサーやGPUの温度(室温28℃)
ベンチマーク中のCore i7-5820K プロセッサーの温度は最高で63℃でした。適正範囲内に収まっているので問題ありません。
■GPUの温度(室温28℃)
ベンチマーク中のGTX 960の最大温度は82℃でした。NVIDIAのグラフィックスカードは最大温度が約80℃くらいになるように調整されているので問題ありません。ネットサーフィンやYoutube動画の視聴など負荷がそれほど高くないときは、アイドル時(約31℃)より数℃ほど高い温度になります。
■ベンチマーク中の消費電力(PC全体、モニターは除きます)
Core i7-5820K、GTX960を搭載したPCの最大消費電力は3D MARKの240Wでした。500Wの電源ユニットでも問題ない消費電力です。同じグラフィックスカードを搭載した場合、Core i7-4790K(最大4.0GHz)よりもアイドル時は約10W、最大消費電力は約20Wほど高くなります。
■最大消費電力の比較 ※Core i7-4790K(最大4.0GHz) 、GTX960を搭載したPCは約218W。 ◆HP ENVY 750-080jpベンチマーク ※Core i7-4790K (最大4.0GHz)、GTX980を搭載したPCは約266W。 ※Core i7-4790K (最大4.4GHz)、GTX980を搭載したPCは約280W。 ◆ENVY Phoenix 810-480jp ベンチマーク | ||||
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温28℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に45~48℃前後(消費電力は65W前後)になります。ページを見ているだけの状態ではアイドル時に近い42℃前後(消費電力は50W前後くらい)です。
【プロセッサーの温度】 41℃~48℃ 【GPUの温度】 36℃前後 【消費電力】 47~65W前後 | ||||
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温28℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのCPUの温度は最大で49℃前後でした。
【プロセッサーの温度】 44~49℃ 【GPUの温度】 36℃前後 【消費電力】 56~75W | ||||
■DVDを約30分再生したときの消費電力・温度(室温28℃)
ブルーレイのコンテンツをフルスクリーンで約30分視聴したときの温度は最大で49℃前後でした。
【プロセッサーの温度】 44~49℃ 【GPUの温度】 36℃前後 【消費電力】 55~74W | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温28℃) | |
Intel Core i7-5820K (最大3.6GHz) | 63℃ (アイドル時40℃前後) |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) | 82℃ (アイドル時31℃前後) |
消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.0W 前後 |
スリープ時 | 1.0W 前後 |
アイドル時 | 46W前後 |
起動時 | 106W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約240W (3D Mark) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |

■ベンチマークのまとめ インテル Core i7-5820K(最大3.6GHz, 6コア12スレッド)は動画のエンコードで高い性能を発揮します。CINEBENCH R15の3Dレンダリングを行うCPUテスト(マルチスレッド)では、Core i7-4790Kよりも約25%良いスコアが出ました。(※CINEBENCH R15ベンチマーク) Core i7-5820K プロセッサーはオーバークロックが可能ですが、設定の変更は保証の対象外となります。(※オーバークロックについて) Core i7-4790K(HPの初期設定:最大4.0GHz)よりも動作周波数が低いのですが、ゲームベンチではグラフィックスカードの性能が重要になってくるので、Core i7-4790Kと比較して気になるようなスコアの低下はありませんでした。 ベンチマーク中の最大消費電力は約240W(3D Mark)でした。Core i7-4790K(最大4.0GHz)搭載機(※ENVY 750-080jp ベンチマーク)と比較すると、アイドル時で約10W、最大で約20Wほど高い消費電になります。(※ベンチマーク中の温度・消費電力) GTX960は3DMARKやファイナルファンタジーベンチなどではGTX980の6~7割くらいの性能で、GTA5 はフルHD・デフォルト設定なら50~100fpsくらいでプレイ可能です。(※GTA5ベンチマーク) | ||||
| ||||
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT 製品詳細
◆HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT(スペックPDF)
【HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
【実機レビュー】
◆HP ENVY Phoenix 850-090jpの外観・内部のレビュー
◆HP ENVY Phoenix 850-090jp の性能・消費電力を検証!
◆『HP Phoenix Control』でLEDのカラーをカスタマイズ!
【関連記事】
◆GTA5ベンチマーク(Core i7-5820K, GTX 960搭載)
■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年9月11日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
- 関連記事
-
-
【詳細レビュー】HP ENVY Phoenix 850-090jpの外観・内部 2015/09/11
-
HP ENVY Phoenix 850-090jp の性能・消費電力を検証! 2015/09/11
-
『HP Phoenix Control』でLEDのカラーをカスタマイズ! 2015/09/11
-
HP ENVY Phoenix 850-090jp 新旧モデルスペック比較 2015/07/08
-
タグ