
日本HPのスタンダード・PC「HP Pavilion 550-040jp/CT」の性能・消費電力を検証しました。
【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-040jpの外観・デザインのレビュー
HP Pavilion 550-040jpのスペック |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-4790 プロセッサー |
チップセット | インテル H87 チップセット |
メモリ | 8GB PC3-12800 (1600MHz) |
ストレージ | 512GB SSD 1TB ハードドライブ (7200回転) |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 4600 ※ |
電源 | 300W ATX電源 |
※1 プロセッサー内蔵のGPU |
■ベンチマークについて

ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。HP Pavilion 550-040jpはセパレート型のデスクトップPCなので、ベンチマーク中の消費電力はモニターを含まないPC単体の数値になります。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

オプションで3種類のプロセッサーが用意されています。今回のテストではインテル Core i7-4790 プロセッサー(※スペック詳細)を搭載。
■インテル Core i7-4790 プロセッサーの特長
・第4世代インテルCoreプロセッサー(Haswell Refresh)。
・22nmプロセス技術を採用。
・ターボ・ブースト利用時の最大周波数は4.0GHz。
・インテル Core i3-4170 (3.7GHz / 2コア4スレッド) [標準] ・インテル Core i5-4590 (3.3 ‐ 3.7GHz / 4コア4スレッド) ・インテル Core i7-4790 (3.6 ‐ 4.0GHz / 4コア8スレッド) | ||||
■プロセッサー性能比較 (PassMark - CPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ![]() ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 ■他のプロセッサーとの比較 ・Core i7-4790 (3.6 ‐4.0GHz / 4コア8スレッド, TDP84W) ・Core i5-4590 (3.3 - 3.7GHz, 4コア4スレッド, TDP84 W) ・Core i3-4170 (3.7GHz, 2コア4スレッド, TDP54 W) オプションで用意されている中では、ハイパースレッディング・テクノロジー(※参考記事)を搭載しているCore i7-4790が最も高性能です。動画のエンコードやフォトショップのようなグラフィックソフト、ペイントソフトなどを快適に使用したい方に最適なプロセッサーですが価格も高くなります。 Core i5-4590はオプションの中では中間くらいの性能になります。画像処理ソフトやゲームなどをするのならCore i5以上のプロセッサーをお勧めします。 Core i3-4170 は2コア4スレッドなので総合的な性能は他に比べて少し劣ります。インターネットやメール、文書作成、動画の視聴などの用途は十分にこなせる性能があり ますが、画像処理ソフトを使用したり、動画のエンコードなどをする場合は少し非力さを感じることがあるかもしれません。 | ||||
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CPU-Zで表示されるインテル Core i7-4790 プロセッサーの詳細。
■インテル Core i7-4790 プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・3.6 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・4.0 GHz コアの数・・・4 スレッド数・・・8 L3キャッシュ・・・8MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・84W プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度・・・72.72°C | ||||
◆インテル Core i7-4790 プロセッサースペック詳細

チップセットは「インテル H87 チップセット」(※スペック詳細)を搭載しています。

今回テストしているモデルは、PC3-12800 (1600MHz)のメモリを8GB搭載しています。
・4GB (4GBx1) PC3-12800 (1600MHz) [標準] ・8GB (8GBx1) PC3-12800 (1600MHz) ・16GB (8GBx2) PC3-12800 (1600MHz) ※メモリの増設は可能ですが保証対象外となります。(※アップグレードガイド) | ||||
ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールのような用途なら4GBでも足りるかもしれませんが、ペイントソフトやフォトショップのようなソフトを使用するなら8GB以上搭載をおすすめします。解像度が大きい印刷用データを取り扱う場合や、複数のソフトを同時に使うのなら16GB搭載したほうが快適に作業できると思います。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?

ストレージは2台まで搭載可能です。今回のテストでは512GB SSDと1TBハードドライブ (7200回転) を搭載しています。ストレージのメーカーは予告なく変更される場合があります。
■ストレージ(起動ドライブ) ・500GB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) [標準] ・1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) ・2TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) ・3TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) ・512GB SSD (6Gbps対応) ■増設用ストレージ (2nd) 2nd 増設用ハードドライブなし [標準] 1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) (2nd) 2TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) (2nd) 3TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) (2nd) | ||||
■SanDisk SSD 512GB

CrystalDiskInfoで表示されるSanDisk製のSSD 512GBの情報。型番は SD7SB2Q-512-1006、ファームウェアは「X2180006」です。

サンディスク SSD Dashboardで製品名を見ると「SanDisk X300s Solid State Drive」と表示されています。このSSDは自己暗号化機能を搭載した企業向けの製品です。
SSD Dashboardは、SSDのパフォーマンスのモニタリングやTRIMの設定、データの削除、ドライブの診断、ファームウェアの更新などができる便利なツールです。
◆サンディスク SSD Dashboard ダウンロード
■SanDisk X300sのスペック コントローラー:Marvell 88SS9187 シーケンシャルリード:520MB/s シーケンシャルライト:460MB/s 4KBランダムリード:92000 IOPS 4KBランダムライト:80000 IOPS 待機電力(Slumber/DEVSLP):90mW / 6.0mW 最大消費電力(Read/Write):3.1W / 5.0W 書込寿命:80TB以上 ハードウェア暗号化:TCG Opal 2.0 & IEEE-1667 | ||||

CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが440MB前後、シーケンシャル・ライトが390MB/s後半でした。最速クラスのSSDではありませんが、HDDよりもデータの読み書きやランダムアクセス速度が圧倒的に高速です。Windowsの起動、フォルダー操作時のレスポンス、アプリケーションの起動などが速くなります。
■3回連続でベンチマークをした時のSDDの温度(室温28℃) 32℃(アイドル時)→35℃(ベンチマーク後) ■起動時間 電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間・・・約13秒 ※PCの構成によってはもう少し時間がかかる場合があります。 | ||||
■1TBハードドライブ:増設用ストレージ (2nd)

CrystalDiskInfoで表示されるシーゲート製HDDの情報。ファームウェアは「HP51」です。
■ST1000DM003-1ER162 1000.2 GBのスペック 容量:1TB 回転数:7200rpm キャッシュ:64MB インターフェイス:SATA 6Gb/s 規格サイズ:3.5インチ | ||||

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリードは220MB/s前後、シーケンシャルライトも220MB/s近く出ています。これまでテストした中では速い部類に入ります。512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書き速度は、7200回転のHDDとしては標準的な速度です。低発熱のHDDなのでベンチマークをしても動作中の温度はそれほど高くなりませんでした。
■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温28℃) 30℃(アイドル時)→31℃(ベンチマーク後) | ||||

今回のテストではプロセッサー内蔵のインテルHDグラフィックス4600を搭載。ゲーム向けのグラフィックスカードELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.Cも用意されています。
■グラフィックス ・インテルHDグラフィックス(プロセッサー内蔵)[標準] ・AMD Radeon R7 240 (2GB / DDR3) ■グラフィックス(ELSA製) ・ELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C ※この製品は別梱包です。取り付け・設定などは自分で行う必要があります。 | ||||
■グラフィックス性能比較 (PassMark - GPU Benchmark) ※ベンチマークスコアはアップデートされたときに多少変動する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。 ![]() ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」 インテル HDグラフィックス 4600は、ゲーム用のGTX960やGTX750Tiなどと比較すると性能は高くないのですが、インターネットや動画を見るなど普通にパソコンを使用するには十分な性能があります。 ファイナルファンタジーのような3Dゲームをプレイするのは厳しいのですが、ドラゴンクエストXのような軽めのゲームなら、標準品質・ウインドウ表示・画面解像度1280x720で「快適」という評価になります。(※ドラゴンクエストXベンチマーク) GTX 750 Ti はドラクエのような軽めのゲームは余裕でプレイが可能です。推奨パソコンも用意されています。(※ドラゴンクエストX推奨パソコン GTX960は上位機種(※ENVY 750-080jp)に搭載されているグラフィックスカードです。GTA5はフルHDでそれなりに良い画質でプレイできる性能があります。(※GTA5ベンチマーク) | ||||

GPU-Zで表示されるインテルHDグラフィックス4600の詳細。
【GPU】Haswell GT2 【シェーダ】20 【テクスチャユニット】8基 【グラフィックス ベース動作周波数】350 MHz 【グラフィックス最大動的周波数】1.1GHz 【メモリ・インターフェース】64ビット 【ROPユニット】4基 ◆インテル Core i5-4460T プロセッサー(Intel HD Graphics 4600)の詳細 | ||||
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |

スコア:643 | |
Graphics Score :679 Physics Score :9574 Combined Score :230 |
Sky Diver |

スコア:3090 | |
Graphics Score :2780 Physics Score :8199 Combined Score :2821 |
Cloud Gate |

スコア:6286 | |
Graphics Score :6125 Physics Score :6926 |
Ice Storm |

スコア:56194 | |
Graphics Score :59092 Physics Score :47964 |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 61.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度(プロセッサー内蔵) | 62.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1100.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1659 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約99W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。
OpenGL:23.51 fps
■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
CPU:755 cb
CPU(Single Core):157 cb
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 66.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度 | 66.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1200.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 568 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
OpenGLテスト・・・最大 約64W、 CPUテスト・・・最大 約105W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード


画面サイズ・・・1280x720 グラフィック設定:標準(デスクトップ) ウインドウモード | 画面サイズ・・・1920x1080(フルHD) グラフィック設定:標準品質(デスクトップ) フルスクリーンモード |
スコア:2015 | スコア:1003 |
評価:普通 平均フレームレート:15.042 ローディングタイム: シーン#1 14.265sec シーン#2 32.217sec シーン#3 23.863sec シーン#4 21.434sec シーン#5 23.090sec シーン#6 15.135sec 合 計 130.007sec | 評価:動作困難 平均フレームレート:6.998 ローディングタイム: シーン#1 35.568sec シーン#2 66.504sec シーン#3 50.216sec シーン#4 45.594sec シーン#5 56.558sec シーン#6 32.027sec 合 計 286.470sec |
ファイナルファンタジーの最新ベンチマークは1280x720・標準・ウインドウモードで「普通」という評価ですが、平均フレームレートが20fpsを切っているので快適なプレイは望めないと思います。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 55.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度 | 53.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1200.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 1232 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約80W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード


画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質(デスクトップ) ウインドウモード | 画面サイズ:1920x1080(フルHD) グラフィック設定:標準品質(デスクトップ) フルスクリーンモード |
スコア:3203 | スコア:1612 |
評価:やや快適 平均フレームレート:25.547 | 評価:設定変更を推奨 平均フレームレート:12.790 |
1920x1080(フルHD)・標準品質・フルスクリーンモードでは快適なプレイは厳しいしいと思います。 グラフィック設定を1280x720・ 標準品質・ウインドウモードの場合は「やや快適」という評価になりましたが、平均フレームレートは25fps前後なので、画面の動きはスムーズさに欠けた状態です。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 53.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度 | 52.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1200.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 949 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約88W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード


画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | 画面サイズ:1920x1080(フルHD) フルスクリーンモード |
スコア:2754 | スコア:1396 |
フレームレート:17~38fps | フレームレート:7~18fps |
1920x1080(フルHD)では10fps前後なのでコマ送りのような状態です。 1280x720 ウインドウモードにすると、スムーズではありませんがとりあえず動くようになります。フレームレートは20~30fpsの間で推移していることが多かったです。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 58.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度 | 58.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1200.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 443 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約74W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード


画面サイズ: 1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | 画面サイズ:1920x1080(フルHD) 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 |
スコア:1540 | スコア:523 |
評価:調整が必要 フレームレート:17~59fps | 評価:調整が必要 フレームレート:7~34fps |
1920x1080(フルHD)・簡易描画設定3の場合は30fpsを切ることが多いのですが、1280x720のウインドウモード・簡易描画設定を3に変更すると、瞬間的に20fpsを切る場面以外はだいたい30~50fpsの間で推移していました。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 55.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度 | 54.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1200.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 464 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約82W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード


画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | 画面サイズ:1920x1080(フルHD) グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 |
スコア:5615 | スコア:2658 |
評価:普通 フレームレート:21~105fps | 評価:やや重い フレームレート:17~51fps |
標準品質1280x720フルスクリーンの設定は、一部の重いシーンで20fpsを切ることがあるので、「やや重い」という評価になります。 標準品質・1280x720のウインドウモードにすると「快適」という評価になりました。 最大フレームレートは100fps台、重いシーンでは瞬間的に20fpsを切ることがありますが、40fps以上出ている場面が多く画面の動きも良くなっています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 28℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 53.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
インテル HDグラフィックス 4600 (プロセッサー内蔵) |
GPUの温度 | 51.0℃ | アイドル時 32.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1200.0 MHz | アイドル時 600.0 MHz |
GPU メモリクロック | 800.0 MHz | アイドル時 800.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | - | - |
ビデオメモリ使用量 | 285 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大 約71W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 |

HP Pavilion 550-040jpは300W ATX 電源を搭載しています。
■プロセッサーやGPUの温度(室温28℃)
ベンチマーク中のプロセッサー(内蔵GPUも含む)の温度は高負荷時で最大66℃でした。プロセッサーの内蔵ヒート・スプレッダー (IHS) で許容できる最大温度が72.72°Cなので許容範囲内の温度になります。
■ベンチマーク中の消費電力(モニターを除く)
消費電力はCINEBENCH R15(CPUテスト)の105Wが最大。他のゲームベンチマークは70~100Wくらいでした。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温28℃)
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に40℃前後(消費電力は50W前後)になることがありますが、ページを見ているだけの状態では大体32℃前後(消費電力は24~29Wくらい)で推移していました。消費電力も状況によって変動しますがアイドル時の20Wよりも少し高い程度になります。
【プロセッサーの温度】 32℃~42℃ 【消費電力】 24~50W前後 | ||||
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温28℃)
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときの温度は最大で45℃前後でした。
【プロセッサーの温度】 最大45℃ 【消費電力】 30~37W前後 | ||||
■ブルーレイを約30分再生したときの消費電力・温度(室温28℃)
ブルーレイのコンテンツをフルスクリーンで約30分視聴したときの温度は最大で44℃前後でした。
【プロセッサーの温度】 最大44℃ 【消費電力】 31~35W前後 | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温28℃) | |
インテル Core i7-4790 プロセッサー | 66℃ (アイドル時 32℃前後) |
インテル HDグラフィックス 4600 | 66℃ (アイドル時 32℃前後) |
HP Pavilion 550-040jp の消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.3W 前後 |
スリープ時 | 2.6W前後 |
アイドル時 | 20W前後 |
起動時 | 約89W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約105W (CINEBENCH R15) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |

■ベンチマークテストのまとめ ・インテル Core i7-4790 は、オプションの中では最も高い性能のプロセッサーです。動画のエンコードやグラフィックソフトなどを使用したときに高い性能を発揮しますが、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴などがメインならオーバースペックかもしれません。画像処理やゲームをするのならCore i5-4590以上のプロセッサーを、価格重視ならCore i3-4170でよいと思います。 ・ベンチマーク中のプロセッサーの温度・消費電力は高負荷時で最大66℃(消費電力は105W)ですが、インターネットや動画、ブルーレイの視聴などでは32~45℃(消費電力は24~52W)の間くらいになります。 ・8GBメモリを搭載した場合は、インターネットやメール、文書作成、動画の視聴などの用途では余裕があります。グラフィックスソフト(ペイントソフト、写真編集ソフトなど)も使用可能な容量ですが、解像度が高い印刷用のデータを扱う場合や、複数のグラフィックスソフトを同時に使用する場合は16GB搭載したほうが快適に作業できると思います。 ・インテル HDグラフィックス 4600 は、ファイナルファンタジーのような3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは厳しいのですが、ドラクエのような軽めのゲームなら、画面解像度1280x720・標準画質で「快適」という評価になります。(※ドラゴンクエストX ベンチマーク) | ||||
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【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Pavilion 550-040jp/CT製品詳細(価格・モデル一覧・各部名称)
◆HP Pavilion 550-040jp/CT(スペックPDF)
【HP Pavilion 550-040jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
【実機レビュー】
◆HP Pavilion 550-040jpの外観・内部のレビュー
◆HP Pavilion 550-040jpの性能・消費電力を検証!
【関連記事】
◆HP Pavilion 550-040jp 新旧モデルスペック比較
■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年8月14日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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