
インテル Core i7-4790K プロセッサー、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載した日本HPの2015年夏モデル「HP ENVY 750-080jp/CT」の性能、ベンチマーク中の消費電力、温度などを測定しました。オプションで用意されているグラフィックスGTX 980 との性能比較やCPUのオーバークロック方法などもご紹介しています。
【実機レビュー】
◆HP ENVY 750 シリーズの外観・内部のレビュー
ベンチマークで使用するHP ENVY 750-080jpのスペック |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-4790K プロセッサー |
チップセット | インテル Z97 チップセット |
メモリ | 16GB (8GBx2) PC3-12800 |
ストレージ | 2TB HDD (SATA, 7200rpm) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 960 (2GB, GDDR5) |
電源 | 500W ATX 電源 |
※NVIDIA ドライバーのバージョンは 347.38 です。 |
■ベンチマークについて

今回はGeForce GTX 960のテストをしていますが、参考までにGTX 980搭載機のスコア(◆HP ENVY Phoenix 810-480jpベンチマーク)も掲載しています。
ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

オプションで3種類のプロセッサーが用意されています。今回のテストではCore i7-4790K(※スペック詳細)を搭載。型番の末尾に「K」が付くのでオーバークロックが可能です。◆オーバークロックについて
・インテル Core i7-4790K (最大4.40GHz / 4コア8スレッド) ・インテル Core i7-4790 (最大4.00GHz / 4コア8スレッド) ・インテル Core i5-4590 (最大3.70GHz / 4コア4スレッド) [標準] | ||||
PassMark - CPU Benchmarks![]() ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 ハイパースレッディング・テクノロジー(※関連記事)を 搭載しているCore i7-4790は、マルチスレッドに対応しているソフトウェア(動画のエンコードなど)で高い性能を発揮しますが、インターネット閲覧、メール、動画の視 聴のような一般的な用途ではCore i5とCore i7との差はあまり感じられないと思います。値段も高くなるので少しでも高性能なCPUが必要な方向けです。 | ||||

CPU-Zで表示されるCore i7-4790Kの詳細。
Core i7-4790K(※スペック詳細)は、インテルで初めて定格で4.0GHzに到達したプロセッサーです。Turbo Boost 時は最大で4.4GHzで動作しますが、省電力機能を搭載しているのでアイドル時は約800MHzまで下がり消費電力を抑えます。
■Haswell Refleshとの違い
・定格で4.0GHz、Turbo Boost 時は最大で4.4GHzまで上昇。
・CPUダイからヒートスプレッダに熱を伝えるTIM(サーマル・インターフェース・マテリアル)を、熱伝導率が良いポリマーベース素材に変更。
・CPUにキャパシタを追加して電力供給の安定化が図られている。
・TDP(熱設計電力)は84Wから88W上昇。
■インテルCore i7-4790K プロセッサースペック詳細 動作周波数・・・4.0 GHz (アイドル時:約800MHz) ターボ・ブースト時の最大周波数・・・4.4GHz コアの数・・・4 スレッド数・・・8 インテル スマート・キャッシュ・・・8 MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・88W ■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック 2コアまで ・・・・・最大4.4 GHz 3コアまで ・・・・・ 最大4.3 GHz 4コア まで ・・・・・最大4.2 GHz | ||||

マザーボードにはインテル Z97 チップセット(※スペック詳細) が搭載されています。
■オーバークロックについて

型番に「K」が付くオーバークロックが可能なモデルですが、オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外となります。
Core i7-4790K プロセッサー(※スペック詳細)のTurbo Boost 有効時の動作クロック(※インテル ターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数一覧)は下記の設定になっていますが、ENVY 750-080jp、ENVY 700-560jp、ENVY Phoenix 810-480jpなどのオーバークロック設定(初期の状態)は倍率上限が4コア全て40(4.0GHz)に設定されています。
2コアまで ・・・・・最大4.4 GHz (HPの標準設定は 4.0 GHz) 3コアまで ・・・・・最大4.3 GHz (HPの標準設定は 4.0 GHz) 4コア まで・・・・・最大4.2 GHz (HPの標準設定 は4.0 GHz) | ||||
工場出荷状態の設定を変更した場合、Core i7-4790Kの動作範囲内で使用したとしても保証が切れてしまうのかHPに問い合わせたところ、下記のような回答でした。
【HPの回答】 ・メーカーとしてはBIOS設定を変更することを推奨していない。 ・BIOSのデフォルト設定を変更した場合は保証の対象外。 ・オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外。 ・オーバークロック設定方法やツールのサポートなどは行っていない。 | ||||
■オーバークロックの設定方法
オーバークロックは保証対象外となるので自己責任でお願いいたします。

PCの起動時(あるいは再起動時)に [Esc] キーを押す(タイミングが難しい場合は[Esc] キーを適度に連打する)ことでBIOSメニュー画面が表示されます。[F10]キーを押すとBIOSセットアップに入ります。

上部メニューの電源>オーバークロックの項目を選択します。

コア倍率上限の設定が完了したら「F10」キーを押して了解します。

上部メニューのファイル>変更を保存して終了を選択するとWindowsが起動します。
下記の記事では、Core i7-4790Kを2コアまで4.4GHz、3コア4.3GHz、4コア4.2GHzに設定してベンチマークテストをしています。
◆ENVY Phoenix 810-480jp(GTX 980 搭載)ベンチマーク

PC3-12800 (1600MHz) のメモリを最大32GBまで搭載可能です。今回のテストでは16GB搭載しています。ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メール、ゲームなどの用途でも余裕を持って使用できる容量です。
どれくらいメモリが必要なのかは用途次第です。ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールなどがメインなら4GBでも足りると思われますが、複数のアプリ ケーションを立ち上げることが多いのなら8GB搭載しておけば余裕をもって使用することができます。メモリを大量に使用するグラフィックスソフトを使用す るのなら16GB搭載をおすすめします。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
・4GB (4GBx1) PC3-12800 (1600MHz) [標準] ・8GB (8GBx1) PC3-12800 (1600MHz) ・16GB (8GBx2) PC3-12800 (1600MHz) ・32GB (8GBx4) PC3-12800 (1600MHz) | ||||

CPU-Zで搭載されているメモリの仕様を確認することができます。

ENVY 750シリーズのツールレス・ストレージベイ(※関連記事)にはHDD/SSDを3台まで搭載することが可能です。4つ目のストレージベイはフロントのパネルを開けるとアクセスすることができます。(※参考画像) ストレージの増設や換装は保証対象外となります。
ストレージのカスタマイズは下記の5種類用意されています。増設用のストレージ(2nd、3rd)はHDDのみ選択可能です。SSDはHDDよりもデータの読み書きやランダムアクセス速度が圧倒的に高速なので、OSやアプリケーション起動、操作時のレスポンスなどが良くなります。今回のテストでは2TB HDD(7200回転)を搭載。※ストレージのメーカーは販売時期により変更される場合があります。
■ストレージ ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) ・256GB SSD (6Gbps対応) ・512GB SSD (6Gbps対応) ■増設用ストレージ (2nd) ・2nd 増設用ハードドライブなし [標準] ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(2nd) ■増設用ストレージ (3rd) ・3rd 増設用ハードドライブなし [標準] ・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) ・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)(3rd) | ||||
■ST2000DM001-1ER164 2000.3 GB

CrystalDiskInfoで表示されるSeagate製HDDの情報。
ファームウェアは「HP51」です。
容量:2TB 回転数:7200rpm キャッシュ:64MB インターフェイス:SATA 6Gb/s 規格サイズ:3.5インチ | ||||

CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが198MB、シーケンシャル・ライトは190MB/s前後でした。512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書きは7200回転のHDDとしては標準的な速度で発熱は少なめです。ファイルの読み書きが速いSSDと比較すると、コントロールパネルやフォルダを操作したときに若干もたつくことがあります。
■アイドル時の温度(室温27℃)・・・33℃ ■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温27℃)・・・34℃ | ||||

オプションで3種類のグラフィックスが用意されています。今回のテストでは2015年夏モデルで新たに採用されたGTX 960を搭載!ワットパフォーマンスに優れている第2世代「Maxwell」アーキテクチャを採用したミドルクラスのグラフィックスカードです。
・NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB / GDDR5) ・NVIDIA GeForce GTX 960 (1.5GB / GDDR5) ・NVIDIA GeForce GT 730 (4GB / DDR3) [標準] | ||||
PassMark - Video Card Benchmarks![]() ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」 | ||||
GeForce GT 730 はインテル HD グラフィクスよりも少し良い程度の性能なので、ファイナルファンタジーのような3Dゲームには不向きです。
そのようなゲームをプレイするならGTX960以上をお勧めします。GTX 960はオプションの中で最も高性能なGTX 980と比較すると、だいたい6割くらいの性能になります。
■NVIDIA GeForce GTX 960のスペック 【GPUコア】GM206 【CUDAコア(シェーダユニット)】1024 【テクスチャユニット】64基 【ROPユニット】32基 【ベースクロック】1127 MHz 【ブーストクロック】1178 MHz 【メモリ データレート】1753MHz (7012MHz相当) 【メモリ容量 】2GB GDDR5 【メモリ・インターフェース】128ビット 【メモリのバンド幅】112.2GB/秒 【電気接続】6-pin ×1 【TDP】120 W 4K(4096x2160)サポート デュアルリンク DVI-I ×1 HDMI ×1 DisplayPort ×3 | ||||
■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
Fire Strike |

Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:6618 | スコア:10350 |
Graphics Score :7496 Physics Score :11116 Combined Score :2663 | Graphics Score :12045 Physics Score :10773 Combined Score :4896 |
Sky Diver |

Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:19794 | スコア:25525 |
Graphics Score :23844 Physics Score :10484 Combined Score :21023 | Graphics Score :38138 Physics Score :10154 Combined Score :21103 |
Cloud Gate |

Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:22537 | スコア:25128 |
Graphics Score :40025 Physics Score :7887 | Graphics Score :79877 Physics Score :7393 |
Ice Storm |

Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:158163 | スコア:160176 |
Graphics Score :348541 Physics Score :54319 | Graphics Score :366965 Physics Score :53891 |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.0 GHz) |
プロセッサーの温度 | 76.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1698 RPM | アイドル時 1084 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1864 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大216W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。
■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
OpenGL:126.99 | OpenGL:133.39 |
CPU:787 cb CPU(Single Core):156 cb | CPU:788 cb CPU(Single Core):156 cb |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.0 GHz) |
プロセッサーの温度 | 69.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 55.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1156 RPM | アイドル時 1084 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 886 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
OpenGLテスト・・・最大157W、CPUテスト・・・最大113W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード

画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:7124 | スコア:12199 |
評価:非常に快適 平均フレームレート:55.111 ローディングタイム: シーン#1 2.770sec シーン#2 11.032sec シーン#3 5.554sec シーン#4 5.033sec シーン#5 5.467sec シーン#6 2.709sec 合 計 32.569sec | 評価:非常に快適 平均フレームレート:93.872 ローディングタイム: シーン#1 1.181sec シーン#2 5.442sec シーン#3 4.307sec シーン#4 3.829sec シーン#5 3.700sec シーン#6 1.544sec 合 計 20.006sec |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.0 GHz) |
プロセッサーの温度 | 68.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 82.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1744 RPM | アイドル時 1084 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1734 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大218W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード
※このベンチマークの配信は終了し、蒼天のイシュガルド ベンチマークに差し替えられています。

画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | 画面解像度・・・1920x1080 最高品質 フルスクリーンモード Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:9867 | スコア:16315 |
評価:非常に快適 平均フレームレート:86.053 | 評価:非常に快適 平均フレームレート:150.824 |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.0 GHz) |
プロセッサーの温度 | 65.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1697 RPM | アイドル時 1084 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 1219 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大191W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード

画面サイズ: 1920x1080 フルスクリーンモード Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | 画面サイズ: 1920x1080 フルスクリーンモード Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:15469 | スコア:27669 |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.0 GHz) |
プロセッサーの温度 | 63.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 1705 RPM | アイドル時 1084 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 764 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大178W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロードページ

画面解像度・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高品質) フルスクリーン表示 Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 960 | 画面解像度・・・1920x1080 簡易描画設定・・・5(最高品質) フルスクリーン表示 Core i7-4790K (最大4.0 GHz) GeForce GTX 980 |
スコア:43286 | スコア:96277 |
評価:快適に動作すると思われます | 評価:快適に動作すると思われます |
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 27℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.0 GHz) |
プロセッサーの温度 | 65.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 31.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1328.9 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 202.5 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2093 RPM | アイドル時 1084 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 628 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
最大189W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
■GTX 960でGTA5 はプレイ可能か?

フルHD(1920x1080)・デフォルト設定(※スクリーンショット)でGTA5をプレイしてみました。
ビデオメモリが2GBなのでテクスチャは最も低い設定の「ノーマル」ですが、他は超高、高に設定されている項目が多いです。高度なグラフィックスは全て「オフ」になっている設定で、大体50~90fpsでプレイ可能でした。

山道や草木の多い場所はフレームレートが低めになります。舗装されていない道では50fps台に下がることがありました。

草木の多い場所でも舗装されている道路を走っている場合は60fps以上出ていることが多かったです。

市街地ではフレームレートが高くなり、大体70~90fpsくらいで推移していました。

全て最高画質の設定でプレイするのはGTX 960では厳しいのですが、フルHD・デフォルト設定なら50~90fpsくらいでプレイ可能です。だたし、デフォルト設定の画質は建物の影の部分がメッシュのようになります。車で走行しているときはあまり気にならなかったのですが、静止した状態になると少々目立ちます。
◆GTA5ベンチマーク(Core i7-4790k, GTX 960搭載)
ベンチマークだけでなく実際にプレイしたときのフレームレートを掲載しています。
◆GTA5ベンチマーク(Core i7-4790k, GTX 980搭載)
※デフォルト設定はPCのスペックに合わせて調節されるので、GTX 960とGTX 980のデフォルト設定は異なります。

■プロセッサーやGPUの温度(室温27℃)
ベンチマーク中のCore i7-4790K プロセッサー(HP標準設定:4コア最大4.0GHz)の温度は最高で76℃でした。適正範囲内に収まっているので問題ありません。
■GPUの温度(室温27℃)
ベンチマーク中のGTX 960の最大温度は82℃でした。NVIDIAのグラフィックスカードは最大温度が約80℃くらいになるように調整されているので問題ありません。ネットサーフィンやYoutube動画の視聴など負荷がそれほど高くないときは、アイドル時より数℃ほど高い温度で動作します。
■ベンチマーク中の消費電力(PC全体、モニターは除きます)
GTX960を搭載したPCの最大消費電力はFF14蒼天のイシュガルドの218W。3D MARK もほぼ同じくらいの217Wでした。500Wの電源ユニットでも問題ない消費電力です。
※GTX980を搭載したPCの最大消費電力は約280W。(※参考ベンチマーク)
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温27℃) | |
Core i7-4790K (最大4.0 GHz) | 76℃ (アイドル時33℃前後) |
NVIDIA Geforce GTX 960 (2GB) | 82℃ (アイドル時31℃前後) |
HP ENVY 750-080jpの消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.5W 前後 |
スリープ時 | 1.5W 前後 |
アイドル時 | 34W前後 |
起動時 | 101W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 218W (蒼天のイシュガルド) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |

インテル Core i7-4790K プロセッサーは、工場出荷状態でテストを行っているので「すべてのコアの倍率上限が40」でテストした結果になります。(※オーバークロックについて)
新たに採用されたミドルクラスのグラフィックスカードGeForce GTX 960は、今回のテストでブーストクロックが最大で1328.9 MHz まで伸びました。個体差があるので必ずしも同じくらいまでブーストできるわけではありませんが、GPU-Zで表示されている1178 MHz よりは高いクロックで動作していました。
GTX 960は最高画質でなくでも、それなりの画質で3Dゲームをプレイしたい人向けのグラフィックスカードです。GTX960とGTX980との性能差はベンチマークにもよりますが、3DMARKやファイナルファンタジーベンチなどではGTX980の6~7割くらいのスコアでした。GTA5 はフルHD・デフォルト設定なら50~90fpsくらいでプレイ可能です。
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP ENVY 750-080jp/CT(価格・モデル一覧・各部名称)
◆HP ENVY 750-080jp/CT(スペックPDF)
【HP ENVY 750-080jp/CT サポート】
◆ドライバー・ユーザーガイド・トラブルシューティング
【実機レビュー】
◆HP ENVY 750 シリーズの外観・内部のレビュー
◆HP ENVY 750-080jp(Core i7-4790K, GTX 960搭載)のベンチマーク
◆HP ENVY 750-080jpの起動ドライブ(HDD)をSSDに換装
◆HP ENVY 750-080jpをWindows 10にアップグレード!
【関連記事】
◆HP ENVY 750 シリーズのファーストインプレッション(外観・デザインについて)
◆GTA5ベンチマーク(Core i7-4790k, GTX 960搭載)
■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年6月25日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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