



日本HPから発売された手のひらサイズのコンパクトミニPC『HP Stream Mini 200-020jp』の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載しています。
■製品の特長
・手のひらサイズのコンパクトボディ(幅145×奥行き145×高さ53mm)
・丸みをおびたデザイン&インテリアに映える鮮やかなコバルトブルー
・OSやアプリの起動を高速化するSSD(M.2)搭載
・インターネットやメール、文書作成など軽めの作業をこなせる性能
・内部の拡張性(増設キットを同梱)
・HDMI 端子を標準搭載
目次(ページ内リンク) |
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。
◆HP Stream Mini 200-020jpの外観・デザイン
◆デスクトップ機(ENVY 700)とサイズを比較
◆HP Stream Mini 200-020jpの内部
◆プロセッサー/インテルHDグラフィックス
◆メモリ PC3L-12800
◆ストレージ 32GB SSD (M.2)
◆内蔵無線LAN
◆インターフェース・各部名称
◆ACアダプター
◆2.5インチドライブベイ用 増設キットの内容
◆リサイクルマーク
◆まとめ【必要十分な基本性能・拡張性を詰め込んだミニPC】
HP Stream Mini 200-020jpの外観・デザイン |

手のひらサイズのミニPC『HP Stream Mini 200-020jp』は、全体的に丸みを帯びたデザインを採用。本体のカラーは鮮やかなコバルトブルーで公式サイトのイメージに近い印象ですが、天面は少し落ち着いた色に見えます。

前面に電源ボタンとUSB 3.0×2、側面にメディアカードリーダーがあります。

サイズは約145mm(幅)×146mm(奥行き)×53mm(高さ) 、質量は約550gと軽量です。CDケース程の設置面積なので置き場に困りません。

背面にもUSB 3.0×2を備えています。HDMI & Display Port 出力端子を標準搭載し2画面モニター接続をサポート。インターフェースの上にある複数の穴はプロセッサーの熱を放出する排気口です。

底面には吸気するための小さい穴が多数あります。
デスクトップ機(ENVY 700)とサイズを比較 |

デスクトップ機(ENVY 700-560jp)とサイズを比較するとかなり小さく見えます。
HP ENVY 700-560jp
174mm(幅)×415mm(奥行き)×412mm(高さ)
HP Stream Mini 200-020jp
145mm(幅)×146mm(奥行き)×53mm(高さ)

ENVY 700の天面に乗せた状態。Stream Mini 200のコンパクトさがよくわかります。
HP Stream Mini 200-020jpの内部 |
※分解や増設は製品保証の対象外となります。
※増設に伴う障害も製品保証の対象外となります。
※日本HPでは、分解や増設に関するサポートはしておりません。
分解方法やメモリ・2.5インチストレージの追加は下記の記事をご覧ください。
◆HP Stream Mini 200-020jpにメモリとSSDを増設!


HP Stream Mini 200-020jpの内部は、マザーボードとストレージベイの2段式になっています。

ストレージベイを外した状態。小さなマザーボードにぎっしりとパーツが搭載されています。
プロセッサー/インテルHDグラフィックス |

プロセッサーは型番の末尾に「U」が付く超低消費電力のインテル Celeron 2957U (1.40GHz, 2コア/2スレッド, TDP 15W)を搭載。ファンレスではなくプロセッサーを冷却するための小型シロッコファンが装着されています。通常時のファンの動作音は非常に静かです。
◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」
Celeron 2957UはインテルHDグラフィックス (プロセッサー内蔵GPU)を搭載しています。インターネットや動画を見る程度なら十分ンな性能があります。
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」
メモリ PC3L-12800 |

SO-DIMMのメモリースロットは2つで、 PC3L-12800 (1600MHz) のメモリーを最大16GB(8GBx2)まで搭載可能です。
◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?
ストレージ 32GB SSD (M.2) |

ストレージは32GBのSSD (M.2)を搭載。基板サイズはType 2242(22 x 42mm)です。
※HP Stream Mini のM.2 SSD はSATA接続です。
内蔵無線LAN |

無線LANカードを標準で搭載。IEEE802.11b/g/n 、Bluetooth 4.0に対応しています。ワイヤレスキーボード & マウスが付属しているので、PC周りをすっきりとした状態で使用することができます。
インターフェース・各部名称 |



■前面のインターフェース ・USB 3.0×2 ・電源ボタン ■側面のインターフェース ・メディアカードリーダー×1 ■背面のインターフェース ・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 ・LANポート ・USB 3.0×2 ・HDMI出力端子×1 ・DisplayPort×1 ・電源コネクター | ||||
ACアダプター |

コンパクトなサイズのACアダプターは最大45Wです。
2.5インチドライブベイ用 増設キットの内容 |
日本独自仕様として、以下の増設キットが同梱されています。
・ SATA ケーブル
・ ストレージ取り付け用ネジ
・ 説明書(筐体の開け方、2.5インチ ストレージの増設方法)

2.5インチ ストレージの増設方法の説明書

※画像をクリックすると拡大表示します。
※分解や増設は製品保証の対象外となります。
※増設に伴う障害も製品保証の対象外となります。
※日本HPでは、分解や増設に関するサポートはしておりません。
分解方法やメモリ・2.5インチストレージの追加は下記の記事をご覧ください。
◆HP Stream Mini 200-020jpにメモリとSSDを増設!
リサイクルマーク |

リサイクルマークは底面にあります。
まとめ |

■外観・内部のレビューまとめ コンパクトなサイズに必要十分な基本性能・拡張性を詰め込んだミニPC。 HP Stream Mini 200-020jpは手のひらサイズのコンパクトなさイズなので置き場所に困りません。ミニタワーのデスクトップ機と比較するととても小さく感じます。本体に採用されたコバルトブルーは鮮やかできれいなカラーです。 前面に電源ボタンとUSB 3.0×2、側面にメディアカードリーダーを備えていて、デザインにこだわりすぎず使い勝手も考慮されている点が良いと思います。 低消費電力のプロセッサーが搭載されているので、性能に関しては控えめですが、インターネットやメール、動画を見る程度ならこなせる性能を備えています。(※性能・消費電力について) ストレージは32GBとやや少ないのですが、それを補うためにMicrosoft OneDrive 200GB (2年間)が付属しています。 日本独自仕様の「増設キット」を同梱して2.5インチのストレージを増設可能にしたこと、メモリが増設可能なことも評価できる点です。(※分解・増設について) | ||||
【メーカー製品情報ページ】
◆HP Stream Mini 200-020jp 製品詳細
◆HP Stream Mini 200-020jp(スペックPDF)
【サポートページ:ドライバー・ユーザーガイドなど】
◆HP Stream Mini 200-020jp サポート
【実機レビュー】
◆HP Stream Mini 200-020jpの外観・内部
◆HP Stream Mini 200-020jpの性能・消費電力について
◆HP Stream Mini 200-020jpにメモリとSSDを増設!
■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年3月5日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
- 関連記事
-
-
HP Stream Mini 200-020jpの性能・消費電力について 2015/03/05
-
【詳細レビュー】HP Stream Mini 200-020jpの外観・内部 2015/03/05
-
HP Stream Mini 200-020jpにメモリとSSDを増設! 2015/03/02
-
タグ