
Core i7-4790K, GTX 980を搭載した日本HPのゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT」でオープンワールド・レーシングTHE CREW(ザ・クルー)をプレイ! ゲーム中のフレームレートをFrapsで計測しました。
![]() | HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT |
日本HPはCore i7-4790Kを最大4.0GHzに設定して出荷しています。このテストではCore i7-4790K本来の動作周波数・最大4.4GHzにクロックアップしています。 | |
◆実機ベンチマーク |
テストで使用するHP ENVY Phoenix 810-480jpのスペック |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-4790K プロセッサー |
チップセット | インテル Z97 チップセット |
メモリ | 16GB (8GBx2) PC3-12800 |
ストレージ | 512GB SSD |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB, GDDR5) |
電源 | 500W ATX 電源 (80PLUS BRONZE) |
※NVIDIA ドライバーのバージョンは 347.25 です。 |
■THE CREWについて

THE CREW(ザ・クルー)は、アメリカ全土を舞台としたオープンワールドのレーシングゲームです。車に乗りっぱなしのGTA(グランド・セフト・オート)のようなゲームというとイメージしやすいと思います。ミッションをクリアしてストーリーを進めたり、チャレンジをクリアして高性能なパーツを入手し、愛車をチューン・アップすることも可能です。オンラインのプレイヤーとレースして競い合うだけでなく、協力してミッションを楽しむこともできます。ニューヨークやマイアミ、ロサンゼルスなどの都市、荒野、雪山、海などがある非常に広いマップなので、風景を眺めながら自由にドライブするのも楽しいゲームです。
■ゲームパッド(Xbox 360 コントローラー)

ゲームパッドは「Xbox 360 コントローラー」を使用。対応しているゲームではあらかじめキーの設定がされています。面倒な設定やドライバーのインストールなどは必要ありません。パソコンに接続するだけで使用可能です。

◆パソコンで手軽に使えるXbox 360 コントローラー
■THE CREWのフレームレートを計測

下記の設定でプレイしながらフレームレートをFrapsで計測します。フレームレート上限はオフにできないので60に設定。プレイ中に60fpsを維持できるかを確認します。
【解像度】1920x1080
【画面モード】フルスクリーン
【フレームレート上限】60
【V-SYNC】ON
【ビデオプリセット】最高
ジオメトリ・・・最高
シャドウ・・・コンタクトハーデニングソフト
テクスチャー・・・最高
環境マッピング・・・最高
被写界深度・・・高
モーションブラー・・・高
アンチエイリアス・・・4X TXAA
草木・・・高
アンビエントオクルージョン・・・HBAO+
■最高設定で実際にプレイしたときのフレームレート
実際にプレイしたときに最高設定で「60fpsを維持できるか」をチェックします。プレイ状況はレベル50(最高)で、市街地ほどんど走行済みですが山岳地帯は走っていない場所があります。全体的にはマップの70%ほど走行している状態です。



市街地走行中はほぼ60fpsをキープ。たまに60fpsを切る(瞬間的)ことがあります。

車内視点でウエストコースト(セントラルバレー)をドライブ。この辺りは60fpsをキープ。

ウエストコースト(サザンカスケード)の山に囲まれた道路も60fpsをキープ。

マウンテンステート(グレイシャー国立公園)の雪道。ここでも60fpsをキープ。

ウエストコースト(セコイア国立公園付近)の山岳地帯を走行中に50fps台に下がる場所がありました。

山岳地帯の木が密集している場所で、急カーブが続く区間では50fps台に下がる(瞬間的ではない)ことがあります。

ウエストコースト(ヨセミテ国立公園)も木が多い場所ですが、先ほどの山道より見通しが良いので50fpsに下がることはなく60fpsをキープしていました。

今度はサウスからウエストコーストのハイウェイを走ってみます。

見通しがよく道幅が広いハイウェイを時速200km以上で飛ばします。チューン・アップしているので最高時速370kmくらいで走行可能です。

ハイウェイ走行中はほとんど60fpsを維持していましたが、3、4回ほど瞬間的に50fps台に下がることがありました。

プリセットの最高設定のアンチエイリアスは「4X TXAA」になっていますが、手動で「8X MSAA」に設定することも可能です。実際にプレイしてみるとフレームレートが40~50fps台になり滑らかな動きではなくなるので、快適なプレイは少々厳しいと思いました。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.4 GHz) |
プロセッサーの温度 | 61.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB) |
GPUの温度 | 81.0℃ | アイドル時 33.0℃前後 |
GPU コアクロック | 1265.6 MHz | アイドル時 135.0 MHz |
GPU メモリクロック | 1752.8 MHz | アイドル時 162.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 2157 RPM | アイドル時 1080 RPM |
ビデオメモリ使用量 | 2092 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
210~240W | ||
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。 |
フルHD(1920x1080)の最高設定でビデオメモリ使用量は約2GBでした。フレームレートが60に制限されているので、PC全体の最大消費電力は3D Markベンチマーク時の280W(最大)より控えめの240Wくらいでした。

Core i7-4790K、GeForce GTX 980を搭載したPCは、『THE CREW』をフルHD(1920x1080)、フルスクリーンモード、最高画質設定(アンチエイリアス:4X TXAA)でプレイ可能です。瞬間的に60fpsを切ったり、山岳地帯で50fps台になる場所がありますが、そのような場所はごく一部なので平均的には60fpsに限りなく近い数値になります。
【製品情報】
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT 製品詳細
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT (スペックPDF)
【サポート&トラブルシューティング】
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT サポート
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◆【解説】HP ENVY Phoenix 810-480jp 新旧モデル比較
◆【解説】ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア 推奨パソコン
■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年2月11日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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