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日本HPのスリムタイプPC「HP Pavilion Slimline 400-520jp」のベンチマークです。テスト中の消費電力やPCパーツの温度も測定しています。今回はインテル Pentium G3250 プロセッサー、インテルHDグラフィックスを搭載した最小構成に近いスペックで行います。


ベンチマークで使用するHP Pavilion Slimline 400-520jpのスペック
 OS  Windows 8.1 Update(64bit)
 プロセッサー  インテル Pentium G3250 プロセッサー
 チップセット  インテル H87 チップセット
 メモリ  8GB PC3-12800
 ストレージ  1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm)
 グラフィック  インテルHDグラフィックス
 電源  220W Active PFC搭載
プロセッサ内蔵GPU



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■目次(ページ内リンク)

下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。

◆ベンチマークについて
◆インテル Pentium G3250 プロセッサー
◆メモリ (DDR3-1600 DIMM)
◆ストレージ 1TB HDD (SATA, 7200rpm)
◆インテル HD グラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
◆ベンチマーク(3D MARK)
◆ベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆ベンチマーク(FF14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編)
◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】)
◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0)
◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆温度・消費電力について
◆ベンチマークのまとめ
  





■ベンチマークについて

ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPUGPUHDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。







468x110_400-520jp_プロセッサー_02

 オプションで4種類のプロセッサーが用意されています。Core i7を選択すれば上位機種と同等の性能を手に入れることが可能です。今回のテストでは標準のPentium G3250を搭載しています。

・インテル Core i7-4790 (3.60 ‐ 4.00GHz / 4コア8スレッド)
・インテル Core i5-4460 (3.20 ‐ 3.40GHz / 4コア4スレッド)
・インテル Core i3-4160 (3.60GHz / 2コア4スレッド)
・インテル Pentium G3250 (3.20GHz / 2コア2スレッド) [標準]

PassMark - CPU Benchmarks
400-520jp_プロセッサー性能比較_03
◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」

インテル Pentium G3250 プロセッサー
は、第4世代Core i シリーズと同じ「Haswell」マイクロアーキテクチャを採用したCPUです。シングルスレッドの性能はそれほど見劣りはしないのですが、2コア2スレッドなのでマルチスレッドのテストでは他のCPUに大きな差をつけられています。動画のエンコードをするのなら動作周波数が高く、コア・スレッド数が多い上位のインテル Core i7-4790が最適です。



400-520jp_CPU-Z_G3250_01.png

CPU-Zで表示されるインテル Pentium G3250 プロセッサーの詳細。2コア2スレッド、L3キャッシュ3MB、TDPは53W。最大動作周波数は3.2GHzです。Turbo BoostやHyper-Threadingには対応していません。アイドル時は約800MHzまで下がり消費電力を抑えます。動作周波数は負荷状況に応じて800MHz~3.2GHzの間で変化します。

インテル Pentium G3250 プロセッサー
動作周波数・・・3.2 GHz (アイドル時:800MHz)
ターボ・ブースト時の最大周波数・・・ターボ・ブースト非対応
コアの数・・・2
スレッド数・・・2
インテル スマート・キャッシュ・・・3 MB
TDP(CPUの消費電力の目安)・・・53W

◆Intel Pentium Processor G3250 詳細


400-420jp_i3-4160_cpu-z_03.png

マザーボードには「インテル H87 チップセット」が搭載されています。

◆インテル H87チップセット詳細





468x110_400-520jp_メモリ_02b

PC3-12800 (1600MHz) のメモリを最大16GBまで搭載可能です。今回のテストでは8GB搭載。インテル Pentium G3250 プロセッサーのメモリコントローラがDDR3-1333までしかサポートしないので1333MHzで動作します。

・4GB (4GBx1) PC3-12800 [標準]
・8GB (8GBx1) PC3-12800
・16GB (8GBx2) PC3-12800

どれくらいメモリが必要なのかは用途次第です。ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールなどがメインなら4GBでも足りると思われますが、複数のアプリケーションを立ち上げて使用するのなら8GB搭載しておけば余裕をもって使用することができます。メモリをたくさん使用するグラフィックスソフトを使用するのなら16GB搭載をおすすめします。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?





468x110_400-520jp_ストレージ_02

スリムタイプなのでストレージを1台のみ搭載することが可能です。今回のテストでは1TBのHDD(ハードドライブ)を搭載しています。以前のモデルはHDDしか選べなかったのですが、2015年春モデルからファイルの読み書きが高速で静音性にも優れている「512GB SSD」を選択することができるようになりました。

・500GB ハードドライブ(SATA, 7200rpm) [標準]
・1TB ハードドライブ(SATA, 7200rpm)
・2TB ハードドライブ(SATA, 7200rpm)
・3TB ハードドライブ(SATA, 7200rpm)
・512GB SSD (6Gbps対応)


400-520jp_CrystaiDiskInfo_02.png

CrystalDiskInfoで表示されるシーゲート製HDDの情報。ファームウェアは「HP51」です。

ST1000DM003-1ER162 1000.2 GB

容量:1TB
回転数:7200rpm
キャッシュ:64MB
インターフェイス:SATA 6Gb/s
規格サイズ:3.5インチ


400-520jp_CrystaiDiskMark_02.png

CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが210MB以上、シーケンシャル・ライトが200MB/s以上でした。512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書きは標準的な速度で、7200回転のHDDですが発熱に関しては少なめです。

■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度・・・32℃(アイドル時30℃、室温24℃)





468x110_400-520jp_グラフィックス_02b

インテルHDグラフィックスはプロセッサー内蔵のGPUです。プロセッサーの種類によって性能に違いがあります。オプションでグラフィックスカードのNVIDIA GeForce GT 720が用意されています。

・NVIDIA GeForce GT 720 (2GB / DDR3)
・インテルHDグラフィックス4600 (i5-4460、i7-4790プロセッサー内蔵)
・インテルHDグラフィックス4400 (i3-4160プロセッサー内蔵)
・インテルHDグラフィックス (Pentium プロセッサーG3250内蔵)

PassMark - Video Card Benchmarks
400-520jp_グラフィックス比較_01b
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」

インテルHDグラフィックスはファイナルファンタジーのような3Dゲームをプレイするのは厳しい性能ですが、ウェブサイトの閲覧、動画の視聴などの用途なら十分な性能があります。オプションでNVIDIA GeForce GT 720が用意されていますが、インテル HD グラフィックスよりも少し良い程度の性能なので3Dゲームは不向きです。



400-520jp_GPU-Z_Intel HD Graphics_01

GPU-Zで表示されるインテルHDグラフィックスの詳細。

【テクスチャユニット】2基
グラフィックス定格周波数】350 MHz
【グラフィックス最大動的周波数】1.1 GHz
【メモリクロック】667 MHz
グラフィックス・ビデオ・メモリー最大容量】1.7 GB
【メモリ・インターフェース】64 ビット
【ROPユニット】2基





■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード


400-520jp_3D Mark_01s

※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。

 Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト
スコア:351
Graphics Score394
Physics Score 3138
Combined Score112



 Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)向けのテスト
スコア:1663
Graphics Score1532
Physics Score 3298
Combined Score1584



 Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト


スコア:3153
Graphics Score3560
Physics Score 2253



 Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト
スコア:34200
Graphics Score38290
Physics Score 24894



ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Pentium G3250 プロセッサー
 プロセッサーの温度  49.0℃  アイドル時 28.0℃前後
インテルHDグラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
 GPUの温度  46.0℃  アイドル時 28.0℃前後
 GPU コアクロック  1100.0 MHz  アイドル時 600.0 MHz
 GPU メモリクロック  666.7 MHz  アイドル時 666.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード      -  アイドル時   -
 ビデオメモリ使用量  1669 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大55W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※プロセッサー内蔵GPUなのでGPUクーラーは搭載していません。





■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

400-520jp_CINEBENCH_CPU_s.png

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

OpenGL:15.18


■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。

CPU:231 cb
CPU(Single Core):122 cb



ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Pentium G3250 プロセッサー
 プロセッサーの温度  52.0℃  アイドル時 28.0℃前後
インテルHDグラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
 GPUの温度  51.0℃  アイドル時 28.0℃前後
 GPU コアクロック  1100.0 MHz  アイドル時 600.0 MHz
 GPU メモリクロック  666.7 MHz  アイドル時 666.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード      -  アイドル時   -
 ビデオメモリ使用量  537 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
OpenGLテスト・・・最大53W、CPUテスト・・・最大54.2W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※プロセッサー内蔵GPUなのでGPUクーラーは搭載していません。





■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編

実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード

400-520jp_FF14ベンチ_1280x720標準(デスクトップ)ウインドウ

標準品質(デスクトップPC)
画面サイズ: 1280x720
ウインドウモード
最高品質
画面サイズ: 1920x1080(フルHD)
フルスクリーンモード
スコア:2256 スコア:498
評価:普通
平均フレームレート:17.885
評価:動作困難
平均フレームレート:3.644

最高品質1920x1080(フルHD)フルスクリーンモードでは動作困難という評価です。快適にプレイするにはグラフィック設定を下げる必要がありますが、グラフィック設定を1280x720 標準品質(デスクトップPC)ウインドウモードに下げても普通という評価がやっとの状態。平均フレームレートが17fps台なのでとりあえず動作はしますが快適なプレイは程遠いでしょう。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Pentium G3250 プロセッサー
 プロセッサーの温度  51.0℃  アイドル時 28.0℃前後
インテルHDグラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
 GPUの温度  50.0℃  アイドル時 28.0℃前後
 GPU コアクロック  1100.0 MHz  アイドル時 600.0 MHz
 GPU メモリクロック  666.7 MHz  アイドル時 666.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード      -  アイドル時   -
 ビデオメモリ使用量  1026 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大61.2W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※プロセッサー内蔵GPUなのでGPUクーラーは搭載していません。





■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】

「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード


400-520jp_MHFベンチ_1280x720ウインドウ_01

画面サイズ: 1280x720
ウインドウモード
画面サイズ: 1920x1080(フルHD)
フルスクリーンモード
スコア:1422スコア:770
フレームレート:10~20fpsフレームレート:10fps以下
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。

新生エオルゼア ベンチマークと同じ傾向で1920x1080(フルスクリーン)では10fps以下でコマ送りのような状態になります。1280x720(ウインドウモード)の場合は10~20fps前後になりましたが、とりあえず動くというレベルです。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Pentium G3250 プロセッサー
 プロセッサーの温度  41.0℃  アイドル時 28.0℃前後
インテルHDグラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
 GPUの温度  41.0℃  アイドル時 28.0℃前後
 GPU コアクロック  1100.0 MHz  アイドル時 600.0 MHz
 GPU メモリクロック  666.7 MHz  アイドル時 666.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード      -  アイドル時   -
 ビデオメモリ使用量  513 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大52.4W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※プロセッサー内蔵GPUなのでGPUクーラーは搭載していません。





■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロードページ

400-520jp_PSO2ベンチ_1280x720_簡易設定3

簡易描画設定・・・3
画面サイズ: 1280x720
ウインドウ表示
簡易描画設定・・・5
画面解像度・・・1920x1080(フルHD)
フルスクリーン表示
スコア:730スコア:132
評価:簡易描画設定の調整が必要
フレームレート:15~40fps
評価:簡易描画設定の調整が必要
フレームレート:7~15fps

1920x1080(フルHD)簡易描画設定5の設定では快適にプレイするのは厳しいレベルですが、1280x720簡易描画設定3にすると、30fps前後は出るようになりました。画面サイズは小さくなりますがとりあえずプレイは可能です。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Pentium G3250 プロセッサー
 プロセッサーの温度  49.0℃  アイドル時 28.0℃前後
インテルHDグラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
 GPUの温度  48.0℃  アイドル時 28.0℃前後
 GPU コアクロック  1100.0 MHz  アイドル時 600.0 MHz
 GPU メモリクロック  666.7 MHz  アイドル時 666.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード      -  アイドル時   -  
 ビデオメモリ使用量  501 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大60W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※プロセッサー内蔵GPUなのでGPUクーラーは搭載していません。





■ドラゴンクエストX ベンチマーク

お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。

◆ベンチマークダウンロード

400-520jp_DQXベンチ_1280x720標準

標準品質
画面サイズ: 1280x720
ウインドウ表示
最高品質
画面サイズ: 1920x1080(フルHD)
フルスクリーン表示
スコア:3675スコア:1144
評価:普通
フレームレート:17~65fps
評価:重い
フレームレート:10~25fps

標準品質1280x720ウインドウモードでベンチマークをしたときのフレームレートは17~65fpsでした。重いシーンでは20fps切ることがありますが、とりあえずプレイは可能です。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Pentium G3250 プロセッサー
 プロセッサーの温度  48.0℃  アイドル時 28.0℃前後
インテルHDグラフィックス(プロセッサ内蔵GPU)
 GPUの温度  47.0℃  アイドル時 28.0℃前後
 GPU コアクロック  1100.0 MHz  アイドル時 600.0 MHz
 GPU メモリクロック  666.7 MHz  アイドル時 666.7 MHz
 GPUクーラーのファンスピード      -  アイドル時   -
 ビデオメモリ使用量  278 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大60.5W
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。
※プロセッサー内蔵GPUなのでGPUクーラーは搭載していません。





468x110_400-520jp_消費電力_02

※HP Pavilion Slimline 400-520jpは220Wの電源ユニットを搭載。
※室温24℃で温度を計測しています。

■プロセッサーやGPUの温度
ベンチマーク中のプロセッサーの温度は最高で52.0℃、内蔵GPUは51.0℃でした。性能重視のCPUではないので発熱はそれほど多くありません。

■消費電力について
消費電力は「FF14 新生エオルゼア」の61.2Wが最大で、他のゲームベンチは50~60Wくらいでした。220Wの電源ユニットでも問題ない消費電力です。PCを操作していないアイドル時は26W前後になります。

■Webサイト閲覧時の消費電力・温度
Webサイトを見ているときのCPUの温度はアイドル時(28℃前後)よりも少し高くなる程度です。サイトにアクセスしたり別のページに移動したときの消費電力は瞬間的に40W台に上がることがありますが、ページを表示して見ているときは27~33Wくらいでした。

■YouTube視聴時の消費電力・温度
YouTubeの動画を10分間見た時のCPUの温度は最大で約38℃。消費電力は37~46Wの間で推移していました。

■DVD視聴時の消費電力・温度
DVDを30分間視聴したときの温度は最大で約38℃。消費電力は瞬間的に40~50W台になることがありますが、視聴中は36~38Wの間で安定していました。フルスクリーンでのDVD動画は、重くなったりカクついたりすることなく視聴できました。


ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温24℃)
 インテル Pentium G3250 プロセッサー  52℃ (アイドル時28℃前後)
 インテル HD グラフィックス  51℃ (アイドル時28℃前後)
HP Pavilion Slimline 400-520jpの消費電力(モニターを除く)
 電源OFF時  0.0W
 スリープ時  0.8~1.1W
 アイドル時  26W前後
 起動時  約70W(瞬間最大)
 ベンチマーク中の最大消費電力  約61.2W (FF14 新生エオルゼア)
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。




468x210_HP Pavilion Slimline 400-520jp_01a

■今回のテストのまとめ

Pentium G3250 プロセッサーは軽めの作業ならそれなりに使える性能。消費電力が低く発熱も少なめ。

インテル HD グラフィックスはWebサイトの閲覧、動画の視聴などは問題ありませんが、負荷の高い3Dゲームには不向き。

PassMark - CPU Benchmarks
 400-520jp_プロセッサー性能比較_03
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」

Pentium G3250 プロセッサー(3.2GHz, 2コア2スレッド)はWebサイトの閲覧やメール、文書作成、ブログを書く、オフィスソフト、軽めの画像処理のような作業はそれなりにこなせる性能があり ますが、あくまでも価格重視のCPUなので、性能を求めるならオプションでCore i3-4160(3.6GHz, 2コア4スレッド)以上のプロセッサーを選択したほうが良いと思います。マルチコアを使用する動画のエンコードやクリエイティブ関連のソフトを使用するの ならのCore i5-4460(最大3.4GHz, 4コア4スレッド)以上がおすすめです。より高性能なCore i7-4790(最大4.0GHz, 4コア8スレッド)も用意されています。


PassMark - Video Card Benchmarks
 400-520jp_グラフィックス比較_03b
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」

インテル HD グラフィックスはWebサイトの閲覧、動画の視聴などの用途では十分な性能がありますが、負荷の高い3Dゲームには不向きです。ファイナルファンタジーのような3Dゲームを良い画質で楽しみたいのなら、HP ENVY 700-560jpHP ENVY Phoenix 810-480jpなどの上位機種でGTX 760 (192bit) 以上の性能のグラフィックスカードを選択したほうが快適にゲームを楽しめます。



【メーカー製品情報ページ】
◆HP Pavilion Slimline 400-520jp/CT 製品詳細icon
◆HP Pavilion Slimline 400-520jp/CT(スペックPDF)

【サポート&トラブルシューティング】
◆HP Pavilion Slimline 400-520jp/CT サポートicon

【実機レビュー】
◆【詳細レビュー】HP Pavilion Slimline 400-520jpの外観・内部
◆【ベンチマーク】HP Pavilion Slimline 400-520jpの性能・消費電力

【購入ガイド】
◆HP Pavilion Slimline 400-520jp/CT 新旧モデル比較
◆日本HPデスクトップPC : ミニタワー筐体とスリム筐体の違い



■レビューについて
※商品仕様/価格については2015年2月1日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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