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インテル Core i7-4790K プロセッサー、NVIDIA GeForce GTX 980を搭載した日本HPのゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT」のベンチマークです。テスト中の消費電力やPCパーツの温度を測定しています。選択できるオプションやCPUのオーバークロック方法についてもご紹介しています。



100_810-480jp_4790K_インテルターボブーストインテル Core i7-4790K プロセッサーについて
日本HPはCore i7-4790Kを最大4.0GHzに設定して出荷しています。このテストではCore i7-4790K本来の動作周波数・最大4.4GHzにクロックアップし、初期設定との比較もしています。

ベンチマークで使用するHP ENVY Phoenix 810-480jpのスペック
 OS  Windows 8.1 Update(64bit)
 プロセッサー  インテル Core i7-4790K プロセッサー
 チップセット  インテル Z97 チップセット
 メモリ  16GB (8GBx2) PC3-12800
 ストレージ  512GB SSD
 グラフィック  NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB, GDDR5)
 電源  500W ATX 電源 (80PLUS BRONZE)
※NVIDIA ドライバーのバージョンは 344.16 です。



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■目次(ページ内リンク)

下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。

◆ベンチマークについて
◆インテル Core i7-4790K プロセッサー
◆オーバークロックについて・オーバークロックの設定
◆メモリ(PC3-12800)
◆ストレージ 512GB SSD
◆グラフィックスカード NVIDIA GeForce GTX 980
◆ベンチマーク(3D MARK)
◆ベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆ベンチマーク(FF14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編)
◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】)
◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0)
◆ベンチマーク中の温度・消費電力
◆ベンチマークのまとめ
 





■ベンチマークについて

初期状態のUEFI(BIOS)はCore i7-4790Kの倍率上限が40に設定されていますが、今回のテストでは最大4.4GHzにクロックアップしています。◆オーバークロックについて

ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPU/GPU/HDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(gr)の5種類が計測できる検電器です。







468x110_810-480jp_プロセッサー_01

オプションで2種類のプロセッサーが用意されています。今回のテストではCore i7-4790Kを搭載。型番の末尾に「K」が付のでオーバークロックが可能です。

・インテル Core i7-4790K (最大4.40GHz / 4コア8スレッド)
・インテル Core i7-4790 (最大4.00GHz / 4コア8スレッド) [標準]

PassMark - CPU Benchmarks
810-480jp_プロセッサー性能比較_01◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」

ハイパースレッディング・テクノロジーを 搭載しているCore i7-4790は、マルチスレッドに対応しているソフトウェア(動画のエンコードなど)で高い性能を発揮します。



810-480jp_CPU-Z_01.png
CPU-Zで表示されるCore i7-4790Kの詳細。

インテル Core i7-4790K プロセッサー(Devil's Canyon)は、インテルで初めて定格で4.0GHzに到達したプロセッサーです。Turbo Boost 時は最大4.4GHzで動作しますが、省電力機能が搭載されているのでアイドル時は約800MHzまで下がり消費電力を抑えます。

■Haswell Refleshとの違い
・定格で4.0GHz、Turbo Boost 時は最大で4.4GHzまで上昇。
・CPUダイからヒートスプレッダに熱を伝えるTIM(サーマル・インターフェース・マテリアル)を、熱伝導率が良いポリマーベース素材に変更。
・CPUにキャパシタを追加して電力供給の安定化が図られている。
・TDP(熱設計電力)は84Wから88W上昇。

■インテルCore i7-4790K プロセッサーのスペック
動作周波数・・・4.0 GHz (アイドル時:約800MHz)
ターボ・ブースト時の最大周波数・・・4.4GHz
コアの数・・・4
スレッド数・・・8
インテル スマート・キャッシュ・・・8 MB
TDP(CPUの消費電力の目安)・・・88W

■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック
2コアまで ・・・・・最大4.4 GHz
3コアまで ・・・・・ 最大4.3 GHz
4コア まで ・・・・・最大4.2 GHz



810-480jp_CPU-Z_03.png

マザーボードにはインテル Z97 チップセットが搭載されています。






■オーバークロックについて

700-560jp_オーバークロック_s

型番に「K」が付くオーバークロックが可能なモデルですが、オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外となります。

Core i7-4790K プロセッサー(※スペック詳細)のTurbo Boost 有効時の動作クロック(※インテル ターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数一覧)は下記の設定になっていますが、ENVY 750-080jp、ENVY 700-560jp、ENVY Phoenix 810-480jpなどのオーバークロック設定(初期の状態)は倍率上限が4コア全て40(4.0GHz)に設定されています。

2コアまで ・・・・・最大4.4 GHz (HPの標準設定は 4.0 GHz)
3コアまで ・・・・・最大4.3 GHz (HPの標準設定は 4.0 GHz)
4コア まで・・・・・最大4.2 GHz (HPの標準設定 は4.0 GHz)

工場出荷状態の設定を変更した場合、Core i7-4790Kの動作範囲内で使用したとしても保証が切れてしまうのかHPに問い合わせたところ、下記のような回答でした。


【HPの回答】
・メーカーとしてはBIOS設定を変更することを推奨していない。
・BIOSのデフォルト設定を変更した場合は保証の対象外。
・オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外。
・オーバークロック設定方法やツールのサポートなどは行っていない。




■オーバークロックの設定

オーバークロックは保証対象外となるので自己責任でお願いいたします。

700-560jp_オーバークロック_02s

PCの起動時(あるいは再起動時)に [Esc] キーを押す(タイミングが難しい場合は[Esc] キーを適度に連打する)ことでBIOSメニュー画面が表示されます。[F10]キーを押すとBIOSセットアップに入ります。



オーバークロック_IMG_6560

上部メニューの電源>オーバークロックの項目を選択します。



810-480jp_オーバークロック_01a

今回は CPU Power Limit は弄らず、倍率上限をCore i7-4790K本来の動作クロックに設定してベンチマークテストをします。

CPU Power Limit1・・・95
CPU Power Limit2・・・119
1コア倍率上限・・・44
2コア倍率上限・・・44
3コア倍率上限・・・43
3コア倍率上限・・・42


コア倍率上限の設定が完了したら「F10」キーを押して了解します。



オーバークロック_IMG_6568

上部メニューのファイル>変更を保存して終了を選択するとWindowsが起動します。





468x110_810-480jp_メモリ_01

PC3-12800 (1600MHz) のメモリを最大32GBまで搭載可能です。今回のテストでは16GB搭載しています。

・8GB (8GBx1) PC3-12800 (1600MHz)[標準]
・16GB (8GBx2) PC3-12800 (1600MHz)
・32GB (8GBx4) PC3-12800 (1600MHz)

どれくらいメモリが必要なのかは用途次第です。標準の8GBは、ウェブサイトの閲覧や動画の視聴、メール、ゲーム用途などで余裕を持って使用できる容量です。メモリをたくさん使用するグラフィックスソフトを複数同時に使用するのなら16GB以上搭載をおすすめします。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?





468x110_810-480jp_ストレージ_02

HP ENVY Phoenix 810シリーズのツールレス・ストレージベイには、HDD/SSDを3台まで搭載することが可能です。※ストレージのメーカーは販売時期により変更される場合があります。

ストレージのカスタマイズは下記の6種類用意されています。増設用のストレージ(2nd、3rd)はHDDのみ選択可能です。今回のテストでは512GB SSDを搭載。

・1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm) [標準]
・2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)
・3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)
・128GB SSD (6Gbps対応)
・256GB SSD (6Gbps対応)
・512GB SSD (6Gbps対応)



■SanDisk SD7SB2Q-512-1006 512.1GB
810-480jp_Diskinfo_SSD_s.png

CrystalDiskInfoで表示されるSanDisk製のSSD 512GBの情報。型番は SD7SB2Q-512-1006、ファームウェアは「X2180006」です。


サンディスク SSD Dashboard

サンディスク SSD DashboardはパフォーマンスのモニタリングやTRIMの設定、データの削除、ドライブの診断、ファームウェアの更新などができる便利なツールです。SSDの製品名を見ると「SanDisk X300s Solid State Drive」と表示されています。このSSDは自己暗号化機能を搭載した企業向けの製品のようです。

◆サンディスク SSD Dashboard ダウンロード


■SanDisk X300sのスペック

・コントローラー:Marvell 88SS9187
・シーケンシャルリード:520MB/s
・シーケンシャルライト:460MB/s
・4KBランダムリード:92000 IOPS
・4KBランダムライト:80000 IOPS
・待機電力(Slumber/DEVSLP):90mW / 6.0mW
・最大消費電力(Read/Write):3.1W / 5.0W
・書込寿命:80TB以上
・ハードウェア暗号化:TCG Opal 2.0 & IEEE-1667


810-480jp_40-44_SSD_diskmark_01_20141228161323c3e.png

CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが440MB前後、シーケンシャル・ライトが390MB/s前後でした。SSDはHDDよりもデータの読み書きやランダムアクセス速度が圧倒的に高速なので、Windowsの起動、操作時のレスポンスなどが速くなります。

■アイドル時の温度(室温24℃)・・・29℃
■3回連続でベンチマークをした時のSSDの温度(室温24℃)・・・36℃






468x110_810-480jp_グラフィックスカード_01

オプションで3種類のグラフィックスカードが用意されています。

・NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB / GDDR5)
・NVIDIA GeForce GTX 770 (2GB / GDDR5)
・NVIDIA GeForce GTX 760 (1.5GB / GDDR5) [標準]

PassMark - Video Card Benchmarks
GTX980_グラフィックス性能比較  
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」

日本HPのGTX 760はメモリインターフェースが192bitのOEM版なのでGTX 660相当の性能になります。最も高性能なGTX 980はリファレンス仕様です。



810-480jp_GTX980_GPU-Z_01.png

NVIDIA Geforce GTX 980は第2世代「Maxwell」アーキテクチャを採用したハイエンド・グラフィックスカード。最小限必要な電力は500Wです。

日本HPのゲーミングPCのページiconで公開されているGTX 980 のスペックは、GPU ベースクロック1127MHz、メモリ・インターフェース256-bit、メモリ4GB、消費電力180W、3D Mark - Fire Strike によるグラフィックススコアは12683(※日本HP調べ)となっています。GTX 770 のスコアが7750なのでGTX 980のほうが約160%高速です。

■GTX 980のスペック
【GPUコア】GM204
【CUDAコア】2048
【テクスチャユニット】128基
【ベースクロック】1127 MHz (アイドル時 135.0 MHz)
【ブーストクロック】1216 MHz
【メモリクロック(データレート)】1753MHz (7012MHz相当)
【メモリ容量 】4GB GDDR5
【メモリ・インターフェース】256ビット
【ROPユニット】64基
【電気接続】6-pin x2

■GTX 980の主な特徴
・GM204コアは電力効率に優れているMaxwellアーキテクチャを採用
・Kepler世代のGPUと比較するとワットパフォーマンス※が圧倒的に高い
・自動オーバークロック機能の「GPU Boost 2.0」に対応
・DSR(Dynamic Super Resolution)に対応
・新たなメモリ圧縮技術
・負荷の低いアンチエイリアス技術
・ディスプレイ出力端子は、DVI-Ix1、HDMI 2.0x1、DisplayPortx3
・金属製フレーム採用のリファレンスGPUクーラー搭載
・金属製のバックプレート付き

※ワットパフォーマンス・・・電力(ワット)あたりの性能

DSR(Dynamic Super Resolution)
4K解像度などで一度レンダリングした後、画面 出力時にダウンスケールすることでより美しいグラフィックスの表示が可能です。DSRに対応してるゲームで利用が可能ですが、古めのゲームの場合はDSRが使用できたとしても、インターフェースや文字などが非常に小さくなるのでプレイは厳しいかもしれません。

  GeForce_GTX980_05.png
◆日本HPのNVIDIA GeForce GTX 980のスペック詳細





■3D MARK

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。

※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード



 Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト

810-480jp_40-44_3DMark_FIRE STRIKE詳細_01

Core i7-4790K (最大4.4 GHz) Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:10755スコア:10350
Graphics Score12456
Physics Score 11692
Combined Score5016
Graphics Score12045
Physics Score10773
Combined Score4896


 Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)向けのテスト

810-480jp_40-44_3DMark_Sky Diver詳細_01

Core i7-4790K (最大4.4 GHz) Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:26683スコア:25525
Graphics Score39568
Physics Score 10844
Combined Score21326
Graphics Score38138
Physics Score10154
Combined Score21103


 Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

810-480jp_40-44_3DMark_Cloud Gate詳細_01

Core i7-4790K (最大4.4 GHz) 
Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:27547スコア:25128
Graphics Score80687
Physics Score 8335
Graphics Score79877
Physics Score7393


 Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト

810-480jp_40-44_3DMark_Lce Storm詳細_01

Core i7-4790K (最大4.4 GHz) Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:171215スコア:160176
Graphics Score406598
Physics Score 56578
Graphics Score366965
Physics Score53891



※このベンチマークでは、最大4.4 GHzにオーバークロックした効果は多少スコア(Physics Score)に表れています。標準の4.0GHzのときよりもCPUの温度は約7℃上昇し、消費電力は約12W 増加しています。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790K プロセッサー
 プロセッサーの温度  70.0℃
   63.0℃※1
 アイドル時 30.0℃前後
NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB)
 GPUの温度  82.0℃   アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1277.9 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  1752.8 MHz  アイドル時 162.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  2413 RPM  アイドル時 1094 RPM
 ビデオメモリ使用量  1991MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大278W
最大266W※1
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※1  出荷状態(Core i7-4790K 4コア全て最大4.0GHz)で測定。◆詳細






■MAXON CINEBENCH R15

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

810-480jp_40-44_CINEBENCH R15_シングルスレッド_02s

■OpenGL(グラフィックカードの性能 テスト)
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

■CPU(メインプロセッサの性能テスト)
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。

Core i7-4790K (最大4.4 GHz)
※4コア動作時 4.2 GHz
Core i7-4790K (最大4.0 GHz
※4コア動作時 4.0 GHz
OpenGL:141.08
OpenGL:133.39
CPU:840 cb
CPU(Single Core):172 cb
CPU:788 cb
CPU(Single Core):156 cb

CINEBENCH R15のCPUテストでは、動作周波数を高くした効果が表れています。このCPUテストはマルチコアを使用するので、Core i7-4790K は4.2 GHzで動作し、HPの初期設定(4コア動作時 4.0 GHz)よりもCPUスコアが約6%向上しました。シングルスレッドのテストでは1コア動作時の4.4 GHzで動作するので約10%スコアが向上しています。温度は約10℃上昇し消費電力は約20W増加しました。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.4 GHz)
 プロセッサーの温度  70.0℃
 59.0℃※1
 アイドル時 30.0℃前後
NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB)
 GPUの温度  56.0℃   アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1277.9 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  1752.8 MHz  アイドル時 162.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  1279 RPM  アイドル時 1094 RPM
 ビデオメモリ使用量  605 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
OpenGLテスト・・・最大185W
CPUテスト・・・最大127W、最大107W※1
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※1  出荷状態(Core i7-4790K 4コア全て最大4.0GHz)で測定。◆詳細






■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編

実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード

810-480jp_40-44_FF14ベンチ比較_02

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質

Core i7-4790K (最大4.4 GHz)  Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:16540 スコア:16315
評価:非常に快適
平均フレームレート:153.924
評価:非常に快適
平均フレームレート:150.824

※このゲームベンチでは若干スコアが上がりましたが誤差程度の差です。CPUの温度は約10℃上昇し、消費電力は約6W 増加しています。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.4 GHz)
 プロセッサーの温度   62.0℃
   53.0℃※1
 アイドル時 30.0℃前後
NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB)
 GPUの温度  81.0℃   アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1277.9 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  1752.8 MHz  アイドル時 162.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  2028 RPM  アイドル時 1094 RPM
 ビデオメモリ使用量  1168 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大271W
最大265W※1
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※1  出荷状態(Core i7-4790K 4コア全て最大4.0GHz)で測定。◆詳細






■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】

「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード


810-480jp_40-44_MHF_1920x1080.png

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード 

Core i7-4790K (最大4.4 GHz) Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:27490スコア:27669
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
※Frapsでベンチマーク中のフレームレートを見ると170~380fpsの間で推移していました。

※最大4.4 GHzにオーバークロックした効果はあまりなく、誤差程度の差ですが若干スコアが低下しました。CPUの温度は約7℃上昇し、消費電力は約12W 増加しています。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.4 GHz)
 プロセッサーの温度  57.0℃ 
 50.0℃※1
 アイドル時 30.0℃前後
NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB)
 GPUの温度  81.0℃   アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1277.9 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  1752.8 MHz  アイドル時 162.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  2101 RPM  アイドル時 1094 RPM
 ビデオメモリ使用量  844 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大256W
最大244W※1
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※1  出荷状態(Core i7-4790K 4コア全て最大4.0GHz)で測定。◆詳細






■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロードページ

810-480jp_40-44_PSO2ベンチ比較

簡易描画設定・・・5(最高品質)
スクリーンモード設定・・・フルスクリーン表示
画面解像度・・・1920x1080

Core i7-4790K (最大4.4 GHz) Core i7-4790K (最大4.0 GHz) 
スコア:95095スコア:96277
評価:快適に動作すると思われます評価:快適に動作すると思われます

※ベンチマーク中のフレームレートは120~480fpsの間で推移していました。120fpsに下がるのは一瞬で、ほとんどのシーンで260fps以上出ていました。

※最大4.4 GHzにオーバークロックした効果はなく若干スコアが低下しました。何回テストしても同じような傾向です。CPUの温度は約8℃上昇。消費電力は約8W 増加しています。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
 温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、  
アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。
インテル Core i7-4790K プロセッサー(最大4.4 GHz)
 プロセッサーの温度  62.0℃ 
 54.0℃※1
 アイドル時 30.0℃前後
NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB)
 GPUの温度  81.0℃   アイドル時 33.0℃前後
 GPU コアクロック  1253.0 MHz  アイドル時 135.0 MHz
 GPU メモリクロック  1752.8 MHz  アイドル時 162.0 MHz
 GPUクーラーのファンスピード  2104 RPM  アイドル時 1094 RPM
 ビデオメモリ使用量  548 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
最大268W
最大260W※1
※ベンチマーク中の計測値はテスト環境により変動します。
※1  出荷状態(Core i7-4790K 4コア全て最大4.0GHz)で測定。◆詳細






1468x110_810-480jpjp_消費電力_03

HP ENVY Phoenix 810-480jpは500Wの電源ユニットを搭載しています。

■プロセッサーの温度(室温24℃)
ベンチマーク中のCore i7-4790K プロセッサー(最大4.4GHzに設定)の温度は最高70℃でした。適正範囲内に収まっているので問題ありません。

GPUの温度(室温24℃)
ベンチマーク中のGTX 980の最大温度は82℃(3D Mark)でした。NVIDIAのグラフィックスカードは最大温度が約80℃くらいになるように調整されているので問題ありません。Webサイトの閲覧やYoutube動画の視聴など負荷がそれほど高くないときは、アイドル時によりも数℃~10℃ほど高い温度で動作します。

■ベンチマーク中の消費電力
消費電力は278W(3D Mark)が最大で、他のゲームベンチは250~270Wくらいでした。500Wの電源ユニットでも問題ありません。

GeForce GTX 980は最速クラスのグラフィックスカードですが、TDP(熱設計電力)は165Wに抑えられています。NVIDIA公式サイトの消費電力は165Wと表記されていて、日本HPのゲーミングPCのページiconで公開されている数値(180W)と違っていますが、ベンチマークやゲームをしてみるとHPの数値の方が実際の消費電力に近いと思いました。


ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温24℃)
 Core i7-4790K (最大4.4 GHz)  70℃ (アイドル時30℃前後)
 NVIDIA Geforce GTX 980 (4GB)  81℃ (アイドル時33℃前後)
HP ENVY Phoenix 810-480jpの消費電力(モニターを除く)
 電源OFF時  約0.6W
 スリープ時  約2.0W
 アイドル時  36W前後
 起動時  134W(瞬間最大)
 ベンチマーク中の最大消費電力  278W (3D MARK)
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。






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初期状態のUEFI(BIOS)は、Core i7-4790Kの倍率上限が40に設定されていますが、今回のテストでは最大4.4GHzにクロックアップしています。◆オーバークロックについて

CPUの性能を計測するベンチマークでは最大4.4 GHzにクロックアップした効果がありました。ペイントソフトやグラフィックス関連、動画のエンコード、3DのレンダリングなどはCPUの処理速度が重要になってくるのでクロックアップする意味はあると思いますが、BIOSのデフォルト設定を変更した場合は保証の対象外となりますので、オーバークロックは自己責任でお願いいたします。

一方、グラフィックスカードの性能が重要になるゲームベンチマークではあまりスコアが伸びず、誤差程度の差ですが少し下がることがありました。性能向上よりも温度や消費電力の上昇幅が大きいので、HPの出荷時設定の4.0GHzの方が効率が良さそうです。

GeForce GTX 980は最速クラスの性能でワットパフォマンスも非常に優れています。バトルフィールド4やウォッチドッグスのような重いといわれているゲームを最高画質で楽しみたいゲームユーザーに最適なグラフィックスカードです。



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【実機レビュー】
◆HP ENVY Phoenix 810-480jpの外観・内部
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp(i7-4790K, GTX 980)ベンチマーク

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■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年12月28日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。

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