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日本HPのゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-480jp」の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載しています。2015年春モデルからカスタマイズで選択可能になった Core i7-4790KNVIDIA GeForce GTX 980512GB SSD を搭載!

■製品の特長
・東京生産フルカスタマイズ対応
・高い冷却性能の水冷CPUクーラー(レッド・イルミネーション付)搭載
・最新の第4世代インテル Core i7 -4790K プロセッサー
・メモリは最大32GB
・SSD 128GB / 256GB / 512GBを選択可能
・ストレージベイにSSD/HDDを3台まで搭載可能
・高性能なGeForce GTX 980を選択可能


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目次(ページ内リンク)
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◆HP ENVY Phoenix 810 シリーズの外観・デザイン
◆オプティカルドライブ
◆天面のインターフェイス
◆前面のインターフェイス
◆ストレージのアクセスランプ
◆HP ENVY Phoenix シリーズの側面
◆HP ENVY Phoenix 810-480jpの内部
◆水冷CPUクーラー(レッド・イルミネーション付)
◆プロセッサー
◆メモリ PC3-12800
◆ツールレス・ストレージベイ
◆グラフィックスカード
◆電源ユニット
◆背面のインターフェース
◆リサイクルマーク
◆まとめ
 



 HP ENVY Phoenix 810 シリーズの外観・デザイン

Phoenix 810-480jp_01

HP ENVY Phoenix 810シリーズは、ピアノブラックのフロントパネルを左右非対称に配置したデザインを採用。筐体の一部にメタリックグレー(焼鉄色)を使用しているので、ナチュラルシルバーのHP ENVY 700シリーズと比較すると精悍なイメージに見えます。



Phoenix 810-480jp_02

最上位モデルらしい風格を感じさせるデザイン。PC動作中はフロントパネルや水冷式CPUクーラーのレッド・イルミネーションが点灯します。HP ENVY 700-560jpとの大きな違いは筐体のデザインと水冷CPUクーラーを搭載している点です。



Phoenix 810-480jp_04

サイズは約175(幅)×415(奥行き)×412mm(高さ) 、質量は約10.3kgです。天面は平坦ではなく段差がある形状になっています。



Phoenix 810-480jp_03

ピアノブラックのフロントパネル下部にはエアインテークがあります。フロントパネル底面にもエアインテークがあるので、筐体の前部を少し浮かせるような設計になっています。



Phoenix 810-480jp_hpロゴ

天面の後部には「H E W L E T T - P A C K A R D」の文字が刻まれています。表面はアルミ素材(梨地)のような処理(塗装)です。



 オプティカルドライブ

Phoenix 810-480jp_オプティカルドライブ

5.25インチのドライブベイを2つ備えています。選択できるオプティカルドライブは下記の3種類です。

・DVDスーパーマルチドライブ
・ブルーレイROMドライブ (DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)
・ブルーレイディスクドライブ (BDXL対応、DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)

◆オプティカルドライブ(光学ドライブ)の種類・機能について



 天面のインターフェイス

Phoenix 810-480jp_インターフェース

天面のインターフェースは左から、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力端子。



 ■前面のインターフェイス

Phoenix 810-480jp_前面インターフェース_01

前面のフロントパネルを下にスライドさせると、15種類の記録メディアに対応する15in1メディアスロットとUSB2.0×4があります。

インターフェースの周囲はスベスベのピアノブラックではなく、少しザラザラしていて傷が付きにくい(目立ちにくい)表面処理になっています。

※メディアカードリーダーの対応可能なメディアは下記通りです。
但し、全てのメディアの動作を保証するものではありません 。

コンパクトフラッシュ (Type I)
コンパクトフラッシュ (Type II)
マイクロドライブ 、スマートメディア (SM)
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
メモリースティック
メモリースティックセレクト
メモリースティック PRO
メモリースティックマジックゲート
メモリースティック Duo (要アダプタ・別売)
メモリースティック Pro Duo (要アダプタ・別売)
メモリースティック マジックゲート Duo
メモリースティック Pro-HG Duo (8-bit)



 ストレージのアクセスランプ

810-290jp_アクセスランプ_03_150

・内蔵無線LAN搭載時のランプ(左)
・ストレージのアクセスランプ(右)

オプションで内蔵無線LANを搭載すると、PC動作時に「無線マーク」が点灯します。



 HP ENVY Phoenix 810 シリーズの側面

Phoenix 810-480jp_左側面_01
左側面には2つのエアインテーク(空冷用の吸気口)があります。
・中央上部の吸気口・・・電源の手前の位置
・右下の吸気口・・・ストレージベイの位置



Phoenix 810-480jp_右側面_01
右側面には2つのエアインテーク(空冷用の吸気口)があります。
・左の吸気口・・・ストレージベイの上の位置
・右の吸気口・・・グラフィックカードの上の位置



Phoenix 810-480jp_右側面_レッドイルミネーション

側面のクリアパネルからPC内部の水冷CPUクーラや、高パフォーマンスをイメージさせるレッド・イルミネーションを見ることができます。



 HP ENVY Phoenix 810-480jpの内部

Phoenix 810-480jp_内部

筐体内部の熱を効率よく排出できるように、Micro ATX規格のマザーボードを逆さま(逆倒立)に設置しています。NVIDIA GeForce GTX 770やGTX 980 は約1kgの重いカードなのでグラフィックスサポート・バー(中央の金属部品)が追加されます。

※カスタマイズの内容によって搭載されるPCパーツは変わります。GeForce GTX 760 (1.5GB)を搭載した場合は、グラフィックスサポート・バーは付きません。

※カスタマイズで選択できるGeForce GTX 760 (1.5GB)は、メモリインターフェースが192bitのOEM版なので、GTX 660相当の性能になります。



700-570jp_PCIスロット

今回のモデルからチップセットがインテルZ87→インテルZ97 になり、PCI Express x1スロットが3→1に変更されています。購入した状態でそのまま使用する方にはあまり関係ないと思いますが、拡張スロットが必要な方はご注意ください。中央部分に見える「ボタン電池」を外すことで、記録されているCMOS情報をクリアすることができます。

◆CMOSをクリア(BIOS設定を初期化)する方法



無線LAN_IMG_0726_01

無線LAN選択時はPCI Express Mini Card ×1スロットに無線LANカードが装着されます。



810-480jp_Mini SATA

メモリの左側にあるのはMini SATA スロットです。



 水冷CPUクーラー(レッド・イルミネーション付)

Phoenix 810-480jp_水冷CPUクーラー

ENVY Phoenix 810シリーズはメンテナンスフリーで信頼性の高い水冷CPUクーラーを採用。長時間CPUに高負荷がかかる状況で優れた冷却性能を発揮します。PC動作中は冷却ファンのレッド・イルミネーションが光ります。



Phoenix 810-480jp_水冷CPUクーラー_02

「hp」のマークがある部分はポンプ一体型のプロセッサー・クーラーです。暖められた水はチューブを通りラジエターファンで冷却されます。水冷システムの「水」は熱伝導率が高いものを採用。プロセッサー・クーラーとラジエターファンの間を循環し、CPUを安定した状態に保ちます。



 プロセッサー

Phoenix 810-480jp_CPU_02

2015年春モデルのPhoenix 810-480jpから、ベース動作周波数4.0GHz、最大周波数4.4GHzのインテルCore i7-4790Kが採用されました。

クリエイティブな用途やゲームなどで高い処理能力を発揮するプロセッサーですが、日本HPはCore i7-4790K本来の動作周波数(最大4.4GHz)ではなく、控えめな最大4.0GHzに設定して出荷しています。型番末尾に「K」が付くプロセッサーなのでクロックアップは可能ですが、BIOSの設定変更は推奨されていないので動作周波数の変更は保証の対象外となります。

◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」



 メモリ PC3-12800

810-480jp_メモリスロット_02  

プロセッサーの左側にはメモリスロットが4つあります。PC3-12800 (1600MHz)のメモリを最大32GB(8GB×4) 搭載可能です。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?



 ■ストレージベイ

Phoenix 810-480jp_ストレージベイ_02

ストレージの取り付け、取り外しが簡単なツールレス・ストレージベイはHP ENVY 700シリーズと共通で、HDDやSSDなどを3台まで搭載可能です。(画像はSSDのみ搭載した状態)

ストレージは水平ではなく少し斜めの状態で取り付けられています。ストレージベイ右にあるストレージを固定用板バネを右側に少し開き、HDD用インチネジを取り付けたHDDを差し込むと取り付けることができます。購入後にストレージを増設する場合は、SATAケーブルとHDD用インチネジが必要になります。

◆ツールレス・ストレージベイにHDDを増設!(HP ENVY 700シリーズ)




 グラフィックスカード

Phoenix 810-480jp_GTX980_01

次世代アーキテクチャ“Maxwell” を採用したNVIDIA GeForce GTX 980 (4GB)が選択可能になりました。最速クラスのパフォーマンスと圧倒的なワットパフォーマンスを高次元で両立したグラフィックスカードです。



Phoenix 810-480jp_GTX980_02

NVIDIA GeForce GTX 980 は金属製のリファレンスクーラーで、歪みを防止するためのバックプレートが装着されています。重いグラフィックスカードを支えるサポート・バーは端子部の保護、たわみ防止、輸送時の破損などを防いでくれるので安心して長期間使用できます。

◆日本HPのNVIDIA GeForce GTX 980のスペック詳細
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」



 電源ユニット

Phoenix 810-480jp_電源ユニット_02

ATX電源の容量は500Wで、電力を効率的に利用可能な(無駄な消費電力が抑えられる)Active PFC回路を採用。



Phoenix 810-480jp_電源ユニット

電源ユニットの詳細です。+12Vの合計出力は420W。今回のモデルからラベルに80PLUS BRONZE (82%電源変換効率)の表示があります。



 背面のインターフェース・各部名称

NVIDIA GeForce GTX 980搭載時の背面インターフェースです。オプション(グラフィックスやTVチューナなど)の選択によって、背面のインターフェースは若干異なります。

700-560jp_背面インターフェース
・電源コネクタ 100V電源(50/60Hz)

【NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB) 搭載時】
・デュアルリンクDVI-I端子×1
・HDMI出力端子×1
・DisplayPort×3

【オーディオポート】
・ライン入力[水色]
・ライン出力[緑]
・マイクロフォン[ピンク]
・センターサブウーファー[オレンジ]
・リア スピーカー出力[黒]
・サイド スピーカー出力[灰色]

・USB3.0×2
・USB2.0×2
・LAN端子
・デジタル音声出力端子 (光)×1



700-460jp_背面ネジ

サイドパネルは手で回せるネジを緩めるだけで簡単に取り外し可能です。

※サイドパネルを開けただけで保証が切れることはありませんが、PCパーツの増設や換装は自己責任でお願いいたします。



 リサイクルマーク

700-560jp_リサイクルマーク

リサイクルマークは筐体の底面にあります。





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2014年12月17日に発売された新モデルの「HP ENVY Phoenix 810-480jp」は、旧モデルから筐体のデザインや内部の構造に変更はありませんが性能面で大きく向上しています。カスタマイズにオーバークロックが可能なインテル Core i7-4790Kプロセッサー512GBのSSD、最速クラスのNVIDIA GeForce GTX 980が追加されました。

以前のモデルは他社のゲーミングPCと比較すると性能面で少し弱かったのですが、今回のアップデートでGeForce GTX 980が選択できるようになり、バトルフィールド4やウォッチドッグスのような重いといわれているゲームも最高画質で楽しむことができるようになりました。高性能なゲーミングPCをお探しの方におススメのグラフィックスカードです。

筐体のデザインと水冷CPUクーラーを搭載している点が、HP ENVY 700-560jpとの大きな違いです。カスタマイズ内容が少し異なりますが、最も性能の高いパーツを選択した場合は同じ性能になります。




【メーカー製品情報ページ】
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT 製品詳細icon
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT (スペックPDF)

【サポート&トラブルシューティング】
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT サポートicon

【実機レビュー】
◆HP ENVY Phoenix 810-480jpの外観・内部
◆HP ENVY Phoenix 810-480jp(i7-4790K, GTX 980)ベンチマーク

【関連記事】
◆起動ドライブの換装・リカバリ(工場出荷状態に復元)
◆【解説】HP ENVY Phoenix 810-480jp 新旧モデル比較
◆【解説】ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア 推奨パソコン



■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年12月23日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。

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