



日本HPのスリムタイプのデスクトップPC「HP Pavilion Slimline 400-420jp」のベンチマークです。テスト中の消費電力やPCパーツの温度も測定しています。
ベンチマークで使用するHP Pavilion Slimline 400-420jpのスペック |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i3-4160 プロセッサー |
チップセット | インテル H87 チップセット |
メモリ | 4GB (4GBx1) PC3-12800 |
ストレージ | 1TB ハードドライブ (SATA, 7200rpm) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GT 720 |
電源 | 220W Active PFC搭載 |
※NVIDIA ドライバーのバージョンは 344.48 です。 |
■目次(ページ内リンク)
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※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。
◆ベンチマークについて
◆インテル Core i3-4160 プロセッサー
◆ストレージ 1TB HDD
◆グラフィックスカード NVIDIA GeForce GT 720 (2GB、DDR3)
◆ベンチマーク(3D MARK)
◆ベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆ベンチマーク(FF14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編)
◆ベンチマーク(MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】)
◆ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0)
◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆ベンチマーク中の温度・消費電力
◆ベンチマークのまとめ
■ベンチマークについて
ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |

第4世代のインテルCore i3-4160プロセッサー(Haswell Refresh)はエントリークラスに位置付けられるプロセッサーです。2014年冬モデルから採用されました。

CPU-Zで表示されるインテルCore i3-4160プロセッサーの詳細。
GA1150ソケット対応、2コア4スレッド、L3キャッシュ3MB、TDPは54W。最大動作周波数は3.6GHzです。PCを使用していないアイドル時は約800MHzまで下がり消費電力を抑えます。周波数は負荷状況に応じて変化(800MHz~3.6GHz)します。
■インテルCore i3-4160 プロセッサー
動作周波数・・・3.6 GHz (アイドル時:800MHz)
ターボ・ブースト時の最大周波数・・・ターボ・ブースト非対応
コアの数・・・2
スレッド数・・・4
インテル スマート・キャッシュ・・・3 MB
TDP(CPUの消費電力の目安)・・・54W
◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」

マザーボードには「インテル H87 チップセット」が搭載されています。
◆【Intel.co.jp】インテル H87 チップセット

スリムタイプなので3.5インチHDDを1台のみ搭載することが可能です。ストレージはHDDしか選べないので、購入時にSSDを搭載したい場合は、上位機種のENVY 700 が良い選択肢になると思います。

CrystalDiskInfoで表示されるWestern Digital製HDDの情報。
ファームウェアは「01.01A101」です。
WDC WD10EZEX-60M2NAO 1000.2 GB
容量:1TB
回転数:7200rpm
キャッシュ:64MB
インターフェイス:SATA 6Gb/s
規格サイズ:3.5インチ

CrystalDiskMarkのベンチマークでは、シーケンシャル・リードが160MB前後、シーケンシャル・ライトが150MB/s前後でした。512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書きは7200回転のHDDとしては標準的な速度で、発熱に関しては少なめです。
■3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度(室温25℃)・・・32℃

グラフィックスカードのNVIDIA GeForce GT 720はGeForce 700シリーズの
ローエンドモデルです。
◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」

GPU-Zで表示されるNVIDIA GeForce GT 720の詳細。以前の機種で搭載されていたGeForce GT 635と非常によく似ているスペックです。
(一部情報が表示されない部分Unknown があります)
【CUDAコア】384
【テクスチャユニット】32基
【ベースクロック】967 MHz(アイドル時 405.0 MHz)
【ブーストクロック】967 MHz
【メモリクロック】900 MHz
【メモリ容量 】2GB DDR3
【メモリ・インターフェース】64 ビット
【ROPユニット】8基
■3D MARK
DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフトです。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード

Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト
Score:1045
Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)に向けたテスト
Score:4034
Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を使って作られたテスト
Score:5827
Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト
Score:57443
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4160 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 63.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GT 720 |
GPUの温度 | 63.0℃ | アイドル時 37.0℃前後 |
GPU コアクロック | 966.8 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 60% | アイドル時 28% |
ビデオメモリ使用量 | 1782 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
60~82W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードはGPU-Zで表示されませんでした。 |
■MAXON CINEBENCH R15
グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

OpenGL (グラフィックカードの性能 テスト):51.91 fps
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGL
モードでの性能を調べます。
CPU (メインプロセッサの性能テスト):339 cb
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4160 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 64.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GT 720 |
GPUの温度 | 57.0℃ | アイドル時 37.0℃前後 |
GPU コアクロック | 966.8 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 45% | アイドル時 28% |
ビデオメモリ使用量 | 819 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
OpenGLテスト・・・56~74W、CPUテスト・・・76~79W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードはGPU-Zで表示されませんでした。 |
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
スコア:1452
評価:設定変更が必要
平均フレームレート:11.514
■ある程度快適にプレイするにはグラフィック設定を下げる必要があります

画面サイズ: 1280x720
スクリーンモード設定: ウインドウモード
グラフィック設定のプリセット: 標準品質(デスクトップPC)
スコア:6046
評価:とても快適
平均フレームレート:50.003
画面サイズを小さい1280x720、ウインドウモードに設定し、グラフィック設定を標準品質にすることでスコアが6000を超え「とても快適」という評価になりました。60fps以上でプレイできる目安となる7000というスコアには少し差がありますが、小さい画面サイズで標準品質なら普通にプレイできそうです。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4160 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 55.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GT 720 |
GPUの温度 | 61.0℃ | アイドル時 37.0℃前後 |
GPU コアクロック | 966.8 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 55% | アイドル時 28% |
ビデオメモリ使用量 | 1061 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
55~76W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードはGPU-Zで表示されませんでした。 |
■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
スコア:1851
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
※Frapsでベンチマーク中のフレームレートを見ると10~20fps前後でした。
■ある程度快適にプレイするにはグラフィック設定を下げる必要があります

画面サイズ: 1280x720
スクリーンモード設定: ウインドウモード
スコア:3516
※Frapsでベンチマーク中のフレームレートを見ると25~50fps前後でした。
画面サイズを小さくすることで25~50fps前後のフレームレートになりました。大体において30~40fpsくらい出ていたのでとりあえずプレイは可能ですが、激しいシーンでは30fpsを切ることがあるので少々重く感じられるかもしれません。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4160 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 51.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GT 720 |
GPUの温度 | 59.0℃ | アイドル時 37.0℃前後 |
GPU コアクロック | 966.8 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 49% | アイドル時 28% |
ビデオメモリ使用量 | 1061 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
53~63W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードはGPU-Zで表示されませんでした。 |
■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロードページ

簡易描画設定・・・5(最高品質)
スクリーンモード設定・・・フルスクリーン表示
画面解像度・・・1920x1080
スコア:1131
評価:処理負荷によって動作が重くなりますので、簡易描画設定の調整を
お勧めいたします。ベンチマーク中のフレームレートは24~50fpsでした。平均で30fps出るかどうかギリギリのところだと思います。
■ある程度快適にプレイするにはグラフィック設定を下げる必要があります

簡易描画設定・・・3(標準品質)
スクリーンモード設定・・・ウインドウ表示
画面解像度・・・1280x720
スコア:4569
評価:標準的な動作が見込めます。
簡易描画設定を3、1280x720のウインドウモードにすることで、軽いシーンでは70~120fps、動きがあるシーンでも50~60fpsくらいは出るようになりました。瞬間的に40fps台になることがありましたが普通にプレイ可能なレベルだと思います。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4160 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 52.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GT 720 |
GPUの温度 | 60.0℃ | アイドル時 37.0℃前後 |
GPU コアクロック | 966.8 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 51% | アイドル時 28% |
ビデオメモリ使用量 | 572 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
55~70W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードはGPU-Zで表示されませんでした。 |
■ドラゴンクエストX ベンチマーク
お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマークダウンロード

グラフィック設定: 最高品質
スクリーンモード設定・・・フルスクリーン表示
画面解像度・・・1920x1080
スコア:3959
評価:普通
ベンチマーク中のフレームレートは25~68fpsでした。重いシーンでは30fps切ることがありますが全体的に30~40fpsくらい出ているので普通という評価になるのだと思います。
■ある程度快適にプレイするにはグラフィック設定を下げる必要があります

グラフィック設定: 最高品質
スクリーンモード設定・・・ウインドウ表示
画面解像度・・・1280x720
スコア:8151
評価:とても快適
最高品質のまま1280x720のウインドウモードにすることで、「とても快適」という評価になりました。軽いシーンでは70~130fps出ます。一部の重いシーンでは瞬間的に30~40fps台になることがありますが、大体のシーンで60fps以上出ていました。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 |
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 |
インテル Core i3-4160 プロセッサー |
プロセッサーの温度 | 54.0℃ | アイドル時 30.0℃前後 |
NVIDIA GeForce GT 720 |
GPUの温度 | 58.0℃ | アイドル時 37.0℃前後 |
GPU コアクロック | 966.8 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPU メモリクロック | 900.0 MHz | アイドル時 405.0 MHz |
GPUクーラーのファンスピード | 49% | アイドル時 28% |
ビデオメモリ使用量 | 463 MB |
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) |
60~75W | ||
※ベンチマーク中の計測値は状況により変動します。 ※GPUクーラーのファンスピードはGPU-Zで表示されませんでした。 |

HP Pavilion Slimline 400-420jpは220Wの電源ユニットを搭載しています。
■プロセッサーやGPUの温度(室温25℃)
ベンチマーク中のプロセッサーの温度は最高で64.0℃、GPUは63.0℃でした。適正温度の範囲なので問題ありません。ネットサーフィンや動画の視聴などでは、アイドル時(30℃前後)より少し高いくらいの40℃前後で動作していました。スリムタイプの筐体ですが、筐体の天面に熱を逃がすためのメッシュ(排熱口)があるので、筐体内部の熱がこもることはありません。
■ベンチマーク中の消費電力
消費電力は「3DMARK」の82Wが最大。他のゲームベンチも55~80Wくらいで、220Wの電源ユニットでも問題ない消費電力でした。
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温25℃) | |
Core i3-4160 プロセッサー | 64℃ (アイドル時30℃前後) |
NVIDIA GeForce GT 720 | 63℃ (アイドル時37℃前後) |
HP Pavilion Slimline 400-420jpの消費電力(モニターを除く) | |
電源OFF時 | 0.0W |
スリープ時 | 0.6~1.0W |
アイドル時 | 31W前後 |
起動時 | 72W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 82W (3D MARK) |
※消費電力はPCパーツの構成によって違いが出る場合があります。 |




スリムタイプのHP Pavilion Slimline 400-420jpは、高性能なグラフィックスカードを搭載できないので負荷の高い3Dゲームには不向きですが、プロセッサーに関してはカスタマイズでCore i7-4790を選択すれば、上位機種と同等の性能を手に入れることが可能です。

■Core i3-4160プロセッサー
Webサイトの閲覧や動画の視聴、軽い画像処理、オフィスのようなビジネスソフトを使用するのなら問題ない性能です。エントリークラスに位置づけられる2コアのプロセッサーですが、最大3.6GHzで動作するので上記のような軽めの用途ではCore i7と比較しても体感的にあまり変わらない印象でした。4コア以上をフルに使用する動画のエンコードやクリエイティブ関連のソフトを使用するのならCore i5-4460、より性能が高いCore i7-4790を選択するとよいと思います。
■メモリについて
どれくらいメモリが必要なのかは使い方や用途次第です。ウェブサイトの閲覧、動画の視聴、メールなどの用途がメインなら4GBでも足りると思われますが、複数のアプリケーションを立ち上げて使用するのなら8GB搭載しておけば余裕をもって使用することができると思います。
■NVIDIA GeForce GT 720 について
ウェブサイトの閲覧、動画の視聴などの用途なら十分な性能があります。
軽めのゲームの「ドラゴンクエストX」は「普通」という評価になりました。ファイナルファンタジーやPSO2のようなゲームを最高画質フルHD(1920x1080)で楽しむには少々厳しい結果が出ましたが、1280x720の小さい画面(ウインドウモード)で標準画質に設定すると、なんとか普通にプレイできるレベルになります。
3Dゲームを良い画質で楽しみたいのならHP ENVY 700-460jpのような上位機種でGTX 760 (192bit) やGTX 770などのグラフィックスカードを選択したほうが良いと思います。
◆HP Pavilion Slimline 400-420jp/CT [2014年冬モデル] 製品詳細
◆HP Pavilion Slimline 400-420jp/CT(スペックPDF)
◆HP Pavilion Desktop 400-420jp/CT サポート(ドライバー・ユーザーガイド)
◆マザーボードの仕様 (Memphis-S)
■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年10月29日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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