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インテル Core i7-4790 プロセッサー、NVIDIA Geforce GTX 770 を搭載した日本HPのデスクトップPC「HP ENVY 700-360jp東京生産動画編集&ゲーミングモデル」のベンチマークです。テスト中の消費電力やCPU、GPUの温度も測定しています。



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■HP ENVY 700-360jp 東京生産動画編集&ゲーミングモデルのスペック

700-360jp_内部_GTX770

OS

Windows 8.1 Update(64bit)

CPU

インテル Core i7 -4790 プロセッサー

(3.6GHz-4.0GHz, インテルスマート・キャッシュ6MB,4コア/4スレッド)

インテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0

CPUクーラー

空冷CPUクーラー 

チップセット

インテル Z87 Express チップセット

メモリー

8GB(4GB×2) PC3-12800 (1600MHz)

ストレージ

256GB SSD

グラフィックス

NVIDIA GeForce GTX 770 2GB, GDDR5)

電源

500W Active PFC搭載


※ストレージ、メモリなどのPCパーツは販売時期によりメーカーが変更になる場合があります。




■ベンチマークについて
ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
NVIDIAドライバーのバージョンは「GeForce 340.52 WHQL」です。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPUGPUHDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。






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インテルCore i7-4790プロセッサー(Haswell Refresh)は2014年5月12日に発表された新CPUです。基本的なアーキテクチャーは従来の第4世代Coreプロセッサー「Haswell」と同じですが、動作周波数が100MHzクロックアップされています。


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CPU-Zで表示される「インテル Core i7-4790」の詳細。GA1150ソケット対応、4コア8スレッド、L3キャッシュ8MB、TDPは84W。定格クロック周波数は3.6GHzですがTurbo Boost 2.0で最大4.0GHzまで上昇し、アイドル時は800MHzまで下がり消費電力を抑えます。



ENVY-700-360jp_CPU-Z_03_20140921030722bc8.png

マザーボードに搭載されているチップセットは「インテル Z87 Express」です。





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ENVY 700シリーズのツールレス・ストレージベイには、HDD/SSDを3台まで搭載することが可能です。このテストでは256GBのSSDを1台のみ搭載しています。


■SSD(ソリッドステートドライブ)

ENVY-700-360jp_GTX770_CrystalDiskInfo_SSD.png

CrystalDiskInfoで表示されるSanDisk製のSSDの情報。
型番は SD6SB1M-256G-1006、ファームウェアは「X231706」です。

SSDはHDDよりもデータの読み書きやランダムアクセス速度に優れていて、OSの起動や操作時のレスポンス、アプリケーションの起動などが速くなります。



ENVY-700-360jp_GTX770_CrystalDiskMark_SSD_01.png

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャル・リードは450MB/s、シーケンシャル・ライトは400MB/sを超えました。512Kや4Kのような小さいファイルの読み書きはHDDより圧倒的に高速です。





468x110_700-360jp_Geforce GTX 770_01

日本HPのデスクトップに搭載されている NVIDIA Geforce GTX 770は、28nmプロセスで製造されたKeplerアーキテクチャの「GK104」をベースにしたGPUです。OEM版ではなくリファレンス仕様のGTX 770が採用されています。

GTX 770はGTX 680のメモリクロックを6MHz→7MHzにしたクロックアップ版です。メモリクロックアップ分の性能は向上していますが、消費電力の目安となるTDP(熱設計電力)も195W→230Wに上昇しています。


ENVY-700-360jp_GTX770_GPU-Z_01.png  

【CUDAコア】1536
【テクスチャユニット】128基
【ベースクロック】1045 MHz(アイドル時 135.0 MHz)
【ブーストクロック】1085 MHz
【メモリクロック(データレート)】1,753MHz(7,010MHz相当)
【メモリ容量 】2GB GDDR5
【メモリ・インターフェース】256 ビット
【ROPユニット】32基
【最大温度】98℃
【消費電力】230 W
【電気接続】6-pin + 8-pin





■3D MARK
DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード


ENVY-700-360jp_GTX770_3DMARK_4052s.png

Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト
Score:6927

Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)に向けたテスト
Score:20033

Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を使って作られたテスト
Score:22122

Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト
Score:154619

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz (アイドル時 135.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・68.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUの温度(最大値)・・・82.0℃ (アイドル時 37℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
2160 RPM (アイドル時 1080 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1638 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
最大 271W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。負荷が高いテストでは250~270Wくらいで推移していました。





■MAXON CINEBENCH R15
グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

ENVY-700-360jp_GTX770_CINEBENCH R15_02s  

OpenGL (グラフィックカードの性能 テスト)128.46 fps

カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGL
モードでの性能を調べます。

CPU メインプロセッサの性能テスト757cb
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。


ベンチマーク中のクロック(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz (アイドル時 135.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・68.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUの温度(最大値)・・・55.0℃ (アイドル時 37℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1290 RPM (アイドル時 1080 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
867 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
OpenGLテスト・・・瞬間最大196W (130~170W前後で推移)
CPUテスト・・・109~111Wの間で推移





■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード

ENVY-700-360jp_GTX770_FF14_1920x1080_最高_フルスク

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質

スコア:11768
評価:非常に快適
平均フレームレート:106.070

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz (アイドル時 135.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・60.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUの温度(最大値)・・・81.0℃ (アイドル時 37℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
2010 RPM (アイドル時 1080 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1058 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
最大 265W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。大体において180~250Wくらいで推移していました。





■MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード


ENVY-700-360jp_GTX770_MHF_1920x1080.png

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード 
※ベンチマーク結果のスクリーンショットはウインドウモードで撮りました。

スコア:18573
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
Frapsのフレームレートを見ると最高で250fpsくらい、最低が80fps台、シーンによって変わりますが150~200fpsくらいは出ていました。

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz (アイドル時 135.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・54.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUの温度(最大値)・・・81.0℃ (アイドル時 37℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
2040 RPM (アイドル時 1080 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
640 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
最大 266W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。大体において200~250Wくらいで推移していました。




■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で
評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロードページ

ENVY-700-360jp_GTX770_PSO2_01.png

簡易描画設定・・・5(最高品質)
スクリーンモード設定・・・フルスクリーン表示
画面解像度・・・1920x1080

スコア:42320
評価:快適に動作すると思われます

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz (アイドル時 135.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・61.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUの温度(最大値)・・・81.0℃ (アイドル時 37℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
2100 RPM (アイドル時 1260 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
501 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
200~240W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。





468x110_700-360jp_電源ユニット_02  

HP ENVY 700-360jpは500WのATX電源を搭載しています。

■HP ENVY 700-360jpの消費電力(モニターを除く)
電源OFF時・・・0.0~0.3W
スリープ時・・・1.0~1.5W
アイドル時・・・37W前後
起動時・・・131W(瞬間最大)

ベンチマーク中のPC全体の最大消費電力(モニターを除く)
271W (3D MARK)

ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温28℃)
Core i7-4790プロセッサー・・・68℃ (アイドル時36℃前後)
NVIDIA Geforce GTX 770 (2GB)・・・82℃ (アイドル時37℃前後)




468x210_HP ENVY 700-360jp_02b


■プロセッサーやGPUの温度(室温28℃)
ベンチマーク中のプロセッサーの温度は高負荷時で68.0℃、GPUは82.0℃になりましたが、ネットサーフィンや動画の視聴などでは、高負荷時より低い温度で動作します。室温が適切に調節されている環境で使用するなら、熱の心配をする必要はないと思います。

■ベンチマーク中の消費電力
最も消費電力が高かったのは「3D MARK」の271W 。次は「新生FF14:キャラクター編」の265Wで、500Wの電源ユニットでも問題ない消費電力でした。今回のテストではストレージはSSDを1台のみ搭載しているので、アイドル時(待機中)の消費電力は37W前後です。

■プロセッサーについて
通常の使用ではCore i5とCore i7の性能差を体感できないと思いますが、動画のエンコード、3Dのレンダリングのような負荷の高い作業をするのなら、Core i7-4790のほうがお勧めです。

Core i7はHTT(ハイパースレディングテクノロジー)という機能を搭載しているので、マルチコア対応ソフト使用時に高い処理能力を発揮します。(※プログラムによってはHTTが効かないものもあります)

■グラフィックスカードについて
GTX 770は、フルHD(1920x1080)で新生FF14(キャラクター編)、ファンタシースターオンライン2などのゲームを快適にプレイできる性能があります。重いゲームと言われているバトルフィールド4の場合は、フルHD(1920x1080)、60fps以上を維持するなら「中設定」にする必要があります。(※参考記事)

◆HP ENVY 700-360jp/CT [2014年夏モデル]製品詳細icon
◆HP ENVY 700-360jp/CT(スペックPDF)
◆HP ENVY 700-360jp/CTサポート(製品情報・ユーザーガイド)icon
◆マザーボードの仕様、MS-7826 (Kaili)icon


468x110_700-360jp_実機レビュー_01

◆【実機レビュー】HP ENVY 700-360jpのデザイン・外観・内部
◆【ベンチマーク】HP ENVY 700-360jp(Core i5-4590、GTX 760 192bit 搭載)
◆【ベンチマーク】HP ENVY 700-360jp(Core i7-4790、GTX 770 搭載)
◆GRID Autosportのベンチマーク(Core i7-4790、GTX 770)
◆『Watch Dogs』のフレームレート(Core i7-4790、GTX 770)



■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年9月21日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。

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