
インテルCore i7 4960X Extreme Edition プロセッサー、NVIDIA Geforce GTX 770 を搭載した「HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT」で、レースゲーム『GRID Autosport』のベンチマークをしました。
■テストで使用するPCのスペック
OS | Windows 8.1 Pro (64bit) |
CPU | インテルCore i7 4960X Extreme Edition |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ1 | 128GB SSD |
ストレージ2 | 1TB HDD (7200回転) ※『GRID Autosport』をインストール |
ストレージ3 | 1TB HDD (7200回転) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 770 ( 2GB, GDDR5 ) |
電源ユニット | 500W ATX電源 Active PFC搭載 |
■GRID Autosportのベンチマークテスト

画面解像度1920x1080(フルHD)、フルスクリーンモード、垂直同期 オフ、マルチサンプリング「16 x QCSAA 」の設定でベンチマークを行います。60fps以上をキープしながらなるべく高い画質でプレイできる設定を見つけたいと思います。
■グラフィック設定のプリセット
・ウルトラ
・ハイ
・ミディアム
・ロー
・ウルトラ ロー
■マルチサンプリング(アンチエイリアシング)
・16x QCSAA、8 x QCSAA
・16 x CSAA、8 x CSAA
・8 x MSAA、4 x MSAA、2 x MSAA
・CMAA
・オフ


画面解像度 | 1920x1080(フルHD) |
スクリーンモード設定 | フルスクリーンモード |
垂直同期 | オフ |
マルチサンプリング | 16 x QCSAA |
グラフィック設定 | ハイ |
総計フレーム | 18315 |
平均FPS | 128.96 |
最低フレーム | 105.79 |
最大FPS | 167.68 |
まずは自動設定されるグラフィック設定「ハイ」でベンチマークテストをしました。平均FPSは約128、最低フレームが105なので、実際のプレイでも余裕で60fps以上をキープできそうです。


画面解像度 | 1920x1080(フルHD) |
スクリーンモード設定 | フルスクリーンモード |
垂直同期 | オフ |
マルチサンプリング | 16 x QCSAA |
グラフィック設定 | ウルトラ |
総計フレーム | 10664 |
平均FPS | 73.19 |
最低フレーム | 64.26 |
最大FPS | 90.35 |
グラフィック設定 が「ウルトラ」の場合、平均FPSは約73、最低フレームが64に
なりました。ベンチマークではこのゲームの最高設定で60fps以上を維持することができましたが、実際のプレイでは60fpsを切る場面があるかもしれません。
■最高設定でレースをしたときはどうか?
ベンチマークではなく、レースをしたときに最高設定で60fpsを維持できるのかチェックしてみます。(垂直同期はONでプレイしています。)

サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行ったタイムアタック。単独走行なので問題なく60fpsをキープ。自己ベストは1分38秒4。

AUTOSPORTレースウェイで行ったレース。混戦の中でも60fpsをキープしていましたが、1回だけ一瞬引っかかるような動きがありました。AIもレースをしているので接触やクラッシュなどがあったのかもしれません。

イスタンブール・パーク・サーキットで行ったレースでも、走行中は60fpsをキープしていましたが、リプレイ時に30fps台になりカクカクすることがありました。

バルセロナ市街地サーキットでのレース。走行中は60fpsを維持していましたが多重クラッシュしたときは40fps台に下がりました。

Core i7 4960X、Geforce GTX 770を搭載したPCは、『GRID Autosport』をフルHD(1920x1080)、グラフィック設定 「ウルトラ」、マルチサンプリングを高品位な「16 x QCSAA」に設定した場合、大体において60fps以上でプレイすることが可能でしたが、常時60fps以上にこだわるならグラフィック設定を「高」にする必要があります。
■GRID Autosport ベンチマーク中の温度(室温28℃)
ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz
ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・64.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUの温度(最大値)・・・81.0℃ (アイドル時 36℃)
GPUクーラーのファンスピード(最大値)
2100 RPM (アイドリング時 1080 RPM)
ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1627 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く)
270~300W
※ビデオメモリ使用量や消費電力はプレイ状況によって変動します。

◆HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT [2014年夏モデル]製品詳細
◆HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT(スペックPDF)
◆HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT サポート(製品情報・ユーザーガイド)
◆マザーボードの仕様、IPIWB-PB (Pittsburgh2)
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