
インテルCore i7-4960X-EE、Geforce GTX 770 を搭載したHP ENVY Phoenix 810-290jpで『Watch_Dogs』をプレイしたときのフレームレートを計測しました。
■テストで使用するHP ENVY Phoenix 810-290jpのスペック
OS | Windows 8.1 Pro (64bit) |
CPU | インテル Core i7-4960X Extreme Edition |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
ストレージ1 | 128GB SSD |
ストレージ2 | 1TB HDD (7200回転) ※『Watch Dogs』をインストール |
ストレージ3 | 1TB HDD (7200回転) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 770 (2GB,GDDR5) |
電源ユニット | 500W ATX電源 Active PFC搭載 |
■グラフィック設定
ゲーム初回起動時のグラフィック設定は下記の画像のように調整されていました。

■画面表示
解像度 | 1920x1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 60 |
ウインドウモード | フルスクリーン |
垂直同期 | オフ |
GPU最大バッファフレーム | 3 |
テクスチャ | 高 |
アンチエイリアス | テンポラルSMAA |
ワイドスクリーン時のレターボックス | オフ |
画面表示設定のテクスチャ「高」で必要ビデオメモリ2GB、「最大」で必要ビデオメモリ3GBです。GTX 770はビデオメモリが2GBなので「高」に設定しています。

■グラフィック設定
詳細度 | 最大 |
陰影効果 | 最大 |
リフレクション効果 | 最大 |
アンビエントオルクルージョン | MHBAO |
モーションブラー | オン |
被写界深度 | オン |
水 | 最大 |
シェーダー | 高 |
グラフィック設定は「最大」「高」「中」「低」の4種類。カスタム設定も可能です。自動設定ではこのように調整されていました。
■グラフィック設定「最大」


初期のグラフィック設定(最大)でビルが多い雨上がりの街の中を走ってみました。車で移動している状態でFrapsのフレームレートを目視でチェックします。
フレームレートは40~50fps前後で、瞬間的に35fpsになることがありましたが、大体40fps以上はキープできている印象。画質重視で60fpsにこだわらなければ、この設定でも一応プレイは可能です。

しばらくプレイして夜間になると、たまに「引っかかり」を感じる場面がありました。カクカクすることもあったのでビデオメモリが不足しているのかもしれません。もう少し設定を低くしたほうが良さそうです。
■グラフィック設定「高」


グラフィック設定を「高」にしました。フレームレートは50~60fpsくらいになり動きも良くなりました。この設定でもプレイは可能ですが、60fps以上を維持するために、もう一段設定を下げてみます。
■グラフィック設定「中」

グラフィック設定を「中」にするとフレームレートが70~80fpsくらいになりました。【モーションブラー】【被写界深度】などがオフになり格段に軽くなります。瞬間的に60fps台に下がる場面がありましたが、この設定なら60fps以上をキープできそうです。
※この記事では車で移動中のフレームレートを計測していますので、プレイ状況によっては違いが出てくると思います。

Core i7-4770、Geforce GTX 660 OEM(=GTX 760 192bit)のPCでは、フルHD、画面表示のテクスチャ 「中」、グラフィック設定 「中」で、それなりに綺麗な画質、60fps前後でプレイ可能でしたが、インテル Core i7-4960X-EE、Geforce GTX 770を搭載したHP ENVY Phoenix 810-290jpは、より高画質で60fps前後のプレイが可能です。GTX 660とGTX 770との性能差を実感しました。
◆Core i7-4770、GTX 660 『Watch Dogs』のフレームレート

車内視点でドライブすることが可能です。([C]キーで視点切り替え)

Watch_Dogsは風景がとても綺麗なので、フレームレートよりも画質重視で楽しんでいます。雨上がりの路面、霧がかかった遠景の表現もなかなかのもの。




とくに夕暮れの街や、海岸沿いをドライブするのが好きです。高性能なパソコンでプレイする価値があるゲームだと思います。
■ウォッチドッグス(Watch Dogs)プレイ中の温度(室温28℃)
ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1123.5 MHz
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz
ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・66.0℃ (アイドル時 37℃)
GPUの温度(最大値)・・・81.0℃ (アイドル時 35℃)
GPUクーラーのファンスピード(最大値)
2220 RPM (アイドリング時 1080 RPM)
テスト中のビデオメモリ使用量(最大値)
1973 MB
プレイ中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
270~315W

◆HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT [2014年夏モデル]製品詳細
◆HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT(スペックPDF)
◆HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT サポート(製品情報・ユーザーガイド)
◆マザーボードの仕様、IPIWB-PB (Pittsburgh2)
◆ウォッチドッグス(Watch Dogs)無料ゲームクーポン付推奨パソコン

◆HP ENVY Phoenix 810-290jpのデザイン・外観・内部
◆HP ENVY Phoenix 810-290jpのベンチマーク・消費電力・温度
◆Core i7-4960X-EE、GTX 770でWatch_Dogsをプレイ!
◆GRID Autosportのベンチマーク
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