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インテル Core i5-4590 プロセッサー、NVIDIA Geforce GTX 760 OEM
(192bit,1.5GB)を搭載した日本HPのデスクトップPC「HP ENVY 700-360jp」の
ベンチマークです。テスト中の消費電力やCPU、GPUの温度も測定しています。



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■ベンチマークで使用するHP ENVY 700-360jpのスペック

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OS

Windows 8.1 Pro 64bit

CPU

インテル Core i5 -4590 プロセッサー

(3.30GHz-3.70GHz, インテルスマート・キャッシュ6MB,4コア/4スレッド)

インテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0

CPUクーラー

空冷CPUクーラー 

チップセット

インテル Z87 Express チップセット

メモリー

8GB(4GB×2) PC3-12800 (1600MHz)

ストレージ

128GB SSD

1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) × 2

グラフィックス

NVIDIA GeForce GTX 760 192bit, 1.5GB, GDDR5)

電源

500W Active PFC搭載


※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。




■ベンチマークについて
ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
NVIDIAドライバーのバージョンは「GeForce 337.88 WHQL」です。

CrystalDiskInfo

HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。

CrystalDiskMark

HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。

CPU-Z

CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。

GPU-Z

グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。

HWMonitor

CPUGPUHDDなどの温度を測定するソフト。

Fraps

ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。

ワットモニター TAP-TST8

消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。






468x110_700-360jp_プロセッサー_01

インテルCore i5-4590プロセッサー(Haswell Refresh)は2014年5月12日に発表された新CPUです。基本的なアーキテクチャーは従来の第4世代Coreプロセッサー「Haswell」と同じですが、動作周波数が100MHzクロックアップされています。


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CPU-Zで表示される「インテル Core i5-4590」の詳細。GA1150ソケット対応、4コア4スレッド、L3キャッシュ6MB、TDPは84W。定格クロック周波数は3.3GHzですがTurbo Boost 2.0で最大3.7GHzまで上昇。アイドル時は800MHzまで下がり消費電力を抑えます。



700-360jp_CPU-Z_03.png

マザーボードに搭載されているチップセットは「インテル Z87 Express」です。





468x110_700-360jp_ストレージ_01

ツールレス・ストレージベイには、ストレージ(SSD または HDD)を3台まで搭載することが可能です。


■SSD(ソリッドステートドライブ) MTFDDAK128MAM-1J1 128GB

700-360jp_Diskinfo_SSD_01.png

CrystalDiskInfoで表示されるMicron Technology製のSSDの情報。
ファームウェアは「070H」です。

SSDはHDDよりもデータの読み書きやランダムアクセス速度に優れていて、OSの起動や操作時のレスポンス、アプリケーションの起動などが速くなります。

Micron RealSSD C400 128GB (MTFDDAK128MAM-1J1)
容量:128 GB
規格サイズ:2.5インチ
タイプ:MLC
インターフェイス:SATA 6Gb/s
厚さ:7 mm
コントローラー:Marvell製



700-360jp_DiskMark_SSD_01.png

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャル・リードは400MB/sを超えましたが、シーケンシャル・ライトは190MB/s前後。最速のSSDではありませんが、512Kや4Kのような小さいファイルの読み書きはHDDより圧倒的に高速です。





■HDD(ハードディスクドライブ) WDC WD10EZEX-60ZF5A0 1000.2GB

700-360jp_Diskinfo_HDD1_01.png

CrystalDiskInfoで表示されるWestern Digital製HDDの情報。
ファームウェアは「80.00A80」です。

WDC WD10EZEX-60ZF5A0 1000.2GB (WD Blue シリーズ)
容量:1TB
回転数:7200rpm
キャッシュ:64MB
インターフェイス:SATA 6Gb/s
規格サイズ:3.5インチ



700-360jp_DiskMark_HDD1_02.png

CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャル・リード、シーケンシャル・ライトは190MB/s以上の数値が出ました。
512K、4K、4K QD32のような小さいサイズのデータの読み書き関しては、HDDとしては標準的な速度です。

ベンチマーク中の温度は最大で37℃。高速な7200回転のHDDですが発熱が少ないので、テストの温度はそれほど上がりませんでした。

3回連続でベンチマークをした時のHDDの温度・・・37℃(室温28℃)





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グラフィックスカードのNVIDIA Geforce GTX 760は、28nmプロセスで製造されたKeplerアーキテクチャのGPUコア「GK104」をベースにしたGPUです。


700-360jp_GPU-Z_01.png

HPのデスクトップ機に搭載されているGTX 760 (1.5GB )は、メモリインターフェースが192bitのOEM版なので、GTX 660相当の性能になります。

【CUDAコア】1152
【テクスチャユニット】96基
【ベースクロック】824 MHz (アイドル時 324.0 MHz)
【ブーストクロック】889 MHz
【メモリクロック(データレート)】1,400MHz (5,600MHz相当)
【メモリ容量 】1.5GB GDDR5
【メモリ・インターフェース】192 ビット
【ROPユニット】24基
【最大温度】98℃
【消費電力】130 W
【最小限必要な電力】450 W
【電気接続】6-pin

◆参考サイト:GeForce GTX 760 192-bit(OEM)





■3D MARK
DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。Sky Diverが追加されたバージョンでテストします。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード


700-360jp_3D Mark_01s

Fire Strike
DirectX 11の機能をフルに使って開発された非常に負荷の高いテスト
Score:4369

Sky Diver
DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)に向けたテスト
Score:13451

Cloud Gate
DirectX 10レベルのグラフィックス機能を使って作られたテスト
Score:14531

Ice Storm
DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト
Score:139543

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・992.9 MHz (アイドル時 324.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1398.6 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・65.0℃ (アイドル時 35℃)
GPUの温度(最大値)・・・76.0℃ (アイドル時 35℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1680 RPM (アイドル時 1260 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1474 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
瞬間最大186W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。一部のテストで瞬間的に186Wを
超えましたが、大体において140~170Wくらいで推移していました。





■MAXON CINEBENCH R15
グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード

700-360jp_CINEBENCH R15_CPU_01s

OpenGL (グラフィックカードの性能 テスト)110.80 fps

カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGL
モードでの性能を調べます。

CPU メインプロセッサの性能テスト518 cb
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使うテスト。


ベンチマーク中のクロック(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・992.9 MHz (アイドル時 324.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1398.6 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・68.0℃ (アイドル時 35℃)
GPUの温度(最大値)・・・61.0℃ (アイドル時 35℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1500 RPM (アイドル時 1260 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
679 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
OpenGLテスト・・・瞬間最大166W (130~150W前後で推移)
CPUテスト・・・104~106Wの間で推移





■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
実際のマップとキャラクターを表示して、「FF14:新生エオルゼア」を動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆FF14ベンチマーク キャラクター編 ダウンロード

700-360jp_FF14キャラクターベンチ_02

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質

スコア:8113
評価:非常に快適
平均フレームレート:70.371

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・992.9 MHz (アイドル時 324.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1398.6 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・60.0℃ (アイドル時 35℃)
GPUの温度(最大値)・・・75.0℃ (アイドル時 35℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1680 RPM (アイドル時 1260 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1067 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
瞬間最大 187W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。瞬間最大値は187Wでしたが、大体において150~170Wの間で推移していました。





MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】
「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。このベンチマークでパソコン性能の目安を知ることができます。

◆MHF ベンチマーク ダウンロード


700-360jp_MHF ベンチマーク_02

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード 
※ベンチマーク結果のスクリーンショットはウインドウモードで撮りました。

スコア:10900
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・992.9 MHz (アイドル時 324.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1398.6 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・58.0℃ (アイドル時 35℃)
GPUの温度(最大値)・・・74.0℃ (アイドル時 35℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1650 RPM (アイドル時 1260 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
573 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
瞬間最大 164W

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。瞬間最大値は164Wでしたが、
大体において140~160Wの間で推移していました。





■ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0
『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロードページ

700-360jp_PSO2ベンチ_01

簡易描画設定・・・5(最高品質)
スクリーンモード設定・・・フルスクリーン表示
画面解像度・・・1920x1080

スコア:21223
評価:快適に動作すると思われます

ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・992.9 MHz (アイドル時 324.0 MHz)
GPU メモリクロック・・・1398.6 MHz (アイドル時 162.0 MHz)

ベンチマーク中の温度(室温 28℃)
CPUの温度(最大値)・・・61.0℃ (アイドル時 35℃)
GPUの温度(最大値)・・・76.0℃ (アイドル時 35℃)

GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1680 RPM (アイドル時 1260 RPM)

ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1150 MB

ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
瞬間最大 178W 

※ベンチマーク中の消費電力は変動します。瞬間最大は178Wですが、
大体において160~170Wの間で推移していました。




468x110_700-360jp_電源ユニット_02

HP ENVY 700-360jpは500WのATX電源を搭載しています。

■HP ENVY 700-360jpの消費電力(モニターを除く)
電源OFF時・・・0.4~0.5W
スリープ時・・・1.0~1.2W
アイドル時・・・40W前後
起動時・・・113W(瞬間最大)


ベンチマーク中のPC全体の最大消費電力(モニターを除く)
187W (新生FF14:キャラクター編)
186W (3D MARK)

最大消費電力は「新生FF14:キャラクター編」の187W。500Wの電源ユニットでも問題ない消費電力でした。アイドル時(待機中)の消費電力は40W前後です。


ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温28℃)
Core i5-4590プロセッサー・・・68℃ (アイドル時35℃前後)
NVIDIA Geforce GTX 760 (192bit, 1.5GB)・・・76℃ (アイドル時35℃前後)

ベンチマーク中のプロセッサーの温度は高負荷時で68.0℃、GPUは76.0℃になりましたが、ネットサーフィンや動画の視聴などでは、高負荷時より低い温度で動作します。室温が適切に調節されている環境で使用するなら、熱の心配をする必要はないと思います。




468x210_HP ENVY 700-360jp_02b

■プロセッサーについて
通常の使用ではCore i5とCore i7の性能差を体感できないと思いますが、動画のエンコード、3Dのレンダリングのような負荷の高い作業をするのなら、Core i7-4790のほうがお勧めです。

Core i7はHTT(ハイパースレディングテクノロジー)という機能を搭載しているので、マルチコア対応ソフト使用時に高い処理能力を発揮します。(※プログラムによってはHTTが効かないものもあります)

■グラフィックスカードについて
ゲームベンチ結果から、Core i5-4590、GTX 760 OEM(192bit, 1.5GB)は新生FF14(キャラクター編)、ファンタシースターオンライン2などのゲームを快適にプレイできる性能があると思われます。それなりに良い画質で3Dゲームを楽しみたい人向けのスペックです。

重い3Dゲームをプレイするならオプションで選択できる GTX 770のほうが良いと思います。バトルフィールド4でフルHD(1920x1080)、60fps以上を維持するなら「中設定」にする必要がありますが、普通の3Dゲームなら余裕でプレイできる性能があります。(※参考記事)

◆HP ENVY 700-360jp/CT [2014年夏モデル]製品詳細icon
◆HP ENVY 700-360jp/CT(スペックPDF)
◆HP ENVY 700-360jp/CTサポート(製品情報・ユーザーガイド)icon
◆マザーボードの仕様、MS-7826 (Kaili)icon


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◆【実機レビュー】HP ENVY 700-360jpのデザイン・外観・内部
◆【ベンチマーク】HP ENVY 700-360jp(Core i5-4590、GTX 760 192bit 搭載)
◆【ベンチマーク】HP ENVY 700-360jp(Core i7-4790、GTX 770 搭載)
◆GRID Autosportのベンチマーク(Core i7-4790、GTX 770)
◆『Watch Dogs』のフレームレート(Core i7-4790、GTX 770)



■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年6月18日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や
環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を
見たり使用したときの感じ方には個人差があります。

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