810-180jp_Top_01_201406051514267ef.png

日本HPのゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-180jp/CT」に搭載されているインテル Core i7-4770K プロセッサーのオーバークロック方法をご紹介します。

※ オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外となります。
日本HPの公式サイトでもオーバークロック設定方法やツールのサポートなどは行っていませんので、あらかじめご了承下さい。




600_7OFFクーポンQRコード_231201_詳しくはこちら_01 600x12_空白 600_お得なキャンペーンについて_220820_01_ピンク 600x12_空白 600_HPパソコンの納期について_2208020_01 600x12_空白



Core i7-4770K プロセッサーのオーバークロックはUEFIで設定します。まずは、UEFIの設定画面に行くまでの手順(Windows 8.1の場合)をご説明します。

Shiftを押しながら再起動

1)Windowsキーを押しながら I キーを押すとこのような画面が表示されます。

2)「電源」をクリックします。

3)Shiftキーを押したまま[再起動] をクリックします。



01_810-190jp_オプションの選択

オプションの選択画面で「トラブルシューティング」をクリックします。



02_810-190jp_トラブルシューティング

トラブルシューティングの画面で「詳細オプション」をクリックします。



03_810-190jp_詳細オプション

詳細オプションの画面で「UEFIファームウェアの設定」をクリックします。



04_810-190jp_UEFIファームウェアの設定

UEFIファームウェアの設定で「再起動」をクリックします。



810-180jp_オーバークロック_01

起動メニューが表示されたら、キーボードの「F10」を押してBIOS Setupに入ります。



810-180jp_オーバークロック_02

上部メニューの「電源」から「オーバークロック」を選択します。



810-180jp_オーバークロック_03

オーバークロックの設定画面。HP ENVY Phoenix 810-180jp/CTは、オーバークロックが「有効」な状態で出荷されているので、初期の状態(デフォルト値)では下記のように設定されています。

1コア倍率上限・・・41(4.1GHz)
2コア倍率上限・・・41(4.1GHz)
3コア倍率上限・・・41(4.1GHz)
4コア倍率上限・・・41(4.1GHz)

※上記のデフォルト値での使用は保証範囲内となります。



810-180jp_オーバークロック_04

倍率上限をもっと高く設定すればより性能アップしそうですが、無理なオーバークロックは、PCが不安定になったり、最悪の場合はパーツが壊れてしまう場合があります。



810-180jp_オーバークロック_05

オーバークロックを変更した場合は上部メニューの電源>設定を保存してから、終了を選択後「Enter」を押すとWindowsが起動します。

※ オーバークロックに起因する故障に関しては製品保証の対象外となります。
日本HPの公式サイトでもオーバークロック設定方法やツールのサポートなどは
行っていませんので、あらかじめご了承下さい。





■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編

810-180jp_OC41_FF14キャラクターベンチ_01

FF14キャラクターベンチで、4.1GHzまでオーバークロックされたHPデフォルト値と定格のパフォーマンスの比較です。クロック周波数が上がった分スコアやフレームレートが向上しています。3回程度のテストではCPUとGPUの温度に大きな違いは出ませんでしたが、消費電力は12Wほど増えました。

i7-4770K の倍率上限設定 HPのデフォルト値 i7-4770K定格
1コア倍率上限 41(4.1GHz) 39(3.9GHz)
2コア倍率上限 41(4.1GHz) 39(3.9GHz)
3コア倍率上限 41(4.1GHz) 38(3.8GHz)
4コア倍率上限 41(4.1GHz) 37(3.7GHz)
ベンチマークスコア 11635 10418
平均フレームレート 105.85 94.692
CPUの温度(最大値) 67.0℃ 66.0℃
GPUの温度(最大値) 81.0℃ 81.0℃
PC全体の消費電力(最大値) 303W 291W

画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
NVIDIAドライバーのバージョン:GeForce 337.88 WHQL
室温 28℃




468x210_HP ENVY Phoenix 810-180jp_hp

■まとめ
HP ENVY Phoenix 810-180jpは、4コア倍率上限4.1GHzにオーバークロックされた状態で出荷されています。高負荷のベンチマークテストや、ゲームなどをプレイしてみましたが安定して動作していました。


インテル Core i7-4770K プロセッサー、Z87 Express チップセット搭載
◆【実機レビュー】HP ENVY Phoenix 810-180jpの外観・内部 
◆【実機レビュー】HP ENVY Phoenix 810-180jpのオーバークロック設定方法
◆【実機レビュー】HP ENVY Phoenix 810-180jpのベンチマーク

◆HP ENVY Phoenix 810-180jp/CT 製品詳細
icon
◆HP ENVY Phoenix 810-180jp/CT(スペックPDF)
◆HP ENVY Phoenix 810-180jp/CT サポート(ドライバー・ユーザーガイド)
icon
◆マザーボードの仕様、MS-7826 (Kaili)
icon



■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年6月5日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。

関連記事

タグ