
Ivy Bridge-Eの最上位「インテル Core i7-4960X Extreme Edition」、NVIDIA Geforce GTX 770(2GB)を搭載した日本HPのハイエンドPC「HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産 ゲーマーズモデル」でF1 2013のベンチマークをしました!Core i7-4770、 Geforce GTX 660搭載機とパフォーマンスの比較をしています。
■ベンチマークについて
ベンチマークでは下記のソフト、ツールを使用して計測しています。
NVIDIAドライバーのバージョンは「GeForce 335.23 WHQL」です。
HDD/SSDの基本情報やS.M.A.R.T.情報(電源投入回数や使用時間、温度など)を確認することができるソフト。 | |
HDD, SSD, USBメモリ等の速度を測定するベンチマークソフト。 | |
CPUやマザーボード、メモリなど、ハードウェアの詳細な情報を表示するソフト。 | |
グラフィックカードの詳細情報、動作中のGPUクロック周波数や温度などを表示してくれるソフト。 | |
CPU・GPU・HDDなどの温度を測定するソフト。 | |
ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。スクリーンショットを撮ることもできます。 | |
消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が計測できる検電器です。 |
■HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産 ゲーマーズモデルのスペック

OS | Windows 8.1 Pro (64bit) |
CPU | インテル Core i7 -4960X-EE プロセッサー (3.60GHz-4.00GHz, インテルスマート・キャッシュ15MB,6コア/12スレッド) インテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0 |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー (レッド・イルミネーション) |
チップセット | インテル X79 Express チップセット |
メモリー | 16GB(8GB×2) PC3-12800 (1600MHz) |
ストレージ | 128GB SSD 1TB ハードドライブ × 2 (SATA, 7200回転) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 770 (2GB, GDDR5) |
電源 | 600W Active PFC搭載 |
■F1 2013 (コードマスターズ)

コードマスターズ「F1 2013」はモータースポーツの最高峰「フォーミュラ1」のレースゲームです。フレームレートの計測は、ゲーム内のベンチマークモードで行います。

・画面設定:1920x1080 フルスクリーン
・垂直同期(VSYNC):OFF
・マルチサンプリング:16XQ CSAA
・グラフィック設定:超高解像度

■HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT 東京生産 ゲーマーズモデル
・Windows 8.1 Pro(64bit)
・Core i7-4960X-EE (水冷式CPUファン)
・GeForce GTX 770(2GB)
・NVIDIAドライバー:GeForce 335.23 Driver

平均描画速度:107 fps
最少描画速度:85 fps
サンプル:14257
ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1149.7 MHz
GPU メモリクロック・・・1752.8 MHz
ベンチマーク中の温度(室温 23℃)
CPUの温度(最大値)・・・58.0℃(テスト前 33℃)
GPUの温度(最大値)・・・81.0℃(テスト前 39℃)
GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1770 RPM (アイドリング時 1140 RPM)
ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1113 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
300W
HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT 東京生産 ゲーマーズモデルは、最高の設定でも平均107fps、最少85fps。余裕で60fpsを超えました。GTX 770はGTX 660よりも平均で約20fps高いフレームレートで性能の違いを見せつけました。

■HP ENVY 700-060jp/CT 東京生産 カスタムモデル
・Windows 8.1(64bit)
・Core i7-4770(空冷CPUファン)
・GeForce GTX 660(1.5GB)OEM
・NVIDIAドライバー:GeForce 335.23 Driver

平均描画速度:84 fps
最小描画速度:71 fps
サンプル:11062
ベンチマーク中のGPUクロック周波数(最大値をGPU-Zのログから抜粋)
GPU コアクロック・・・1019.0 MHz
GPU メモリクロック・・・1398.6 MHz
ベンチマーク中の温度(室温 23℃)
CPUの温度(最大値)・・・63.0℃(テスト前 33℃)
GPUの温度(最大値)・・・70.0℃(テスト前 31℃)
GPUクーラーのファンスピード(最大値)
1680 RPM (アイドリング時 1170 RPM)
ベンチマーク中のビデオメモリ使用量(最大値)
1448 MB
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(最大値、モニターを除く)
198W
Phoenix 810-190jpには及びませんが、平均84fps、最小71fpsと60fpsを超える
結果が出ました。レースゲームを十分楽しめるパフォーマンスです。
以前にWindows8(64bit)、NVIDIAドライバ 327.23でF1ベンチマークを行ったのですがその時よりもパフォーマンスが改善しました。ドライバーが最適化されてフレームレートが向上したようです。

■F1 2013ベンチマークのまとめ
F1 2013は平均で100fps以上のフレームレートを出すことが可能でした。テストだけでなく実際のプレイでも同様に滑らかな動きでレースを楽しめます。
◆【実機レビュー】HP ENVY Phoenix 810-190jpの外観・内部
◆【実機レビュー】HP ENVY Phoenix 810-190jpのベンチマークテスト
◆【実機レビュー】Core i7-4960X-EE のオーバークロックに挑戦!
◆【実機レビュー】HP ENVY Phoenix 810-190jpでバトルフィールド4をプレイ!
◆HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT 東京生産 ゲーマーズモデル 製品詳細
◆HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT(スペックPDF)
◆HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT サポート(ドライバー・ユーザーガイドなど)
◆マザーボードの仕様、IPIWB-PB (Pittsburgh2)

■2014年夏モデル HP ENVY Phoenix 810-290jp
2014年5月に後継機 Phoenix 810-290jpが発売されました。
●Windows 8.1 (64bit)※Windows 8.1 Update適用
●電源容量が600W→500Wになりました。
●水冷CPUクーラー搭載。インテル Core i7プロセッサー「IvyBridge-E」、チップセットのインテル X79 Expressの変更はありません。
●旧モデル 810-190jpの内部ケーブル類は網目状のチューブで覆われていましたが、新モデル810-290jpではチューブが廃止されました。
◆【2014年夏モデル】HP ENVY Phoenix 810-290jp
■レビューについて
※商品仕様/価格については2014年4月11日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や
環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を
見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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