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この記事では「パソコンにどれくらいメモリを搭載すればよいのか?」を解説しています。

※2019/1/16 内容の見直し、加筆修正などを行いました。


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■目次(ページ内リンク)
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◆メモリは「パソコン使用時の快適さ」に関わってくる重要なパーツ
◆メモリ4GBで可能なこと
◆画像処理や動画編集、ゲームなどの用途なら最低でも8GB、推奨16GB以上
◆32GBのメモリを搭載した場合
◆タスクマネージャーでメモリ使用量を確認

◆まとめ:普段使いなら8GBで十分。画像処理を快適に行いたいのなら16GB以上を推奨
  
 




メモリは「パソコン使用時の快適さ」に関わってくる重要なパーツ

 
HP Spectre 13-4129TU_IMG_5234b

メモリは「パソコン使用時の快適さ」に関わってくる重要なパーツです。メモリが不足すると、メモリに記憶できない分をメモリより読み書き速度が遅いハードディスクにデータを書き込むのでパソコンの動作が遅く(重く)なる場合があります。

しかしながら、メモリをたくさん搭載すればするほどパソコンの動作が速くなるわけでありません。8GBで足りているのに16GB搭載しても速度アップは実感できないと思います。

メモリを必要以上に搭載する必要はありませんが、余裕がある状態で使用したほうが快適ですし動作も安定します。




メモリ4GBで可能なこと

 
Elite x2 1012 G1_IIMG_8496_02

・インターネット、メール、動画の視聴、文書の作成、オフィスソフトなど
・簡単な画像処理は可能
・自分の用途では4GBのメモリで十分とわかっている方
・パソコンの動作が多少遅くなっても安く買えた方が良いと割り切れる方

デスクトップPCやノートPCのエントリーモデルなどは、価格を抑えるために4GBのメモリが搭載されていることが多いのですが、メモリを大量に消費しない用途(インターネット、メール、動画の視聴、文書の作成、オフィスソフトなど)に限れば十分な容量です。

デジカメで撮った写真を少し加工する程度なら4GBでも可能ですが、CGイラストの作成、フォトショップで高解像度の画像を処理する、複数のアプリケーションを同時に立ち上げて作業する場合は最低でも8GB以上(おすすめは16GB以上)搭載したほうが快適です。

デスクトップPCは後からメモリの増設が可能(保証対象外)ですが、ノートPCの場合はメモリの増設が難しい場合(分解が必要)や、メモリがマザーボード直付けで増設できないことがありますので、ノートPCで画像処理や動画編集などをするのなら購入時に8GB以上のメモリを搭載したモデルをお勧めします。





画像処理や動画編集などの用途なら最低でも8GB、推奨16GB以上

 
OMEN by HP 870_IMG_6441-2
 
・写真加工、画像編集、CGイラストの制作
・動画の編集
・複数の画像処理ソフトを立ち上げたまま作業する
・本格的な3Dゲーム

画像処理、CGイラスト作成、写真編集ト、動画編集、ゲームなどをするのなら、メモリは最低でも8GB以上搭載することをお勧めします。

印刷向けの高解像度の画像データを取り扱う場合や、複数のソフトを同時に立ちあげて作業する場合は16GB以上搭載したほうが快適に作業できると思います。

CGイラストや画像処理などの作業中にメモリが不足するとPCの動作が非常に遅くなるので、予算に制限があるのならプロセッサーのグレード(性能)を一つ下げてでも、メモリを大量に搭載したほうが良い場合があります。

ゲームに関してはメモリを8GB搭載していれば大抵のゲームで問題ないと思いますが、2016年10月に発売された「バトルフィールド1」は最低でも8GB(16GBのメモリを推奨)必要なので、そのようなゲームをプレイされる方は16GB搭載PCを検討したほうが良いと思います。

【16GBメモリ搭載 ゲーミングノート】
◆OMEN by HP 15-dc0000(Core i7-8750H,GTX 1070 with MAX-Q)の性能を検証!




32GBのメモリを搭載した場合

 
OMEN X by HP 900_IMG_7306

・本格的に写真加工、画像編集、CGイラストの制作、動画の編集を行う
・超高解像度のデータで作業する
・レイヤーを多数使用して制作を進める
・複数の画像処理ソフトを立ち上げたまま作業する
 
32GBのメモリは通常の使用(インターネットやオフィスソフトなど)やWeb向けの画像処理ではなかなか使いきれない容量ですが、重い画像処理でメモリが不足すると非常に動作が遅くなるので、本格的にクリエイティブな作業に取り組む方は「搭載メモリが多いPC」の方が快適に作業をすることができます。

私の場合は「ペインターでCGイラスト制作時に16GBのメモリを使い切ってしまう」ので、メモリを32GB搭載したゲーミングPC(※OMEN by HP 880 実機レビュー)で作業しています。

16GBのメモリがあればA4サイズ(2893×3996 ピクセル,45MB、高品質に印刷可能)のCGイラストを制作可能ですが、レイヤーを非常に多く使用した場合や、複数の画像処理ソフトを立ち上げたまま作業するとメモリが不足する場合があるので、2017年に高性能で大量のメモリを搭載したゲーミングPCのハイエンドモデルを導入しました。

32GBのメモリは「無理やり使おうとしなければ」なかなか使いきれない容量です。A4よりも4倍大きいA2サイズ(5787×8185 ピクセル,181MB)でも、画像を多くのレイヤーを使用しながら作業することができます。

ゲーミングPCは好みがわかれそうなデザインですが、クリエイティブな用途でも使える性能や拡張性を備えています。

【32GBメモリ搭載 ゲーミングPC】
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp (Core i7-8700K, GTX 1080Ti 搭載)




タスクマネージャーでメモリ使用量を確認

 
タスクマネージャーでメモリ使用量を確認することができます。自分が普段どれくらいメモリを使用しているのかを把握することで、PC購入時に自分の使い方に応じたメモリ容量を選択できますし、無駄な出費を抑えることができます。

 
タスクマネージャー_メモリー

タスク マネージャーを起動する方法

・Ctrl + Alt + Del キーを押し、[タスク マネージャー] をクリック。
・Ctrl + Shift + Esc キーを押す
・タスク バーの空白の領域を右クリックした後、[タスク マネージャー] をクリック。




まとめ:普段使いなら8GBで十分。画像処理を快適に行いたいのなら16GB以上を推奨

 
Spectre x360 13-ap0000_左斜め後ろ_0G1A1444-2d

どれくらいメモリを搭載すればわからない方は4GBのメモリよりも、8GB以上のメモリを搭載したパソコンをお勧めします。

無駄に大量に搭載しても意味はありませんが、ある程度余裕がある方がメモリの使用量を気にすることなく、快適にパソコンを使用することができます。

インターネットやメール、オフィス、動画の視聴しかしないのなら4GBでも足りるかもしれませんが、本格的ではなくても写真編集や動画編集などもしてみたいのなら、少なくとも8GBメモリを搭載しておけばある程度のことは対処可能です。

CGイラスト、画像処理、写真編集などに本格的に取り組むのなら16GB以上搭載したほうが快適に作業することができます。
 
 
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