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Victus 15L(2023年モデル ⇒ ◆実機レビュー)のメモリを交換する手順をご紹介!16GB ⇒ 32GBメモリに換装しました。

32GBメモリに増設した後のパフォーマンスもチェックしています。
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【レビュー機について】
※この記事の「OMEN 40L」は当サイトが所有している機材です。
最終更新日:2023年10月15日


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まとめ


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Victus 15L(2023年モデル)のメモリを交換する手順について


◆メモリの交換は難しい作業ではありませんが、静電気に注意!

必要なツールはトクスレンチのT15(大きめのマイナスドライバーでも代用可能)
・「静電気防止手袋」があると作業がしやすい。
Victus 15LはXMP 2.0(オーバークロック)に未対応。
・メモリスロットが2つしかないので、32GBにする場合は既存のメモリを取り外す必要がある。
 
実際に「Victus 15L」のメモリを交換をして、難しいところや困るようなことはありませんでした。ただし、静電気には十分ご注意ください。

今回用意したメモリはオーバークロック(3200MHz)で動作せず標準の速度(2133MHz)になります。ゲームベンチマークでは数FPSくらい下がる場合がありましたが、CPUテストでは標準の16GB(3200MHz)と今回増設した32GB(2133MHz)はほぼ同じスコアでした。

今回のテスト以外で少しパフォーマンスが下がる場合があったとしても、メモリが不足するとそれ以上に処理速度が遅くなるので、クリエイティブな作業などでメモリが不足する場合は32GBに増設する価値は十分あると思います。
 

作業時に「静電気防止手袋」を使うと、メモリを持ちやすくなるので交換作業がしやすくなります。
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Victus 15Lの外観や内部の詳細、ベンチマークテストの結果、同梱品などは下記のレビューをご覧ください。

【実機レビュー】

◆Victus 15L(Core i7-13700F、RTX 4060 Ti 搭載モデル)
◆Victus 15L(Core i5-13400F、RTX 4060 Ti 搭載モデル)




必要なツールについて


「Victus 15L」のメモリ交換時に必要なツールをご紹介します。


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側面や内部のカバーを固定しているネジを取り外すときに、トルクスレンチのT15を使用します。



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ネジは大きめのマイナスドライバーにも対応しています。

トルクスレンチを無理して用意する必要はありませんが、マイナスドライバーよりもネジを回しやすいのであった方が便利ですね。
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静電気防止手袋_IMG_230712_01aw

SSDやメモリ交換など、直接パーツに触れる作業は「静電気防止手袋」があると安心ですね。
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この記事で使用する32GBメモリ



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今回のメモリ交換作業では「CORSAIR DDR4-3200MHz」を使用しました。

規格: PC4-25600 (DDR4-3200MHz)
容量: 32GB [16GB×2枚]
種類: 288Pin DDR4-SDRAM Unbuffered DIMM
定格電圧: 1.35V
Cas Latency: 16
タイミング: 16-20-20-38
XMP: XMP2.0対応

【Amazon.co.jp】
◆CORSAIR DDR4-3200MHz デスクトップPC用 メモリ VENGEANCE LPX シリーズ 32GB [16GB×2枚] CMK32GX4M2E3200C16



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CPU-Zで表示される「CORSAIR DDR4-3200MHz」の仕様。





Victus 15L(2023年モデル)のメモリを交換する手順

 
■メモリを交換するときの注意点
・必ずPC本体の電源を切り、電源コードを外してから作業を行ってください。
・電源コードを外した後、電源スイッチを数秒間押して残留している電気を放電します。
・静電気にご注意ください。(金属部分に触れて体内の静電気を放電する、静電気防止手袋、リストストラップなどを使用すると安全です。)
・本体内部の金属製の部品(カバーやドライブベイなど)を取り外す必要があるので、ケガをしないようにご注意ください。

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この記事ではVictus 15L(2023年モデル)のメモリを16GB(8GBx2) ⇒ 32GB(16GBx2) に交換します。

■Victus 15Lに搭載されているメモリの仕様
・メモリの規格:DDR4-3200MHz
最大32GB搭載可能

【参考記事:Victus 15L 実機レビュー】

◆側面のカバーやフロントパネルの取り外しについて
◆ストレージベイの取り外しについて

「Victus 15L」のメモリを交換するには、側面のパネルと内部のパネルやドライブベイなどを取り外す必要があります。
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標準搭載されているメモリ(8GBx2)を取り外す


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メモリを取り外す場合は、メモリスロットの両側にある固定具を押し下げます。

本体を横に倒した状態で作業を行っています。
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固定具を押し下げるとメモリが持ち上がって、取り外し可能な状態になります。

メモリの両端をつかみ、上の方に持ち上げてメモリを取り外します。
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32GB メモリ(16GBx2)を取り付ける


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間違った規格のメモリを差し込むことを防ぐため、スロットには突起部分があります。




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メモリーの切り欠き部分と、スロットにある突起部分の位置が合うようにして差し込みます。



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メモリをスロットにしっかりと差し込むと固定具が上がり、「パチッ」と音がしてメモリが固定されます。



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2つのスロットにメモリを装着したら作業完了です。

少々ケーブルが邪魔ですが、メモリの交換作業は特に難しい作業ではありませんでした。
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32GBメモリ取り付け後のパフォーマンスをチェック!


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「CORSAIR DDR4-3200MHz」は最大3200MHzで動作しますが、XMP2.0に対応していない「Victus 15L」に取り付けた場合は2133MHzで動作します。
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ベンチマーク16GB メモリ
3200MHz
32GB メモリ
★2133MHz
CINEBENCH 2024
(マルチスレッド)
※10分間
825824
CPU Profile
(MAXスレッド)
73907388
Time Spy
(CPUスコア)
1172510575
Fire Strike
(CPUスコア)
2645826618
F1 23
※超高・フルHD
81FPS 80 FPS
Forza Horizon 5
※エクストリーム・フルHD
115 FPS109 FPS
サイバーパンク 2077
※オーバードライブ・フルHD
※アップデート2.0
83 FPS81 FPS
※リンク先はテスト結果のスクリーンショット。

メモリの速度がベンチマークテストに与える影響を検証。いくつかテストを行いましたが動作は安定しています。

CPUテストの結果を比較すると、「Time Spy」は9割くらいのスコアになっていますが、それ以外はほぼ同じようなスコアを記録。GPUの性能が試されるゲームベンチマークでは、タイトルによっては2~5FPSくらい下がりましたが体感ではわからない違いです。

アプリや処理内容によっては少し影響があるかもしれませんが、3200MHz ⇒ 2133MHzになっても大きなパフォーマンスの低下はなさそうですね。
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■レビューについて
※商品仕様/価格については、最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。


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