
HPのゲーミング・デスクトップパソコン「Victus 15L Gaming Desktop(2023年モデル)」の実機レビュー!
この記事では、Core i5-13400F、RTX 4060 Ti を搭載したスタンダードプラスモデルの外観・内部、ゲーム性能を詳しくチェックします!

【セール情報】
⇒ ◆【インテルCPU】ゲーミングPC限定 スペシャルセール!
Core i5-13400F、RTX 4060 Ti 搭載モデルが¥148,500(税込)~
【関連記事】
⇒ ◆「Victus 15L」でスターフィールドをプレイした時のフレームレートを測定! NEW!
【更新履歴】
『ザ クルー:モーターフェス』ベンチマークの結果を追記!(9/15)
最終更新日:2023年9月15日⇒ ◆【インテルCPU】ゲーミングPC限定 スペシャルセール!
Core i5-13400F、RTX 4060 Ti 搭載モデルが¥148,500(税込)~
【関連記事】
⇒ ◆「Victus 15L」でスターフィールドをプレイした時のフレームレートを測定! NEW!
【更新履歴】
『ザ クルー:モーターフェス』ベンチマークの結果を追記!(9/15)
■目次(ページ内リンク)
まとめ:Victus 15L スタンダードプラスモデル(RTX 4060 Ti)の評価
◆フルHDでゲームを快適に楽しめるコスパ重視のゲーミングデスクトップPC
Victus 15L(2023年モデル:RTX 40 シリーズ)の販売価格
◆販売価格・お得なキャンペーン! ★7%OFFクーポン!
Victus 15L スタンダードプラスモデルの製品特徴
◆スタンダードプラスモデル(RTX 4060 Ti)の主なスペック
Victus 15L(マイカシルバー)の外観をチェック!
◆外観・デザインについて
◆Victus インフィニティミラー(RGBライティング対応)
◆前面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆筐体のサイズについて
Victus 15L の内部をチェック!
◆側面のカバーやフロントパネルの取り外しについて
◆Victus 15Lの内部について(RTX 4060 Ti 搭載モデル)
◆ストレージベイについて ★3.5インチHDDの増設方法
◆RTX 4060 Ti グラフィックスカード
プロセッサーの性能をチェック!
◆「インテル Core i5-13400F プロセッサー」の仕様について
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
「3DMARK」でグラフィックスの性能をチェック!
◆「NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti」の仕様について
◆【Time Spy Extreme】
◆【Time Spy】
◆【Fire Strike Ultra】
◆【Fire Strike Extreme】
◆【Fire Strike】
「3DMARK」でレイトレーシングの性能をチェック!
◆【Poat Royal】
◆【DirectX Raytracing feature test】
◆【Speed Way】
ゲームベンチマーク
◆『エーペックスレジェンズ』ベンチマーク
◆『FF14:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 23』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク ★DLSS 3 対応
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク ★DLSS 3 対応
◆『ストリートファイター6』ベンチマーク
◆『ザ クルー:モーターフェス』ベンチマーク ★9/15追記
クリエイティブアプリのベンチマーク
◆「Adobe Premiere Pro」 でエンコード時間を測定!
SSDの性能をチェック!
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステストで冷却性能を検証!
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテストして冷却性能をチェック!
動作温度や消費電力、ファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆ベンチマーク時の消費電力について
◆冷却ファンの音について
設定アプリについて
◆「OMEN Gaming Hub」について
◆ベンチマークテスト時の設定について
同梱品について
◆同梱品について(ユーザーガイド・保証書・電源ケーブルなど)
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
まとめ:Victus 15L スタンダードプラスモデル(RTX 4060 Ti)の評価
◆フルHDでゲームを快適に楽しめるコスパ重視のゲーミングデスクトップPC
Victus 15L(2023年モデル:RTX 40 シリーズ)の販売価格
◆販売価格・お得なキャンペーン! ★7%OFFクーポン!
Victus 15L スタンダードプラスモデルの製品特徴
◆スタンダードプラスモデル(RTX 4060 Ti)の主なスペック
Victus 15L(マイカシルバー)の外観をチェック!
◆外観・デザインについて
◆Victus インフィニティミラー(RGBライティング対応)
◆前面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆筐体のサイズについて
Victus 15L の内部をチェック!
◆側面のカバーやフロントパネルの取り外しについて
◆Victus 15Lの内部について(RTX 4060 Ti 搭載モデル)
◆ストレージベイについて ★3.5インチHDDの増設方法
◆RTX 4060 Ti グラフィックスカード
プロセッサーの性能をチェック!
◆「インテル Core i5-13400F プロセッサー」の仕様について
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
「3DMARK」でグラフィックスの性能をチェック!
◆「NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti」の仕様について
◆【Time Spy Extreme】
◆【Time Spy】
◆【Fire Strike Ultra】
◆【Fire Strike Extreme】
◆【Fire Strike】
「3DMARK」でレイトレーシングの性能をチェック!
◆【Poat Royal】
◆【DirectX Raytracing feature test】
◆【Speed Way】
ゲームベンチマーク
◆『エーペックスレジェンズ』ベンチマーク
◆『FF14:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 23』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク ★DLSS 3 対応
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク ★DLSS 3 対応
◆『ストリートファイター6』ベンチマーク
◆『ザ クルー:モーターフェス』ベンチマーク ★9/15追記
クリエイティブアプリのベンチマーク
◆「Adobe Premiere Pro」 でエンコード時間を測定!
SSDの性能をチェック!
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステストで冷却性能を検証!
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテストして冷却性能をチェック!
動作温度や消費電力、ファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆ベンチマーク時の消費電力について
◆冷却ファンの音について
設定アプリについて
◆「OMEN Gaming Hub」について
◆ベンチマークテスト時の設定について
同梱品について
◆同梱品について(ユーザーガイド・保証書・電源ケーブルなど)
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について

Victus 15L(RTX 4060 Ti 搭載モデル)実機レビューまとめ

Victus 15L スタンダードプラスモデル(RTX 4060 Ti)の評価
◆フルHDでゲームを快適に楽しめるコスパ重視のゲーミングデスクトップPC
【筐体について】
・精悍な印象のダークなカラー
・奥行き感があるLED(Victus インフィニティミラー)
【性能について】
・「Core i5-13400F」はCore i7 と比較すると性能は控えめ。
・「RTX 4060 Ti」は、フルHDで「サイバーパンク 2077」を快適にプレイできる性能。
・「エーペックスレジェンズ」は、フルHD・最高画質で200FPSくらい出すことが可能。
【16GBのメモリについて】
・ゲーム用途では十分な容量。
【冷却性能について】
・「Core i5-13400F」を十分に冷却できる性能を備えています。
【拡張性について】
・コンパクトなサイズでありながら合計3台のストレージを搭載可能。
【500W 電源ユニットについて】
・負荷が高いゲームをした場合でも使用率は5~6割くらいなので余裕あり。
【総評】
NVIDIAの「GeForce RTX 40 シリーズ」を搭載した「Victus 15L」は、グラフィックスのパフォーマンスが大幅にアップ!
従来の「Victus 15L」はローエンドの「RTX 3050」が搭載されていて、ゲーム性能がそれほど高くなかったのですが、最新モデルはミドルクラスの「RTX 4060 Ti」が採用され飛躍的にパフォーマンスが向上しています。
フルHDなら重量級の「サイバーパンク 2077」や人気格闘ゲームの「ストリートファイター6」を快適にプレイ可能です。「エーペックスレジェンズ」は最高画質で非常に滑らかなフレームレート(200FPSくらい)で楽しむことができます。
NVIDIAの「GeForce RTX 40 シリーズ」を搭載した「Victus 15L」は、グラフィックスのパフォーマンスが大幅にアップ!
従来の「Victus 15L」はローエンドの「RTX 3050」が搭載されていて、ゲーム性能がそれほど高くなかったのですが、最新モデルはミドルクラスの「RTX 4060 Ti」が採用され飛躍的にパフォーマンスが向上しています。
フルHDなら重量級の「サイバーパンク 2077」や人気格闘ゲームの「ストリートファイター6」を快適にプレイ可能です。「エーペックスレジェンズ」は最高画質で非常に滑らかなフレームレート(200FPSくらい)で楽しむことができます。
メモリやM.2 SSDなどは最新規格ではありませんが、それなりの拡張性を備えています。上位のOMEN 25L シリーズ(約24万円~)よりもかなり安い価格が魅力的ですね。

【参考レビュー】
⇒ ◆OMEN 25L(RTX 4070 )実機レビュー
⇒ ◆OMEN 25L(RTX 4070 )実機レビュー
Victus 15L(2023年モデル:RTX 40 シリーズ)の販売価格

注目したいお得なキャンペーン・セール
⇒ ◆お得な7%OFFクーポン!
個人向けのHPパソコンを13万2千円(税込)以上ご購入でご利用可能です。
⇒ ◆週末限定パソコンセール!
金~月曜日まで実施。掲載された場合は、最も値下げが期待できるセール。
⇒ ◆【インテルCPU】ゲーミングPC限定 スペシャルセール!
この記事でレビューしたスタンダードプラスモデル(Core i5、RTX 4060 Ti)が¥148,500(税込)~
個人向けのHPパソコンを13万2千円(税込)以上ご購入でご利用可能です。
⇒ ◆週末限定パソコンセール!
金~月曜日まで実施。掲載された場合は、最も値下げが期待できるセール。
⇒ ◆【インテルCPU】ゲーミングPC限定 スペシャルセール!
この記事でレビューしたスタンダードプラスモデル(Core i5、RTX 4060 Ti)が¥148,500(税込)~
9/3の時点では、【ゲーミングPC限定 スペシャルセール!】がお買い得ですね。


「Victus 15L」は2モデルが【ゲーミングPC限定セール!】で値下げされています。
⇒ ◆【インテルCPU】ゲーミングPC限定 スペシャルセール!
パフォーマンスプラスモデル
Core i7-13700F、16GBメモリ、RTX 4060 Ti、512GB M.2 SSD + 2TB HDD
【ゲーミングPC限定 スペシャルセール!】¥168,300(税込)~
スタンダードプラスモデル
Core i5-13400F、16GBメモリ、RTX 4060 Ti、512GB M.2 SSD
【ゲーミングPC限定 スペシャルセール!】¥148,500(税込)~
「RTX 4060 Ti」を搭載したモデルは「パフォーマンスプラスモデル」と「スタンダードプラスモデル」の2製品あり、プロセッサーの性能と、2TB HDDの有無が大きな違いです。価格は約2万円の差があります。
より高いプロセッサーの処理性能を求める方や、HDDの増設が苦手な方は上位の「パフォーマンスプラスモデル」が良い選択肢になると思います。


【HP公式ストア】
⇒ ◆Victus 15L(インテル)製品詳細
⇒ ◆第13世代CPU 詳細スペック(PDF)
※当サイトの Twitter で、セール情報や販売状況(納期)などをお知らせしています。
⇒ ◆Victus 15L(インテル)製品詳細
⇒ ◆第13世代CPU 詳細スペック(PDF)
※当サイトの Twitter で、セール情報や販売状況(納期)などをお知らせしています。
「Victus 15L スタンダードプラスモデル」の製品特徴

「Victus 15L スタンダードプラスモデル」の主なスペック
【モデル名】
・Victus by HP 15L Gaming Desktop TG02-1056jp
・マイカシルバー
・インテル Core i7-13400F プロセッサー
・インテル H670 チップセット
・16GB(8GB×2)DDR4-3200MHz(最大32GB)
・NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(8GB GDDR6)
・512GB M.2 SSD(PCIe Gen NVMe)
・Wi-Fi 6、 Bluetooth 5.3
・500W 電源(80PLUS Bronze)
2023年モデルはカラーが「マイカシルバー」になり、13世代インテル Core プロセッサーや GeForce RTX 40 シリーズを搭載!

Victus 15L(マイカシルバー)の外観をチェック!

Victus 15L(マイカシルバー)の外観・デザインについて
・シンプルなデザインのゲーミングデスクトップPC
・インテルCPU搭載モデルは精悍な印象の「マイカシルバー」
・RGBライティング対応の「Victus インフィニティミラー」
・LEDの色変更や消灯はアプリで設定可能。
※コード類は見えない視点で撮影したり、画像処理で消去する場合があります。
過去に販売されていたAMD搭載モデルは爽やかな「ホワイト」でしたが、インテル搭載モデルはダークなカラーなのでカッコよい印象ですね。



「Victus 15L」は少し角に丸みがあるデザインを採用。フロントパネルの「奥行き感があるイルミネーション」がこのモデルの大きな特徴です。⇒ ◆Victus インフィニティミラー
直線的なラインのOMEN シリーズ(⇒ ◆実機比較レビュー)と比較すると、スタイリッシュでありながら親しみやすさが感じられるデザインですね。


左側面のパネルには吸気口があります。左下の「15L」のロゴは、筐体の体積を示す数値です。

使用頻度が高い端子類は、フロントパネルの右上に搭載して使い勝手を向上。⇒ ◆前面のインターフェース

右側面の中央には、「VICTUS」のテキストロゴがプリントされています。

天面にはインターフェース類や、内部の熱を逃がすメッシュ状の排熱口などはありません。

底面の足は前側がゴムで、後部側は金属のボディと一体化しています。

「リサイクルマーク」は底面のステッカーにプリントされています。
Victus インフィニティミラー(RGBライティング対応)

フロントパネルの「Victus インフィニティミラー」は、奥行きがあるように見える不思議な感じのイルミネーションです。

LEDのカラーはアプリで変更することができます。⇒ ◆OMEN Gaming Hub について 


「V」のマークはマジックミラーのようになっているので、LEDをOFF(内側が暗い状態)にすると鏡のような「シルバー」に見えます。
前面のインターフェース

■天面のインターフェース(各部名称)
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
・USB Type-A 5Gbps ×2
・USB Type-A 10Gbps ×2
・USB Type-C 5Gbps ×1
【転送速度】
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
・USB Type-A 5Gbps ×2
・USB Type-A 10Gbps ×2
・USB Type-C 5Gbps ×1
【転送速度】
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
フロントパネルには、データ転送速度が速いUSBポートが5基搭載されています。


背面のインターフェース

■背面のインターフェース(GeForce RTX 4060 Ti 搭載モデル)
・ライン出力
・ライン入力
・マイク入力
・USB 2.0 Type-A ×4
・RJ-45(ネットワーク)コネクタ
・HDMI2.1 ×1
・DisplayPort1.4a ×3
・電源コネクタ
・ライン出力
・ライン入力
・マイク入力
・USB 2.0 Type-A ×4
・RJ-45(ネットワーク)コネクタ
・HDMI2.1 ×1
・DisplayPort1.4a ×3
・電源コネクタ
「Victus 15L」のサイズについて

機種名 | サイズ | 質量 |
OMEN 45L | 204 × 470 × 555 mm | 約 22.6 kg |
OMEN 40L | 204 × 470 × 467mm | 約 18.7 kg |
OMEN 25L | 165 × 396 × 448 mm | 約 13.81 kg |
Victus 15L | 155 × 297.3 × 337 mm | 約 6.31 kg |
OMENデスクトップPCと比較すると、「Victus 15L」はかなりコンパクトなサイズなので設置しやすいですね。


側面のカバーやフロントパネルの取り外しについて
側面のカバーやフロントパネル、内部のカバーの取り外し方を簡単にご説明します。
左側面パネルの取り外し

左側面のカバーを取り外す場合は、まず後部のネジ(トルクスレンチ T15)で緩めます。
このネジは、紛失防止のため完全にカバーから外れないようになっています。



カバー後部の「取っ手」を持って、上の画像のような状態まで後部側にスライドさせると取り外し可能な状態になります。
フロントパネルの取り外し

フロントパネルはハメ込み3か所(黄色の□)を外すと、筐体から取り外すことができます。

フロントパネルを取り外した状態。ストレージを取り付けるときは、こちら側からネジで固定します。
内部の黒いカバーの取り外し

右下の黒いカバーは、中央付近のネジ(赤い〇)と右側の1ヶ所、下部の3ヶ所のハメ込み部分で固定されています。
矢印のハメ込みは結構しっかりとハマっているので外しにくいですね。


ネジと上側のハメ込み部分を外した後、少し手前に倒して上に引き抜くと筐体から取り外すことができます。
Victus 15Lの内部について(RTX 4060 Ti 搭載モデル)

Victus 15L(RTX 4060 Ti 搭載モデル)の内部について
【PCパーツの仕様】
・インテル Core i5-13400F プロセッサー
・16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大32GB)
・512GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
・NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
・蔵500W 電源、80PLUS Bronze
「Victus 15L」は販売価格を抑えるため、メモリはDDR5ではなく「DDR4」を搭載。M.2 SSDは(Gen 3)が採用されています。
⇒ ◆HP デスクトップ PC - RenoR2マザーボード仕様
⇒ ◆HP デスクトップ PC - RenoR2マザーボード仕様
この製品は、ストレージベイ(2.5/3.5インチ兼用)を2つ備えています。⇒ ◆ストレージベイについて


グラフィックスカードを取り外した状態。

空冷CPUクーラーは、上から風を吹き付ける「トップフロー型」を採用。直径は9cm。(※筐体後部のファンも直径9cm。)

DDR4 UDIMM (280ピン) ソケットは2つで、「DDR4-3200」をサポート。最大搭載容量は32GBまで。

M.2 SSDは(Gen 3)が採用されていますが、下記の「マザーボード仕様」のページでは M.2ソケット3、キーM、2280タイプ (PCIe Gen 4.0)と記載されています。

「RTX 4060 Ti」のビデオメモリはGDDR6で容量は8GB。

電源ユニットの容量は500Wで「80PLUS Bronze」を採用。
内部のエアフローについて

「Victus 15L」の内部のエアフローは、上の画像のようなイメージになります。
左側面の右下から空気を取り入れて、筐体後部のファン(9cm)から内部の熱を放出します。トップフローの空冷ユニットなので、空気の流れという点では少し乱れますが、CPUの周囲の部品に風を当てることができることがメリットです。
電源ユニットの熱は、ユニットに付属しているファンから放出します。

ストレージベイについて
Victus 15Lは「2.5インチ/3.5インチ兼用ストレージベイ」を2つ備えています。ネジは付属していないので、ストレージを増設する場合は自分で用意する必要があります。
筐体下部のストレージベイについて

1つ目のストレージベイは、筐体前方の下部にあります。
標準で1台分のSATAケーブルが付属していますが、2台目は自分でSATAケーブルを用意する必要があります。


3.5インチのストレージは4ヶ所、2.5インチのストレージは3ヶ所の穴を使用して固定します。

筐体下部に3.5インチHDDを取り付けて、SATAケーブルと電源コネクタを接続した状態。
※一部のモデルは標準で2TB HDDが搭載されていますが、この記事でレビューしているスタンダードプラスモデルにはHDDは付属しません。
※一部のモデルは標準で2TB HDDが搭載されていますが、この記事でレビューしているスタンダードプラスモデルにはHDDは付属しません。
筐体上部のストレージベイについて

筐体上部の「2.5インチ/3.5インチ兼用ストレージベイ」は、フロント側のネジをトルクスレンチ T15を取り外して、ストレージベイを持ち上げると筐体から外すことができます。

ストレージベイはこのような構造になっています。
3.5インチHDDを取り付ける場合は、側面の穴を利用して固定します。


筐体上部のストレージベイに、3.5インチHDDを取り付けたイメージ。
※HDDは別売です。2台目を増設する場合はSATAケーブルも必要になります。
※HDDは別売です。2台目を増設する場合はSATAケーブルも必要になります。
NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti グラフィックスカード

「GeForce RTX 4060 Ti」の外観・デザイン
・サイズ:204mm(長さ)× 99mm(幅 )×38mm(高さ)※突起部を除く
・重さ:582g
・2スロットを占有
※サイズと重さは実測値
「RTX 4060 Ti」はミドルクラスのGPUなので、2連のファンが搭載されています。


グラフィックスカードは、縦のラインとドットを用いたデザインが大きな特徴。

天面の「三角形の排熱口」からヒートシンクの放熱フィンが見えます。
「インテル Core i5-13400F プロセッサー」の仕様について

第13世代のインテル 「Core i5-13400F」プロセッサー(開発コード名 Raptor Lake)の主な仕様は、10コア(Performanceコア6、Efficientコア4)16スレッド、ターボ・ブースト利用時の最大周波数は4.6GHzで、L3キャッシュは20MBです。
型番の末尾に「F」が付いているモデルは、内蔵グラフィックスが無効化されています。

※ベンチマークの表などでは下記のように省略して表記する場合があります。
C=コア T=スレッド
Pコア=Performanceコア(高性能)
Eコア=Efficientコア(高効率)
C=コア T=スレッド
Pコア=Performanceコア(高性能)
Eコア=Efficientコア(高効率)

インテル公式サイトでは、Core i5-13400F(⇒ ◆CPUの仕様)のベースパワーは65Wで、最大ターボパワーは145Wと表記されています。
【インテル公式サイト】
⇒ ◆インテル Core i5-13400F プロセッサーの基本仕様
⇒ ◆インテル Core i5-13400F プロセッサーの基本仕様
プロセッサーのベンチマーク【CINEBENCH R23】
CINEBENCH R23 | スコア | |
マルチスレッド (全コアの性能) | 15923 | ![]() |
シングルスレッド (1コアの性能) | 1765 |
プロセッサーの性能(マルチスレッド、シングルスレッド)を測定。

「Core i5-13400F」は最大動作周波数がやや低めでコアの数が少ないので、上位のCore i7 プロセッサーと比較すると性能は控えめです。少し古めのCore i9-10850K(マルチスレッド:15917)と同じくらいのスコアです。
OMEN 25Lに搭載されている「Core i7-13700F」と比較した場合は、マルチスレッドのテストでは約64%、シングルスレッドのテストでは約88%のスコアになります。
OMEN 25Lに搭載されている「Core i7-13700F」と比較した場合は、マルチスレッドのテストでは約64%、シングルスレッドのテストでは約88%のスコアになります。
「Core i7-13700F」はOMEN 25Lで測定したスコア(24627)です。Victus 15Lは冷却機構が異なるので、同じプロセッサーでもOMEN 25Lほどスコアが伸びないかもしれません。

⇒ ◆「CINEBENCH R23」の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク【x264 FHD Benchmark】
x264 FHD Benchmark | スコア | |
ベンチマークのスコア | 72.30 fps | ![]() |
エンコード時間 | 34 秒 |
H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト。

「Core i5-13400F」は34秒で処理を完了!「Core i7-13700F」よりもコアの数が少ないので約9秒くらい処理時間が長くなっています。
短い時間のテストで約9秒の違いはかなり大きな差ですね。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMARK【CPU Profile】ベンチマーク
CPU Profile | スコア | ||
MAXスレッド | 7390 | ![]() | |
16スレッド | 7406 | ||
8スレッド | 5787 | ||
4スレッド | 3638 | ||
2スレッド | 1936 | ||
1スレッド | 974 |
CPUの性能のみを測定するベンチマーク。

「Core i5-13400F」のMAXスレッドのスコアは、「Core i7-13700F」と比較すると約72%になります。
「DirectX 12世代」のゲームで参考になる8コアのスコアが「Core i7-13700F」と比較すると7割くらいなので、ゲーム時のフレームレートに少し影響が出るかもしれません。

⇒ ◆『CPU Profile 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
「NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti」の仕様について

「NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti」は、ミドルクラスのGPUです。
Ampereアーキテクチャを採用し、第2世代のRTコアと第3世代のTensorコアを搭載。「RTX 40 シリーズ」は、フレーム生成が可能な「DLSS 3」に対応しているゲームで大幅なパフォーマンスが向上が期待されます。
主なスペックは、CUDAコアが6144基、最大ブーストクロックは2535MHz、グラフィックスメモリは「GDDR6」を採用。メモリインタフェースは128bit(メモリバス帯域幅は約288.0GB/s)です。
「RTX 4060 Ti」のTGP(Total Graphics Power:総グラフィックス パワー)は160Wで、システム電力要件は550Wとなっています。

3DMark【Time Spy Extreme】ベンチマーク
Time Spy Extreme | スコア | |
総合スコア | 5929 | ![]() |
Graphics Score | 6026 | |
CPU Score | 5436 | |
Graphics Test 1 | 38.16 FPS | ![]() |
Graphics Test 2 | 35.47 FPS |
・DirectX 12世代のGPU性能を測定するベンチマークテスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)

4Kの【Time Spy Extreme】で、「RTX 4060 Ti」は旧世代の「RTX 3060 Ti」を約11%上回るフレームレートを記録!
上位の「RTX 4070」と比較した場合は約72%のフレームレートになります。

3DMark【Time Spy】ベンチマーク
Time Spy | スコア | |
総合スコア | 12821 | ![]() |
Graphics Score | 13037 | |
CPU Score | 11725 | |
Graphics Test 1 | 85.59 FPS | ![]() |
Graphics Test 2 | 74.28 FPS |
・DirectX 12世代のGPU性能を測定するベンチマークテスト
・テスト解像度:2560×1440(QHD)

QHDの【Time Spy】で、「RTX 4060 Ti」は「RTX 3060 Ti」を約16%上回るフレームレートを記録!
「RTX 4070」と比較した場合は約73%の性能ですが、快適にゲームをプレイできるフレームレート(60FPS以上)が出ています。

3DMark【Fire Strike Ultra】ベンチマーク
Fire Strike Ultra | スコア | |
総合スコア | 7195 | ![]() |
Graphics Score | 6974 | |
Physics Score | 25801 | |
Combined Score | 3903 | |
Graphics Test 1 | 39.68 FPS | ![]() |
Graphics Test 2 | 24.54 FPS |
・DirectX 11世代のGPU性能を測定するベンチマークテスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)

4Kの【Fire Strike Ultra】で、「RTX 4060 Ti」は旧世代の「RTX 3060 Ti」を約14%上回るフレームレートを記録!
「RTX 4070」と比較した場合は約71%のフレームレートになります。

3DMark【Fire Strike Extreme】ベンチマーク
Fire Strike Extreme | スコア | |
総合スコア | 14442 | ![]() |
Graphics Score | 15170 | |
Physics Score | 26515 | |
Combined Score | 7022 | |
Graphics Test 1 | 82.40 FPS | ![]() |
Graphics Test 2 | 54.98 FPS |
・DirectX 11世代のGPU性能を測定するベンチマークテスト
・テスト解像度:2560×1440(QHD)

QHDの【Fire Strike Extreme】で、「RTX 4060 Ti」は「RTX 3060 Ti」を約14%上回るフレームレートを記録!
「RTX 4070」と比較した場合は約73%の性能ですが、テスト1は快適にゲームをプレイできるフレームレートが出ています。

3DMark【Fire Strike】ベンチマーク
Fire Strike | スコア | |
総合スコア | 25863 | ![]() |
Graphics Score | 32727 | |
Physics Score | 26458 | |
Combined Score | 9923 | |
Graphics Test 1 | 160.25 FPS | ![]() |
Graphics Test 2 | 127.95 FPS |
・DirectX 11世代のGPU性能を測定するベンチマークテスト
・テスト解像度:1920×1080(フルHD)

「RTX 4060 Ti」はフルHDの【Fire Strike】で本領を発揮!「RTX 3060 Ti」を約27%も上回るフレームレートを記録しています。
「RTX 4070」と比較した場合は約76%の性能になりますが、非常に滑らかな動きでゲームを楽しめるフレームレートが出ています。

3DMARK【Poat Royal】ベンチマーク
Poat Royal | スコア | |
Graphics Score | 7809 | ![]() |
Graphics Test | 36.16 FPS |
・DXRベースのレイトレーシングテスト
・テスト解像度:2560×1440(QHD)

レイトレーシングのテストで、「RTX 4060 Ti」は「RTX 3060 Ti」を約21%上回るフレームレートを記録!
「RTX 4070」と比較した場合は約71%のフレームレートになりますが、「RTX 3060 Ti」よりも確実にレイトレーシング性能がアップしています。

3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
DirectX Raytracing feature test | スコア | |
平均フレームレート | 36.99 FPS | ![]() |
・純粋なレイトレーシング性能を計測するテスト
・レンダリング解像度:2560×1440ドット

純粋なレイトレーシングのテストで、「RTX 4060 Ti」は「RTX 3060 Ti」の約1.4倍のフレームレートを記録!
「RTX 4070」と比較した場合は約71%のフレームレートですが、「RTX 3060 Ti」よりも大幅に性能が向上していますね。

3DMARK【Speed Way】
Speed Way | スコア | |
Graphics Score | 3161 | ![]() |
平均フレームレート | 31.62 FPS |
・DirectX 12 Ultimateの機能(メッシュシェーダーや可変レートシェーディングなど)を使ったパフォーマンスを計測。
・レンダリング解像度:2560×1440ドット

DirectX 12 Ultimateの機能を利用したレイトレーシングのテストで、「RTX 4060 Ti」は「RTX 3060 Ti」の約9%フレームレートが向上!「RTX 4070」と比較した場合は約71%のフレームレートになります。
このテストでは「RTX 3060 Ti」と大きな差が付きませんでした。

『エーペックスレジェンズ』ベンチマーク

■ベンチマークの設定
・フレームレート制限を解除(※最大300FPS)
・射撃訓練場を1分間周回
「エーペックスレジェンズ」ベンチマーク | ||||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 | |
最高画質 平均フレームレート | 94 | 157 | 200 | |
最低画質 平均フレームレート | 139 | 234 | 284 |
■「エーペックスレジェンズ」のベンチマーク結果
中くらいの重さのゲームなので4K・最高画質でも十分快適にプレイできるフレームレートが出ています。
中くらいの重さのゲームなので4K・最高画質でも十分快適にプレイできるフレームレートが出ています。
QHD以下の画面解像度にして画質を下げると、さらにフレームレートを伸ばすことができます。

【関連記事】
⇒ ◆「エーペックスレジェンズ」のフレームレートを測定!
⇒ ◆「エーペックスレジェンズ」のフレームレートを測定!
『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

■ベンチマークの設定について
・DirectX 11
・最高品質
FF14:暁月のフィナーレ ベンチマーク | |||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
スコア | 9159 快適 | 18486 非常に快適 | 23350 非常に快適 |
平均フレームレート | 62 FPS | 127 FPS | 167 FPS |
■「FF14 暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果
4K・「最高品質」で【快適】、QHD以下ならに【非常に快適】プレイ可能!
4K・「最高品質」で【快適】、QHD以下ならに【非常に快適】プレイ可能!
中量級のゲームなので4Kでもプレイ可能ですが、QHD以下の方が非常に滑らかな動きでプレイすることができます。

『F1 23』ベンチマーク

■ベンチマークの設定について
・プリセット:超高
・DirectX 12
・サーキット:ラスベガスGP
・天候:ウェット
・異方性フィルタリング:16X
・アンチエイリアス:NVIDIA DLSS(品質:バランス)
・DLSS 3 フレーム生成:無効(※今後のアップデートで対応予定)
・カメラモード:切り替え
『F1 23』ベンチマーク | |||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
平均フレームレート | 35 | 67 | 81 |
■「F1 23」のベンチマーク結果
QHD・超高で【快適】にプレイ可能ですが、フルHDにした方がより滑らかな動きでプレイすることができます。
QHD・超高で【快適】にプレイ可能ですが、フルHDにした方がより滑らかな動きでプレイすることができます。
現時点では「DLSS 2」しか利用できない状況ですが、今後「DLSS 3」に対応した場合はフレームレートの向上が期待できますね。

『Forza Horizon 5』ベンチマーク

■ベンチマークの設定について
・プリセット:エクストリーム
・解像度スケーリング:NVIDIA DLSS(オート)
・DLSS 3 フレーム生成:ON
『Forza Horizon 5』ベンチマーク | |||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
平均フレームレート (達成済み) | 67 | 98 | 115 |
■「Forza Horizon 5」のベンチマーク結果
4K・エクストリーム・ DLSS(オート)で【快適】にプレイ可能!
4K・エクストリーム・ DLSS(オート)で【快適】にプレイ可能!
4Kでもプレイ可能ですが、QHD以下に設定してフレームレートを伸ばした方が快適ですね。

『サイバーパンク2077』ベンチマーク

■ベンチマークの設定
・プリセット:レイトレーシング ウルトラ
・DirectX 12
・レイトレーシングON
・DLSS 自動
・フレーム生成:ON
「サイバーパンク 2077」ベンチマーク | |||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
平均フレームレート | 49 | 85 | 112 |
■「サイバーパンク 2077」のベンチマーク結果
レイトレーシング ウルトラの場合は、QHD以下の画面解像度で快適にプレイ可能!
レイトレーシング ウルトラの場合は、QHD以下の画面解像度で快適にプレイ可能!
かなり重いゲームですが、「フレーム生成」の効果が高いので4Kでもそこそこプレイできるフレームレートが出ています。

「サイバーパンク 2077」オーバードライブモード | |||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
平均フレームレート ★DLSS3 ★フレーム生成ON | 24 | 46 | 68 |
よりリアルな表現が可能な【オーバードライブモード】は動作が非常に重くなります。
【オーバードライブモード】にすると、4KやQHDは60FPSを切ってしまいますが、フルHDならプレイ可能ですね。

『ストリートファイター6』ベンチマーク

『ストリートファイター6』ベンチマークでPCの性能をチェック!
■ベンチマークの設定
グラフィックのプリセット:HIGHEST(最高画質)
※下記を変更したのでテスト結果では「カスタム」と表示
画面設定:ボーダレスウインドウ
MAXフレームレート:120
Vsync:オフ
※フレームレートは最大120に設定可能ですが、実際に対戦する場合は60fpsに制限されます。
「ストリートファイター6」ベンチマーク:平均フレームレート | |||
画面解像度 | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
FIGHTING GROUND (※最大 60 FPS) | 57.49 | 59.98 | 59.98 |
BATTLE HUB (※最大 120 FPS) | 70.19 | 112.87 | 115.79 |
WORLD TOUR (※最大 120 FPS) | 60.72 | 106.30 | 112.75 |
4Kでも快適にプレイ可能ですが、QHD以下の方がより滑らかな動きでゲームを楽しむことができますね。

『ザ クルー:モーターフェス』ベンチマーク

■ベンチマークの設定
グラフィックのプリセット:最高
ウインドウモード:ボーダーレス
アンチエイリアス:TAA + FXAA
Vsync:オン
フレームレート上限:60
「ザ クルー:モーターフェス」ベンチマーク | |||
RTX 4060 Ti | 4K 3840 x 2160 | QHD 2560 x 1440 | フルHD 1920 x 1080 |
平均FPS ()内は最小値 | 41 (35) | 60 (57) | 60 (59) |
このゲームはレイトレーシングやDLSSには対応していないようです。フレームレートの上限は最大60FPSに制限されます。
4Kは60FPSを大幅に切ってしまいますが、QHD以下の画面解像度で快適にプレイ可能です。フルHDの場合はほぼ常時60FPSをキープしています。

「Adobe Premiere Pro」 でエンコード時間を測定!

「Adobe Premiere Pro」 で4K(60fps、5分、約2.99GB)の動画をハードウェアでエンコードした時の時間を測定!アプリは初期状態で、書き出しは下記の設定で行っています。
クイック書き出し設定 (プリセット) | エンコード時間 |
YouTube 2160p 4K H.264 | 2分9秒 |
YouTube 1080p フルHD H.264 | 1分50秒 |
YouTube 720p HD H.264 | 1分47秒 |
ハードウェアエンコードなので「RTX 4060 Ti」を利用した時のエンコード時間になります。
4Kの書き出しは2分を超えましたが、フルHD以下は2分以内で処理を終えています。

SSDのベンチマーク【CrystalDiskMark 8】

512GB SSD(PCIe NVMe M.2)のベンチマーク | |
SSDの型番 | SK hynix BC711 HFM512GD3JX013N |
容量 | 512 GB |
連続したデータの転送速度(SEQ1M Q8T1) | |
連続読み込み | 3573 MB/s |
連続書き込み | 1020 MB/s |
小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1) | |
ランダム読み込み | 53 MB/s |
ランダム書き込み | 188 MB/s |
起動時間テスト | |
起動時間(最短) | 約17秒 |
※起動時間は電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
旧規格の「PCIe Gen 3」なので連続したデータの転送速度はかなり控えめですが、小さいファイルのランダムアクセスはそこそこ速いですね。

3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

3DMARKの「STORAGE BENCHMARK」で、ゲーム時のSSD性能を測定。
SSDベンチマークの結果は2457で、平均値(2169)よりも少し良いスコアが出ています。

メモリについて

メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:DDR4-3200MHz
・容量:16GB(8GBx2)
・2スロット (DIMM) ※最大32GB
・デュアルチャネルで動作
「Victus 15L」には16GBのDDR4メモリ(旧規格)が搭載されています。
本格的にクリエイティブな作業をする方やゲーム実況や配信をする人にとっては少し物足りないかもしれませんが、現時点ではゲームをプレイするには十分な容量ですね。

【CINEBENCH R23】を10分間連続でテストして冷却性能をチェック!
CINEBENCH R23で10分間連続でテストしたときの「Core i5-13400F」の動作温度や消費電力を「HWiNFO64 Pro」で計測。(室温:約26℃)

Core i5-13400F | CINEBENCH R23 10分連続 |
スコア(マルチコア) | 15322 |
動作温度(最高) | 87℃ |
動作温度(平均) | 83℃ |
消費電力(最大) | 107 W |
消費電力(平均) | 95 W |
サーマルスロットリング | いいえ |
CINEBENCH R23(10分間連続テスト)を行った時の「Core i5-13400F」の最高温度は87℃(平均83℃)でした。
10分連続で負荷をかけ続けた時のスコアは「15322」で、1回のみテストを行った時(15923)よりもスコアが少し下がりますが、それほど大きなパフォーマンスの低下ではありません。
パフォーマンスが低下する「サーマルスロットリング(過熱防止機能)」は発生していないので、長時間負荷をかけた時の冷却性能は特に問題なさそうですね。


CPUの動作温度はテスト序盤から少しづつ上がっていき、中盤以降は83~87℃くらいで安定しています。

瞬間的に動作周波数が高くなる場合がありますが、序盤から終盤まで大きなパフォーマンスの低下はなく、安定して動作しています。

CPUの消費電力は、序盤から終盤まで100W前後で推移しています。
ベンチマーク時の動作温度について
動作温度が高くなる傾向のテストをいくつか選んで、ベンチマーク時の動作温度を計測。テスト時の室温は約26℃です。計測アプリは「HWiNFO Pro」を使用しています。
![]() | CPUの動作温度 Core i5-13400F | GPUの動作温度 RTX 4060 Ti | ||
最高 (℃) | 平均 (℃) | 最高 (℃) | 平均 (℃) | |
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 87℃ | 83℃ | - | - |
FF14 暁月のフィナーレ | 78℃ | 63℃ | 78℃ | 64℃ |
サイバーパンク2077 | 79℃ | 73℃ | 74℃ | 68℃ |
Youtube視聴時 | 50℃ | 46℃ | 36℃ | 34℃ |
アイドル時 | 45℃ 前後 | 33℃ 前後 |
「Core i5-13400F」はCPUのストレステストで動作温度が高くなりますが、90℃以下でサーマルスロットリングが発生していないので時に問題ありません。
「RTX 4060 Ti」はCPUよりも動作温度が低めで、最大80℃以下に収まっています。

3DMARK ベンチマークのモニタリング
「3DMARK ベンチマーク」は、フレームレートや動作周波数、CPUとGPUの動作温度、負荷率などをモニタリングすることができます。

「Time Spy」ベンチマーク時の「Core i5-13400F」の最大温度は85℃くらいで、前半から中盤までは60~70℃の間で推移。「RTX 4060 Ti」は80℃以下で動作しています。

「Fire Strike 」ベンチマーク時の「Core i5-13400F」の最大温度は78℃です。「RTX 4060 Ti」は最大77℃くらいで動作しています。
ベンチマーク時の消費電力について
ベンチマーク時の消費電力をまとめました。CPUとGPUの消費電力は「HWiNFO64 Pro」、PC全体の消費電力は「ワットチェッカー REX-BTWATTCH1」で計測した数値を記載しています。
![]() | 最大消費電力 | |||
CPU Core i5-13400F | GPU RTX 4060 Ti | PC全体 | ||
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 107 W | - | 160 W | |
Time Spy | 90 W | 160 W | 257 W | |
Fire Strike | 74 W | 160 W | 249 W | |
FF14 暁月のフィナーレ | 54 W | 159 W | 243 W | |
サイバーパンク2077 | 81 W | 147 W | 281 W | |
Youtube視聴時 | 33 W | 29 W | 71 W | |
アイドル時 | 12 W 前後 | 7 W 前後 | 36 W 前後 | |
起動時 | - | - | 152 W |
「Core i5-13400F」の最大消費電力は、CINEBENCH R23 テスト時の107Wが最高値。「RTX 4060 Ti」は、Time Spy、Fire Strike、FF14 暁月のフィナーレのテストで最も高い160 Wを記録しています。

PC全体の最大消費電力は「サイバーパンク 2077」ベンチマーク時の 281Wでした。「Victus 15L」は500Wの電源ユニットを搭載しているので、負荷率は56%くらいになります。
電源ユニットの変換効率は、出力が50%くらいで最も良くなります。上記のテストでは5~6割くらいの負荷率なので理想的ですね。

冷却ファンの音について
負荷をかけた時の動作音を測定器(Sutekus GM1356)でチェックします。測定値は音の発生源から離れるほど低くなります。
測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック | |||
テスト | 測定場所 | 測定値 | |
CPUテスト時※ CINEBENCH R23 | 後部ファンから 約5cm | 58 db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 48 db 前後 | ||
ゲーム時※ サイバーパンク 2077 | 後部ファンから 約5cm | 53 db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 45 db 前後 | ||
動画エンコード※ Adobe Premiere Pro | 後部ファンから 約5cm | 55 db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 44 db 前後 | ||
動画視聴時※ | 後部ファンから 約5cm | 52 db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 43 db 前後 |
※CPUテスト時・・・CINEBENCH R23ストレステスト(10分間)したときの動作音。
※ゲーム時・・・サイバーパンク2077をプレイしたときの動作音
※動画エンコード時・・・Adobe Premiere ProでGPUを使用したハードウェアエンコードを行ったときの動作音。
※動画視聴時・・・Youtube動画を視聴したときの動作音。
※測定値は最も高い数値を記載
※室内の環境:38db前後
■ ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・CPUや負荷がかかる処理、動画エンコード、ゲームなどを行っても比較的静か。
・動画視聴時はとても静かです。(少しファンの音が聞こえる程度)
・甲高い音(耳障りな金属音)はあまり聞こえない。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
・CPUや負荷がかかる処理、動画エンコード、ゲームなどを行っても比較的静か。
・動画視聴時はとても静かです。(少しファンの音が聞こえる程度)
・甲高い音(耳障りな金属音)はあまり聞こえない。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
「Victus 15L」のCore i5 搭載モデルは性能が控えめなので、高性能なOMEN シリーズ(45L、40L、25L)と比較すると高負荷時の動作音は静かですね。

■測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
設定アプリ「OMEN Gaming Hub」について

「OMEN Gaming Hub」の設定項目は機種によって異なります。「Victus 15L」の場合は下記の設定が可能です。
【システムモニター】PCの動作状況や仕様の確認など
【ネットワーク】通信の最適化。有線LANと無線LANの同時接続設定など。
【LEDコントロール】LEDの色や消灯の設定が可能。
【パフォーマンスコントロール】モードや冷却ファンの速度の変更。
【電源オプション】LEDを自動的に消灯する設定。
【ネットワーク】通信の最適化。有線LANと無線LANの同時接続設定など。
【LEDコントロール】LEDの色や消灯の設定が可能。
【パフォーマンスコントロール】モードや冷却ファンの速度の変更。
【電源オプション】LEDを自動的に消灯する設定。
「Victus 15L」のCPUは倍率がロックされているので、【オーバークロック】の項目は削除されています。


【ネットワーク】で通信の最適化を行うことができます。有線LANと無線LANを同時に使用している場合は、「デュアルフォース」の設定が可能になり、重要度が高いアプリを高速な有線LAN、重要度が高くないアプリはWiFiに割り当てることができます。

【LEDコントロール】でフロントパネルのイルミネーションの色変更や、消灯の設定が可能です。ベーシックは用意された色を選択可能ですが、詳細設定を選択すると色を自由に調整することができます。

色が順番に変わっていくような設定も可能です。


「パフォーマンスコントロール」は3つのモード(静、初期設定、パフォーマンス)が用意されています。
※この記事では「パフォーマンス」に設定してテストを行っています。
性能重視の場合は「パフォーマンス」、静かに使いたい場合は性能が控えめになりますが「静」を選択すると良いですね。


ファンの速度は「自動」になっていますが、「最大」にするとファンの速度の回転数が最大になります。
通常は「自動」で問題ありませんが、「最大」にするとCPUが早く冷えます。


「ライティングコントロール」をオンにした場合、操作しない時間が5分間続くとLEDが消灯します。
スリープ状態ではないので、動画視聴中にLEDが消灯してもそのまま動画を見続けることができます。

ベンチマークテスト時の設定について

ベンチマークテスト時の設定 | |
CPUオーバークロック | 不可 |
メモリオーバークロック | 不可 |
パフォーマンスコントロール | パフォーマンス |
ベンチマークテストは上記の設定で行っています。

同梱品について(ユーザーガイド・保証書・電源ケーブルなど)

■同梱品一覧
・セットアップ手順
・冊子(未来につながるともに歩く-HPとあなたと世界のお話)
・サポートガイドブック
・サポートガイド(保証規定)
・ギフト券が当たるアンケート
・電源ケーブル(3Pプラグ)
・保証書
※梱包サイズ : 約 499 x 400 x 287 mm / 約 8.64kg
・セットアップ手順
・冊子(未来につながるともに歩く-HPとあなたと世界のお話)
・サポートガイドブック
・サポートガイド(保証規定)
・ギフト券が当たるアンケート
・電源ケーブル(3Pプラグ)
・保証書
※梱包サイズ : 約 499 x 400 x 287 mm / 約 8.64kg

電源ケーブルは3Pプラグなので、アース棒が付いています。

サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
⇒ ◆Victus by HP 15LゲーミングデスクトップPC TG02-1000i (6V9R9AV)
⇒ ◆ユーザーガイド(PDF) ※取扱説明書
【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
⇒ ◆HP デスクトップ PC - RenoR2マザーボード仕様
⇒ ◆OMEN by HPおよびVictus by HP PC - NVIDIA GPUの性能仕様
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
⇒ ◆Victus by HP 15LゲーミングデスクトップPC TG02-1000i (6V9R9AV)
⇒ ◆ユーザーガイド(PDF) ※取扱説明書
【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
⇒ ◆HP デスクトップ PC - RenoR2マザーボード仕様
⇒ ◆OMEN by HPおよびVictus by HP PC - NVIDIA GPUの性能仕様
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
上記のサポートページで、ドライバーのダウンロードや製品の使い方などを調べることができます。







■レビューについて
※商品仕様/価格については、最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※製品写真は当サイトで撮影したものです。
※パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。
※温度や消費電力の測定値は、あくまでも目安としてご覧ください。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
- 関連記事
-
-
【実機レビュー】Victus 15L(Core i5-13400F、RTX 4060 Ti)の性能を徹底チェック! 2023/09/15
-
Victus 15L(Core i5、RTX4060 Ti)でStarfield(スターフィールド)をプレイ! 2023/09/07
-
【15台限定】アウトレットセールでVictus 15Lが値下げで14.3万円!【最終販売】 2023/02/09
-
【実機レビュー】Victus 15L Desktop:入門機として最適なゲーミングPC 2023/02/09
-
【Victus 15L】ドライブベイに3.5インチHDDを増設する手順 2022/07/21
-
タグ