
日本HPの16.1インチ・高性能ゲーミングノート「OMEN 16-k スタンダードモデル」の実機レビュー!
ベンチマークテストで「Core i5-12500H」や「GeForce RTX 3060 Laptop」の性能をチェックします。

「OMEN 16-k(インテル)RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル」のレビューはこちらをご覧ください。
⇒ ◆OMEN 16-kパフォーマンスプラスモデルの実機レビュー
【関連記事】
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「RTX 3060 Laptop 搭載モデル」でプレイした時のフレームレートを検証!
最終更新日:2022年12月28日⇒ ◆OMEN 16-kパフォーマンスプラスモデルの実機レビュー
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「RTX 3060 Laptop 搭載モデル」でプレイした時のフレームレートを検証!
■目次(ページ内リンク)
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OMEN 16-k スタンダードモデル(RTX 3060 Laptop)の評価
◆フルHDで快適にゲームを楽しめる高性能ゲーミングノート!
OMEN 16-k0000 シリーズ(インテル)の製品特徴
◆OMEN 16-k(インテル)スタンダードモデルの主なスペック・販売価格
◆キャンペーン・割引クーポン! ★裏セール & 7%OFFクーポンでお買い得!
OMEN 16-kのデザインや機能について
◆OMEN 16-kの外観や機能について紹介
◆インターフェースについて
液晶ディスプレイについて
◆16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ(144Hz)のスペック/使用感
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
CPUベンチマーク(Intel Core i5-12500H)
◆「インテル Core i5-12500H プロセッサー」のスペック
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
GPUベンチマーク(GeForce RTX 3060 Laptop)
◆「GeForce RTX 3070 Ti Max-Q」のスペック
◆3DMARK【Time Spy Extreme】
◆3DMARK【Time Spy】
◆3DMARK【Fire Strike Ultra】
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】
◆3DMARK【Fire Strike】
レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】
◆3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
◆3DMARK【Speed Way】
ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 2022』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STRAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステスト
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
動作温度・消費電力・動作音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
付属ソフトについて
◆様々な設定が可能な「OMEN Gaming Hub」
◆ベンチマークテスト時の設定について
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
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OMEN 16-k スタンダードモデル(RTX 3060 Laptop)の評価
◆フルHDで快適にゲームを楽しめる高性能ゲーミングノート!
OMEN 16-k0000 シリーズ(インテル)の製品特徴
◆OMEN 16-k(インテル)スタンダードモデルの主なスペック・販売価格
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OMEN 16-kのデザインや機能について
◆OMEN 16-kの外観や機能について紹介
◆インターフェースについて
液晶ディスプレイについて
◆16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ(144Hz)のスペック/使用感
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
CPUベンチマーク(Intel Core i5-12500H)
◆「インテル Core i5-12500H プロセッサー」のスペック
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
GPUベンチマーク(GeForce RTX 3060 Laptop)
◆「GeForce RTX 3070 Ti Max-Q」のスペック
◆3DMARK【Time Spy Extreme】
◆3DMARK【Time Spy】
◆3DMARK【Fire Strike Ultra】
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】
◆3DMARK【Fire Strike】
レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】
◆3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
◆3DMARK【Speed Way】
ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 2022』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STRAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステスト
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
動作温度・消費電力・動作音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
付属ソフトについて
◆様々な設定が可能な「OMEN Gaming Hub」
◆ベンチマークテスト時の設定について
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。デスクトップの壁紙は、ゲームのスクリーンショットを使用しています。

「OMEN 16-k スタンダードモデル」実機レビューまとめ

OMEN 16-k スタンダードモデル(RTX 3060 Laptop)の評価
【外観やデザインについて】
・シンプルなデザインで控えめな外観
【ディスプレイについて】
・144Hzなので滑らかな動きでゲームをプレイ可能
・画面の発色が良い(実測値:sRGB 100%)
・映り込みを抑える「非光沢」なので作業やゲームに集中できる
【Core i5-12500Hの性能について】
・CINEBENCH R23のマルチスレッド性能は上位モデルの「Core i7-12700H」の9割くらい
【RTX 3060 Laptop の性能について】
・3DMARK ベンチマークで上位モデル「RTX 3070 Ti Max-Q」の8割くらいのスコア
【拡張性について】
・「PCIe Gen4 NVMe M.2」のSSDを1台増設可能
・大容量のメモリに交換可能
【機能面について】
・最新規格「WiFi 6E」を搭載(6GHz以上の帯域を利用)
・USB-CのACアダプターで給電可能(PD対応:100Wまで)
【気になるところ・注意点】
・重いゲームで144FPS出すには画質の調整が必要
・キーボードのテンキーがない(※これは好みの問題)
◆総評
OMEN 16-k スタンダードモデル(RTX 3060 Laptop 搭載)は、フルHD解像度でゲームを快適に楽しみたい方向けのゲーミングノートです。
非常に重い美麗なグラフィックスのゲームは少し画質設定を下げる必要がありますが、そこまで重くないゲームは最高画質で快適にプレイできる性能を備えています。
ディスプレイは発色が良く、滑らかな動きの表示が可能。映り込みが少ない「非光沢」なので、ゲームだけでなく様々な作業を快適にこなすことができます。
美麗なグラフィックスのゲームは50GB以上のものが多いので、512GBのSSDは容量が少なく感じてしまいますが、この機種は高速なSSD(PCIe Gen4 NVMe M.2)を1台増設可能です。⇒ ◆M.2 SSD を取り付ける手順
メモリもより容量が大きいものに交換できるので、PCの分解や増設に自信がある方ならクリエイティブな作業を快適にこなせる環境を構築することができます。⇒ ◆DDR5メモリを交換する手順
OMEN 16-k スタンダードモデル(RTX 3060 Laptop 搭載)は、フルHD解像度でゲームを快適に楽しみたい方向けのゲーミングノートです。
非常に重い美麗なグラフィックスのゲームは少し画質設定を下げる必要がありますが、そこまで重くないゲームは最高画質で快適にプレイできる性能を備えています。
ディスプレイは発色が良く、滑らかな動きの表示が可能。映り込みが少ない「非光沢」なので、ゲームだけでなく様々な作業を快適にこなすことができます。
美麗なグラフィックスのゲームは50GB以上のものが多いので、512GBのSSDは容量が少なく感じてしまいますが、この機種は高速なSSD(PCIe Gen4 NVMe M.2)を1台増設可能です。⇒ ◆M.2 SSD を取り付ける手順
メモリもより容量が大きいものに交換できるので、PCの分解や増設に自信がある方ならクリエイティブな作業を快適にこなせる環境を構築することができます。⇒ ◆DDR5メモリを交換する手順
このモデルは「ゲーミングPC裏セール」で当サイトの7%OFFクーポンを利用すると16万6千円くらいで購入可能です。約23万円の最上位モデル(RTX 3070 Ti Max-Q)と比較すると、お求めやすい価格になっています。

【関連項目】
⇒ ◆OMEN 16-k(インテル) の主なスペック・販売価格
⇒ ◆ベンチマークテスト時の設定について
【実機レビュー・関連記事】
⇒ ◆OMEN 16-kパフォーマンスプラスモデル(RTX 3070 Ti Max-Q)のレビュー
⇒ ◆DDR5メモリを交換する手順:16GB ⇒ 32GB/64GBに増設
⇒ ◆空きスロットに M.2 SSD を取り付ける手順
⇒ ◆内部・底面カバーの取り外しについて
⇒ ◆OMEN 16-k(インテル) の主なスペック・販売価格
⇒ ◆ベンチマークテスト時の設定について
【実機レビュー・関連記事】
⇒ ◆OMEN 16-kパフォーマンスプラスモデル(RTX 3070 Ti Max-Q)のレビュー
⇒ ◆DDR5メモリを交換する手順:16GB ⇒ 32GB/64GBに増設
⇒ ◆空きスロットに M.2 SSD を取り付ける手順
⇒ ◆内部・底面カバーの取り外しについて
「OMEN 16-k スタンダードモデル」の主なスペック・販売価格
※【快適パソコンライフ!】キャンペーン価格を表記。※2022年12月27日の時点。
OMEN 16-k(インテル)シリーズは、PCパーツのカスタマイズ(SSDやメモリの容量変更)はできませんが、仕様が異なる3モデルが用意されています。
3モデルの主な違いは、ディスプレイ(画面解像度、駆動速度、応答速度、NVIDIA G-Sync の対応)、CPUやGPUの性能、SDDの容量、バッテリ駆動時間などです。

この記事でレビューする「スタンダードモデル」は、3モデルの中では下位のモデルで、Core i5-12500H、16GBメモリ、512GB SSD、RTX 3060 Laptop を搭載。
キャンペーン:お得なクーポン!

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OMEN 16-kの外観や機能について紹介

外観や機能、付属品などについては、以前にレビューした「OMEN 16-k パフォーマンスプラスモデル」の記事をご覧ください。⇒ ◆実機レビュー
この記事では、簡単にデザインや機能をご紹介したいと思います。


「OMEN 16-k」のデザインは無駄がなくとてもシンプルです。キーボード以外に光る部分はなく、天面の「OMEN ダイヤモンド」のマークはダークなブラック系で落ち着いた雰囲気になっています。⇒ ◆詳しくはこちら

「OMEN 17-ck」は英語キーボードを採用していますが、「OMEN 16-k」は日本語配列キーボード(テンキーなし)を搭載。 搭載メカニカルスイッチではありませんが、適度な弾力感がある打ち心地です。⇒ ◆キーボードについて

筐体のサイズを表す「16」のロゴマークは特徴的なデザインを採用。スタンダードモデルのディスプレイは144Hzのリフレッシュレートに対応しています。⇒ ◆ディスプレイのスペック/使用感

ディスプレイの上部に、約92万画素の「HP Wide Vision HD Webcam」を搭載。テレワークで使うことを意識した(映像を良く見せる)機能を備えています。⇒ ◆Webカメラについて

底面には大きな吸気口がありますが、以前にレビューしたパフォーマンスプラスモデル(⇒ ◆実機レビュー)とは少しデザインが異なっています。
スピーカーは底面の前方に搭載。後部には電源やHDMI端子、高速なUSB Type-Cを備えています。⇒ ◆インターフェースについて

OMEN 16-kの内部(※パフォーマンスプラスモデル)はこのようになっています。空きのスロットがあるのでM.2 SSDを増設することが可能です。⇒ ◆空きスロットに M.2 SSD を取り付ける手順
標準で16GBのDDR5-4800メモリを搭載していますが、より大容量のメモリに交換することができます。⇒ ◆メモリを交換する手順:16GB ⇒ 32GB/64GBに増設


ACアダプターは大容量の280Wなので、多くの電力を必要とする高性能なCPUやGPUの性能を十分に発揮することができます。
大容量のACアダプターはサイズが大きくで重いのですが、スリムな外観に仕上がっています。⇒ ◆ACアダプターについて

インターフェースについて
左側面のインターフェース

◆SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※5Gbps=625MB/s 理論値
◆ネットワークポート
◆ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
◆SDカードスロット
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※5Gbps=625MB/s 理論値
◆ネットワークポート
◆ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
◆SDカードスロット
右側面のインターフェース

◆SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※5Gbps=625MB/s 理論値
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※5Gbps=625MB/s 理論値
右側面は必要最小限のUSB端子のみ。オプティカルドライブ(DVDやブルーレイなど)は非搭載です。

背面のインターフェース

◆Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps ×2
※DispayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応
※Power Deliveryに対応。
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
◆HDMI 2.1 出力端子
※外部ディスプレイは最大3840×2160まで。接続するディスプレイの解像度、リフレッシュレートに依存します。
◆電源コネクタ
※30分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)に対応
※DispayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応
※Power Deliveryに対応。
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
◆HDMI 2.1 出力端子
※外部ディスプレイは最大3840×2160まで。接続するディスプレイの解像度、リフレッシュレートに依存します。
◆電源コネクタ
※30分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)に対応
ディスプレイのスペック/使用感

16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイの仕様
モデル名 | スタンダードモデル | パフォーマンスプラス モデル |
画面のサイズ | 16.1 インチワイド | |
画面の表示領域 | 355mmx200mm ※実測値 | |
画面解像度 | フルHD (1920×1080) | QHD (2560×1440) |
アスペクト比 | 16:9 | 16:9 |
リフレッシュレート | 144 Hz | 165 Hz |
応答速度 | 7ms | 3ms |
表面処理 | 非光沢 | 非光沢 |
駆動方式 | IPS | IPS |
輝度 | 300nit | 300nit |
色域 | sRGB 100% | sRGB 100% |
NVIDIA G-Sync | 非対応 | 対応 |
ブルーライトカット | あり | あり |
タッチやペン入力 | 非対応 | 非対応 |
OMEN 16-k スタンダードモデルは、画面解像度がフルHD、144Hz 駆動、応答時間7msになり、NVIDIA G-Sync(ティアリング、カクツキ、入力ラグなどを最小限に抑える)は非対応となります。
■ディスプレイの評価
・滑らかな動きでゲームをプレイできる144Hzの高速駆動
・画面が見やすい非光沢(映り込みが少ないのでゲームや作業がしやすい)
・「IPSパネル」なので視野角が広い(斜めから見ても色がきれい)
・画面のぎらつき感は少なめ
・300nit はHPのノートパソコンの中では標準的な輝度。最大にしてもちょうど良い(まぶしくない)明るさ。
・ソフトウェアではなくハードウェアレベルで有害なブルーライトを軽減(※テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ)
※この項目のデスクトップの背景(壁紙)はゲームのスクリーンショットを使用。
スタンダードモデルのディスプレイはフルHD(1920×1080)ですが、この機種のスペック(性能)に見合った解像度なので、少々重いゲームでもそれなりに良い画質でゲームをプレイ可能です。・滑らかな動きでゲームをプレイできる144Hzの高速駆動
・画面が見やすい非光沢(映り込みが少ないのでゲームや作業がしやすい)
・「IPSパネル」なので視野角が広い(斜めから見ても色がきれい)
・画面のぎらつき感は少なめ
・300nit はHPのノートパソコンの中では標準的な輝度。最大にしてもちょうど良い(まぶしくない)明るさ。
・ソフトウェアではなくハードウェアレベルで有害なブルーライトを軽減(※テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ)
※この項目のデスクトップの背景(壁紙)はゲームのスクリーンショットを使用。
144Hzの高速駆動なので、アクションやシューティング、レースなど動きが重要なゲームを滑らかな動きでプレイすることができます。常時144FPS出すにはゲームによっては画質の調整が必要になりますが、100FPSくらい出ていれば60fpsよりもよく動く感じを体感することができます。(※見え方や感じ方には個人差があります)
応答速度は7msで144Hzのモニターに最低限必要な応答速度は満たしているようです。上位モデルのQHDディスプレイは3msですが、一般的なプレイヤーでは違いはわからないと思います。
目に優しい「ブルーライトカット」機能は、画面の色にほとんど影響を与えない点が良いですね。 


「IPSパネル」は視野角が広いので、斜めから見た時の色の変化は少なめです。

ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定

カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。
■色域の測定結果(デフォルト)
sRGB(Web向け)・・・100%
AdobeRGB(写真編集)・・・76%
DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)・・・76%
※sRGBカバー率は公称値どおりの100%で、測定値は色域の三角形と一致。
sRGB(Web向け)・・・100%
AdobeRGB(写真編集)・・・76%
DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)・・・76%
※sRGBカバー率は公称値どおりの100%で、測定値は色域の三角形と一致。
「OMEN 16-kスタンダードモデル」のディスプレイは、クリエイティブな用途ではWeb向けの作業に適しています。 

「インテル Core i5-12500H プロセッサー」のスペック

第12世代のインテル Core プロセッサー「Core i7-12700H」の最大動作周波数は4.50GHzで、18MBのインテル スマート・キャッシュ を搭載。Pコア(Performanceコア)は4基、Eコア(Efficientコア)は8基で、合計のスレッド数は16になります。
プロセッサーのベースパワーは45W、最大ターボパワーは95 Wです。

プロセッサーのベンチマーク【CINEBENCH R23】

■CINEBENCH R23 ベンチマーク
・プロセッサーの性能を測定
・Core i5-12500H(最大4.5GHz、4P + 8E 16スレッド)⇒ ◆スペック
・マルチスレッドのスコア:14989 ※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア:1706 ※1コアの性能
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i5-12500H」は、上位モデル(⇒ ◆実機レビュー)に搭載されている「Core i7-12700H」と比較すると、マルチスレッドで約88%、シングルスレッドで95%のスコアになります。
「Core i7-12700H」と比べると少し性能は控えめですが、写真編集や動画編集などを快適にこなせる性能を備えています。

⇒ ◆「CINEBENCH R23」の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク【x264 FHD Benchmark】

■x264 FHD Benchmark
・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i5-12500H(最大4.5GHz、4P + 8E 16スレッド)⇒ ◆スペック
・ベンチマークのスコア:72.61 fps
・エンコード時間:34秒
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i5-12500H」は約34秒で処理が完了!テスト時間が短いので「Core i7-12700H」と大きな差が付きませんでした。
型番の末尾に「H」が付くプロセッサーは、クリエイティブな作業で高い処理性能を発揮します。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMARK【CPU Profile】ベンチマーク

■3DMARK「CPU Profile」
・CPUの性能のみを測定するベンチマーク
・Core i5-12500H(最大4.5GHz、4P + 8E 16スレッド)⇒ ◆スペック
・MAXスレッド:6601
・16スレッド:6678
・8スレッド:4854
・4スレッド:3510
・2スレッド:1835
・1スレッド:947
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i5-12500H」は、MAXコアのテストで「Core i7-12700H」の約83%のスコアを記録。「Core i7-12700H」よりもPコアが2つ少ないので、スレッド数が多いテストでは少し大きな差が付きますが、8コア以下のテストでは同じくらいのスコアが出ています。
全てのコアとスレッドを利用するような処理では少し性能差がありますが、全てのコアを使わないゲームではほとんど違いは感じられないと思います。

「GeForce RTX 3060 Laptop」のスペック

「NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop グラフィックス」は、ゲーム向けGPUの中ではミドルクラスの位置付けになります。
価格を抑えたモデルになりますが、フルHD(1920×1080)でゲームを快適にプレイできる性能を備えています。

OMEN 16-k(インテル)の電力管理システムや機能の詳細は、HP公式のYouTube動画をご覧ください。
【OMEN 関連動画】
⇒ ◆『OMEN 16 (2022版)』①前編【冷却性能が超進化!?】
⇒ ◆『OMEN 16 (2022版)』②後編【電源管理システムがすごい!】
【OMEN 関連動画】
⇒ ◆『OMEN 16 (2022版)』①前編【冷却性能が超進化!?】
⇒ ◆『OMEN 16 (2022版)』②後編【電源管理システムがすごい!】
3DMark【Time Spy Extreme】ベンチマーク

■3DMARK「Time Spy Extreme」ベンチマーク
・DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test 1:22.98 FPS
・Graphics Test 2:20.86 FPS
負荷が非常に高い高解像度の4Kのテストでは、フレームレートが伸びず20FPS台前半に留まりました。

3DMark【Time Spy】ベンチマーク

■3DMARK「Time Spy」ベンチマーク
・DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test 1:56.26 FPS
・Graphics Test 2:48.52 FPS
「RTX 3060 Laptop」は、2560×1440のテストでそこそこ快適にプレイできる50FPS前後を記録。

上位機種(⇒ 実機レビュー)の「RTX 3070 Ti Max-Q」と比較した場合は約80%のスコアになります。
このテストでは、デスクトップ向けの「RTX 3060」を僅かに上回りました。

3DMark【Fire Strike Ultra】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike Ultra」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test 1:27.47 FPS
・Graphics Test 2:19.05 FPS
「RTX 3060 Laptop」は、4Kのテストではフレームレートが伸びません。負荷が高い「テスト2」では約19FPSに留まっています。

3DMark【Fire Strike Extreme】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike Extreme」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test 1:52.91 FPS
・Graphics Test 2:38.77 FPS
「RTX 3060 Laptop」は、2560×1440のテストでとりあえずプレイ可能なフレームレートを記録。

3DMark【Fire Strike】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:1920×1080(フルHD)
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test 1:105.13 FPS
・Graphics Test 2:87.73 FPS
フルHD(1920x1080)のテストでは、十分快適にプレイできるフレームレート(60FPS以上)を記録!

3DMARK【Poat Royal】ベンチマーク

■3DMARK「Port Royal」ベンチマーク
・DXRベースのレイトレーシングテスト
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test:23.86 FPS
「Port Royal」は影や反射のみレイトレーシングを利用するベンチマークテストです。非常に処理が重いので「RTX 3060 Laptop」は23FPSに留まっています。

3DMARK【DirectX Raytracing feature test】

■3DMARK「DirectX Raytracing feature test」ベンチマーク
・純粋なレイトレーシング性能を計測するテスト
・レンダリング解像度:2560×1440ドット
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test:21.00 FPS
このテストは影や反射のみレイトレーシングを利用する「Port Royal」とは異なり、シーン全体をレイトレーシングで処理します。

3DMARK【Speed Way】

■3DMARK「Speed Way」ベンチマーク
・DirectX 12 Ultimateの機能を使ったパフォーマンスを計測
・レンダリング解像度:2560×1440ドット
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・Graphics Test:22.73 FPS
DirectX 12 Ultimateの機能(メッシュシェーダーや可変レートシェーディングなど)を使ったパフォーマンスを計測します。高性能な部類の「RTX 3090」でも50FPS台前半しか出ない非常に重いテストです。

『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

■「FF14: 暁月のフィナーレ」ベンチマークの設定
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・DirectX 11
・最高品質
画質設定 ※1920x1080 | スコア | 最低(FPS) | 平均(FPS) |
最高品質 | 18800 非常に快適 | 66 | 133.0 |
高品質 (ノートPC) | 21821 非常に快適 | 68 | 157.8 |
標準 (ノートPC) | 24246 非常に快適 | 75 | 176.8 |
最高品質・フルHD(1920x1080)で【非常に快適】
中量級のゲームなので、最高画質でも非常に滑らかな動きでプレイすることができます。
【参考】RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル
・最高品質/フルHDの平均フレームレート
・146FPS(⇒ 実機レビュー)
中量級のゲームなので、最高画質でも非常に滑らかな動きでプレイすることができます。
【参考】RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル
・最高品質/フルHDの平均フレームレート
・146FPS(⇒ 実機レビュー)
このゲームはそれほど重くないので最高画質で楽しめますね。

『F1 2022』ベンチマーク

■「F1 2022」ベンチマークの設定について
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・プリセット:超高(最高画質)
・DirectX 12
・レイトレーシング:プリセットにより自動的に変更
・異方性フィルタリング:16X
・アンチエイリアス:NVIDIA DLSS(品質:クオリティ)
・DLSS超解像シャープネス:50
・カメラモード:切り替え
・サーキット:マイアミ・インターナショナル・オートドローム
・天候:晴天(ドライ)
画質設定 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
超高 ※レイトレ:ハイ ※シャドウ:ON ※リフレクション:ON | 67 | 80 | 95 |
ハイ ※レイトレ:ハイ ※シャドウ:OFF ※リフレクション:OFF | 156 | 191 | 224 |
ミディアム ※レイトレ:ミディアム ※シャドウ:OFF ※リフレクション:OFF | 168 | 209 | 246 |
超高・フルHDで【とても快適】にプレイ可能
超高⇒ハイ以下に下げると、レイトレーシング関連の「シャドウ」と「リフレクション」などがオフになるのでフレームレートが大きく向上します。
【参考】RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル
・フルHD/超高の平均フレームレート
・91FPS(⇒ 実機レビュー)
超高⇒ハイ以下に下げると、レイトレーシング関連の「シャドウ」と「リフレクション」などがオフになるのでフレームレートが大きく向上します。
【参考】RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル
・フルHD/超高の平均フレームレート
・91FPS(⇒ 実機レビュー)
超高・フルHDで十分プレイ可能ですが、「ハイ」に下げたほうがより滑らかな動きでプレイすることができますね。

『Forza Horizon 5』ベンチマーク

■「Forza Horizon 5」ベンチマークの設定について
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・プリセット:エクストリーム(最高画質)
・DirectX 12
・レイトレーシング:プリセットにより自動的に変更
・DLSS:オート(シャープネス 50)
画質設定 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
エクストリーム ※レイトレーシング 高 | 48.0 | 57.6 | 68.5 |
最高 ※レイトレーシング 高 | 57.7 | 79.4 | 105.3 |
高(推奨) ※レイトレーシング 中 | 115.9 | 136.7 | 156.8 |
「高(推奨)」はそれなりに画質がきれいで快適にプレイできる設定ですが、「最高」でも十分プレイ可能ですね。

『サイバーパンク2077』ベンチマーク

■「サイバーパンク2077」ベンチマークの設定
・GeForce RTX 3060 Laptop ⇒ ◆スペック
・プリセット:レイトレーシング ウルトラ(最高画質)
・DirectX 12
※レイトレーシングON
※DLSS 自動
画質設定 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
レイトレーシング ウルトラ | 16.8 | 51.3 | 73.9 |
レイトレーシング 中 | 22.8 | 55.7 | 77.4 |
レイトレーシング 低 | 28.4 | 76.1 | 109.2 |
レイトレーシング 低・フルHDで【快適】にプレイ可能
【参考】RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル
・フルHD/レイトレーシング ウルトラの平均フレームレート
・57.2FPS(⇒ 実機レビュー)
【参考】RTX 3070 Ti Max-Q 搭載モデル
・フルHD/レイトレーシング ウルトラの平均フレームレート
・57.2FPS(⇒ 実機レビュー)
このベンチマークの最高値と最低値は、プレイ中に出ないような極端な値が出る傾向がありますが、「レイトレーシング 低」で快適にプレイできる平均フレームレートが出ています。


「レイトレーシング 低・フルHD」に設定すると、交通量が多い市街地を大体60~70fpsくらいでプレイ可能です。

SSDのベンチマーク【CrystalDiskMark 8】
512GB SSD(PCIe Gen4x4 NVMe M.2)のベンチマーク
■SSDのスペック
・型番:SK hynix PC801 HFS512GEJ9X101N
・512GB(PCIe Gen4x4 NVMe M.2)
■連続したデータの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約 6908 MB/s
連続書き込み:約 4949 MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約 76 MB/s
ランダム書き込み:約 185 MB/s
■起動時間
最短で約15秒
※電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間
「OMEN 16-k」に搭載されているSSDは、連続したデータの読み込み速度が約7000 MB/s出ているので高性能な部類になります。
512GBという容量は、50~70GBが当たり前の最近のゲームをインストールするとすぐにいっぱいになってしまいますが、空きのスロット(PCIe Gen4 NVMe M.2)を1つ備えているので、より大容量のSSDを増設することができます。
⇒ ◆空きスロットに M.2 SSD を取り付ける手順
512GBという容量は、50~70GBが当たり前の最近のゲームをインストールするとすぐにいっぱいになってしまいますが、空きのスロット(PCIe Gen4 NVMe M.2)を1つ備えているので、より大容量のSSDを増設することができます。
⇒ ◆空きスロットに M.2 SSD を取り付ける手順
小さいファイルの転送速度は、最速クラスのSSD(90 MB/s台が出る)には少し及びませんが十分速いですね。

※販売時期やモデルによって搭載されるSSDのメーカーが異なる場合があります。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
3DMARK【STRAGE BENCHMARK】

3DMARKの「STRAGE BENCHMARK」で、ゲーム時のSSD性能を測定します。
SSDベンチマークのスコア「2755」は、平均値(2000くらい)よりもかなり良い結果ですね。

メモリについて
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メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:DDR5-4800 MHz
・容量:16GB(8GBx2)
・メモリスロット:2スロット(※最大32GB)
・クアッドチャネルで動作
OMEN 16-kは、ゲームを快適に楽しめる大容量の16GBメモリを搭載。高速な「DDR5-4800」なので、従来のDDR4よりもデータ転送が高速になっています。
保証対象外となりますが、より大容量のメモリに交換することができます。当サイトでは64GBのメモリが動作することを確認しました。⇒ ◆メモリを増設する手順

【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト

「CINEBENCH R23」のマルチコアテストを10分間連続で行い「Core i5-12500H」のパフォーマンスや動作温度を計測。(室温25℃)
モード | パフォーマンス | 最適 |
CINEBENCH R23 マルチコアのスコア | 14359 | 12288 |
Core i5-12500H CPUパッケージ の動作温度 | 99℃ (平均 94℃) | 97℃ (平均 84℃) |
CPUの 最大消費電力 | 最大:92.1 W 平均:81.3W | 最大:92.2 W 平均:52.2W |
平均動作周波数 | 3306 MHz | 2862 MHz |
サーマル スロットリング | あり | あり |
騒音(最大値) | 65 db 前後 | 50 db 前後 |
「OMEN Gaming Hub」で、PCのパフォーマンスモードを変更することができます。
【パフォーマンス】にした場合は、性能重視で動作するのでベンチマークのスコアは高くなりますが、動作温度や消費電力などが上がり、騒音は少々うるさいと感じられるくらい大きくなります。
【最適】に設定するとパフォーマンスは少し低くなりますが、動作温度や平均の消費電力が下がり、騒音は大きく減少しています。多少はファンの音は聞こえますが【パフォーマンス】よりも静かになります。
ゲーミングノートは、デスクトップ型のような大きなCPUクーラーをつけることができないので、「サーマルスロットリング」が発生するのは仕方がないですね。

■サーマルスロットリング
CPUの過熱を防止してCPUの破損を防ぐ機能。動作周波数を下げて発熱を抑えるのでパフォーマンスが低下します。
CPUの過熱を防止してCPUの破損を防ぐ機能。動作周波数を下げて発熱を抑えるのでパフォーマンスが低下します。
ベンチマーク時の動作温度について

Fire Strike ベンチマーク時の動作温度(室温25℃)
・Core i5-12500H の最大温度(※緑の線):約99℃
・RTX 3060 Laptop の最大温度(※青の線):約87℃
※パフォーマンスモードで測定
最も動作温度が高くなるのはCPUテスト(Physics Test)で最大約99℃まで上がりました。その他のテストでは、大体において60~80℃の間で推移しています。
GPUはCPUよりも温度は低めで大体70~80℃くらいで推移。最大温度は87℃くらいに収まっています。

高負荷時のキーボードの温度について

Fire Strik ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温25℃)
・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの中央付近
・ベンチマーク時の温度(中央付近):39~43℃
・WASDキー付近:33~35℃
・矢印キー付近:33~34℃
・動画視聴時の温度:32~36℃
キーボードの表面温度を計測した画像は、「黄色」の部分が温度が高く「紫色」が最も低い部分です。
負荷が高い処理を行ったりやゲームをプレイすると、キーボードの中央付近の温度が高くなります。動画視聴時よりもベンチマークテスト時の方が表面温度が高いので、「黄色」の部分が明るく表示されています。
負荷が高い処理を行ったりやゲームをプレイすると、キーボードの中央付近の温度が高くなります。動画視聴時よりもベンチマークテスト時の方が表面温度が高いので、「黄色」の部分が明るく表示されています。
操作でよく使用する「WASDキー付近」はあまり温度が高くならないので快適に操作することができますね。


冷却ファンの音について

測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック | |||
テスト | 測定場所 | 測定値 | |
CPUテスト時※ | 後部ファンから 約5cm | 65 db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 60 db 前後 | ||
動画視聴時※ | 後部ファンから 約5cm | 44 db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 39 db 前後 |
※「パフォーマンスモード」で測定
※CPUテスト時・・・CINEBENCH R23ベンチマークを行ったときの動作音。
※動画視聴時・・・Youtubeの動画を視聴したときの動作音。
※測定値は最も高い数値を記載
※室内の環境:38db前後
■ 動作音(冷却ファンの音)について
・CPUに負荷がかかる作業やゲームをプレイすると動作音が大きくなる。
・耳障りな金属音(甲高い音)は少な目。
・Web閲覧や文書作成、動画視聴時などはとても静か。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
・CPUに負荷がかかる作業やゲームをプレイすると動作音が大きくなる。
・耳障りな金属音(甲高い音)は少な目。
・Web閲覧や文書作成、動画視聴時などはとても静か。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
高回転時の甲高い音(金属音)は少な目で、「シャー」というような音に聞こえます。

■測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※室内の環境:38db前後
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※室内の環境:38db前後
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
様々な設定が可能な「OMEN Gaming Hub」

プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」で、システムのモニタリング、キーボードのLEDの変更、ネットワークの設定、パフォーマンス設定(冷却ファンの制御)、グラフィックスの切り替えなど様々な設定を変更することができます。
詳細はこちらをご覧ください。⇒ ◆OMEN Gaming Hub について

グラフィックス スイッチャー

「グラフィックス スイッチャー」は、上位モデルの「パフォーマンスプラスモデル」と少し違っていたので簡単に解説します。
この項目でGPUの動作モードを変更することができます。「スタンダードモデル」の場合は、設定項目が上位モデル(パフォーマンスプラスモデル ⇒ 参考画像)と少し違っていますが機能は大体同じです。
【ハイブリッド】
PCの利用状況に応じてdGPU(RTX 3060 Laptop )とプロセッサー内蔵グラフィックスを切り替えます。
【ディスグリード】
高パフォーマンスなdGPU(RTX 3060 Laptop)のみ使用するモード。
PCの利用状況に応じてdGPU(RTX 3060 Laptop )とプロセッサー内蔵グラフィックスを切り替えます。
【ディスグリード】
高パフォーマンスなdGPU(RTX 3060 Laptop)のみ使用するモード。
負荷が軽すぎるゲームでプロセッサー内蔵GPUが動作してしまう場合は、【ディスグリード】を選択するとRTX 3060 Laptopが使用されます。

ベンチマークテスト時の設定について
ベンチマークテストは下記の設定で行っています。
ベンチマークテスト時の設定 | |
CPUオーバークロック | 不可 |
メモリオーバークロック | 不可 |
パフォーマンス コントロール | パフォーマンス |
グラフィックス スイッチャー | ディスグリード (RTX 3060 Laptop) |
サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【HP サポートページ】
⇒ ◆OMEN by HP 16-k0000 シリーズ
※トラブルシューティング・ドライバー・使用方法(取り扱い説明書)など
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
⇒ ◆OMEN by HP 16-k0000 シリーズ
※トラブルシューティング・ドライバー・使用方法(取り扱い説明書)など
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
上記のサポートページから、ユーザーガイド/アップグレードガイド(取扱説明書)のPDFをダウンロードすることができます。



■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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