
HPのクリエイター向けパソコン「HP ENVY Desktop TE02 ハイパフォーマンスモデル」の実機レビュー!外観や内部を多数の写真でご紹介。ベンチマークテストではCPUやGPU、SSDの性能をチェックします。
ハイパフォーマンスモデルは、第12世代 インテル Core i7-12700K プロセッサー、32GBメモリ、GeForce RTX 3060 Ti を搭載!

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【関連記事】
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2023年モデルの特徴、新旧モデルの違いやスペックを比較しています。
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■目次(ページ内リンク)
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HP ENVY Desktop TE02 ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の評価
◆メモリを大量に必要とする作業を快適にこなせるクリエイター向けデスクトップPC
「HP ENVY Desktop TE02」の製品特徴
◆HP ENVY Desktop TE02の主な特徴
◆HP ENVY Desktop TE02のスペック・販売価格
◆キャンペーン・割引クーポン! ★7%OFFクーポンでお買い得!
外観/カラーについて
◆外観・デザイン・カラーについて
◆天面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆底面について(リサイクルマーク)
◆左側面パネルの取り外し
内部について
◆ENVY TE02の内部(RTX 3060 Ti) ※マザーボードの情報
◆2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ
◆右側面パネル(裏配線側)の取り外し
CPUベンチマーク(Core i7-12700K)
◆「Core i7-12700K」のスペック
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】 ※10/15更新
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
GPUベンチマーク(RTX 3060 Ti)
◆「GeForce RTX 3060 Ti」のスペック
◆3DMARK【Time Spy Extreme】
◆3DMARK【Time Spy】
◆3DMARK【Fire Strike Ultra】
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】
◆3DMARK【Fire Strike】
レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】
◆3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
◆3DMARK【Speed Way】 ※10/31更新
ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 2022』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク
ゲームプレイ時のフレームレート
◆『ELDEN RING』をプレイした時のフレームレートをチェック!
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステスト
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
◆「3ヒートパイプ空冷クーラー」の性能をチェック!
動作温度・消費電力・動作音について(RTX 3060 Ti)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆ベンチマーク時の消費電力について
◆冷却ファンの音について
付属ソフトについて
◆ENVY TE02は「OMEN Gaming Hub」の機能が限定的
◆ベンチマークテスト時の設定について
CPUの設定を変更するには
◆「インテル XTU」でオーバークロックや電圧の変更が可能
同梱品について
◆「HP ENVY Desktop TE02」の同梱品
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
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HP ENVY Desktop TE02 ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の評価
◆メモリを大量に必要とする作業を快適にこなせるクリエイター向けデスクトップPC
「HP ENVY Desktop TE02」の製品特徴
◆HP ENVY Desktop TE02の主な特徴
◆HP ENVY Desktop TE02のスペック・販売価格
◆キャンペーン・割引クーポン! ★7%OFFクーポンでお買い得!
外観/カラーについて
◆外観・デザイン・カラーについて
◆天面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆底面について(リサイクルマーク)
◆左側面パネルの取り外し
内部について
◆ENVY TE02の内部(RTX 3060 Ti) ※マザーボードの情報
◆2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ
◆右側面パネル(裏配線側)の取り外し
CPUベンチマーク(Core i7-12700K)
◆「Core i7-12700K」のスペック
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】 ※10/15更新
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
GPUベンチマーク(RTX 3060 Ti)
◆「GeForce RTX 3060 Ti」のスペック
◆3DMARK【Time Spy Extreme】
◆3DMARK【Time Spy】
◆3DMARK【Fire Strike Ultra】
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】
◆3DMARK【Fire Strike】
レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】
◆3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
◆3DMARK【Speed Way】 ※10/31更新
ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 2022』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク
ゲームプレイ時のフレームレート
◆『ELDEN RING』をプレイした時のフレームレートをチェック!
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステスト
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
◆「3ヒートパイプ空冷クーラー」の性能をチェック!
動作温度・消費電力・動作音について(RTX 3060 Ti)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆ベンチマーク時の消費電力について
◆冷却ファンの音について
付属ソフトについて
◆ENVY TE02は「OMEN Gaming Hub」の機能が限定的
◆ベンチマークテスト時の設定について
CPUの設定を変更するには
◆「インテル XTU」でオーバークロックや電圧の変更が可能
同梱品について
◆「HP ENVY Desktop TE02」の同梱品
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。

HP ENVY Desktop TE02(RTX 3060 Ti)の評価

HP ENVY Desktop TE02(RTX 3060 Ti 搭載モデル)実機レビューまとめ
【外観・デザインについて】
・クリエイター向けの洗練されたデザイン
・内部が見えない筐体でLEDも非搭載なので落ち着いた雰囲気
・ボタン1つで左側面カバーが取り外せる設計
・天面の端子類が「OMEN 25L」よりも多い
【内部について】
・「OMEN 25L」と同じ内部構造
・3ヒートパイプのCPUクーラーを採用
・空きのM.2スロットが1つあるのでSSDを増設可能
・3.5インチ・ドライブベイは1つのみ(拡張性は高くない)
・ゲーブル類が用意されているのでHDDの増設が簡単
【Core i7-12700Kの性能について】
・クリエイティブな作業を快適にこなせる性能
・CINEBENCH R23(マルチスレッド)で「Core i9-12900K」の約85%、「Core i7-12700F」の約108%のスコア
【RTX 3060 Ti の性能について】
・少々重めのゲームでもフルHDで快適に楽しめる性能
・3DMARKで「RTX 3080 Ti」の50~58%、「RTX 3070 Ti」の73~79%のスコア
【3ヒートパイプ空冷クーラーについて】
・CINEBENCH R23の10分連続テストは、1回のみテストを行った場合の約93%のスコア
【動作音について】
・高負荷時の動作音は大きくなりますが動画視聴時は静か
【アプリについて】
・「OMEN Gaming Hub」でCPUや冷却・パフォーマンスに関する設定変更は不可
【注意点】
・空きのM.2スロットにSSDを増設する場合は、グラフィックスカードを取り外す必要がある
・クリエイティブ向けの「Studioドライバー」はゲームではうまく動作しない場合がある
・電源ケーブルの端子が3ピン
・キーボードやマウスが付属しない(※セットモデルあり)
スタイリッシュな外観を持つ「HP ENVY Desktop TE02」は、クリエイティブな作業を快適に行うため同じようなスペックのデスクトップPCよりも大容量のメモリを搭載しています。
内部の構造は「OMEN 25L」と同じで拡張性が高くないので、ストレージの搭載量が十分かどうかは使い方次第ですが、背面に「Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps」端子が追加されているので、超高速な外付けストレージを活用することができます。
「3ヒートパイプ空冷クーラー」は、OMEN 45LやOMEN 40Lの水冷クーラーと比較すると冷却性能は少し劣りますが、10分連続のCPU負荷テストではまずまずのパフォーマンス(1回のみのテストの約92%)を維持していました。⇒ ◆CPUクーラーの性能をチェック!
OMENのゲーミングPCで様々な設定を行うことができる「OMEN Gaming Hub」は、この機種はモニタリングのみとなっていますが、CPUの設定変更は「インテル XTU」をインストールすれは可能です。⇒ ◆関連項目
「RTX 3060 Ti」はミドルクラスのGPUなので、4KやWQHD(2560x1440)で少々重いゲームをプレイする場合は画質を下げる必要がありますが、フルHDなら高~最高くらいの画質で快適にプレイすることができます。
内部の構造は「OMEN 25L」と同じで拡張性が高くないので、ストレージの搭載量が十分かどうかは使い方次第ですが、背面に「Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps」端子が追加されているので、超高速な外付けストレージを活用することができます。
「3ヒートパイプ空冷クーラー」は、OMEN 45LやOMEN 40Lの水冷クーラーと比較すると冷却性能は少し劣りますが、10分連続のCPU負荷テストではまずまずのパフォーマンス(1回のみのテストの約92%)を維持していました。⇒ ◆CPUクーラーの性能をチェック!
OMENのゲーミングPCで様々な設定を行うことができる「OMEN Gaming Hub」は、この機種はモニタリングのみとなっていますが、CPUの設定変更は「インテル XTU」をインストールすれは可能です。⇒ ◆関連項目
「RTX 3060 Ti」はミドルクラスのGPUなので、4KやWQHD(2560x1440)で少々重いゲームをプレイする場合は画質を下げる必要がありますが、フルHDなら高~最高くらいの画質で快適にプレイすることができます。
PCパーツには相性問題があるのでメモリを自分で増設する場合は少々リスクがありますが、この機種は標準状態で大量のメモリ(保証付き)が搭載されているので安心して使えますね。

HP ENVY Desktop TE02の主な特徴

HP ENVY Desktop TE02 ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の主な特徴
・モデル名:HP ENVY Desktop TE02-0076jp
・筐体のカラー:ナチュラルシルバー
・3ヒートハイプ 空冷クーラー RGB (サイドフロー)
・第12世代インテル Core i7-12700K プロセッサー ⇒ CPU-Z
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・32GB (16GB×2) DDR4-3200MHz (最大128GB)
・1TB Gen4 M.2 SSD (PCIe NVMe)
・Wi-Fi 6、 Bluetooth 5.0
・Cooler Master 内蔵600W電源、80PLUS GOLD
HP ENVY Desktop TE02 シリーズは「クリエイター向けのデスクトップPC」なので、同じくらいのスペックのゲーミングPCよりも大容量のメモリが搭載されています。

【関連項目】
⇒ ◆ベンチマークテスト時の設定について
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02 のスペック・販売価格
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02 ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の評価
⇒ ◆ベンチマークテスト時の設定について
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02 のスペック・販売価格
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02 ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の評価
「HP ENVY Desktop TE02」のスペック・販売価格

「HP ENVY TE02」は仕様が異なる3モデルが用意されています。主な違いはプロセッサー、メモリ搭載量、グラフィックスの仕様です。

【快適パソコンライフ!】エクストリームモデル2
Core i9-12900K、128GBメモリ、RTX 3080 Ti、1TB Gen4 M.2 SSD、800W電源
¥347,401(税込)~ ※大感謝祭 7/3(月)まで
【快適パソコンライフ!】ハイパフォーマンスプラスモデル2
Core i7-12700K、64GBメモリ、RTX 3070 Ti、1TB Gen4 M.2 SSD、800W電源
¥287,000(税込)~
【快適パソコンライフ!】パフォーマンスモデル(2023年モデル)
Core i7-13700K、32GBメモリ、RTX 4070 Ti、1TB Gen4 M.2 SSD、800W電源
¥279,800(税込)~
【快適パソコンライフ!】ハイパフォーマンスモデル2
Core i7-12700K、32GBメモリ、RTX 3060 Ti、1TB Gen4 M.2 SSD、600W電源
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外観・デザイン・カラーについて

スタイリッシュなデザインのクリエイター向けデスクトップPC
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・エレガントな雰囲気の「ナチュラルシルバー」
・「ヘアライン加工」が施された前面パネル
・シースルーではないサイドパネル
・「イルミネーション」は非搭載
「HP ENVY TE02」はクリエイター向けのデスクトップPCなので、シンプルでスタイリッシュな外観に仕上がっています。シースルーのサイドパネルや「イルミネーション」などは搭載していないので落ち着いた雰囲気です。
知的な印象の「ナチュラルシルバー」は、どのようなインテリアにも合わせやすいカラーですね。


直線的なラインで構成されたスタイリッシュなデザインのENVY TE02。基本にはOMEN 25L(⇒ ◆実機レビュー)と同じ構造の筐体で、前面のロゴマークやカラーが異なります。

OMENシリーズのゲーミングPCの左側面はシースルー(⇒ 参考画像)になっていますが、このモデルは中が見えないパネルを採用。⇒ ◆左側面パネルの取り外し

右側面(裏配線側)のパネルにも「ENVY 」のロゴマークがプリントされています。⇒ ◆右側面パネルの取り外し

天面には内部の熱を逃がす「排熱口」があります。
インターフェース類は「OMEN 25L」よりも豊富ですね。⇒ ◆天面のインターフェース


前面パネルは細いスジのような「ヘアライン加工」で高級感を演出。
HPの「スラッシュロゴ」はシルバーで、鏡のような「鏡面仕上げ」になっています。

天面のインターフェース

天面のインターフェース(各部名称)
1)マイク入力
2)ヘッドフォン / マイクコンボジャック
3)メディアカードリーダー(SDカードスロット)
4)電源ボタン
5)SuperSpeed USB Type-C 5Gbps
6)SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×3
【転送速度】
※5Gbps=625MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
背面のインターフェース

背面のインターフェース(GeForce RTX 3060 Ti 搭載モデル)
1)オーディオ入力コネクタ
2)オーディオ出力コネクタ
3)オーディオ入力(マイク)コネクタ
4)USB 2.0 Type-A(×2)
5)RJ-45(ネットワーク)コネクタ
6)Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps ※追加
7)SuperSpeed USB Type-C 5Gbps
8)SuperSpeed USB Type-A 10Gbps
9)SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
10)USB Type-C SuperSpeed 10 Gbps ポート
11)HDMI 2.1
12)DisplayPort 1.4a ×3
13)電源コネクタ
【転送速度】
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
底面について(リサイクルマーク)

「PCのリサイクルマーク」は底面のステッカーに印刷されています。
足の部分は約15mmの高さがあります。


底面はメッシュ状になっているので、冷却用の空気を取り入れることが可能です。
左側面パネルの取り外し

左側面のパネルは、背面の「ボタン」を押すと取り外すことができる仕組みです。


パネルが画像の角度で止まったら、上に持ち上げて取り外します。
HP ENVY Desktop TE02 の内部について

HP ENVY Desktop TE02の内部(RTX 3060 Ti)とマザーボードの情報
【筐体の特長】
・筐体はOMEN 25Lと同じ構造(⇒ 参考画像)
・グラフィックスカードを支える「サポートバー」付
・筐体の下部に「ベンチレーター」を装備
【PCパーツの仕様】
・インテル Core i7-12700K プロセッサー
・3ヒートパイプ空冷クーラー(サイドフロー)
・32GB (16GB×2) DDR4-3200MHz (最大128GB)
・1TB Gen4 M.2 SSD (PCIe NVMe) ※ヒートシンクなし
・GeForce RTX 3060 Ti
・600W ATX電源(80PLUS Gold)
【マザーボードの仕様】
・マザーボード名:⇒ ◆BlizzardU マザーボードの仕様
・フォームファクター:マイクロATX(24.0 x 24.0cm)
・チップセット: インテル H670 チップセット
・メモリスロット:DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット ×4(※最大128GB)
【拡張スロット】
・PCI Express Gen5 x16 ×1 スロット (空0)
・ M.2 × 3スロット (空1)
【ドライブベイ】
・2.5インチ/3.5インチ兼用x1
「HP ENVY Desktop TE02」の筐体の内部は「OMEN 25L」と同じですが、より高性能なプロセッサーを冷却するため「3ヒートパイプの空冷クーラー」を採用。
M.2 SSD用の空きスロットはグラフィックスカードに隠れるような場所にあるので、SSDを増設する場合は少し手間がかかります。
M.2 SSD用の空きスロットはグラフィックスカードに隠れるような場所にあるので、SSDを増設する場合は少し手間がかかります。
拡張性は「OMEN 25L」と同様に低めで、「2.5インチ/3.5インチ兼用のドライブベイ」は1つのみとなっています。

「HP ENVY TE02」はOMEN 25Lよりも高性能なプロセッサーを搭載しているので、冷却性能を強化した3ヒートパイプの「空冷クーラー」を採用。グラフィックスはより高性能なRTX 3080 Ti/RTX 3070 Tiを搭載したモデルが用意されています。
電源ユニットは容量が大きく80PLUSのグレードが高いものが搭載されています。メモリはオーバークロックで動作しないようです。


「3ヒートパイプ空冷クーラー」はサイドフロー型で、12cmのファンが装着されています。
「サイドフロー型」はヒートシンクを大型化しやすい点や、前方から後方へ流れをきれいに整えやすいことが大きなメリットですね。


「3ヒートパイプ空冷クーラー」のサイズは、厚み約43mm、奥行き約97mm、高さ約117mmです。

標準で搭載されている1TB Gen4 M.2 SSD(PCIe NVMe)は、CPU直下のスロットに搭載されています。

ハイパフォーマンスモデルは「HP ENVY TE02」の中では下位モデルになりますが、メモリを大量に消費するクリエイティブな作業を快適にこなせる大容量の32GB (16GB×2) DDR4-3200MHzを搭載しています。
メモリスロットは4基で最大128GBまで搭載可能です。


「RTX 3060 Ti」には、カードのたわみを防ぐための「グラフィックス・サポートバー」が装着されています。
「サポートバー」は輸送時の振動などからカードを守ってくれるので安心ですね。


2連ファンの「RTX 3060 Ti」。サイズは約220mmx97mmx38mm。

グラフィックスカードに隠れる位置にある空きの「M.2 スロット」。SSDを固定するためのネジはあらかじめ装着されています。

SATAコネクタは1つのみで、HDD増設用のケーブルが標準で装着されています。

Cooler Master製の電源ユニット600W(80PLUS Gold)を搭載。

筐体の下部に、内部を冷却するための空気を取り入れる「ベンチレーター」を搭載。
2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ

内部はOMEN 25Lと同じ構造(⇒ 参考画像)なので「2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ」は1つのみ。増設用のSATAケーブルは標準で装着されています。
トレイの両端をつまむと、ドライブベイから引き出すことができます。


柔軟性がある樹脂製トレイには、HDDをハメ込んで装着するためのピンが付いているのでネジは不要です。
2.5インチのストレージを取り付ける場合ネジが必要になります。

右側面パネル(裏配線側)の取り外し

裏配線側の内部はこのような状態になっています。
右側面パネル(裏配線側)の取り外す場合は、最初に電源ユニットの近くにあるネジを取り外す必要があります。

右側面パネル(裏配線側)を取り外す手順

先ずは内部にアクセスして、右側面パネルを固定しているネジをプラスドライバーで取り外します。

1)右側面パネルを後方に少しずらす
2)上側に引き抜いて取り外す
内部のネジを外した後、上記の手順で裏配線側の内部にアクセスすることができます。

「Core i7-12700K」のスペック
第12世代 インテル Core プロセッサーのスペック | |||
プロセッサー | Core i7-12700K | Core i9-12900K | |
![]() | ![]() | ![]() | |
開発コード名 | Alder Lake (第 12 世代) | Alder Lake (第 12 世代) | |
コアの数 | 12 | 16 | |
P-core | 8 | 8 | |
E-core | 4 | 8 | |
スレッド数 | 20 | 24 | |
ターボ・ブースト 利用時の最大周波数 | 5.00 GHz | 5.20 GHz | |
P-core 最大周波数 | 4.90 GHz | 5.10 GHz | |
E-core 最大周波数 | 3.80 GHz | 3.90 GHz | |
P-core ベース周波数 | 3.60 GHz | 3.20 GHz | |
E-core ベース周波数 | 2.70 GHz | 2.40 GHz | |
キャッシュ | 25 MB | 30 MB | |
L2キャッシュ | 12 MB | 14 MB | |
Processor Base Power | 125 W | 125 W | |
Maximum Turbo Power | 190 W | 241 W | |
CPU倍率 | フリー | フリー |
「HP ENVY TE02」は、高性能なP-コア(Performance コア)と高効率のE-コア(Efficient コア)を備えた第12世代のインテル Core プロセッサーを搭載。この記事ではハイパフォーマンスモデルに搭載されている「Core i7-12700K」の性能をチェックします。
「Core i9-12900K」のスコアは、水冷クーラーを搭載したOMEN 45L(⇒ ◆実機レビュー)でテストした結果なので、あくまでも目安としてご覧ください。

【インテル公式サイト】
⇒ ◆第 12 世代インテル Core ハイブリッド・テクノロジーの仕組み
⇒ ◆第 12 世代インテル Core ハイブリッド・テクノロジーの仕組み
プロセッサーのベンチマーク【CINEBENCH R23】

■CINEBENCH R23 ベンチマーク
・プロセッサーの性能を測定
・Core i7-12700K(最5.00GHz、8P4Eコア 20スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッドのスコア:22494
・シングルスレッドのスコア:1815
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i7-12700K」はマルチスレッドのテストで「Core i9-12900K」の約85%、「Core i7-12700F」と比較した場合は約108%のスコアを記録。
⇒ ◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
⇒ ◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
「OMEN 40L」は水冷CPUクーラーで、「ENVY TE02」は3ヒートパイプ空冷クーラーですが、約40秒くらいで完了するマルチスレッドのテストでは冷却性能の違いは出ないようです。

⇒ ◆「CINEBENCH R23」の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク【x264 FHD Benchmark】

■x264 FHD Benchmark
・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i7-12700K(最5.00GHz、8P4Eコア 20スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア:89.88 fps
・エンコード時間:28秒
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i7-12700K」は約28秒長い時間で処理が完了。
「Core i9-12900K」と比較した場合は約1.16倍の時間になります。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMARK【CPU Profile】ベンチマーク

■3DMARK「CPU Profile」
・CPUの性能のみを測定するベンチマーク
・Core i7-12700K(最5.00GHz、8P4Eコア 20スレッド)⇒ CPU-Z
・MAXスレッド:9823
・16スレッド:9167
・8スレッド:7232
・4スレッド:4046
・2スレッド:2100
・1スレッド:1056
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
16スレッド以上のスコアはCPU負荷の高いクリエイティブな作業、8スレッドは「DirectX 12世代」のゲーム、2~4スレッドはDirectX 9世代を利用するゲームで参考になります。
「Core i7-12700K」のMAXスレッドのスコアは「Core i9-12900K」の約83%になりますが、8スレッドは約94%、4スレッドではほぼ同じスコアになります。
全てのコアを使用するクリエイティブな作業では性能差がありますが、8コアや4コアしか利用しないゲームでは大きな差がないようです。


「GeForce RTX 3060 Ti」のスペック
GPUのスペック比較 | |||
GPU名 | RTX 3060 Ti | RTX 3070 Ti | RTX 3080 Ti |
詳細情報 | ⇒ GPU-Z | ⇒ GPU-Z | ⇒ GPU-Z |
CUDA コア | 4846 | 6144 | 10240 |
ブースト クロック (GHz) | 1665 | 1770 | 1665 |
ベース クロック (GHz) | 1410 | 1575 | 1365 |
ビデオ メモリ | 8GB | 8GB | 12GB |
メモリの 規格 | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅 | 256 bit | 256 bit | 384bit |
TDP | 200W | 290W | 350W |
実機レビュー | この記事 | ◆OMEN 40L | ◆OMEN 45L |
※グラフィックスの仕様は実機で確認したものを記載しています。
「RTX 3060 Ti」はゲーム用グラフィックスの中ではミドルクラスの位置付けになります。

3DMark【Time Spy Extreme】ベンチマーク

■3DMARK「Time Spy Extreme」ベンチマーク
・DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:5270
・Graphics Test 1:33.64
・Graphics Test 2:30.78
「RTX 3060 Ti」のフレームレートは「RTX 3080 Ti」の約55%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約73%になります。
30fps出ていればとりあえず動きますが、4Kで快適にプレイするには少々厳しい性能ですね。


3DMark【Time Spy】ベンチマーク

■3DMARK「Time Spy」ベンチマーク
・DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:10860
・Graphics Test 1:72.05
・Graphics Test 2:61.32
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3080 Ti」の約58%、「RTX 3070 Ti」と比較した場合は約74%になります。
4Kよりも負荷が軽いWQHD(2560×1440)のテストでは、快適にプレイできる目安になるフレームレート(60FPS以上)が出ています。


3DMark【Fire Strike Ultra】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike Ultra」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:6650
・Graphics Test 1:34.32
・Graphics Test 2:24.98
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3080 Ti」の約54%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約74%になります。
4Kのテストは非常に重く「RTX 3080 Ti」でもGraphics Test 2で40fps台しか出ないので、「RTX 3060 Ti」の場合は30fpsを切ってしまいます。


3DMark【Fire Strike Extreme】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike Extreme」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:13249
・Graphics Test 1:66.07
・Graphics Test 2:51.07
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3080 Ti」の約55%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約75%になります。
2560×1440の解像度でも軽めのゲームは快適にプレイ可能ですが、重いゲームをプレイする場合は画質の調整が必要になります。


3DMark【Fire Strike】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:1920×1080(フルHD)
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:27729
・Graphics Test 1:129.78
・Graphics Test 2:112.56
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3080 Ti」の約57%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約76%になります。
フルHDのテストは負荷が軽くなるので、非常に快適にプレイできるフレームレート(100FPS以上)が出ています。


3DMARK【Poat Royal】ベンチマーク

■3DMARK「Port Royal」ベンチマーク
・DXRベースのレイトレーシングテスト
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:6402
・Graphics Test:29.64
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3080 Ti」の約51%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約74%になります。
「レイトレーシング」は影や反射、環境光などをリアルに描写することができますが、GPUにとっては非常に負荷が高い処理になります。


3DMARK【DirectX Raytracing feature test】

■3DMARK「DirectX Raytracing feature test」ベンチマーク
・純粋なレイトレーシング性能を計測するテスト
・レンダリング解像度:2560×1440ドット
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・平均フレームレート:26.39
「RTX 3060 Ti」のフレームレートは「RTX 3080 Ti」の約48%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約79%になります。
このテストは影や反射のみレイトレーシングを利用する「Port Royal」とは異なり、シーン全体をレイトレーシングで処理します。



3DMARK【Speed Way】

■3DMARK「Speed Way」ベンチマーク
・DirectX 12 Ultimateの機能を使ったパフォーマンスを計測
・レンダリング解像度:2560×1440ドット
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・Graphics Score:2798
・Graphics Test:27.98 FPS
2022年10月12日に公開された「3DMARK」の新しいベンチマークテスト。DirectX 12 Ultimateの機能(メッシュシェーダーや可変レートシェーディングなど)を使ったパフォーマンスを計測することができます。
ハイエンドクラスのGPUでも60fpsを切ってしまう重いテストです。「RTX 3060 Ti」は「RTX 3090」の約54%のスコアになります。


これまで以上にリアルな光の表現を行うために、レイトレーシングやリアルタイムグローバルイルミネーションを使用しています。
『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

■「FF14: 暁月のフィナーレ」ベンチマークの設定
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・DirectX 11
・最高品質
『FF14: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | スコア | 9355 快適 | 18773 非常に快適 | 24406 非常に快適 |
平均 | 63.6 | 126.9 | 170.0 | |
最低 | 39 | 83 | 82 |
最高品質・WQHD(またはフルHD)で【非常に快適】にプレイ可能
中量級のゲームなので、4K解像度でもとりあえずプレイできるフレームレートが出ています。

『F1 2022』ベンチマーク

■「F1 2022」ベンチマークの設定について
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・プリセット:超高(最高画質)
・DirectX 12
※サーキット:マイアミ・インターナショナル・オートドローム
※天候:晴天(ドライ)
※異方性フィルタリング:16X
※アンチエイリアス:NVIDIA DLSS(品質:クオリティ)
※カメラモード:切り替え
『F1 2022』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | 最高 | 47 | 86 | 126 |
平均 | 37 | 70 | 105 | |
最低 | 32 | 60 | 88 |
超高・WQHD(2560x1440)で快適にプレイ可能
レースゲームは滑らかな動きが重要なので、画質や解像度を下げてフレームレートを伸ばした方が快適にプレイすることができます。

『Forza Horizon 5』ベンチマーク

■「Forza Horizon 5」ベンチマークの設定について
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・プリセット:エクストリーム(最高画質)
・DirectX 12
※レイトレーシング:高
『Forza Horizon 5』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | 最高 | 61.1 | 94.5 | 115.3 |
平均 | 54.6 | 83.3 | 99.8 | |
最低 | 47.0 | 73.2 | 87.8 |
エクストリーム・WQHDで【とても快適】
エクストリーム・フルHDの場合は【非常に快適】にプレイ可能
エクストリーム・フルHDの場合は【非常に快適】にプレイ可能
4Kで60fps以上でプレイするには画質の調整が必要ですね。

『サイバーパンク2077』ベンチマーク

■「サイバーパンク2077」ベンチマークの設定
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・プリセット:レイトレーシング ウルトラ(最高画質)
・DirectX 12
※レイトレーシングON
※DLSS 自動
『サイバーパンク 2077』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | 最高 | 41.0 | 64.1 | 80.7 |
平均 | 31.5 | 49.9 | 63.8 | |
最低 | 24.0 | 38.3 | 49.5 |
レイトレーシング ウルトラ・フルHDで【快適】にプレイ可能
フルHDでギリギリ平均60FPS出ていますが、画質設定を下げた方が快適ですね。


「レイトレーシング 低・フルHD」に設定すると、市街地を80~100fpsくらいでプレイ可能です。

『ELDEN RING』をプレイした時のフレームレートをチェック!

■『ELDEN RING』プレイ時の設定
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti ⇒ GPU-Z
・画質設定:最高
・DirectX 12
※Modでフレームレートの制限を解除しています。Modを利用するとオンラインでプレイできないのでご注意ください。
『エルデンリング』プレイ時のフレームレート | ||||
GPU | シーン | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) |
RTX 3060 Ti | 漂着墓地 | 44~62 | 85~122 | 120~186 |
リムクレイブ (アギール湖北) | 32~56 | 54~87 | 66~121 |
最高画質・フルHDで【非常に快適】にプレイ可能
WQHDでプレイすると草木が多い場所でフレームレートが60FPSを切る場合がありますが、平均的には十分快適なフレームレートが出ています。

SSDのベンチマーク【CrystalDiskMark 8】

1TB SSD(PCIe Gen4x4 NVMe M.2)のベンチマーク
■連続したデータの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約 6960 MB/s
連続書き込み:約 5312 MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約 85 MB/s
ランダム書き込み:約 321 MB/s
■起動時間
最短で約18秒
※電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間
「PCIe Gen4x4」を採用したSSDはデータの転送速度が非常に高速です。連続読み込みは最大約 6960 MB/sを記録。
小さいファイルのランダム読み込みも非常に速いですね。

※レビュー機に搭載されているSSDの型番は「WD PC SN810 SDCPNRY-1T00-1006」です。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

3DMARKの「STORAGE BENCHMARK」で、ゲーム時のSSD性能を測定します。
SSD(※トリム実施後)のスコアは2704でした。平均値(2000)よりも良い結果ですね。

メモリについて
![]() | ![]() |
メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:DDR4-3200 MHz
・容量:32GB(16GBx2)
・メモリスロット:4スロット(※最大128GB)
・デュアルチャネルで動作
搭載されているメモリはCPU-Zで「DDR4-3730 MHz」と表記されていますが、この機種はアプリでメモリのオーバークロック設定ができないので、実際には仕様書どおりの3200 MHzで動作しています。
「ハイパフォーマンスモデル」は標準で大容量の32GBメモリを搭載しているので、大量にメモリを消費するクリエイティブな作業を快適にこなすことができます。

【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト

ストレステスト時の動作温度(室温25℃)
・CINEBENCH R23のスコア:20803
・Core i7-12700Kの動作温度:最高 96℃(平均 79℃)
・最大消費電力:182.1 W(平均 128.4 W)
・平均動作周波数:3908 MHz
・サーマルスロットリングの発生:あり
「CINEBENCH R23」のマルチコアテストを10分間連続で行い、「Core i7-12700K」の動作温度を計測。
10分間連続でテストした場合のスコアは20803で、1回のみ(22494)の約92%のスコアになりました。
CPUパッケージの温度は最高96℃まで上がりましたが、平均温度は80℃くらいに収まっています。「サーマルスロットリング」はテスト開始から30秒くらいで発生します。
動作周波数はテスト開始後からしばらくの間は約4.6GHzで動作していますが、サーマルスロットリングが発生してから約10秒後に3.9GHzくらいまで下がり、テスト終了までその周波数を維持していました。
10分間連続でテストした場合のスコアは20803で、1回のみ(22494)の約92%のスコアになりました。
CPUパッケージの温度は最高96℃まで上がりましたが、平均温度は80℃くらいに収まっています。「サーマルスロットリング」はテスト開始から30秒くらいで発生します。
動作周波数はテスト開始後からしばらくの間は約4.6GHzで動作していますが、サーマルスロットリングが発生してから約10秒後に3.9GHzくらいまで下がり、テスト終了までその周波数を維持していました。
「サーマルスロットリング」は過熱を防止してCPUの破損を防ぐ機能です。発熱を抑えるために動作周波数を下げるのでパフォーマンスが低下します。

「3ヒートパイプ空冷クーラー」の性能をチェック!
機種 | ![]() OMEN 45L | ![]() OMEN 40L | ![]() ENVY TE02 | ![]() OMEN 25L |
CPU | Core i7-12700K | Core i7-12700F | ||
冷却機構 | 水冷クーラー 240mm | 水冷クーラー 120mm | 3ヒートパイプ 空冷クーラー | 2ヒートパイプ 空冷クーラー |
CINEBENCH R23 ※1回のみ | 22731 | 22494 | 22234 | 20721 |
CINEBENCH R23 ※10分連続 | 22662 (99.6%) | 21783 (96.8%) | 20803 (93.5%) | 18059 (87.1%) |
CINEBENCH R23で1回のみテストを行った場合と、10分連続でテストを行った場合のパフォーマンスを比較。冷却性能が高ければ長時間負荷をかけてもパフォーマンスを維持することができます。
水冷クーラーの「OMEN 45L」は10分連続でテストを行ってもほぼ100%のスコアを維持していますが、3ヒートパイプの空冷クーラーの「ENVY TE02」は93%くらいのスコアになりました。

ベンチマーク時の動作温度について(RTX 3060 Ti)
ベンチマーク時の動作温度をまとめました。テスト時の室温は約25℃です。温度の計測は「HWiNFO」を使用。CPUの動作温度は「CPUパッケージ」の温度を記載しています。
ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の動作温度
![]() | CPUの動作温度 Core i7-12700K | GPUの動作温度 RTX 3060 Ti | ||
最高 (℃) | 平均 (℃) | 最高 (℃) | 平均 (℃) | |
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 96 | 79 | - | - |
x264 FHD Benchmark | 84 | 69 | - | - |
CPU Profile | 78 | 57 | - | - |
Time Spy Extreme | 93 | 60 | 85.2 | 67.6 |
Time Spy | 89 | 61 | 85.3 | 71.7 |
Fire Strike Ultra | 85 | 57 | 85.5 | 72.6 |
Fire Strike Extreme | 85 | 57 | 85.6 | 70.6 |
Fire Strike | 89 | 61 | 85.2 | 71.9 |
Poat Royal | 79 | 55 | 85.5 | 72.9 |
Speed Way | 81 | 54 | 85.5 | 63.9 |
FF14 暁月のフィナーレ | 74 | 64 | 85.9 | 81.4 |
F1 2022 | 71 | 61 | 84.7 | 76.8 |
Forza Horizon 5 | 74 | 66 | 84.5 | 74.1 |
サイバーパンク2077 | 83 | 75 | 85.2 | 73.8 |
ELDEN RING | 74 | 64 | 85.9 | 81.4 |
アイドル時 | 35℃ 前後 | 33℃ 前後 |
■「RTX 3060 Ti 搭載モデル」の動作温度(室温25℃)
・「Core i7-12700K」の動作温度:最高 96℃
・「RTX 3060 Ti 」の動作温度:最高 85.9℃
「Core i7-12700K」はCPUテストで90℃を超えましたが、他のテストでは70~80℃台後半くらいでした。
GPUの最高温度は約86℃でCPUよりも少し低いのですが、平均温度はGPUの方が少し高めです。

ベンチマーク時の消費電力について
ベンチマーク時の消費電力をまとめました。CPUとGPUの消費電力9は「HWiNFO」の数値、PC全体の消費電力は「ワットチェッカー REX-BTWATTCH1」で記録した数値を記載しています。
ハイパフォーマンスモデル(RTX 3060 Ti)の消費電力
![]() | 最大消費電力 | |||
CPU Core i7-12700K | GPU RTX 3060 Ti | PC全体 | ||
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 182 W | - | 271 W | |
x264 FHD Benchmark | 165 W | - | 254 W | |
CPU Profile | 139 W | - | 221 W | |
Time Spy Extreme | 143 W | 200 W | 331 W | |
Time Spy | 142 W | 200 W | 339 W | |
Fire Strike Ultra | 140 W | 199 W | 290 W | |
Fire Strike Extreme | 137 W | 199 W | 305 W | |
Fire Strike | 139 W | 200 W | 366 W | |
Poat Royal | 139 W | 199 W | 261 W | |
Speed Way | 140 W | 199 W | 271 W | |
FF14 暁月のフィナーレ | 81 W | 200 W | 327 W | |
F1 2022 | 66 W | 199 W | 335 W | |
Forza Horizon 5 | 120 W | 200 W | 343 W | |
サイバーパンク2077 | 112 W | 199 W | 375 W | |
ELDEN RING | 87 W | 197 W | 364 W | |
起動時 | - | - | 183 W | |
アイドル時 | 9W 前後 | 12W 前後 | 35W 前後 |
■ベンチマーク時の消費電力(RTX 3060 Ti 搭載モデル)
・「Core i7-12700K」の最大消費電力: 182W
・「RTX 3060 Ti」の最大消費電力: 200W
・PC全体の最大消費電力: 375W
「サイバーパンク2077」が最も高い375 W(PC全体の消費電力)を記録。「HP ENVY Desktop TE02」は600Wの電源ユニットを搭載しているので負荷率は約62%になります。

冷却ファンの音について
測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック | |||
テスト | 測定場所 | RTX 3060 Ti 搭載モデル | |
CPUテスト時※ | 後部ファンから 約5cm | 68db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 60db 前後 | ||
ゲーム時※ | 後部ファンから 約5cm | 53db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 47db 前後 | ||
動画視聴時※ | 後部ファンから 約5cm | 43db 前後 | |
後部ファンから 約30cm | 40db 前後 |
※CPUテスト時・・・CINEBENCH R23ストレステスト(10分間)したときの動作音。
※ゲーム時・・・サイバーパンク2077をプレイしたときの動作音
※動画視聴時・・・Youtube動画を視聴したときの動作音。
※測定値は最も高い数値を記載
※室内の環境:38db前後
■ ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・CPUに負荷をかけると動作音が大きくなる。
・動画視聴時は静か。
・耳障りな金属音(甲高い音)は少な目。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
・CPUに負荷をかけると動作音が大きくなる。
・動画視聴時は静か。
・耳障りな金属音(甲高い音)は少な目。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
耳障りな甲高い音はあまり聞こえませんが、CPUに負荷がかかる作業やゲームをすると動作音(ファンの音)が大きくなります。

■測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
ENVY TE02は「OMEN Gaming Hub」の機能が限定的

「OMEN Gaming Hub」はHPのゲーミングPC向けのアプリです。機種によってはCPUの設定変更(オーバークロック、電圧設定)やLED、パフォーマンスに関する設定を変更することができます。
「ENVY TE02」の場合は機能が限定的でPCの状況を確認する「システムモニター」のみとなっています。

ベンチマークテスト時の設定について
ENVY TE02は「OMEN Gaming Hub」で設定できる項目がないので全て不可(標準の状態)でベンチマークテストを行っています。
ベンチマークテスト時の「OMEN Gaming Hub」の設定 | |
CPUオーバークロック | 不可 |
メモリオーバークロック | 不可 |
電源モード | 不可 |
温度コントロール | 不可 |
OSはWindows 11 Proの「2H22」、グラフィックスは標準でクリエイティブ向けの「NVIDIA Studio ドライバー」がインストールされていましたが、ゲームベンチマーク(F1 2022)で不具合が出たので、「GeForce Game Ready ドライバー 522.25」をインストールしてテストを行っています。
「インテル XTU」でオーバークロックや電圧の変更が可能

インテル Extreme Tuning Utility (インテル XTU) は、オーバークロックに対応したインテルCPU向けのアプリです。
「インテル XTU」をインストールしてCPUの設定変更する場合は自己責任でお試しください。

【インテル公式:ダウンロード・センター】
⇒ ◆インテル Extreme Tuning Utility (インテル XTU)
⇒ ◆インテル Extreme Tuning Utility (インテル XTU)

「OMEN Gaming Hub」にオーバークロックの設定がある場合は、同じような機能の「インテル XTU」と併用はできない(コンフリクトが発生する可能性がある)のですが、「ENVY TE02」の場合はオーバークロック設定がないので「インテル XTU」をインストールしてCPUの設定変更が可能です。
「インテル XTU」で様々な設定(Pコア・Eコアの動作周波数や電圧、ブースト時の電力)などを変更することができます。


1クリックで自動的に最適なオーバークロック設定に調整してくれる機能「Intel Speed Optimizer」も備えています。

ベンチマーク機能も搭載。標準状態の「Core i7-12700K」スコアは「7314」でした。
「HP ENVY Desktop TE02」の同梱品

■同梱品一覧
・電源コード(約1.8m)
・セットアップ手順
・冊子類(サポートガイドブック、ギフト券が当たるアンケートなど)
※梱包サイズ 約 498 x 299 x 570 mm / 約 14.84 kg
※「保証書」は梱包箱に貼られている赤い袋の中に入っています。⇒ ◆参考画像
・電源コード(約1.8m)
・セットアップ手順
・冊子類(サポートガイドブック、ギフト券が当たるアンケートなど)
※梱包サイズ 約 498 x 299 x 570 mm / 約 14.84 kg
※「保証書」は梱包箱に貼られている赤い袋の中に入っています。⇒ ◆参考画像
この製品にはキーボードとマウスが付属していません。(※セットモデルが用意されています)



電源ケーブルの端子は「3Pプラグ」です。
サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【HP サポートページ】
⇒ ◆HP ENVYデスクトップPC TE02-0000i (3Y3Q7AV)
※トラブルシューティング・ドライバーのダウンロード・使用方法(取り扱い説明書)など
【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
⇒ ◆BlizzardU マザーボードの仕様
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
⇒ ◆HP ENVYデスクトップPC TE02-0000i (3Y3Q7AV)
※トラブルシューティング・ドライバーのダウンロード・使用方法(取り扱い説明書)など
【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
⇒ ◆BlizzardU マザーボードの仕様
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
上記のサポートページから、ユーザーガイド(取扱説明書)/アップグレードガイド(PCパーツの交換)のPDFをダウンロードすることができます。


【関連項目】
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02(RTX 3060 Ti 搭載)の評価
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02 のスペック・販売価格
⇒ ◆キャンペーン:お得なクーポン!
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02(RTX 3060 Ti 搭載)の評価
⇒ ◆HP ENVY Desktop TE02 のスペック・販売価格
⇒ ◆キャンペーン:お得なクーポン!



※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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