
日本HPの13.3インチ・プレミアムPC『HP ENVY x360 13-bf 0000』の実機レビュー!デザインや性能などを詳しくチェックします。
レビュー機は、インテル Core i7-1250U プロセッサー、2.8K OLED(有機EL)ディスプレイを搭載した「パフォーマンスモデル」です。


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最終更新日:2023年7月8日⇒ ◆週末限定パソコンセール!
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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。
HP ENVY x360 13-bf パフォーマンスモデル(2.8K OLED)の評価
◆様々なシーンで使いやすい外観&カラーとOLEDディスプレイの発色の良さが魅力!
HP ENVY x360 13-bfの製品特徴
◆2022年モデルの注目ポイント
◆HP ENVY x360 13-bf のスペック・販売価格 ★7/8更新
◆お得なキャンペーン! ★7%OFFクーポン!
デザインや素材について
◆外観・デザイン・カラーについて
◆ボディの素材について
◆インターフェースについて
◆サイズ・重さについて
液晶ディスプレイについて
◆13.3インチ・2.8K・OLEDディスプレイのスペック/使用感
◆OLED(有機EL)ディスプレイの注意点
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆360°回転するディスプレイ
◆ディスプレイを360度以上回転させたときのスリープからの復帰について
Webカメラについて
◆Webカメラ(約500万画素、顔認証機能あり)
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード ★日本語配列
◆イメージパッド(タッチジェスチャー対応)
◆最新規格「WiFi 6E」を搭載
◆底面にデュアルスピーカーを搭載
◆PCリサイクルラベルについて
「Intel Core i7-1250U プロセッサー」の性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R23]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
「インテル Iris Xe グラフィックス」の性能について
◆3DMARK【Fire Strike】
◆『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark 7
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
バッテリ駆動時間について
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
動作温度やファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆65W USB Type-C スリムACアダプター
オプション品に関すること
◆【オプション】HP MPP アクティブペン
◆CLIP STUDIO PAINT(別売り)で描き味をチェック!
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆HP コマンドセンター
◆HP ペンコントロール プラス
サポートページ
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
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HP ENVY x360 13-bf パフォーマンスモデル(2.8K OLED)の評価
◆様々なシーンで使いやすい外観&カラーとOLEDディスプレイの発色の良さが魅力!
HP ENVY x360 13-bfの製品特徴
◆2022年モデルの注目ポイント
◆HP ENVY x360 13-bf のスペック・販売価格 ★7/8更新
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デザインや素材について
◆外観・デザイン・カラーについて
◆ボディの素材について
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◆サイズ・重さについて
液晶ディスプレイについて
◆13.3インチ・2.8K・OLEDディスプレイのスペック/使用感
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◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆360°回転するディスプレイ
◆ディスプレイを360度以上回転させたときのスリープからの復帰について
Webカメラについて
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各部分の仕様/使い勝手について
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◆イメージパッド(タッチジェスチャー対応)
◆最新規格「WiFi 6E」を搭載
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◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R23]
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「インテル Iris Xe グラフィックス」の性能について
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メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
バッテリ駆動時間について
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動作温度やファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
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オプション品に関すること
◆【オプション】HP MPP アクティブペン
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◆インストールされているアプリについて
◆HP コマンドセンター
◆HP ペンコントロール プラス
サポートページ
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
HP ENVY x360 13-bf パフォーマンスモデル(2.8K OLED)の評価

「HP ENVY x360 13-bf パフォーマンスモデル」実機レビューまとめ
【外観やデザインについて】
・様々なシーンで使いやすいスタイリッシュな外観
・金属感が美しい「ナチュラルシルバー」※ヨゴレが目立ちにくい
【OLEDディスプレイについて】
・色域が広く色鮮やかな「2.8K OLED ディスプレイ」
・少し縦長の画面(16:10)なので作業がはかどる
【性能について】
・日常的な作業を快適にこなせる性能
・プライバシー面でも安心な約500万画素の「5MPカメラ」
【冷却性能や動作音について】
・負荷が高い処理を行うとファンの音がやや大きくなりますが、Web閲覧や動画視聴時は比較的静か
【機能面について】
・Enterの右側に1列がない配列なので扱いやすい
・WebカメラをOFFにするとシャッターが閉じるのでプライバシー面で安心
・「顔認証」で素早くログインが可能
【気になるところ・注意点など】
・OLED(有機EL)は液晶よりも焼き付きやすい性質
・少々差し込みにくいカバー付きの「USB Type-A」
・ディスプレイを180度以上回転させたときのスリープからの復帰
■様々なシーンで使いやすいデザイン&カラー
「HP ENVY x360 13-bf」はクセがない外観で無難なカラーなので、様々なシーンで使いやすい印象です。2022年モデルは、エッジが効いたデザインの一部に丸みを取り入れて「少し柔らかい雰囲気」になっています。
■日常的な作業を快適にこなせる性能
ゲームは不向きですが、インターネットや動画視聴、オフィスソフト、ちょっとしたクリエイティブな作業を快適にこなせる性能を備えています。
■従来よりも画素数が大幅に向上したWebカメラ
従来の製品(約92画素)よりも約5.4倍も画素数が向上した「5MPカメラ」は、Web会議やビデオチャットなどで活躍してくれます。シャッターが付いているので、プライバシー保護の面でも安心です。
■色が鮮やかな「OLED ディスプレイ」
OLED (有機EL)は「液晶よりも焼き付きやすい性質」があるので少し気を付けて使う必要がありますが、とても色が鮮やかでキレイなので、は画面の色にこだわりがある方でも十分に満足できると思います。
※HP ENVY x360 13-bfのディスプレイや性能の比較は下記のレビューをご覧ください。
⇒ ◆「IPS」搭載モデルと「OLED」搭載モデルの違いについて
「HP ENVY x360 13-bf」はクセがない外観で無難なカラーなので、様々なシーンで使いやすい印象です。2022年モデルは、エッジが効いたデザインの一部に丸みを取り入れて「少し柔らかい雰囲気」になっています。
■日常的な作業を快適にこなせる性能
ゲームは不向きですが、インターネットや動画視聴、オフィスソフト、ちょっとしたクリエイティブな作業を快適にこなせる性能を備えています。
■従来よりも画素数が大幅に向上したWebカメラ
従来の製品(約92画素)よりも約5.4倍も画素数が向上した「5MPカメラ」は、Web会議やビデオチャットなどで活躍してくれます。シャッターが付いているので、プライバシー保護の面でも安心です。
■色が鮮やかな「OLED ディスプレイ」
OLED (有機EL)は「液晶よりも焼き付きやすい性質」があるので少し気を付けて使う必要がありますが、とても色が鮮やかでキレイなので、は画面の色にこだわりがある方でも十分に満足できると思います。
※HP ENVY x360 13-bfのディスプレイや性能の比較は下記のレビューをご覧ください。
⇒ ◆「IPS」搭載モデルと「OLED」搭載モデルの違いについて
「HP ENVY x360 13-bf」は持ち運んでクリエイティブな活動をしたい方向けのモバイルPCです。特に「OLED搭載モデル」は広い色域が必要な写真編集や動画編集に適しています。


2022年モデルの注目ポイント

HP ENVY x360 13-bf パフォーマンスモデル(2022)の注目ポイント
【2022年モデルの新機能】NEW!
・色がとても鮮やかで高精細な「2.8K OLED ディスプレイ」を搭載
・第12世代 インテル Core プロセッサーを搭載
・画素密度が向上した5MPカメラ(約500画素)
・Webカメラの画質を調整できる「HP GlamCam」
・次世代無線ネットワーク「Wi-Fi 6E」対応
・「絵文字」が入力できるボタンを搭載
【製品の特長】
・ディスプレイが360°回転してタブレットのように使える
・「顔認証」で素早くログイン(※指紋認証センサーは非搭載)
・アプリでPCのパフォーマンス設定を変更可能
・MPPペン(別売)でお絵描きやスケッチが可能
■2022年モデルの注目ポイント
「HP ENVY x360 13-bf」の2022年モデルは、高精細で美しい「2.8K OLED ディスプレイ」や約500画素の「5MPカメラ」を搭載。プロセッサーが第12世代になり、前世代よりも性能が大幅に向上しています。最新規格の「Wi-Fi 6E」にもいち早く対応している点にも注目です。
「HP ENVY x360 13-bf」の2022年モデルは、高精細で美しい「2.8K OLED ディスプレイ」や約500画素の「5MPカメラ」を搭載。プロセッサーが第12世代になり、前世代よりも性能が大幅に向上しています。最新規格の「Wi-Fi 6E」にもいち早く対応している点にも注目です。
「絵文字入力」のボタンは2022年モデルの新機能です。海外ではSNSで絵文字を使い機会が多いので、日本向けの製品にも搭載されました。

HP ENVY x360 13-bf のスペック・販売価格

「HP ENVY x360 13-bf 」はスペックが異なる3種類のモデルが用意されています。
PCのカスタマイズ(SSDやメモリの容量変更など)はできませんが、周辺機器や長期保証などは選択可能です。

HP ENVY x360 13-bf0000 シリーズ ※販売価格は2023年6月7日の時点 | |||||
スタンダードモデル 13-bf0000TU ⇒ ◆実機レビュー | スタンダードプラスモデル 13-bf0001TU | パフォーマンスモデル 13-bf0002TU | |||
【プレミアムセール】 ¥110,536~ (税込) | 【プレミアムセール】 ¥118,736~ (税込) | 【プレミアムセール】 ¥135,841~ (税込) | |||
ナチュラルシルバー | |||||
Windows 11 Home | |||||
Core i5-1230U | Core i7-1250U | ||||
8GB オンボード (4266MHz, LPDDR4x SDRAM) | 16GB オンボード (4266MHz, LPDDR4 SDRAM) | ||||
512GB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2) | 1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2) | ||||
インテル Iris Xe グラフィックス (プロセッサーに内蔵) | |||||
13.3インチワイド WQXGA ブライトビュー(光沢) IPSタッチディスプレイ 2560×1600 16:10 400nit 227ppi | 13.3インチワイド 2.8K ブライトビュー(光沢) OLED タッチディスプレイ 2880×1800 16:10 400nit 255ppi | ||||
バックライトキーボード (日本語配列) | |||||
HP True Vision 5MP IRカメラ(約500万画素) | |||||
顔認証センサー | |||||
Wi-Fi 6E対応、 Bluetooth 5.3 | |||||
イメージパッド (タッチジェスチャー対応) | |||||
Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps ×2 (Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応) SuperSpeed USB Type-A 10Gbps ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | |||||
microSDカードスロット×1 | |||||
Bang & Olufsen クアッドスピーカー Realtek HighDefinition Audio準拠 内蔵デュアルマイク | |||||
約 298 × 216 × 16.9 (最薄部) mm | |||||
約 1.33 kg | |||||
バッテリ駆動時間 最大17時間 | バッテリ駆動時間 最大15時間 | ||||
65W USB Type-C スリムACアダプター | |||||
ACアダプター、ウォールマウントプラグ 電源コード、保証書 | |||||
マカフィーリブセーフ (30日版) | |||||
1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証) |
※2022年9月2日より販売開始 ⇒ プレスリリース
※この記事でレビューしている製品は「パフォーマンスモデル」です。
キャンペーン:お得なクーポン!

この機種は「週末セール」でクーポンを利用するとお買い得になることが多いですね。⇒ ◆掲載履歴について

外観・デザイン・カラーについて

使いやすいデザイン&カラーの「HP ENVY x360 13-bf シリーズ」
・少し丸みを取り入れながら「スタイリッシュさ」を追求したデザイン NEW!
・カラーは金属感が美しい「ナチュラルシルバー」
・光り輝く部分は「スラッシュロゴ」と「タッチパッドの周囲」のみ
・天面のスラッシュロゴ:鏡面仕上げのシルバー
・ディスプレイ下部のスラッシュロゴ:鏡面仕上げのシルバー
従来のHP製ノートパソコンは直線的で「エッジを効かせた」デザインが主流でしたが、2022年9月に登場した「HP ENVY x360 13-bf」は、エッジを効かせたデザインに少し丸みを取り入れた外観になりました。
カラーは法人向けモデルでよく採用されている「ナチュラルシルバー」で、光り輝く部分がかなり控えめなので様々なシーンで使いやすい印象です。
カラーは法人向けモデルでよく採用されている「ナチュラルシルバー」で、光り輝く部分がかなり控えめなので様々なシーンで使いやすい印象です。
「ナチュラルシルバー」はヨゴレが目立ちにくいのも良いところですね。


側面や下部に少し丸みがありますが、大部分は直線的なラインで構成。

「ENVY」のロゴが刻まれているヒンジ部分は直線的でシンプルな形状。
デザインは時代とともに変わっていきます。2015~2017年はもっと丸みがあるデザインが主流でした。(⇒ 参考画像:HP Spectre x360 13-ac000)


前方の下部には「かなり強めのカーブ」が付いています。

天面の「スラッシュロゴ」は、光沢感がある鏡面のような仕上がり。

ディスプレイ下部の「スラッシュロゴ」。天面のロゴと同じ「鏡面仕上げ」なので光沢感があります。
ボディの素材について

丈夫で質感が高い「アルミニウム」のボディ
・本体には「リサイクルアルミニウム」を採用
・「梨地処理」が施されたボディ表面
・剛性が高くたわみが少ないキーボード&パームレスト部分
「HP ENVY x360 13-bf」のボディには「リサイクルアルミニウム」が採用されていますが、見た目や質感は通常の「アルミニウム」の製品と同じような感じです。


サラサラとした手触りの「梨地処理」が施されたキーボードやパームレスト部分。

「梨地処理」は側面やヒンジ部分にも施されています。
インターフェースについて
左側面のインターフェース

・ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
・microSDカードスロット
・SuperSpeed USB Type-A 10Gbps×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
・microSDカードスロット
・SuperSpeed USB Type-A 10Gbps×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
USB Type-Aに付いているカバー(開閉式)は、端子で押し下げながら挿し込むのがコツです。

右側面のインターフェース

・SuperSpeed USB Type-A 10Gbps
・Thunderbolt4 with USB4 Type-C 40Gbps ×2(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
※45分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)に対応
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
・Thunderbolt4 with USB4 Type-C 40Gbps ×2(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
※45分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)に対応
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
2022年モデルは「電源コネクタ」が廃止され、「USB4 Type-C」で充電可能になっています。

サイズ・重さについて

持ち運んで使えるモバイルPC
・サイズ: 298mm(幅)× 216mm(奥行き)
・高さ(厚み):16.9mm
・質量:約 1.33 kg(※公称値)
■サイズ・重さの評価
最軽量の部類ではありませんが、十分に外に持ち運んで使えるサイズ&重さです。タブレットにできるコンバーチブルPCは、ディスプレイを回転させたときに剛性が必要になるので、通常のノートパソコン(クラムシェルタイプ)よりも少し重くなります。
最軽量の部類ではありませんが、十分に外に持ち運んで使えるサイズ&重さです。タブレットにできるコンバーチブルPCは、ディスプレイを回転させたときに剛性が必要になるので、通常のノートパソコン(クラムシェルタイプ)よりも少し重くなります。
手提げバックに入れると「もう少し軽ければ・・・」と思いますが、バックパックなら快適に持ち運ぶことができますね。


機種名 | 幅(mm) | 奥行き(mm) | 高さ(mm) | 質量 |
HP Pavilion Aero 13-be ※13.3インチ | 298 | 209 | 16.9 ※最薄部 18.9 ※最厚部 | 約957g ※3セル |
HP Elite Dragonfly G2 ※13.3インチ | 304.3 | 197.5 | 16.1 | 約989g ※2セル バッテリ 約1.15kg ※4セル バッテリ |
HP ENVY x360 13-ay ※13.3インチ | 306 | 194 | 15.5 ※最薄部 16.5 ※最厚部 | 1.25kg ※3セル |
HP ENVY x360 13-bf ※13.3インチ 2022年モデル | 298 | 216 | 16.9 | 1.33kg ※4セル |
HP Spectre x360 14-ef ※13.5インチ 2022年モデル | 299 | 220 | 16.5 | 1.36kg ※4セル |
HP Spectre x360 14-ea ※13.5インチ 旧モデル | 298.37 | 220.14 | 16.99 | 1.36kg ※4セル |
「HP ENVY x360 13-bf」の幅は最も短い部類ですが、アスペクト比が「16:10」なので奥行きが少し長めになっています。

ディスプレイのスペック/使用感

13.3インチ・2.8K OLEDディスプレイの仕様
・画面のサイズ:13.3 インチワイド
・アスペクト比「16:10」
・画面解像度:2.8K(2880×1800)
・画面の表示領域:286mmx178mm
・表面処理:光沢
・駆動方式:OLED(有機 EL)
・輝度:400nit
・色域:DCI-P3 100%
・画素密度: 255ppi
・タッチやペン入力:対応(※アクティブペンは別売)
・プライバシーモード(覗き見防止機能):なし
■OLED(有機EL)ディスプレイの評価
・色域が広く色がとても鮮やか
・発光をオフにして「完全な黒」を表現できる
・少し縦長の画面(16:10)なので作業がはかどる
・2.8Kなのでドットが緻密で文字がきれい
・斜めから見ても色調の変化が少ない
・「光沢」なので映り込みあり
・ギラつき感は少なめ(※見え方には個人差があります)
・液晶よりも焼き付きやすい傾向 (※デメリット)
※この項目のデスクトップの背景(壁紙)は当サイトで用意したものです。
・色域が広く色がとても鮮やか
・発光をオフにして「完全な黒」を表現できる
・少し縦長の画面(16:10)なので作業がはかどる
・2.8Kなのでドットが緻密で文字がきれい
・斜めから見ても色調の変化が少ない
・「光沢」なので映り込みあり
・ギラつき感は少なめ(※見え方には個人差があります)
・液晶よりも焼き付きやすい傾向 (※デメリット)
※この項目のデスクトップの背景(壁紙)は当サイトで用意したものです。

OLEDディスプレイは、液晶よりも焼き付きやすいというデメリットがありますが色が非常に鮮やかでキレイです。色域も通常のIPS液晶(sRGB)よりも広くAdobeRGB(写真編集)やDCI-P3(映像編集)に対応しています。⇒ ◆ディスプレイの色域測定
明るさを最大にすると少しまぶしいので、画面を見続けるような作業をする場合は、少し控えめな設定にした方が目の負担が減ります。
画像データでOLEDの鮮やかさを再現するのは難しいですね。実物の方がより鮮やかに見えると思います。 


「OLEDディスプレイ」は視野角が広いので、斜めから見ても色調の変化が少なく発色もキレイです。

「光沢パネル」はツヤ(光沢感)があるので、画面に映りこんだLEDの形がクッキリと見えます。(⇒ 参考画像:非光沢パネル)
OLEDパネルには「ブルーライトカット」が施されているので、画面に光が当たると青っぽい感じになります。
画面に直接光が当たらなければ青っぽくなることはないので、実際に作業しているとほとんど気になりません。 

OLED(有機EL)ディスプレイの注意点
OLED(有機EL)は「液晶よりも焼き付きやすい」という特徴があります。「使用しないときはなるべく画面を消す」、「スクリーンセーバーを使用する」、「画面の明るさを下げる」など行うと焼き付きを防ぐことができます。
あまり気にしすぎる必要はありませんが、少し気を付けて使うことでOLED ディスプレイの寿命は長くなります。

ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定

カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。
■色域の測定結果(デフォルト)
sRGB(Web向け)・・・100%
AdobeRGB(写真編集)・・・98%
DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)・・・100%
※HP Spectre x360 14-ef(OLED)の色域 ⇒ 参考画像
※HP Spectre x360 16-f(OLED)の色域 ⇒ 参考画像
sRGB(Web向け)・・・100%
AdobeRGB(写真編集)・・・98%
DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)・・・100%
※HP Spectre x360 14-ef(OLED)の色域 ⇒ 参考画像
※HP Spectre x360 16-f(OLED)の色域 ⇒ 参考画像
2.8K OLED(有機EL)ディスプレイの測定値は、公称値と同じ「DCI-P3カバー率 100%」でした。特に映像関連の作業に適した色域です。 

360°回転するディスプレイ
「HP ENVY x360 13-bf」は、ディスプレイを360°回転させて用途に応じたモードに変更することができます。
※この項目のデスクトップの背景(壁紙)は当サイトで用意したものです。

■ノートPCモード
通常のノートパソコンのように使えます。
通常のノートパソコンのように使えます。

■スタンドモード
キーボードがディスプレイの前にないので、画面に集中することができます。
キーボードがディスプレイの前にないので、画面に集中することができます。

■テントモード
「スタンドモード」と同様に映像コンテンツを楽しむのに適したモードですが、設置面積を小さくできることがメリットです。
「スタンドモード」と同様に映像コンテンツを楽しむのに適したモードですが、設置面積を小さくできることがメリットです。

■タブレットモード
お絵描きやスケッチを楽しめるモード。少々重いので、机の上に置いて使うことをおススメします。
※アクティブペンは「別売り」です。⇒ ◆CLIP STUDIO PAINT で描き味をチェック!
お絵描きやスケッチを楽しめるモード。少々重いので、机の上に置いて使うことをおススメします。
※アクティブペンは「別売り」です。⇒ ◆CLIP STUDIO PAINT で描き味をチェック!

■フラットモード
画面を囲んで議論するような場面で活躍します。このモードはキーボードの操作が可能です。
画面を囲んで議論するような場面で活躍します。このモードはキーボードの操作が可能です。
ディスプレイを180度以上回転させたときのスリープからの復帰について
ディスプレイを180度以上回転させると、誤操作防止のためキーボードが無効化されます。
・テントモード、スタンドモード、タブレットモードなど
上記のモードでスリープ状態から復帰させる場合は、一旦、キーボードが動作する状態(フラットモード)に戻して、何かキーを押す必要があります。
・テントモード、スタンドモード、タブレットモードなど
上記のモードでスリープ状態から復帰させる場合は、一旦、キーボードが動作する状態(フラットモード)に戻して、何かキーを押す必要があります。
動画は画面が動いているのでスリープしないのですが、何も操作しない状態が続く(何かの参考資料を表示させて作業する)場合は、PCがスリープ状態になるまでの時間を長めに設定することをお勧めします。

Webカメラ(約500万画素、顔認証機能あり)

Webカメラの仕様・特徴について
・HP True Vision 5MP IR カメラ NEW!
・画素数:約500万画素/ IR カメラ NEW!
・顔認能機能:あり
・物理シャッター:あり
HP製ノートパソコンには約92万画素のWebカメラが搭載されている製品が多いのですが、2022年9月に登場したモデルには大幅に画素数が向上した約500万画素の「HP True Vision 5MP IR カメラ」が搭載されています。⇒ ◆参考画像:約500万画素と約92万画素の違い
※アプリでWebカメラの設定が可能です。⇒ ◆HP コマンドセンター
※アプリでWebカメラの設定が可能です。⇒ ◆HP コマンドセンター
IR カメラを搭載しているので、顔認証で素早いログインが可能です。


スイッチをOFFにしたときに閉じる「物理シャッター」を備えているので、プライバシー面でも安心ですね。


WebカメラのON/OFFを切り替えると、画面上にカメラの状態を示すアイコンが表示されます。(※約2秒間)
バックライトキーボード(日本語配列)

日本語配列バックライトキーボードの主な仕様
・日本語配列キーボード(JIS標準準拠 87キー)
・キーピッチ:約19.0×18.7mm
・キーストローク: 約1.3mm
・バックライト付き(※f 4でON/OFF、明るさ2段階)
・スイッチ類をキーボード上に配置
・ランチャーボタンで最大4つのアプリを同時に起動可能 NEW!
・「絵文字入力」専用のボタンを搭載 NEW!
■キーボードの評価
・Enterの右側の1列がないので使いやすい
・適度なクリック感がある打ち心地
・スクリーンショットは2つのキー(fn + prt sc)を押す必要あり
・?キー(F1)を押すと絵文字入力画面が表示される
HP製ノートパソコンは、Enterの横に1列(home、pg up、pg dw、end)がある機種が多いのですが、2022年モデルの「HP ENVY x360 13-bf」はそのような特殊な配列ではなく「通常の配列」を採用しています。(※ HP Spectre x360 14-efも同様の配置)・Enterの右側の1列がないので使いやすい
・適度なクリック感がある打ち心地
・スクリーンショットは2つのキー(fn + prt sc)を押す必要あり
・?キー(F1)を押すと絵文字入力画面が表示される
スクリーンショットは少し面倒ですが、Enterの横に1列がないので使いやすいですね。


アプリのランチャー、電源ボタン、絵文字ボタン、カメラやマイクなどのスイッチ類を全てキーボード上に搭載。
「絵文字入力」専用のボタンは、この機種ならではの機能です。

■「電源ボタン」がキーボード上にあるデメリット
タブレットモードのようなキーボードが使えない状態でスリープから復帰させる場合は、「電源スイッチ」が側面ではなくキーボード上に搭載されていることがデメリットになる場合があります。⇒ ◆ディスプレイを180度以上回転させたときのスリープからの復帰について
タブレットモードのようなキーボードが使えない状態でスリープから復帰させる場合は、「電源スイッチ」が側面ではなくキーボード上に搭載されていることがデメリットになる場合があります。⇒ ◆ディスプレイを180度以上回転させたときのスリープからの復帰について

「絵文字ボタン」を押すと絵文字の候補を表示。

マイクのスイッチをON/OFFすると、画面に状態を示すアイコンが表示されます。

ランチャーボタンを押すと、チェックが入っているアプリ(最大4つ)を同時に起動することが可能です。
アプリは固定されているので追加や変更はできません。


バックライトを搭載しているので、薄暗い場所でも作業することができます。
操作しない状態が30秒くらい続くと、バックライトが自動的に消灯します。(※任意のキーを押すと再び点灯)


イメージパッド(タッチジェスチャー対応)

滑らかな触り心地のイメージパッド
・サイズ:幅115mm、高さ73mm ※実測値
・タッチジェスチャー対応
・左下、右下のクリックはしっかりとした押し心地
・イメージパッド周囲は光り輝くアクセントカラー
タッチパッドは大きめのサイズで使いやすいですね。表面はとても滑らかです。

最新規格「WiFi 6E」を搭載

従来の2.4GHz+5GHzに加えて6GHz以上の帯域を利用できる「Wi-Fi 6E」を搭載。
細長いアンテナのラインは、なるべく目立たない場所に設置されています。

底面にデュアルスピーカーを搭載

底面のデザインについて
・スピーカーを2基搭載
・吸気口のサイズ:237mm × 30mm(※実測値)
・横長のゴム足x2
・星形のネジ(4ヶ所)は「トルクスレンチT5」が適合
底面のメッシュ(前方側の2つ)の部分にBang & Olufsen のスピーカーが搭載されています。

PCリサイクルラベルについて

「PCリサイクルラベル」は標準で添付されています。
【日本HP公式ストア】
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
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プロセッサーのベンチマーク[CINEBENCH R23]

CINEBENCH R23 ベンチマーク(室温26℃)
・プロセッサーの性能を測定
・Core i7-1250U(最大4.7GHz、2P + 8E 12スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッド(全コア)のスコア:8048
・シングルスレッド(1コア)のスコア:1752
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
第12世代の「Core i7-1250U」は、マルチコアのテストで上位の「Core i7-1255U」とほぼ同じスコア(99.3%)を出しています。1コアのテストでは約3%上回っていますが、誤差の範囲だと思います。
インターネットや動画視聴、オフィスソフト、ちょっとしたクリエイティブな作業を快適にこなせる性能です。

⇒ ◆『CINEBENCH R23』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。テスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。テスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。
動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定
・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i7-1250U(最大4.7GHz、2P + 8E 12スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア:44.00 fps
・エンコード時間:57秒
※C=コア T=スレッド
第12世代の「Core i7-1250U」のスコアは、上位の「Core i7-1255U」とほぼ同じです。11世代の「Core i7-1165G7」と比較した場合は約39秒も早く処理が完了しています。(※約60%くらいの時間)
このテストは「AMD Ryzen」と「インテル」の差が縮まっています。インテルは第12世代の性能が飛躍的に向上していますね。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMark「Fire Strike」ベンチマーク

3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・負荷が高いGPUの性能テスト(DX11、1920×1080)
・インテル Iris Xe グラフィックス ⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア:4075
・テスト1のフレームレート:18.59 FPS
・テスト2のフレームレート:16.93 FPS
「インテル Iris Xe グラフィックス」は「インテル Arc A370M グラフィックス 」の約60%のフレームレートを記録。
「インテル Iris Xe グラフィックス」は、プロセッサーに内蔵されているGPUなのでゲーム性能は高くありません。

『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

■「FF14: 暁月のフィナーレ」ベンチマークの設定
・インテル Iris Xe グラフィックス ⇒ GPU-Z
・DirectX 11
・画面解像度:1920x1080
・ウインドウモード
画質設定 | スコア | 最低(FPS) | 平均(FPS) |
最高品質 | 3482 設定変更を推奨 | 14 | 24.1 |
高品質(ノートPC) | 4945 普通 | 19 | 34.0 |
標準(ノートPC) | 7000 やや快適 | 22 | 48.9 |
■「FF14 暁月のフィナーレ」ベンチマークの結果
画面解像度 1920×1080・標準(ノートPC)で「やや快適」
画面解像度 1920×1080・標準(ノートPC)で「やや快適」
平均フレームレートが48くらい出ているので、とりあえずプレイは可能ですね。

SSDのベンチマーク [CrystalDiskMark]
1TB SSD(PCIe Gen4×4 NVMe M.2)の仕様・ベンチマーク
■連続したデータの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約6792 MB/s
連続書き込み:約4881 MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約76 MB/s
ランダム書き込み:約144 MB/s
■起動時間
最短で約15秒
※電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間
※ローカルアカウントでパスワードは未設定の状態
「PCIe Gen4×4のSSD」は連続したデータの転送速度が非常に高速。連続読み込みのテストで最大約6800 MB/sを記録。
小さいファイルのランダムアクセスも十分速いですね。

※レビュー機に搭載されているSSDの型番は「WD PC SN810 SDCPNRY-1T00-1006」です。
※販売時期によってメーカーが変更される場合があるので、テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
※販売時期によってメーカーが変更される場合があるので、テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

「STORAGE BENCHMARK」は3DMARKのゲーム向けSSDベンチマークです。
ベンチマークのスコアは平均に近い2107でした。

メモリについて
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メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:4266MHz, LPDDR4 SDRAM
・容量:16GB(8GBx2)
・クワッドチャネル(4x64bit)で動作
・オンボード(マザーボード直付け)
「スタンダードモデル」は8GB、「スタンダードプラスモデル」と「パフォーマンスモデル」は大容量の16GBを搭載。
8GBのメモリでもインターネットや動画視聴、ちょっとした画像処理などは可能ですが、もう少し本格的にクリエイティブに取り組む場合は16GBの方が快適に作業することができます。

バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)

■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量
【バッテリ残量】90%
※1時間で約10%消費するので、計算上の視聴可能時間は約10時間になります。
※ パフォーマンスモデル(2.8K OLED、Core i7-1250P 搭載)でテスト。
※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は最大15時間
※駆動時間はPCの使い方や設定によって変わります。
※HPのモバイルノートPCは10~11時間くらいが平均値です。
【バッテリ残量】90%
※1時間で約10%消費するので、計算上の視聴可能時間は約10時間になります。
※ パフォーマンスモデル(2.8K OLED、Core i7-1250P 搭載)でテスト。
※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は最大15時間
※駆動時間はPCの使い方や設定によって変わります。
※HPのモバイルノートPCは10~11時間くらいが平均値です。
当サイトのテスト方法では、メーカー公称値の約66%の駆動時間になりました。

■テスト条件
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。
ベンチマーク時の動作温度について

Fire Strike ベンチマーク時の動作温度(室温26℃)
・Core i7-1250U の最大温度:約85℃(平均温度:約74℃)
※パフォーマンスモードで測定
Fire Strike ベンチマークは、CPUテスト(Physics Test)を行ったときに最も動作温度が高くなります。冷却性能が限られる薄型のモバイル向PCは、このテストで90℃以上になる場合がありますが、この製品は最大85℃くらいに収まっています。
「HP ENVY x360 13-bf」の冷却性能は問題なさそうですね。

高負荷時のキーボードの温度について

ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温26℃)
・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの右側(0、=付近)
・Fire Strik ベンチマーク時の温度:40℃前後
・動画視聴時の温度:36℃前後
CPUの負荷が高い処理を行うと、動作温度が高くなるのでキーボードの表面が熱くなります。ベンチマーク時の最大温度は結構高めで43.5℃まで上がっていますが、手で触れるキーボードの部分は40℃前後になります。
動画視聴時はベンチマーク時ほど熱くならないので、少し暖かい程度の36℃前後くらいに収まっていました。

冷却ファンの音について

測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック | ||||
テスト | 測定場所 | 測定値 | ||
CPUテスト時※ | 排熱口から 約5cm | 50db 前後 | ||
排熱口から 約30cm | 44db 前後 | |||
動画視聴時※ | 排熱口から 約5cm | 44db 前後 | ||
排熱口から 約30cm | 41db 前後 |
※「パフォーマンスモード」で測定
※CPUテスト時・・・CINEBENCH R23ベンチマークを行ったときの動作音。
※動画視聴時・・・Youtubeの動画を視聴したときの動作音。
※測定値は最も高い数値を記載
※室内の環境:38db前後
■ ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・動画視聴時の動作音はとても静か。
・負荷が高い処理を行うとファンの音がやや大きくなる。
・回転軸の金属音(甲高い音)は少なめ。
※音の感じ方は個人差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
パフォーマンスモードでCPUベンチマークを行うと、ファンの動作音が少し大きくなりますが、最大で49~50dbくらいに収まっているので、うるさく感じるほどではありません。耳ざわりな甲高い音はあまり聞こえず「シャー」というような音に聞こえます。・動画視聴時の動作音はとても静か。
・負荷が高い処理を行うとファンの音がやや大きくなる。
・回転軸の金属音(甲高い音)は少なめ。
※音の感じ方は個人差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
動画視聴時はファンの音があまり聞こえないので静かですね。

■測定器(Sutekus GM1356)について
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
同梱品について

■同梱品一覧
・65W USB Type-C スリムACアダプター
・ウォールマウントプラグ
・電源コード
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
・65W USB Type-C スリムACアダプター
・ウォールマウントプラグ
・電源コード
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
【同梱品】65W USB Type-C スリムACアダプター

65W USB Type-C スリムACアダプターの特徴
・スリム & コンパクトサイズのACアダプター
・サイズ:幅 97mm、奥行き 53mm、厚み 22mm
・質量:約191g
・最大消費電力:65W
・ケーブルにはファブリック素材を採用
・アダプター本体にケーブルを巻き付けてコンパクトに収納可能
※サイズや重さは実測値
モバイル向けPCには、持ち運びやすいコンパクトサイズのACアダプターが付属しています。



電源コードは長さ約1mで重さ約106g。(※保護キャップが付属)

コンパクトサイズの「ウォールマウントプラグ」も付属しています。(約40g)
【オプション】HP MPP アクティブペン

HP MPP アクティブペン(別売り)の特徴
・Microsoft Pen Protocol (MPP) 2.0
・4096段階の筆圧検知、傾き検知に対応
・側面にボタンを2つ搭載
・充電用のUSB-C端子を搭載
・最長30日間のバッテリ寿命(公称値)
「HP ENVY x360 13-bf」にはペンが付属していませんが、オプション品(別売り)の「HP MPP アクティブペン」を使用することができます。
※アクティブペンの詳細やパッケージ内容はこちらのレビューをご覧ください。
⇒ ◆『HP MPP アクティブペン』
※アクティブペンの詳細やパッケージ内容はこちらのレビューをご覧ください。
⇒ ◆『HP MPP アクティブペン』
「HP ENVY x360 13-bf」の右側面にはマグネットが入っているので、アクティブペンがしっかりと吸着します。

CLIP STUDIO PAINT(別売り)で描き味をチェック!

別売のCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)で『HP MPP アクティブペン』の描き味をチェックしました。
・ペン先は「硬め」ですが摩耗しにくい
・ガラス面に描くので硬めタッチで滑りやすい
筆圧の反応は機種によって異なりますが、「HP ENVY x360 13-bf」は筆圧検知の反応はかなり良い方です。線の強弱が付けやすく、弱めの筆圧でも反応してくれます。(⇒ 参考画像)硬めタッチで滑りやすいのは好みの問題だと思います。
※CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)は別売です。本製品にはインストールされていません。
※CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)は別売です。本製品にはインストールされていません。
正確な線を描くには慣れが必要かもしれませんが、スケッチやちょっとラフなタッチのイラストは十分描けますね。

【関連記事】
⇒ ◆『HP MPP アクティブペン』のレビュー
⇒ ◆『HP MPP アクティブペン』のレビュー
インストールされているアプリについて

■プリインストールされているアプリ
・HP関連の設定アプリ(HPサポートアシスタント、HP QuickDrop、HP Palette、HP Pen Control Plusを含めて13個)
・Alexa
■ウイルス対策ソフト
・マカフィーリブセーフ(1年版)
■試用版のアプリ
・Dropbox プロモーション
・LastPass
・ExpressVPN など
・Adobe Creative Cloud30日間無料
HP コマンドセンター

「HP コマンドセンター」で、冷却の制御方法、フォーカスモード、Webカメラやネットワークなど様々な設定を行うことができます。
システムコントロール

「システムコントロール」でPCの制御方法を変更可能です。標準の「スマートセンス」はPCの状態を把握して自動的に最適なパフォーマンスに調整します。
手動で設定することも可能で、性能重視(パフォーマンス)、冷却重視(冷)、静音性を重視する(静)モードも備えています。
この記事のベンチマークテストは、最も性能が発揮できる「パフォーマンス」で行っています。

フォーカスモード

「フォーカスモード」をONにすると、後ろのウインドウや背景を暗く表示して手前のウインドウを見やすくします。
GlamCam(新機能)

新たに搭載された「GlamCam」で、Webカメラに映る映像を調整することができます。
■カメラプレビュー
ONにするとカメラに映る自分の顔が表示されます。
■オートフレーム
顔が中心に配置されるように画面を自動的に調整します。
■ライティング補正
ユーザーの顔に適度な光を当てる機能です。実際には効果(ON/OFF)の違いは分かりにくいかもしれません。
■外観フィルタ
自分の顔をキレイに見せたいときに使用します。補正は3段階で効果が強いほどシワなどが目立たなくなります。
ONにするとカメラに映る自分の顔が表示されます。
■オートフレーム
顔が中心に配置されるように画面を自動的に調整します。
■ライティング補正
ユーザーの顔に適度な光を当てる機能です。実際には効果(ON/OFF)の違いは分かりにくいかもしれません。
■外観フィルタ
自分の顔をキレイに見せたいときに使用します。補正は3段階で効果が強いほどシワなどが目立たなくなります。
「外観フィルタ」を強くしすぎると、立体感がないのっぺりとした印象になりますね。最も弱い補正で十分だと思います。

ネットワークブースター

「ネットワークブースター」を起動すると、「Intel コネクティビィ パフォーマンス スイート」でネットワーク設定を行うことができます。
HP ペンコントロール プラス

「HP ペンコントロール プラス」はシンプルな設定アプリなので、ボタンの割り当てのみ設定可能です。
「筆圧検知レベルの調節」は、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のようなペイントソフトが備えている機能で変更することができます。

サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
⇒ ◆HP ENVY x360 13-bf サポートページ
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【回復ドライブの作成について】
⇒ ◆USBメモリで「Windows 11 の回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
⇒ ◆HP ENVY x360 13-bf サポートページ
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【回復ドライブの作成について】
⇒ ◆USBメモリで「Windows 11 の回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)は上記のサポートページからダウンロードすることができます。

■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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