【比較レビュー】OMEN 25L(インテル/AMD)、VICTUS 15L (AMD)_220519_01

HPのゲーミングデスクトップ「OMEN 25L」「VICTUS 15L 」の特長やスペックの違い、実機ベンチマークテストの結果などをまとめました。
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最終更新日:2022年8月9日


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■目次(ページ内リンク)

【新製品について】
◆初心者~中級者向けのゲーミングデスクトップ「OMEN 25L」「Victus 15L」

【製品の特長について】
◆OMEN 25L(インテル)のスペック
◆OMEN 25L(AMD)のスペック
◆Victus 15Lのスペック

【OMEN 25LとVictus 15Lの比較】
◆外観・デザインの違い
◆筐体サイズの比較
◆メンテナンス性について(※パネルの開けやすさ)
◆筐体の内部について
◆冷却機構/エアフローについて
◆マザーボードの仕様について
◆メモリの仕様について
◆SSDの仕様・性能について
◆拡張スロットについて
◆ドライブベイについて
◆インターフェースについて
◆電源の容量について
◆Windows 11の「Home」と「Pro」の違い

【実機ベンチマーク】
◆プロセッサーの仕様・性能比較
・CINEBENCH R23
・3DMARK「CPU Profile」

◆グラフィックスの仕様・性能比較
・3DMARK「Time Spy」
・3DMARK「Fire Strike」
・3DMARK「Port Royal」
・3DMARK「DirectX Raytracing feature test」
・FF14:暁のフィナーレ
・F1 2022
・Forza Horizon 5
・サイバーパンク 2077

【販売価格について】
◆お得なキャンペーン・割引クーポン!

【まとめ】
◆イチオシはコスパが高いOMEN 25L(インテル)RTX 3060 Ti 搭載モデル!
 





初心者~中級者向けのゲーミングデスクトップ「OMEN 25L」「Victus 15L」

 
【比較レビュー】OMEN 25L(インテル/AMD)、VICTUS 15L (AMD)_220805_02
 
OMEN 25L(インテル)、OMEN 25L(AMD)、VICTUS 15L(AMD)は、ゲーム初心者(ライトゲーマー)~中級者くらいまでをターゲットとしたゲーミングPCです。

中級~上級者・eスポーツに取り組む方向けの「OMEN 40L」や「OMEN 45L」などと比較すると、性能は控えめですがお求めやすい価格(20万円以内)になっています。
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OMEN 25L(インテル)のスペック・主な特長

 
OMEN 25L_インテル_の製品特徴_02

OMEN 25L Desktop(インテル)の主な特徴


・2022年4月発表
・OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0000jp シリーズ
・インテル搭載モデルは「シャドウブラック」
・インテル Core i7-12700F プロセッサー
・2ヒートパイプ空冷クーラーRGB(サイドフロー)
・120mmのフロントファン
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe)
・ GeForce RTX 3060/RTX 3060 Ti
・Wi-Fi 6、 Bluetooth 5.0
・電源容量 500W
・EMコーティング強化ガラス製シースルーサイドパネル
・「OMEN Gaming Hub」でLEDやパフォーマンスの設定が可能
・ツールレスで内部にアクセス可能

ボディカラーは精悍なイメージの「ブラック」を採用。OMEN デスクトップPCの中では中級者向けのスペックですね。
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OMEN 25L Desktop(インテル)のスペック比較

 
「OMEN 25L」はスペックが異なる2モデルが用意されていて、GPUの性能が異なります。パーツのカスタマイズはできませんが、周辺機器や長期保証などは変更することができます。マウスとキーボードは付属していません。


OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0000jp シリーズ
※販売価格は2022年7月28日時点
125_OMEN 25L_インテル_イラスト_220519125_OMEN 25L_インテル_イラスト_220519
パフォーマンスモデル
GT15-0760jp
パフォーマンスプラスモデル
GT15-0765jp
¥189,000(税込)~ ¥191,500(税込)~
ミニタワー型 (縦置き)、左サイドパネル (シースルー)
シャドウブラック
Windows 11 Pro
インテル Core i7-12700F プロセッサー
(最大 4.90GHz, 12コア/20スレッド)
インテル ADL H670チップセット
2ヒートハイプ 空冷クーラー RGB (サイドフロー)
HyperX 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
Intel XMP対応 RGB
(※最大128GB)
4スロット (DIMM)
Western Digital WD_Black 1TB M.2 SSD
(PCIe Gen 4x4 NVMe)
GeForce RTX 3060
12GB (GDDR6)
GeForce RTX 3060 Ti
8GB (GDDR6)
OMEN Audio Control Support DTS:X Ultra
Realtek ALC3867-CG
(HighDefinition Audio 準拠、チップセット内蔵)
5.1 チャンネルオーディオ対応
10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0
PCI Express Gen5 x16 ×1スロット (空0)
M.2 ×3スロット (空1)
2.5インチ/3.5インチ兼用×1 (空1)
【天面のインターフェース】
SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
マイク入力ポート×1
【背面のインターフェース】
USB 2.0 Type-A ×4
SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1
SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1
ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1
HDMI2.1 ×1
DisplayPort1.4a ×3
(RTX 3060)
HDMI2.1 ×1
DisplayPort1.4a ×3
(RTX 3060 Ti)
縦置き:約 165 × 396 × 448 mm
約 13.81 kg
Cooler Master 内蔵 500W ATX電源、80PLUS Bronze
マカフィー リブセーフ(1年版)
1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)
使い方サポート1年間
◆お得なキャンペーン・割引クーポン!
 
※製品の詳細なスペックは下記のページやPDFをご覧ください。サポートページでは、ユーザーガイド(取り扱い説明書)やアップグレードガイドのPDFをダウンロードすることができます。
 




OMEN 25L(AMD)のスペック・主な特長


OMEN 25L_AMD_の製品特徴_02

OMEN 25L Desktop(AMD)の主な特徴


・2022年4月発表
・OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0000jp シリーズ
・AMD搭載モデルはセラミックホワイト」
AMD Ryzen 5 5600X プロセッサー
・2ヒートパイプ空冷クーラーRGB(サイドフロー)
・120mmのフロントファン
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe)
AMD Radeon RX 6700XT グラフィックス
・Wi-Fi 6、 Bluetooth 5.2
・電源容量 600W
・独自機能「AMD Smart Access Memory テクノロジー」
・EMコーティング強化ガラス製シースルーサイドパネル
・「OMEN Gaming Hub」でLEDやパフォーマンスの設定が可能
・ツールレスで内部にアクセス可能

インテル搭載モデルと同様に中級者をターゲットとした製品ですが、「セラミックホワイト」は女性の方に受け入れやすそうな雰囲気ですね。
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OMEN 25L Desktop(AMD)のスペック

 
OMEN 25L Desktop(AMD)は1モデルのみ。カスタマイズでパーツの変更は不可ですが、周辺機器や長期保証などは変更可能です。マウスとキーボードは付属していません。
 

OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0000jp シリーズ
※販売価格は2022年7月28日時点
125_OMEN 25L_AMD_イラスト_220519
OMEN by HP 25L Desktop GT15-0570jp
モデレートモデル
¥189,000(税込)~
ミニタワー型 (縦置き)、左サイドパネル (シースルー)
セラミックホワイト
Windows 11 Pro
AMD Ryzen 5 5600X デスクトップ・プロセッサー
(6コア/12スレッド、35MB キャッシュ、最大ブースト 4.6 GHz)
AMD B550チップセット
2ヒートハイプ 空冷クーラー RGB (サイドフロー)
HyperX 16GB (8GB×2)
DDR4-3200MHz RGB (最大128GB)
(※最大128GB)
4スロット (DIMM)
Western Digital WD_Black 1TB M.2 SSD
(PCIe Gen 4x4 NVMe)
AMD Radeon RX 6700XT グラフィックス
OMEN Audio Control Support DTS:X Ultra
Realtek ALC3867-CG
(HighDefinition Audio 準拠、チップセット内蔵)
5.1 チャンネルオーディオ対応
10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.2
PCI Express Gen4 x16 ×1スロット (空0)
M.2 ×3スロット (空1)
2.5インチ/3.5インチ兼用×1 (空1)
【天面のインターフェース】
SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
マイク入力ポート×1
【背面のインターフェース】
USB 2.0 Type-A ×4
SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1
SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1
ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1
HDMI2.1 ×1、DisplayPort1.4a ×3
縦置き:約 165 × 396 × 448 mm
約 13.81 kg
Cooler Master 内蔵 600W ATX電源、80PLUS Gold
マカフィー リブセーフ(1年版)
1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)
使い方サポート1年間
◆お得なキャンペーン・割引クーポン!
 
※製品の詳細なスペックは下記のページやPDFをご覧ください。マニュアル(取扱説明書)のPDFは、サポートページからダウンロードすることができます。
 




「VICTUS 15L」のスペック

 
Victus 15L_AMD_の製品特徴_02

「VICTUS 15L」の主な特徴


2022年6月発表
・Victus by HP 15L Gaming Desktop TG02-0000jp シリーズ
・Windows 11 Home
・「セラミックホワイト」
・コンパクトサイズの筐体
・空冷クーラー
AMD Ryzen 5 5600G デスクトップ・プロセッサー
AMD Radeon RX 6600XTグラフィックス
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
・Wi-Fi 6、 Bluetooth 5.2
・電源容量 500W

HPのゲーミングPCの中では「エントリークラス」の位置づけなので、初心者や気軽にゲームを楽しみたい方向けの製品になります。
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Victus 15L のスペック比較

 
Victus 15Lは2モデル用意されていて、グラフィックの仕様とHDDの有無などが異なります。カスタマイズでパーツの変更は不可ですが、周辺機器や長期保証などは変更可能です。マウスとキーボードは付属していません。
 

Victus by HP 15L Gaming Desktop TG02-0000jp シリーズ
※販売価格は2022年7月28日時点
90_Victus 15L イラスト_220707b90_Victus 15L イラスト_220707b
モデレートモデル
(グラフィックレスエディション)
TG02-0050jp
モデレートモデル
TG02-0056jp
¥87,000(税込)~¥154,000(税込)~
ミニタワー型 (縦置き)
セラミックホワイト
Windows 11 Home
AMD Ryzen 5 5600G デスクトップ・プロセッサー
(最大 4.40GHz, 6コア/12スレッド)
AMD B550A チップセット
空冷クーラー
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大32GB)
2スロット (DIMM)
512GB M.2 SSD
(PCIe Gen 3x4 NVMe)
2TB HDD
(2nd)
AMD Radeon グラフィックス
(プロセッサーに内蔵)
AMD Radeon RX 6600XT
グラフィックス
Realtek ALC3867-CG
HighDefinition Audio 準拠
チップセット内蔵
5.1 チャンネルオーディオ対応
10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.2
PCI Express x16 × 1スロット (空1)
PCI Express x4 ×1スロット (空1)
 M.2 × 2スロット (空0)
PCI Express x16 × 1スロット (空0)
PCI Express x4 ×1スロット (空1)
 M.2 × 2スロット (空0)
3.5インチ×1 (空1) 3.5インチ×1 (空0)
【前面のインターフェース】
SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2
SuperSpeed USB Type-A 10Gbps ×2
SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1
【背面のインターフェース】
USB 2.0 Type-A ×4
ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1
HDMI ×1
アナログRGBミニD-sub15ピン ×1
HDMI 2.1 ×1
DisplayPort 1.4a ×3
縦置き : 約 155 × 297.3 × 337 mm
約 6.31 kg
内蔵500W ATX電源、80PLUS Gold
マカフィー リブセーフ (30日版)
1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)
使い方サポート1年間
◆お得なキャンペーン・割引クーポン!
 
 ※製品の詳細なスペックは下記のページやPDFをご覧ください。マニュアル(取扱説明書)のPDFは、サポートページからダウンロードすることができます。
 
※下記のリンクは発売開始後に追記します。

【HP公式ストア】
◆Victus 15L Desktop(AMD)製品詳細icon
◆Victus 15L Desktop スペックPDF

【トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書】
◆VICTUS 15L デスクトップPC | HPカスタマーサポート

【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
◆Erica8マザーボードの仕様




外観・デザインの違い

 
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OMEN 25L(インテル)は、前面パネルに細かいスジのような「ヘアライン仕上げ」を施し落ち着いた雰囲気と高級感を演出。直線的なデザインでスタイリッシュな印象です。

左側面は電磁波防止対策が施された「強化ガラス製シースルーサイドパネル」を採用。内部のパーツやイルミネーションが見えるようになっています。

インテル搭載モデルはダークな色合いの「シャドウブラック」なので、とても精悍でカッコいいですね。⇒ ◆OMEN 25L(インテル)実機レビュー
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 OMEN 25L_AMD_外観_比較_220729_01

OMEN 25L(AMD)のデザインはOMEN 25L(インテル)と同じですが、カラーは「セラミックホワイト」を採用。

同じデザインでも色で印象が大きく変わります。OMEN 25L(AMD)はオシャレな雰囲気ですね。⇒ ◆OMEN 25L(AMD)実機レビュー
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Victus 15L_AMD_外観_比較_220729_01

Victus 15Lは、奥行き感があるように見える「Victus インフィニティミラー」と名付けられた前面のLEDが大きな特徴です。側面は通常のパネルで内部は見えませんが、内部に空気を取り入れるための吸気口が設けられています。

Victus 15Lのデザインは角に丸みがありるので「親しみやすい」雰囲気ですね。⇒ ◆Victus 15L(AMD)実機レビュー
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筐体サイズの比較

 
OMEN 25L_Victus 15L_サイズ比較_前面 側面_220728_01
サイズVictus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)

(mm)
155165165
奥行き
(mm)
297.3396396
高さ
(mm)
337448448
質量約 6.31 kg約 13.81 kg約 13.81 kg
 
OMEN 25L(インテル)とOMEN 25L(AMD)は、色が違うだけで同じ寸法です。ロゴマークの25Lや15Lは筐体の体積を表します。

「Victus 15L」の体積は「OMEN 25L」の6割くらいなので、比較するとかなりコンパクトなサイズですね。
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メンテナンス性について(※パネルの開けやすさ)

 
OMEN 25L_ガラスパネル_0G1A2324w_矢印

OMEN 25L(インテル/AMD)は、背面のボタンを押すと左側面の「シースルーサイドパネル」が一定の角度まで開きます。

この機種はHDDの増設もツール不要です。⇒ ◆ドライブベイについて
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左側面カバーの取り外し_20220714_200313539w

Victus 15(AMD)の場合は、トルクスレンチのT15(またはマイナスドライバー)でネジを緩めると、側面のパネルを取り外すことができます。

ドライブベイにHDDを取り付ける時も上記のツールが必要になります。⇒ ◆ドライブベイについて
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筐体の内部について

 
OMEN 25L(インテル)、OMEN 25L(AMD)、Victus 15(AMD)の内部を実機でご紹介します。



OMEN 25L(インテル)の内部

 
OMEN 25L_RTX 3060 Ti_内部_0G1A2109_各部名称e

OMEN 25L(インテル)RTX 3060 Ti 搭載モデルの内部。側面のパネルから内部が見える設計なので、ブラックを基調としたカラーで統一し、CPUクーラーやメモリにはLEDが搭載されています。

上位機種の「OMEN 45L」や「OMEN 40L」などと比較すると拡張性は低めで、「2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ」は1つのみ。M.2 SSDを1つ追加可能ですが、スロットはグラフィックスカードに隠れる位置にあります。(⇒ 参考画像

公式サイトの画像では確認できませんが、実機には重いグラフィックスカードをしっかりと支える「サポートバー」が付いています。配線類もきれいにまとめられていますね。
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OMEN 25L(RTX 3060)_内部_0G1A2386_各部名称

RTX 3060 搭載モデルはグラフィックスカードのサイズが小さいので、ドライブベイとグラフィックスカードの間に大きな空間があります。

「サポートバー」の形状もRTX 3060 搭載モデルとは異なっていてコンパクトなサイズです。
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OMEN 25L(AMD)の内部

 
OMEN 25L(AMD)_内部_0G1A3002_各部名称_w

OMEN 25L(AMD)の内部の構造はOMEN 25L(インテル)と同じですが、グラフィックスカードやサポートバーの形状などが異なります。

グラフィックスカードに隠れる位置にM.2 スロットがあります。(⇒  参考画像
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Victus15L(AMD)の内部

 
VICTUS 15L_内部_0G1A2645_各部名称wpng

Victus15L(AMD)は内部が見えない設計なのでLEDは搭載されていません。

ドライブベイを1つ搭載していますが、HDDを増設する場合は、内部のパーツを取り外す必要があるので少々手間がかかります。
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冷却機構/エアフローについて

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801 125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
空冷クーラー2ヒートハイプ
空冷クーラー
2ヒートハイプ
空冷クーラー
LEDなしRGB
※色変更可
RGB
※色変更可
トップフローサイドフローサイドフロー
後部ファンx1
電源ファンx1
前面ファンx1
後部ファンx1
電源ファンx1
前面ファンx1
後部ファンx1
電源ファンx1
 
OMEN 25L(インテル)とOMEN 25L(AMD)の筐体の構造は同じで、空冷クーラーは「サイドフロー型」を採用。LEDが搭載されているので、アプリで色を変更(または消灯)することが可能です。筐体の前方下部に吸気するための前面ファン(ベンチレーター)を備えています。

Victus 15Lも空冷クーラーを採用していますが「トップフロー型」でLEDは非搭載です。OMEN 25Lよりもコンパクトな筐体なので、吸気するための前面ファンは省かれています。



OMEN 25L(インテル/AMD)のエアフロー

 
OMEN 25L_RTX 3060 Ti_内部_0G1A2109_エアフロー

OMEN 25Lの筐体は区画が分かれていない「シングルコンパートメントシャーシ」を採用。2つの区画に分かれているOMEN 45L(⇒ 参考画像)やOMEN 40L(⇒ 参考画像)などと比較すると、内部の空気の流れは少し複雑になります。

「サイドフロー型」の空冷クーラーは、空気を前方から後部に流すことが可能で、ヒートシンクを大型化して冷却性能を高めることができる点などが大きなメリットです。

※メッシュ状になっている天面一部から、温まった空気を自然に放出します。

サイドフローはエアフロー構築の点では良いですね。マザーボードや周囲のパーツを直接冷やせないのですが、当サイトのテストでは特に問題ありませんでした。⇒ ◆OMEN 25L(インテル)実機レビュー
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Victus 15L(AMD)のエアフロー

 
VICTUS 15L_内部_0G1A2645_エアフロー

Victus 15L はコンパクトなサイズなので、OMEN 25Lと比較すると内部はギュッと詰まった感じになります。

「トップフロー型」の空冷クーラーは、ヒートシンクの上から風を吹き付けるのでCPUの周囲のパーツやマザーボードなどを直接冷やすことができます。ヒートシンクの高さを抑えることができるので、内部の空間が狭いPCに搭載しやすいこともメリットです。

「トップフロー型」は「サイドフロー型」よりも冷却性能が劣りますが、Victus 15L は性能が控えめで発熱もそれほど多くないので十分冷却することができます。⇒ ◆Victus 15L(AMD)実機レビュー
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マザーボードの仕様について

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
マザーボード名
Erica8
マザーボード名
HanaL
マザーボード名
BlizzardL
カスタマイズ済み
29.09 x 20.3cm
マイクロATX
24.0 x 24.0cm
マイクロATX
24.0 x 24.0cm
AMD B550A
チップセット
AMD B550
チップセット
Intel H670
チップセット
ソケットタイプ
AM4
ソケットタイプ
AM4
ソケットタイプ
LGA1700
◆仕様詳細◆仕様詳細◆仕様詳細
 
3製品のマザーボードは、チップセットやソケットタイプなどが異なっています。





メモリの仕様について

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
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16GB (8GB×2)HyperX
16GB (8GB×2)
HyperX
16GB (8GB×2)
DDR4-3200MHzDDR4-3200MHz DDR4-3200MHz
オーバークロック可
※最大3467MHz
オーバークロック可
最大3467MHz
RGB
(色変更可)
RGB
(色変更可)
最大32GB最大128GB最大128GB
2スロット
(DIMM)
4スロット
(DIMM)
4スロット
(DIMM)
◆仕様詳細◆仕様詳細◆仕様詳細
 
3モデルのメモリの速度や容量は同じですが、OMEN 25L(インテル)とOMEN 25L(AMD)はアプリでオーバークロックが可能です。スロット数や最大搭載量も、Victus 15L(AMD)よりも多くなっています。



OMEN 25L_内部_DDR4メモリ_20220704_195311771

OMEN 25L(インテル)とOMEN 25L(AMD)は、キングストンテクノロジー(Kingston Corporation)の「HyperX」ブランドのメモリを採用。メモリの仕様(DDR4-3200MHz)や容量(16GB)などは同じです。

最大搭載容量は上位機種(OMEN 45L、OMEN 40Lは最大64GB)よりも多く最大128GBまでとなっています。

設定アプリ(OMEN Gaming Hub)で、LEDの色や動作周波数を最大3467MHzにオーバークロックすることが可能です。
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VICTUS 15L_内部_0G1A2710

Victus 15L(AMD)のメモリはオーバークロック不可でLEDがない標準的な仕様です。メモリスロットが2つしかないので、最大搭載量の32GBにする場合は初期の16GBを差し替える必要があります。
 
OMEN 25L(AMD)とVictus 15L(AMD)は、CPUがGPUの全てのメモリにアクセスして、ゲーミング・パフォーマンスを向上させる「AMD Smart Access Memory テクノロジー」に対応しています。⇒  ◆AMD公式サイト

いずれのモデルも16GBのメモリを搭載しています。今のところゲーム用途では十分な容量ですね。
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SSDの仕様について

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
512GB M.2 SSDWD_Black
1TB M.2 SSD
WD_Black
1TB M.2 SSD
PCIe Gen 3x4
NVMe
PCIe Gen 4x4
NVMe
PCIe Gen 4x4
NVMe
SSDベンチ_CrystalDiskMark_20220707021646_sCrystalDiskMark_20220722131214s_20220804155628bff.png【トリム後】1TB SSD_bench_s2
 
OMEN 25L(インテル)とOMEN 25L(AMD)に搭載されているSSDは新規格のPCIe Gen 4x4で、Victus 15L(AMD)は従来規格のSSD(PCIe Gen 3x4)が搭載されています。

新規格のSSDは連続したデータの転送速度(一番上の項目)が非常に速いですね。
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拡張スロットについて

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
PCI Express Gen 3.0 x16
× 1スロット (空0)※
PCI Express Gen4 x16
×1スロット (空0)
PCI Express Gen5 x16
×1スロット (空0)
PCI Express Gen 3.0 x 1
×1スロット
(空1)
M.2 ×3スロット
(空1)
M.2 ×3スロット
(空1)
◆仕様詳細◆仕様詳細◆仕様詳細
 
OMEN 25L(インテル)とOMEN 25L(AMD)はM.2 SSDを1台増設可能です。


※Victus 15L(AMD)のグラフィックス非搭載モデルはPCI Express x16 × 1スロット(空1)となります。



OMEN 25L_内部_空きスロット_20220704_171704874_t

OMEN 25L(インテル)空きのM.2 スロットに、PCIe Gen 4x4のSSDを搭載した場合は書き込み速度が少し遅く(約7割くらいに)なります。OMEN 25L実機レビュー
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VICTUS 15L_内部_PCI Express x4_0G1A2708_名称
※Victus 15L(AMD)のPCI Express x1 は、各種拡張ボード(ネットワーク、USB、SATAカード、地デジなど)向けのスロットです。




ドライブベイについて

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
2.5インチ/3.5インチ兼用
ドライブベイ (空1)
2.5インチ/3.5インチ兼用
ドライブベイ (空1)
2.5インチ/3.5インチ兼用
ドライブベイ (空1)
増設用の
SATAケーブル
なし
増設用の
SATAケーブル
あり
増設用の
SATAケーブル
あり
HDDを固定する
ネジが必要
HDDを固定する
ネジは不要
HDDを固定する
ネジは不要
筐体下部の
ドライブベイ
2TB HDD搭載
(空0)※
 
上記の3製品は「2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ」を備えているので、ストレージを1台増設可能です。


※Victus 15L(AMD)のグラフィックス非搭載モデルは、筐体下部の3.5インチドライブベイ(空1)となります。



OMEN 25L_ドライブベイ_20220705_173716748_w

OMEN 25Lは「工具不要」でHDDを増設することができます。標準でSATAケーブルが装着されていて、トレイにHDDを固定するためのピンが付いているのでネジは不要です。

OMEN 25Lは、ケーブルやネジを用意する必要がないのでHDDの増設がとても簡単ですね。
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ストレージベイの取り付け_0G1A2852w

Victus 15L(AMD)の場合は、筐体を分解するときに工具が必要で、SATAケーブルやHDD固定用のネジを用意する必要があります。◆Vic tus 15のドライブベイに3.5インチHDDを増設する手順




インターフェースについて

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
前面のインターフェース天面のインターフェース
Type-A
5Gbps ×2
USB Type-A
5Gbps ×2
USB Type-A
5Gbps ×2
 USB Type-A
10Gbps ×2
 USB Type-C
5Gbps ×1
ヘッドフォン出力/
マイク入力コンボポート
×1
ヘッドフォン出力/
マイク入力コンボポート
×1
ヘッドフォン出力/
マイク入力コンボポート
×1
マイク入力ポート
×1
マイク入力ポート
×1
◆実機画像◆実機画像◆実機画像
背面のインターフェース背面のインターフェース
USB 2.0
Type-A ×4
USB 2.0
Type-A ×4
USB 2.0
Type-A ×4
USB Type-C
5Gbps ×1
USB Type-C
5Gbps ×1
 USB Type-C
10Gbps ×1
 USB Type-C
10Gbps ×1
ライン出力×1ライン出力×1ライン出力×1
ライン入力×1ライン入力×1ライン入力×1
マイク入力×1マイク入力×1マイク入力×1
LAN端子LAN端子LAN端子
◆実機画像◆実機画像◆実機画像
 
前面(または天面)のインターフェースは、OMEN 25LよりもVictus 15Lの方がUSBポートを3つも多く備えています。

背面のUSBポートは、Victus 15LよりもOMEN 25Lの方がUSB Type-Cを2つ多く備えています。

USBポートの合計数はOMEN 25Lが8基、Victus 15Lが9基です。
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【転送速度】
※5Gbps=625MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値




電源の容量について

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
125_Victus 15L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_AMD_側面_220801125_OMEN 25L_インテル_側面_220801
ATX電源
500W
Cooler Master
ATX電源
600W
Cooler Master
ATX電源
500W
80PLUS Gold80PLUS Gold80PLUS Bronze
 
OMEN 25L(AMD)が最も容量が多い600WのATX電源(80PLUS Gold)が搭載されています。OMEN 25L(インテル)は初期の頃は600W(80PLUS Gold)でしたが、部品の供給不足を理由に500W(80PLUS Bronze)に仕様変更されています。



80PLUS
グレード
負荷
10%
負荷
20%
負荷
50%
負荷
100%
TITANIUM90%92%94%90%
PLATINUM90%92%89%
GOLD87%90%87%
SILVER85%88%85%
BRONZE82%85%82%
STANDARD80%80%80%
 
「80PLUS」は6つのグレードがあります。最上位は「TITANIUM」で、グレードが高くなるほど電力変換効率が高くなります。

「GOLD」と「BRONZE」の電力変換効率は5%くらいの違いがあります。
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Windows 11の「Home」と「Pro」の違い

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
90_Victus 15L イラスト_220707b90_OMEN 25L_AMD_イラスト_22051990_OMEN 25L_インテル_イラスト_220519
Windows 11 HomeWindows 11 Pro
仕事や楽しむための機能
あり
仕事や楽しむための機能
あり
BitLocker によるデバイス暗号化
なし
BitLocker によるデバイス暗号化
あり
Windows 情報保護 (WIP)
なし
Windows 情報保護 (WIP)
あり
ビジネスの管理と展開
なし
ビジネスの管理と展開
あり
CPU最大コア数
64コア
CPU最大コア数
128コア
最大メモリ容量
128GB
最大メモリ容量
2TB
仮想OSの起動
不可
仮想OSの起動
 
OMEN 25Lは「Windows 11 Pro」、Victus 15Lは「Windows 11 Home」を搭載しています。

基本的な機能(仕事や楽しむための機能)は共通ですが、「Windows 11 Pro」はセキュリティー機能が強化されていて、共有ネットワークへの接続、リモートデスクトップで遠隔操作、仮想OSの起動(Hyper-V)など、ビジネスシーンで便利な機能を多数備えています。
 
個人使用の場合は「Windows 11 Home」で十分ですね。
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プロセッサーの仕様・性能比較

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
90_Victus 15L イラスト_220707b90_OMEN 25L_AMD_イラスト_22051990_OMEN 25L_インテル_イラスト_220519
Ryzen 5 5600GRyzen 5 5600XCore i7-12700F
最大 4.4 GHz
6コア
12スレッド
※TDP 65 W
最大 4.6 GHz
6コア
12スレッド
※TDP 65 W
最大 4.90 GHz
8P4Eコア
20スレッド
※TDP 65 W
※ターボ時 180 W
CPU-ZCPU-ZCPU-Z
 
OMEN 25L(インテル)は「Core i7-12700F」、OMEN 25L(AMD)は「Ryzen 5 5600X」、Victus 15L(AMD)は「Ryzen 5 5600G」を搭載。
 
■「Core i7-12700F」のコア設計について
Pコア:従来の役割を果たす高性能コア
Eコア:マルチスレッド処理に特化したコア高効率コア

「Core i7-12700F」は新たなコア設計が採用されたプロセッサーなので、前世代よりも大幅にパフォーマンスが向上しています。
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「CINEBENCH R23」ベンチマーク

 
プロセッサー性能比較_OMEN 25L_Victus 15L_220802

「CINEBENCH R23」でCPUの性能を測定することができます。マルチスレッドテストでは、「Core i7-12700F」と「Ryzen 5 5600X」「Ryzen 5 5600G」は約2倍も性能差がありました。

「Ryzen 5 5600X」と「Ryzen 5 5600G」のマルチスレッドのスコアはほぼ同じですが、1コアのテストでは「Ryzen 5 5600X」の方が約7%高いスコアを記録。

全てのコアを利用するような用途では「Core i7-12700F」の方が圧倒的に処理が速いですね。
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⇒  ◆「CINEBENCH R23」の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。




「CPU Profile」ベンチマーク

 
プロセッサー性能比較_CPU Profile_OMEN 25L_Victus 15L_220802

3DMARKの「CPU Profile」で用途に応じたCPUのパフォーマンスを測定することができます。

多くのコアを利用するクリエイティブな作業は16スレッド以上のスコア、「DirectX 12世代」のゲームは8スレッド、DirectX 9世代を利用するゲームは4スレッドのスコアが参考になります。

MAXコアのテストでは、「Core i7-12700F」は「Ryzen 5 5600X」と「Ryzen 5 5600G」よりも約1.73倍高性能ですが、8コアのテストでは1.37倍、4コアのテストでは数%程度の差に収まっています。

クリエイティブな用途では「Core i7-12700F」の処理能力が非常に優れていますが、利用するコアの数が少なくなるほど性能差が縮まっています。
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【参考記事】
⇒  ◆『CPU Profile 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。




グラフィックスの仕様・性能比較

 
Victus 15L
(AMD)
OMEN 25L
(AMD)
OMEN 25L
(インテル)
90_Victus 15L イラスト_220707b90_OMEN 25L_AMD_イラスト_22051990_OMEN 25L_インテル_イラスト_220519
Radeon RX 6600XT
GPU-Z
Radeon RX 6700XT
GPU-Z
RTX 3060 Ti
GPU-Z
Radeon グラフィックス
 (プロセッサーに内蔵)
RTX 3060
GPU-Z
 
OMEN 25L(インテル)は「GeForce RTX 30 シリーズ」、OMEN 25L(AMD)とVictus 15L(AMD)は「Radeon RX 6000 シリーズ」のグラフィックスが搭載されています。いずれもミドルクラスのGPUで、フルHD(1920x1080)の解像度でゲームをプレイするのに適した性能を備えています。




3DMARK「Time Spy」ベンチマーク

 
Time Spy_比較_220805

DX12・WQHD(2560x1440)解像度の「Time Spy 」ベンチマークでは、「Radeon RX 6700XT」が「RTX 3060 Ti」よりも10%くらい高いフレームレートを記録。

下位の「Radeon RX 6600XT」も「RTX 3060」を約5%上回るフレームレートを出しています。
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3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク

 
GPU性能比較_Fire Strike_OMEN 25L_Victus 15L_220802

DX11・フルHD解像度の「Fire Strike」ベンチマークでは、「Radeon RX 6000 シリーズ」が「GeForce RTX 30 シリーズ」を上回るフレームレートを記録。

「Radeon RX 6700XT」は「RTX 3060 Ti」よりも3割くらい高いフレームレートが出ています。
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3DMARK「Port Royal」ベンチマーク


GPU性能比較_Port Royal_OMEN 25L_Victus 15L_220802

リアリタイムレイトレーシングに対応した「Port Royal」のテストでは、「Radeon RX 6000 シリーズ」のフレームレートが伸びない傾向で、レイトレーシング非対応の「Fire Strike」とは異なる結果になりました。

「Radeon RX 6000 シリーズ」はレイトレーシングの処理があまり得意ではなさそうですね。
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「DirectX Raytracing feature test」ベンチマーク

 
GPU性能比較_DirectX_フルHD_OMEN 25L_Victus 15L_220803_01

「DirectX Raytracing feature test」は、純粋なレイトレーシングの性能を測定。「Radeon RX 6000 シリーズ」のフレームレートが伸びず、「RTX 3060」を大きく下回っています。

イトレーシングの性能は「GeForce RTX 30 シリーズ」の方が優れていますね。
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「FF14:暁のフィナーレ」ベンチマーク


GPU性能比較_FF14 暁_フルHD_OMEN 25L_Victus 15L_220803_01

「FF14:暁のフィナーレ」のベンチマークでは、「Radeon RX 6700XT」が「RTX 3060 Ti」に迫るスコアを記録。

このゲームはそれほど重くないので、下位の「Radeon RX 6600XT」でも快適にプレイできるフレームレートが出ています。
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「F1 2022」ベンチマーク

 
GPU性能比較_F1 2022_フルHD_OMEN 25L_Victus 15L_220802_02b

レイトレーシング対応ゲームの「F1 2022」のベンチマークでは、「RTX 3060 Ti」は「RTX 3060」よりも約1.4倍も高いフレームレートを記録。「Radeon RX 6000 シリーズ」はフレームレートが伸びず「RTX 3060」を下回っています。

このゲームは、AIでパフォーマンスを向上させる「NVIDIA DLSS」を利用できるGeForce RTX シリーズが大きくフレームレートを伸ばしています。
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■「F1 2022」ベンチマークの設定について
・プリセット:超高(最高画質)
・DirectX 12
※サーキット:マイアミ・インターナショナル・オートドローム
※天候:晴天(ドライ)
※異方性フィルタリング:16X
※アンチエイリアス(NVIDIAの場合):NVIDIA DLSS
※アンチエイリアス(AMDの場合):TAAとFidelityFX シャープニング
※カメラモード:切り替





「Forza Horizon 5」ベンチマーク


GPU性能比較_Forza Horizon 5_フルHD_OMEN 25L_Victus 15L_220802_02

「Forza Horizon 5」のベンチマークでは、「Radeon RX 6700XT」が「RTX  3060 Ti」よりも3割くらい高いフレームレートを記録。「Radeon RX 6600XT」も「RTX  3060」を2割くらい上回っています。

このゲームはレイトレーシングには対応していますが、「NVIDIA DLSS」の設定がないのでRadeon勢がかなり良いパフォーマンスを発揮しています。
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■「Forza Horizon 5」ベンチマークの設定について
・プリセット:エクストリーム(最高画質)※レイトレーシング:高
・DirectX 12





「サイバーパンク 2077」ベンチマーク


GPU性能比較_サイバーパンク 2077_フルHD_OMEN 25L_Victus 15L_220802_02

「サイバーパンク 2077」は最高画質にすると非常に重いゲームです。レイトレーシング対応で「DLSS」が利用できるのでGeForce 勢に有利な結果が出ています。

「RTX 3060 Ti」は「RTX 3060」の約1.24倍のフレームレートを記録しましたが、平均でギリギリ60FPSなので画質を下げた方が快適ですね。
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■「サイバーパンク 2077」ベンチマークの設定について
・プリセット:レイトレーシング ウルトラ(最高画質)
・DirectX 12
※レイトレーシング:ON
※DLSS :GeForce RTX の場合は「自動」
※ダイナミック解像度スケーリング:OFF
※FidelityFX Super Resolution 1.0:自動
※FidelityFX シャープニング:ON




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「OMEN 25L」「Victus 15L」の比較レビューまとめ

 
【比較レビュー】OMEN 25L(インテル/AMD)、VICTUS 15L (AMD)_220805_01

OMEN 25LとVictus 15Lの比較


■OMEN 25L(インテル)の評価
・今回比較した中ではCPU性能が最も高性能(他の約2倍
・GeForce RTX はレイトレーシング&DLSS対応ゲームで高いパフォーマンスを発揮
・「RTX 3060 Ti」は「RTX 3060」よりも2~4割くらい高性能
・メンテナンス性が良くHDDの増設が簡単に行える
・合計3台のストレージを搭載可能
・裏セールで約18万円前後

■OMEN 25L(AMD)の評価
・CPU性能が「Core i7-12700F」の約5割
・「Radeon RX 6700XT」はゲームによって得意不得意がある
・下位の「Radeon RX 6600XT」よりも2~3割くらい高性能
・メンテナンス性が良くHDDの増設が簡単に行える
・合計3台のストレージを搭載可能
・裏セールで約17万円後半

■Victus 15L(AMD)の評価
HPのゲーミングPCの中では最もコンパクトなサイズ
・CPU性能は「Core i7-12700F」の約5割でOMEN 25L(AMD)とほぼ同じ
・「Radeon RX 6600XT」はゲームによって得意不得意がある
・上位の「Radeon RX 6700XT」の7~8割くらいの性能
・HDDの増設が可能ですがSATAケーブルやネジを用意する必要がある
・合計3台のストレージを搭載可能
・裏セールで約14万円後半

この記事では20万円以内で買えるHP製ゲーミングPC(3製品)を比較しました。おすすめ順は下記のとおりです。

1)OMEN 25L(インテル)RTX 3060 Ti 搭載モデル
今回比較した中では最も高性能でコスパが良い。

2)Victus 15L(AMD)Radeon RX 6600XT 搭載モデル
性能を割り切れるのなら最も安く購入可能。設置しやすいコンパクトなサイズ。

3)OMEN 25L(インテル)RTX 3060 搭載モデル
在庫があるので早く届いて使用できる。コスパよりも納期を重視するのならあり。

4)OMEN 25L(AMD)Radeon RX 6700XT 搭載モデル
ゲームによっては「RTX 3060 Ti」を上回る場合がありますが、レイトレーシングのゲームはあまり得意ではない印象。もう少し安くなれば選択肢になると思います。

★クリエイティブな作業をするのならOMEN 25L(インテル)
ゲームだけでなく写真編集や動画編集などをするのなら、OMEN 25L(インテル)をおススメします。CPUの性能はAMD搭載モデルと比較すると約2倍も高性能です。

★レイトレーシング&DLSS対応ゲームは「GeForce RTX シリーズ」
グラフィックスの性能はゲームによって優劣が変わりますが、レイトレーシング&DLSS対応ゲームは「RTX 3060 Ti」や
「RTX 3060」が優れたパフォーマンスを発揮
していました。
 

イチオシの「OMEN 25L(インテル)RTX 3060 Ti 搭載モデル」は、人気があるので納品まで時間がかかります。⇒ ◆ゲーミングPCの販売状況について
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600x100_Victus 15L_実機レビュー_220801_01

600x100_OMEN 25L_実機レビュー_220713_01
600x100_OMEN 25L_実機レビュー_220728_03

600x100_OMEN 40L_実機レビュー_220713_01

600x100_OMEN 45L_実機レビュー_220713_01

■レビューについて

※商品仕様/価格については、最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
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