
HPのゲーミングデスクトップパソコン「OMEN 25L Desktop」の実機レビュー!多数の写真で外観や内部を詳しくご紹介。
ベンチマークテストでは「RTX 3060」 と「RTX 3060 Ti」の性能を比較。動作温度や消費電力などもチェックしています。

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※この記事の「OMEN 25L」は当サイトが所有している機材です。
最終更新日:2023年7月11日
■目次(ページ内リンク)
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OMEN 25L パフォーマンスプラスモデル(RTX 3060 Ti)の評価
◆フルHDで快適にゲームをプレイできるコスパが高いゲーミングPC
「OMEN 25L Desktop」の製品特徴
◆OMEN 25L(RTX 3060 Ti 搭載モデル)の主な特徴
◆OMEN 25Lのスペック・販売価格
◆キャンペーン・割引クーポン! ★7%OFFクーポン!
外観/カラーについて
◆外観・デザイン・カラーについて
◆クリアパネル(左側面)の取り外し
◆天面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆底面について(リサイクルマーク)
内部について
◆OMEN 25Lの内部(RTX 3060 Ti) ※マザーボードの情報
◆グラフィックスカードを取り外した状態のマザーボード
◆2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ
◆RTX 3060 搭載モデルの内部について
CPUベンチマーク(Core i7-12700F)
◆「Core i7-12700F」のスペック
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
GPUベンチマーク(RTX 3060 とRTX 3060 Ti の性能比較)
◆「RTX 3060」「RTX 3060 Ti」のスペック
◆3DMARK【Time Spy Extreme】
◆3DMARK【Time Spy】
◆3DMARK【Fire Strike Ultra】
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】
◆3DMARK【Fire Strike】
レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】
◆3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 2022』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク ※7/8更新
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク ※7/8更新
ゲームプレイ時のフレームレート
◆『ELDEN RING』をプレイした時のフレームレートをチェック!※7/10更新
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
◆空きスロットに標準のSSDを装着した場合のベンチマーク
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
ストレステスト
◆【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト
動作温度・消費電力・動作音について(RTX 3060/RTX 3060 Ti)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆ベンチマーク時の消費電力について
◆冷却ファンの音について
付属ソフトについて
◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
◆ベンチマークテスト時の設定について
熱対策/節電対策について
◆パフォーマンスコントロールを【最適】に設定して動作温度を下げる
同梱品について
◆「OMEN 25L」の同梱品
サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
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外観/カラーについて
◆外観・デザイン・カラーについて
◆クリアパネル(左側面)の取り外し
◆天面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆底面について(リサイクルマーク)
内部について
◆OMEN 25Lの内部(RTX 3060 Ti) ※マザーボードの情報
◆グラフィックスカードを取り外した状態のマザーボード
◆2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ
◆RTX 3060 搭載モデルの内部について
CPUベンチマーク(Core i7-12700F)
◆「Core i7-12700F」のスペック
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】
GPUベンチマーク(RTX 3060 とRTX 3060 Ti の性能比較)
◆「RTX 3060」「RTX 3060 Ti」のスペック
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レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】
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ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『F1 2022』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク ※7/8更新
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク ※7/8更新
ゲームプレイ時のフレームレート
◆『ELDEN RING』をプレイした時のフレームレートをチェック!※7/10更新
SSDのベンチマーク
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メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
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動作温度・消費電力・動作音について(RTX 3060/RTX 3060 Ti)
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◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。

OMEN 25L パフォーマンスプラスモデル(RTX 3060 Ti)の評価

OMEN 25L パフォーマンスプラスモデル(RTX 3060 Ti)実機レビューまとめ
【外観や内部について】
・精悍でスタイリッシュなデザイン。
・内部にアクセスしやすい設計で、HDDの増設が簡単にできる。
・3.5インチ・ドライブベイは1つのみ。(※上位機種よりも拡張性は低め)
【性能について】
・「Core i7-12700F」の性能は「Core i7-12700K」の約93%。
・「RTX 3060 Ti」の性能は「RTX 3070 Ti」の約75%。
・「RTX 3060 Ti」は「RTX 3060」よりも2~4割くらい高性能。
【冷却性能や動作音について】
・高負荷のCPUテスト時は動作温度が高くなりますが、ゲーム時は特に問題なし。
・「OMEN 40L」と比較すると動作音は静か。
【注意点】
・空きのM.2スロットにSSDを追加する場合は、グラフィックスカードを取り外す必要がある。
・電源ケーブルの端子が3ピン。
・キーボードやマウスが付属しない。
【RTX 3060 搭載モデルとRTX 3060 Ti 搭載モデルの違い】
・グラフィックスカードの外観やサイズ。
・サポートバーの形状が異なる。
「OMEN 25L」はスタイリッシュなデザインが魅力的なゲーミングデスクトップです。メンテナンス性が良い筐体なので、3.5インチのHDDを簡単に取り付けることができます。
「Core i7-12700F」はクリエイティブな作業を十分にこなせる処理能力がありますが、本格的に写真編集や動画編集を行う場合は16GBメモリでは少し物足りないかもしれません。(※ゲーム用途では十分な容量)
「RTX 3060 Ti」は、フルHDで快適にゲームをプレイできる性能を備えています。4Kは少々厳しいのですが、それほど重くないゲームならWQHD(2560x1440)でも十分プレイ可能です。
※PCパーツは、部品の供給状況により仕様が変更される場合があります。発売当初(2022年4月)は電源容量が600W(80 PLUS Gold)でしたが、記事掲載時点(2022年7月)では500W(80PLUS Bronze)に変更されています。
「Core i7-12700F」はクリエイティブな作業を十分にこなせる処理能力がありますが、本格的に写真編集や動画編集を行う場合は16GBメモリでは少し物足りないかもしれません。(※ゲーム用途では十分な容量)
「RTX 3060 Ti」は、フルHDで快適にゲームをプレイできる性能を備えています。4Kは少々厳しいのですが、それほど重くないゲームならWQHD(2560x1440)でも十分プレイ可能です。
※PCパーツは、部品の供給状況により仕様が変更される場合があります。発売当初(2022年4月)は電源容量が600W(80 PLUS Gold)でしたが、記事掲載時点(2022年7月)では500W(80PLUS Bronze)に変更されています。
OMEN 25L(RTX 3060 Ti 搭載モデル)は、予算が20万円以内でフルHDで快適にゲームをプレイできる性能を求める方に最適なゲーミングPCですね。

OMEN 25L(RTX 3060 Ti 搭載モデル)の主な特徴

OMEN 25L パフォーマンスプラスモデルの主な特徴
・モデル名:OMEN by HP 25L Desktop GT15-0765jp
・筐体のカラー:シャドウブラック
・2ヒートハイプ 空冷クーラー RGB (サイドフロー)
・第12世代インテル Core i7-12700F プロセッサー
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
・HyperX 16GB DDR4-3200MHz(Intel XMP対応 RGB)
・WD_Black 1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe)
・Wi-Fi 6、 Bluetooth 5.0
・様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
OMEN 25L シリーズは「インテル」と「AMD」を搭載したモデルが用意されていますが、今回レビューするインテル搭載モデルは、ケースのカラーが「シャドウブラック」になります。

「OMEN 25L」のスペック・販売価格(2モデルの比較)
PCのパーツは、部品の供給状況により変更される場合があります。2022年5月の時点では電源容量が600W(80 PLUS Gold)でしたが、記事を掲載した2022年7月の時点では500W(80PLUS Bronze)に変更されています。
OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0000jp シリーズ ※販売価格は2023年4月20日時点 | |
![]() | ![]() |
パフォーマンスモデル GT15-0760jp | パフォーマンスプラスモデル GT15-0765jp |
【完売御礼】 | 【一時取扱い停止】 |
ミニタワー型 (縦置き)、左サイドパネル (シースルー) | |
シャドウブラック | |
Windows 11 Pro | |
インテル Core i7-12700F プロセッサー (最大 4.90GHz, 12コア/20スレッド) | |
インテル ADL H670チップセット | |
2ヒートハイプ 空冷クーラー RGB (サイドフロー) | |
HyperX 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz Intel XMP対応 RGB (※最大128GB) | |
4スロット (DIMM) | |
Western Digital WD_Black 1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe) | |
GeForce RTX 3060 12GB (GDDR6) | GeForce RTX 3060 Ti 8GB (GDDR6) |
OMEN Audio Control Support DTS:X Ultra Realtek ALC3867-CG (HighDefinition Audio 準拠、チップセット内蔵) 5.1 チャンネルオーディオ対応 | |
10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション | |
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0 | |
PCI Express Gen5 x16 ×1スロット (空0) M.2 ×3スロット (空1) | |
2.5インチ/3.5インチ兼用×1 (空1) | |
【天面のインターフェース】 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 マイク入力ポート×1 | |
【背面のインターフェース】 USB 2.0 Type-A ×4 SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1 SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1 ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1 | |
HDMI2.1 ×1 DisplayPort1.4a ×3 (RTX 3060) | HDMI2.1 ×1 DisplayPort1.4a ×3 (RTX 3060 Ti) |
縦置き:約 165 × 396 × 448 mm 約 13.81 kg | |
Cooler Master 内蔵 500W ATX電源、80PLUS Bronze | |
マカフィー リブセーフ(1年版) | |
1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証) 使い方サポート1年間 | |
⇒ ◆キャンペーン:お得なクーポン! |
キャンペーン:お得なクーポン!

外観・デザイン・カラーについて

スタイリッシュなデザインのゲーミングデスクトップPC
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・精悍な印象の「シャドウブラック」
・「ヘアライン加工」が施された前面パネル
・EM(電磁波防止)コーティング強化ガラス製の「シースルーサイドパネル」
OMENのデスクトップは、ゲーミングPC特有のクセを省いたシンプルで無駄がないデザインが好評です。インテル搭載モデルは、「シャドウブラック」の筐体なのでとても精悍な印象に見えます。
「OMEN 40L」や「OMEN 45L」などは前面パネルがシースルーでファンのLEDが見える仕様になっていますが、「OMEN 25L」は「ヘアライン加工」が施されたパネルを採用し落ち着いた仕上がりになっています。
「OMEN 40L」や「OMEN 45L」などは前面パネルがシースルーでファンのLEDが見える仕様になっていますが、「OMEN 25L」は「ヘアライン加工」が施されたパネルを採用し落ち着いた仕上がりになっています。
とてもスタイリッシュな外観なので、モダンなインテリアにマッチしますね。


直線的でシンプルなデザイン&ダークなカラーの組み合わせはとても精悍な印象に見えます。前面にLED付きのファンがないので落ち着いた雰囲気です。

左側面は「EM(電磁波防止)コーティング強化ガラス製」のシースルーサイドパネルを採用。内部のパーツやLEDが見えるようになっています。
背面のボタンを押すとパネルが自動的に開きます。⇒ ◆クリアパネル(左側面)の取り外し


クリアパネルの左下には筐体のサイズを示す「25L」のマークがプリントされています。

スッキリとした印象の右側面(裏配線側)。

右側面の中央には「OMEN」のロゴがプリントされています。

前面パネルは「ヘアライン」が特徴的で「OMEN 40L」「OMEN 45L」などと大きく異なる点です。
天面はメッシュ状になっているので、内部の温まった空気が自然に放出されます。

クリアパネル(左側面)の取り外し

背面の「ボタン」を押すと左側面のクリアパネルを簡単に取り外すことができます。
このボタンはOMEN 30L(⇒ 実機レビュー)では「アクセスドアボタン」と名付けられていました。


クリアパネルが画像の角度まで開いたら、上に持ち上げて取り外すことができます。

「OMEN 40L」や「OMEN 45L」などはクリアパネルが少し黒っぽい(スモーク)色ですが、「OMEN 25L」の場合は透明に近いパネルが採用されています。

天面のインターフェース

天面のインターフェース(各部名称)
1)ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
2)マイク入力ポート
3)USB 3.2 Gen 1 Type-A ポート 5 Gbps x2
4)電源ボタン
【転送速度】
※5Gbps=625MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
背面のインターフェース

背面のインターフェース(GeForce RTX 3060 Ti 搭載モデル)
1)オーディオ入力コネクタ
2)オーディオ出力コネクタ
3)オーディオ入力(マイク)コネクタ
4)USB 2.0 Type-A(×2)
5)RJ-45(ネットワーク)コネクタ
6)USB Type-C SuperSpeed 5 Gbps ポート
7)USB 2.0 Type-A
8)USB 2.0 Type-A
9)USB Type-C SuperSpeed 10 Gbps ポート
10)HDMI 2.1
11)DisplayPort 1.4a ×3
12)電源コネクタ
【転送速度】
※5Gbps=625MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
底面について(リサイクルマーク)

メッシュ状になっている底面は、冷却用の空気を取り入れることが可能です。

PCのリサイクルマークは、底面のステッカーに印刷されています。

OMEN 25Lの内部について

OMEN 25Lの内部(RTX 3060 Ti)とマザーボードの情報
【筐体の特長】
・筐体の下部に「ベンチレーター」を装備。
・グラフィックスカードを支える「サポートバー」が付いている。
【PCパーツの仕様】
・インテル Core i7-12700F プロセッサー
・2ヒートパイプ空冷クーラー(サイドフロー)
・HyperX 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz Intel XMP対応 RGB
・WD_Black 1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe) ※ヒートシンクなし
・GeForce RTX 3060 Ti
・600W ATX電源(80PLUS Gold)
【マザーボードの仕様】
・マザーボード名:⇒ ◆BlizzardLマザーボードの仕様
・フォームファクター:マイクロATX(24.0 x 24.0cm)
・チップセット: インテル H670 チップセット
・メモリスロット:DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット ×4(※最大128GB)
【拡張スロット】
・PCI Express Gen5 x16 ×1 スロット (空0)
・ M.2 × 3スロット (空1)
【ドライブベイ】
・2.5インチ/3.5インチ兼用x1
「OMEN 25L」は「2ヒートパイプの空冷クーラー」を採用。内部は「OMEN 40L」や「OMEN 45L」と比較するとコンパクトにまとまっていますが、拡張性は低めで「2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ」は1つのみとなっています。
M.2 SSD用の空きスロットは、グラフィックスカードに隠れるような場所にあります。「RTX 3060 Ti」を取り外した画像はこちらをご覧ください。⇒ ◆グラフィックスカードを取り外したイメージ


インテル Core i7-12700F プロセッサーには「2ヒートパイプ空冷クーラー」が装着されています。LEDの色はアプリで変更可能です。⇒ ◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
サイドフロー型の空冷クーラーはヒートシンクを大型化しやすく、内部の前方から後方への空気の流れをきれいに整えやすいことがメリットです




「2ヒートパイプ空冷クーラー」の前側、下部、後部の写真。

メモリスロットは4基で最大128GBまで搭載可能です。パフォーマンスプラスモデルは、8GBのメモリを2枚(合計16GB)搭載しています。
HyperXのDDR4メモリはオーバークロック可能な仕様でLEDを備えています。設定はアプリで変更可能です。⇒ ◆「OMEN Gaming Hub」


グラフィックスカード(※画像は RTX 3060 Ti)には、輸送時の振動やカードのたわみを防ぐための「グラフィックス・サポートバー」が付けられています。

「RTX 3060 Ti」のグラフィックスカードは2連ファンを搭載。RTX 3090やRTX 3080(⇒ 参考画像)よりもコンパクトなサイズです。

80PLUS GOLD認証を取得したATX規格の電源ユニットを搭載。容量は600W。
初期は電源容量が600W(80 PLUS Gold)でしたが、2022年7月の時点では500W(80PLUS Bronze)に変更されています。

筐体の下部には、積極的に空気を取り入れる「ベンチレーター」を搭載。
グラフィックスカードを取り外した状態のマザーボード

グラフィックスカードの取り外し方(PDF)は、サポートページからダウンロードすることができます。
⇒ ◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
⇒ ◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
空きのM.2 スロットにSSDを装着する場合は、グラフィックスカードを取り外す必要があります。


グラフィックスカードを取り外した状態のマザーボード。空きのM.2スロットはグラフィックスカードに隠れる位置にあります。SSDを固定するためのネジはあらかじめ装着されているので、増設時に自分で用意する必要はありません。
※マザーボードの「SATAコネクタ」は1つのみで、SATAケーブルが装着済みです。
空きのM.2スロットの性能はこちらをご覧ください。⇒ ◆空きスロットに標準のSSDを装着した場合のベンチマーク

※パーツの仕様は予告なく変更される場合があります。レビュー機には、SSDを取り付けるためのネジが付いていましたが、販売時期によっては「ネジなし」に変更される場合があるかもしれません。
2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ

「OMEN 25L」は2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイを1つのみ搭載。

トレイの両端をつまむと、ドライブベイから引き出すことが可能です。
HDD用の電源ケーブルとSATAケーブルが付いているので、簡単にHDDを増設することができます。


トレイは柔軟性がある樹脂製で、内側に3.5インチHDDをはめ込んで装着するためのピンが付いています。(※HDDのネジは不要)
RTX 3060 搭載モデルの内部

「RTX 3060」搭載モデルの内部について
・グラフィックスカードのサイズが「RTX 3060 Ti」よりもコンパクト
・「RTX 3060」は冷却ファンが1つのみ(※RTX 3060 Tiはファンを2つ搭載)
・「グラフィックス・サポートバー」の形状が異なる
「RTX 3060 搭載モデル」と「RTX 3060 Ti 搭載モデル」は、グラフィックスカードのサイズやデザイン、「グラフィックス・サポートバー」の形状が異なっています。
「RTX 3060 搭載モデル」はグラフィックスカードが短いので、ドライブベイの左側がスッキリとした印象ですね。


「RTX 3060」は基盤が見える状態になっています。

「RTX 3060」のファンは1基のみで、「グラフィックス・サポートバー」の形状も異なります。

ATX 電源の容量は500W(80PLUS Bronze)。
「Core i7-12700F」のスペック
第12世代 インテル Core プロセッサーのスペック | |||
Core i7-12700F | Core i7-12700K | Core i9-12900K | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
開発コード名 | Alder Lake (第 12 世代) | Alder Lake (第 12 世代) | Alder Lake (第 12 世代) |
コアの数 | 12 | 12 | 16 |
P-core | 8 | 8 | 8 |
E-core | 4 | 4 | 8 |
スレッド数 | 20 | 20 | 24 |
ターボ・ブースト 利用時の最大周波数 | 4.90 GHz | 5.00 GHz | 5.20 GHz |
P-core 最大周波数 | 4.80 GHz | 4.90 GHz | 5.10 GHz |
E-core 最大周波数 | 3.60 GHz | 3.80 GHz | 3.90 GHz |
P-core ベース周波数 | 2.10 GHz | 3.60 GHz | 3.20 GHz |
E-core ベース周波数 | 1.60 GHz | 2.70 GHz | 2.40 GHz |
キャッシュ | 25 MB | 25 MB | 30 MB |
L2キャッシュ | 12 MB | 12 MB | 14 MB |
Processor Base Power | 65 W | 125 W | 125 W |
Maximum Turbo Power | 180 W | 190 W | 241 W |
CPU倍率 | ロック | フリー | フリー |
実機レビュー | この記事 | ◆OMEN 40L | ◆OMEN 45L |
第12世代のインテル Core プロセッサーは、高性能なP-コア(Performance コア)と高効率のE-コア(Efficient コア)を備えています。
OMEN 25Lに搭載されている「Core i7-12700F」は、上記のプロセッサーの中では少し動作周波数が控えめでオーバークロックができない仕様(CPU倍率がロック)になっています。

第12世代プロセッサーの詳細はこちらの記事をご覧ください。
⇒ ◆第 12 世代インテル Core ハイブリッド・テクノロジーの仕組み
⇒ ◆第 12 世代インテル Core ハイブリッド・テクノロジーの仕組み
プロセッサーのベンチマーク【CINEBENCH R23】

■CINEBENCH R23 ベンチマーク
・プロセッサーの性能を測定
・Core i7-12700F(最大4.90GHz、8P4Eコア 20スレッド)
・マルチスレッドのスコア:20721 ※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア:1840 ※1コアの性能
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i7-12700F」のマルチコア性能は「Core i9-12900K」の約80%で、「Core i7-12700K」と比較した場合は約93%のスコアになります。
第12世代の中では「Core i7-12700K」は少し性能が控えめですが、第10世代の「Core i9-10850K」と比較すると約27%も高性能です。

⇒ ◆「CINEBENCH R23」の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク【x264 FHD Benchmark】

■x264 FHD Benchmark
・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i7-12700F(最大4.90GHz、8P4Eコア 20スレッド)
・ベンチマークのスコア:85.69 fps
・エンコード時間:29秒
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
「Core i7-12700F」は、「Core i9-12900K」よりも約5秒長い時間(約1.2倍)で処理が完了。
Eコアの数が同じ4基の「Core i7-12700K」と比較すると1秒遅い程度で、大きな違いは出ませんでした。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMARK【CPU Profile】ベンチマーク

■3DMARK「CPU Profile」
・CPUの性能のみを測定するベンチマーク
・Core i7-12700F(最大4.90GHz、8P4Eコア 20スレッド)
・MAXスレッド:9695
・16スレッド:9080
・8スレッド:6929
・4スレッド:3696
・2スレッド:1874
・1スレッド:1009
※C=コア T=スレッド
※Pコア:Performanceコア(高性能)
※Eコア:Efficientコア(高効率)
MAXスレッドの「Core i7-12700F」のスコアは「Core i9-12900K」の約82%、「Core i7-12700K」と比較した場合は約95%のスコアです。
16スレッド以上のスコアはCPU負荷の高いクリエイティブな作業、8スレッドは「DirectX 12世代」のゲーム、2~4スレッドはDirectX 9世代を利用するゲームで参考になります。


「GeForce RTX 3060 Ti」のスペック

GPUのスペック比較 | |||
GPU名 | RTX 3060 | RTX 3060 Ti | |
詳細情報 | ⇒ GPU-Z | ⇒ GPU-Z | |
CUDA コア | 3584 | 4846 | |
ブースト クロック (MHz) | 1777 | 1665 | |
ベース クロック (MHz) | 1320 | 1410 | |
ビデオ メモリ | 12 GB | 8 GB | |
メモリの 規格 | GDDR6 | GDDR6 | |
バス幅 | 192 bit | 256 bit | |
TDP | 170 W | 200W |
※「RTX 3060」と「RTX 3060 Ti」は実機で確認したスペックを記載しています。
「RTX 3060 Ti」は「RTX 3060」よりもCUDA コアが約35%多く、バス幅も約33%広いのですが、ビデオメモリは「RTX 3060」よりも少ない8GBになります。

3DMark【Time Spy Extreme】ベンチマーク

■3DMARK「Time Spy Extreme」ベンチマーク
・DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3090」の約55%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約74%になります。
4Kで快適にプレイするには少々厳しい結果ですね。

Time Spy Extreme | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
総合スコア | 4279 | 5589 |
Graphics Score | 3992 | 5371 |
CPU Score | 7237 | 7261 |
Graphics Test 1 | 25.18 FPS | 34.15 FPS |
Graphics Test 2 | 23.58 FPS | 31.49 FPS |
テスト結果 | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約134%。
3DMark【Time Spy】ベンチマーク

■3DMARK「Time Spy」ベンチマーク
・DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3090」の約58%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約76%になります。
WQHD(2560×1440)は4Kよりも負荷が軽くなるので、快適にプレイできるフレームレート(60FPS以上)が出ています。

Time Spy | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
総合スコア | 9127 | 11525 |
Graphics Score | 8541 | 11091 |
CPU Score | 14944 | 14814 |
Graphics Test 1 | 56.26 FPS | 73.40 FPS |
Graphics Test 2 | 48.52 FPS | 62.75 FPS |
スクリーンショット | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約129%。
3DMark【Fire Strike Ultra】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike Ultra」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3090」の約57%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約75%になります。
このテストのGraphics Test 2は、Time Spy Extreme(4K)よりも重いので30FPSを切ってしまいました。

Fire Strike Ultra | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
総合スコア | 5162 | 7035 |
Graphics Score | 4926 | 6783 |
CPU Score | 34848 | 34653 |
Combined Score | 2692 | 3671 |
Graphics Test 1 | 26.61 | 34.79 FPS |
Graphics Test 2 | 17.93 | 25.59 FPS |
テスト結果 | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約137%。
3DMark【Fire Strike Extreme】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike Extreme」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3090」の約57%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約75%になります。
そこそこ快適にプレイできそうな結果が出ていますが、「Graphics Test 2」で50FPS前半くらいまで下がっているので重いゲームは画質の調整が必要になりそうですね。

Fire Strike Extreme | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
総合スコア | 10041 | 13094 |
Graphics Score | 10185 | 13281 |
CPU Score | 33566 | 34924 |
Combined Score | 4655 | 6409 |
Graphics Test 1 | 52.81 FPS | 66.02 FPS |
Graphics Test 2 | 38.13 FPS | 51.31 FPS |
テスト結果 | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約130%。
3DMark【Fire Strike】ベンチマーク

■3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:1920×1080(フルHD)
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3090」の約58%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約74%になります。
フルHDのテストでは、とても快適にゲームをプレイできるフレームレート(100FPS以上)が出ています。

Fire Strike | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
総合スコア | 20628 | 24682 |
Graphics Score | 21517 | 26886 |
CPU Score | 35087 | 34891 |
Combined Score | 10701 | 12019 |
Graphics Test 1 | 103.59 FPS | 126.15 FPS |
Graphics Test 2 | 85.29 FPS | 108.91 FPS |
テスト結果 | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約124%。
3DMARK【Poat Royal】ベンチマーク

■3DMARK「Port Royal」ベンチマーク
・DXRベースのレイトレーシングテスト
「RTX 3060 Ti」のスコアは「RTX 3090」の約51%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約74%になります。
影や反射、環境光などをリアルに描写することができる「レイトレーシング」は、GPUにとっては非常に負荷が高い処理です。

Port Royal | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
Graphics Score | 4968 | 6405 |
Graphics Test | 23.00 FPS | 29.66 FPS |
テスト結果 | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約128%。
3DMARK【DirectX Raytracing feature test】

■3DMARK「DirectX Raytracing feature test」ベンチマーク
・純粋なレイトレーシング性能を計測するテスト
・レンダリング解像度:2560×1440ドット
「RTX 3060 Ti」のフレームレートは「RTX 3090」の約47%、「RTX 3070 Ti」と比較すると約79%になります。
「Port Royal」は影や反射のみレイトレーシングを利用しますが、このテストはシーン全体をレイトレーシングで処理します。


DirectX Raytracing feature test | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
平均フレームレート | 19.59 FPS | 26.31 FPS |
テスト結果 | スコア&温度 | スコア&温度 |
「RTX 3060 Ti」のグラフィックス性能は「RTX 3060」の約134%。
『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

■「FF14: 暁月のフィナーレ」ベンチマークの設定
・DirectX 11
・最高品質
『FF14: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | スコア | 9320 快適 | 18414 非常に快適 | 23371 非常に快適 |
平均 | 63 | 125 | 165 | |
最低 | 37 | 77 | 76 | |
RTX 3060 | 平均 | 7029 やや快適 | 14280 とても快適 | 20395 非常に快適 |
平均 | 48 | 97 | 141 | |
最低 | 27 | 55 | 75 |
■「RTX 3060 Ti」の評価
最高品質・WQHD(またはフルHD)で【非常に快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
最高品質・フルHDで【非常に快適】にプレイ可能
最高品質・WQHD(またはフルHD)で【非常に快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
最高品質・フルHDで【非常に快適】にプレイ可能
「RTX 3060 Ti」は4Kで常時60FPS以上は難しいかもしれませんが、とりあえずプレイ可能なフレームレートが出ています。

『F1 2022』ベンチマーク

■「F1 2022」ベンチマークの設定について
・プリセット:超高(最高画質)
・DirectX 12
※サーキット:マイアミ・インターナショナル・オートドローム
※天候:晴天(ドライ)
※異方性フィルタリング:16X
※アンチエイリアス:NVIDIA DLSS(品質:クオリティ)
※カメラモード:切り替え
『F1 2022』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | 最高 | 46 | 89 | 125 |
平均 | 37 | 72 | 106 | |
最低 | 32 | 62 | 91 | |
RTX 3060 | 最高 | 34 | 64 | 90 |
平均 | 27 | 52 | 76 | |
最低 | 24 | 45 | 65 |
■「RTX 3060 Ti」の評価
超高・WQHDで【とても快適】、超高・フルHDなら【非常に快適】
■「RTX 3060」の評価
超高・フルHDで【とても快適】にプレイ可能
超高・WQHDで【とても快適】、超高・フルHDなら【非常に快適】
■「RTX 3060」の評価
超高・フルHDで【とても快適】にプレイ可能
「RTX 3060 Ti」は「RTX 3060」の約1.4倍のフレームレートが出ています。いずれのGPUもフルHDで十分快適にプレイ可能です。

『Forza Horizon 5』ベンチマーク

■「Forza Horizon 5」ベンチマークの設定について
・プリセット:エクストリーム(最高画質)
・DirectX 12
※レイトレーシング:高
『Forza Horizon 5』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | 最高 | 58.6 | 81.1 | 94.4 |
平均 | 51.7 | 70.0 | 80.7 | |
最低 | 44.9 | 61.8 | 71.5 | |
RTX 3060 | 最高 | 45.8 | 65.4 | 77.4 |
平均 | 40.3 | 56.4 | 65.4 | |
最低 | 34.7 | 49.8 | 58.1 |
■「RTX 3060 Ti」の評価
エクストリーム・WQHD(またはフルHD)で【とても快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
フルHDで【とても快適】にプレイ可能
エクストリーム・WQHD(またはフルHD)で【とても快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
フルHDで【とても快適】にプレイ可能
「RTX 3060 Ti」は4Kでもプレイは可能ですが、60FPS以上を出すには画質の調整が必要ですね。

『サイバーパンク2077』ベンチマーク

■「サイバーパンク2077」ベンチマークの設定
・プリセット:レイトレーシング ウルトラ(最高画質)
・DirectX 12
※レイトレーシングON
※DLSS 自動
『サイバーパンク 2077』ベンチマーク時のフレームレート | ||||
GPU | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) | |
RTX 3060 Ti | 最高 | 40.5 | 70.9 | 84.3 |
平均 | 31.6 | 49.5 | 62.0 | |
最低 | 23.7 | 34.9 | 37.5 | |
RTX 3060 | 最高 | 32.3 | 50.4 | 69.0 |
平均 | 24.9 | 39.6 | 50.2 | |
最低 | 18.9 | 30.2 | 35.6 |
■「RTX 3060 Ti」の評価
レイトレーシング ウルトラ・フルHDで【快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
レイトレーシング ウルトラ・フルHDで【やや快適】にプレイ可能
レイトレーシング ウルトラ・フルHDで【快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
レイトレーシング ウルトラ・フルHDで【やや快適】にプレイ可能
このゲームは重い部類なので、フルHDでも最低フレームレートは40FPSを切っています。それでもプレイは可能ですが、画質設定を下げた方が快適にプレイできますね。


「RTX 3060 Ti」の場合はレイトレーシング ウルトラ・フルHDで市街地を走行すると大体50~60fpsくらい出ているのですが、常時60FPSでプレイするには画質を下げる必要があります。
「RTX 3060」は2割くらいフレームレートが下がるので、40~50fpsくらいが目安になります。

『ELDEN RING』をプレイした時のフレームレートをチェック!

■『ELDEN RING』プレイ時の設定
・画質設定:最高
・DirectX 12
※Modでフレームレートの制限を解除しています。Modを利用するとオンラインでプレイできないのでご注意ください。
『エルデンリング』プレイ時のフレームレート | ||||
GPU | シーン | 4K (3840x2160) | WQHD (2560x1440) | フルHD (1920x1080) |
RTX 3060 Ti | 漂着墓地 | 43~65 | 82~120 | 114~163 |
リムクレイブ (アギール湖北) | 31~51 | 53~80 | 61~111 | |
RTX 3060 | 漂着墓地 | 32~47 | 66~90 | 95~139 |
リムクレイブ (アギール湖北) | 28~38 | 42~69 | 52~85 |
「RTX 3060 Ti」の評価
最高画質・フルHDで【とても快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
最高画質・フルHDで【快適】にプレイ可能
最高画質・フルHDで【とても快適】にプレイ可能
■「RTX 3060」の評価
最高画質・フルHDで【快適】にプレイ可能
草木が多い場所でフレームレートが下がりますが、「RTX 3060 Ti」はフルHDでギリギリ60FPS以上出ていました。WQHDは常時60FPS以上出すには画質の調整が必要です。

SSDのベンチマーク【CrystalDiskMark 8】
1TB SSD(PCIe Gen4x4 NVMe M.2)のベンチマーク
■連続したデータの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約 6970 MB/s
連続書き込み:約 5332 MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約 78 MB/s
ランダム書き込み:約 219 MB/s
■起動時間
最短で約16秒
※電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間
「PCIe Gen4x4」を採用したSSDなので、連続したデータの転送速度が非常に高速です。
OSのトリム(最適化)を行うと、テスト結果が大きく違う場合があります。上記のベンチマークはOSのトリム実行後の結果を掲載しています。

※レビュー機に搭載されているSSDの型番は「WD_BLACK Gen4 SDCPNRY-1T00-1106」です。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

3DMARKの「STORAGE BENCHMARK」で、ゲーム時のSSD性能を測定します。
SSD(※トリム実施後)のスコアは2249でした。まずまずの結果ですね。

空きスロットに標準のSSDを装着した場合

空きスロットに標準搭載されているSSD(PCIe Gen 4x4 NVMe)を装着しベンチマークテストを行ってみました。(※RTX 3060 Ti 搭載モデルで確認)
SSDのベンチマーク【CrystalDiskMark 8】
空きスロットの連続読み込み速度は 6971 MB/sでCPU直下のスロット(PCIe Gen 4x4 NVMe)のスロットとほぼ同じですが、書き込み速度は 5332 MB/s ⇒ 3849 MB/sに下がりました。
読み込み速度は速い部類の「PCIe Gen 3x4」規格のSSDよりも少し速い程度ですね。

3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

空きスロットのSSDベンチマークのスコアは 2249 ⇒ 1935(約86%)に下がりました。
メモリについて
![]() | ![]() |
メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:DDR4-3200 MHz
・容量:16GB(8GBx2)
・メモリスロット:4スロット(※最大128GB)
・デュアルチャネルで動作
・Intel XMP 2.0 対応(オーバークロック対応)
「OMEN 25L」はオーバークロック対応のメモリを搭載。初期設定は3200MHzですが、アプリでオーバークロックすると 3467MHzに変更することができます。
16GBのメモリはゲーム用途では十分な容量ですが、クリエイティブな用途で非常に大きなデータを取り扱う場合は少々物足りないかもしれません。

【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト

ストレステスト時の動作温度(室温25℃)
・CINEBENCH R23のスコア:18059
・Core i7-12700Fの動作温度:最高 96℃(平均 68℃)
・最大消費電力:164.5 W(平均 90.0 W)
・サーマルスロットリングの発生:あり
「CINEBENCH R23」のマルチコアテストを10分間連続で行い、「Core i7-12700F」の動作温度を計測。
CPUパッケージの温度は最高96℃まで上がりましたが、平均温度はかなり低めで68℃でした。「サーマルスロットリング」はテスト開始から20秒くらいで瞬間的に発生します。
動作周波数はテスト開始後は約4.6GHzで動作していますが、サーマルスロットリング発生後くらいから3.7~3.8GHzで動作していました。
※「サーマルスロットリング」は過熱を防止してCPUの破損を防ぐ機能。
CPUパッケージの温度は最高96℃まで上がりましたが、平均温度はかなり低めで68℃でした。「サーマルスロットリング」はテスト開始から20秒くらいで瞬間的に発生します。
動作周波数はテスト開始後は約4.6GHzで動作していますが、サーマルスロットリング発生後くらいから3.7~3.8GHzで動作していました。
※「サーマルスロットリング」は過熱を防止してCPUの破損を防ぐ機能。
「サーマルスロットリング」が発生すると、動作周波数を下げて発熱を抑えるのでパフォーマンスが低下します。

ベンチマーク時の動作温度について(RTX 3060/RTX 3060 Ti)
ベンチマーク時の動作温度をまとめました。テスト時の室温は約25℃です。温度の計測は「HWiNFO」を使用。CPUの動作温度は「CPUパッケージ」の温度を記載しています。
パフォーマンスプラスモデル(RTX 3060 Ti)の動作温度
![]() | CPUの動作温度 Core i7-12700F | GPUの動作温度 RTX 3060 Ti | ||
最高 (℃) | 平均 (℃) | 最高 (℃) | 平均 (℃) | |
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 96 | 68 | - | - |
x264 FHD Benchmark | 88 | 82 | - | - |
CPU Profile | 72 | 52 | - | - |
Time Spy Extreme | 83 | 52 | 83.5 | 65.2 |
Time Spy | 89 | 51 | 83.6 | 68.2 |
Fire Strike Ultra | 80 | 46 | 83.5 | 68.5 |
Fire Strike Extreme | 77 | 46 | 83.1 | 68.1 |
Fire Strike | 84 | 50 | 83.3 | 68.7 |
Poat Royal | 75 | 42 | 84.1 | 67.6 |
FF14 暁月のフィナーレ | 65 | 55 | 84.8 | 75.8 |
F1 2022 | 70 | 62 | 83.7 | 79.0 |
Forza Horizon 5 | 73 | 62 | 80.8 | 78.0 |
サイバーパンク2077 | 78 | 72 | 81.5 | 73.4 |
ELDEN RING | 70 | 63 | 79.7 | 73.7 |
アイドル時 | 32℃ 前後 | 33℃ 前後 |
■「RTX 3060 Ti 搭載モデル」の動作温度(室温25℃)
・「Core i7-12700F」の動作温度:最高 96℃
・「RTX 3060 Ti 」の動作温度:最高 84.8℃
全てのコアを利用するCPUテストで「Core i7-12700F」の温度が90℃を超えましたが、他のテストでは70~80℃台後半くらいに収まっていました。
「RTX 3060 Ti」の最高温度は、CPUより少し低めで80~85℃くらいでした。

パフォーマンスモデル(RTX 3060)の動作温度
![]() | CPUの動作温度 Core i7-12700F | GPUの動作温度 RTX 3060 | ||
最高 (℃) | 平均 (℃) | 最高 (℃) | 平均 (℃) | |
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 94 | 69 | - | - |
x264 FHD Benchmark | 84 | 78 | - | - |
CPU Profile | 84 | 60 | - | - |
Time Spy Extreme | 90 | 54 | 82.6 | 68.8 |
Time Spy | 86 | 50 | 82.9 | 69.0 |
Fire Strike Ultra | 82 | 49 | 82.6 | 70.3 |
Fire Strike Extreme | 77 | 48 | 82.5 | 69.3 |
Fire Strike | 81 | 49 | 82.0 | 68.6 |
Poat Royal | 82 | 49 | 83.2 | 71.7 |
FF14 暁月のフィナーレ | 65 | 56 | 84.2 | 77.6 |
F1 2022 | 62 | 55 | 82.3 | 73.2 |
Forza Horizon 5 | 78 | 55 | 75.9 | 68.3 |
サイバーパンク2077 | 73 | 68 | 81.8 | 76.7 |
ELDEN RING | 69 | 61 | 84.2 | 76.5 |
アイドル時 | 30℃ 前後 | 33℃ 前後 |
■「RTX 3060 搭載モデル」の動作温度(室温25℃)
・「Core i7-12700F」の動作温度:最高 94℃
・「RTX 3060」の動作温度:最高 84.2℃
「Core i7-12700F」は負荷が高いCPUのテストで動作温度が高くなります。
「RTX 3060」は「RTX 3060 Ti」 よりも性能が控えめ(7~8割くらい)ですが、ベンチマーク時の動作温度は大体同じくらいですね。

ベンチマーク時の消費電力について
ベンチマーク時の消費電力をまとめました。CPUとGPUの消費電力は「HWiNFO」の数値、PC全体の消費電力は「ワットチェッカー REX-BTWATTCH1」で記録した数値を記載しています。
パフォーマンスプラスモデル(RTX 3060 Ti)の消費電力
![]() | 最大消費電力 | |||
CPU Core i7-12700F | GPU RTX 3060 Ti | PC全体 | ||
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 164 W | - | 258 W | |
x264 FHD Benchmark | 148 W | - | 243 W | |
CPU Profile | 121 W | - | 223 W | |
Time Spy Extreme | 122 W | 199 W | 334 W | |
Time Spy | 127 W | 200 W | 314 W | |
Fire Strike Ultra | 122 W | 199 W | 277 W | |
Fire Strike Extreme | 120 W | 200 W | 291 W | |
Fire Strike | 122 W | 200 W | 370 W | |
Poat Royal | 123 W | 199 W | 308 W | |
FF14 暁月のフィナーレ | 65 W | 199 W | 321 W | |
F1 2022 | 68 W | 199 W | 351 W | |
Forza Horizon 5 | 62 W | 174 W | 307 W | |
サイバーパンク2077 | 86 W | 198 W | 376 W | |
ELDEN RING | 64 W | 192 W | 317 W | |
起動時 | - | - | ||
アイドル時 | 4W 前後 | 10W 前後 | 37W 前後 |
■ベンチマーク時の消費電力(RTX 3060 Ti 搭載モデル)
・「Core i7-12700F」の最大消費電力:164 W
・「RTX 3060 Ti」の最大消費電力:200 W
・PC全体の最大消費電力:376 W
※600W ATX電源、80PLUS Gold(仕様変更前)
「サイバーパンク2077」が最も高い376 W(PC全体の消費電力)を記録。「OMEN 25L」は600Wの電源ユニットを搭載しているので負荷率は約62%になります。

※この記事で使用した製品には600W(80 PLUS Gold)の電源が搭載されていましたが、2022年の6月~7月の間に500W(80PLUS Bronze)に変更されています。500Wの電源でPC全体の消費電力が376 Wの場合、負荷率は75%になります。
パフォーマンスモデル(RTX 3060)の消費電力
![]() | 最大消費電力 | |||
CPU Core i7-12700F | GPU RTX 3060 | PC全体 | ||
CPUストレステスト ※CINEBENCH R23 | 166 W | - | 267 W | |
x264 FHD Benchmark | 147 W | - | 248 W | |
CPU Profile | 123 W | - | 235 W | |
Time Spy Extreme | 124 W | 170 W | 295 W | |
Time Spy | 127 W | 170 W | 298 W | |
Fire Strike Ultra | 123 W | 170 W | 269 W | |
Fire Strike Extreme | 123 W | 170 W | 260 W | |
Fire Strike | 122 W | 170 W | 326 W | |
Poat Royal | 125 W | 169 W | 288 W | |
FF14 暁月のフィナーレ | 57 W | 169 W | 279 W | |
F1 2022 | 61 W | 167 W | 304 W | |
Forza Horizon 5 | 99 W | 131 W | 263 W | |
サイバーパンク2077 | 85 W | 165 W | 333 W | |
ELDEN RING | 64 W | 168 W | 267 W | |
起動時 | - | - | 187 W | |
アイドル時 | 4W 前後 | 10W 前後 | 33 W 前後 |
■ベンチマーク時の消費電力(RTX 3060 搭載モデル)
・「Core i7-12700F」の最大消費電力:164 W
・「RTX 3060」の最大消費電力:170 W
・PC全体の最大消費電力:333 W
※500W ATX電源、80PLUS Bronze(仕様変更後)
PC全体の最大消費電力は「サイバーパンク2077」が約333 Wを記録。「RTX 3060 Ti 搭載モデル」よりも約40W低い数値です。
RTX 3060 搭載モデルは「500W 電源ユニット」を搭載しているので、負荷率は約66%になります。

冷却ファンの音について

ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・ゲームをプレイすると動作音が少し大きくなる。
・動作音は「OMEN 40L」「OMEN 45L」よりも静かな印象。
・耳障りな金属音(甲高い音)は少な目。
CPUに負荷がかかる処理やゲームをプレイすると動作音が大きくなりますが、「OMEN 25L」はCPUの性能が控えめなので、上位モデルの「OMEN 40L」「OMEN 45L」と比較すると動作音は静かな印象です。(※騒音計では10~15dbくらい低い数値)
「OMEN 40L」はCPUのストレステストを行うと最大で約72db(後部のファンから約5cm離れて計測)でしたが、「OMEN 25L」の場合は最大58dbくらいに収まっていました。
甲高い音は少な目ですが、ファンが高回転になるCPUテストでたまにそのような音が出る場合があります。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
「OMEN 40L」はCPUのストレステストを行うと最大で約72db(後部のファンから約5cm離れて計測)でしたが、「OMEN 25L」の場合は最大58dbくらいに収まっていました。
甲高い音は少な目ですが、ファンが高回転になるCPUテストでたまにそのような音が出る場合があります。
※音の感じ方は個人差があります。ファンにも固体差があるので、あくまでも参考としてご覧ください。
CPUのパフォーマンスを控えめにすると、発熱が少なくなるので動作音を抑えることができます。⇒ ◆【最適】に設定して動作温度を大幅に下げる

ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
※CPUテスト時・・・CINEBENCH R23ストレステスト(10分間)したときの動作音。(※Core i7-12700F)
※ゲーム時・・・サイバーパンク 2077をプレイしたときの動作音。
※測定値は最も高い数値を記載
測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック | |||
テスト | 測定場所 | RTX 3060 搭載モデル | RTX 3060 Ti 搭載モデル |
CPUテスト時※ | 後部ファンから 約5cm | 58db 前後 | 58db 前後 |
後部ファンから 約30cm | 50 db 前後 | 50 db 前後 | |
ゲーム時※ | 後部ファンから 約5cm | 52 db 前後 | 61db 前後 |
後部ファンから 約30cm | 45 db 前後 | 56db 前後 |
CPUテスト時はテスト序盤に最高値を記録しますが、中盤以降は動作周波数が下がりCPUの発熱が減るので47dbくらいになります。(後部ファンから約30cm離れた場所)
ゲーム時の動作音は、性能が控えめな「RTX 3060」の方が静かですね。


■測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※室内の環境:40db前後
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
※測定値はあくまでも目安としてご覧ください。音の発生源から離れるほど測定値は低くなります。70dbくらいになると動作音が大きいと感じますが、50db台中盤くらいならそれほどうるさくない印象です。
※室内の環境:40db前後
※60db・・・普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」

「OMEN Gaming Hub」で、PCの状況を確認したり様々な設定を変更することができます。アプリの基本的な使い方はOMEN 45L、OMEN 40Lと大体同じです。
OMEN 25Lに搭載されている「Core i7-12700F」は、オーバークロックできない仕様なので動作周波数や電圧の変更はできません。

システムモニター

「システムモニター」でPCパーツの動作温度や使用率、ストレージの空き容量、現在の設定、ネットワーク状況などを確認することができます。
オーバークロック

「Core i7-12700F」はオーバークロックできませんが、メモリのオーバークロックは可能です。
ネットワーク

「ネットワーク」で通信の最適化を行うことができます。有線LANと無線LANを同時に利用している場合は「デュアルフォース」機能が使えるようになります。
「デュアルフォース」機能でアプリの優先順位を任意に変更することができるようになります。(例:速度が必要なアプリは有線LAN、重要でないものは無線LAN)

LEDコントロール

「 LEDコントロール」で、前面のOMENロゴマークやCPU、メモリのLEDの色やアニメーション(順番に色が変わる、点滅するなど)を変更することが可能です。
グラフィックスのLED以外は「消灯」に設定することができます。

パフォーマンスコントロール

「パフォーマンスコントロール」で、電源モードを変更することができます。「パフォーマンス」に設定すると、CPUの温度や消費電力は高くなりますが十分に性能を発揮できるようになります。

通常は自動的にファンの速度が制御されますが、「温度コントロール」を手動にするとファン(3か所)の速度を変更することが可能になります。
右側の「動的ファンカーブ」を有効にすると、CPUの動作温度に応じたファンの速度を自由に調整することができます。

電源オプション

オンに設定した場合、5分間アイドル状態が続くと前面のOMENロゴマークやCPU、メモリのLEDが消灯します。
グラフィックスカードの「GEFORCE」のロゴはこの機能をオンにしても点灯したままになりますが、PCがスリープ状態になった場合は消灯します。

ベンチマークテスト時の設定について
ベンチマークテストは下記の設定で行っています。
ベンチマークテスト時の設定 | |
CPUオーバークロック | 不可 |
メモリオーバークロック | 3467 MT/s |
電源モード | パフォーマンス |
温度コントロール | パフォーマンス |
【最適】の設定でCPUの動作温度を大幅に下げる

パフォーマンスコントロールの設定を【最適】にすると、CPUのパフォーマンスが少し控えめになりますが動作温度は下がります。


下記の設定で「CINEBENCH R23」のストレステスト(マルチコア:10分間)を行います。(室温25℃)
・Core i7-12700Fの動作周波数:初期設定(変更不可)
・電圧:初期設定(変更不可)
・パフォーマンスコントロールの設定【最適】
・温度コントロール【パフォーマンス】
変更前 【パフォーマンス】 | 変更後 【最適】 | |
CINEBENCH R23 マルチコアのスコア | 18059 | 15864 (87%) |
Core i7-12700F の動作温度 | 96℃ (平均 68℃) | 85℃ (平均 58℃) |
CPUの 最大消費電力 | 164.5 W (平均 90.0 W) | 160.2 W (平均 64.2 W) |
サーマル スロットリング | あり | なし |
動作音(最大値) | 58db | 46db |
パフォーマンス設定を【パフォーマンス】⇒【最適】にするとスコアは変更前の約87%に下がりました。CPUの温度は約10℃低下し、平均消費電力は約26Wも減少しています。
CPUの発熱が少なくなるとファンの速度も下がるので、動作音も12dbくらい小さくなりました。

「OMEN 25L」の同梱品

■同梱品一覧
・電源コード(約1.8m)
・セットアップ手順
・冊子類(サポートガイドブック、ギフト券が当たるアンケートなど)
※梱包サイズ 約 498 x 299 x 570 mm / 約 14.17kg ⇒ ◆梱包箱のイメージ
※「保証書」は梱包箱に貼られている赤い袋の中に入っています。
・電源コード(約1.8m)
・セットアップ手順
・冊子類(サポートガイドブック、ギフト券が当たるアンケートなど)
※梱包サイズ 約 498 x 299 x 570 mm / 約 14.17kg ⇒ ◆梱包箱のイメージ
※「保証書」は梱包箱に貼られている赤い袋の中に入っています。
キーボードとマウスは付属していないので、別途用意する必要があります。


電源ケーブルは「3Pプラグ」です。コンセントやタップが3Pに対応していない場合は「3P⇒2P変換アダプタ」が必要になります。
サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【HP サポートページ】
⇒ ◆OMEN by HP 25LゲーミングデスクトップPC サポートページ
※トラブルシューティング・ドライバー・使用方法(取り扱い説明書)など
【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
⇒ ◆OMEN by HP 25L GT15-0760jp PC 製品仕様
⇒ ◆OMEN by HP 25L GT15-0765jp PC 製品仕様
⇒ ◆BlizzardLマザーボードの仕様
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
⇒ ◆OMEN by HP 25LゲーミングデスクトップPC サポートページ
※トラブルシューティング・ドライバー・使用方法(取り扱い説明書)など
【HP カスタマー・ケア - ナレッジベース】
⇒ ◆OMEN by HP 25L GT15-0760jp PC 製品仕様
⇒ ◆OMEN by HP 25L GT15-0765jp PC 製品仕様
⇒ ◆BlizzardLマザーボードの仕様
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【リカバリメディアの作成】
⇒ ◆USBメモリで「Windowsの回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
上記のサポートページから、ユーザーガイド/アップグレードガイド(取扱説明書)のPDFをダウンロードすることができます。





■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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