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HPの高性能ゲーミングデスクトップパソコン「OMEN 40L Desktop」の実機レビュー! 機種は「Core i7-12700K」「GeForce RTX 3070 Ti」を搭載したハイパフォーマンスプラスモデルです。

様々なベンチマークテストで性能を測定していますが、「エルデンリング」を実際にプレイしたときの「フレームレート」もチェックしています。
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【実機レビュー】
◆OMEN 40L(2023年モデル) NEW!
GeForce RTX 4070 Ti を搭載した最新モデルの性能を徹底チェック!

◆アウトレットセール!icon
OMEN 40L(Core i7-12700K、RTX 3070 搭載モデル)

【限定30台】¥199,800(税込)~  送料無料

 ※一旦終了した場合でも、再び掲載される場合があります。
最終更新日:2023年3月17日


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。

OMEN 40L  ハイパフォーマンスプラスモデル(RTX 3070 Ti )の評価
◆フルHDで快適にゲームをプレイできるスタイリッシュなゲーミングPC

「OMEN 40L Desktop」の製品特徴
◆OMEN 40L ハイパフォーマンスプラスモデル(RTX 3070 Ti)の主な特徴
◆OMEN 40L のスペック・販売価格 ※3/17更新
◆キャンペーン:お得なクーポン! ★7%OFFクーポンでお買い得!

外観/カラーについて
◆外観・デザイン・カラーについて
◆サイズ・重さについて

天面のデザイン・内部について
◆天面のデザイン・機能について
◆天面の内部について ※天面カバーの取り外し

OMEN 45Lの内部について
◆左側面の「ガラス製アクセスパネル」の取り外し
◆OMEN 40Lの内部 ※RTX 3070 Ti 搭載モデル
◆「PCIe Gen 4x4」で動作する空きのM.2スロット ※6/15追記

裏配線側の内部について
◆裏配線側のパネルの取り外し
◆裏配線側の内部(RGBボード、ストレージベイ、電源ユニット)

フロントパネルについて
◆フロントパネルの取り外し
◆フロントパネルの内部

インターフェースについて
◆天面のインターフェース
◆背面のインターフェース

底面について
◆底面のデザイン

プロセッサーのベンチマーク(Core i7-12700K)
◆プロセッサーのベンチマーク 【CINEBENCH R23】
◆動画エンコードのベンチマーク 【x264 FHD Benchmark】
◆3DMARK【CPU Profile】

グラフィックスのベンチマーク(RTX 3070 Ti)
◆3DMARK【Time Spy Extreme】 ※ DX12、4K
◆3DMARK【Time Spy】 ※ DX12、2560x1440
◆3DMARK【Fire Strike Ultra】 ※DX11、4K
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】 ※DX11、2560x1440
◆3DMARK【Fire Strike】 ※DX11、フルHD

レイトレーシングのベンチマーク
◆3DMARK【Poat Royal】 ※DXRベースのレイトレーシングテスト
◆3DMARK【DirectX Raytracing feature test】
◆3DMARK【NVIDIA DLSS feature test】

ゲームベンチマーク
◆『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『レインボーシックスシージ』ベンチマーク
◆『F1 2021』ベンチマーク 
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク

ゲームプレイ
◆『ELDEN RING(エルデンリング)』のフレームレートをチェック!

SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark 7
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について

ストレステスト
◆ 【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト

動作温度や消費電力、ファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆ベンチマーク時の消費電力について
◆冷却ファンの音について

同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて

付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
◆ベンチマークテスト時の設定について
◆ファンの速度を手動で調整して冷却性能を高める

サポートページ・お役立ち情報
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書・リカバリメディアの作成について
 

製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。
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OMEN 40L (RTX 3070 Ti 搭載モデル)の評価

 
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OMEN 40L  ハイパフォーマンスプラスモデル(RTX 3070 Ti)実機レビューまとめ

 
【良いところ】
・カッコいいケースのデザイン
「Core i7-12700K」はクリエイティブな作業を快適にこなせる性能
「RTX 3070 Ti 」はフルHDで快適にゲームをプレイ可能
・重いグラフィックスカードをしっかりと支える「サポートバー」付き
・パネル類が開けやすくメンテナンス性が良い

【性能比較】
・「RTX 3070 Ti」は3DMARKで「RTX 3080 Ti」の7~8割くらいの性能

【冷却性能について】
・水冷CPUクーラーが120mmなので、CPUに高負荷をかけると「OMEN 45L」よりも動作温度がやや高めになる。

【気になるところ・注意点など】
WQHD(2560x1440)の場合は、超重いゲームは画質の調整が必要。
・電源コードのオス側が3Pプラグ(※タップによっては2Pに変換するアダプタが必要)
・筐体のサイズが大きくて重い
・キーボードやマウスは付属しない

■RTX 3070 Ti 搭載モデルはフルHDで快適にゲームをプレイ可能!

「OMEN 40L」と「OMEN 45L」の大きな違いは冷却性能です。「OMEN 40L」はCPUに負荷をかけ続けると動作温度が高くなり動作周波数が下がる傾向があるので、動画のエンコードや3Dレンダリングのような処理は冷却性能に優れるOMEN 45L(⇒ ◆実機レビュー)の方が適しています。

「RTX 3070 Ti」は、フルHDで快適にゲームをプレイできる性能を備えていますが、WQHD(2560x1440)で「サイバーパンク2077」のような超重いゲームを60FPS以上でプレイするには少し画質を調整する必要があります。

ミドルハイクラスの「RTX 3070 Ti 搭載モデル」は、フルHDで快適にゲームを楽しみたい方向けのスペックです。冷却性能にこだわる方や、WQHDで重いゲームを快適にプレイしたい方は上位機種の「OMEN 45L」が選択肢となります。

このモデルで「エルデンリング」をプレイしてみると、WQHDの場合は草木が多い場所で60FPS台まで下がる場合がありましたが十分快適にプレイ可能でした。⇒ ◆『エルデンリング』のフレームレートをチェック!
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「OMEN 40L Desktop」の製品特徴

 
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「OMEN 40L ハイパフォーマンスプラスモデル」の主な特徴


モデル名:OMEN by HP 40L Desktop GT21-0775jp
・Cooler Master 水冷クーラー RGB 120mm
・第12世代インテル Core i7-12700K プロセッサー

・高性能グラフィックス GeForce RTX 3070Ti

・HyperX
16GB DDR4-3733MHz(Intel XMP対応 RGB)
・WD_Black 1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe)
800W ATX 電源(80 PLUS Gold
「デュアルコンパートメントシャーシ」を採用
・メンテナンス性に優れる設計
様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
 
ハイパフォーマンスプラスモデル(RTX 3070Ti )は、OMEN 40L(3モデル)の中では中間のグレードになります
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「OMEN 40L」のスペック・販売価格

 
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「OMEN 40L」は3モデル展開で、メモリ容量とグラフィックスの性能が異なります。カスタマイズでパーツの変更はできませんが、周辺機器や長期保証などは選択可能です。
 
製品の入荷や納期に関する情報はこちらのページをご覧ください。⇒ ◆OMEN 40Lの販売状況について
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■ハイパフォーマンスエクストラモデル(RTX 3080)
Windows 11 Pro、Core i7-12700K、RTX 3080、DDR4 32GB 、1TB M.2 SSD
¥301,800(税込)~



■ハイパフォーマンスプラスモデル (RTX 3070 Ti)
Windows 11 Pro、Core i7-12700K、RTX 3070 Ti、DDR4 16GB 、1TB M.2 SSD
¥264,000(税込)~ ⇒ ¥255,000(税込)~
※3/3(金)より値下げ



■ハイパフォーマンスモデル(RTX 3070)
Windows 11 Pro、Core i7-12700K、RTX 3070、DDR4 16GB 、1TB M.2 SSD
¥246,000(税込)~ ⇒ ¥242,000(税込)~
※3/3(金)より値下げ

※販売価格は2023年3月17日の時点




キャンペーン:お得なクーポン!


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7%OFFクーポン適用すると「RTX 3070 Ti 搭載モデル」が225,060(税込)~になります。
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外観・デザイン・カラーについて

 
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シンプルで高級感があるデザインのゲーミングPC

 
シンプルで高級感があるデザイン
・ボディカラーは「ブラック」
・前面のロゴマーク、2連ファン、筐体内部にLEDを搭載(※色変更・消灯可
・スモーク処理の前面クリアパネル
・シースルーの左サイドパネル(※EMコーティングされた強化ガラス)
・天面はメッシュ状になっている
 
■外観・デザインについて
「OMEN 40L」は、無駄のないすっきりとしたデザインが魅力のゲーミングPCです。前面や左サイドパネルにはつや感があるクリアパネル(スモーク処理)が使われていて「高級感」があります。

OMEN 45L(⇒ ◆実機レビュー)と似ていますが、筐体上部の冷却ユニット(OMEN Cryo チェンバー)を搭載していないので少しコンパクトな印象になります。(※幅は同じで高さが低い)

■公式サイトの製品写真と少し違っているところ
公式サイトの製品イメージはフロントの2連ファンがくっきりとした感じですが、実機には「フィルター」が装着されているのでてメッシュ状に見えます。◆フロントパネルの内部

ケースのデザインはとてもカッコよくて「高級感」がありますね。
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「OMEN 40L」は。前面に2連ファン(120mm x3)を搭載。前面のクリアパネルは、ボタンを押すことで簡単に取り外すことができます。⇒ ◆フロントパネルの取り外し

イルミネーションの設定は、プリインストールされているアプリで変更可能です。⇒ ◆関連記事:「OMEN Gaming Hub」の使い方について
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OMEN 40L_外観_0G1A0975w

左サイドパネルには「EMコーティングされた強化ガラス」を採用。⇒ ◆左側面パネルの取り外し

クリアな部分は、少し控えめな感じですが「スモーク処理」が施されています。
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右側面のパネル(裏配線側)を取り外すと、2.5/3.5インチ兼用ストレージベイにアクセスすることができます。⇒ ◆裏配線側のパネルの取り外し
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右側面のクリアパネルには、筐体の大きさを示す「40L」のロゴが付いています。

前面のファンだけでなく筐体の底面からも吸気する構造になっているので、脚は約15mmの高さがあります。
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サイズ・重さについて

 
【実機】OMEN 40L サイズ_220517_01

機種名筐体のサイズ質量
OMEN 45L約 204 × 470 × 555 mm約 22.6 kg
OMEN 40L約 204 × 470 × 467 mm約 18.7 kg
OMEN 30L約165 × 424 × 448 mm約 12.42 kg
 

「OMEN 40L」は筐体の上部に冷却装置を搭載していないので、「OMEN 45L」よりも高さが88mm低くなり、重さは約3.9kg軽量です。⇒ 参考画像:3モデルのサイズ比較
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天面のデザインについて

 
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「OMEN 40L」の天面のデザイン・機能について


・インターフェース部分が「OMEN 45L」と異なる ⇒ ◆参考画像
・OMEN 45Lの「OMEN Cryo チェンバー」は非搭載ですが、「120mmのファン」を2つ取り付けられるような構造

標準ではファンを搭載していないので、天面のメッシュの部分から自然に熱が放出されます。
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天面の内部 ※天面カバーの取り外し

 
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「OMEN 45L」の天面カバーは上の方に持ち上げて取り外す仕組みですが、「OMEN 40L」の場合はカバーを前方にスライドさせると取り外すことができます。
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OMEN 40L_天面パネルの取り外し_0G1A1503w_解説

前面パネルを取りはずした状態で「天面パネル」を前方に押します。



OMEN 40L_天面パネルの取り外し_0G1A1505w

天面パネルが数ミリくらいスライドして取り外せる状態になります。



OMEN 40L_天面パネルの取り外し_0G1A1508t_解説

カバーを上に持ち上げて取り外します。



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天面のカバーを取り外した状態。



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筐体の上部は「120mmのファン」を2つ取り付けられるような構造になっています。
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左側面の「ガラス製アクセスパネル」の取り外し

 
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側面のパネルは「INTERNAL ACCESS」のボタンを押すと、簡単に取り外すことができます。
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ボタンを押した後「側面パネル」が一定の角度まで開いたら、上の方に持ち上げて取り外します。
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OMEN 40Lの内部について

 
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OMEN 40L(RTX 3070 Ti 搭載モデル)の内部

 
【筐体の特長】
・パーツの区画を分けた「デュアルコンパートメントシャーシ」
・重いグラフィックスを支える「サポートバー」を装備。
・配線類がきれいにまとめられている。

【PCパーツの仕様】
・インテル Core i7-12700K プロセッサー
・プロセッサー冷却方式:「水冷CPUクーラ」※簡易水冷
・HyperX 16GB (8GB×2) DDR4-3733MHz Intel XMP対応 RGB
・WD_Black 1TB M.2 SSD (PCIe Gen 4x4 NVMe)
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB GDDR6X)

【マザーボードの仕様】
・マザーボード名:BlizzardOCスペック詳細
・フォームファクター:マイクロATX(24.0 x 24.0cm)
・チップセット: インテル Z690 チップセット
・メモリスロット:DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット ×4(※最大64GB)

【拡張スロット】
・PCI Express Gen5 x16 × 1スロット (空0)
・PCI Express Gen3 x4 × 1スロット (空1)
・ M.2 × 3スロット (空1) 

■内部の構造ついて
「CPU&GPUの区画」と「3.5インチ・ストレージ&電源ユニット」を2つの区画に分けた「デュアルコンパートメントシャーシ」は上位モデルの「OMEN 45L」と共通ですが、水冷CPUクーラーはケース背面のリアファンと兼用になっています。
 

「OMEN 40L」は筐体上部に冷却ユニットを搭載していませんが、その代わりに120mmのファンを2つ取り付け可能な設計になっています。⇒ ◆天面の内部について
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OMEN 40L_内部_0G1A0989t_各部名称

標準搭載されているM.2 SSD(PCIe Gen 4x4 NVMe)は、グラフィックスカードに隠れる位置に搭載されています。(⇒ 参考:OMEN 45Lの写真
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OMEN 40L_水冷CPUクーラー_20220508_130341035

「水冷CPUクーラ」はスタイリッシュなデザインでLED付き。「簡易水冷タイプ」なのでメンテナンスフリーです。メモリは「HyperX」のDDR4-3733MHz (Intel XMP対応、LED付)が搭載されています。

水冷CPUクーラーは「リアファン兼用」になっています。筐体上部に冷却機構を備える「OMEN 45L」と大きく異なるところですね。
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「OMEN 40L」に搭載されているRTX 3070 Tiのデザインは、「OMEN 45L」のRTX 3080 Ti(⇒ 参考画像)とほぼ同じ外観ですが、OMENのロゴマーク(四角い形)の部分は少し異なるデザインになっています。

大きくて重いグラフィックスカードを支えている「サポートバー」は、長期間使用によるたわみ(垂れ下がり)や輸送時の振動から守ってくれるので安心ですね。
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グラフィックスカードは3連のファンを搭載。



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SATA ポート(4基)はマザーボードの下側にあります。
 
1つのポートには、2.5/3.5インチ・ストレージ用の「SATA ケーブル(約50cm)」が装着されています。
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「PCIe Gen 4x4」で動作する空きのM.2スロット


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空きのM.2スロット「PCIe Gen 4x4」で動作します。SSDのネジは販売時期によっては付属している場合があります。

テスト機の「RTX 3070 Ti 搭載モデル」にはネジが付いていませんでしたが、2022年5月下旬に入荷した「RTX 3080搭載モデル」にはネジが付けられていました。
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裏配線側のパネルの取り外し


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「INTERNAL ACCESS」のボタンを押すと、側面のパネルを取り外すことができます。



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パネルが一定の角度まで開いたら、パネルを上の方に持ち上げて取り外します。





裏配線側の内部(ストレージ、電源ユニット)


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裏配線側の内部について


【ドライブベイ】

・2.5インチ/3.5インチ兼用×2 (空2)
・2.5インチ×2 (空2)
※SATAケーブルは1本装着済み。

【電源ユニット】
・Cooler Master 800W ATX電源(80PLUS Gold
 ※SATA電源ケーブル(4つのストレージ用)
 
■裏配線側の構造について
ストレージや電源ユニットなどは裏配線側からアクセス可能です。

■デュアルコンパートメントシャーシについて

シャシーの内部を2つの区画に分けて、発生した熱が他の区画に流入しないような構造になっています。

■2.5インチ/3.5インチ兼用ドライブベイ
筐体の下部のドライブベイには、最大2つのストレージ(2.5インチまたは3.5インチ)を搭載可能です。

■2.5インチのドライブベイ
裏配線の部分に「2.5インチのドライブベイ」を2つ搭載。最も遠いドライブベイまで届くSATAケーブル(約50cm)は標準で1本装着されています。

基本的な構造は「OMEN 45L」と同じですが、「OMEN 40L」の場合はCPUの裏側のカバー(⇒ 参考画像:OMEN 45L)は付いていませんでした。
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OMEN 40L_ストレージベイ_20220509_022905447w

ドライブベイのトレイは、両端の取っ手を内側につまむと引き出すことが可能です。



ドライブベイ_トレイ _20220509_023752614w
 
トレイに「3.5インチのHDD」を装着する場合はネジは不要です。

2.5インチのSSD(またはHDD)を装着する場合は、ネジを別途用意する必要があります。
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2.5/3.5インチ・ストレージ用(4台分)の電源とSATAケーブル。

1台目のストレージは、付属しているケーブルをそのまま利用して増設することができます。⇒ 参考:HDDを増設したイメージ
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■3.5インチ・ストレージベイに2台目のHDDを増設する場合
別途「SATA3.0ケーブル」を用意する場合は、ストレート&上L型、長さが30cm(⇒ 参考画像)でギリギリ下のストレージベイまで届きますが、長さが35~40cmくらいあった方が余裕をもって接続することができます。



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「2.5インチのドライブベイ」は、ネジを使わずSSDをハメ込む仕組みになっています。

付属しているケーブルは、最も遠いストレージベイにギリギリ届く長さです。⇒ 参考:SSDを増設したイメージ
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OMEN 40L_RGBボード_0G1A1071_t2w_各部名称

左上に搭載されている基盤はLEDを制御する「RGB ボード」です。⇒ 参考:OMEN 45Lのイメージ


■RGB ボードのコネクタ
【1】RGB CPU 空冷/水冷クーラー(12 V)
【2】ARGB フロント ファン 1(5 V)
【3】ARGB フロント ファン 2(5 V)
【4】ARGB フロント ファン 3(5 V) ※OMEN 40Lは未接続
【5】RGB ロゴ(5 V)
【6】RGB シャーシのライト バー(12 V)
【7】RGB フロント ファン 1(12 V)
【8】RGB フロント ファン 2(12 V)
【9】RGB フロント ファン 3(12 V)

※ARGB・・・1つのLEDで複数のカラーを表示可能。フロントの2つのファンとメモリのLEDが対応しています。

「RGB ボード」の詳細はハードウェア リファレンス ガイド(PDF)でご確認ください。⇒ ◆サポートページ
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OMEN 40L_CPUクーラー メンテナンスホール_0G1A1072tw

CPUの裏側(メンテナンスホール)のイメージ。




フロントパネルの取り外し

 
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両側にある「リリースボタン」を同時に押しながら、フロントパネルを手前に引くと「カチッ」と音がして本体から外れます。
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パネルが本体から外れたら、ある程度傾けた後、上に持ち上げて本体から取り外します。

フロントパネルは側面パネルのように一定の角度で傾きが止まらないので、常に手で持ちながら取り外してください。
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フロントパネルの内部

 
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「OMEN 40L」のフロントパネルを取り外した状態。2連ファンの手前に「ダストフィルター」が装着されています。



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OMEN 45は筐体の上部にLED(⇒ 参考画像)を搭載していましたが、「OMEN 40L」はフロントパネルの裏側にLEDを備えています。
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「ダストフィルター」はハメ込み式になっているので、上部の取っ手を手前に引くと取り外すことができます。

 

OMEN 40L_前面_2連ファン_0G1A1190w

ダストフィルターを取り外したイメージ。シャシーの基本的な設計は「OMEN 45L」と同じなので、3連ファンを付けられる構造になっていますが、「OMEN 40L」はファンを2基のみ搭載。



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ファンが付いていない部分は、吸気口として機能します。
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天面のインターフェース

 
OMEN 40L_天面インターフェース_0G1A1154_各部名称

天面のインターフェース(各部名称)


1)ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
2)マイク入力ポート
3)SuperSpeed USB Type-A  5 Gbps ポートx2(※うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)
4)USB 2.0 Type-A ポートx2
5)電源ボタン
 
【転送速度】
※5Gbps=625MB/s 理論値




背面のインターフェース

 
OMEN 40L_背面_0G1A1024t_各部名称

背面のインターフェース(GeForce RTX 3070 Ti 搭載モデル)


1)オーディオ入力コネクタ
2)オーディオ出力コネクタ
3)オーディオ入力(マイク)コネクタ
4)USB ポート(×2)
5)RJ-45(ネットワーク)コネクタ
6)USB Type-C SuperSpeed 5 Gbps ポート
7)USB SuperSpeed 10 Gbps ポート
8)USB SuperSpeed 5 Gbps ポート
9)USB Type-C SuperSpeed 10 Gbps ポート
10)HDMI 2.1
11)DisplayPort 1.4a ×3
12)電源コネクタ
 
【転送速度】
※5Gbps=625MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値




底面のデザイン

 
OMEN 40L_底面_0G1A1603w

底面のストレージと電源ユニットの下は「メッシュ状」の吸気口があります。



OMEN 40L_底面_カバー_0G1A1547cw

電源ユニットのカバーは「マグネット式」になっているので取り外し可能です。




 プロセッサーのベンチマーク【CINEBENCH R23】

 
【CINEBENCH R23】プロセッサー性能比較_OMEN 40L_220501_01

CINEBENCH R23 ベンチマーク


・プロセッサーの性能を測定
・Core i7-12700K(最大5.0GHz、8P4Eコア 20スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッドのスコア:22494 ※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア:1805 ※1コアの性能
 ※C=コア T=スレッド
 ※Pコア:Performanceコア
 ※Eコア:Efficientコア
 
新たなコア設計を採用した「Core i7-12700K」は、Performanceコア(8コア16スレッド)Efficientコア(4コア4スレッド)を搭載。(※トータルで12コア20スレッド)

マルチコアのテストでは2世代前の「Core i9-10850K」の約1.41倍、シングルコアのテストでも約1.38倍のスコアを記録し、大幅に性能が向上しています。

OMEN 45L(水冷クーラー 240mm)とOMEN 40L(水冷クーラー 120mm)は冷却性能が異なりますが、マルチスレッドはテスト時間が短い(約40秒程度処理が完了する)のでスコアの差は出ませんでした。
 
コア設計が見直された12世代の「Core i7-12700K」と、10世代の「Core i9-10850K」の性能差は大きいですね。
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⇒  ◆「CINEBENCH R23」の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。




動画エンコードのベンチマーク【x264 FHD Benchmark】

 
【x264】プロセッサー性能比較_OMEN 40L_220501_01

x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定


・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i7-12700K(最大5.0GHz、8P4Eコア 20スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア:90.20 fps
・エンコード時間:28秒
 ※C=コア T=スレッド
 ※Pコア:Performanceコア
 ※Eコア:Efficientコア

「Core i7-12700K」は約28秒(Core i9-10850Kよりも8秒も短い時間)で処理を完了!

テスト時間が短いと「OMEN 45L」と「OMEN 40L」の冷却性能の違いは出ないようですね。
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⇒  ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。




3DMARK【CPU Profile】ベンチマーク

 
CPU Profile_室温24_03

3DMARK「CPU Profile」


・CPUの性能のみを測定するベンチマーク
・Core i7-12700K(最大5.0GHz、8P4Eコア 20スレッド)⇒ CPU-Z
・MAXスレッド:10172
・16スレッド:9462
・8スレッド:7211
・4スレッド:3683
・2スレッド:1914
・1スレッド:1010

 ※C=コア T=スレッド
 ※Pコア:Performanceコア
 ※Eコア:Efficientコア
 
クリエイティブな用途では「16スレッド以上」、DirectX 12のゲームは「8スレッド」、DirectX 9世代のゲームは「4スレッド」のスコアが参考になります。
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⇒  ◆『CPU Profile 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。





3DMark【Time Spy Extreme】ベンチマーク

 
Time Spy Extremel_室温24_01

3DMARK「Time Spy Extreme」ベンチマークのスコア

 
DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・総合スコア:7249
・Graphics  Score:7188
・CPU Score:7622

・Graphics Test 1:45.87 FPS
・Graphics  Test 2:41.99 FPS
 
4K解像度のベンチマークなので、ミドルハイクラスの「RTX 3070 Ti」では40FPS台がやっとの状態でした。

平均フレームレートが40fps台ならとりあえずプレイは可能ですが、十分快適とはいえないですね。
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OMEN 40L_Time Spy Extreme_性能比較_220519

「RTX 3070 Ti」は、テスト1で「RTX 3080 Ti」の約75%、テスト2で約75%のスコアを記録。
 




3DMark【Time Spy】ベンチマーク

 
★Time Spy_室温24_01

3DMARK「Time Spy」ベンチマークのスコア


DirectX 12世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・総合スコア:14751
・Graphics  Score:14587
・CPU Score:15755

・Graphics Test 1:96.66 FPS
・Graphics Test 2:82.44 FPS

解像度が2560×1440に下がると4Kよりも負荷が軽くなるので、テスト1は約96FPS、テスト2では約82FPSを記録。

快適にプレイできるかどうかはゲーム次第ですが、「RTX 3070 Ti」はWQHDでゲームをプレイできる性能を備えていますね。
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OMEN 40L_Time Spy_性能比較_220519

「RTX 3070 Ti」は、テスト1で「RTX 3080 Ti」の約77%、テスト2で約78%のスコアを記録。
 




3DMark【Fire Strike Ultra】ベンチマーク

 
★Fire Strike Ultra_室温24_01

3DMARK「Fire Strike Ultra」ベンチマークのスコア

 
DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:3840×2160(4K)
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・総合スコア:9194
・Graphics  Score:8962
・Physics Score:35923
・Combined Score:4786

・Graphics Test 1:45.98 FPS
・Graphics Test 2:33.81 FPS
 
このテストは高性能な「RTX 3080 Ti」でもテスト2で43FPSくらいしか出ないので、「RTX 3070 Ti」の場合は33FPSでやっとの状態でした。

高性能なGPUでも、4K解像度で「美麗なグラフィックスのゲーム」を快適にプレイするのは厳しそうですね。
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OMEN 40L_Fire Strike Ultra_性能比較_220519

「RTX 3070 Ti」は、テスト1で「RTX 3080 Ti」の約72%、テスト2で約79%のスコアを記録。
 




3DMark【Fire Strike Extreme】ベンチマーク


★Fire Strike Extreme_室温24_01

3DMARK「Fire Strike Extreme」ベンチマークのスコア

 
DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:2560×1440(WQHD)
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・総合スコア:17301
・Graphics  Score:17598
・Physics Score:36379
・Combined Score:9045

・Graphics Test 1:87.76 FPS
・Graphics Test 2:67.83 FPS
 
負荷が高いGraphics Test 2 で快適にゲームをプレイできる67FPSを記録。
 
重いゲームは画質を下げる必要があるかもしれませんが、普通のゲームなら十分プレイ可能なフレームレートが出ています。
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OMEN 40L_Fire Strike Extreme_性能比較_220519

「RTX 3070 Ti」は、テスト1で「RTX 3080 Ti」の約73%、テスト2で約79%のスコアを記録。
 




3DMark【Fire Strike】ベンチマーク

 
★Fire Strike_室温24_01
 

3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク


DirectX 11世代のGPU性能テスト
・テスト解像度:1920×1080(フルHD)
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・総合スコア:30127
・Graphics  Score:36057
・Physics Score:34435
・Combined Score:12445

・Graphics Test 1:169.40 FPS
・Graphics Test 2:145.89 FPS

フルHDのテストなので、負荷が高い「Graphics Test 2」でも145FPSを記録!
 
「RTX 3070 Ti」は、フルHDで十分快適にゲームをプレイできる性能ですね
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OMEN 40L_Fire Strike_性能比較_220519

「RTX 3070 Ti」は、テスト1で「RTX 3080 Ti」の約75%、テスト2で約80%のスコアを記録。
 





3DMARK【Poat Royal】ベンチマーク


Poat Royal_室温25_01

3DMARK「Port Royal」ベンチマーク


DXRベースのレイトレーシングテスト
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・Graphics  Score:8602
・Graphics Test :39.83 FPS

影や反射、環境光などをリアルに描写することができる「レイトレーシング」は、計算量が多いのでGPUにとっては非常に負荷が高い処理になります。
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3DMARK【DirectX Raytracing feature test】

 
DirectX_01.png

3DMARK「DirectX Raytracing feature test」ベンチマーク


純粋なレイトレーシング性能を計測するテスト
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

・レンダリング解像度:2560×1440ドット
・平均フレームレート :33.18 FPS

このテストでは、NVIDIAやAMDのGPUが搭載する「レイトレーシング専用のコア」の性能を測定。「Port Royal」は影や反射のみレイトレーシングを利用しますが、このテストはシーン全体をレイトレーシングで処理します。

このテストは非常に負荷が高いので、高性能な「RTX 3080 Ti」でも平均54FPSくらいしか出せません。  
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3DMARK【NVIDIA DLSS feature test】

 
DLSS 2_2560x1440_クオリティ_01

3DMARK「NVIDIA DLSS feature test」ベンチマーク


・AIを活用した「DLSS」のテスト
・レンダリング解像度:2560×1440ドット
・DLSS 2.0
・GeForce RTX 3070 Ti(8GB, GDDR6X)⇒ GPU-Z

【クオリティ:品質重視】

・DLSS ON:67.78 FPS(※OFFよりも約1.68倍向上)
・DLSS OFF:40.14 FPS

パフォーマンス:フレームレート重視】
・DLSS ON:95.13 FPS(※OFFよりも約2.37倍向上)
・DLSS OFF:40.15 FPS
 
このテストでは、ディープラーニングとAAIを活用してパフォーマンスを向上させる「DLSS」の性能を測定します。

「DLSS」を活用することでフレームレートが大きく伸びています。対応ゲームはパフォーマンスアップが期待できそうですね。
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『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

 
FF14 暁_1920x1080_最高_室温24_02

画面解像度
1920x1080
※DirectX 11
スコア最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高品質26950
非常に快適
80192.8
高品質
(デスクトップPC)
27561
非常に快適
83197.5
標準
(デスクトップPC)
33321
非常に快適
89241.4
 
■「FF14 暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果
フルHD(1920×1080)最高画質で「非常に快適」

 
画面解像度
2560x1440
※DirectX 11
スコア最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高品質21954
非常に快適
80151.3
高品質
(デスクトップPC)
23039
非常に快適
83160.1
標準
(デスクトップPC)
30950
非常に快適
88224.5
 
■「FF14 暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果
WQHD(2560×1440)最高画質で「非常に快適」

「FF14 暁月のフィナーレ」はWQHD(2560×1440)の解像度でも十分快適にプレイできますね。
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『レインボーシックスシージ』ベンチマーク

 
Tom Clancys Rainbow Six Siege_フルHD_最高
 
画面解像度
1920x1080
※DirectX 9.0c

最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
最高品質339467672
 
■「レインボーシックス シージ」のベンチマーク結果
フルHD(1920×1080)最高画質で「非常に快適」
 

画面解像度
2560x1440
※DirectX 9.0c
最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
最高品質268382471
 
■「レインボーシックス シージ」のベンチマーク結果
WQHD(2560×1440)最高画質で「非常に快適」

「レインボーシックス シージ」は軽めのゲームなので、WQHD(2560×1440)でも非常に滑らかな動きでプレイ可能です。
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『F1 2021』ベンチマーク

 
F1 2021 Screenshot 2022 rtx 3070 ti

■「F1 2021」ベンチマークについて
※フレームレートが伸びない傾向のオランダGP(晴天)でテスト。※レイトレ:ミディアム
※異方性フィルタリング:16X
※アンチエイリアス:NVIDIA DLSS(品質:クオリティ)
※カメラモード:リプレイ

画面解像度
1920x1080
※DirectX 12

最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
超高
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:ON
※リフレクション:ON
67124157
ハイ
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:OFF
※リフレクション:OFF
162207253
ミディアム
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:OFF
※リフレクション:OFF

161213286
ロー
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:OFF
※リフレクション:OFF
193252316
 
■「F1 2021」のベンチマーク結果
フルHD(1920×1080)超高で「快適」にプレイ可能


画面解像度
2560x1440
※DirectX 12
最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
超高
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:ON
※リフレクション:ON
58109133
ハイ
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:OFF
※リフレクション:OFF
137168192
ミディアム
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:OFF
※リフレクション:OFF

150185216
ロー
※レイトレ:ミディアム
※シャドウ:OFF
※リフレクション:OFF
170214245
 
■「F1 2021」のベンチマーク結果
WQHD(2560×1440)ハイで「快適」にプレイ可能

フルHDでもWQHDでも「超高」で快適にプレイ可能ですが、レースゲームは少し画質を調整してフレームレートを重視した方が快適ですね。
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『Forza Horizon 5』ベンチマーク

 
フルHD_エクストリーム_Forza Horizon 5 Screenshot

■『Forza Horizon 5』のベンチマークについて
※プリセットの「中」以下は、レイトレーシングがOFFになります。
 
画質設定
1920x1080
※DirectX 12
最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
エクストリーム
(推奨)
※レイトレーシング 高
97.0109.8127.0
最高
※レイトレーシング 高
105.4124.7149.8

※レイトレーシング 中
150.0178.4209.6

※レイトレーシング OFF
168.4200.4237.8
 
■「Forza Horizon 5」のベンチマーク結果
フルHD(1920×1080)エクストリーム(推奨)で「快適」にプレイ可能
 

画質設定
2560x1440
※DirectX 12
最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
エクストリーム
(推奨)
※レイトレーシング 高
81.992.9103.2
最高
※レイトレーシング 高
90.3107.2127.9

※レイトレーシング 中
129.6153.6178.7

※レイトレーシング OFF
142.8165.6193.8
 
■「Forza Horizon 5」のベンチマーク結果
WQHD(2560×1440)エクストリーム(推奨)で「快適」にプレイ可能

「Forza Horizon 5」は、WQHD(2560×1440)でも十分快適にプレイできるフレームレートが出ています。
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『サイバーパンク2077』ベンチマーク

 
Cyberpunk 2077 Screenshot_ベンチ_220321_02
 
■「サイバーパンク 2077」ベンチマークについて

※レイトレーシングON
※DLSS 自動
※スクリーンショットの画質は「レイトレーシング:ウルトラ」

画質設定
1920x1080
※DirectX 12
最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
レイトレーシング
ウルトラ

6178110
レイトレーシング

6884117
レイトレーシング

86114146
 
■「サイバーパンク 2077」のベンチマーク結果
フルHD(1920×1080)「レイトレーシング:ウルトラ」で「快適」にプレイ可能
 

画面解像度
2560x1440
※DirectX 12
最低
(FPS)
平均
(FPS)
最高
(FPS)
レイトレーシング
ウルトラ

486278
レイトレーシング

546682
レイトレーシング

82114148
 
■「サイバーパンク 2077」のベンチマーク結果
WQHD(2560×1440)「レイトレーシング:低」で「快適」にプレイ可能


Cyberpunk 2077 Screenshot_51FPS

フルHD(1920×1080)は「レイトレーシング:ウルトラ」で「快適」にプレイできますが、WQHD(2560×1440)の場合は40FPS後半~中盤くらいで推移していました。60FPS以上をキープする場合は、画質を調整する必要があります。

評価の基準として60FPSを目安としていますが、50FPS前後でもそれなりに滑らかな動きなので十分プレイ可能ですね。
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『ELDEN RING(エルデンリング)』のフレームレートをチェック!

 
Elden Ring Screenshot_フレームレート_OMEN 40L

RTX 3070 Ti を搭載した「OMEN 40L ハイパフォーマンスプラスモデル」は、『ELDEN RING(エルデンリング)』推奨ゲーミングデスクトップパソコンに認定されています。(※記事を掲載した5月の時点)

実際にプレイした時に、どれくらいのフレームレートが出るのかをチェックしました。このゲームは60FPSに制限されていますが、Modを利用して制限を解除してテストを行っています。※Modを使用するとオンラインプレイは不可になるのでご注意ください。


ELDEN RING(エルデンリング)のプレイ時のフレームレート

【漂着墓地:一番最初のエリア】109~160 FPS

【リムクレイブ】66~115 FPS
WQHD(2560×1440)「最高品質」で「快適」にプレイ可能

※フレームレートはプレイ状況によって変わりますので、あくまでも目安としてご覧ください。

序盤をプレイした印象では、常時60FPS以上出ていて滑らかな動きでプレイできました。
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Elden Ring Screenshot_最初の洞窟png

一番最初のエリア「漂着墓地」は洞窟内のエリアなので、水が溜まっているような場所でも常時100FPS以上で出ていました。



Elden Ring Screenshot_リムクレイブ_01

「リムクレイブ」は草木が多いマップなので、最初の洞窟内よりもフレームレートが下がります。大体において70~90FPSくらいで推移していました。



Elden Ring Screenshot_草木が多い場所
 
草木が密集している場所では、フレームレートが60中盤くらいまで下がる場合があります。
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SSDのベンチマーク【CrystalDiskMark 8】

 
1TB SSD_bench_02s

1TB SSD(PCIe Gen4x4 NVMe M.2)のベンチマーク


■連続したデータの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約 6978 MB/s
連続書き込み:約 5295 MB/s

■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約 60.5 MB/s
ランダム書き込み:約136.6 MB/s
 
■起動時間
最短で約12秒
※電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間
 
高速な規格の「PCIe Gen4x4」を採用したSSDは、連続したデータの読み書きが非常に高速です。
 
連続したデータの転送速度は、Gen3x4のSSD(⇒ 参考画像)と比較すると約2倍くらい高速ですね。
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※レビュー機に搭載されているSSDの型番は「 WD_BLACK Gen4 SDCPNRY-1T00-1106」です。
※テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。




3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

 
★Storage Benchmark_01
 
3DMARKの「STORAGE BENCHMARK」は、ゲーム時のSSD性能を測定します。

OMEN 45Lに搭載されているSSDのスコアは2076でした。
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メモリについて


CPU-Z_003.pngCPU-Z_004.png

メモリの仕様・容量について


・メモリのタイプ:DDR4-3733MHz
・容量:16GB(8GBx2)
・DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット ×4(※最大64GB)
デュアルチャネルで動作
XMP 2.0 対応(オーバークロック対応)

「OMEN 40L」に搭載されているメモリはオーバークロックに対応しています。通常は3200MHzで動作しますが、アプリで「オーバークロック設定」を行うと3733MHzで動作します。
 
16GBのメモリでゲームやクリエイティブな作業は可能ですが、画像処理や動画編集などで非常に大きいデータを取り扱う場合や、凝った処理を行う場合は少々物足りないかもしれません。
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【CINEBENCH R23】を10分間連続でテスト

 
OMEN 40L ストレステスト_Core i7-12700K_室温24度_ts2

「CINEBENCH R23」のマルチコアテストを10分間連続で行い、「Core i7-12700K」の動作温度を計測。(室温24℃)

10分間連続テスト時のマルチスレッドのスコアは 21783で、1回のみのスコア(22494)の約96.8%のパフォーマンスになります。

CPUパッケージの温度は最高97℃、平均温度は83℃(CPUコアは75℃)で、CPUの温度が高くなりすぎるのを防ぐ「サーマルスロットリング」は発生しています。

テスト開始からしばらくの間は4.7GHzを維持していますが、1分40秒くらいからテスト完了までは200MHzくらい下がった4.5GHzで動作していました。
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ベンチマーク時の動作温度について

 
ベンチマーク時の動作温度をまとめました。テスト時の室温は約24℃です。温度の計測は「HWiNFO」を使用しています。CPUの動作温度は「CPUパッケージ」の温度を記載。
 
75x75_売れ筋ランキング_OMRN 40L_01CPUの動作温度
Core i7-12700K
GPUの動作温度
RTX 3070 Ti
最高
(℃)
平均
(℃)
最高
(℃)
平均
(℃)
CINEBENCH R239686
CPUストレステスト9783
x264 FHD Benchmark9182
CPU Profile9156
Time Spy Extreme885280.761.7
Time Spy915480.164.4
Fire Strike Ultra 834581.467.2
Fire Strike Extreme884982.767.8
Fire Strike895380.967.6
Poat Royal884681.271.0
FF14 暁月のフィナーレ725982.070.5
レインボーシックスシージ838178.373.0
F1 2021807377.675.3
Forza Horizon 5847176.774.4
サイバーパンク2077887980.176.9
エルデンリング877482.674.6
アイドル時28℃ 前後30℃ 前後

ベンチマーク時の動作温度(室温24℃)


・Core i7-12700Kの動作温度:最高 97℃
・RTX 3070 Ti の動作温度:最高 82.7℃
 
■CPUの動作温度
CPUの負荷が高い「CINEBENCH R23」で最高で90℃後半くらいまで上がりましたが、GPUがメインの「3DMARK」やゲームベンチマークでは80℃後半くらいに収まっています。

■GPUの動作温度
どのベンチマークも最高81℃前後くらいまで上がります。「Fire Strike Extreme」が最高 82.7℃を記録。

「OMEN 40L」はCPUクーラーのサイズが120mmなので、OMEN 45L(⇒ 実機レビュー)と比較するとCPUの動作温度は高めです。
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ベンチマーク時の消費電力について

 
ベンチマーク時の消費電力をまとめました。CPUとGPUの消費電力は「HWiNFO」の数値、PC全体の消費電力は「ワットチェッカー REX-BTWATTCH1」で記録した数値を記載しています。
 
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CPU
Core i7-12700K
GPU
RTX 3070Ti
PC全体
CINEBENCH R23220 W344 W
x264 FHD Benchmark178 W305 W
CPU Profile169 W291 W
Time Spy Extreme161 W289 W444 W
Time Spy163 W288 W447 W
Fire Strike Ultra 158 W288 W410 W
Fire Strike Extreme165 W289 W469 W
Fire Strike156 W282 W494 W
Poat Royal164 W284 W380 W
FF14 暁月のフィナーレ90 W288 W439 W
レインボーシックスシージ134 W283 W505 W
F1 2021103 W261 W441 W
Forza Horizon 5130 W249 W466 W
サイバーパンク2077128 W284 W522 W
エルデンリング103 W278 W464W
起動時244 W
アイドル時5W 前後17W 前後40W 前後

CPUの最大消費電力は「CINEBENCH R23」で220W、GPUは「Time Spy Extreme」のベンチマークで289Wを記録。

PC全体の消費電力は「サイバーパンク2077」が最も高い522 Wを記録。「OMEN 40L」は800Wの電源ユニットを搭載しているので、負荷率は約65%になります。
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冷却ファンの音について

 
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 ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について


・CPUの負荷が高い処理を行うと動作音が少し大きくなる。
・GPUのベンチマークやゲームプレイ時は比較的静か。
耳障りな金属音(甲高い音)は少なめ。(※音の感じ方は個人差があります)

CPUの負荷が高い処理(CPUベンチマーク、動画編集、3Dレンダリングなど)を行うと、通常よりもファンの音が大きくなりますが、それほどうるさいという感じではありません。ゲームプレイ時はCPUの負荷がそれほど高くないので、上記のような処理を行ったときよりも比較的静かです。

※ファンの初期設定・・・CPU温度が90℃でファンは40%で回転

ファンの回転数が初期設定の場合は「甲高い耳障りな金属音」はかなり少なめですが、手動で回転数を40%よりも高くするとそのような音が出やすくなります。
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■参考:測定器(Sutekus GM1356)で騒音をチェック
測定値はあくまでも目安としてご覧ください。70dbくらいになるとうるさく感じますが、50db台ならゲーミングパソコンの動作音としては比較的静かに感じます。(※音の感じ方は個人差があります。)

 CPUベンチマーク時(CINEBENCH R23 の10分連続テスト)
・後部ファンから約5cm離れて計測した場合:64db 前後
・後部ファンから約30cm離れて計測した場合:54db 前後

「サイバーパンク 2077」プレイ時
・後部ファンから約5cm離れて計測した場合:56db 前後
・後部ファンから約30cm離れて計測した場合:50db 前後

※室内の環境:40db前後
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
 



同梱品について


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■同梱品一覧
・電源コード
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブック、ギフト券が当たるアンケートなど)

※キーボードとマウスは付属していません。
※梱包サイズ : 約 592 x 328 x 582 mm / 約 19.28kg

製品の「保証書」は梱包箱の赤い袋の中に入っています。
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電源コードの長さは約178cm



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オス側のプラグは「3ピン」です。

コンセントやタップが3Pに対応していない場合は「2Pに変換するアダプタ」を用意する必要があります。
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PCリサイクルラベルについて

 
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「PCリサイクルラベル」は底面の中央のステッカーにプリントされています。






インストールされているアプリについて

 
アプリ_02t

■プリインストールされているアプリ
OMEN Gaming Hub◆関連項目
・HP QuickDrop
・HP関連の設定アプリ(HPサポートアシスタント、その他)

■ウイルス対策ソフト
・マカフィーリブセーフ 1年版

■試用版のアプリ
・Dropbox プロモーション
・LastPass
・ExpressVPN など

HPのパソコンは「試用版のアプリ」は少なめです。
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様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」

 
システムモニター_01

プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」で、OMEN 40Lの様々な設定を変更することができます。

アプリで設定できる項目は「OMEN 45L」と同じですが、「OMEN 40L」の場合はファン(LED付き)の搭載数が少ないので、イルミネーションや冷却ファンの設定の一部は調整できないところがあります。

OMENアプリの使い方はこちらの記事をご覧ください。⇒ ◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
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■システムモニター
PCパーツの温度や使用率、ネットワークの速度、現在の設定、動作中のプロセスを確認することができます。

■オーバークロック
プロセッサー(Pコア)の動作周波数や電圧を変更可能。1コア~8コア動作時の動作周波数を個別に設定することもできます。メモリのオーバークロック設定も可能です。

■ネットワーク
ネットワークの最適化や有線LANとWiFiを同時に使用する場合(デュアルフォース)の設定を行うことができます。

■LEDコントロール
イルミネーションの色やアニメーションを変更することができます。グラフィックスカードのLED以外は全て「消灯」に設定可能です。

■パフォーマンスコントロール
電源モードや温度コントロールの設定を変更することができます。手動でファンの速度や「動的ファンカーブ」を調整することも可能です。

■電源オプション

ONに設定すると、何も操作しない状態が5分続いたときにLEDが消灯します。




ベンチマークテスト時の設定について



この記事では、CPUは初期設定の4.7GHzでメモリはオーバークロック設定の3733MHz、電源モードや温度コントロールは「パフォーマンス重視」の設定でテストを行っています。
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オーバークロック_01
■CPUオーバークロック
Core i7-12700K初期設定の4.7GHzでテスト。


メモリオーバークロック_01
■メモリオーバークロック
メモリは 3200 MT/s(標準)⇒ 3733 MT/s にオーバークロック。


パフォーマンスコントロール
■電源モード
最適 ⇒ パフォーマンス

■温度コントロール
標準 ⇒ パフォーマンス




ファンの速度を手動で調整して冷却性能を高める

 
CPUファン_手動_動的ファンカーブ_s

冷却ファンの速度は「手動」で変更することができます。右側の「動的ファンカーブ」にチェックを入れると、CPUの温度に応じたファンの速度を自由に調整可能です。

ファンの速度を上げると冷却性能を高めることができますが「動作音」は大きくなります。
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この記事では、「初期設定」でテストを行っています。




サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)


サポートページ_OMEN 40L
 

上記のサポートページから、アップグレードガイド(PDF)、ハードウェア リファレンス ガイド(PDF)などをダウンロードすることができます。
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■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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