
日本HPの16.1インチ・ゲーミングノート『Victus 16(インテル)スタンダードモデル』の実機レビュー!
スタンダードモデルは、Core i5-11400H、GeForce RTX 3050 Laptop、日本語配列キーボード(テンキーあり)を搭載しています。


最終更新日:2022年4月28日
■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。
Victus by HP 16-d0000 の製品特徴
◆Victus 16(インテル)スタンダードモデルの主な特徴
◆ベンチマークテスト時の設定について
「アドバンスモデル」と「モデレートモデル」の違いについて
◆外観・カラー・素材について
◆インターフェースについて
◆サイズ・重さについて
液晶ディスプレイについて
◆16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイのスペック/使用感
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
Webカメラについて
◆Webカメラ(約92万画素、顔認証機能なし)
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード ★日本語配列、テンキー付き
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザインについて
プロセッサーのベンチマーク (Core i5-11400H)
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R23]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
◆3DMARK【CPU Profile】
グラフィックスのベンチマーク(RTX 3050 Laptop)
◆3DMARK【Fire Strike】
◆『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『レインボーシックスシージ』ベンチマーク
◆『F1 2021』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark 7
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
動作温度やファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆200W ACアダプター
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
サポートページ
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
製品の仕様・価格について
◆Victus 16(インテル)のスペック・販売価格
◆お得なキャンペーン・割引クーポン! ★GWセールでお買い得!
まとめ
◆Victus 16(インテル)スタンダードモデル の評価
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Victus by HP 16-d0000 の製品特徴
◆Victus 16(インテル)スタンダードモデルの主な特徴
◆ベンチマークテスト時の設定について
「アドバンスモデル」と「モデレートモデル」の違いについて
◆外観・カラー・素材について
◆インターフェースについて
◆サイズ・重さについて
液晶ディスプレイについて
◆16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイのスペック/使用感
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
Webカメラについて
◆Webカメラ(約92万画素、顔認証機能なし)
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード ★日本語配列、テンキー付き
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザインについて
プロセッサーのベンチマーク (Core i5-11400H)
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R23]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
◆3DMARK【CPU Profile】
グラフィックスのベンチマーク(RTX 3050 Laptop)
◆3DMARK【Fire Strike】
◆『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク
◆『レインボーシックスシージ』ベンチマーク
◆『F1 2021』ベンチマーク
◆『Forza Horizon 5』ベンチマーク
◆『サイバーパンク2077』ベンチマーク
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark 7
◆3DMARK【STORAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
動作温度やファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆200W ACアダプター
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
サポートページ
◆トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
製品の仕様・価格について
◆Victus 16(インテル)のスペック・販売価格
◆お得なキャンペーン・割引クーポン! ★GWセールでお買い得!
まとめ
◆Victus 16(インテル)スタンダードモデル の評価
製品写真は当サイトで撮影したものです。壁紙は「OMEN Gaming Hub」から取得したものを使用しています。⇒ ◆「OMEN Gaming Hub」について

Victus by HP 16-d0000(インテル)の製品特徴

Victus 16-d(インテル)スタンダードモデルの主な特徴・スペック
・モデル名:Victus by HP 16-d0135TX
・Windows 11 Home (64bit)
・16.1インチワイド・IPSディスプレイ(144Hz, 1920×1080, 非光沢)
・インテル Core i5-11400H プロセッサー
・16GB (8GB×2) DDR4-2933MHz (最大32GB)
・512GB SSD (PCIe Gen3x4 NVMe M.2)
・NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop (4GB GDDR6)
・バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付き)
・Wi-Fi 6、Bluetooth5.0
・サイズ:370 mm(幅)× 260 mm(奥行き)× 23.5 mm(高さ)
・質量:約 2.468 kg
Victus 16-d(インテル)は5モデル展開で、今回レビューする「スタンダードモデル」は下から2番目のグレードになります。

ベンチマークテスト時の設定について

外観・カラー・素材について

シンプルなデザインのゲーミングノート
・シンプルでスタイリッシュな外観
・さわやかな印象の「セラミックホワイト」
・ダークなカラーで鏡面仕上げの「V」のロゴマーク(天面)
・ディスプレイを開きやすいデザイン
・サステナビリティに配慮したボディ素材
・外観やデザインはAMD搭載モデルと同じ(⇒ 実機レビュー)
■外観・デザインについて
Victus 16の「インテル」と「AMD」の外観やカラーは同じです。後部のデザインに少し「ゲーミングPCらしさ」を取り入れながら、シンプルですっきりとした印象に仕上がっています。
Victus 16の「インテル」と「AMD」の外観やカラーは同じです。後部のデザインに少し「ゲーミングPCらしさ」を取り入れながら、シンプルですっきりとした印象に仕上がっています。
ボディーの素材は「樹脂」で、スピーカーハウジングにはサステナビリティに配慮した「オーシャンバウンドプラスチック」が使われています。

製品画像ギャラリー
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「ゲーミングPC特有の外観」が苦手な方にも受け入れられやすそうなデザインですね。

インターフェースについて
左側面のインターフェース

・電源コネクタ
・ネットワークポート(RJ45)×1
・HDMI2.1出力端子×1※
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
・SuperSpeed USB Type-C 5Gbps(DisplayPort 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)×1
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
・SDカードスロット
※5Gbps=625MB/s 理論値
・ネットワークポート(RJ45)×1
・HDMI2.1出力端子×1※
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
・SuperSpeed USB Type-C 5Gbps(DisplayPort 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)×1
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
・SDカードスロット
※5Gbps=625MB/s 理論値
「スタンダードモデル」以上はHDMI 2.1 出力端子を搭載していますが、下位の「コンベンショナルモデル」のみHDMI2.0出力端子を搭載しています。

右側面のインターフェース

・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2
※5Gbps=625MB/s 理論値
※5Gbps=625MB/s 理論値
右側面は必要最小限のUSB端子のみ搭載。

■インターフェースの評価
Victus 16-d(インテル)は、USB Type-C、USB Type-A、HDMI端子、有線接続のLANポート、SDカードスロットなど豊富なインターフェースを搭載しています。オプティカルドライブ(DVDまたはブルーレイ)は非搭載です。(※同シリーズのAMD搭載モデルと同じ)
■HDMI 2.1 とHDMI 2.0 の違いについて
HDMI 2.1・・・8K/60Hz対応、4K/144Hz対応、HDR対応、48Gbps、カテゴリ3
HDMI 2.0・・・4K/60Hz対応、HDR対応、18Gbps、カテゴリ2
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
Victus 16-d(インテル)は、USB Type-C、USB Type-A、HDMI端子、有線接続のLANポート、SDカードスロットなど豊富なインターフェースを搭載しています。オプティカルドライブ(DVDまたはブルーレイ)は非搭載です。(※同シリーズのAMD搭載モデルと同じ)
■HDMI 2.1 とHDMI 2.0 の違いについて
HDMI 2.1・・・8K/60Hz対応、4K/144Hz対応、HDR対応、48Gbps、カテゴリ3
HDMI 2.0・・・4K/60Hz対応、HDR対応、18Gbps、カテゴリ2
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
サイズ・重さについて

16.1インチなので基本的には自宅用
・サイズ:370 mm(幅)× 260 mm(奥行き)
・高さ(厚み):23.5 mm
・質量:約 2.468 kg(スタンダードモデル)
■サイズ・重さの評価
大きくて重い16.1インチのゲーミングノートなので、モバイルPCのように外に持ち運ぶのは不向きですが、室内での移動は自由に行えるので、好きな場所で動画を視聴したりゲームをプレイすることができます。
大きくて重い16.1インチのゲーミングノートなので、モバイルPCのように外に持ち運ぶのは不向きですが、室内での移動は自由に行えるので、好きな場所で動画を視聴したりゲームをプレイすることができます。
ACアダプターを含めると約3.1kgになります。「バックパック」で持ち運ぶことは不可能ではないのですが、基本的には自宅向けですね。


機種名 | 幅 (mm) | 奥行き (mm) | 高さ (mm) | 質量 (公称値) |
OMEN 16-b ※16.1インチ | 369.2 | 248 | 23 | 約 2.31 kg |
Victus 16-e モデレートモデル ※16.1インチ | 370 | 260 | 23.5 | 約 2.46 kg |
Victus 16-d スタンダードモデル ※16.1インチ | 370 | 260 | 23.5 | 約 2.468 kg |
Victus 16-e アドバンスモデル ※16.1インチ | 370 | 260 | 23.5 | 約 2.48 kg |
OMEN 17-ck ※17.3インチ | 397.1 | 262 | 29.5 | 約 2.78 kg |
Victus 16-d(インテル)とVictus 16-e(AMD)の重さは僅かに異なりますが、ボディのサイズは同じです。
ディスプレイのスペック/使用感

Victus 16(AMD)に搭載されているディスプレイの仕様・特徴
・画面のサイズ:16.1インチワイド
・画面解像度:1920×1080(フルHD)
・アスペクト比「16:9」
・画面の表示領域:幅 354mm、高さ 199mm ※実測値
・表面処理:非光沢
・駆動方式:IPS方式
・輝度:250nit
・リフレッシュレート:144Hz
・応答速度:非公開
・色域:非公開
・画素密度:非公開
・ベゼルの幅(黒い部分):上部9mm、左右5mm、下部27mm ※実測値
■ディスプレイの評価
「Victus 16-d(インテル)」のディスプレイはVictus 16-e(AMD)と同じスペックなので、リフレッシュレートや視野角の広さ、輝度、色域などは同じような特徴を持っています。
・滑らかな動きでゲームをプレイできる144Hz駆動(1秒間に144コマの表示が可能)
・視野角が広い「IPS方式」
・映り込みが少ない「非光沢」なのでゲームや作業がしやすい
・画面のギラつき感は少なめ(※見え方には個人差があります)
・色域が狭く鮮やかさが少し物足りない(※sRGB 70% 実測値)⇒ ◆色域を測定
「Victus 16-d(インテル)」のディスプレイはVictus 16-e(AMD)と同じスペックなので、リフレッシュレートや視野角の広さ、輝度、色域などは同じような特徴を持っています。
・滑らかな動きでゲームをプレイできる144Hz駆動(1秒間に144コマの表示が可能)
・視野角が広い「IPS方式」
・映り込みが少ない「非光沢」なのでゲームや作業がしやすい
・画面のギラつき感は少なめ(※見え方には個人差があります)
・色域が狭く鮮やかさが少し物足りない(※sRGB 70% 実測値)⇒ ◆色域を測定
Victus 16 シリーズのディスプレイは、リフレッシュレートが144Hz駆動なのでゲーム向けですが、「色域が狭い」のでクリエイティブな作業には不向きですね。 


視野角が広い「IPS方式」は、斜めから見ても色味の変化が少ないことが大きな特徴。HPのノートパソコンは300nitくらいが標準的な輝度で「ちょうど良い感じ」ですが、250nitは「少し控えめな明るさ」になります。
室内で使っていて250nitで困ることはないと思いますが、少しまぶしいくらいの明るさを求める方にとっては少々物足りないかもしれません。 


「非光沢」のパネルは、光の反射や映り込みが少ないので画面が見やすいですね。


ディスプレイは約137度まで開きます。
ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定

カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。
「Victus 16(インテル)」に搭載されているディスプレイの色域は「sRGBカバー率 70%」でした。以前レビューしたAMD搭載モデル(⇒ ◆実機レビュー)と同じような傾向で、色域の広さが重要な用途(写真編集、動画編集、色に関わる仕事など)には不向きです。
※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
色味や発色をあまり気にしない方には「そこそこキレイ」に見えるかもしれませんが、色の鮮やかさは少々物足りない印象ですね。


Webカメラ(約92万画素、顔認証機能なし)

Webカメラの仕様・特徴について
・画素数:約92万画素
・顔認能機能:なし
・物理シャッター:なし
Webカメラは約92万画素で、プライバシーを守る「シャッター」や「顔認能機能」などは非搭載です。

バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付き)

※画像をクリックすると拡大表示します。
バックライトキーボード(日本語配列でテンキー付き)の仕様
・日本語配列 ※JIS標準準拠 [74キー]
・テンキー付き
・キーピッチ:約18.7×18.4mm
・キーストローク:約1.5mm
・バックライト付き(※明るさ1段階)
Victus 16-d(インテル)のキーボードの仕様はVictus 16-e(AMD)と同じで、「日本語配列」「テンキー付き」のキーボードを採用。明るさは1段階のみですが、バックライトを備えているので暗い場所でも作業することができます。
キーはメカニカルスイッチではないので、HP製ノートPCと同じような「適度なクリック感」があり比較的軽めの押し心地です。


「電源スイッチ」はキーボードの上部に配置。
他には「電卓」や「OMEN Gaming Hub」が起動するキーも備えています。⇒ ◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」


FN + F4 キーでバックライトのON/OFFを切り替え可能です。
「Victus 16」のキーボードバックライトは、ONにすると「常時点灯」した状態になります。(※自動的に消灯しない仕様)

タッチパッド(タッチジェスチャー対応)

大きめサイズのタッチパッド
・タッチパッドのサイズ:幅125mm、高さ80mm ※実測値
・クリックパッドの周囲の光沢感:なし
・タッチジェスチャー対応
タッチパッドは操作がしやすい大きめのサイズで、少し左寄りの配置になっています。表面は「スベスベとしたさわり心地」で、「左下/右下クリック」はしっかりとしたした押し心地です。
タッチパッドの有効化/無効化は、FN + F11 キーで切り替えることができます。

サウンド&オーディオ

サウンドに定評がある「B&O Play」を採用。底面の前方側に2基のスピーカーを搭載。
底面のデザインについて

底面のデザインについて
・吸気口はVictusの「V」をモチーフとしたデザインを採用。
・吸気口のサイズ:300mmx74mm
・スピーカーを2基搭載
・ゴム足:前側x2(高さ 2.5mm)、後側x1(高さ 3mm)
・底面カバーを固定するネジ:8本
・メモリやストレージの交換が可能
「Victus 16 シリーズ」は自分でメモリやSSDを増設することができる設計になっています。
・メモリスロット:2スロット (SO-DIMM) ※最大32GB
・M.2スロット:PCIe Gen3×4 NVMe M.2 ×1、PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1
※底面パネルを固定しているネジは、通常のプラスドライバー(NO.0)で回すことができます。
・メモリスロット:2スロット (SO-DIMM) ※最大32GB
・M.2スロット:PCIe Gen3×4 NVMe M.2 ×1、PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1
※底面パネルを固定しているネジは、通常のプラスドライバー(NO.0)で回すことができます。
パーツの交換は保証対象外となりますので自己責任でお願いします。

プロセッサーのベンチマーク[CINEBENCH R23]

CINEBENCH R23 ベンチマーク(室温25℃)
・プロセッサーの性能を測定
・Core i5-11400H(最大4.5GHz、6コア12スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッドのスコア:8121 ※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア:1434※1コアの性能
※C=コア T=スレッド
■「Core i5-11400H」と「Ryzen 7 5800H」「Ryzen 5 5600H」の性能比較
Victus 16シリーズはインテルとAMDが搭載されたモデルが用意されています。「Core i5-11400H」と他のCPUの結果を比較すると下記のような違いになりました。
【マルチスレッドテスト】
・「Ryzen 5 5600H」の87%(⇒ ◆モデレートモデル)
・「Ryzen 7 5800H」の72%(⇒ ◆アドバンスモデル)
【シングルスレッド(1コア)】
・「Ryzen 5 5600H」の106%
・「Ryzen 7 5800H」109%のスコアでやや優勢。
Victus 16シリーズはインテルとAMDが搭載されたモデルが用意されています。「Core i5-11400H」と他のCPUの結果を比較すると下記のような違いになりました。
【マルチスレッドテスト】
・「Ryzen 5 5600H」の87%(⇒ ◆モデレートモデル)
・「Ryzen 7 5800H」の72%(⇒ ◆アドバンスモデル)
【シングルスレッド(1コア)】
・「Ryzen 5 5600H」の106%
・「Ryzen 7 5800H」109%のスコアでやや優勢。
シングルスレッドのテストでは「Core i5-11400H」の方が少しスコアが良いのですが、マルチスレッドを利用するクリエイティブな作業では「AMD Ryzen」の方が有利ですね。


⇒ ◆『CINEBENCH R23』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定
・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i5-11400H(最大4.5GHz、6コア12スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア:41.53 fps
・エンコード時間:60秒
※C=コア T=スレッド
「Core i5-11400H」と他のCPUを比較すると、下記のような違いになります。
・「Ryzen 5 5600H」と比較して117%(約9秒遅い)⇒ ◆モデレートモデル
・「Ryzen 7 5800H」の136%(約16秒遅い)⇒ ◆アドバンスモデル
・「Ryzen 5 5600H」と比較して117%(約9秒遅い)⇒ ◆モデレートモデル
・「Ryzen 7 5800H」の136%(約16秒遅い)⇒ ◆アドバンスモデル
動画のエンコードはマルチスレッド性能が高い方が良いので、「Core i5-11400H」よりも上記のAMD Ryzen 搭載モデルの方が処理が速いですね。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMARK【CPU Profile】

3DMARK「CPU Profile」
・CPUの性能のみを測定するベンチマーク
・Core i5-11400H(最大4.5GHz、6コア12スレッド)⇒ CPU-Z
・MAXスレッド:5622
・16スレッド:5451
・8スレッド:4730
・4スレッド:3288
・2スレッド:1775
・1スレッド:908
※C=コア T=スレッド
「Core i5-11400H」のMAXスレッドのスコアを比較すると、下記のような違いになります。
・「Ryzen 5 5600H」の109%(⇒ ◆モデレートモデル)
・「Ryzen 7 5800H」の89%(⇒ ◆アドバンスモデル)
【参考】
・AMD Ryzen 7 5800H(最大4.4GHz、8C16T):6272
・Ryzen 5 5600H(最大4.2GHz, 6C 12T):5118
・「Ryzen 5 5600H」の109%(⇒ ◆モデレートモデル)
・「Ryzen 7 5800H」の89%(⇒ ◆アドバンスモデル)
【参考】
・AMD Ryzen 7 5800H(最大4.4GHz、8C16T):6272
・Ryzen 5 5600H(最大4.2GHz, 6C 12T):5118
クリエイティブな用途は「16スレッド以上」、DirectX 12のゲームは「8スレッド」、DirectX 9世代のゲームは「4スレッド」のスコアが目安になります。


3DMark「Fire Strike」ベンチマーク

3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・負荷が高いGPUの性能テスト(DX11、1920×1080)
・NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop ⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア:13176
・テスト1のフレームレート:61.37 FPS
・テスト2のフレームレート:53.72 FPS
「RTX 3050 Laptop 」と他のGPUを比較すると、下記のような違いになります。
・「RTX 3060 Laptop」の約68%のスコア
・「GTX 1650 Laptop」と比較した場合は約1.4倍高性能
【参考:グラフィックステストのスコア】
・RTX 3060 Laptop:19170(⇒ Victus 16-e アドバンスモデル)
・GTX 1650 Laptop:9428(⇒ Victus 16-e モデレートモデル)
・「RTX 3060 Laptop」の約68%のスコア
・「GTX 1650 Laptop」と比較した場合は約1.4倍高性能
【参考:グラフィックステストのスコア】
・RTX 3060 Laptop:19170(⇒ Victus 16-e アドバンスモデル)
・GTX 1650 Laptop:9428(⇒ Victus 16-e モデレートモデル)
このテストでフレームレートが50~60fps出ているので、重いといわれているゲームでも画質を適切に調節すれば「普通~そこそこ快適」くらいでプレイできますね。


『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 11 ※1920x1080 | スコア | 最低(FPS) | 平均(FPS) |
最高品質 | 12949 とても快適 | 53 | 89.9 |
高品質(ノートPC) | 15649 非常に快適 | 57 | 111.7 |
標準(ノートPC) | 18175 非常に快適 | 60 | 132.2 |
■「FF14 暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果
画面解像度 フルHD(1920×1080)最高画質で「とても快適」
画面解像度 フルHD(1920×1080)最高画質で「とても快適」
最高画質の結果は「RTX 3060 Laptop」の約81%になりますが、「GTX 1650 Laptop」と比較した場合は約1.37倍も高いスコアです。

【参考:画面解像度 1920x1080、最高品質のスコア】
■RTX 3060 Laptop
スコア:15920、最低:56 FPS、平均:114 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■GTX 1650 Laptop
スコア:9443、最低:38 FPS、平均:65.4 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)モデレートモデルの実機レビュー
■RTX 3060 Laptop
スコア:15920、最低:56 FPS、平均:114 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■GTX 1650 Laptop
スコア:9443、最低:38 FPS、平均:65.4 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)モデレートモデルの実機レビュー
『レインボーシックスシージ』ベンチマーク

画質設定 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
最高品質 | 153 | 192 | 233 |
超高 | 177 | 209 | 245 |
高 | 180 | 213 | 249 |
■「レインボーシックス シージ」のベンチマーク結果
画面解像度 フルHD(1920×1080)最高画質で「非常に快適」にプレイ可能
画面解像度 フルHD(1920×1080)最高画質で「非常に快適」にプレイ可能
最高画質の結果は「RTX 3060 Laptop」の約95%、「GTX 1650 Laptop」と比較した場合は約1.24倍も高いフレームレートが出ています。

【参考:画面解像度 1920x1080、最高品質のフレームレート】
■RTX 3060 Laptop
最低:166 FPS、平均:201FPS、最高:233 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■GTX 1650 Laptop
最低:111 FPS、平均:154 FPS、最高:181 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)モデレートモデルの実機レビュー
■RTX 3060 Laptop
最低:166 FPS、平均:201FPS、最高:233 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■GTX 1650 Laptop
最低:111 FPS、平均:154 FPS、最高:181 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)モデレートモデルの実機レビュー
『F1 2021』ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 12 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
超高 ※レイトレ:ミディアム ※シャドウ:ON ※リフレクション:ON | 25 | 41 | 56 |
ハイ ※レイトレ:ミディアム ※シャドウ:OFF ※リフレクション:OFF | 75 | 98 | 118 |
ミディアム ※レイトレ:ミディアム ※シャドウ:OFF ※リフレクション:OFF | 84 | 110 | 130 |
ロー ※レイトレ:ミディアム ※シャドウ:OFF ※リフレクション:OFF | 93 | 121 | 142 |
※フレームレートが伸びない傾向のオランダGP(晴天)でテスト。※レイトレ:ミディアム
※異方性フィルタリング:16X
※アンチエイリアス:NVIDIA DLSS(品質:クオリティ)
※スクリーンショットの画質:「ハイ」
※カメラモード:リプレイ
※超高⇒ハイ以下に下げると、レイトレーシング関連の「シャドウ」と「リフレクション」がオフになるのでフレームレートが大きく向上します。
■「F1 2021」のベンチマーク結果
画面解像度 フルHD(1920×1080)ハイで「快適」にプレイ可能
画面解像度 フルHD(1920×1080)ハイで「快適」にプレイ可能
「超高」は平均40FPSくらいなので少々厳しいですが、「ハイ」よりも低い設定にすればスムーズな動きで快適にプレイできます。

【参考:画面解像度 1920x1080、超高のフレームレート】
■RTX 3060 Laptop
最低:62 FPS、平均:95 FPS、最高:108 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■RTX 3060 Laptop
最低:62 FPS、平均:95 FPS、最高:108 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
『Forza Horizon 5』ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 12 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
エクストリーム ※レイトレーシング 高 | 20.0 | 26.1 | 32.1 |
最高 ※レイトレーシング 高 | 25.6 | 33.6 | 43.8 |
高(推奨) ※レイトレーシング 中 | 66.5 | 80.1 | 94.4 |
中 ※レイトレーシング OFF | 76.8 | 91.7 | 110.4 |
低 ※レイトレーシング OFF | 97.7 | 116.3 | 142.2 |
※プリセットの「中」以下は、レイトレーシングがOFFになります。
■「Forza Horizon 5」のベンチマーク結果
画面解像度フルHD(1920×1080)高(推奨プリセット)で「快適」にプレイ可能
画面解像度フルHD(1920×1080)高(推奨プリセット)で「快適」にプレイ可能
「最高」以上と「高」以下のフレームレートはななり大きな違いがあります。「最高」以上の設定は4GBのVRAMでは十分ではないのでパフォーマンスが低下しているようです。

【参考:画面解像度 1920x1080、最高品質のフレームレート】
■RTX 3060 Laptop
最低:65.2 FPS、平均:75.3FPS、最高:89.7 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■RTX 3060 Laptop
最低:65.2 FPS、平均:75.3FPS、最高:89.7 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
『サイバーパンク2077』ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 12 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
レイトレーシング ウルトラ | 11 | 16 | 22 |
レイトレーシング 中 | 14 | 23 | 30 |
レイトレーシング 低 | 15 | 35 | 50 |
※レイトレーシングON
※DLSS 自動
※スクリーンショットの画質は「レイトレーシング:低」
■「サイバーパンク 2077」のベンチマーク結果
フルHD(1920×1080)・「レイトレーシング:低」で「やや重い」
フルHD(1920×1080)・「レイトレーシング:低」で「やや重い」
「レイトレーシング:低」ならなんとか平均35FPS出るのですが、レイトレーシングをONでプレイするのは厳しいですね。

【参考:画面解像度 1920x1080、レイトレーシング「低」のフレームレート】
■RTX 3060 Laptop
最低:43 FPS、平均:64FPS、最高:97 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■RTX 3060 Laptop
最低:43 FPS、平均:64FPS、最高:97 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー

画質設定 ※DirectX 12 ※1920x1080 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
ウルトラ | 11 | 33 | 48 |
高 | 14 | 43 | 61 |
中 | 19 | 57 | 81 |
低 | 35 | 68 | 100 |
※レイトレーシング OFF
※DLSS OFF
※スクリーンショットの画質は「低」
「レイトレーシングOFF、低画質」にすると平均68FPSになりそこそこ快適にプレイできそうですが、最低が30FPS台なのでシーンによっては動作が重く感じるかもしれません。

【参考:画面解像度 1920x1080、「低」のフレームレート】
■RTX 3060 Laptop
最低:55 FPS、平均:104 FPS、最高:167 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
■RTX 3060 Laptop
最低:55 FPS、平均:104 FPS、最高:167 FPS
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデルの実機レビュー
SSDのベンチマーク [CrystalDiskMark]

512GB SSD((PCIe Gen3×4 NVMe M.2)の仕様・ベンチマーク
■大容量ファイルの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:3279.5 MB/s
連続書き込み:2948.6 MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:55.1 MB/s
ランダム書き込み:174.9 MB/s
■起動時間
最短で約15~16秒
※電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間
「PCIe Gen3x4」のSSDの中では速い部類になります。最新の「PCIe Gen4x4」ではありませんが、日常的な作業やゲームなどは十分快適にこなせる性能です。
512 GBという容量は、使い方によってはそれほど多い容量ではないかもしれません。データサイズが大きいゲーム(70~100GB)をいくつかインストールするといっぱいになってしまいます。

※レビュー機に搭載されているSSDの型番は「KXG60ZNV512G KIOXIA」です。
※販売時期によってメーカーが変更される場合があるので、テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
※販売時期によってメーカーが変更される場合があるので、テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
3DMARK【STORAGE BENCHMARK】

3DMARKのゲーム向けSSDベンチマーク「STORAGE BENCHMARK」のスコアは1755でした。
以前にテストした「PCIe Gen4x4」のSSDは3000を超えるスコアを出していましたが、「PCIe Gen3x4」のSSDは、大体1700~2000くらいです。

メモリについて
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メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:DDR4-2933MHz
・容量:16GB(8GBx2)
・2スロット (SO-DIMM) ※最大32GB
・デュアルチャネルで動作
・メモリを交換可能な設計 ⇒ ◆底面について
Victus 16-d(インテル)シリーズ(5モデル)は、全てのモデルが16GB (8GB×2) のメモリを搭載していますが、モデルによって速度が異なっています。
■DDR4-2933MHz メモリ搭載モデル
コンベンショナルモデル、スタンダードモデル(※この記事でレビュー)、スタンダードプラスモデル
■DDR4-3200MHz メモリ搭載モデル
パフォーマンスモデル、パフォーマンスプラスモデル
■DDR4-2933MHz メモリ搭載モデル
コンベンショナルモデル、スタンダードモデル(※この記事でレビュー)、スタンダードプラスモデル
■DDR4-3200MHz メモリ搭載モデル
パフォーマンスモデル、パフォーマンスプラスモデル
16GBのメモリを搭載しているので、クリエイティブな作業やゲームなどを快適にこなすことができますね。

ベンチマーク時の動作温度について

Fire Strike ベンチマーク時の動作温度(室温25℃)
・Core i5-11400H の最大温度:約99℃(平均 83℃)
・RTX 3050 Laptop の最大温度:約99℃(平均 69℃)
負荷が高い処理を行うとCPUやGPUの動作温度が高くなる場合があります。
CPUのテスト(Physics Test)は負荷が高いのでかなり動作温度が高くなりますが、それ以外は70℃前後、テスト終盤は70~80℃後半くらいで推移しています。
※Physics TestでGPUの温度がかなり高くなっていますが、CPUのテストで「RTX 3050 Laptop」の温度がCPUと同じくらい高くなることはないと考えられるので、プロセッサー内蔵グラフィックスに自動的に切り変わっている可能性があります。
CPUのテスト(Physics Test)は負荷が高いのでかなり動作温度が高くなりますが、それ以外は70℃前後、テスト終盤は70~80℃後半くらいで推移しています。
※Physics TestでGPUの温度がかなり高くなっていますが、CPUのテストで「RTX 3050 Laptop」の温度がCPUと同じくらい高くなることはないと考えられるので、プロセッサー内蔵グラフィックスに自動的に切り変わっている可能性があります。

Physics Test(CPUのテスト)時のGPUの温度が高いので「HWiNFO」で測定。最大温度は78.9℃(平均70.7℃)でした。
この機種は2つのグラフィックスを搭載していて、負荷が低いときは「プロセッサー内蔵グラフィックス」、GPUの負荷が高いベンチマーク時やゲーム時は高性能な「NVIDIA グラフィックス(RTX 3050 Laptop)」が自動的に切り替わるような仕組みになっています。
ベンチマーク時に「NVIDIA グラフィックス(RTX 3050 Laptop)」を利用するような設定にしていますが、何らかの問題でうまく計測できていないのかもしれません。

高負荷時のキーボードの温度について

ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温25℃)
・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの 0 キーの周囲
・Fire Strik ベンチマーク時の温度:約38.0℃(※高負荷時)
・ゲームで使用するWASDキー:約31.0℃
ベンチマーク時やゲームプレイ時はキーボードの表面温度が高くなりますが、ゲームでよく使用する「WASDキー」はそれほど熱くなりません。
38℃以上は少し熱さが感じられる温度ですが、31℃はほんの少し暖かさが感じられる程度ですね。

冷却ファンの音について

ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・インターネットや動画視聴時:とても静か
・ゲームプレイ時:少し動作音が少し大きくなります(耳障りな金属音は少なめ)
ベンチマーク時やゲームプレイ時は内部の温度が高くなるので、ファンの回転音や風切り音などが少し大きくなりますが、インターネットや動画視聴時は「とても静か」です。
ファンの高回転時は「シャー」というような音に聞こえます。耳障りな「キーン」というような甲高い音(金属音)はかなり少ない印象です。

■参考:測定器で騒音をチェック
※測定場所はディスプレイから30cm 手前、キーボードから30cm上部。測定値はあくまでも目安としてご覧ください。
ベンチマーク時:51~53db
動画視聴時:42~43db
アイドル時(何も操作しない状態):40db前後
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
※測定場所はディスプレイから30cm 手前、キーボードから30cm上部。測定値はあくまでも目安としてご覧ください。
ベンチマーク時:51~53db
動画視聴時:42~43db
アイドル時(何も操作しない状態):40db前後
※50db・・・エアコンの室外機・静かな事務所
※40db・・・静かな住宅地・深夜の市内・図書館
同梱品について

■同梱品一覧
・200W ACアダプター
・電源コード
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
・200W ACアダプター
・電源コード
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
「保証書」は梱包箱の赤いビニール袋の中に入っています。

PCリサイクルラベルについて

個人向けパソコンには「PCリサイクルラベル」が付属しています。

【同梱品】200W ACアダプター

200W ACアダプターの特徴
・電源の容量:200W
・サイズ:幅 164mm、奥行き 78mm、厚み 25mm
・質量:約497g
※ACアダプターのコード(PC接続用)の長さは約1.8m。
※サイズや重さは実測値。
Victus 16(インテル)には、容量が大きい「200W ACアダプター」が付属しています。※コンベンショナルモデルのみ150W。
ゲーミングノートのACアダプターは、モバイル向け(約200g)と比較するとサイズが大きくて重いですね。


電源コードの長さは約1mで重さは121g。
インストールされているアプリについて

■プリインストールされているアプリ
・OMEN Gaming Hub ⇒ ◆関連項目
・HP関連の設定アプリ(HPサポートアシスタント、HP QuickDropを含めて8個)
・Alexa
■ウイルス対策ソフト
・マカフィーリブセーフ(30日版)
■試用版のアプリ
・Dropbox プロモーション
・LastPass
・ExpressVPN など
HPの製品は試用版のアプリは少なめです。


様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」

プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」というアプリで、「Victus 16」の状態を確認したり設定を変更することができます。
設定項目は機種によって異なります。Victus 16(インテル)の場合は、Victus 16(AMD)にはなかった「低電圧化」の設定が可能です。

システムモニター

「システムモニター」では、CPUやGPUの温度や使用率、メモリやストレージの使用量、ネットワークの状況などを確認することができます。
低電圧化(アンダーボルト)

Victus 16(インテル)は「低電圧化(アンダーボルト)」の設定が可能です。標準では「オフ」になっていますが、「インテリジェント」を使用すると、自動的に最適な設定に調整してくれます。手動で設定する場合は「カスタム」を選択します。
うまく調節すれば「CPUの性能を損なわずに消費電力や発熱を抑えることができるメリット」が得られますが、調整の仕方によってはシステムが不安定になる場合があります。

ネットワーク

「ネットワーク」の項目では、プロセスの優先度やデュアルフォースモード(有線と無線でインターネットをつないでいる場合のみ)の設定を変更可能です。
「デュアルフォースモード」を利用すると、ゲームは高速な有線LAN、WebブラウジングはWiFiのように、用途によって優先度を変更することができます。

パフォーマンスコントロール

「パフォーマンスコントロール」で、ファンの回転数を抑える「静」、「初期設定」、クリエイティブな作業やゲーム向けの「パフォーマンス」のモードを変更することができます。
この記事では「パフォーマンス」でテストを行っています。

ファンの速度は「自動」に設定されていますが、常時「最大」で回転させることも可能です。

サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
⇒ ◆Victus 16-d0000 サポートページ
※ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)は上記のページからダウンロードすることができます。
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【回復ドライブの作成について】
⇒ ◆USBメモリで「Windows 11 の回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
⇒ ◆Victus 16-d0000 サポートページ
※ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)は上記のページからダウンロードすることができます。
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
【回復ドライブの作成について】
⇒ ◆USBメモリで「Windows 11 の回復ドライブ」を作成する
⇒ ◆HPクラウドリカバリツールで「USB回復ドライブ」を作成する方法
Victus 16-d(インテル)のスペック・販売価格

Victus 16(インテル)は5モデル展開で、全てのモデルにWindows 11 Home(64bit)がプリインストールされています。主な違いは、プロセッサーやグラフィックスの性能、メモリの速度、HDMIの仕様、ACアダプターの容量などです。
リアルな光や影の表現が可能になる「レイトレーシング」に対応しているのは、「RTX 3050 Laptop」、「RTX 3050 Ti Laptop」、「RTX 3060 Laptop」で、GTX 1650 Laptopは非対応です。
「GTX 1650 Laptop」と「RTX 3050 Laptop」の性能差は約1.4倍くらいあります。予算があるのなら「RTX 3050 Laptop」以上のモデルを選択した方が快適にゲームを楽しむことができます。

■パフォーマンスプラスモデル
※Core i7-11800H、16GBメモリ(DDR4-3200MHz)、512GB SSD、RTX 3060 Laptop
※HDMI 2.1 出力端子、200W ACアダプター
¥172,000(税込)~
■パフォーマンスプラスモデル【エルデンリング推奨PC】
※Core i7-11800H、16GBメモリ(DDR4-3200MHz)、512GB SSD、RTX 3050 Ti Laptop
※HDMI 2.1 出力端子、200W ACアダプター
¥149,800(税込)~
■スタンダードプラスモデル
※Core i5-11400H、16GBメモリ(DDR4-2933MHz)、512GB SSD、RTX 3050 Ti Laptop
※HDMI 2.1 出力端子、200W ACアダプター
¥135,000(税込)~
■スタンダードモデル ※この記事でレビュー
※Core i5-11400H、16GBメモリ(DDR4-2933MHz)、512GB SSD、RTX 3050 Laptop
※HDMI 2.1 出力端子、200W ACアダプター
¥132,000(税込)~
■コンベンショナルモデル
※Core i5-11400H、16GBメモリ(DDR4-2933MHz)、512GB SSD、GTX 1650 Laptop
※HDMI 2.0 出力端子、150W ACアダプター
¥122,000(税込)~
※販売価格は2022年4月29日の時点。
お得なキャンペーン・割引クーポン!
⇒ ◆ゲーミングPC裏セール『お得すぎてこっそり開催』
通常よりも安い価格で販売されています。
⇒ ◆週末限定の特別キャンペーン!
通常よりもお得な週末セールで「Victus 16(インテル)」が掲載される場合があります。
通常よりも安い価格で販売されています。
⇒ ◆週末限定の特別キャンペーン!
通常よりもお得な週末セールで「Victus 16(インテル)」が掲載される場合があります。
まとめ

Victus 16-d スタンダードモデル(Core i5-11400H, RTX 3050 Laptop)の評価
【AMD搭載モデルとの違い】
・プロセッサーが「インテル製」
・CPUの低電圧化(アンダーボルト)が可能
【良いところ】
・スタイリッシュなデザイン
・ヨゴレが目立ちにくい「セラミックホワイト」
・高速駆動で映り込みが少ない「非光沢」のディスプレイ
・豊富な端子類を搭載
・M.2 SSD(PCIe Gen3 NVMe)の増設スロットあり(空×1)
※外観やカラー、ディスプレイの特長はAMD搭載モデルと同じ
【性能について】
・「Core i5-11400H」は「Ryzen 7 5800H」の72%のスコア(CINEBENCH R23)
・「RTX 3050 Laptop」は「RTX 3060 Laptop」の約7割のスコア(Fire Strike)
・「GTX 1650 Laptop」と比較した場合は約1.4倍高性能
【気になるところ・注意点など】
・ディスプレイの色域が狭い ⇒ ◆色域について
・「顔認証」や「指紋認証」は非搭載
・70~100GBのゲームをいくつもプレイしたい方にとっては、512GBのSSDはそれほど多い容量ではない。
■Victus 16(インテル)RTX 3050 Laptop 搭載モデルは、低画質で「サイバーパンク 2077」をギリギリプレイ可能
「RTX 3050 Laptop」はゲーム向けGPUの中ではエントリークラスの位置づけ(性能が低い部類)になります。「サイバーパンク 2077」のような重いゲームは「低画質」まで下げると、十分快適とは言えないかもしれませんが、それなりにプレイできるフレームレートが出ています。
そこまで重くない「F1 2021」や「Forza Horizon 5」などは、ハイ(高)~ミディアム(中)くらいの画質で十分快適にプレイ可能です。
Victus 16-d(インテル)の外観やインタフェース、ディスプレイの仕様などは以前にレビューしたVictus 16-e(AMD)と同じです。ディスプレイの「色域が狭い」ので、発色の良さを求める方や、色域が重要になるクリエイティブな作業には不向きですが、色域が広い(公称値:sRGB 100%)の「OMEN 16シリーズ」よりもお求めやすい価格になっています。
「RTX 3050 Laptop」はゲーム向けGPUの中ではエントリークラスの位置づけ(性能が低い部類)になります。「サイバーパンク 2077」のような重いゲームは「低画質」まで下げると、十分快適とは言えないかもしれませんが、それなりにプレイできるフレームレートが出ています。
そこまで重くない「F1 2021」や「Forza Horizon 5」などは、ハイ(高)~ミディアム(中)くらいの画質で十分快適にプレイ可能です。
Victus 16-d(インテル)の外観やインタフェース、ディスプレイの仕様などは以前にレビューしたVictus 16-e(AMD)と同じです。ディスプレイの「色域が狭い」ので、発色の良さを求める方や、色域が重要になるクリエイティブな作業には不向きですが、色域が広い(公称値:sRGB 100%)の「OMEN 16シリーズ」よりもお求めやすい価格になっています。
Victus 16(インテル)スタンダードモデルは、「ゲームを気軽に楽しみたい方向け」のゲーミングノートですね。


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⇒ ◆Victus 16(インテル)で Core i5-11400H の低電圧化(アンダーボルト)を試す
【実機レビュー】
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデル(RTX 3060 Laptop)
⇒ ◆Victus 16(AMD)モデレートモデル(GTX 1650 Laptop)
⇒ ◆Victus 16(インテル)で Core i5-11400H の低電圧化(アンダーボルト)を試す
【実機レビュー】
⇒ ◆Victus 16(AMD)アドバンスモデル(RTX 3060 Laptop)
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■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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