
OMEN 45Lにプリインストールされている「OMEN Gaming Hub」の使い方を詳しく解説!

【実機レビュー】
⇒ ◆OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル(RTX 3080 Ti )
最終更新日:2022年5月3日⇒ ◆OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル(RTX 3080 Ti )
■目次(ページ内リンク)
◆「OMEN Gaming Hub」の主な機能
◆「OMEN 45L」はオーバークロックやLEDの変更、パフォーマンスの設定が可能
◆システムモニター
◆CPUのオーバークロック
・メモリのオーバークロック
◆ネットワーク
◆LEDコントロール
・設定可能なゾーンについて
・色のモードについて(常時点灯)
・色のモードについて(アニメーション)
・色のモードについて(消灯)
・スリープ時のLEDの設定(前面のOMENロゴマーク)
◆パフォーマンスコントロール
・冷却ファンの回転数を手動で設定する ※5/3更新
◆電源オプション
◆「OMEN Gaming Hub」の主な機能
◆「OMEN 45L」はオーバークロックやLEDの変更、パフォーマンスの設定が可能
◆システムモニター
◆CPUのオーバークロック
・メモリのオーバークロック
◆ネットワーク
◆LEDコントロール
・設定可能なゾーンについて
・色のモードについて(常時点灯)
・色のモードについて(アニメーション)
・色のモードについて(消灯)
・スリープ時のLEDの設定(前面のOMENロゴマーク)
◆パフォーマンスコントロール
・冷却ファンの回転数を手動で設定する ※5/3更新
◆電源オプション

「OMEN Gaming Hub」について

「OMEN Gaming Hub」はHP製のゲーミングPCにインストールされている設定アプリです。
ホーム画面では下記のサービスが利用できます。
・壁紙のダウンロードができる「ギャラリー」
・ゲームのランチャー機能「マイゲーム」
・カスタムLEDの作成ができる「LIGHT STUDIO」
・仲間で楽しめる「OASIS LIVE」
・システムをクリンナップできる「OPTIMIZER」
・AIベースのコーチングでレベルアップできる「コーチング」
・壁紙のダウンロードができる「ギャラリー」
・ゲームのランチャー機能「マイゲーム」
・カスタムLEDの作成ができる「LIGHT STUDIO」
・仲間で楽しめる「OASIS LIVE」
・システムをクリンナップできる「OPTIMIZER」
・AIベースのコーチングでレベルアップできる「コーチング」
使用中のPCやOMENシリーズの周辺機器などは自動的に認識されます。(アイコンをクリックすると設定画面に移動)

「OMEN 45L」はオーバークロックやLEDの変更、パフォーマンスの設定が可能

「OMEN Gaming Hub」で設定可能な項目は機種によって異なります。
■「OMEN 45L」で設定できる項目
・システムモニター
・オーバークロック
・ネットワーク
・LEDコントロール
・パフォーマンスコントロール
・電源オプション
・システムモニター
・オーバークロック
・ネットワーク
・LEDコントロール
・パフォーマンスコントロール
・電源オプション
OMEN 45Lは倍率ロックフリーのCPUを搭載しているので「オーバークロック」が可能です。

【実機レビュー】
⇒ ◆OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル(RTX 3080 Ti )
⇒ ◆OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル(RTX 3080 Ti )
システムモニター

「システムモニター」では、PCパーツの使用率や温度、現在の設定(パフォーマンス、オーバークロックなど)、ネットワークの速度、動作中のプロセスなどが表示されます。

左上のアイコン(中央)をクリックすると、より詳しい情報が表示されます。

左上のアイコン(右側)をクリックすると、シリアル番号やPCの仕様が表示されます。
オーバークロック

「オーバークロック」の項目では、ベンチマークの測定やCPUの設定を変更することができます。

初回はチュートリアルの画面が表示されます。(※スキップ可)

ベンチマークを実行するとスコアが記録されます。
最大5回分の結果が記録されるので、オーバークロックしたときにどれくらい性能が向上したのかを確認することができます。


CPUコアレシオ、CPUコアの電圧のオフセット、キャッシュレシオの変更が可能です。CPUコアレシオの初期設定は「47x」になっています。
「47x」の部分を変更すると全てのコアを一括でオーバークロックすることができますが、「その他オプションを表示」をクリックすると8コア(Pコア)の動作周波数を個別に設定可能です。
Core i7-12700Kは、8コアのPコア(Performanceコア)と4コアのEコア(Efficientコア)を備えていますが、オーバークロックできるのはPコアのみです。
動作周波数を変更後、「適用」をクリックすると設定が反映されます。(再起動は不要です。)


上の画像はあくまでも参考例ですが、同時に動作するコアが少ないほど高いクロック数で動作するような設定が可能です。
オーバークロックに失敗すると自動的にPC再起動します。いきなり故障することはないと思いますが、自己責任でお試しください。

メモリのオーバークロック

右上の「メモリのアイコン」をクリックすると、メモリのオーバークロック設定の画面が表示されます。初期設定は3200MT/sですが、オーバークロック設定で3733MT/sで動作します。
メモリの設定変更は再起動する必要があります。

ネットワーク

「ネットワーク」の項目では、ネットワークの最適化やデュアルフォースの設定が可能です。
左上のアイコンでモードを切り替えることができます。(※初期設定はOFF)


2つの回線(有線LANとWiFi)をPCにつないでいる状態で「カスタム」を選択すると「デュアルフォース」をONにすることができます。
スピードが速い回線が必要なゲームは「有線LAN」、遅くても良いアプリは「WiFi」のように手動で振り分けることができます。


右上の「設定」のアイコンをクリックすると、「デュアルフォース」の設定画面が表示されます。
デュアルフォース設定(有線LANとWiFiの割り当て)を変更する場合は、一旦デュアルフォースをOFFにします。

LEDコントロール

「LEDコントロール」の項目で、イルミネーションの色変更や消灯の設定が可能です。
LEDの「明るさ」を変更することもできます。

設定可能なゾーンについて

ゾーンのアイコンをクリックすると、変更可能な場所が表示されます。
最も左のゾーンでは「前面のOMENロゴマーク」と「筐体上部のLED」の設定が可能です。


左から2番目のゾーンは、CPUに取り付けられている水冷ヘッドのLEDの設定変更が可能です。

左から3番目のゾーンは、前面の3連ファンの設定変更が可能です。
ライティングボードの1番が下のLEDで、2番が真ん中、3番が上になります。


左から4番目のゾーン(メモリのマーク)は、メモリの設定変更が可能です。
色のモードについて(常時点灯)

色変更は3つのモードが用意されています。左が「常時点灯」、真ん中が「アニメーション」、右は「消灯」です。

ベーシック(初期設定)はあらかじめ用意されたカラーを選ぶことができます。

右上の「詳細設定」をクリックすると自由に色を作成することができます。
詳細設定は画像処理ソフトのように「色相」と「明るさ」を自由に調整することができます。

色のモードについて(アニメーション)

色のモードの真ん中は「アニメーション」の設定変更が可能です。

LEDのアニメーションはあらかじめ用意されている4つのテーマがあります。
色が変わる速度も変更可能です。


カスタムを選択すると、色が順番に変わる4つのカラーを自由に選択することができます。「ベーシック」はあらかじめ用意されたカラーから選びます。

詳細設定をクリックすると、自分好みの色にカスタマイズ可能です。
アニメーションの種類について

カラーのアニメーションは5つ用意されています。

「ブリージング」はLEDが点滅しながら色が変わっていきます。

「カラーサイクル」はLEDの色が順番に変わっていきます。(色の切り変わりがスムーズ)

「ブリンキング」は、点灯と消灯を繰り返しながら色が変わります。(LEDのON/OFFがはっきりとした感じ)

「オーディオパルス」は、サウンドに合わせてLEDが点灯したり点滅します。低音と高音の設定が可能。

「システムモニター」は、CPUやGPUの使用率や温度に合わせて色が変わります。(※色を自由に変更することはできません。)
色のモードについて(消灯)

全てのゾーンのLEDはオフ(消灯)にすることができます。

グラフィックスカードのイルミネーション(GEFORCE RTX)は設定でオフにすることはできませんが、PCがスリープ状態になると自動的に消灯します。

スリープ時のLEDの設定(前面のOMENロゴマーク)

右上の「スリープのマーク」をクリックすると、スリープ時のLED(前面のOMENロゴマーク)の設定画面が表示されます。色のモードは「常時点灯」「アニメーション」「消灯」を選択することが可能です。
スリープ時のLEDを「消灯」にすると、見た目ではスリープ状態なのか電源オフなのかわからなくなるのでご注意ください。

パフォーマンスコントロール

「パフォーマンスコントロール」で、パフォーマンスの設定や冷却ファンの制御方法を変更することが可能です。
電源モードの「パフォーマンス」を選択すると、温度コントロールは「パフォーマンス」しか選択できなくなります。
ゲームやクリエイティブな作業は「パフォーマンス」が適しています。

冷却ファンの回転数を手動で設定する

ファンの回転数は手動で設定することができます。温度に応じた回転数の調整も可能です。

この項目で数値(RPM)を指定すると、ファンは一定の速度で回転します。


右側の「動的ファンカーブ」を選択すると、CPUの温度に応じた回転数を変更することができます。
上の画像は「CPUファン」の設定ですが、「シャーシの吸気ファン」と「シャーシの排気ファン」も同様に「動的ファンカーブ」の変更が可能です。
■動的ファンカーブの初期設定(CPUの動作温度とファンの回転数)
90℃:40%以上
85℃:35%
80℃:30%
75℃:25%
70℃~65℃:20%
50℃~60℃:10%
※設定可能なファンの最大回転数は5200RPMです。
90℃:40%以上
85℃:35%
80℃:30%
75℃:25%
70℃~65℃:20%
50℃~60℃:10%
※設定可能なファンの最大回転数は5200RPMです。
計算上では40%の回転数は2080RPMになりますが、連続負荷テストでCPUの温度が90℃くらいの状態が続くと、2500~2700RPMくらいでファンが回転していました。


上の画像は85℃でファンが50%で回転するように調整したものです。
ファンの回転数を上げると冷却性能は向上しますが、ファンの動作音は大きくなります。


「シャーシの吸気ファン」の動的ファンカーブ。(初期設定)

「シャーシの排気ファン」動的ファンカーブ。(初期設定)
電源オプション

「ライティングコントロール」をONにすると、アイドル状態(何も操作しない状態)が5分続いた場合にLEDが消灯します。
動画を視聴していて何も操作しない状態が5分続くとLEDがオフになりました。


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