
2022年1月13日より販売が開始された、日本HPの17.3インチ・ゲーミングノート最新モデル『OMEN 17-ck』の実機レビュー!
レビュー機は、Core i7-11800H、GeForce RTX 3070 Laptop を搭載したパフォーマンスモデル(17-ck0036TX)です。日本向けの製品ですが英語配列キーボード(テンキーレス)を搭載しています。


最終更新日:2022年4月20日
■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。
「OMEN by HP 17-ck0000 シリーズ」の製品特徴
◆OMEN 17-ck パフォーマンスモデルの主な特徴
◆ベンチマークテスト時の設定について
外観/カラーについて
◆外観・デザインについて
◆カラーリングについて
◆ボディの素材&質感について
◆サイズ・重さについて
液晶ディスプレイについて
◆17.3インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイのスペック/使用感
◆QHD(2560x1440)のメリットとデメリット
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
Webカメラについて
◆Webカメラ(約92万画素、顔認証機能なし)
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード ★英語配列 テンキーなし
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザインについて
プロセッサーのベンチマーク
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R23]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
グラフィックスのベンチマーク
◆3DMARK【Time Spy】 ※ DX12
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】 ※DX11
◆3DMARK【Fire Strike】 ※DX11
◆「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」ベンチマーク
◆「レインボーシックスシージ」ベンチマーク
◆「F1 2021」ベンチマーク
◆「Forza Horizon 5」ベンチマーク
◆「サイバーパンク 2077」をプレイした時のフレームレート ※1/18追記
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark 7
◆3DMARK【STRAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
動作温度やファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆330W ACアダプター
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について
製品の仕様・価格について
◆「OMEN 17-ck」のスペック・販売価格 ★4/20更新
◆キャンペーン:お得なクーポン! ★裏セール実施中!
まとめ
◆OMEN 17-ck パフォーマンスモデル(RTX 3070 Laptop)の評価
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「OMEN by HP 17-ck0000 シリーズ」の製品特徴
◆OMEN 17-ck パフォーマンスモデルの主な特徴
◆ベンチマークテスト時の設定について
外観/カラーについて
◆外観・デザインについて
◆カラーリングについて
◆ボディの素材&質感について
◆サイズ・重さについて
液晶ディスプレイについて
◆17.3インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイのスペック/使用感
◆QHD(2560x1440)のメリットとデメリット
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
Webカメラについて
◆Webカメラ(約92万画素、顔認証機能なし)
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード ★英語配列 テンキーなし
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザインについて
プロセッサーのベンチマーク
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R23]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
グラフィックスのベンチマーク
◆3DMARK【Time Spy】 ※ DX12
◆3DMARK【Fire Strike Extreme】 ※DX11
◆3DMARK【Fire Strike】 ※DX11
◆「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」ベンチマーク
◆「レインボーシックスシージ」ベンチマーク
◆「F1 2021」ベンチマーク
◆「Forza Horizon 5」ベンチマーク
◆「サイバーパンク 2077」をプレイした時のフレームレート ※1/18追記
SSDのベンチマーク
◆CrystalDiskMark 7
◆3DMARK【STRAGE BENCHMARK】
メモリについて
◆メモリの仕様/搭載量について
動作温度やファンの音について
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆330W ACアダプター
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について
製品の仕様・価格について
◆「OMEN 17-ck」のスペック・販売価格 ★4/20更新
◆キャンペーン:お得なクーポン! ★裏セール実施中!
まとめ
◆OMEN 17-ck パフォーマンスモデル(RTX 3070 Laptop)の評価
製品写真は当サイトで撮影したものです。壁紙はゲームのスクリーンショットや「OMEN Gaming Hub」から取得したものを使用しています。


「OMEN by HP 17-ck0000 シリーズ」の製品特徴

OMEN 17-ck パフォーマンスモデルの主な特徴
・17.3インチワイド・非光沢・IPSディスプレイ(2560×1440, 165Hz)
・第11世代 インテル Core i7-11800H プロセッサー(Tiger Lake-H)
・16GB DDR4-3200MHz(8GB×2)
・1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2)
・NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop グラフィックス(8GB, GDDR6)
・光学検出機能付きメカニカルスイッチキーボード(英語配列、テンキーレス)
・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
・OMEN Tempest クーリングテクノロジー
・顔認証や指紋認証機能などは非搭載
「OMEN 17-ck」は、デスクトップ並みのパワーを備えた17.3インチゲーミングノートです。パフォーマンスモデルは、Core i7-11800H、RTX 3070 Laptopを搭載!


ベンチマークテスト時の設定について
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外観・デザインについて

スタイリッシュなデザインのゲーミングノート
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・前面は斜めに切ったような形状でディスプレイを開きやすい
・ブルー系の「OMEN ロゴマーク」⇒ ◆カラーリングについて
■外観・デザインの評価
「OMEN 17-ck」は、直線的でシンプルなデザインを採用。エッジが効いているのでとてもスタイリッシュな印象です。前方はディスプレイを開きやすい形状になっていて、カッコ良さだけでなく使い勝手も考慮されています。
「OMEN 17-ck」は、直線的でシンプルなデザインを採用。エッジが効いているのでとてもスタイリッシュな印象です。前方はディスプレイを開きやすい形状になっていて、カッコ良さだけでなく使い勝手も考慮されています。
クセがなくスッキリとしたデザインは、多くの方に受け入れられそうですね。



直線で構成されたシンプルなデザイン。ブラックを基調としたカラーなので、ブルー系のグラデーションの「OMEN ロゴマーク」が とても美しく見えます。⇒ ◆カラーリングについて
後部と右側面に、内部の熱を放出するための「排熱口」を備えています。


大柄の17.3インチなので厚み(高さ)は約3cmくらいありますが、エッジが効いたデザインなのでスペック上の数値よりも薄型に見えます。

左側面に多くの端子類を備えます。右側は必要最小限のUSB端子を2つのみ搭載。⇒ ◆インターフェース

前方は「斜めにスパッと切ったような形状」になっています。指の引っかかりが良いのでディスプレイを開きやすいですね。



天面(ディスプレイを開いた状態)のイメージ。
カラーリングについて

ブラックのボディに美しく際立つ「OMEN Diamond」
・ベースカラー:ブラック
・ロゴマーク(天面):「OMEN Diamond」は青~緑のグラデーション(鏡面仕上げ)
・ロゴマーク(ディスプレイ下部):非光沢のグレー
・017のマーク(パームレスト部分):ブラック(光沢感あり)
・タッチパッドの周囲の光沢感はかなり控えめ
■カラーリングの評価
ボディはブラックを基調としたカラーなので、キーボードのイルミネーションやブルー系のグラデーションの「OMEN ロゴマーク」がとても美しく際立ちます。
ロゴマークの「OMEN Diamond」はブランドイメージ(暖色系)とは反対の色味(寒色系)を採用。LEDではなく光沢感がある仕上がりです。
ディスプレイのサイズ(17.3インチ)を示すパームレスト部分の「017」は、ブラックで少し光沢感あり。正面から見ると縦に表記されているのでクールな印象に見えます。
ボディはブラックを基調としたカラーなので、キーボードのイルミネーションやブルー系のグラデーションの「OMEN ロゴマーク」がとても美しく際立ちます。
ロゴマークの「OMEN Diamond」はブランドイメージ(暖色系)とは反対の色味(寒色系)を採用。LEDではなく光沢感がある仕上がりです。
ディスプレイのサイズ(17.3インチ)を示すパームレスト部分の「017」は、ブラックで少し光沢感あり。正面から見ると縦に表記されているのでクールな印象に見えます。
基本的なカラーは「ブラック」ですが、ボディの素材によって表面の処理が異なります。⇒ ◆ボディの素材&質感について



ディスプレイのベゼル部分のOMEN ロゴマーク。カラーは「非光沢のグレー」です。

パームレストに表記されている「017」のロゴマーク。
小さい文字は「DESIGNED AND ENGINEERED BY HP」と表記されています。


ボディの素材&質感について

サステナビリティに配慮したボディ素材
■再生アルミニウム成形カバー
・主にキーボードカバーで採用。軽量かつ剛性に優れる素材。
■オーシャンバウンドプラスチック等
・「再生プラスチック」をキーキャップの一部に利用。
・スピーカーボックスに「ポストコンシューマー素材」と「オーシャンバウンドプラスチック」を利用。
■ボディの表面処理
・天面や底面のカバー:星がちりばめられたような処理
・キーボードやパームレスト部分:梨地処理
・キーボード部分の側面:ヘアライン仕上げ
■ボディの素材について
「OMEN 17-ck」はサステナビリティに配慮したボディ素材を採用。天面や底面のカバーは樹脂で、表面には「星がちりばめられたような処理」が施されていますが、控えめなのでそれほど目立ちません。
「OMEN 17-ck」はサステナビリティに配慮したボディ素材を採用。天面や底面のカバーは樹脂で、表面には「星がちりばめられたような処理」が施されていますが、控えめなのでそれほど目立ちません。
再生アルミニウムのキーボードやパームレスト部分は微細な凹凸がある「梨地仕上げ」で、側面は「ヘアライン仕上げ」になっています。



天面や底面のカバーには「星がちりばめられたような」表面処理が施されています。

「梨地処理」が施されたキーボード&パームレスト部分。

キーボードカバーの側面の「ヘアライン仕上げ」で高級感を演出。
「ヘアライン仕上げ」は、金属の表面に細いスジを付けて「質感を強調し光沢感を抑える効果」があります。

サイズ・重さについて

据え置き向けの製品ですが室内の持ち運びは十分可能
・サイズ:397.1 mm(幅)× 262 mm(奥行き)
・高さ(厚み):29.5 mm
・質量:約 2.78 kg
■サイズ・重さの評価
「OMEN 17-ck」は17.3インチのゲーミングノートなので、ボディのサイズが大きめでそれなりに重さがあります。据え置きで使うことを前提とした製品なのでバックパックに入れて外に持ち運ぶのは厳しいのですが、室内の移動や車に乗せて運ぶというような使い方は十分可能です。
「OMEN 17-ck」は17.3インチのゲーミングノートなので、ボディのサイズが大きめでそれなりに重さがあります。据え置きで使うことを前提とした製品なのでバックパックに入れて外に持ち運ぶのは厳しいのですが、室内の移動や車に乗せて運ぶというような使い方は十分可能です。
完全に据え置きのデスクトップPCとは異なり、ノート型PCは「室内なら好きな場所でゲームを楽しむことができる」ことが大きなメリットです。


機種名 | 幅 (mm) | 奥行き (mm) | 高さ (mm) | 質量 |
OMEN 17-ck0000 ※17.3インチ | 397.1 | 262 | 29.5 | 約 2.78 kg |
OMEN 16-b0000 ※16.1インチ | 369.2 | 248 | 23 | 約 2.31 kg |
Victus 16-e0000 ※16.1インチ | 370 | 260 | 23.5 | 約 2.48 kg |
HPゲーミングノートのサイズを比較。「OMEN 17-ck」は他の製品(16インチ)よりも一回り大きいサイズで、質量は300~470gの違いがあります。
ディスプレイのスペック/使用感

「OMEN 17-ck」に搭載されているディスプレイの仕様・特徴
・画面のサイズ:17.3インチワイド
・画面解像度:2560×1440(QHD)
・アスペクト比「16:9」
・画面の表示領域:幅 381mm、高さ 214mm ※実測値
・表面処理:非光沢
・駆動方式:IPS方式
・輝度:300nit
・リフレッシュレート:165Hz
・応答速度:3ms
・色域:sRGB 100%(※公称値)
・画素密度:非公開
・画面のぎらつき感:少なめ
・ベゼルの幅(黒い部分):上部10mm、左右5.5mm、下部25mm ※実測値
・NVIDIA G-SYNC 非対応
■ディスプレイの評価
最近はアスペクト比が3:2のディスプレイを採用するノートPCが多くなっていますが、OMEN 17はゲーム向けのPCなので標準的な16:9を採用。画面解像度はフルHD(1920×1080)よりも画素数が多い2560×1440です。
⇒ ◆QHD(2560x1440)のメリットとデメリット
リフレッシュレートが165Hz、応答速度は3msで快適にゲームをプレイできる性能を備えていますが、テアリング(画面のずれ)やカクつきを抑える「NVIDIA G-SYNC」は上位のエクストリームモデルのみ対応しています。
■テュフ・ラインランド Eyesafe認定ディスプレイ
目に優しいディスプレイの目安となります。ハードウェアレベルで未位階波長のブルーライトをカットし色精度への影響を与えないことが、従来のソフトウェアによるブルーライトカットよりも優れている点です。
最近はアスペクト比が3:2のディスプレイを採用するノートPCが多くなっていますが、OMEN 17はゲーム向けのPCなので標準的な16:9を採用。画面解像度はフルHD(1920×1080)よりも画素数が多い2560×1440です。
⇒ ◆QHD(2560x1440)のメリットとデメリット
リフレッシュレートが165Hz、応答速度は3msで快適にゲームをプレイできる性能を備えていますが、テアリング(画面のずれ)やカクつきを抑える「NVIDIA G-SYNC」は上位のエクストリームモデルのみ対応しています。
■テュフ・ラインランド Eyesafe認定ディスプレイ
目に優しいディスプレイの目安となります。ハードウェアレベルで未位階波長のブルーライトをカットし色精度への影響を与えないことが、従来のソフトウェアによるブルーライトカットよりも優れている点です。
ディスプレイはくっきりとした画質で発色が良いですね。リフレッシュレートが165Hzなので、滑らかな動きでゲームを楽しむことができます。 

ディスプレイの使用感について

■視野角について
「IPSパネル」は、視野角が広いので斜めから見でも色味の変化が少なくきれいに見えます。
■色域について
公称値でsRGB 100% と記載されています。⇒ ◆ディスプレイの色域を測定
■カラーバランスについて
白を表示したときの青っぽさ(または黄色っぽさ)などは気になりませんでした。
■ぎらつき感
画面のギラつき感は「少なめ」です。(※見え方には個人差があります。)
■輝度(画面の明るさ)について
輝度は300nitでノートPCでは標準的なスペックです。輝度を最大に設定しても「まぶしい」と思うほどではなく、ゲームをプレイするには十分な明るさです。

光の反射を抑える「非光沢パネル」なので、ゲームや作業がしやすく目の負担も軽減されます。

ディスプレイが開く角度は約130度。膝上や床に置いたときにほぼ正面から画面を見ることができる角度です。
ヒンジはディスプレイが「少し前に出るような感じ」の独特なデザインが採用されています。 

QHD(2560x1440)のメリットとデメリット

QHD(2560x1440)のメリットは、「フルHD(1920x1080)よりも画素数が多いので、1画面に多くの情報を表示できる」ことです。画面をスクロールする手間が減りますし、クリエイティブなアプリでは多くのパレット類を表示させたまま作業ができるようになるので生産性が向上します。
デメリットは、ゲーム用途では「GPUの負荷が高くなりフレームレートが低下する」ことです。フルHDよりも多い画素数を処理するためにより多くのパワー(高性能なGPU)が必要となります。
このゲーミングノートは高性能な「RTX 3070」を搭載。超美麗なグラフィックスで非常に重いゲームは画質の調整が必要になりますが、標準的なゲームならQHDでも快適にゲームをプレイできる性能を備えています。 

ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定

カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。
OMEN 17-ckに搭載されているディスプレイの色域は、公称スペック通りの「sRGBカバー率 100%」でした。クリエイティブな用途では「Web関連」の作業に最適です。
※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
カバー率が100%でsRGBの領域を示す三角の形がほとんど一致しているのでかなり優秀ですね。 

Webカメラ(約92万画素、顔認証機能なし)

Webカメラの仕様・特徴について
・画素数:約92万画素
・顔認能機能:なし
・物理シャッター:なし
「顔認能機能」やWebカメラを遮断する「物理シャッター」などは非搭載です。

バックライトキーボード(英語配列)

※画像をクリックすると拡大表示します。
キーボードは英語配列を採用
・英語配列 ※JIS標準準拠 [96キー。うち、マクロキーx6]
・テンキーなし
・キーピッチ:約18.7×18.7mm
・キーストローク:約1.3mm
・押下圧65g +/-10g
・バックライト付き(※全キーRGBライティング)
・全てのキーが「ロールオーバー」とアンチゴーストに対応
・光学検出機能付きメカニカルスイッチキーボード(※応答速度 0.2s)
※一般的なメカニカルスイッチの応答速度は5ms
■キーボードの評価
OMEN 17-ckはゲーム向けの製品なので、全てのキーが「ロールオーバー」とアンチゴーストに対応し、タクタイル感(キーを少し押し下げた後にカチッとしたクリック感)がある押し心地が大きな特徴です。
「英語配列のキーボード」を採用している点は好みが分かれると思います。これまでに英語キーボードを使ったことがない方は、日本語入力(ローマ字変換)で記号の変換に苦労するかもしれません。⇒ ◆英語キーボードの使い方(入力切替、ひらがな、カタカナ、記号の入力方法)
バックライトの色は、プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」のアプリで変更することができます。⇒ ◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
■ロールオーバー
複数のキーを同時に押した場合「その全てのキー入力が認識される」機能。このモデルの場合は全てのキーが対応しています。
■アンチゴースト
複数のキーを同時に押したときの「誤入力を防ぐ」機能。
OMEN 17-ckはゲーム向けの製品なので、全てのキーが「ロールオーバー」とアンチゴーストに対応し、タクタイル感(キーを少し押し下げた後にカチッとしたクリック感)がある押し心地が大きな特徴です。
「英語配列のキーボード」を採用している点は好みが分かれると思います。これまでに英語キーボードを使ったことがない方は、日本語入力(ローマ字変換)で記号の変換に苦労するかもしれません。⇒ ◆英語キーボードの使い方(入力切替、ひらがな、カタカナ、記号の入力方法)
バックライトの色は、プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」のアプリで変更することができます。⇒ ◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
■ロールオーバー
複数のキーを同時に押した場合「その全てのキー入力が認識される」機能。このモデルの場合は全てのキーが対応しています。
■アンチゴースト
複数のキーを同時に押したときの「誤入力を防ぐ」機能。
「英語キーボード」を採用した理由を製品担当者に聞いてみたところ、「機能、ユーザー体験、コスト、本製品の購入層等を総合的に考慮して判断しました。」という回答でした。



キースイッチの中では、押下圧65gは「少し重い部類」になります。
ストロークが短いのでキーを押したときに「重い」という印象はありませんでしたが、しっかりとした感触があるので長時間タイピングする場合は「軽め」のキーよりも少し疲れるかもしれません。


電源スイッチ、OMEN Gaming Hub、電卓、PRT SC(スクリーンショット)などのキーは、キーボードの上部に配置されています。⇒ ◆様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
大きめサイズのゲーミングノートですがテンキーは非搭載。好みが分かれそうなところですね。


キーボードの左側には「マクロキー」を6つ備えています。「OMEN Gaming Hub」で設定が可能です。⇒ ◆関連項目
日本語と英語の入力切り替えは2つのキーを同時に押します。(※上の画像参照)


FN + F4 キーでバックライトのON/OFFが可能です。
「OMEN Gaming Hub」にはカラー設定があらかじめ用意されていますが、任意のキーの色を個別に変更することもできます。⇒ ◆関連項目

タッチパッド(タッチジェスチャー対応)

大きめサイズのタッチパッド
・タッチパッドのサイズ:幅125mm、高さ80mm ※実測値
・タッチジェスチャー対応
・左下/右下クリックはしっかりとしたした押し心地
クリックパッドの周囲は「光沢感がある処理」が施されていますが、ダークなカラーなのでかなり控えめな感じです。

インターフェース
左側面のインターフェース

・電源コネクタ
・ネットワークポート(RJ45)×1
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
・Mini DisplayPort x 1
・HDMI 2.1 出力端子 × 1
・Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps (DisplayPort 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)×1
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート (DTS:X Ultra) ×1
・SDカードスロット
※5Gbps=625MB/s 理論値
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
・ネットワークポート(RJ45)×1
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
・Mini DisplayPort x 1
・HDMI 2.1 出力端子 × 1
・Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps (DisplayPort 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)×1
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート (DTS:X Ultra) ×1
・SDカードスロット
※5Gbps=625MB/s 理論値
※40Gbps=5,000MB/s 理論値
USB Type-A端子は合計で3つ搭載していますが、左側面のみ「電源オフUSBチャージ機能」に対応しています。

右側面のインターフェース

・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2
右側面には「排熱口」があるのでUSB端子を2つのみ搭載。マウスともう1つのデバイスを接続可能です。

■インターフェースの評価
「OMEN 17-ck」は豊富なインターフェースを備えています。主な端子類は左側面に集中していて、右側面は必要最小限のUSB端子2つのみ。USB端子は最新規格の「Type-C」と従来のUSB機器を接続できる「Type-A」を搭載しています。
外部ディスプレイに接続するための映像出力端子(Mini DisplayPort、HDMI 2.1 出力端子)やSDカードスロットを備えていますが、オプティカルドライブ(DVDやブルーレイ)は非搭載です。
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
「OMEN 17-ck」は豊富なインターフェースを備えています。主な端子類は左側面に集中していて、右側面は必要最小限のUSB端子2つのみ。USB端子は最新規格の「Type-C」と従来のUSB機器を接続できる「Type-A」を搭載しています。
外部ディスプレイに接続するための映像出力端子(Mini DisplayPort、HDMI 2.1 出力端子)やSDカードスロットを備えていますが、オプティカルドライブ(DVDやブルーレイ)は非搭載です。
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格
サウンド&オーディオ

「Bang & Olufsen」のデュアルスピーカーを搭載
・サウンドに定評がある「Bang & Olufsen」
・底面に「デュアルスピーカー」を搭載
OMEN 17-ckは底面の前方に2基のスピーカーを搭載しています。

底面のデザインについて

底面のデザインについて
・吸気口のサイズ:342mm × 87mm
・スピーカーを2基搭載
・ゴム足(横長)x2
・ゴム足の高さ:前側:3mm、後側:4mm
・底面カバーを固定するネジ:8本
・メモリやストレージの交換が可能
ゲーミングノートなので「吸気口」は大きめで、高さがあるゴム足は底面の隙間を大きくして冷却効率を向上させる効果があります。
■OMEN 17-ckは下記のスロットを備えています
メモリスロット:2スロット (SO-DIMM)
M.2スロット:2スロット(PCIe Gen4x4 NVMe M.2) (PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1)
底面のカバーを開けるとメモリやストレージの交換が可能。ネジは特殊な工具は不要で、通常のプラスドライバーで回すことができます。
■OMEN 17-ckは下記のスロットを備えています
メモリスロット:2スロット (SO-DIMM)
M.2スロット:2スロット(PCIe Gen4x4 NVMe M.2) (PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1)
底面のカバーを開けるとメモリやストレージの交換が可能。ネジは特殊な工具は不要で、通常のプラスドライバーで回すことができます。
パーツの交換は保証対象外となりますので、予めご了承ください。


ファンブレードは旧製品のOMEN 15(2019)と比較すると、ファンブレードの数は2倍、ファンブレードの薄さは40%になっています。
ファンブレードが薄くきめ細かくなったので、旧製品よりもより多くの空気をはき出すことが可能になりました。


高さがあるゴム足はそれなりに重さがある本体を支える必要があるので、樹脂のようなしっかりとした硬さがあります。
プロセッサーのベンチマーク[CINEBENCH R23]

CINEBENCH R23 ベンチマーク(室温25℃)
・プロセッサーの性能を測定・Core i7-11800H(最大4.6GHz、8コア16スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッドのスコア「11495」※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア「1515」※1コアの性能
※C=コア T=スレッド
8コア16スレッドの「Core i7-11800H」は、モバイル向けCPUと比較すると圧倒的に高性能でデスクトップ向けCPUに迫るスコアを記録! シングルスレッドの性能も他と比べるとかなり優れています。
マルチスレッドの処理能力が高いので、負荷が高いゲームやクリエイティブな作業を快適にこなすことができます。


※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定
・H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテスト
・Core i7-11800H(最大4.6GHz、8コア16スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア「57.9 fps」
・エンコード時間 43秒
※C=コア T=スレッド
動画のエンコードはマルチスレッドの性能が重要になります。8コア16スレッドの「Core i7-11800H」はこのテストでも高い処理能力を発揮!前世代のCore i9-10885H(ノートPC向け)よりも5秒くらい短い時間で処理を完了しています。
エンコードがとても速いので動画編集がはかどりそうですね。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
3DMark「Time Spy」ベンチマーク

3DMARK「Time Spy」ベンチマークのスコア
・負荷が高いGPUの性能テスト(DX12、2560×1440)
・NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop ⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア「10786」
・テスト1のフレームレート「71.88 FPS」
・テスト2のフレームレート「60.66 FPS」
OMEN 17-ckの画面解像度が2560×1440なので、このテストが「ゲームをどれくらい快適にプレイできるかの目安」になります。
「RTX 3070 Laptop」は、最上位の「RTX 3090」と比較した場合は6割くらいの性能。平均フレームレートが60~70fps出ていますが、Forza Horizon 5で最も高画質なプリセット「エクストリーム」のベンチマークテストに近い結果です。⇒ スクリーンショット
「RTX 3070 Laptop」は、最上位の「RTX 3090」と比較した場合は6割くらいの性能。平均フレームレートが60~70fps出ていますが、Forza Horizon 5で最も高画質なプリセット「エクストリーム」のベンチマークテストに近い結果です。⇒ スクリーンショット
RTX 3070はゲーム向けGPUの中ではアッパーミドルクラスの性能なので、重いゲームで常時60fps以上でプレイしたい場合は少し画質の調整が必要ですね。

3DMark「Fire Strike Extreme」ベンチマーク

3DMARK「Fire Strike Extreme」ベンチマークのスコア
・負荷が高いGPUの性能テスト(DX11、2560×1440)
・NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop ⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア「13400」
・テスト1のフレームレート「66.15 FPS」
・テスト2のフレームレート「52.05 FPS」
画面解像度2560×1440でテストを行う「Fire Strike Extreme」は、かなり負荷が高いテストなので高性能なGPUでもフレームレートがそれほど伸びません。「RTX 3070 Laptop」は、最上位の「RTX 3090」と比較した場合は6割くらいの性能になります。
「RTX 3070 Laptop」で重いゲームを最高画質でプレイすることは可能ですが、60fpsを切ることが度々あります。よりスムーズな動きでプレイするには画質を下げる必要がありますね。

3DMark「Fire Strike」ベンチマーク

3DMARK「Fire Strike」ベンチマークのスコア
・負荷が高いGPUの性能テスト(DX11、1920×1080)
・NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop ⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア「27562」
・テスト1のフレームレート「128.44 FPS」
・テスト2のフレームレート「112.31 FPS」
このテストでは「RTX 3070 Laptop」は、1世代前のハイエンドGPU「RTX 2080 Ti(デスクトップ向け)」に近いスコアを記録!最上位の「RTX 3090」と比較した場合は「テスト1」が約6割、「テスト2」は7割くらいのスコアです。
負荷が高い「テスト2」でも110fps以上出ています。フルHD(1920×1080)の設定なら重いゲームでもかなり快適にプレイ可能ですね。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 11 ※2560x1440 | 最低(FPS) | 平均(FPS) |
最高品質 | 64 | 113.9 |
高品質(ノートPC) | 64 | 141.1 |
標準(ノートPC) | 69 | 174.8 |
■「FF14 暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果
画面解像度 QHD(2560×1440)最高画質で快適にプレイ可能です。
画面解像度 QHD(2560×1440)最高画質で快適にプレイ可能です。
「最高品質」で平均114FPSくらい出ているので、滑らかな動きでゲームを楽しむことができます。最低フレームレートは画質を下げても大きく変わりませんでした。

「レインボーシックスシージ」ベンチマーク

画質設定 ※2560x1440 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
最高品質 | 210 | 282 | 343 |
■「レインボーシックス シージ」のベンチマーク結果
画面解像度 QHD(2560×1440)最高画質でとても快適にプレイ可能です。
画面解像度 QHD(2560×1440)最高画質でとても快適にプレイ可能です。
軽めのゲームなので、最高画質設定でも最低フレームレートが200FPSを超えました。


「F1 2021」ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 12 ※2560x1440 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
超高(DLSS) | 75 | 99 | 113 |
ハイ(DLSS) | 152 | 178 | 198 |
ミディアム(DLSS) | 174 | 195 | 220 |
■「F1 2021」のベンチマーク結果
画面解像度 QHD(2560×1440)超高(DLSS)で快適にプレイ可能です。
画面解像度 QHD(2560×1440)超高(DLSS)で快適にプレイ可能です。
テスト結果は「超高」と「ハイ」以下の差が大きいですね。テストでは、ゲーム内でフレームレートが伸びない傾向のオランダGP(晴天)を選びました。


コンマ1秒を争うレースゲームは背景を楽しむ余裕はないので、画質よりもフレームレートを重要した方が良いタイムを狙いやすいですね。

Forza Horizon 5 ベンチマーク

画質設定 ※DirectX 12 ※2560x1440 | 最低 (FPS) | 平均 (FPS) | 最高 (FPS) |
カスタム(全て最高) ※レイトレーシング 高 | 55.5 | 65.2 | 74.9 |
エクストリーム ※レイトレーシング 高 | 65.1 | 75.9 | 85.7 |
最高(推奨) ※レイトレーシング 高 | 78.0 | 90.1 | 106.1 |
高 ※レイトレーシング 中 | 103.3 | 121.1 | 138.8 |
中 ※レイトレーシング OFF | 115.8 | 135.2 | 158.7 |
■「Forza Horizon 5」のベンチマーク結果
画面解像度QHD(2560×1440)最高(推奨プリセット)で快適にプレイ可能です。
画面解像度QHD(2560×1440)最高(推奨プリセット)で快適にプレイ可能です。
オブジェが密集している場所を走ると、ベンチマークよりも10~20FPSくらい下がる場合があります。「エクストリーム」でも快適にプレイできますが、60FPS以上をキープするなら最高設定(推奨プリセット)が最適ですね。


「サイバーパンク 2077」をプレイした時のフレームレート

画質設定 ※DirectX 12 ※2560x1440 | 最低 (FPS) | 最高 (FPS) | 市街地 (FPS) |
レイトレーシング ウルトラ ※レイトレーシングON ※DLSS 自動 | 41 | 72 | 41~55 |
レイトレーシング 中 ※レイトレーシングON ※DLSS 自動 | 43 | 75 | 43~57 |
高 ※レイトレーシングOFF | 49 | 107 | 50~60 |
■「サイバーパンク 2077」をプレイした時のフレームレート
超美麗なグラフィックを売りとしたゲームなので「かなり重い」部類になります。周囲に建物が少ない場所ではそこそこフレームレートが出ますが、市街地ではあまり伸びず60fpsを切ることが多い印象です。
「レイトレーシング ウルトラ」と「レイトレーシング 中」は、プレイしていてあまり違いが感じられませんでした。レイトレーシングOFFの「高」設定にするとフレームレートが少し伸びましたが、建物や車が多い市街地では60fpsを切る場合があります。
※プレイ中のフレームレートは「ベンチマーク」ではないので、あくまでも目安としてご覧ください。
超美麗なグラフィックを売りとしたゲームなので「かなり重い」部類になります。周囲に建物が少ない場所ではそこそこフレームレートが出ますが、市街地ではあまり伸びず60fpsを切ることが多い印象です。
「レイトレーシング ウルトラ」と「レイトレーシング 中」は、プレイしていてあまり違いが感じられませんでした。レイトレーシングOFFの「高」設定にするとフレームレートが少し伸びましたが、建物や車が多い市街地では60fpsを切る場合があります。
※プレイ中のフレームレートは「ベンチマーク」ではないので、あくまでも目安としてご覧ください。
QHD(2560x1440)は負荷が高くなるので少々厳しいですね。どうしてもプレイ中のフレームレートを伸ばすのなら、画面解像度をフルHD(1920x1080)に下げるのもアリだと思います。


SSDのベンチマーク [CrystalDiskMark 7]

1TB SSD(PCIe Gen4x4 NVMe M.2)の仕様・ベンチマーク
■大容量ファイルの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約7032 MB/s
連続書き込み:約5242 MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約91MB/s
ランダム書き込み:約227MB/s
■起動時間
電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間は最短で約12秒
起動時間は従来のSSDと変わりませんでしたが、通常の作業で重要な「小さいファイルのランダムアクセス」は2倍くらい高速なのでとても快適に作業することができます。

※レビュー機に搭載されているSSDの型番は「SAMSUNG MZVL21T0HCLR-00BH1 」です。
※販売時期によってメーカーが変更される場合があるので、テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
※販売時期によってメーカーが変更される場合があるので、テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
3DMARK【STRAGE BENCHMARK】

3DMARKの「STRAGE BENCHMARK」のスコアは3239でした。
「PCIe Gen3x4」のSSDのスコアは2000くらいなので、それと比較すると「PCIe Gen4x4」のSSDは約1.5倍も高性能です。

メモリについて
メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:DDR4-3200MHz
・容量:16GB(8GBx2)
・2スロット (SO-DIMM)
・デュアルチャネルで動作
・メモリを交換可能な設計 ⇒ ◆底面について
メモリ搭載量はモデルによって異なります。この記事でテストしたパフォーマンスモデルは16GB、上位のエクストリームモデルは32GBのメモリを搭載。
クリエイティブな作業でつかうのなら32GB搭載していても無駄にならないと思いますが、ゲームがメインの用途なら16GBで十分だと思います。

ベンチマーク時の動作温度について

Time Spyベンチマーク時の動作温度(室温25℃)
・Core i7-11800Hの最大温度「約94℃」
・RTX 3070 Laptopの最大温度「約69.47℃」
負荷が高い処理を行うとCPUやGPUの動作温度が高くなる場合があります。「Time Spyベンチマーク」では、CPUのテストでプロセッサーの温度が90℃を超える場合がありますが、GPUは最大で70℃くらいに収まっていました。
CPUの温度が高くなりやすいのは、全てのコアを利用する処理(動画エンコードや3Dレンダリングなど)です。ゲームをプレイしているときも動作温度が高くなる傾向があります。

高負荷時のキーボードの温度について

ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温25℃)
・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの6,7,8,9キー付近
・Fire Strik ベンチマーク時の温度:約35℃(※高負荷時)
サイズが小さくて薄いゲーミングノートPCはこのテストで40℃を超えることがありますが、サイズが大きくて内部のエアフローが良いOMEN 17の場合は、負荷が高い処理を行た場合でもキーボード表面の温度が最も高い部分で35℃くらいに収まっていました。
40℃を超えると「熱さ」が感じられますが、34~35℃くらいなら「ほんのり温かさが感じられる」程度です。
40℃を超えると「熱さ」が感じられますが、34~35℃くらいなら「ほんのり温かさが感じられる」程度です。
他の部分はそれよりも低い温度で、ゲームで使うことがあるWASDキーは30.3℃、矢印31.8℃でした。

冷却ファンの音について

ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・インターネットや動画視聴時は「とても静か」
・高負荷時は回転音や風切り音がそれなりに大きくなる
・ファンの高回転時は少し軸受けの金属音がある
通常時(インターネットや動画視聴時)の動作音は静かですが、負荷が高い作業やゲームなどをして内部の温度が高くなると、冷却ファンや風切り音などはそれなりに大きくなります。
高負荷時は「シャー」という回転音が多めですが、「ヒュィーン」という感じの高めの金属音が少し混ざっているように聞こえました。

同梱品について

■同梱品一覧
・スマートACアダプター
・電源コード
・速効!HPパソコンナビ特別版
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
・スマートACアダプター
・電源コード
・速効!HPパソコンナビ特別版
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
「保証書」は梱包箱の赤い袋の中に入っています。

PCリサイクルラベルについて

個人向けパソコンには「PCリサイクルラベル」が付属。
「リサイクルラベル」は底面の前方側のゴム足付近にプリントされています。

【日本HP公式ストア】
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
【同梱品】330W ACアダプター

330W ACアダプターの特徴
・大容量のACアダプター
・最大消費電力 330W
・サイズ:幅 150mm、奥行き 150mm、厚み 38mm
・質量:約1134g
※サイズや重さは実測値。
ゲーミングノートは消費電力が高いので、大容量の330W ACアダプターが付属。
超小型のデスクトップPCくらいの大きさで、モバイル向けのCアダプターよりもかなり重いですね。


ACアダプターとPCを接続するコードの長さは約145cm。

電源コードの長さは約1mで、重さは118g。
インストールされているアプリについて

■プリインストールされているアプリ
・OMEN Gaming Hub ⇒ ◆関連項目
・HP関連の設定アプリ(HPサポートアシスタント、その他)
・HP QuickDrop
■ウイルス対策ソフト
・マカフィーリブセーフ(1年版)
■試用版のアプリ
・Dropbox プロモーション
・LastPass
・ExpressVPN など
HP関連のアプリは8個くらいインストールされていますが、試用版のアプリは少なめです。


様々な設定ができる「OMEN Gaming Hub」
プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」は、様々な設定を変更することができるアプリです。機種によって設定できる項目が変わります。

ホーム

「ホーム」最初に表示される画面。お使いのPCやOMENの周辺機器などが表示されます。PCのアイコンをクリックすると設定変更画面に切り替わります。
「ギャラリー」にはOMEN向けの壁紙が多数用意されています。

システムモニター

「システムモニター」で、CPUやGPUの温度や使用率、メモリの使用量、ネットワークの速度、動作しているプロセスなどを確認することができます。
アンダーボルト

「アンダーボルト」で、CPUの低電圧化を行うことができます。パフォーマンスを損なわずアプリが自動的に電圧を調整するモード(インテリジェント)を備えていますが、手動でも調整可能です。
CPUの低電圧化を行うことにより消費電力や発熱を抑えるメリットがあります。「インテリジェント」で自動調整すると10分くらいかかりました。

ネットワーク

「ネットワーク」でプロセスの優先度を割り当てることができます。(※例:ゲームは有線、WebブラウジングはWiFiなど)有線と無線でインターネットをつないでいる場合は「デュアルフォースモード」が利用可能になります。
LEDコントロール

「LEDコントロール」で、キーボードのバックライトの色やアニメーションを変更することができます。「OMEN 17-ck」は全てのキーを個別に色を変更することが可能です。
パフォーマンスコントロール

電源モードで「最適」と「パフォーマンス」を切り替えることができます。
■「最適」と「パフォーマンス」の違い
・CINEBENCH R23 約17%
・x264 ベンチマーク 約10%
・Fire Strike 約17%
※この記事では「パフォーマンス」の設定でベンチマークテストを行っています。
・CINEBENCH R23 約17%
・x264 ベンチマーク 約10%
・Fire Strike 約17%
※この記事では「パフォーマンス」の設定でベンチマークテストを行っています。
当サイトで行ったテストでは、「最適」と「パフォーマンス」はそれなりに大きな差がありました。クリエイティブな作業やゲームをプレイするときは「パフォーマンス」のモードの方が良さそうですね。


ファンの速度は標準では「自動」に設定されていますが、「最大」で動作させたり「手動」でファンの速度を変更することも可能です。
グラフィックススイッチャー

「グラフィックススイッチャー」GPUの動作方法を変更することができます。
ハイブリッド:内蔵グラフィックス
ディスクリート:GeForce
「ハイブリッド」は動画視聴やインターネット、「ディスクリート」はGPUのパワーが必要なゲームやクリエイティブな用途に適しています。
※設定変更すると再起動する必要があります。
※この記事では「ディスクリート」の設定でベンチマークテストを行っています。
※設定変更すると再起動する必要があります。
※この記事では「ディスクリート」の設定でベンチマークテストを行っています。
「ハイブリッド」の場合でも、ゲームをプレイしたときは自動的にGeForce のグラフィックスに切り替わっていました。

マクロ

このPCはマクロキーを備えているのでマクロの設定が可能です。マクロキーは6つですが、FNキーと組み合わせることで、最大12のマクロを登録することができます。
サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
⇒ ◆OMEN by HP 17-ck0000 サポートページ
⇒ ◆ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)※未公開
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
⇒ ◆OMEN by HP 17-ck0000 サポートページ
⇒ ◆ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)※未公開
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
回復ドライブの作成について

USBメモリでPCを初期状態に戻す「回復ドライブ」を作成することができます。
「OMEN 17-ck」のスペック・販売価格

「OMEN 17-ck」は、下記の2モデル用意されています。販売開始の時点でWindows 11 Pro(64bit)がプリインストールされています。
■パフォーマンスモデル【C1】
※Core i7-11800H、16GBメモリ、1TB SSD、RTX 3070 Laptop
¥220,000(税込)~
■エクストリームモデル【C2】
※Core i9-11900H、32GBメモリ、1TB SSD、RTX 3080 Laptop、NVIDIA G-SYNC 対応
¥330,000(税込)~
【HP公式ストア】
⇒ ◆OMEN 17-ck0000 シリーズ 製品詳細
⇒ ◆OMEN 17-ck0000(スペックPDF)
※2022年1月13日より販売開始
※Core i7-11800H、16GBメモリ、1TB SSD、RTX 3070 Laptop
¥220,000(税込)~
■エクストリームモデル【C2】
※Core i9-11900H、32GBメモリ、1TB SSD、RTX 3080 Laptop、NVIDIA G-SYNC 対応
¥330,000(税込)~
【HP公式ストア】
⇒ ◆OMEN 17-ck0000 シリーズ 製品詳細
⇒ ◆OMEN 17-ck0000(スペックPDF)
※2022年1月13日より販売開始
2モデルの主な違いは、プロセッサーやグラフィックスの性能、メモリ搭載量、NVIDIA G-SYNC 対応の有無などです。

キャンペーン:お得なクーポン!

■お得なキャンペーン情報
4/20の時点でお得な「ゲーミングPC裏セール」を実施中!実施期間は明記されていないので、予告なく終了する可能性があります。
【特別限定!】OMEN 17-ck エクストリームモデル
¥300,000(税込)~
【特別限定!】OMEN 17-ck パフォーマンスモデル
¥216,000(税込)~
⇒ ◆ゲーミングPC裏セール『お得すぎてこっそり開催』
4/20の時点でお得な「ゲーミングPC裏セール」を実施中!実施期間は明記されていないので、予告なく終了する可能性があります。
【特別限定!】OMEN 17-ck エクストリームモデル
¥300,000(税込)~
【特別限定!】OMEN 17-ck パフォーマンスモデル
¥216,000(税込)~
⇒ ◆ゲーミングPC裏セール『お得すぎてこっそり開催』
OMEN 17 パフォーマンスモデル(RTX 3070 Laptop)の評価

ゲームやクリエイティブな作業を快適にこなせる高性能ゲーミングノート
【良いところ】
・クセが少ないスタイリッシュなデザイン
・ゲームやクリエイティブな作業を快適にこなせる性能
・QHD(2560×1440)なので多くのデータを表示できる(作業効率UP)
・165Hz の高速駆動で発色が良いディスプレイ(sRGB 100%)
・SSDが従来のPCIe Gen3x4よりも約2倍高速
・M.2スロットに空きが1つあるのでSSDを追加可能
・タクタイル感がある押し心地のメカニカルスイッチキーボード
【気になるところ・注意点など】
・キーボードが「英語配列」で「テンキーなし」
・RTX 3090の6~7割くらいの性能なので、最高画質で快適にプレイできるかどうかはゲーム次第。
・NVIDIA G-SYNC 非対応(※エクストリームモデルのみ対応)
■OMEN 17-ck パフォーマンスモデル(RTX 3070 Laptop)の評価
滑らかな動きでゲームを楽しめる「高速駆動ディスプレイ」、カチッとした押し心地の「メカニカルスイッチキーボード」などゲーミングノートPCならではの機能を搭載していますが、「英語配列」でテンキーレスのキーボードは好みが分かれるところです。
プロセッサーはクリエイティブな作業を快適にこなせる性能を備えていて、「PCIe Gen4x4」を採用したSSDは従来の「PCIe Gen3x4」と比較すると約2倍も高速。
RTX 3070はGPUの中ではアッパーミドルクラスの性能なので、ヘビー級のゲームを常時60fps以上でプレイしたい場合は少し画質の調整が必要になりますが、普通のゲームは最高設定でも快適にプレイ可能です。
外観はとてもシンプルでゲーミングPC特有のクセが少ないデザインなので、多くの方に受け入れられやすい印象です。17.3インチのボディは大柄で重いので据え置きで使うことが前提となりますが、室内の好きな場所でゲームを楽しめるのはノート型PCならではの魅力だと思います。
滑らかな動きでゲームを楽しめる「高速駆動ディスプレイ」、カチッとした押し心地の「メカニカルスイッチキーボード」などゲーミングノートPCならではの機能を搭載していますが、「英語配列」でテンキーレスのキーボードは好みが分かれるところです。
プロセッサーはクリエイティブな作業を快適にこなせる性能を備えていて、「PCIe Gen4x4」を採用したSSDは従来の「PCIe Gen3x4」と比較すると約2倍も高速。
RTX 3070はGPUの中ではアッパーミドルクラスの性能なので、ヘビー級のゲームを常時60fps以上でプレイしたい場合は少し画質の調整が必要になりますが、普通のゲームは最高設定でも快適にプレイ可能です。
外観はとてもシンプルでゲーミングPC特有のクセが少ないデザインなので、多くの方に受け入れられやすい印象です。17.3インチのボディは大柄で重いので据え置きで使うことが前提となりますが、室内の好きな場所でゲームを楽しめるのはノート型PCならではの魅力だと思います。
あらゆる面が高性能な「OMEN 17」は、ゲームだけでなくクリエイティブな用途にも適しています。





■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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