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Chrome OSを搭載したノートブック「HP Chromebook x360 13c」の実機レビュー!

レビュー機は「インテル Core i7-10510U プロセッサー」を搭載したスイートモデル【S3】(日本語キーボード)です。
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アウトレットセールで『HP Chromebook x360 13c 』が外箱キズありのため台数限定大特価!
◆HPのアウトレットセール!ワケあり製品が超お買い得!icon

最終更新日:2021年8月17日


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。

HP Chromebook x360 13c の製品特徴
◆「HP Chromebook x360 13c」の注目ポイント/レビュー機のスペック

外観/カラー/ボディの素材について
◆外観・デザインについて
◆カラーリングについて
◆素材について:ボディの一部に再生素材を採用 ※8/5更新
◆サイズや重さについて

液晶ディスプレイについて
◆13.5インチ・IPS ディスプレイ(非光沢)の使用感/設定
◆覗き見を防止する「プライバシーモード」対応
◆ディスプレイの色域について
◆360度回転するディスプレイ ※スリープ状態の解除について

Webカメラについて
◆Webカメラ(約92万画素) ※カメラキルスイッチ搭載

各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード(日本語配列)
◆クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について

4G LTE について
◆nanoSIM カード スロット
◆4G LTEの対応バンド

HP Chromebook x360 13c の性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [Geekbench 5]
◆Core i7-10510U、Core i5-10210U、Core i3-10110Uの性能比較
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSD のベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク[Sling Shot]
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について

同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆65W USB Type-C スマートACアダプター

オプション品に関すること
◆【オプション】HP USIアクティブペン
 
Chrome OS(クローム・オーエス)に関する
◆Chrome OS について
◆オフィスソフト について
◆Androidスマートフォンのアプリが必ずしも使えるとは限らない
◆アカウントの認証ができない場合は「Chrome Beta」で問題を回避(※グラブルの場合)

セキュリティー関連について
◆強固なセキュリティ(※ウイルス対策が不要)

お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆Chromebookのリカバリメディアの作成方法

製品の仕様・価格について

◆「HP Chromebook x360 13c」のスペック・販売価格
◆新旧モデルの違いについて ※8/17追記

まとめ
◆HP Chromebook x360 13c の評価

※製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。◆デスクトップの背景について
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HP Chromebook x360 13cの製品特徴

 
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HP Chromebook x360 13c-ca0000 シリーズの注目ポイント


・Googleが開発した「Chrome OS」を搭載
・ディスプレイが360度回転する2in1コンバーチブルPC
・13.5インチ・IPSタッチディスプレイ(1920×1280、非光沢)
Google Play に対応したアプリやゲームが楽しめる
・第10世代 インテルCore プロセッサー
・「プライバシースクリーン(覗き見防止機能)」搭載
・「カメラキルスイッチ」搭載
4G LTE対応モジュール搭載
・HP USIアクティブペン (※オプション品)に対応

HP Chromebook x360 13cは「Chrome OS」を搭載したChromebook(クロームブック)です。ディスプレイが360度回転するのでタブレットとして使用することができます。
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レビュー機「スイートモデル【S3】」の主なスペック

 
・HP Chromebook x360 13c-ca0003TU
・ナチュラルシルバー
・13.5インチ・WUXGA+・IPSタッチディスプレイ(1920×1280 / 最大1677万色 / 1000nit / 171ppi)
・インテル Core i7-10510U プロセッサー (最大4.90GHz 、4コア8スレッド)

16GBメモリ(オンボード、2666MHz, DDR4 SDRAM)
256GB SSD(PCIe NVMe M.2)
・インテル UHD グラフィックス (プロセッサーに内蔵)
・IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.1
Intel XMM 7360 LTE-Advanced(4G LTE)
・リチウムイオンバッテリ (4セル / バッテリーファストチャージ機能対応)
 

記事掲載時点ではスーペリアモデル【C1】、エグゼクティブモデル【C2】のみ販売中です。レビューで使用したスイートモデル【S3】は完売となっています。
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外観・デザインについて

 
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ENVY シリーズのようなスタイリッシュなデザイン


・シンプルでスタイリッシュなデザイン
ボディの周囲に「光輝くアクセント」を採用

■外観・デザインの評価
HP Chromebook x360 13c の外観はシンプルでスタイリッシュな印象。ボディの周囲にはボディカラーと同系色の「光輝くアクセント」が採用されています。

ENVY シリーズに似たような雰囲気で、クセがないデザインなので多くの方に受け入れられやすいと思います。
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HP Chromebook x360 13c_外観_20210624_132228301w

ディスプレイを閉じた状態。




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ボディの周囲には「光り輝くアクセント」が施されていますが、光が当たらなければ控えめな印象です。
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カラーリングについて

 
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上品な印象の「ナチュラルシルバー」

・ベースカラー:ナチュラルシルバー
・アクセントカラー:シルバー(※ボディの周囲、クリックパッド周囲など)
・ロゴマーク(天面):鏡面仕上げのシルバー
・ロゴマーク(ディスプレイ下部):半光沢のシルバー
・色味は光の当たり方や見る角度よって変わります。

■カラーリングの評価
「ナチュラルシルバー」は、特別感はありませんが多くの方に受け入れられやすいカラーです。「光輝くアクセント」はボディの周囲、クリックパッドの周囲、ヒンジ部分などに採用されていますが、ボディカラーと同系色の「シルバー」なのでそれほど派手な印象はありません。

「シルバー」は手のヨゴレが目立ちにくいので良いですね。
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HP Chromebook x360 13c_左側面_20210624_131555996

光り輝くアクセント部分はボディと同じ「シルバー」を採用。



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後部やヒンジ部分も光沢感がある仕上がりになっています。


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鏡面仕上げ(シルバー)の天面のスラッシュロゴ。



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ディスプレイ下部のロゴマークは「半光沢」です。鏡面仕上げのようにピカピカではありません。
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ボディの素材について

 
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ボディの一部に再生素材を採用


・総重量の約3割が再生素材
・トップカバー(天面):75%再生アルミニウム
・パームレスト:再生アルミニウム
・キー部分とスピーカー:50%再生プラスチック
・スピーカーハウジング(底面):5%オーシャンバウンドプラスチック
・「ヘアライン仕上げ」が施された光り輝くアクセント部分
「スピルレジスタンス機能」を持つキーボード
MIL-STD 810G準拠
 
■ボディの素材について
HP Chromebook x360 13c のボディの一部には再生素材(総質量の29%)が採用されています。米国国防総省の調達基準の「MIL-STD 810G」に準拠しているのでとても丈夫です。

キーボードは水をこぼしても壊れにくい「スピルレジスタンス機能」を備えています。
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HP Chromebook x360 13c_パームレスト_20210624_124750141
 
ボディ表面には 「梨地加工」が施されています。天面は微細な凹凸感がありますが、キーボード面&パームレスト部分、底面などは少しスムーズな触り心地です。

キーボード面&パームレスト部分はとても丈夫です。タイピング時のたわみはほとんど感じられません。
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HP Chromebook x360 13c_WWAN アンテナ線_0G1A0480w
 
ボディ周囲の光り輝くアクセント部分には、スジのように見える「ヘアライン仕上げ」が施されています。

この機種はWWAN(4G LTE)と搭載しているので、側面に縦のラインがあります。
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HP Chromebook x360 13c_ヒンジ_素材_0G1A0478w

後部はヒンジ部分もヘアライン仕上げになっています。




サイズや重さについて

 
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13.3インチのノートPCよりも少し大きめのサイズ

 
・サイズ:295 mm(幅)× 216.9 mm(奥行き)
・高さ(厚み):16.7 mm
・質量:約1.36kg

■サイズ・重さの評価
「HP Chromebook x360 13c」は13.5インチのノートPCなので、13.3インチのノートPCよりも少し大きめで100gくらい重いサイズになります。

重さが1.36kgなので手提げバッグで長時間歩き回るのは厳しいかもしれませんが、バックパックがあれば快適に持ち運び可能です。⇒ ◆プレミアムアーバンバックパックのレビュー
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機種名幅(mm)奥行き(mm)高さ(mm)質量
HP Chromebook x360 13c
※13.5インチ
295216.916.71.36kg
HP Elite Dragonfly G2
※13.3インチ
304.3197.516.1約989g
※2セルバッテリ

約1.15kg
※4セルバッテリ
HP Spectre x360 13
※13.3インチ
307194.516(最薄部)
18.5(最厚部)
1.24kg
HP ENVY x360 13
※13.3インチ
30619415.5(最薄部)
16.5(最厚部)
1.25kg
HP Spectre x360 14
※13.5インチ
298.37220.1416.991.36kg

「HP Chromebook x360 13c」は、HP Spectre x360 14(⇒ ◆実機レビュー)とほぼ同じサイズです。
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13.5インチ・IPS ディスプレイ(非光沢)のスペック/使用感

 
HP Chromebook x360 13c_ディスプレイ_0G1A0340

HP Chromebook x360 13cに搭載されているディスプレイの特徴


・画面のサイズ:13.5インチ
・アスペクト比:「3:2」
・画面の表示領域:幅 284mm、高さ 190mm ※実測値
・画面解像度:1920×1280(WUXGA+)
・表面処理:非光沢
・視野角が広い「IPS方式」
・輝度:1000cd/m²
・画素密度:171ppi
・画面のぎらつき感:少なめ
・ベゼルの幅(黒い部分):上部7mm、左右4mm、下部12mm ※実測値
・タッチ対応
・ペン入力対応(※USI方式)
プライバシーモード(HP Sure View / Gen4)対応
耐擦傷性に優れた「Corning Gorilla Glass 5」を採用

■ディスプレイの評価
HP Chromebook x360 13c はアスペクト比が「3:2」のディスプレイを採用。少し縦が長いので、画面をスクロールする頻度が少なくなり生産性が向上します。

ディスプレイは「少しソフトな画質」なので好みが分かれるかもしれませんが、映り込みが少なくて見やすい「非光沢パネル」が採用されている点は良いところです。

光の反射や映り込みなどが少ない「非光沢パネル」なので、光が入る場所でも画面が見やすいですね。
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ディスプレイの使用感について

 
HP Chromebook x360 13c_ディスプレイ_0G1A0343

■表面処理(映り込み)について
「非光沢パネル」は映り込みは少ないので画面が見やすいです。

画面解像度について
標準的な画面解像度(1920×1280)なので、ドットがとても緻密な4K(3840×2160)や3K2K(3000x2000)と比較すると、少しソフトな画質で文字のクッキリ感はやや劣ります。大きめの文字はそれなりにきれいに見えますが、小さい文字は少しボヤっとした印象です。

■視野角について
視野角が広い「IPSパネル」なので斜めから見たときの色の変化は少なめですが、プライバシーモード(覗き見防止機能)非搭載のパネルと比較すると、斜めから見たときに画面が暗くなりやすい傾向があります。

■覗き見防止機能について
◆プライバシーモード(HP Sure View / Gen4)対応

■色域について
◆ディスプレイの色域について

■カラーバランスについて
白い画面を見ると少し暖色系の色合いですが、一般的な使用やビジネス用途では問題ないと思います。

■ぎらつき感
見え方には個人差があります、画面のギラつきは「少なめ」です。

■輝度(画面の明るさ)について
明るさを最大にすると少しまぶしさが感じられるので、長時間使用する場合は明るさを少し下げた方が目にやさしいと思います。


ディスプレイの設定について


Screenshot_ディスプレイの設定_01

ディスプレイの設定画面で、表示サイズ(標準設定は100%)や向き、夜間モードなどの設定が可能です。


 
Screenshot_グラブル表示_100Screenshot_グラブル表示_80
表示サイズ 100%表示サイズ 80%
 
アプリで表示されるはずのボタンが隠れてしまう場合は、表示サイズを80~90%にすると改善する場合があります。
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覗き見を防止する「プライバシーモード」対応

 
HP Chromebook x360 13c_プライバシーモード_OFF_0G1A0347HP Chromebook x360 13c_プライバシーモード_ON_0G1A0347
プライバシーモードOFFプライバシーモードON
 

プライバシーモードについて


・HP Sure View Reflect / Gen4(第4世代)
・斜めからの覗き見を防止
斜めから見る角度が大きくなるほど見えにくくなる
・正面から見ると少し暗めの画面になる

HP Chromebook x360 13cのディスプレイは、覗き見を防止するプライバシーモード(HP Sure View Reflect / Gen4)を搭載。この機能をONにすると、斜めから見たときにに画像や文字などが見えにくくなります。

「プライバシーモード」は、カフェや公共の場所で使うことが多い方とって役立つ機能です。スイッチはキーボード上に搭載されています。⇒ ◆キーボードについて
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プライバシーモードOFFプライバシーモードON_22
プライバシーモードOFFプライバシーモードON
 
プライバシーモードをONにした場合でも、正面から見ると文字はハッキリと見えますが少し暗めの画面になります。





ディスプレイの色域について

 
レビューで使用しているカラーマネージメントツール(Spyder5 Elite)がChrome OSに対応していないので正確な数値はわかりませんが、sRGBカバー率 65%のHP Pavilion x360 14-dw(⇒ ◆実機レビュー)よりも鮮やかで、sRGBカバー率 95%のHP Spectre x360 14(⇒ ◆実機レビュー)に近い感じに見えるので、sRGBカバー率 90%以上はあると思われます。
 
きれいな色味で画像や動画コンテンツを楽しむことができます。「白」は青っぽさや黄色っぽさがなくニュートラルな感じです。
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360度回転するディスプレイ

 
596_HP Chromebook x360 13c_ノートブックモード_20210624_123800442
ノートPCモード
HP Chromebook x360 13c_スタンドモード_20210624_123846171HP Chromebook x360 13c_ノートブックモード_20210624_124005090
スタンドモードテントモード
HP Chromebook x360 13c_タブレットモード_20210624_123912917bHP Chromebook x360 13c_フラットモード_20210625_030417591
タブレットモードフラットモード

「HP Chromebook x360 13c」はディスプレイが360度回転するのでタブレットとしても利用可能です。上記のような状態でスリープ状態になった場合は「電源ボタン」を押してスリープを解除可能です。

指紋を登録している場合は「指紋認証センサー」に指をタッチしてスリープ状態を解除することもできます。⇒ ◆指紋認証センサー
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この機種は「HP USIアクティブペン(別売)」を使用することができます。
◆HP USI アクティブペンについて




Webカメラ(約92万画素)

 
Webカメラ_0G1A0544w
 

Webカメラの仕様・特徴について


・約92万画素
「カメラキルスイッチ」を搭載
・カメラを物理的に隠す「シャッター」は非搭載
・顔認能機能なし

Webカメラを隠すシャッターはありませんが、物理的に回路をOFFにできるスイッチを備えています。
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WebカメラをON/OFFするスイッチは左側面に搭載されています。⇒ ◆インターフェース




バックライトキーボード(日本語配列)

 
HP Chromebook x360 13c_キーボード_0G1A0468w
※画像をクリックすると拡大表示します。

標準的な配列で打ち心地が良いキーボード


日本語配列(JIS標準準拠 81キー)
・キーピッチ:約18.7×18.7mm
・キーストローク:約1.5mm
バックライトは無段階で明るさを調節可
 
■キーボードの評価
文字や記号などを入力する部分はWindows機を同じですが、上部にはファンクションキー(Fキー)がなく、様々な設定を変更するキーのみ配置されているのでシンプルな印象です。キーボードのバックライトが無段階調整できる点は、Windowsノートパソコンとは異なります。

適度なクリック感があるキーは他のモデルと同様です。心地よくタイピングすることができます。
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HP Chromebook x360 13c_キー名称_20210624_130145093b_t

上部のキーで、スクリーンショットを撮る、プライバシーモードのON/OFF、画面の明るさや音量、バックライトの調整などが可能です。



バックライト_20210705_020042405
 
バックライトの明るさは無段階で調整することができますが、消灯の状態からキーを5回押すと最大の明るさになります。
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Screenshot 2021-07-11_キーボードの設定

キーボードの設定画面で様々な設定が可能です。



Screenshot_ディスプレイの設定_02

検索、Ctrl、Alt、Esc、Back spaceなどは、好みの設定に変更可能です。
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クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)

 
HP Chromebook x360 13c_クリックパッド_20210624_125124174w
 

滑らかな触り心地のクリックパッド


・クリックパッドのサイズ:幅120mm、高さ73mm ※実測値
・表面はスベスベとした感触
・左右クリックはしっかりした押し心地
・タッチジェスチャー対応

クリックパッドの表面はとても滑らかなので、カーソルをスムーズに操作可能です。
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Screenshot_タップによるドラッグ_02w

「タップによるドラッグを有効」にすると、タップでウインドウを移動したりサイズを変更できるようになります。

「無効」の場合は、クリックパッドを押しながらウインドウの移動やサイズを行う必要があるので、少し操作がしにくくなります。
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インターフェース

 
■インターフェースの評価
USB端子は最新Type-Cだけでなく従来のType-Aも備えているので、これまで使っていたUSB機器を使用可能です。SIM カードスロットは「nanoSIM」、メディアカードスロットは「microSD」に対応しています。

※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格の端子

左側面のインターフェース


HP Chromebook x360 13c_左側面_インターフェース_名称_0G1A0414
・ヘッドフォン出力
・USB Type-C(※5Gbps、Power Delivery、DisplayPort 1.2)
・セキュリティロックホール
・電源ボタン
・音量調整
カメラキルスイッチ

※5Gbps=625MB/s 理論値

Webカメラには物理的に回路をOFFにできる「カメラキルスイッチ」が搭載されています。⇒◆Webカメラについて
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右側面のインターフェース


HP Chromebook x360 13c_右側面_インターフェース_名称_0G1A0414
 
nanoSIM カード スロット
microSD カードスロット
・USB Type-C(※5Gbps、Power Delivery、DisplayPort 1.2)
・USB Type-A(※5Gbps)

この機種は4G LTEを搭載しているので、最も小さいサイズの「nanoSIM カード スロット」を備えています。⇒ ◆nanoSIM カード スロットについて
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HP Chromebook x360 13c_右側面_20210624_131635372

従来のUSB Type-A端子には「開閉式のカバー」が付いています。端子を差し込むときは少々不便ですが、ホコリの侵入は軽減できそうですね。
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指紋認証センサー

 
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右側のパームレストに「指紋認証センサー」を搭載。指をタッチするだけで素早くログイン可能です。

ディスプレイを360度回転させた「タブレットモード」の状態でも指紋認証可能です。
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サウンド&オーディオ

 
オーディオ_20210706_070439306  
 

「Bang & Olufsen」のスピーカーを2基搭載

 
・サウンドは「Bang & Olufsen」
デュアルスピーカーを搭載

HP Chromebook x360 13cは、底面に2基のスピーカーを搭載しています。
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底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)


HP Chromebook x360 13c_底面_0G1A0459

底面のデザインについて


・スピーカーを2基搭載
・大き目の吸気口:236mm × 38mm
・ネジ5本(※トルクレンチT5)
 
分解について
底面パネルを固定しているネジ5本で、特殊な形状のトルクレンチT5が必要です。⇒ 関連記事

※下記の分解資料で内部を見ることができます。
⇒  ◆HP Chromebook x360 13c の分解資料(PDF 英語)

メモリはマザーボードに直付けされているので交換や増設などはできません。
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nanoSIM カード スロット

 
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別途通信契約が必要になりますが、この機種は「4G LTE」を搭載しているのでスマートフォンのようにどこでもインターネットに接続することが可能です。(※WiFi やスマートフォンのテザリング機能でもインターネットに接続可)

nanoSIM カード スロットを取り出すには「SIMピン」が必要ですが、製品に同梱されていないので別途用意する必要があります。
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4G LTEの対応バンド

 
※SIMカードは本体に同梱されません。
※4G通信を利用するためには、通信キャリアとの通信契約が必要となります。

インテル XMM 7360 LTE 通信モジュールのカバーする通信方式及び周波数帯、通信速度


◆周波数
FDD LTE:
2100 (Band 1), 1900 (Band 2), 1800 (Band 3),1700/2100 (Band 4), 850 (Band 5), 2600 (Band 7), 900 (Band 8), 1400(Band 11), 700 (Band 12 lower), 700 (Band 13 upper), 700 (Band 17 lower),850 (Band 18 lower), 850 (Band 19 upper), 800 (Band 20), 1400 (Band 21),850 (Band 26), 700 (Band 28), 700 (Band 29 RX only), 2300 (Band 30),2100 (Band 66) MHz
TDD LTE:
2600 (Band 38), 1900 (Band 39), 2400 (Band 40), 2500 (Band 41) MHz
HSPA+:
 2100 (Band 1), 1900 (Band 2), 1700/2100 (Band 4),850 (Band 5), 900 (Band 8) MH

◆通信速度
LTE: 450 Mbps (DL 3CA), 50 Mbps (Upload)
DC-HSPA+: 42 Mbps (Download), 5.76 Mbps (Upload)
HSPA+: 21Mbps (Download), 5.76 Mbps (Upload)
※規格上の最高速度であり実行有効速度が同様の結果とならない場合があります。
 




プロセッサーのベンチマーク [Geekbench 5]

 


Geekbench 5_Core i7-10510U_マルチコアGeekbench 5_Core i7-10510U_1コア
マルチコアテストシングルコアテスト
 

Geekbench 5 ベンチマーク(室温26℃)


・Core i7-10510U(最大4.9GHz、4コア8スレッド)
・マルチコアのスコア「3128」※全コアの性能
・シングルコアのスコア「1069」※1コアの性能
 
PC向けのプロセッサー「Core i7-10510U」は、モバイル向けで高性能な部類の「Sumsung Exynos 2100」や「Snapdragon 865」と同じくらいの性能を備えています。
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Core i7-10510U・Core i5-10210U・Core i3-10110Uの性能比較

 
HP Chromebook x360 13c_プロセッサー比較

PassMark ベンチマーク(※マルチスレッド性能の比較)


・Core i7-10510U(4コア)----171%
・Core i5-10210U(4コア)----160%
・Core i3-10110U(2コア)----100%

「Core i3-10110U」を基準にして3モデルに搭載されているプロセッサーの性能を比較。ベンチマーク結果は、コアの数の違いが大きく影響しています。

「Core i7」と「Core i5」は性能差が小さいのですが、コアが2つしかない「Core i3」は「Core i5」の6割くらいのスコアにとどまりました。

※PassMark はWindows向けのベンチマークソフトなので、あくまでも参考としてご覧ください。

インターネットや動画視聴がメインなら「Core i3」でも十分かもしれませんが、予算に余裕があるのなら1.6倍も処理能力が高い「Core i5」を選んだ方がより快適に使えると思います。
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メモリについて

 
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メモリの仕様・容量について


・メモリのタイプ:2666MHz, DDR4 SDRAM
・容量:8GB/16GB
オンボード(※マザーボード直付け、交換不可)
 
メモリ搭載量はモデルによって異なります。レビュー機は16GBのメモリを搭載していますが、インターネットや動画視聴、SNSなどが主な用途なら8GBで十分です。
 
記事掲載時点では、8GBメモリ搭載モデルのみ販売されています。⇒ ◆HP Chromebook x360 13c のスペック・販売価格
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SSDの性能について

 
HP Chromebook x360 13c_SSDベンチ

256GB SSD(PCIe NVMe M.2)のベンチマーク


■ベンチマークの結果
・連続読み込み:約1843MB/s
・連続書き込み:約680MB/s
・ランダム読み込み:約751MB/s
・ランダム書き込み:約6MB/s
 
■起動時間
・電源スイッチを押してからログイン画面が表示されるまで約6~7秒
※Windows機は起動が早い機種でも10秒くらい。

HPのChromebookは64GB~128GBのeMMCを搭載した製品が多いのですが、HP Chromebook x360 13cは高速で大容量の256GB SSD(PCIe NVMe M.2)を搭載しています。

ベンチマークソフトは「AndroBench」を使用。連続読み込み(シーケンシャル リード)は最大で約1843MB/sを記録しました。

Chrome OSはとても快適に動作しますし、Windows機よりも起動がとても速いですね。
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グラフィックスの性能について

 
Screenshot_Sling Shot_ベンチマーク
 

3DMARK「Sling Shot」ベンチマーク


・インテル UHD グラフィックス(プロセッサーに内蔵)
・グラフィックステストのスコア「5273」
・テスト1のフレームレート「27.60 FPS」
・テスト2のフレームレート「19.60 FPS」

プロセッサーに内蔵されている「インテル UHD グラフィックス」は、ゲーム向けパソコンのGPUの中では性能が低い部類になります。
 
フレームレートが27FPSくらいならとりあえずプレイは可能なレベルですが、20FPSくらいまで下がると「少しスムーズさに欠けた動き」になります。
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「iPhone 12 Pro Max」と比較した場合は10%くらい良いスコアです。
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バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)

 
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■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量
【バッテリ残量】94%
※計算上の視聴可能時間は約16時間40分

※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は 最大約12時間
※バッテリー駆動時間はPCの使い方や設定によって変わります。
 
テスト方法が異なりますが、当サイトのテスト結果はメーカー公称値よりも長い駆動時間でした。
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■テスト条件
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を50%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはGoogle Chrome ウェブブラウザを使用
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF

※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。




高負荷時のキーボードの温度について

 
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 ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温26℃)


・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの中央(6.7.8キー)付近
・Sling Shot ベンチマーク時の温度:最大37.8℃(※高負荷時)
・動画視聴時の温度:31~33℃くらい(※低負荷時)
 
ベンチマークを行うとキーボード表面の温度が少し高くなりますが、インターネットや動画の視聴でパソコンが熱くなることはありません。
 
キーボード表面の温度が40℃以上になると熱さが感じられますが38℃なら熱いというほどの温度ではありません。33℃くらいなら「ほんのり温かさが感じられる」程度です。
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冷却ファンの音について

 
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 ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について


・インターネットや動画視聴時は「とても静か」
・高負荷時でもファンの音はそれほど大きくない
甲高い「キーン」という音は少なめ

インターネットや動画視聴時は内部の温度が上がらないのでファンは「とても静か」です。CPUの温度が高くなるベンチマークテストを行うとファンの回転数が上がりますが、うるさく感じるほどではありませんでした。

高回転でファンが動作した場合でも耳障りな甲高い音は少なめで、「シャー」というような音に聞こえます。
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同梱品について


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■同梱品一覧
・ACアダプター
・電源コード
・ダッグヘッド
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)

保証書は梱包箱の赤い袋に入っています。 ⇒ 参考画像
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PCリサイクルラベルについて

 
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個人製品には「PCリサイクルラベル」が付属しています。ラベルの位置は底面のゴム足の近くです。
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【同梱品】65W USB Type-C スマートACアダプター


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65W USB Type-C スマートACアダプターの特徴


・コンパクトサイズのACアダプター
・最大消費電力 65W
・サイズ:幅 88mm、奥行き 50mm、厚み 28mm
・質量:約202g
※サイズや重さは実測値。

ACアダプターとPCは「USB Type-C端子」で接続します。
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電源ケーブル(長さ98cm、重さ110g)は取り外し可能です。コンパクトな「ダックヘッド(重さ41g)」も同梱されています。
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【オプション品】HP USIアクティブペン

 
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HP USIアクティブペン について(※オプション品)

 
・対応方式:USI(Universal Stylus Initiative)
・筆圧レベル:4096階調
・本体とのペアリング設定不要
・USB Type-C で充電(※充電しながら利用可能)
1回の充電で最大約20日間利用可能(※1日約2時間の利用頻度)
・付属品:充電用ケーブル、ペン先×2

「HP USIアクティブペン」はUSI方式を採用したChromebook用のペンで、筆圧レベルは4096階調、USB Type-C で充電可能です。

「HP USIアクティブペン」は記事掲載時点で【一時取り扱い停止】となっています。
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Chrome OS(クローム・オーエス)について

 
Chrome OS(クローム・オーエス)について_01
 

Chrome OS(クローム・オーエス)の特徴


LinuxをベースとしたOS
・GUI(グラフィカルユーザインタフェース)を採用
データをクラウドに保存(※ローカルでも保存可能)
Androidスマートフォンと同じアプリが利用できる
・Googleが提供しているドキュメントやスプレッドシートなどが使える
・起動が速く動作が軽快
 
ChromebookはGoogleが開発した「Chrome OS」を搭載していることが大きな特徴です。活用できるアプリはブラウザの「Google Chrome」上で実行され、データはクラウドに保存することを前提とした設計になっています。

【HP公式ストア】
◆Chromebook ってなに?なにが出来るの?icon
 
「Chrome OS」のインターフェースは、洗練されていてシンプルなので使いやすいですね。起動が速く動作も軽快です。
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Chromebookを初めて使用するときは様々な設定を行うためのアシスタントが起動します。

「Google アカウント」の新規作成(既にアカウントをお持ちの方はログイン)、インターネット接続(WiFi または 4G LTE)、指紋認証、アシスタントの設定、スマートフォンと同期などを行うことができます。
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オフィスソフトについて

 
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Microsoft Officeとの互換性は完全ではありませんが、Googleが無料で提供しているドキュメント、 スプレッドシート、スライドなどが用意されています。

◆ChromebookでMicrosoft Officeを使うicon
 
Office Online(無料Web版、商用利用不可 ⇒ ◆製品詳細icon)、サブスクリプションの「Microsoft 365 ⇒ ◆製品詳細icon」を利用するという方法もあります。
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Androidスマートフォンのアプリが必ずしも使えるとは限らない

 
Androidスマートフォンのアプリ
 
Google Playには多数の魅力的なアプリやゲームが用意されていますが、必ずしも動作が保証されているわけではありません。

アプリによっては非対応で利用不可だったり、起動したとしても正常に動作しない場合があるので、どうしてもプレイしたいアプリやゲームがある場合は、購入前に動作するかどうかをインターネットで調べることをお勧めします。
 
ゲームによっては画面のレイアウトが少しずれたり、操作が「画面タッチのみ対応」の場合があります。
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アカウントの認証ができない場合は「Chrome Beta」で問題を回避(※グラブルの場合)

 
Chrome Beta

グランブルーファンタジーのアカウントを「Mobage(モバゲー)」で作成した場合、Chromebookでは「モバゲーのPC版の画面に遷移」してしまいログイン(データの引継ぎ)ができなくなってしまいました。

このようなケースでは「Chrome Beta」をインストールすることで問題を回避できる場合があります。
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強固なセキュリティ(※ウイルス対策が不要)

 
Chrome OSはセキュリティが強固な点も注目ポイントの一つです。プロセスはシステムから隔離された「サンドボックス上」で実行されるので、ウイルスに感染したページを開いてしまっても他のタブやアプリなどに影響が及ばない仕組みになっています。
 
Chrome OSがセキュリティー面で優れていてウイルス対策が不要だとしても、「Webサイトや迷惑メールのフィッシング詐欺」などはユーザー自身で注意する必要があります。
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サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)


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Chromebookのリカバリメディアの作成方法


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8GB以上のUSBメモリやSDカードなどで「Chromebook のリカバリメディア」を作成することができます。

リカバリメディアを作成する前に「専用のユーティリティ」をダウンロードする必要があります。⇒ ◆Chromebookのリカバリメディアの作成方法
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「HP Chromebook x360 13c」のスペック・販売価格

 
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HP Chromebook x360 13cは製品詳細ページでは【完売御礼】となりました。 後継機はこちらをご覧ください。⇒ ◆新旧モデルの違いについて

■スーペリアモデル【C1】
※Core3-10110U、8GBメモリ、256GB SSD、インテル UHD グラフィックス
完売御礼

■エグゼクティブモデル【C2】
※Core i5-10210U、8GBメモリ、256GB SSD、インテル UHD グラフィックス
完売御礼

■スイートモデル【S3】
※Core i7-10510U、16GBメモリ、256GB SSD、インテル UHD グラフィックス
完売御礼

【HP公式ストア】
◆HP Chromebook x360 13c 製品詳細icon
◆スペックPDF
 



新旧モデルの違いについて

  
『HP Chromebook x360 13c』は後継機(3モデル)が追加されています。新旧モデルの主な違いはディスプレイのみで、その他のスペックは同じです。

【旧製品との違い】
・製品名に「プラス」が追加
・ディスプレイが非光沢⇒光沢に変更

スーペリアプラスモデル【C13】
  ¥124,000(税込)~


エグゼクティブプラスモデル【C14】
  ¥134,000(税込)~


スイートプラスモデル【C15】
  ¥149,000(税込)~

【HP公式ストア】
◆HP Chromebook x360 13c 製品詳細icon
◆スペックPDF

個人向けパソコン用のクーポンは2種類あります。11万円(税込)以上で【5%OFFクーポン】、13万2千円(税込)以上で【7%OFFクーポン】をご利用可能です。 ⇒ ◆HPクーポンの詳細はこちら
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HP Chromebook x360 13cの評価

 
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アプリがとても快適に動作するスタイリッシュなChromebook


【良いところ】
・スタイリッシュなデザイン&高級感があるボディ
・Google Playアプリを快適に動かせる性能
映り込みが少ない「非光沢」なので画面が見やすい
「覗き見防止機能付き」なので人目が気になる場所でも使いやすい
・物理的にカメラを遮断する「カメラキルスイッチ」を搭載
4G LTE搭載でどこでもインターネット可(※4G LTEは要別途契約)
・USIペン(オプション)でメモやスケッチができる

【注意点・気になるところ】
Android のアプリがChrome OSに対応していない場合がある
・ソフトな画質(ボヤっとした印象ですがギザギザ感は目立にくい)
 
「 HP Chromebook x360 13c」はHP製のChromebookの中で最上位のモデルです。

価格は高めですがスタイリッシュな外観で高級感がありますし、Chrome OSやアプリを「とても快適」に使える性能を備えています。別途通信契約が必要になりますが、4G LTEを利用してスマートフォンのように常時インターネットにつなげて使うことも可能です。

初めてパソコンを購入される方は、特別な理由がない限り「Windows機」を選択した方が無難ですが、Windows機を所持していて「Chromebook」をサブ機として使う場合は、多くのAndroid アプリを利用できるので楽しみが広がると思います。

※レビュー機は HP Chromebook x360 13c-ca0003TU スイートモデル【S3】
 
「Chromebook」はWindows用のアプリを中心に利用される方には不向きですが、インターネットや動画視聴、主要なSNS(Twitter、Facebook、Instagram)などがメインの用途なら十分に活躍してくれます。
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■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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