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軽量で美しいデザインの法人向け2in1コンバーチブルPC「HP Elite Dragonfly G2」の実機レビュー!

レビュー機は4G LTE/5G 対応モデルです。日本で販売されている製品なので「日本語キーボード」を搭載しています。
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※「Tile」に関する記事はこちらです。
◆探し物トラッカー「Tile」のセットアップ&使用感
最終更新日:2022年5月20日


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。

HP Elite Dragonfly G2(LTE 搭載モデル)の製品特徴
◆HP Elite Dragonfly G2の注目ポイント/レビュー機のスペック

外観/カラー/ボディの素材について
◆外観について:仕事で使いやすいシンプルなデザイン
◆カラーリングについて:知的な印象の「ドラゴンフライブルー」
◆素材について:軽量で丈夫な「マグネシウム」のボディ
◆サイズや重さについて:HP製品の中では最軽量クラス

液晶ディスプレイについて
◆13.3インチ・フルHD・IPS ディスプレイのスペック/使用感
◆プライバシーモード(HP Sure View / Gen4)対応
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆360度回転するディスプレイ

Webカメラについて
◆720p HD Webカメラ・IRカメラ・HP Sure Shutter付き

各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード(日本語配列、防滴機能付き)
◆クリックパッド(タッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)

4G LTE/5G について
◆nano SIM カードスロットについて
◆4G LTEの対応バンド (※4G LTE 搭載モデル)
◆5G の対応バンド (※5G 搭載モデル) ※デュアルSIM構成

HP Elite Dragonfly G2の性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R20]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSD のベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク[Fire Strike]
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について

同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆65W スマートACアダプター

オプション品に関すること
◆【オプション】HP リチャージブル アクティブペン G3
 
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆アプリやフォルダーなどを登録できる「HP Programmable Key」

セキュリティー関連について
◆ウイルス対策ソフトはOS標準の「Windows Defender」とHP独自の「HP Wolf Security」
◆HP独自の強固なセキュリティ機能
◆「スマートトラッカー Tile」を搭載

お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について

製品の仕様・価格について

◆「4G LTE/5G 搭載モデル」のスペック・販売価格 ※5/20更新
◆「WiFi 搭載モデル」のスペック・販売価格 ※5/20更新
◆キャンペーン:お得なクーポン!
 
まとめ
◆HP Elite Dragonfly G2(Core i5、4G LTE搭載)の評価

※製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。◆デスクトップの背景について
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HP Elite Dragonfly G2(LTE 搭載モデル)の製品特徴

 
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HP Elite Dragonfly G2の注目ポイント


・2in1コンバーチブルPC(ディスプレイが360度回転)
・CNCマグネシウムを採用した軽量ボディ(約1.15kg)
・知的な印象の「ドラゴンフライブルー」
第11世代インテル Core プロセッサー搭載
・13.3インチ・IPSタッチディスプレイ(フルHD・光沢)
HP SureView Reflect(内蔵プライバシースクリーン機能)搭載
・Webカメラを物理的にON/OFFにできるスイッチ&シャッターを搭載
・ギガビット速度の「Wi-Fi 6」対応
4G LTE / 5G 対応
・顔認証/指紋認証機能あり
・バッテリ駆動時間:最大17.6時間(※メーカー公称値)
忘れ物・紛失防止タグ「Tile」搭載
・HP リチャージブル アクティブペン G3(※オプション品:AES対応)を使用可能

第2世代の「HP Elite Dragonfly G2」は、4G LTE / 5G に対応し忘れ物・紛失防止タグ「Tile」を搭載していることが大きな特徴です。
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レビュー機(398A5PA・Core i5/16GB/512S/LTE)のスペック

 
・Windows 10 Pro(64bit)
・ドラゴンフライブルー
・13.3インチワイド(16:9)フルHD・IPSタッチディスプレイ
・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー(最大4.20GHz 、4コア8スレッド)

・インテル vPro テクノロジー無効
16GBメモリ(オンボード、LPDDR4X)
512GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)
・インテル Iris Xe グラフィックス(プロセッサーに内蔵)
・インテル Wi-Fi 6 AX201 a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi準拠)+ Bluetooth5
Intel XMM 7360 LTE-Advanced(GPS機能付き)
・リチウムイオンポリマーバッテリ(4セル56WHr、高耐久性)
 




外観・デザインについて

 
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仕事で使いやすいシンプルなデザイン


・シンプルでスタイリッシュな外観
光輝く部分はかなり少なめ
・スタンダードなデザインなのでビジネスで使いやすい
 
■外観・デザインの評価
法人向けの製品の「HP Elite Dragonfly G2」は、シンプルでスタンダードなデザインを採用。光輝く部分は、天面の「HPスラッシュロゴ」と「ヒンジ部分の両端」のみ。カラーや細かい部分は異なりますが、全体的な雰囲気は個人向け製品の「ENVY x360 シリーズ」に似ています。⇒ ◆ENVY x360 13 実機レビュー

奇をてらわないデザインで光輝く部分が少ないのでビジネスで使いやすいですね。
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シンプルなデザインですが、スタイリッシュさもしっかりと追及。



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ディスプレイを閉じた状態。ボディの丸みは少な目です。



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ヒンジの両端に光り輝く部分がありますが、控えめなので派手な印象はありません。



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クリックパッドに近い部分に、ディスプレイを開くための「溝」が設けられています。保守的な傾向の法人向け製品らしい部分です。

個人向け製品ではこのような「溝」は採用されなくなってきています。側面を斜めにカットしたり、側面全体に「溝」を設けてディスプレイを開きやすくしています。 ⇒ ◆参考画像:ENVY x360 13の側面
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カラーリングについて

 
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知的な印象の「ドラゴンフライブルー」

・ベースカラー:ドラゴンフライブルー
・アクセントカラー:シルバー(※ヒンジの両端)
・ロゴマーク(天面):鏡面仕上げのシルバー
・ロゴマーク(ディスプレイ下部):非光沢のグレー
・色味は光の当たり方や見る角度よって変わります。

■カラーリングの評価
「ドラゴンフライブルー」はHP Elite Dragonfly G2を象徴するカラーです。比較的落ち着いた感じのブルー(紺色)ですが、光の当たり方や見る角度よっては鮮やかできれいなブルーに見える場合があります。光り輝くアクセントカラーはヒンジ部分にのみ採用。

ダークな色味なのでシルバーよりもヨゴレが目立つ傾向ですが、Spectre シリーズのアッシュブラック(⇒ 実機レビュー)よりは目立ちにくい印象です。

撮影では照明を積極的に利用するので鮮やかな色に見える場合がありますが、通常の環境では落ち着いた感じに見えることが多いと思います。
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天面のスラッシュロゴはシルバー(鏡面仕上げ)です。



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ディスプレイ下部のロゴマークは鏡面仕上げのシルバー(⇒ 参考画像)が採用されることが多いのですが、この製品は「非光沢のグレー」になっています。
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ヒンジ部分の両端に光り輝くアクセントカラー(シルバー)を採用。





ボディの素材について

 
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アルミニウムよりも軽量で丈夫な「マグネシウム」のボディ


・ボディの素材は「マグネシウム」
アルミよりも軽量で丈夫
・ボディの表面は「梨地加工」
・キーボード部分は丈夫でたわみが少ない
米軍調達基準対応(MIL-STD 810)
・HP独自の耐久性試験準拠(HP Total Test Procsss)
 
■ボディの素材について
HP Elite Dragonfly G2は「米軍調達基準」に対応しHP独自の耐久性試験準拠をクリアする堅牢性を備えています。

ボディには実用金属の中で最も軽量な「マグネシウム」を採用。軽量なだけでなく「アルミニウム」よりも剛性が高いことも大きな特徴です。ボディ表面には微細な凹凸がある「梨地加工」が施されています。

※マグネシウムの比重約 1.7 、アルミニウムの比重は約 2.7

丈夫で美しいだけでなく、クリーナーシートで「約1000回の清掃・消毒に耐えられる設計」もうれしいところですね。
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ボディ表面には 微細な凹凸感(梨地加工)が施されています。

キーボード面&パームレスト部分は非常に剛性が高いので、しっかりとタイピングすることができます。
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サイズや重さについて

 
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HP製品の中では最軽量クラスの2in1コンバーチブルPC

 
HP製ノートPCの中では最軽量クラス
・サイズ:304.3 mm(幅)× 197.5 mm(奥行き)
・高さ(厚み):16.1 mm(最薄部、突起部含まず)
・質量:約1.15kg

■サイズ・重さの評価
HP Elite Dragonfly G2はボディにアルミニウムよりも軽量で上部な「マグネシウム」を採用しているので、同サイズ(13.3インチ)のHP製ノートPC(HP Spectre x360 13やHP ENVY x360 13、いずれもアルミニウムボディ)と比較すると約100gくらい軽量です。

最近は14インチのノートPCが登場していますが、このモデルはコンパクトな13.3インチなのでバッグへの出し入れがしやすいですね。
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機種名幅(mm)奥行き(mm)高さ(mm)質量
HP Elite Dragonfly G2
※13.3インチ
304.3197.516.1約989g
※2セルバッテリ

約1.15kg
※4セルバッテリ
HP Elite Dragonfly
※13.3インチ
304.3197.516.1約999g
※2セルバッテリ
約1.13kg
※4セルバッテリ
HP Spectre x360 13
※13.3インチ
307194.516(最薄部)
18.5(最厚部)
1.24kg
HP ENVY x360 13
※13.3インチ
30619415.5(最薄部)
16.5(最厚部)
1.25kg
HP Spectre x360 14
※13.5インチ
298.37220.1416.991.36kg

第2世代「HP Elite Dragonfly G2」と初代「HP Elite Dragonfly」のサイズは同じです。

2セルバッテリの「WiFi モデル」が約989gで最も軽量。4セルバッテリの「4G LTE・5G モデル」は約161g重くなります。
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13.3インチ・フルHD・IPS ディスプレイのスペック/使用感

 
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HP Elite Dragonfly G2に搭載されているディスプレイの特徴


・画面のサイズ:13.3インチワイド(16:9)
・画面の表示領域:幅 294mm、高さ 165mm ※実測値
・画面解像度:1920×1080(フルHD)
・表面処理:光沢
・視野角が広い「IPS方式」
・輝度:1000cd/m²
・画素密度:非公開
・画面のぎらつき感:少なめ
・ベゼルの幅(黒い部分):上部10mm、左右4mm、下部15mm ※実測値
・タッチ対応
・ペン入力対応(※ワコムAES)
プライバシーモード(HP Sure View / Gen4)対応
 
■ディスプレイの評価
HP Elite Dragonfly G2のディスプレイは、13.3インチワイド・フルHD・IPS方式を採用した標準的な仕様です。鮮やかさは広色域なOLEDほどではありませんが、Webサイトの閲覧や動画の視聴、ビジネス用途で十分な色域を備えています。

輝度(明るさ)は標準的なノートPCよりもかなり高めです。輝度が高いと明るい場所で画面が見やすくなります。

このモデルは「斜めからの覗き見防止機能」を搭載しているので、公共の場所で作業がしやすいですね。⇒ ◆プライバシーモードについて
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ディスプレイの使用感について

 
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■表面処理(映り込み)について
「光沢」パネルは光を反射するので、使用する場所によっては「映り込み」で画面が見にくくなる場合があります。

■視野角について
IPSパネル自体は「視野角が広い」ので斜めから見たときの色の変化は少なめですが、プライバシーモード(覗き見防止機能)を搭載しているディスプレイは、その機能がOFFになっていても斜めから見たときに画面が暗くなりやすい(画面が見えにくくなる)傾向があります。⇒ ◆プライバシーモード(HP Sure View / Gen4)対応

■色域について
sRGBカバー率は97%でした。⇒ ◆ディスプレイの色域を測定

■カラーバランスについて
白い画面を見ると少し暖色系の色合いですが、一般的な使用やビジネス用途では問題ないと思います。

■ぎらつき感
見え方には個人差があります、画面のギラつきは「少なめ」です。

■輝度(画面の明るさ)について
明るさを最大にすると少しまぶしさが感じられるので、長時間使用する場合は明るさを少し下げた方が目にやさしいと思います。





プライバシーモード(HP Sure View / Gen4)対応

 
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プライバシーモードOFFプライバシーモードON
 

プライバシーモードについて


・斜めからの覗き見を防止する機能
f 2 キーでON/OFFを切り替え
ONにすると斜めから見たときにに画像や文字などが見えにくくなります。

HP Sure View / Gen3は黒っぽい画面(⇒ 参考画像)になりますが、この製品のGen4はブラウン系の色味になります。
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1000_覗き見防止OFF_0G1A0237_021000_覗き見防止ON_0G1A0237_02
プライバシーモードOFFプライバシーモードON
 
正面から見た時のプライバシーモードON/OFFを比較。「ON」にすると少し暗めの画面になります。



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電車でPCを膝上に置いた状態で、隣から見られた時を想定したイメージ。

電車のような密接した場所ではあまり効果がありませんが、「プライバシーモードなし」よりは少し見えにくくなります。
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ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定


ディスプレイの色域
ディスプレイ_色域_sRGBディスプレイ_色域_AdobeRGBディスプレイ_色域_DCI-P3
sRGBカバー率 97%AdobeRGBカバー率 79%
DCI-P3カバー率 80%

カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。

HP Elite Dragonfly G2のディスプレイはsRGBカバー率 97%でした。一般的な作業やWeb向け作業、ビジネス用途などでは十分な色域です。

※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
 
「OLEDディスプレイ」を搭載した製品は、AdobeRGBやDCI-P3のような広い色域に対応しています。⇒◆HP Spectrex360 14の レビュー
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360度回転するディスプレイ

 
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ノートPCモード
HP Elite Dragonfly G2_スタンドモード_20210614_171623422HP Elite Dragonfly G2_テントモード_20210614_172216165
スタンドモードテントモード
HP Elite Dragonfly G2_タブレットモード_20210614_171912593_wideHP Elite Dragonfly G2_フラットモード_20210614_171441016
タブレットモードフラットモード

ディスプレイが360度回転するので、様々な状況に適したモードに変更可能です。

動画の視聴は画面に集中できる「テントモード」や「スタンドモード」が最適。「タブレットモード」は別売のペンでメモを書いたりお絵描きを楽しむことができます。「フラットモード」は机を囲んでミーティングを行うときに活躍しそうです。

この機種はワコムAES対応の「HP リチャージブル アクティブペン G3」を使用することができます。⇒ ◆アクティブペンについて
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「テントモード」「スタンドモード」「タブレットモード」時のスリープからの復帰について

ディスプレイを180度以上回転させるとキーボードの入力が無効になりますが、この製品は「電源スイッチ」が側面にあるので、タブレットモードでスリープ状態になっても「電源スイッチ」を押すことでスリープを解除することができます。




720p HD Webカメラ・IRカメラ・HP Sure Shutter付き

 
カメラシャッター_OFFカメラシャッター_ON
シャッターOFF
(撮影可)
シャッターON
(撮影不可)

Webカメラの仕様・特徴について


・720p HD Webカメラ(固定焦点レンズ)
・静止画:92万画素
・動画:92万画素
・IRカメラ:Windows Hello対応(顔認能機能あり)
・HP Sure Shutter:カメラを隠す物理シャッター

カメラのスイッチで「HP Sure Shutter」をON/OFFすることが可能です。シャッターが閉じるとカメラの部分が白くなります。見た目でカメラが隠れたことがわかるので安心です。
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「HP Sure Shutter」をON/OFFするスイッチはキーボードに搭載されています。⇒ ◆キーボード




バックライトキーボード(日本語配列、防滴機能付き)

 
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※画像をクリックすると拡大表示します。

標準的な配列で打ち心地が良いキーボード


日本語配列(JIS標準準拠・OADG準拠配列)
防滴機能付き
・キーピッチ:約18.7×18.7mm
・キーストローク:約1.5-1.7mm
・スクリーンショットは prt scr
・バックライト付き(※f 9でON/OFF、2段階調光
・バックライトは何も操作しない状況が約15秒続くと自動的に消灯(※何かキーを押すと再び点灯)
 
■キーボードの評価
HPの個人向けノートPCには特殊な配列(キーボード右端に1列がある)製品がありますが、HP Elite Dragonfly G2は標準的な配列を採用。キーは押し心地が良い「適度なクリック感」があります。過度な期待はできませんが、個人向け製品にはない「防滴機能」は法人向け製品ならではの特長です。

標準的な配列で、スクリーンショットは prt scr、矢印キーは大きめで凸型の配置なので使いやすいですね。
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HP Elite Dragonfly G2_キーボード_電源スイッチ_名称
 
キーボード上に「マイクミュートスイッチ」「HP Programmable key ⇒ 関連項目」「HP Sure Shutter ⇒ Webカメラについて」などを搭載。
 


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バックライトの明るさは2段階。[f 9]キーで、点灯(明るい)点灯(暗め)>OFFの順に切り替わります。

バックライトは何も操作しない状態が約15秒続くと自動的に消灯しますが、個人向けノートPCの30秒と比較すると結構短めです。
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クリックパッド(タッチジェスチャー対応)

 
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滑らかな触り心地のクリックパッド


・クリックパッドのサイズ:幅110mm、高さ65mm ※実測値
・表面は滑らかな触り心地
・「カチッ」とした押し心地の左下/右下クリック
・タッチジェスチャー対応

クリックパッドは滑らかな触り心地なので、カーソルをスムーズに操作することができます。
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インターフェース

 
■インターフェースの評価
USB端子は最新のType-Cだけなく従来のType-A(USB3.1ポート)を搭載しているので、これまで使っていたUSB機器を接続可能です。「HDMI出力端子」を備えているので外部ディスプレイに接続することができます。

※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格の端子

左側面のインターフェース


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・USB3.1ポート×1(パワーオフUSB充電対応)
電源ボタン
・セキュリティ ロック ケーブル用スロット
nanoSIM カード スロット

4G LTE / 5G対応モデルは、最も小さいサイズの nanoSIM カード スロットを備えています。⇒ ◆nano SIM カードスロットについて
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右側面のインターフェース


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USB Type-Cポート(Thunderbolt4) x2
・コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック
HDMI 出力端子(2.0)

※Thunderbolt4・・・最大40Gbps(5,000MB/s 理論値)のデータ転送速度

HPの個人向けモバイルPCでは搭載されている製品が少ない「HDMI 出力端子」を備えています。光学ドライブ(DVDやブルーレイ)やメディアカードスロットは非搭載です。
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指紋認証センサー

 
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「指紋認証センサー」は右側のパームレストに搭載。認証精度は良好です。
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サウンド&オーディオ

 
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サウンドは老舗オーディオメーカーの「Bang & Olufsen」

 
・サウンドに定評がある「Bang & Olufsen」を採用
クアッドスピーカーを搭載

HP Elite Dragonfly G2は4基のスピーカー(キーボードの両端に2基、底面に2基)を搭載。
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底面のスピーカーは前方に搭載されています。





底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)


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底面のデザインについて


・スピーカーを2基搭載
・大き目の吸気口:185mm × 32mm
・ネジ5本(※トルクレンチT5が適合)
 
分解について
このモデルを分解するには、底面パネルを固定しているネジ5本を取り外す必要があります。ネジに適合するのはトルクレンチT5です。⇒ 関連記事

⇒  ◆HP Elite Dragonfly  の分解資料(PDF 英語)
⇒  ◆HP Elite Dragonfly G2  の分解資料(PDF 英語)

メモリはオンボード(マザーボードに直付け)なので交換や増設などはできません。
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nano SIM カードスロットについて

 
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4G LTE 搭載モデルと5G搭載モデルには「nanoSIM カード スロット」が搭載されています。

SIM カード スロットは、押すと少し飛び出す仕組みなので「SIMピン」を用意する必要はありません。
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4G LTEの対応バンド(※4G LTE 搭載モデル)

 
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4G LTE 搭載モデルは、SIMカ ード(nano SIM)を1枚のみ装着可能です。
 
※SIMカードは本体に同梱されません。
※4G通信を利用するためには、通信キャリアとの通信契約が必要となります。
※NTTドコモ、KDDI、SoftBankの3大キャリアの通信網に対応

インテル XMM 7360 LTE通信モジュール(4G LTE)のカバーする通信方式及び周波数帯、通信速度


■周波数
FDD LTE:
2100 (Band 1), 1900 (Band 2), 1800 (Band 3),1700/2100 (Band 4), 850 (Band 5), 2600 (Band 7), 900 (Band 8), 1400(Band 11), 700 (Band 12 lower), 700 (Band 13 upper), 700 (Band 17 lower),850 (Band 18 lower), 850 (Band 19 upper), 800 (Band 20), 1400 (Band 21),850 (Band 26), 700 (Band 28), 700 (Band 29 RX only), 2300 (Band 30),2100 (Band 66) MHz

TDD LTE:
2600 (Band 38), 1900 (Band 39), 2400 (Band 40), 2500 (Band 41) MHz
HSPA+:
 2100 (Band 1), 1900 (Band 2), 1700/2100 (Band 4),850 (Band 5), 900 (Band 8) MHz
※国内で利用されていない周波数帯は、海外での利用時(ローミング時または現地SIMカード利用時)に有効となります。

■通信速度
LTE: 450 Mbps (DL 3CA), 50 Mbps (Upload)
DC-HSPA+: 42 Mbps (Download), 5.76 Mbps (Upload)
HSPA+: 21Mbps (Download), 5.76 Mbps (Upload)
※規格上の最高速度であり実行有効速度が同様の結果とならない場合があります。





5Gの対応バンド(※5G搭載モデル)

 
デュアルSIM_s

5G搭載モデルは、SIMカ ード(nano SIM)とeSIM(本体に内蔵)のデュアルSIM構成になっています。

eSIMは、通信プランを契約してPC上で設定を行うことで通信が可能になる「組み込み型のSIM」のことです。携帯電話の設定画面でSIMを切り替えることができます。
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※SIMカードは本体に同梱されません。
※5G通信を利用するためには、通信キャリアとの通信契約が必要となります。
※5Gモジュールは、4G LTEおよび3G HSPAとの下位互換性があります。
※NTTドコモ、KDDI、SoftBankの3大キャリアの通信網に対応

Qualcomm Snapdragon X55 5G Modemのカバーする通信方式及び周波数帯、通信速度


◆周波数
•LTE (FDD)
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/
B12/B13/B14/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B66
•Penta-band:
DC-HSPA+/HSPA+/HSPA/UMTS
B1/B2/B4/B5/B6/B8/B9/B19
•5GNR Sub 6GHz
n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n66/n77/n78/n79
※国内で利用されていない周波数帯は、海外での利用時(ローミング時または現地SIMカード利用時)に有効となります。ファームウェア更新が必要となることがあります。

◆通信速度
•WCDMA PS: UL (384 kbps)/ DL (384 kbps)
•DC-HSPA+ :UL (5.76 Mbps)/ DL (42 Mbps)
•LTE : UL (150 Mbps)/ DL (2Gbps) @5CA CAT20
•5GNR Sub 6GHz: UL (600 Mbps)/ DL (4Gbps)
※規格上の最高速度であり実行有効速度が同様の結果とならない場合があります。





 プロセッサーのベンチマーク[CINEBENCH R20]

 
CINEBENCH R20_210612_01

CINEBENCH R20 ベンチマーク(室温26℃)


・Core i5-1135G7(最大4.2GHz、4コア8スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッドのスコア「1685」※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア「511」※1コアの性能
 ※C=コア T=スレッド

Core i5-1135G7はモバイルPC向けのプロセッサーなので、マルチスレッドのテストではスコアが低い部類になりますが、インターネットや動画の視聴、ビジネス用途などでは十分快適に作業できる性能を備えています。

同スペックのCPUを搭載している「HP Spectre x360 14 ⇒ ◆実機レビュー」よりもスコアが低いのは、冷却性能の違いが影響していると考えられます。
 
「HP Spectre x360 14 」はファンの回転数を上げて冷却性能を向上させることができますが、「HP Elite Dragonfly G2」はそのような機能がありませんし、ファンの回転数もやや控えめです。⇒ ◆冷却ファンの音について
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⇒  ◆「CINEBENCH R20」実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。




動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

 
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x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定


・Core i5-1135G7(最大4.2GHz、4コア8スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア「22.94 fps
・エンコード時間 109秒(1分49秒)
 ※C=コア T=スレッド

H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテストは、CINEBENCHR20のマルチコアテストと同じような傾向です。コアが多いプロセッサーは処理能力が高いので、短い時間で処理が完了しています。

「Core i5-1135G7」はビジネス用途では十分な性能ですが、画像編集や動画編集のようなクリエイティブな作業ではやや物足りない性能です。
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⇒  ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。




メモリについて

 
メモリ_タスクマネージャー
 

メモリの仕様・容量について


・メモリのタイプ:LPDDR4X(4267MHz)
・容量:16GB
オンボード(※マザーボード直付け、交換不可)
 
メモリ搭載量はモデルによって異なります。インターネットや動画視聴、ビジネス用途では8GBで十分だと思いますが、ある程度本格的にクリエイティブな作業(画像処理や動画編集)を行う場合は大容量の16GBの方が快適です。
 
ビジネス用途では8GBのメモリを搭載したモデルで良いと思います。
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SSDの性能について

 
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512GB SSD (PCIe NVMe M.2) の仕様・ベンチマーク


■大容量ファイルの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約2282MB/s
連続書き込み:約1410MB/s

■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約29MB/s
ランダム書き込み:約115MB/s
 
■起動時間
電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで約13秒
 
「HP Elite Dragonfly G2」に搭載されている512GB SSDは、大容量ファイルの転送速度(連続読み込み)で約2282MB/sを記録。SSDの中ではやや控えめな性能です。

最高クラスの性能ではありませんが、操作時のレスポンスが良く十分快適です。PCの起動は約13秒でした。
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※レビュー機のSSDの型番は「SAMSUNG MZVLQ512HALU-000H1」
※販売時期によってメーカーが変更される場合があります。テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。




グラフィックスの性能について

 
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3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク


・インテル Iris Xe グラフィックス(プロセッサーに内蔵)⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア「4216」
・テスト1のフレームレート「19.75 FPS」
・テスト2のフレームレート「17.33 FPS」

「インテル Iris Xe グラフィックス」はプロセッサーに内蔵されているGPUなので、ゲーム向けGPU全体の中では性能が低い部類になります。
 
フレームレートが10FPS以下の場合はコマ送りのようにカクカクしますが、20FPSくらいになると少しスムーズさに欠けますがとりあえず動きます。
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バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)

 
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■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量
【バッテリ残量】92%
※計算上の視聴可能時間は約12時間30分

※インテル Core i5-1135G7 プロセッサー搭載モデルでテスト
※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は 最大約17.6時間(JEITA測定法Ver2.0)

バッテリー駆動時間はPCの使い方や設定によって変わります。当サイトのテスト結果は、メーカー公称値と比較すると約7割くらいの駆動時間でした。
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■テスト条件
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定

※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。




ベンチマーク時の動作温度について


Fire Strike_02_b_温度b_cpu85_GPU83

Fire Strikベンチマーク時の動作温度(室温26℃)


・インテル Core i5-1135G7 プロセッサーの最大温度「約85℃」
・インテル Iris Xe グラフィックスの最大温度「約83℃」

負荷が高い処理を行うとCPUやGPUの動作温度が高くなる場合があります。

Core i5-1135G7は最大動作周波数がやや控えめの4.2GHzなので、Fire Strikベンチマークで90℃を超えることはありませんでした。
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高負荷時のキーボードの温度について

 
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 ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温26℃)


・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの中央(8.9.0キー)付近
・Fire Strik  ベンチマーク時の温度:最大40℃くらい(※高負荷時)
・動画視聴時の温度:最大36℃くらい(※低負荷時)
 
負荷が高い処理を行うとキーボード表面の温度が高くなります。
 
キーボード表面の温度が40℃くらいになると少し熱さが感じられますが、36℃くらいなら少し温かい程度です。
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冷却ファンの音について

 
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 ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について


・インターネットや動画視聴時は「静か」
・高負荷時でもファンの音はそれほど大きくない
耳障りな甲高い音は少なめ

ファンの音はインターネットや動画視聴時はとても静かです。ベンチマークテストのような負荷が高い処理を行うと冷却ファン音は少し大きくなりますが、個人向けノートPCと比較すると回転数を少し抑えて静音性を重視しているような印象です。

冷却ファンが高回転で動作した場合でも、甲高く耳障りなキーンという音は少なめです。
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同梱品について


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■同梱品一覧
・ACアダプター
・電源コード(※保護キャップ付き)
・ダッグヘッド
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)

保証書は梱包箱の赤い袋に入っています。 ⇒ 参考画像
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PCリサイクルラベルについて

 
スクリーンショット_リサイクルロゴラベル

法人向け製品には「PCリサイクルラベル」が付属していませんがオプションで選択可能です。

HPは注文した製品がすべて揃ってから出荷します。PC本体が在庫ありでも入荷待ち(グレー)のオプションを選択すると納期が遅くなるのでご注意ください。
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【同梱品】65W スマートACアダプター


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65W スマートACアダプターの特徴


・コンパクトなサイズのACアダプター
・最大消費電力 65W
・サイズ:幅 88mm、奥行き 53mm、厚み 20mm
・質量:約205g
急速充電対応
※サイズや重さは実測値。

ACアダプターは「USB Type-C端子」でPCに接続します。電源ケーブル(コンセント側 2ピン)は取り外し可能です。コンパクトな「ダッグヘッド」も付属しています。


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65W スマートACアダプター(約205g)
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電源コード(長さ1m、約106g)ダックヘッド(約41g)

ケーブルはファブリック素材なので、アダプター本体に巻き付けてコンパクトに収納することができます。
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オプション品の「HP 65W USB-C スリムACアダプター」は、この製品に同梱されているアダプターとは異なります。見た目は似ていますが、側面に「USB-A ポート x1」を備えている点が大きな違いです。⇒ ◆レビュー





【オプション品】HP リチャージブル アクティブペン G3(筆圧検知:4096段階)

 
HP リチャージブル アクティブペン G3_20210620_172929008w

HP リチャージブル アクティブペン G3について(※オプション品)

 
「ワコムAESテクノロジ」を採用
・筆圧レベル:4096階調
・傾き検知対応
・サイズ:148mm(長さ) x 10.2mm(直径)
・質量:15g
・パームリジェクションに対応
・ペンアラート機能を搭載
30分の充電で約1週間使用可能
 
HPの法人向け製品で使用できるペンは「ワコムAESテクノロジ」を採用。筆圧レベルは4096階調、傾き検知にも対応しています。充電式なので特殊な「単6電池」を用意する必要はありません。


ペン設定のアプリは初めてペンを使用したときにアクティブ化

 
ペン 初めて使ったとき

「ペン設定」のアプリをインストールする必要はありません。

ペンのアプリは、アクティブペンを初めて画面に触れたときにアクティブ化され、設定ができるようになります。
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ペンの描き心地について


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ペンのレビューは旧モデルの「HP Elite Dragonfly」を使用して作成したものですが、G2でもペンの反応や描き心地はほぼ同じ。軽めのタッチでも反応が良く、線の強弱をつけやすい印象です。◆アクティブペンのレビュー

ペンのフィーリングは良いのですが、本格的なイラスト作成ではPCの性能がネックになりそうです。メモ書きやスケッチ程度なら十分使えると思います。
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インストールされているアプリについて

 
HP Elite Dragonfly G2_アプリ_01  

■プリインストールされているアプリ
・HP Programmable Key
・HP ペン設定
・HP QuickDrop
・HP関連の設定アプリ(HPサポートアシスタント、その他)
・Tile(スマートトラッカー)

HP関連のアプリは15個くらいインストールされてますが、試用版のアプリは入っていません。
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アプリやフォルダーなどを登録できる「HP Programmable Key」

 
HP プログラマブルキー

「HP Programmable Key」について


・「HP Programmable Key」でアプリを起動可能 ⇒ ◆キーボード
よく使用するアプリ、Webサイト、フォルダーなどを複数登録可
・3つの修飾キーとの組み合わせで最大15まで登録可
・1つのコマンドに複数登録した場合は同時に起動

「HP Programmable Key」は、登録したアプリ、Webサイト、フォルダーなどをコマンド1つで起動することができる便利なアプリです。
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ウイルス対策ソフトはOS標準の「Windows Defender」とHP独自の「HP Wolf Security」

 
ウイルス対策ソフト
 
HPの法人向け製品は下記のアプリでウイルス対策を行います。

・OS標準の「Windows Defender」
・HP独自の「HP Wolf Security」

個人向け製品にインストールされている「マカフィー」はインストールされていませんが、HP独自のチップやソフトウェアに様々なアンチウイルス対策が施されているので安心して使えます。
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HP Wolf Security_02

「HP Wolf Security」で驚異の封じ込めやマルウェアの防止を行うことができます。上の画像は「HP Sure Click」をアップデートを行っていない状態になります。アップデート後は「脅威封じ込め機能」のアイコンのみ表示されるようになりました。⇒ 参考画像

「HP Sure Click」はブラウザーのようなアプリで、Web閲覧中の驚異(ウイルスやマルウェア)を排除します。
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【注意点】
「HP Wolf Security」と「ウイルスバスタークラウド」がインストールされている場合、OSの動作が緩慢になることがあります。

※詳細は下記のHPサポートページをご確認ください。
https://support.hp.com/jp-ja/document/c01944878




HP独自の強固なセキュリティ機能


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法人向け製品には、ハードウェアとソフトウェアによる「HP独自の強固なセキュリティ機能」が多数搭載されています。
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■ハードウェアによる保護

HP Sure Start Gen6
BIOSが改ざんされても自動的に回復。

HP Sure Run Gen4
セキュリティ機能が無効化されても安全な状態に戻します。

HP Sure Recover Gen4
ネットワーク経由で正常な状態に自動リカバリー


■ソフトウェアによる保護

HP Sure Click
Web閲覧中のマルウェアやウィルスなどを自動的に削除

HP Sure Sense

ディープラーニングAIを活用した次世代のアンチウイルス対策。

◆HP独自のセキュリティソリューションについてicon


HP Sure Click Secure Browser

「HP Sure Click」はブラウザのようなアプリです。危険なWebサイトやマルウェアのような脅威からコンピューターを保護します。
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「スマートトラッカー Tile」を搭載


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HP Elite Dragonfly G2は「忘れ物防止タグ(スマートトラッカー)のTile」を搭載。Bluetooth機能でスマートフォンに接続して使用します。⇒ ◆探し物トラッカー「Tile」のセットアップ&使用感

「Tile」はWLAN+Bluetoothモジュールに内蔵されています。バッテリーから電力が供給される仕組みなので、バッテリー容量が空になるとTileの機能は失われます。
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※「Tile」の詳細は下記のページ(HP公式サイト)をご覧ください。
◆「位置」で見つけて紛失防止 - Tileicon




サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)


HP Elite Dragonfly G2_サポートページ
 




回復ドライブの作成について

 
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USBメモリでPCを初期状態に戻すときに必要な「回復ドライブ」を作成することができます。

32GBのUSBメモリを用意しましたが、実際に作成で使用した容量は10.7GBでした。⇒ ◆参考画像
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「4G LTE/5G 搭載モデル」のスペック・販売価格

 
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※販売価格は2022年5月20日の時点
※上の画像の壁紙は標準でインストールされています。

【4G LTE 搭載モデル】

■646U6PA・Core i5/8GB/256S/LTE
¥170,280(税込)~

■646V2PA・Core i5/8GB/256S/LTE/vPro
¥186,780(税込)~

■646U8PA・Core i7/16GB/512S/LTE
¥203,280(税込)~
 
【5G 搭載モデル】

■646U9PA・Core i5/8GB/256S/5G
¥192,280(税込)~

■646V0PA・Core i5/16GB/512S/5G
¥208,780(税込)~

■646V1PA・Core i7/16GB/512S/5G
¥225,280(税込)~

【HP公式ストア】
◆HP Elite Dragonfly G2 製品詳細icon
◆HP Elite Dragonfly G2(スペックPDF)※4G LTE・5Gモデル
HP Elite Dragonfly G2の「4G LTE・5G搭載モデル」は6モデル展開で、OSは「Windows 10 Pro(64bit)」がプリインストールされています。遠隔操作でPCを操作できる「インテル vPro テクノロジー」は無効です。スペックは「固定」で保証期間のみオプションで変更することができます。(※標準保証は1年)

「Wi-Fi モデル」は2セルバッテリですが、「4G LTE・5G搭載モデル」は大容量の4セルバッテリを搭載しています。

同スペックで価格を比較すると、「5G モデル」は4G LTE モデルよりも2万2千円くらい高い価格設定ですが、5G モデルは「デュアルSIM 構成」になっていることが4G LTE モデルとの大きな違いです。
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「WiFi モデル」のスペック・販売価格

 
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※販売価格は2022年5月20日の時点

東京生産・プレミアムコンバーチブル・キャンペーン-A

■Windows 10 Home、Core i5-1135G7、8GBメモリ、256GB SSD
¥156,200(税込)~

東京生産・プレミアムコンバーチブル・キャンペーン-B
■Windows 10 Home 、Core i5-1135G7、16GBメモリ、256GB SSD
¥171,600(税込)~

東京生産・プレミアムコンバーチブル・キャンペーン-C
■Windows 10 Home、Core i7-1165G7、16GBメモリ、512GB SSD
¥199,100(税込)~

【HP公式ストア】

◆HP Elite Dragonfly G2 製品詳細icon
◆HP Elite Dragonfly G2(スペックPDF)※Wi-Fi モデル
HP Elite Dragonfly G2の「WiFi モデル」は1モデルのみですが、OSやプロセッサー、メモリ、SSD、保証などはカスタマイズが可能です。
 
「4G LTE・5G搭載モデル」は大容量の4セルバッテリ(56WHr)ですが、「Wi-Fi モデル」は2セルバッテリ(38WHr)を搭載。質量は軽くなりますが駆動時間は少し短くなります。
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キャンペーン:お得なクーポン!

 
法人向けパソコンは個人の方でも購入することができます。77,000円(税込)以上で【4%OFFクーポン】をご利用可能です。 ⇒ ◆HPクーポンの詳細はこちら
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HP Elite Dragonfly G2(Core i5、4G LTE搭載)の評価

 
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最新プロセッサーや通信モジュール、様々な新機能を搭載した第2世代モデル


【良いところ】
・仕事で使えるシンプルなデザイン&カラー
持ち運びやすいコンパクト&軽量ボディ
覗き見防止機能を搭載しているので公共の場所でも使いやすい
・ビジネスやテレワークを快適にこなせる性能
・キーボードが標準的な配列
Webカメラには確実にプライバシーを保護するシャッター付き
・通信モジュール搭載でどこでもインターネット可(※4G LTE、5Gは要別途契約)
・紛失防止タグ「Tile」を内蔵
・アクティブペン(オプション)でメモやスケッチができる

【気になるところ】
・同スペックの個人向けノートPCと比較すると値段が高め
 
【個人向けノートPCとの違い】
・セキュリティー機能が充実している
・アクティブペンが「ワコムAES対応」
 
「HP Elite Dragonfly G2」は旧モデルと外観は同じですが、最新のプロセッサーや様々な新機能を搭載しバージョンアップしています。

その中でも特に、「覗き見防止スクリーン」は外で作業することが多い方にとってありがたい機能。シャッター付きのWebカメラは、スイッチをOFFにすると確実にプライバシーが保護されるので安心感があります。紛失防止タグ「Tile」が内蔵されている点にも注目です。⇒ ◆「Tile」の設定方法や使用感について

法人向け製品は、新しいことを積極的に取り入れる個人向け製品よりも保守的な部分(キーボードの配列やスイッチの位置など)がありますが、使いやすさという点では優れていると思います。
 
「4G LTE・5G搭載モデル」は、電波が届くところならどこでもインターネットができることが最大のメリットです。5G搭載モデルのみデュアルSIM構成(nano SIMとeSIM)になっています。
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600x100_HP 13-3 スリーブケース_200602_01c

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■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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