
パームレストに本物の木を採用した2in1コンバーチブルPC「HP ENVY x360 13-ay(Wood Edition)」の実機レビュー!
レビュー機(パフォーマンスモデル)は、日本で販売されている製品(※日本語キーボード搭載)です。

最終更新日:2021年9月29日
■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。
HP ENVY x360 13-ay(Wood Edition)の製品特徴
◆「Wood Edition」パフォーマンスモデルの注目ポイント
外観/カラー/ボディの素材について
◆外観について:シンプル&スタイリッシュなデザイン
◆カラーリングについて:「ウッド」が落ち着いた雰囲気を演出
◆素材について:相反する素材(金属と木)を組み合わせたボディ
◆サイズや重さについて:持ち運びやすいコンパクトサイズ
液晶ディスプレイについて
◆13.3インチ・フルHD・IPS ディスプレイのスペック/使用感
◆プライバシーモード(HP Sure View / Gen3)対応
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆360度回転するディスプレイ
◆180度以上回転させたときのキーボードの動作について
Webカメラについて
◆「カメラシャッター」付きのWebカメラ
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード(日本語配列)
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)
HP ENVY x360 13(Wood Edition)パフォーマンスモデルの性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R20]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSD のベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク[Fire Strike]
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆65W スマートACアダプター
◆HP ENVY x360 13の梱包箱
オプション品に関すること
◆【オプション】HP MPP アクティブペン(筆圧検知:4096段階)
◆【アプリ】HP ペンコントロール ※要ダウンロード ※5/27追記
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆冷却の設定ができる「HP コマンドセンター」
セキュリティーについて
◆マカフィー リブセーフ (30日版)が付属
お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について
製品の仕様・価格について
◆「Wood Edition」のスペック・販売価格(3モデルの違い) ※9/29更新
まとめ
◆HP ENVY x360 13「Wood Edition」パフォーマンスモデルの評価
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HP ENVY x360 13-ay(Wood Edition)の製品特徴
◆「Wood Edition」パフォーマンスモデルの注目ポイント
外観/カラー/ボディの素材について
◆外観について:シンプル&スタイリッシュなデザイン
◆カラーリングについて:「ウッド」が落ち着いた雰囲気を演出
◆素材について:相反する素材(金属と木)を組み合わせたボディ
◆サイズや重さについて:持ち運びやすいコンパクトサイズ
液晶ディスプレイについて
◆13.3インチ・フルHD・IPS ディスプレイのスペック/使用感
◆プライバシーモード(HP Sure View / Gen3)対応
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆360度回転するディスプレイ
◆180度以上回転させたときのキーボードの動作について
Webカメラについて
◆「カメラシャッター」付きのWebカメラ
各部分の仕様/使い勝手について
◆バックライトキーボード(日本語配列)
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)
HP ENVY x360 13(Wood Edition)パフォーマンスモデルの性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R20]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSD のベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク[Fire Strike]
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
同梱品に関すること
◆同梱品について
◆PCリサイクルラベルについて
◆65W スマートACアダプター
◆HP ENVY x360 13の梱包箱
オプション品に関すること
◆【オプション】HP MPP アクティブペン(筆圧検知:4096段階)
◆【アプリ】HP ペンコントロール ※要ダウンロード ※5/27追記
付属ソフトについて
◆インストールされているアプリについて
◆冷却の設定ができる「HP コマンドセンター」
セキュリティーについて
◆マカフィー リブセーフ (30日版)が付属
お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について
製品の仕様・価格について
◆「Wood Edition」のスペック・販売価格(3モデルの違い) ※9/29更新
まとめ
◆HP ENVY x360 13「Wood Edition」パフォーマンスモデルの評価
HP ENVY x360 13-ay(Wood Edition)の製品特徴

「Wood Edition」パフォーマンスモデルの注目ポイント
・ディスプレイが360度回転する2in1コンバーチブルPC
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・質感が高いアルミニウムのボディ
・パームレストに本物の木を採用
・第3世代 AMD Ryzen 7 4700U モバイル・プロセッサー
・大容量の512GB SSD
・視野角が広いIPSタッチディスプレイ(フルHD・光沢)
・プライバシーモード(覗き見防止機能)対応
・ギガビット速度の「Wi-Fi 6」対応
・Webカメラを物理的にON/OFFにできるスイッチ&シャッターを搭載
・最大17時間のバッテリ駆動時間(※メーカー公称値)
・HP MPP アクティブペン(※オプション品)を使用可能
HP ENVY x360 13-ayはコスパが高い人気モデル。Wood Editionは「本物の木を採用したパームレスト」と「覗き見防止機能」を搭載している点が大きな特徴です。

外観・デザインについて

木のパームレスト以外は「ナイトフォールブラック」と同じ
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・光輝く部分がほとんどない
・ディスプレイを開きやすい側面の溝
■外観・デザインの評価
「Wood Edition」は、パームレストに本物の木を採用している点が大きな特徴ですが、その他の部分は「ナイトフォールブラック ⇒ ◆レビュー」と同じです。
⇒ ◆素材について:相反する素材を組み合わせたボディ
「Wood Edition」は、パームレストに本物の木を採用している点が大きな特徴ですが、その他の部分は「ナイトフォールブラック ⇒ ◆レビュー」と同じです。
⇒ ◆素材について:相反する素材を組み合わせたボディ
ENVY x360 シリーズは、シンプルなデザインで派手な部分(光り輝くところ)がないのでビジネスでも使いやすいですね。


光り輝く部分がほとんどない「シックな雰囲気」の外観。

後部もすっきりとしていてシンプルなデザイン。

3側面(前面、左側面、右側面)には、ディスプレイを開きやすくするための「溝」が設けられています。
溝があると「指の引っかかりが良い」ので、とてもディスプレイを開きやすいですね。

カラーリングについて

パームレストの「ウッド」が落ち着いた雰囲気を演出
・ベースカラー:ナイトフォールブラック
・アクセントカラー:光沢感があるブラック(※ヒンジの両端)
・パームレスト:Wood(本物の木)
・ロゴマーク(天面):鏡面仕上げのシルバー
・ロゴマーク(ディスプレイ下部):鏡面仕上げのシルバー
・ダークな色味なのでヨゴレが目立ちやすい傾向
■カラーリングの評価
ボディの大部分は精悍な印象の「ナイトフォールブラック」です。カラーの名称は異なりますが、Spectre シリーズの「アッシュブラック」とほとんど同じような色味になります。
本物の木を採用したパームレストの部分は「ブラウン系」の色味になりますが、木の柄は「全く同じものがない」ので、もしこのPCを購入された場合はこの記事の製品イメージとは少し異なる可能性があります。
ダークな色味の「ナイトフォールブラック」は、手で触ったヨゴレが目立ちやすい傾向ですが、木の部分はヨゴレが付きにくくなっています。
ボディの大部分は精悍な印象の「ナイトフォールブラック」です。カラーの名称は異なりますが、Spectre シリーズの「アッシュブラック」とほとんど同じような色味になります。
本物の木を採用したパームレストの部分は「ブラウン系」の色味になりますが、木の柄は「全く同じものがない」ので、もしこのPCを購入された場合はこの記事の製品イメージとは少し異なる可能性があります。
ダークな色味の「ナイトフォールブラック」は、手で触ったヨゴレが目立ちやすい傾向ですが、木の部分はヨゴレが付きにくくなっています。
パームレストの「Wood」がアクセントカラーになっています。ヒンジの両端は光沢感がありますが、全体的に「光り輝く部分」はかなり控えめです。


天面のスラッシュロゴは、鏡面仕上げの「シルバー」です。

ディスプレイ下部のHPロゴは、天面と同じような「鏡面仕上げ」になっています。
ボディの素材について

相反する素材(金属と木)を組み合わせたボディ
・質感が高い「アルミニウム」のボディ
・ボディの表面処理は「梨地加工」
・「本物の木」を採用したパームレスト
・丈夫でたわみが少ないキーボード部分
■ボディ(素材)の評価
ボディの大部分は金属の「アルミニウム」で、表面には「梨地加工」が施されています。「本物の木」を採用したパームレストは、金属にはない温もりがある触り心地で絶妙な摩擦感があります。⇒ ◆タッチパッド
ボディの大部分は金属の「アルミニウム」で、表面には「梨地加工」が施されています。「本物の木」を採用したパームレストは、金属にはない温もりがある触り心地で絶妙な摩擦感があります。⇒ ◆タッチパッド
相反する素材を組み合わせたボディは、従来の樹脂や金属のノートPCとは異なる雰囲気です。おしゃれな感じなので結構気に入っています。


微細な凹凸感(梨地加工)が施されたアルミニウムのボディ表面。
さりげない感じの「ENVY」のロゴ。ヒンジ部分の両端は光沢感がありますが、黒色に近い色なのであまり目立ちません。


相反する素材を組み合わせたキーボード面&パームレスト部分。木の部分もたわみが少なく丈夫です。
木のパームレストは、環境によって触り心地が少し変わるかもしれません。湿度60~70%くらいの環境では、比較的さらっとしていて摩擦感は少なめでした。

サイズや重さについて

持ち運びやすいコンパクトサイズのボディ
・11インチと同等のフットプリント(設置面積)
・サイズ:306 mm(幅)× 194 mm(奥行き)
・高さ(厚み):15.5 - 16.5 mm(最薄 - 最厚部)
・質量:約1.25kg
■サイズ・重さの評価
このモデルは13.3インチのモバイルPCですが、フットプリントが11インチと同じくらいのコンパクトサイズなので持ち運びしやすくなっています。バッグへの出し入れも楽々です。
このモデルは13.3インチのモバイルPCですが、フットプリントが11インチと同じくらいのコンパクトサイズなので持ち運びしやすくなっています。バッグへの出し入れも楽々です。
13.3インチ・フルHD・IPS ディスプレイのスペック/使用感

HP ENVY x360 13-ay(Wood Edition)に搭載されているディスプレイの特徴
・画面のサイズ:13.3インチワイド(16:9)
・画面の表示領域:幅 294mm、高さ 165mm ※実測値
・画面解像度:フルHD(1920×1080)
・表面処理:「光沢」
・視野角が広い「IPS方式」
・輝度:非公開
・画素密度:非公開
・画面のぎらつき感:少なめ
・スタイリッシュな印象の狭額ベゼル
・ベゼルの幅(黒い部分):上部10mm、左右5mm、下部12mm ※実測値
・タッチやペン入力に対応
・プライバシーモード(HP Sure View / Gen3)対応
■ディスプレイの評価
「Wood Edition」と「セラミックホワイト」はプライバシーモード(HP Sure View / Gen3)対応している点が、「ナイトフォールブラック」との大きな違いですが、フルHD(1920x1080)の画面解像度や視野角が広い「IPS方式」などは同じです。色合いや発色などは良いので、Webサイトの閲覧や動画の視聴などをきれいな画面で楽しむことができます。
※「Wood Edition」と「セラミックホワイト」は覗き見を防止機能を搭載。⇒ ◆プライバシーモードについて
「Wood Edition」と「セラミックホワイト」はプライバシーモード(HP Sure View / Gen3)対応している点が、「ナイトフォールブラック」との大きな違いですが、フルHD(1920x1080)の画面解像度や視野角が広い「IPS方式」などは同じです。色合いや発色などは良いので、Webサイトの閲覧や動画の視聴などをきれいな画面で楽しむことができます。
※「Wood Edition」と「セラミックホワイト」は覗き見を防止機能を搭載。⇒ ◆プライバシーモードについて
過去にレビューしたナイトフォールブラック(⇒ ◆レビュー)は、カラーバランスが「少し青みが強い」印象でしたが、今回の「Wood Edition」に関してはそのようなことはなく「自然な色合い」に見えます。 

ディスプレイの使用感について

■表面処理(映り込み)について
つや感がある「光沢」は画像や映像などはキレイに見えますが、光が入る場所では映り込みがあります。
■視野角について
視野角が広いIPSパネルなので「斜めから見たときの色の変化は少なめ」です。
■色域について
sRGBカバー率は98%でした。詳細はこちら。⇒ ◆ディスプレイの色域を測定
■カラーバランスについて
色合いはキャリブレーションを行わなくても良い感じになっているので、一般的な用途では特に問題ないと思います。
■ぎらつき感
見え方には個人差がありますが、画面のギラつきは「少なめ」に見えます。
■輝度(画面の明るさ)について
スペック表に記載されていませんが、HP Spectre x360 13-aw0000(400nit)と同じくらいの明るさです。明るさを最大にすると少しまぶしさが感じられます。
プライバシーモード(HP Sure View / Gen3)対応
![]() | |||
プライバシーモードOFF | プライバシーモードON | ||
プライバシーモード(覗き見防止機能)をONにすると、斜めから見たときに画面が暗くなり画像や文字などが見えにくくなります。
![]() | |||
プライバシーモードOFF | プライバシーモードON | ||
正面から見た場合は、上の画像のような見え方になります。画面が少し暗めになりますが、文字や画像などははっきりと見えます。

電車のような密接な場所で隣から見ると完全に画面が暗くなりませんが、「プライバシーモードなし」よりは見えにくい状態になります。 

ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
ディスプレイの色域 | ||
![]() | ![]() | ![]() |
sRGBカバー率 98% (※Web) | AdobeRGBカバー率 80% (※写真編集) | DCI-P3カバー率 80% (※映像) |
カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。
「Wood Edition」のディスプレイは、一般的な作業やWeb向け作業に十分な色域です。sRGBの色域を示す三角形はズレが少なく理想的な形になっています。
※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
※sRGB(Web向け)、AdobeRGB(写真編集)、DCI-P3(映像:デジタルシネマ規格)
360度回転するディスプレイ
ノートPCモード | |||
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スタンドモード | テントモード | ||
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タブレットモード | フラットモード |
HP ENVY x360 13シリーズはディスプレイが360度回転するので、様々な状況に適したモードに変更可能。「テントモード」や「スタンドモード」などは手前にキーボードがないので動画の視聴に最適です。「タブレットモード」はお絵描きを楽しむことができます。
机を囲んで会議をするときは、キーボードが使える「フラットモード」が活躍します。

180度以上回転させたときのキーボードの動作について
ディスプレイを180度以上回転させると、誤入力を防止するためキーボード操作はできなくなります。フラットモード時はキーボード操作(スリープからの復帰)が可能です。
・スタンドモード
・テントモード
・タブレットモード
⇒ ◆360度回転するディスプレイ
・スタンドモード
・テントモード
・タブレットモード
⇒ ◆360度回転するディスプレイ
上記のモードをよく利用される場合は、「スリープ状態にしない」、「スリープまでの時間を長くする」のような設定にすることをおススメします。

カメラシャッター付きのWebカメラ
![]() | |||
カメラON (シャッターが開く) | カメラOFF (シャッターが閉じる) | ||
Webカメラの仕様・特徴について
・92万画素のWebカメラ
・カメラキルスイッチ:物理的にWebカメラをON/OFF可能
・物理シャッター:カメラを隠す(※スイッチと連動)
・顔認能機能:非搭載
カメラをOFFにすると、それに連動して「物理シャッター」が閉じます。見た目でカメラが隠されたことがわかる(カメラの部分が白くなる)ので安心ですね。


![]() | |||
カメラON | カメラOFF | ||
カメラをON/OFFにすると、画面上にカメラの状態を示すアイコンが表示されます。
カメラ機能をON/OFFするスイッチはキーボード(電源スイッチの左側)に搭載されています。⇒ ◆キーボード
バックライトキーボード(日本語配列)

※画像をクリックすると拡大表示します。
適度な弾力感があり打ち心地が良いキーボード
・日本語配列(JIS標準準拠 88キー)
・キーピッチ:約19.0 × 19.0mm
・キーストローク:約1.3mm
・2段階調光のバックライト(※F4でON/OFF)
・バックライトのカラー:ホワイト(※実際には少し紫)
・キーボード右端に home、pg up、pg dn、end キーを搭載
・スクリーンショットは fn + 右Shift
・バックライトは何も操作しない状況が約30秒続くと自動的に消灯
■キーボードの評価
記事掲載の時点(2021年5月)で、キーボードを標準的な配列に戻したモデル(⇒ ◆HP Spectre x360 14、⇒ ◆HP ENVY 14)などがありますが、このモデルに関しては従来の「キーボード右端に1列がある特殊な配列」が採用されているので、慣れないうちは打ち間違えることがあるかもしれません。
「電源スイッチ」がキーボード上に搭載されていますが、ディスプレイを180度以上回転させた時にキーボード入力が無効になるので、スタンドモード・テントモード・タブレットモードなどでスリープから復帰する場合は、一度フラットモードに戻す必要があります。
⇒ ◆180度以上回転させたときのキーボードの動作について
記事掲載の時点(2021年5月)で、キーボードを標準的な配列に戻したモデル(⇒ ◆HP Spectre x360 14、⇒ ◆HP ENVY 14)などがありますが、このモデルに関しては従来の「キーボード右端に1列がある特殊な配列」が採用されているので、慣れないうちは打ち間違えることがあるかもしれません。
「電源スイッチ」がキーボード上に搭載されていますが、ディスプレイを180度以上回転させた時にキーボード入力が無効になるので、スタンドモード・テントモード・タブレットモードなどでスリープから復帰する場合は、一度フラットモードに戻す必要があります。
⇒ ◆180度以上回転させたときのキーボードの動作について
キーを押したときに「適度なクリック感」があります。他のモデルと同じような感じで押し心地は良いですね。



何も操作しないで放置すると約30秒くらいでバックライトが消灯します。(※何かキーを押すと再び点灯)
[F4]キーで、点灯(明るい)>点灯(暗め)>OFFの順に切り替わります。

タッチパッド(タッチジェスチャー対応)

これまでにない感触の木製タッチパッド
・タッチパッドのサイズ:幅110mm、高さ60mm ※実測値
・絶妙な摩擦感の木製タッチパッド
・左下/右下のクリックはしっかりとした押し心地
・タッチジェスチャー対応
木製のタッチパッドは金属にはない触り心地で、反応や操作感も良好です。
表面は「さらっとした感じですが、滑りすぎることもない」という絶妙な摩擦感があります。

インターフェース
左側面のインターフェース

・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
・SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1
(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
※5Gbps=625MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
・SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1
(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
※5Gbps=625MB/s 理論値
※10Gbps=1,250MB/s 理論値
右側面のインターフェース

・MicroSDカードスロット
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps(電源オフUSBチャージ機能対応)
・電源コネクタ
※5Gbps=625MB/s 理論値
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps(電源オフUSBチャージ機能対応)
・電源コネクタ
※5Gbps=625MB/s 理論値

「開閉式」のUSB Type-Aの端子部分。カバーを広げながら端子を差し込む必要があるので、少し使いにくいですね。

■インターフェースの評価
USB端子は、最新のType-CだけでなくType-Aも備えているので従来のUSB機器をアダプターなしで接続可能です。HDMI出力端子は非搭載で、メディアカードスロットは「miniSD対応」となっています。
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格の端子
USB端子は、最新のType-CだけでなくType-Aも備えているので従来のUSB機器をアダプターなしで接続可能です。HDMI出力端子は非搭載で、メディアカードスロットは「miniSD対応」となっています。
※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格の端子
指紋認証センサー

「指紋認証センサー」はパームレストではなくキーボード上に搭載。
指紋認証センサーには「指紋のマーク」がプリントされているのですぐにわかります。

サウンド&オーディオ

サウンドは老舗オーディオメーカーの「Bang & Olufsen」
・サウンドに定評がある「Bang & Olufsen」を採用
・デュアルスピーカーを搭載(※底面に2基)
スピーカーは底面に2基搭載。先進的なイメージの幾何学模様(ジオメトリックなパターン)が採用されています。

底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)

スッキリとした印象の底面には、スピーカー(2基)、「エアインテーク」などがあります。ほとんどのネジ(カバー固定用)はゴム脚の下に隠されているので見えません。


■分解について
このモデルを分解するには、まずゴム脚(粘着テープで固定)を取り外す必要があります。(⇒ 参考記事:2019年モデルの分解)
外部から見えている2本のネジはトルクレンチT5(⇒ ◆関連記事)が必要です。メモリはオンボード(マザーボードに直付け)なので交換や増設などはできません。
⇒ ◆HP ENVY x360 13 ConvertiblePC の分解資料(PDF 英語)
このモデルを分解するには、まずゴム脚(粘着テープで固定)を取り外す必要があります。(⇒ 参考記事:2019年モデルの分解)
外部から見えている2本のネジはトルクレンチT5(⇒ ◆関連記事)が必要です。メモリはオンボード(マザーボードに直付け)なので交換や増設などはできません。
⇒ ◆HP ENVY x360 13 ConvertiblePC の分解資料(PDF 英語)
プロセッサーのベンチマーク[CINEBENCH R20]

CINEBENCH R20 ベンチマーク(室温26℃)
・AMD Ryzen 7 4700U(最大4.0GHz、8コア8スレッド)⇒ CPU-Z
・マルチスレッドのスコア「2705」※全コアの性能
・シングルスレッドのスコア「473」※1コアの性能
※C=コア T=スレッド
8コア8スレッドの「AMD Ryzen 7 4700U」は、マルチスレッドのテストでCore i7-1165G7(最大4.7GHz, 4C8T)よりも2割くらい高いスコアを記録。
「AMD Ryzen 7 4700U」はマルチスレッドの処理能力が高いので、モバイル向けPCで画像処理や動画編集をしたい方に最適です。

⇒ ◆「CINEBENCH R20」実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定
・AMD Ryzen 7 4700U(最大4.0GHz、8コア8スレッド)⇒ CPU-Z
・ベンチマークのスコア「37.13 fps」
・エンコード時間 67秒
※C=コア T=スレッド
「AMD Ryzen 7 4700U」はH.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテストで高い処理性能を発揮!インテルのモバイル向けプロセッサーのCore i7-1165G7(最大4.7GHz, 4C8T)と比較すると約20秒も早く処理を終えています。
「AMD Ryzen 7 4700U」はモバイル向けプロセッサー中では高性能な部類で、インテルの15.6インチのノートPCに搭載されるものに匹敵する処理能力を備えています。

⇒ ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。
メモリについて
メモリの仕様・容量について
・メモリのタイプ:3200MHz, DDR4 SDRAM
・16GB(※パフォーマンスモデル)
・オンボード(※マザーボード直付け、交換不可)
メモリ搭載量はモデルによって異なります。パフォーマンスモデルは16GBのメモリを搭載しているので、クリエイティブな用途(画像処理や動画編集)で使いたい方に適しています。
※マザーボード直付なので購入後にメモリ交換や増設などはできません。
※マザーボード直付なので購入後にメモリ交換や増設などはできません。
16GBのメモリは8GBx2の構成なので「デュアルチャネル」で動作。16GBx1の構成よりもメモリのデータ転送速度が向上します。

SSDの性能について
512GB SSD (PCIe NVMe M.2) の仕様・ベンチマーク
■大容量ファイルの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約3477MB/s
連続書き込み:約2533MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約39MB/s
ランダム書き込み:約100MB/s
■起動時間
電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで約10~11秒
「パフォーマンスモデル」に搭載されている512GB SSDは、大容量ファイルの転送速度(連続読み込み)で約3477MB/sを記録。SSDの中では高性能な部類になります。
PCは約10秒で起動。操作時のレスポンスも良いので快適です。

※レビュー機のSSDの型番は「SK hynix PC601 HFS512GD9TNG-L2A0A」でしたが、販売時期によってメーカーが変更される場合があります。テスト結果はあくまでも参考としてご覧ください。
グラフィックスの性能について

3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・Radeon グラフィックス(プロセッサーに内蔵)⇒ GPU-Z
・グラフィックステストのスコア「2950」
・テスト1のフレームレート「13.93 FPS」
・テスト2のフレームレート「11.89 FPS」
AMD Ryzen 7 4700Uに内蔵されている「Radeon グラフィックス」は、Iris Plus グラフィックス(Core i7-1065G7に内蔵)とほぼ同じスコアを記録。GPU全体の中ではゲーム性能は低い部類になります。
平均フレームレートが10~13FPSくらいしか出ない場合は、スムーズさに欠けていて「ぎこちない動き」になります。

バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)

■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量
【バッテリ残量】90%
※計算上の視聴可能時間は10時間くらいになります。
※パフォーマンスモデル(AMD Ryzen 7 4700U 搭載)でテスト
※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は最大17時間
【バッテリ残量】90%
※計算上の視聴可能時間は10時間くらいになります。
※パフォーマンスモデル(AMD Ryzen 7 4700U 搭載)でテスト
※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は最大17時間
バッテリー駆動時間はPCの使い方や設定によって変わります。当サイトでテストした結果は、メーカー公称値と比較すると約6割くらいの駆動時間になりました。

■テスト条件
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。
ベンチマーク時の動作温度について

Fire Strikベンチマーク時の動作温度(室温26℃)
・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサーの最大温度「約91℃」
・Radeon グラフィックスの最大温度「約70℃」
モバイルPCは冷却性能が限られるので、負荷が高い処理を行うとプロセッサーの動作温度が高くなる場合があります。「AMD Ryzen 7 4700U」は瞬間的に90℃くらいまで上がる場合ありましたが、大体において60~85℃の間で動作しています。
※冷却設定:パフォーマンスモード
※冷却設定:パフォーマンスモード
製品によっては瞬間的に100℃くらいまで上がる場合がありますが、このモデルはそこまで温度が高くならないので冷却性能はそれなりに良いと思います。

高負荷時のキーボードの温度について

ベンチマーク時のキーボード面の温度(室温26℃)
・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの中央(4、5、6、7キー)付近
・Fire Strik ベンチマーク時の温度:最大39~40℃くらい(※高負荷時)
・動画視聴時の温度:最大32~34℃くらい(※低負荷時)
負荷が高い処理を行うと少し温度が高くなり「熱さ」が感じられるようになりますが、インターネットや動画視聴時は「少し温かい」と思うくらいの温度です。
※冷却設定:パフォーマンスモード
※冷却設定:パフォーマンスモード
キーボード面の温度は使用状況によって変わります。ゲームや動画のエンコードのような作業をしなければ40℃まで上がることはあまりないと思います。

冷却ファンの音について

ベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について
・インターネットや動画視聴時は「静か」
・高負荷時は冷却ファン音が大きくなる
・耳障りな甲高い音は少なめ
後部の排熱口は2つあるように見えますが、実際に熱が放出されるのは左側のみ。右側はダミーなので穴はふさがれています。
負荷が高い処理を行うとPCの動作温度が上がるので冷却ファン音はそれなりに大きくなりますが、インターネットや動画視聴時は静かです。下記のアプリで「ファンの制御方法」を変更することが可能です。
⇒ ◆「HP コマンドセンター」について
負荷が高い処理を行うとPCの動作温度が上がるので冷却ファン音はそれなりに大きくなりますが、インターネットや動画視聴時は静かです。下記のアプリで「ファンの制御方法」を変更することが可能です。
⇒ ◆「HP コマンドセンター」について
冷却ファンは高回転時でも甲高く障りな音は少なめで、「シャー」というような音に聞こえます。

同梱品について

■同梱品一覧
・速効!HPパソコンナビ特別版
・ACアダプター
・電源コード
・ダッグヘッド
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
・保証書(※梱包箱の赤い袋に入っています⇒ 参考画像)
・「CLIP STUDIO PAINT Pro」のアクティベーションコード(※6ヶ月間)
・速効!HPパソコンナビ特別版
・ACアダプター
・電源コード
・ダッグヘッド
・冊子類(セットアップ手順、サポートガイドブックなど)
・保証書(※梱包箱の赤い袋に入っています⇒ 参考画像)
・「CLIP STUDIO PAINT Pro」のアクティベーションコード(※6ヶ月間)
「CLIP STUDIO PAINT Pro」のアクティベーションコードは裏側に記載されています。


PCリサイクルラベルについて

個人向け製品には「PCリサイクルラベル」が付属。ステッカーではなく底面にプリントされています。

【日本HP公式ストア】
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
【同梱品】65W スマートACアダプター
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65W スマートACアダプターの特徴
・コンパクトなサイズのACアダプター
・最大消費電力 65W
・サイズ:幅 95mm、奥行き 53mm、厚み 21mm
・質量:約178g
・PC接続用ケーブルの長さ:約175cm
※サイズや重さは実測値。
ACアダプターは、USB Type-Cではなく「電源専用の端子」でPCに接続します。
電源ケーブルは取り外し可能です。コンパクトな「ダッグヘッド」も付属しています。

HP ENVY x360 13(Wood Edition)の梱包箱

HP ENVY x360 13 シリーズの梱包箱のイメージ。Spectre シリーズのような専用化粧箱(⇒ 参考記事)ではなく「シンプルな梱包箱」が採用されています。

【オプション品】HP MPP アクティブペン(筆圧検知:4096段階)

HP MPP アクティブペンについて(※オプション品)
・Microsoft Pen Protocol(MPP)対応
・オプション(または単品)で購入可能
・接続設定は不要
・4096段階の筆圧検知と傾き検知に対応
・充電式(※充電しながら利用可能)
・バッテリー動作時間:約30日
HP ENVY x360 13-ay シリーズは、Microsoft Pen Protocol(MPP)に対応しているアクティブペンを使用可能です。HP純正の「HP MPP アクティブペン」は、オプション(または単品)で購入することができます。
「HP MPP アクティブペン」は、4096段階の筆圧と傾き検知に対応。接続設定を行わなくてもすぐに使用可能です。充電式でバッテリー動作時間は約30日(メーカー公称値)となっています。
【日本HP公式ストア】
⇒ ◆HP MPP アクティブペンの製品詳細
⇒ ◆個人用 Notebookシリーズ オプション対応表
「HP MPP アクティブペン」は、4096段階の筆圧と傾き検知に対応。接続設定を行わなくてもすぐに使用可能です。充電式でバッテリー動作時間は約30日(メーカー公称値)となっています。
【日本HP公式ストア】
⇒ ◆HP MPP アクティブペンの製品詳細
⇒ ◆個人用 Notebookシリーズ オプション対応表

このモデルはディスプレイの側面にマグネットが装着されているので、ペンを使わないときは吸着させることできます。

HP ENVY x360 13(Wood Edition)でイラスト作成は可能か?
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筆圧検知のチェック | ジッターのテスト | ||
オプション品の「HP MPP アクティブペン」は、ラフやアイデアスケッチ、気軽にお絵かきを楽しむ程度なら十分可能です。
筆圧検知(強弱の反応)は良好ですが、これまでレビューしてきた製品と比較すると非常に弱い筆圧の反応がそれほど良くない印象を持ちました。
適度な筆圧をかけて描けば問題ないのですが、筆圧が弱すぎると反応しなかったり線が途切れたりします。繊細な反応を気にする方にとっては少々気になるところです。
ジッター(ゆっくりと線を描いたときの乱れ)は、これまでテストした製品と同様に少し発生しますが、手振れが発生しない程度に素早くペンを動かせばほとんど発生しませんでした。
⇒ ◆HP MPP アクティブペンのレビュー
筆圧検知(強弱の反応)は良好ですが、これまでレビューしてきた製品と比較すると非常に弱い筆圧の反応がそれほど良くない印象を持ちました。
適度な筆圧をかけて描けば問題ないのですが、筆圧が弱すぎると反応しなかったり線が途切れたりします。繊細な反応を気にする方にとっては少々気になるところです。
ジッター(ゆっくりと線を描いたときの乱れ)は、これまでテストした製品と同様に少し発生しますが、手振れが発生しない程度に素早くペンを動かせばほとんど発生しませんでした。
⇒ ◆HP MPP アクティブペンのレビュー
ペン先が「硬め」なので摩耗しにくいのですが、ガラス面に描くと滑りやすい印象です。紙に描く感覚とは大きく異なります。

【アプリ】HP ペンコントロール ※要ダウンロード

アクティブペンのボタン割り当てを変更する場合は「HP Pen Control」をインストールする必要があります。(※アプリをインストールしなくてもペンは利用可能です。)
ペンのアプリは「Microsoft Store」からダウンロードすることができます。⇒ ◆HP Pen Control の詳細&ダウンロード


「上ボタン」「下ボタン」に割り当て可能な項目は共通です。
■初期設定
上ボタン:右クリック
下ボタン:消去
上ボタン:右クリック
下ボタン:消去
インストールされているアプリについて

■プリインストールされているアプリ
・HP コマンドセンター ⇒ ◆関連項目
・HP QuickDrop
・HP関連の設定アプリ(HPサポートアシスタント、その他)
■体験版アプリ
・Dropboxプロモーション(※1年間25GB無料)
■セキュリティソフト
・Mcafee リブセーフ(※30日版)
HP関連のアプリは10個くらい入っていますが、試用版のアプリは少なめです。


冷却の設定ができる「HP コマンドセンター」

HP コマンドセンターの特徴
・冷却方法の変更が可能
・HP推奨モード:標準
・パフォーマンスモード:高負荷の作業向け(ゲームや動画編集など)
・快適モード:パフォーマンスを制限して冷却を重視
・静音モード:回転数を抑えますが性能も制限されます
「HP コマンドセンター」の機能は機種によって異なります。HP ENVY x360 13の場合は「冷却モード」の設定を変更することができます。
ゲームや動画編集のような作業をするときは「パフォーマンスモード」、静かな場所で使うときは「静音モード」が最適です。

マカフィー リブセーフ (30日版)が付属

この製品には、ウイルスや脅威などからパソコンを守るウイルス対策ソフト「マカフィー リブセーフ (30日版)」がインストールされています。

サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
⇒ ◆HP ENVY 13-ay0000 x360 サポートページ
⇒ ◆ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆BIOSでファンクションキーの設定を変更する
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
⇒ ◆HP ENVY 13-ay0000 x360 サポートページ
⇒ ◆ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆BIOSでファンクションキーの設定を変更する
⇒ ◆HP Care Pack(長期保証)について
回復ドライブの作成について

PCを初期状態に戻すときに必要な「回復ドライブ」は、USBメモリで作成することができます。
「Wood Edition」のスペック・販売価格(3モデルの違い)

HP ENVY x360 13-ay「Wood Edition」 の主なスペック | |||
ベーシックモデル | スタンダードモデル | パフォーマンスモデル | |
Windows 10 Home (64bit) | |||
ナイトフォールブラック & ウッド | |||
13.3インチワイド・フルHDブライトビュー(光沢) IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) | |||
プライバシーモード (HP Sure View / Gen3) 対応 | |||
AMD Ryzen 3 4300U (4C/4T、3.7GHz) | AMD Ryzen 5 4500U (6C/6T、4.0GHz) | AMD Ryzen 7 4700U (8C/8T、4.1GHz) | |
8GB オンボード (3200MHz, DDR4 SDRAM) | 16GB オンボード (3200MHz, DDR4 SDRAM) | ||
256GB SSD (PCIe NVMe M.2) | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) | ||
AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵) | |||
バックライトキーボード (日本語配列) | |||
HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) ※物理シャッター付き | |||
指紋認証センサー | |||
microSDカードスロット | |||
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0 | |||
約 306 × 194 × 16.5 mm | |||
約 1.25 kg | |||
65W スマートACアダプター | |||
最大 17時間 | |||
マカフィー リブセーフ(30日版) | |||
標準保証1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証) | |||
¥111,280(税込) | 完売御礼 | ¥141,280(税込) |
2021年9月29日の時点では、ベーシックモデルとパフォーマンスモデルのみ販売中です。

Wood Edition(3モデル)の特徴や違いについて
・プロセッサー(※上位モデルほど高性能)
・メモリの容量(8GB/16GB)
・ストレージの容量(256GB/512GB)
【パフォーマンスモデル】※この記事でレビュー
高性能な Ryzen 7 4700U プロセッサーと大容量の16GBメモリを搭載した最上位モデル。持ち運んでクリエイティブな活動(写真編集、動画編集など)をする方に最適。
【スタンダードモデル】
3モデルの中で最もコスパが良いモデル。日常的な作業だけでなく気軽にクリエイティブな活動も楽しみたい方向けのスペックです。
【ベーシックモデル】
最も価格が安いモデル。プロセッサーの性能は最も低いのですが、日常的な作業(Webの閲覧や文書作成、動画視聴)は十分快適に行える性能を備えています。
高性能な Ryzen 7 4700U プロセッサーと大容量の16GBメモリを搭載した最上位モデル。持ち運んでクリエイティブな活動(写真編集、動画編集など)をする方に最適。
【スタンダードモデル】
3モデルの中で最もコスパが良いモデル。日常的な作業だけでなく気軽にクリエイティブな活動も楽しみたい方向けのスペックです。
【ベーシックモデル】
最も価格が安いモデル。プロセッサーの性能は最も低いのですが、日常的な作業(Webの閲覧や文書作成、動画視聴)は十分快適に行える性能を備えています。
3モデルの中では【スタンダードモデル】が最もコスパが良いですね。クリエイティブな作業を快適に行いたい方は16GBメモリを搭載した【パフォーマンスモデル】をお勧めします。

HP ENVY x360 13「Wood Edition」パフォーマンスモデルの評価

手触りが良い「ウッド」のパームレスト&コスパの高さが魅力のモバイルPC
【良いところ】
・仕事でも使えるシンプルなデザイン
・手触りが良い「ウッド」のタッチパッド&パームレスト
・タッチパッドの反応が良い
・処理能力が高いAMD Ryzen 7 4700U プロセッサー
・Webカメラは見た目で安心できるシャッター付き
・アクティブペン(オプション品)でお絵かきが可能
【気になるところ】
・特殊な配列のキーボード
・挿し込みにくい「カバー付きのUSB Type-A」端子
・ディスプレイを180度以上回転させたときのスリープからの復帰
HP ENVY x360 13 シリーズは、人目に付く場所や仕事などでも使いやすいシンプルなデザインを採用。Wood Editionの最も大きな特徴である「木製タッチパッド&パームレスト」は、とても触り心地が良く操作時のレスポンスも良好です。
AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー&大容量の16GBメモリを搭載した「パフォーマンスモデル」は、持ち運んでクリエイティブな作業をする方に最適なスペックを備えています。
AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー&大容量の16GBメモリを搭載した「パフォーマンスモデル」は、持ち運んでクリエイティブな作業をする方に最適なスペックを備えています。
「カバー付きのUSB端子」や「特殊な配列のキーボード」などは少々気になるところですが、コスパに優れるモバイルPCだと思います。

※レビュー機はAMD Ryzen 7 4700Uを搭載したパフォーマンスモデルです。
【関連項目】
⇒ ◆「Wood Edition」のスペック・販売価格(3モデルの違い)
⇒ ◆サポートについて:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
【関連項目】
⇒ ◆「Wood Edition」のスペック・販売価格(3モデルの違い)
⇒ ◆サポートについて:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書






■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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