
クリエイター向けの高性能な15.6インチ・ノートパソコン「HP ZBook Create G7 Laptop PC」の実機レビュー!
レビュー機はCore i7 10850H、GeForce RTX 2070 Max-Q、4K OLED ディスプレイを搭載したパフォーマンスモデル(日本語キーボード)です。


最終更新日:2021年3月15日
■目次(ページ内リンク)
HP ZBook Create G7 Laptop PC(2020年モデル)の製品特徴
◆HP ZBook Create G7 パフォーマンスモデルの注目ポイント
外観/カラー/ボディの素材について
◆外観について:エッジが効いたスタイリッシュなデザイン
◆カラーリングについて:精悍な印象のボディカラー&光り輝くアクセント
◆素材について:高級感があるアルミニウムのボディ
◆サイズや重さについて:旧モデルよりも大幅にコンパクト化
液晶ディスプレイについて
◆「4K OLED ディスプレイ」のスペック/使用感
◆光の反射や映り込みについて
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆ディスプレイが開く角度
Webカメラについて
◆Webカメラ(顔認証機能あり)
各部分の仕様/使い勝手について
◆日本語キーボード(テンキーなし)
◆クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)
HP ZBook Create G7 の性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R20]
◆動画エンコードのテスト [x264_FHD_Benchmark]
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSDのベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
付属品/オプションに関すること
◆HP ZBook Create G7の同梱品について
◆【同梱品】HP 200WスリムスマートACアダプター
◆PCリサイクルラベルについて
付属ソフトウェアについて
◆インストールされているアプリについて
◆アプリやフォルダーなどを登録できる「HP Programmable Key」
セキュリティーについて
◆ウイルス対策ソフトはOS標準の「Windows Defender」
◆HP独自の強固なセキュリティ機能
お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について
製品の仕様・価格について
◆スペック・販売価格(6モデルの違い) ※税込価格に変更
HP ZBook Create G7 Laptop PC パフォーマンスモデルの評価
◆スタイリッシュなデザインで高性能なクリエイター向けラップトップ
HP ZBook Create G7 Laptop PC(2020年モデル)の製品特徴
◆HP ZBook Create G7 パフォーマンスモデルの注目ポイント
外観/カラー/ボディの素材について
◆外観について:エッジが効いたスタイリッシュなデザイン
◆カラーリングについて:精悍な印象のボディカラー&光り輝くアクセント
◆素材について:高級感があるアルミニウムのボディ
◆サイズや重さについて:旧モデルよりも大幅にコンパクト化
液晶ディスプレイについて
◆「4K OLED ディスプレイ」のスペック/使用感
◆光の反射や映り込みについて
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆ディスプレイが開く角度
Webカメラについて
◆Webカメラ(顔認証機能あり)
各部分の仕様/使い勝手について
◆日本語キーボード(テンキーなし)
◆クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)
HP ZBook Create G7 の性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R20]
◆動画エンコードのテスト [x264_FHD_Benchmark]
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSDのベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について
付属品/オプションに関すること
◆HP ZBook Create G7の同梱品について
◆【同梱品】HP 200WスリムスマートACアダプター
◆PCリサイクルラベルについて
付属ソフトウェアについて
◆インストールされているアプリについて
◆アプリやフォルダーなどを登録できる「HP Programmable Key」
セキュリティーについて
◆ウイルス対策ソフトはOS標準の「Windows Defender」
◆HP独自の強固なセキュリティ機能
お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について
製品の仕様・価格について
◆スペック・販売価格(6モデルの違い) ※税込価格に変更
HP ZBook Create G7 Laptop PC パフォーマンスモデルの評価
◆スタイリッシュなデザインで高性能なクリエイター向けラップトップ
「HP ZBook Create G7 Laptop PC」の製品特徴

「HP ZBook Create G7 パフォーマンスモデル」の特徴・注目ポイント
・クリエイター向けの15.6インチ・ラップトップ
・ボディに強度と耐久性を備えた「CNCアルミニウム」を採用
・インテル Core i7-10850Hプロセッサー(最大5.1GHz、6コア12スレッド)
・32GB(DDR4- 2933MHz)メモリ(オンボード)
・NVIDIA Geforce RTX 2070 with Max-Q Design
・高性能な冷却システム(カスタムベイパーチャンバーを採用)
・液晶ポリマー製ブレードファン(高剛性/耐熱性)
・15.6インチ・4K OLED タッチディスプレイ(光沢)
・Wi-Fi 6 、Bluetooth5.0に対応
・SDメディアカードリーダー
・「指紋認証機能」を搭載
・バッテリー駆動時間:最大約14時間
「HP ZBook Create G7」は、クリエイター向けのノートパソコンです。今回レビューする「パフォーマンスモデル」は、負荷が高い作業をこなせるプロセッサーやグラフィックスを搭載しています。


外観・デザインについて

エッジが効いたスタイリッシュなデザイン
・直線的でスタイリッシュな外観
・光輝くアクセント(ボディの3側面、タッチパッドの周囲)
・Zシリーズ専用のロゴマーク
・前面は「く」の字のような形状
■外観・デザインの評価
「HP ZBook Create G7 シリーズ」は、Zシリーズ専用の「Z」のロゴマークが付けられていることが大きな特徴です。デザインはHP ENVY 15(⇒ 実機レビュー)に似ている印象ですが、よりエッジを効かせた直線的でシャープな外観はとてもスタイリッシュに見えます。
「HP ZBook Create G7 シリーズ」は、Zシリーズ専用の「Z」のロゴマークが付けられていることが大きな特徴です。デザインはHP ENVY 15(⇒ 実機レビュー)に似ている印象ですが、よりエッジを効かせた直線的でシャープな外観はとてもスタイリッシュに見えます。
ボディ側面の光輝くアクセントは、美しいデザインを強調し、よりカッコよく見せる効果があります。


「光輝くアクセントカラー」はスタイリッシュなデザインを美しく際立たせます。

スッキリとしている後部のデザイン。インターフェース類は側面に搭載しています。

前面の内側が斜めに削られたような形状はスタイリッシュな印象を強調。
前面のみ手の引っ掛かりをよくするため「くの字」になっていますが、側面もこのような形状ならディスプレイを開きやすかったと思います。

カラーリングについて

精悍な印象のボディカラー&光り輝くアクセント
・ボディカラー:ダークなグレー
・ボディ側面とタッチパッドの周囲に光り輝くアクセントを採用
・ロゴマーク(天面):光沢感があるピアノブラック
・ロゴマーク(ディスプレイ下部):光沢感が少ないシルバー
■カラーリングの評価
ボディカラーは、通常のナチュラルシルバー(⇒ 参考画像)よりもダークな色調で少しブラウンがかったように見える場合があります。
ボディの3側面(前面、左右側面)とタッチパッドの周囲に「光り輝くアクセント」を採用し、メリハリ感がある仕上がりになっています。手で触った時のヨゴレに関しては、Spectre シリーズのような暗めの色(⇒ 参考画像)よりは目立ちにくい印象です。
ボディカラーは、通常のナチュラルシルバー(⇒ 参考画像)よりもダークな色調で少しブラウンがかったように見える場合があります。
ボディの3側面(前面、左右側面)とタッチパッドの周囲に「光り輝くアクセント」を採用し、メリハリ感がある仕上がりになっています。手で触った時のヨゴレに関しては、Spectre シリーズのような暗めの色(⇒ 参考画像)よりは目立ちにくい印象です。
ZBookシリーズのカラーリングは精悍な印象でとてもカッコいいですね。


光沢感があるアクセント部分はナチュラルシルバーよりも少しダークな色味で、細いスジのような「ヘアライン加工」施されています。

ディスプレイ下部のロゴは鏡面仕上げではなく「光沢感が少なめのシルバー」を採用。

天面のスラッシュロゴは光沢感がある「ピアノブラック」です。
ボディの素材について

高級感があるアルミニウムのボディ
・強度と耐久性を兼ね備えた「CNCアルミニウム」を採用
・陽極酸化仕上げによる高い耐傷性
・ボディ表面は手触りが良い「梨地処理」
■ボディ(素材)の評価
ボディの素材は丈夫で質感が高い「アルミニウム」を採用。表面には微細な凹凸がある「梨地処理」が施されていて、高級感がある仕上がりになっています。
ボディの素材は丈夫で質感が高い「アルミニウム」を採用。表面には微細な凹凸がある「梨地処理」が施されていて、高級感がある仕上がりになっています。
「梨地処理」には光沢感を抑えて落ち着いた雰囲気に見せる効果があります。


キーボード面やパームレスト部分にも手触りが良い「梨地処理」が施されています。
キーボード部分は剛性が高く丈夫です。タイピング時の「たわみ」はほとんど感じらません。

サイズや重さについて

旧モデルよりも大幅にコンパクト化
・サイズ:354 mm(幅)× 234.6 mm(奥行き) ×17.9 mm(厚さ)
・質量:約1.9g
■サイズ・重さの評価
HP ZBook Studio G7は、2020年モデルのHP Spectre x360 15やHP ENVY x360 15などとほぼ同じ大きさです。旧モデル(HP ZBook Studio G5)と比較した場合は奥行が約2cmもコンパクトになり、約200g軽量化されています。
HP ZBook Studio G7は、2020年モデルのHP Spectre x360 15やHP ENVY x360 15などとほぼ同じ大きさです。旧モデル(HP ZBook Studio G5)と比較した場合は奥行が約2cmもコンパクトになり、約200g軽量化されています。
製品名 | 横幅 | 奥行き | 高さ (最大値) | 重さ |
HP ZBook Studio G7 (15.6インチ:2020年モデル) | 354mm | 234.6mm | 17.9mm | 1.9kg |
HP ZBook Studio G5 (15.6インチ:旧モデル) | 360mm | 254mm | 18.9mm | 2.1kg |
HP Spectre x360 15 (15.6インチ:2020年モデル) | 359mm | 226mm | 19mm | 1.92kg |
HP ENVY x360 15 (15.6インチ:2020年モデル) | 358mm | 237mm | 18mm | 2.15kg |
HP ZBook Studio G5の重さは1.9kg(※ACアダプターなどを含めると約2.5kg)。室内での移動は余裕ですが、外に持ち運ぶ場合はバックパックが必要になります。

4K OLED ディスプレイの仕様/使用感

15.6インチ 4K UHD OLED タッチディスプレイの特徴
・画面のサイズ:15.6インチワイド ※実測値:幅 344mm、高さ 194mm
・画面解像度:4K(3840×2160)
・表面処理:「光沢」
・視野角が広い「OLED方式」
・輝度:400cd/m²
・画素密度:非公開
・リフレッシュレート:59.939Hz(⇒ スクリーンショット)
・DCI-P3 100%
・DR-500 True Black(⇒ 参考サイト)
・画面のぎらつき感:少なめ
・スタイリッシュな印象の狭額ベゼルを採用
・ベゼルの幅(黒い部分):上部 約6.5mm、左右 約4.5mm、下部 約20mm ※実測値
・タッチに対応
■4K OLED ディスプレイの評価
「4K UHD OLED タッチディスプレイ」はクリエイティブな用途に適しています。通常のノートパソコンよりも色域が広く、発色がとても鮮やかです。4K解像度はフルHDよりも肉眼でドットを判別できないくらい画素密度が高いので、文字がなめらかでとてもキレイに表示されます。
「4K UHD OLED タッチディスプレイ」はクリエイティブな用途に適しています。通常のノートパソコンよりも色域が広く、発色がとても鮮やかです。4K解像度はフルHDよりも肉眼でドットを判別できないくらい画素密度が高いので、文字がなめらかでとてもキレイに表示されます。
■視野角について
OLEDパネルもIPSと同様に視野角が広いので、斜めから見たときの色調変化は少なめです。
■輝度(画面の明るさ)について
明るさを最大にすると「少しまぶしさ」が感じられます。長時間作業する場合は明るさを下げた方が目に優しいですし、OLEDの寿命も延びます。⇒ ◆OLEDのメリット&デメリット
■色域について
Spectre x360 15(⇒ 実機レビュー)のようにアプリで色域を選ぶことはできませんが、DCI-P3(映像)のカバー率は100%となっています。⇒ ◆ディスプレイの色域を測定
■ギラつき感について
画面のギラつき感は「少なめ」です。(※見え方には個人差があります)
■プライバシースクリーン機能(HP Sure View)
横からの覗き見を防止する機能は非搭載です。
HP ZBook Create G7の「4K OLED ディスプレイ」は、発色が鮮やかで黒が引き締まったメリハリ感がある映像を楽しむことができます。 

光の反射や映り込みについて

ディスプレイの表面処理について
・表面処理:「光沢」
・アンチリフレクションコーティング:あり
・ブルーライトカット:なし
「光沢」のディスプレイはツヤ感があるので映像が美しく見えますが、光の反射や映り込みなどがあります。(※暗めの画面で光が反射すると少し青っぽく見える場合があります。)
光の反射を抑える「アンチリフレクションコーティング」は光沢と非光沢の中間くらいの仕様です。ブルーライトカットは色特性に影響が出るため採用されていません。


※上記のクリエイティブな感じの壁紙(テーマ)は、HP ZBook Create G7にプリインストールされています。
ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
ディスプレイの色域 | ||
![]() | ![]() | ![]() |
sRGBカバー率 100% (Web) | AdobeRGBカバー率 94% (写真編集) | DCI-P3カバー率 100% (映像) |
カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。
・sRGBカバー率 100%(Web)
・AdobeRGBカバー率 94%(写真編集)
・DCI-P3カバー率 100%(映像)
■色域の評価
HP ZBook Create G7のディスプレイは映像編集(DCI-P3)に最適化されています。sRGBカバー率 100%よりも色がとても鮮やかです。
HP ZBook Create G7のディスプレイは映像編集(DCI-P3)に最適化されています。sRGBカバー率 100%よりも色がとても鮮やかです。
AdobeRGBカバー率が高いので写真編集などもOKですね。 

ディスプレイが開く角度

ディスプレイが開く角度は130度くらいの製品が多いのですが、このモデルはディスプレイをかなり寝かせた角度(当サイトの実測値は約152度)で使用することができます。


Webカメラ(顔認証機能あり)

Webカメラの仕様・特徴について
・720p HD Webカメラ(固定焦点レンズ)
・IRカメラ(Windows Hello対応)
・顔認能機能あり
・カメラを物理的にON/OFFできるスイッチは非搭載
Webカメラは「顔認能機能」を備えています。プライバシーを守る「カメラキルスイッチ」や「シャッター」などの機能はありません。

日本語キーボード(テンキーなし)
※画像をクリックすると拡大表示します。

適度なストロークで打ち心地が良いキーボード
・日本語配列(JIS標準準拠・OADG準拠配)
・キーピッチ:18.7×18.7mm
・キーストローク:1.5-1.7mm
・テンキーは非搭載
・防滴機能付き
・バックライト機能付き(F9、明るさ2段階:ホワイト)
・スクリーンショットは prt sc
■キーボードの評価
このモデルのキーボードは、テンキーを非搭載で法人向けモデルならではの「防滴機能」を備えている点などが大きな特徴です。キーはHPの個人向けノートPCと似ていて適度な弾力性がありますが、弾力感はほんのわずかに強めでしっかりとした押し心地です。
テンキーの代わりに個人向け製品のようなキーボード右端に home、pg up、pg dn、end キー(⇒ 参考画像)などを配置せず、「Enter」や「BackSpace」「Shift」などを大きいサイズにした点は良いと思います。
このモデルのキーボードは、テンキーを非搭載で法人向けモデルならではの「防滴機能」を備えている点などが大きな特徴です。キーはHPの個人向けノートPCと似ていて適度な弾力性がありますが、弾力感はほんのわずかに強めでしっかりとした押し心地です。
テンキーの代わりに個人向け製品のようなキーボード右端に home、pg up、pg dn、end キー(⇒ 参考画像)などを配置せず、「Enter」や「BackSpace」「Shift」などを大きいサイズにした点は良いと思います。
HPの個人向けノートPCの特殊な配列が苦手な方にとっては使いやすいキー配列になっています。テンキーがないところはMacBook Proを意識したような雰囲気がありますね。



「電源スイッチ」はキーボード上に搭載。「Enter」や「BackSpace」「Shift」などはかなり大きめのサイズです。矢印キーは押しやすい凸型の配置になっています。
「HP Programmable key」によく使うアプリやWebサイト、ファイルなとを登録可能です。⇒ ◆関連項目


[F9]キーでバックライトのON/OFFが可能です。キーを押すと、点灯(明るい)>点灯(暗め)>OFF の順に切り替わります。
バックライトは操作しない時間が16秒くらい続くと自動的に消灯します。(※任意のキーを押すと再び点灯。)

クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)

大きめのサイズのクリックパッド
・大きめのサイズ(※実測値:幅115mm、高さ73mm)
・中央に配置
・光り輝くアクセントをタッチパッドの周囲に採用
・滑らかでスベスベとした触り心地
クリックパッドは操作がしやすい大きめのサイズです。左下と右下のクリックはしっかりとした押し心地になっています。

インターフェース
■インターフェースの評価
端子類は必要最小限のものが搭載されています。USBは最新規格だけでなく従来のUSB機器も接続可能です。映像出力端子を備えていますが、一般的なHDMIではなく「Mini-DisplayPort」である点にご注意ください。
メディアカードスロットは「SDメモリーカード」に対応。SDメモリーカードを装着する場合は、ホコリが入るのを防ぐためのダミートレイを取り外す必要があります。
端子類は必要最小限のものが搭載されています。USBは最新規格だけでなく従来のUSB機器も接続可能です。映像出力端子を備えていますが、一般的なHDMIではなく「Mini-DisplayPort」である点にご注意ください。
メディアカードスロットは「SDメモリーカード」に対応。SDメモリーカードを装着する場合は、ホコリが入るのを防ぐためのダミートレイを取り外す必要があります。

■左側面のインターフェース
・ナノセキュリティスロット
・USB 3.1 Type-A (チャージ機能付き)※
・マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート
※従来のUSB機器を接続可能
・ナノセキュリティスロット
・USB 3.1 Type-A (チャージ機能付き)※
・マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート
※従来のUSB機器を接続可能

■右側面のインターフェース
・SDカードリーダー
・Mini-DisplayPort 1.4
・USB Type-C (Thunderbolt3) × 2※
・電源コネクタ
※USB Type-Cは端子の向きを気にしなくても良い最新規格です。
・SDカードリーダー
・Mini-DisplayPort 1.4
・USB Type-C (Thunderbolt3) × 2※
・電源コネクタ
※USB Type-Cは端子の向きを気にしなくても良い最新規格です。

SDメモリーカードを装着する場合は、ホコリが入るのを防ぐためダミーのトレイを取り外します。

ダミーのトレイを取り出す場合は、まず左側を押します。そうすると反対側が飛び出すので、その部分を持ってトレイを引き抜きます。


指紋認証センサー

右側のパームレストに「指紋認証センサー」を搭載。
指紋認証によるログインを試してみましたが認証の精度は良好でした。

サウンド&オーディオ

「Bang & Olufsen」のオーディオ
・「Bang & Olufsen」のカスタムチューニングされたスピーカー
・2ツイーター(高音用)※キーボード上部
・2ウーファー(低音用)※底面
このモデルにはツイーター(高音用)とパワフルなウーファー(低音150Hz)が搭載されています。


底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)

底面のデザインについて
・大きめの吸気口(330mm x 56mm)
・ネジは7ヶ所(※T5トルクスレンチが適合)
・高さがあるゴム脚(前側 3mm、後側 4mm)
・ウーファー(低音用のスピーカー)を2基搭載
・後部の排熱口はヒンジ部分に隠れるような位置にある
■冷却機構について
冷却機構はゲーミングPCに搭載されている「ベーパーチャンバー」を採用。液晶ポリマー素材の冷却ファン2基と、3つの排熱口(後部2、左側1)で効率よく内部のパーツを冷却します。
冷却機構はゲーミングPCに搭載されている「ベーパーチャンバー」を採用。液晶ポリマー素材の冷却ファン2基と、3つの排熱口(後部2、左側1)で効率よく内部のパーツを冷却します。
底面もアルミニウム素材を採用し美しい仕上がりになっています。


底面のスピーカーは側面に近い位置に搭載。

ゴム脚は「硬め」の素材です。底面に隙間を作って空気の流れをよくするため通常のノートPCよりも高さがあります。

ヒンジ部分に隠れるような場所に「排熱口」を搭載。
全体的なデザインだけでなくこの部分もHP ENVY 15と似ていますね。(⇒ 参考画像)


下記のHP ZBook Create G7向け内部分解資料(PDF)は、今のところ写真がなくイラストで内部が記載されています。
⇒ ◆HP ZBook Create G7 Notebook PC の分解資料(PDF 英語)
⇒ ◆HP ZBook Create G7 Notebook PC の分解資料(PDF 英語)
「インテル Core i7-10850H プロセッサー」のベンチマーク

CINEBENCH R20 ベンチマーク
・Core i7-10850H(最大5.1GHz、6コア12スレッド)
・マルチスレッドのスコア「2979」
※全てのコアを使用した時の性能を測定
・シングルスレッドのスコア「509」
※1コアのみ使用した時の性能を測定
今回テストした「Core i7-10850H」は、デスクトップ向けの Core i5-10400F プロセッサーに迫るスコアを記録しました。
「Core i7-10850H」はクリエイティブな作業を快適にこなせる性能を備えています。

動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定
・Core i7-10850H(最大5.1GHz、6コア12スレッド)
・ベンチマークのスコア 40.17 fps
・エンコード時間 1分2秒
動画エンコードのテストでは、コアが多いプロセッサーが有利です。「Core i7-10850H」はモバイル向けのプロセッサーRyzen5 4500Uよりも25秒くらい速く処理が完了しています。
このテストで「Core i7-10850H」は好スコアを記録。ノートパソコンの中では高性能な部類になります。

メモリについて
メモリの仕様や容量について
・メモリのタイプ「DDR4」
・動作周波数 2933MHz
・容量は16GB/32GB※モデルによって異なります
・オンボード(マザーボード直付け)
この記事で使用している「パフォーマンスモデル」は大容量の32GBメモリを搭載。クリエイティブな作業を快適にこなすことができる容量です。
32GBメモリは16GBx2の構成なので、データの転送速度が速くなる「デュアルチャネル」で動作します。

SSDの性能について
1TB SSD(PCIe NVMe M.2)のベンチマーク
■大容量ファイルの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約3563MB/s
連続書き込み:約3016MB/s
■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約46MB/s
ランダム書き込み:約120MB/s
■起動時間
電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで約17秒
HP ZBook Create G7に搭載されているSSDは高性能な部類になります。大容量ファイルの転送速度は読み書きともに3000MB/sを超えました。小さいファイルのランダムアクセスも速いので快適です。
起動に少し時間がかかるのは、個人向け製品よりもセキュリティ面が強化されているBIOSが影響しているかもしれません。

※SSDのメーカーは予告なく変更される場合があります。ベンチマーク結果はあくまでも目安としてご覧ください。
GeForce RTX 2070 with Max-Q design の性能について

3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク
・NVIDIA Geforce RTX 2070 with Max-Q Design
・グラフィックステストのスコア:16256 ⇒ スクリーンショット
・グラフィックステスト1:77.78 FPS
・グラフィックステスト2:64.77 FPS
※FPS=フレームレート
このモデルに搭載されているRTX 2070は型番末尾に「Max-Q」が付く省電力タイプですが、ノートパソコンの中では高性能な部類です。3Dゲームを快適にプレイできるフレームレートが出ています。
RTX 2070 with Max-QはフルHD(1920x1080)で美麗なグラフィックスの3Dゲームをプレイ可能ですが、このモデルに搭載されている4K解像度でプレイすると動作が重くなります。

バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)

■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量
【バッテリー残量】88%
※計算上の視聴可能時間は8時間20分くらいになります。
※「4K UHD OLEDディスプレイ」を搭載したパフォーマンスモデルでテスト。
※バッテリー駆動時間はPCの使い方によって変わります。
【バッテリー残量】88%
※計算上の視聴可能時間は8時間20分くらいになります。
※「4K UHD OLEDディスプレイ」を搭載したパフォーマンスモデルでテスト。
※バッテリー駆動時間はPCの使い方によって変わります。
動画視聴はそこそこバッテリーが持ちますが、クリエイティブな作業はバッテリーの消費が早くなるのでACアダプターを接続して使用することをおススメします。

■テスト条件
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。
ベンチマーク時の動作温度について

Fire Strikベンチマーク時の動作温度(室温26℃)
■インテル Core i7-10850H プロセッサー
・最大温度:約100℃
・平均温度:約83℃
■GeForce RTX 2070 with Max-Q Design
・最大温度:約73℃
・平均温度:約68℃
このモデルはゲーミングPCのような冷却機構を搭載していますが、冷却性能が限られるノートPCなので非常に負荷が高い処理を行った場合は瞬間的に動作温度が高くなる場合があります。

高負荷時のキーボードの温度について

ベンチマーク時のキーボード面の温度
・最も温度が高くなるのは中央の「T、Y、U、I」付近
・Fire Strik ベンチマーク時の温度は最大で44~45℃
・動画視聴時の温度は37~38℃
キーボード面はベンチマークのような負荷が高い処理を行うと「熱さ」が感じられる温度になりますが、動画視聴時は少し暖かい程度です。

このモデルは低負荷時にファンをなるべく回転させない傾向がある(静音性重視の制御を行う)ので、普通に使っている場合(インターネットや動画視聴)でも少しキーボード面の温度がHP ENVY 15(⇒ 実機レビュー)やSpectre x360(⇒ 実機レビュー)よりも1~2℃くらい高めになる場合がありました。
冷却ファンの音について

ベンチマーク時の動作音について
・インターネットや動画視聴時は静か
・負荷が高い処理を行うと冷却ファンの回転音が大きくなる
・甲高い回転音はあまり聞こえない
HP ENVY 15(⇒ 実機レビュー)やSpectre x360(⇒ 実機レビュー)などはアプリで冷却ファンの制御方法を変更することができますが、このモデルにはそのようなアプリはなくファンの回転数は動作温度に応じて自動的に調節されます。
負荷が高い処理(クリエイティブな作業やゲームなど)を行うとPCの温度が高くなるので冷却ファンの音が大きくなりますが、インターネットや動画視聴時は静かです。
負荷が高い処理(クリエイティブな作業やゲームなど)を行うとPCの温度が高くなるので冷却ファンの音が大きくなりますが、インターネットや動画視聴時は静かです。
ファンが高回転で動作した時でも、耳障りで甲高い「キーン」という音はほとんど聞こえません。「シャー」とか「サー」のような感じです。

HP ZBook Create G7の同梱品について

■同梱品一覧
・DVDリカバリメディア(2枚)
・ACアダプター
・電源コード(2ピンプラグ)
・冊子類(セットアップガイド、サポートや保証に関することなど)
・保証書等
※保証書は梱包箱のビニール袋の中に入っています。
※Spectre シリーズのような専用化粧箱はありません。
※同梱物は予告なく変更される場合があります。
・DVDリカバリメディア(2枚)
・ACアダプター
・電源コード(2ピンプラグ)
・冊子類(セットアップガイド、サポートや保証に関することなど)
・保証書等
※保証書は梱包箱のビニール袋の中に入っています。
※Spectre シリーズのような専用化粧箱はありません。
※同梱物は予告なく変更される場合があります。
HP ZBook Create G7はDVDドライブを搭載していないので、DVDリカバリメディアを使用する場合は別途オプティカルドライブを用意する必要があります。

USBメモリでリカバリメディアを作成可能です。⇒ ◆回復ドライブの作成について
【同梱品】HP 200WスリムスマートACアダプター

ACアダプターの特徴
・最大消費電力 200W
・サイズ:幅 151mm、奥行き 73mm、厚み 23mm(※実測値)
・質量:約507g(※実測値)
・ファブリック素材のケーブル(※約178cm)
高性能な「HP ZBook Create G7」には電源容量が大きい200WのACアダプターが付属。PCに接続するケーブルは柔軟性があるファブリック素材になっているので、アダプター本体に巻き付けることができます。


電源コードの長さは約96cm(端子部分を除く)、重さは約115g。
PCリサイクルラベルについて

法人向け製品ページは記事掲載時点で販売されていませんが、予約販売している個人向けページでは「PCリサイクルラベル」が標準で付属しています。

【日本HP公式ストア】
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
⇒ ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
インストールされているアプリについて

HPのパソコン(個人向け)は体験版アプリがかなり少なめ(ウイルス対策ソフト、その他1~2点くらい)ですが、法人向けのこのモデル場合は体験版が1つも入っていませんでした。HP関連の設定アプリが数点インストールされている程度です。
アプリやフォルダーなどを登録できる「HP Programmable Key」

「HP Programmable Key」について
・アプリは「HP Programmable Key」で起動可能 ⇒ ◆キーボード
・よく使用するアプリ、Webサイト、フォルダーなどを複数登録可
・1つのコマンドに複数登録した場合は同時に起動
「HP Programmable Key」は、コマンド1つで登録したアプリ、Webサイト、フォルダーなどを起動することができる便利なアプリです。3つの修飾キーとの組み合わせで最大15まで登録することができます。

ウイルス対策ソフトはOS標準の「Windows Defender」

「マカフィー リブセーフ 」のようなウイルス対策ソフトがインストールされていないので、OS標準の「Windows Defender」を使用します。
上記のソフト以外にも、ディープラーニングAIを活用した次世代のアンチウイルス対策「HP Sure Sense」や、Web閲覧中のマルウェアやウィルスなどを自動的に削除する「HP Sure Click」などを備えているので安心して使えます。

HP独自の強固なセキュリティ機能
■HP ZBook Create G7に搭載されているセキュリティ/マネジメント機能
・HP Endpoint Security Controller
・HP BIOSphere
・HP Sure Start
・HP Sure Sense
・HP Sure Click
・HP Sure Run
・HP Sure Recover
・HP Client Security Manager
・HP Secure Erase(NIST準拠)
・TPMセキュリティチップ
・ナノセキュリティロックケーブル用スロット等
⇒ ◆HP独自のセキュリティソリューションについて
・HP Endpoint Security Controller
・HP BIOSphere
・HP Sure Start
・HP Sure Sense
・HP Sure Click
・HP Sure Run
・HP Sure Recover
・HP Client Security Manager
・HP Secure Erase(NIST準拠)
・TPMセキュリティチップ
・ナノセキュリティロックケーブル用スロット等
⇒ ◆HP独自のセキュリティソリューションについて
法人向け製品には「自己修復機能を備えるBIOS」や「AIでマルウェアを検知する機能」など、HP独自の強固なセキュリティ機能が多数搭載されています。


サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法】
⇒ ◆HP ZBook Create G7 Laptop PC サポートページ
⇒ ◆ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆BIOSでファンクションキーの設定を変更する
⇒ ◆HP ZBook Create G7 Laptop PC サポートページ
⇒ ◆ユーザーガイド(取扱説明書 PDF)
【お役立ち情報】
⇒ ◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
⇒ ◆BIOSでファンクションキーの設定を変更する
回復ドライブの作成について

PCを工場出荷状態(初期設定)に戻すための「回復ドライブ」は、USBメモリで作成することができます。

HP ZBook Create G7 Laptop PC のスペック・販売価格(6モデルの違い)
法人向け製品(6モデル)
「HP ZBook Create G7 Laptop PC シリーズ」は6モデル展開です。一部の製品は部材調達の為、納期に時間がかかる場合があります。
・スタンダードモデル ¥248,600(税込)~【一時販売停止】
・スタンダードPlusモデル ¥266,200(税込)~
・パフォーマンスモデル ¥327,800(税込)~
・パフォーマンスPlusモデル ¥345,400(税込)~
・ハイパフォーマンスモデル ¥404,800(税込)~
・エクスクルーシブモデル ¥501,600(税込)~
【HP公式ストア】
⇒ ◆HP ZBook Create G7 Laptop PC 製品詳細(法人向け製品ページ)
⇒ ◆スペックPDF
・スタンダードモデル ¥248,600(税込)~【一時販売停止】
・スタンダードPlusモデル ¥266,200(税込)~
・パフォーマンスモデル ¥327,800(税込)~
・パフォーマンスPlusモデル ¥345,400(税込)~
・ハイパフォーマンスモデル ¥404,800(税込)~
・エクスクルーシブモデル ¥501,600(税込)~
【HP公式ストア】
⇒ ◆HP ZBook Create G7 Laptop PC 製品詳細(法人向け製品ページ)
⇒ ◆スペックPDF
個人向け製品ページでは2モデルのみ販売
個人向け製品ページは2モデルのみ販売中です。
・スタンダードモデル ¥248,600(税込)~【一時販売停止】
・・パフォーマンスモデル ¥327,800(税込)~
【日本HP公式ストア】
⇒ ◆【個人のお客様向け】HP ZBook Create G7 Laptop PC 製品詳細
⇒ ◆スペックPDF
・スタンダードモデル ¥248,600(税込)~【一時販売停止】
・・パフォーマンスモデル ¥327,800(税込)~
【日本HP公式ストア】
⇒ ◆【個人のお客様向け】HP ZBook Create G7 Laptop PC 製品詳細
⇒ ◆スペックPDF
HP ZBook Create G7 Laptop PC シリーズ 6モデルの違い
■プロセッサー
・Core i9-10885H
ハイパフォーマンス、エクスクルーシブモデル
・Core i7-10850 ⇒ ◆ベンチマーク
パフォーマンス、パフォーマンスPlus
・Core i7-10750
スタンダード、スタンダードPlus
PassMark ベンチマークスコア | ||
Core i9-10885H | 16088(126%) | |
Core i7-10850 | 13241(104%) | |
Core i7-10750 | 12683(100%) |
■メモリ
・32GB 2933MHz DDR4 (オンボード) ⇒ ◆メモリ搭載量について
パフォーマンス、パフォーマンスPlus、ハイパフォーマンス、エクスクルーシブモデル
・16GB 2933MHz DDR4 (オンボード)
スタンダード、スタンダードPlus
■ストレージ
・2TB M.2 SSD (PCIe, NVMe, TLC)
ハイパフォーマンス、エクスクルーシブモデル
・1TB M.2 SSD (PCIe, NVMe, TLC) ⇒ ◆SSDのベンチマーク
パフォーマンス、パフォーマンスPlus
・512GB M.2 SSD (PCIe, NVMe, SED OPAL2, TLC)
スタンダード、スタンダードPlus
■グラフィックス
・GeForce RTX 2080 SUPER with Max-Q Design
エクスクルーシブモデル
・GeForce RTX 2070 SUPER with Max-Q Design
スタンダードPlus、パフォーマンスPlus、ハイパフォーマンス
・GeForce RTX 2070 with Max-Q Design ⇒ ◆GPUベンチマーク
スタンダード、パフォーマンス
PassMark ベンチマークスコア | ||
RTX 2080 SUPER with Max-Q Design | 13943 ? | |
RTX 2070 SUPER with Max-Q Design | 14774(118%) | |
RTX 2070 with Max-Q Design | 12369(100%) |
※スコアは2020年12月10日の時点。RTX 2080 SUPER with Max-Qのスコアが最も高くなるはずですがとりあえず掲載。GPUが高性能になると発熱が多くなるので、ノートパソコンの場合は冷却能力が追いつかずパフォーマンスが低下する場合があります。
■ディスプレイ
・HP DreamColor 15.6インチ 4K UHD 液晶ディスプレイ(非光沢パネル)
エクスクルーシブモデル
・15.6インチ 4K UHD OLED ディスプレイ(光沢、タッチ対応)⇒ ◆ディスプレイについて
パフォーマンス、パフォーマンスPlus、ハイパフォーマンス
・15.6インチワイド フルHD・IPS ディスプレイ(非光沢)
スタンダード、スタンダードPlus
5モデルの主な違いは、プロセッサー、メモリ、SSD、グラフィックス、ディスプレイなどです。


HP ZBook Create G7 Laptop PC パフォーマンスモデルの評価

スタイリッシュなデザインで高性能なクリエイター向けラップトップ
【良いところ】
・スタイリッシュで高級感がある外観
・クリエイティブな作業を快適にこなせる処理能力
・広色域で色鮮やかな「4K・OLED ディスプレイ」
・好きな場所で作業できる(外に持ち運び可能)
・SDカードスロットを搭載
・特殊な配列ではないキー配列(右端の修飾キーが大きい)
【気になるところ】
・HDMI出力端子ではなく「Mini-DisplayPort」が搭載されている
・色域は広いが用途に応じた色域変更ができない
・WebカメラをON/OFFにするスイッチがない
【個人向け製品との違い】
・セキュリティ機能が充実(ハードウェアによる保護)
・標準保証期間が長い(3年翌日オンサイト休日修理付き)
※オンサイト: エンジニアによる訪問修理サービス
今回レビューした「HP ZBook Create G7 パフォーマンスモデル」は、クリエイティブな作業を快適にこなせる処理能力を備えています。
4K OLED ディスプレイの色域はとても広く映像や写真編集などの用途に適していますが、Web用途(sRGB)では発色が良すぎるので色調整を行う場合は注意が必要です。⇒ 色域について
色域を選択できるアプリやWebカメラを遮断するスイッチがない点などは少々惜しいところですが、スタイリッシュな外観や精悍なカラーリングは洗練された印象でとても魅力的な製品だと思います。
4K OLED ディスプレイの色域はとても広く映像や写真編集などの用途に適していますが、Web用途(sRGB)では発色が良すぎるので色調整を行う場合は注意が必要です。⇒ 色域について
色域を選択できるアプリやWebカメラを遮断するスイッチがない点などは少々惜しいところですが、スタイリッシュな外観や精悍なカラーリングは洗練された印象でとても魅力的な製品だと思います。
法人向け製品は同スペックの個人向け製品と比較すると少し割高感がありますが、「HP独自のセキュリティ機能」や「購入後の手厚いサポート」などが充実しています。

⇒ ◆『HP ZBook Create G7 Laptop PC』のスペック・販売価格(6モデルの違い)
⇒ ◆サポートについて:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
※レビュー機は「Core i7-10850H」「RTX 2070 with Max-Q 」「4K OLED ディスプレイ」を搭載したパフォーマンスモデルです。
⇒ ◆サポートについて:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
※レビュー機は「Core i7-10850H」「RTX 2070 with Max-Q 」「4K OLED ディスプレイ」を搭載したパフォーマンスモデルです。





■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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