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コストパフォーマンスが高い2in1コンバーチブルPC「HP ENVY x360 13-ay0000(2020年モデル)」の実機レビューです!

レビュー機は「AMD Ryzen 5 4500U」を搭載。キーボードは「英語」ですが、日本で販売される製品は「日本語キーボード」になります。
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【実機レビュー】
・後継機「HP ENVY x360 13(2021年モデル)」のレビュー。(5/16)
◆HP ENVY x360 13-ay1000 パフォーマンスモデルG2(Ryzen 7 5800U)

・15.6インチモデル のレビュー。
◆HP ENVY x360 15-ee1000 パフォーマンスモデルG2(Ryzen 7 5700U)
最終更新日:2021年9月29日



600_7OFFクーポンQRコード_231201_詳しくはこちら_01 600x12_空白 600_お得なキャンペーンについて_220820_01_ピンク 600x12_空白 600_HPパソコンの納期について_2208020_01 600x12_空白




■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所に移動します。

HP ENVY x360 13-ay0000(2020年モデル)の製品特徴
◆13.3インチ・プレミアムPC「HP ENVY x360 13」の注目ポイント

外観/カラー/ボディの素材について
◆外観について:スタイリッシュなデザインで光輝く部分は控えめ
◆カラーリングについて:シックで落ち着いた雰囲気のカラー
◆素材について:質感が高く丈夫なアルミニウムのボディ
◆サイズや重さについて:コンパクト化でほぼ11インチのフットプリントに

液晶ディスプレイについて
◆「フルHD・IPS ディスプレイ」のスペック/使用感
◆ディスプレイの「光沢」について
◆ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定
◆360度回転するディスプレイ
◆180度以上回転させたときのキーボードの動作について

Webカメラについて
◆「カメラシャッター」付きのWebカメラ

各部分の仕様/使い勝手について
◆キーボード
◆タッチパッド(マルチタッチジェスチャー対応)
◆インターフェース
◆指紋認証センサー
◆サウンド&オーディオ
◆底面のデザイン/冷却機構について

HP ENVY x360 13-ay0000の性能について
◆プロセッサーのベンチマーク [CINEBENCH R20]
◆動画エンコードのベンチマーク [x264_FHD_Benchmark]
◆メモリの仕様/搭載量について
◆SSD のベンチマーク
◆グラフィックスのベンチマーク[Fire Strike]
◆バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)
◆ベンチマーク時の動作温度について
◆高負荷時のキーボードの温度について
◆冷却ファンの音について

付属品/オプションに関すること
◆PCリサイクルラベルについて
◆【オプション品】4096段階の筆圧検知に対応した『HP MPP アクティブペン』
◆【同梱品】65W スマートACアダプターの特徴
◆HP ENVY x360 13の梱包箱

付属ソフトについて
◆冷却の設定ができる「HP コマンドセンター」

セキュリティーについて
◆マカフィー リブセーフ (30日版)が付属

お役立ち情報
◆サポートページ:トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書
◆回復ドライブの作成について

製品の仕様・価格について

◆スペック・販売価格(3モデルの違い) ※9/29更新

まとめ
◆HP ENVY x360 13-ay0000 スタンダードモデルの評価

※製品写真は当サイトで撮影したものです。パソコンの色味は照明や環境によって少し違って見える場合があります。◆デスクトップの背景について
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13.3インチ・プレミアムPC「HP ENVY x360 13」の注目ポイント


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「HP ENVY x360 13-ay0000」の注目ポイント・製品特徴


・HP ENVY x360 13-ay0000 シリーズ(2020年6月29日発表)
・ディスプレイが360度回転する2in1コンバーチブルPC
シンプルでスタイリッシュなデザイン&カラー
・質感が高いアルミニウムボディ
11インチ並みのサイズ(※旧モデルよりもコンパクト化)

第3世代 Ryzen モバイルプロセッサー
・大容量のSSD(256GB/512GB)

・視野角が広いIPSタッチディスプレイ(フルHD・光沢)
・ギガビット速度の「Wi-Fi 6」に対応
・WebカメラをOFFにできる「カメラキルスイッチ&シャッター」
・最大17時間のバッテリ駆動時間(※メーカー公称値)

HP ENVY x360 13 シリーズは、インテルではなく「AMD」のプロセッサーを搭載していることが大きな特徴です。
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外観・デザインについて

 
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スタイリッシュなデザインで光輝く部分はかなり控えめ


・シンプルでスタイリッシュなデザイン
光輝く部分はかなり控えめ
・ディスプレイを開きやすい形状の側面

■外観・デザインの評価
「HP ENVY x360 13 シリーズ」はシンプルでスタイリッシュな外観が大きな特徴です。HP Spectre x360(⇒ 実機レビュー)のような光輝くアクセントカラー部分はかなり控えめ(ヒンジ部分のみ)になっています。

「HP ENVY x360 13」はSpectre シリーズのような特別感はありませんが、シンプルなモバイルPCを好まれる方にとっては良いデザインだと思います。
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ボディーの周囲に光り輝くカラーがなく「落ち着いた雰囲気」の外観。



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「光輝くアクセントカラー」は後部のヒンジ部分にのみ採用。



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ディスプレイを閉じた状態。3側面(前面、左側面、右側面)に「少し大きめ隙間(溝のようなもの)」ができるような形状になっています。

側面に溝があると指の引っかかりが良くなるのでディスプレイを開きやすいですね。
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カラーリングについて

 
ヒンジ_ENVYロゴ _20200818_105615_W_c_w
 

シックで落ち着いた雰囲気のカラーリング


・ベースカラー:ナイトフォールブラック
・アクセントカラー:ダークグレー(※ヒンジ部分、タッチパッド周囲、光沢あり)
・ロゴマーク(天面):鏡面仕上げのシルバー
・ロゴマーク(ディスプレイ下部):鏡面仕上げのシルバー
・ダークな色味なのでヨゴレが目立ちやすい

■カラーリングの評価
精悍な印象の「ナイトフォールブラック」は、ダークな色味なので手で触ったヨゴレが目立ちやすいのですが、シックで落ち着いた雰囲気のカラーです。色味がない無彩色のダークグレーではないので、光が当たった場合はほんの少しブラウンが入っているように見える場合があります。

光沢感があるアクセントカラーはヒンジ部分の両端タッチパッド周囲にのみ採用。旧モデルのようなシルバー(⇒ 参考画像)ではなく「黒に近いダークな色味」なので派手に光り輝くことはありません。

◆タッチパッド(マルチタッチジェスチャー対応)

光り輝く部分がかなり控えめなので人目が気になるようなシーンや仕事などで使いやすいですね。
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鏡面仕上げ(シルバー)のスラッシュロゴ。



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ディスプレイ下部のロゴもシルバーで光沢感があります。





ボディの素材について


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質感が高く丈夫なアルミニウムのボディ


・質感が高く美しく仕上がりの「アルミニウム」のボディ
「梨地加工」が施された表面処理
・キーボード部分のたわみが少ない

■ボディ(素材)の評価
「アルミニウムのボディ」は樹脂と比較すると高級感がありとても丈夫です。特にキーボード部分は「たわみ」が少なくしっかりとした造りになっています。


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微細な凹凸感がある「梨地加工」が施されているボディ表面。

ボディ表面はサラサラとしていて触り心地が良いですね。「ENVY」のロゴは片側のヒンジ部分にさり気ない感じで刻まれています。
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キーボード面の質感_20200818_163850t_w

「たわみ」が少ないキーボード面&パームレスト部分。しっかりとタイピングすることができます。





サイズや重さについて

 
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コンパクト化でほぼ11インチのフットプリントに

 
11インチと同等のフットプリント(設置面積)
・旧モデルよりも奥行きを約17mm短縮
・サイズ:306 mm(幅)× 194 mm(奥行き)
・高さ(厚み):15.5 - 16.5 mm(最薄 - 最厚部)
・質量:約1.25kg
 
■サイズ・重さの評価
2020年モデルは、旧モデル(⇒ 実機レビュー)よりも奥行きがコンパクトになりました。フットプリントが11インチと同じくらいのサイズになり、バッグの出し入れや持ち運びやすさが向上しています。

ENVY x360 13はモバイル向けのPCなので手提げバッグ(⇒ レビュー)で持ち運ぶことは可能ですが、長時間歩き回る場合は腕への負担が少ないバックパック(⇒ レビュー)の方が適しています。
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フルHD・IPS ディスプレイの仕様/使用感

 
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「HP ENVY x360 13-ay0000」に搭載されているディスプレイの特徴


・画面のサイズ:13.3インチワイド(16:9)※幅 294mm、高さ 165mm:実測値
・画面解像度:フルHD(1920×1080)
・表面処理:「光沢」
・視野角が広い「IPS方式」
・輝度:非公開
・画素密度:非公開
・画面のぎらつき感:少なめ
・スタイリッシュな印象の狭額ベゼル
・ベゼルの幅(黒い部分):上部10mm、左右5mm、下部12mm ※実測値
・タッチやペン入力に対応
 
■ディスプレイの評価
ディスプレイの画面解像度は標準的なフルHDで、視野角が広い「IPS方式」を採用。Web向けの色域は当サイトの測定でsRGBカバー率90%以上でしたが、カラーバランスに関しては調整が必要だと思います。(※キャリブレーションを行うとカラーバランスは改善されます。)

■視野角について

IPSパネルなので斜めから見たときの色の変化は少なめです。

■色域について
sRGBカバー率は90%以上でした。⇒ ◆ディスプレイの色域を測定

■カラーバランスについて
標準の(キャリブレーションを行っていない)状態では「少し青みが強い」印象です。⇒ ◆ディスプレイの色域を測定

■ぎらつき感
画面のギラギラとした感じは「少なめ」。※見え方には個人差があります。

■表面処理(映り込み)について
表面処理が「光沢」なので映り込みがありますが、つや感があるので画像や映像はキレイに見えます。

■プライバシースクリーン機能(HP Sure View)
覗き見を防止する機能は非搭載

■輝度(画面の明るさ)について
スペック表に記載されていないので正確な明るさはわかりませんが、明るさ最大でちょうどよい感じに見えるので280~300nitくらいだと思われます。

HP Spectre x360 13(⇒ 実機レビュー)のディスプレイは400nitなので、輝度を最大にすると「少しまぶしさが感じられる」明るさです。
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ディスプレイの「光沢」について

 
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光沢ディスプレイなので光の反射や映り込みがあります。記事掲載時点では映り込みを抑える「液晶保護フィルム」のオプションは用意されていません。今後の販売に期待したいですね。
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ディスプレイの色域(sRGB、AdobeRGB、DCI-P3)を測定


ディスプレイの色域
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sRGBカバー率 96%
(※Web)
AdobeRGBカバー率 74%
(※写真編集)
DCI-P3カバー率 76%
(※映像)

カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」でディスプレイの色域を測定。sRGBカバー率 96%(Web)、AdobeRGBカバー率 74%(写真編集)、DCI-P3カバー率 76%(映像)でした。

・写真編集や映像編集などの色域が少し狭いので専門分野の広い色域が要求される作業には少々不向きです。

sRGBカバー率が90%以上なのでWebサイトの閲覧や動画の視聴、Webで公開することを目的とした写真編集や動画の作成などは十分可能ですが、標準の状態では少し青みが強い印象です。
 
HP ENVY x360 13の画面は「青っぽさ」が気になりました。クリエイティブな用途で、特に色の調整を行う場合はキャリブレーションを行った方が良いですね。適切に調整すると良い感じ(きれいな色味)になります。
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360度回転するディスプレイ

 
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ノートPCモード
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スタンドモードテントモード
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タブレットモードフラットモード

ディスプレイが360度回転するHP ENVY x360 13は、様々な状況に適したモードに変更することができます。

手前にキーボードがなく画面に集中できる「テントモード」や「スタンドモード」などは動画の視聴に最適です。お絵描きを楽しむときは「タブレットモード」で。机を囲んでミーティングを行う場合は「フラットモード」が活躍します。
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180度以上回転させたときのキーボードの動作について

 
ディスプレイを180度以上回転させると、誤入力を防止するためキーボード操作はできなくなります。(※スタンドモード、テントモード、タブレットモードの場合)

・フラットモード時はキーボード操作が可能です。

◆360度回転するディスプレイ
2020年モデルはキーボードに電源スイッチが搭載(⇒ ◆関連項目:キーボード)されているので、スタンドモード・テントモード・タブレットモードなどの状態でスリープした場合は、一旦ノートブックモードに戻してから電源スイッチを押して復帰させる必要があります。
 
スタンドモード、テントモード、タブレットモードをよく利用される場合は、「スリープ状態にしない」、「スリープまでの時間を長くする」など、電源スイッチを押さなくてもよい設定にすることをおススメします。
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カメラシャッター付きのWebカメラ


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Webカメラの仕様・特徴について


92万画素のWebカメラ
・物理的にWebカメラをON/OFFできる「カメラキルスイッチ」
・スイッチと連動してカメラを隠す「プライバシーシャッター
顔認能機能はなし

Webカメラにはプライバシーを守る2つの機能を搭載。スイッチでWebカメラをOFFにすると、それに連動してカメラを隠すシャッターが閉じます。「顔認能機能」は非搭載です。
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カメラ機能をON/OFFするスイッチはキーボード(電源スイッチの左側)に搭載。⇒ ◆キーボード

カメラON:LEDが消灯
カメラOFF:LEDがオレンジに点灯
※カメラのスイッチは起動中のみ動作します。


カメラシャッターOFF_0G1A7676_tカメラシャッターON_0G1A7676_t
カメラON
(シャッターが開く)
カメラOFF
(シャッターが閉じる)
 
スクリーンショット_スイッチ_アイコン表示_カメラONスクリーンショット_スイッチ_アイコン表示_カメラOFF
カメラON
(カメラが動作)
カメラOFF
(カメラを停止)
 
カメラをOFFにすると2つの機能が連動してプライバシーを守ります。

オンラインのWeb会議、飲み会、帰省などでカメラを使用した後、何か見られているような感じが気になる方にとっては安心して使える機能だと思います。
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キーボード

 
レビュー機は「英語配列キーボード」ですが、日本で販売されている製品には「日本語キーボード」が搭載されます。

◆参考画像:日本語配列キーボード(Wood Edition)

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適度な弾力感があり打ち心地が良いキーボード


・日本で販売される製品は日本語配列(JIS標準準拠 88キー)
・キーピッチ:約19.0 × 19.0mm
・キーストローク:約1.3mm
心地よくタイピングできるキーボード
2段階調光のバックライト(※F4でON/OFF)
・バックライトのカラー:ホワイト
・キーボード右端に home、pg up、pg dn、end キーを搭載
・スクリーンショットは fn + 右Shift

■キーボードの評価
キーストロークは短めですが、適度な弾力感があるので心地よくタイピングできます。右端に home、pg up、pg dn、end キーを搭載したキーボード配列はHPのノートPCでは標準化していますが、これまでにこのような配列を使ったことがない方は初めて使ったときに戸惑うかもしれません。

2020年モデルから「電源スイッチ」がキーボードの一つのキーとして搭載されていますが、ディスプレイを180度以上回転させた時にキーボード入力が無効になるので、スタンドモード・テントモード・タブレットモードでスリープから復帰する場合はデメリットになっています。

◆180度以上回転させたときのキーボードの動作について


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この2020年モデルから「電源スイッチ」「マイクミュートスイッチ」「HP コマンドセンターの起動」「指紋認証センサー」などがキーボードの1つのキーとして配置されています。⇒ ◆指紋認証センサー
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キーボードバックライト_0G1A7682
 
節電のため「何も操作しない状況が約30秒続くと自動的に消灯」しますが、任意のキーを押すと再び点灯します。(※電源接続時、バッテリ駆動時)

[F4]キーで、OFF>点灯(明るい)点灯(暗め)の順に切り替わります。
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タッチパッド(マルチタッチジェスチャー対応)

 
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大きめのサイズで使いやすいタッチパッド


・大きめサイズのタッチパッド(※実測値:幅110mm、高さ60mm
・表面はサラサラとした触り心地
・タッチパッド周囲のアクセント部分は「ボディと同じカラーで光沢感あり」
・しっかりとした押し心地の左下/右下のクリック

タッチパッドは大きめのサイズなので操作がしやすいですね。タッチパッドの周囲は光沢感がありますが、ボディと同じような色合いなので目立ちにくくなっています。
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インターフェース

 
左側面_HP-ENVY-x360-13-ay0000_各部名称_01a
■左側面のインターフェース
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
・SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)



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■右側面のインターフェース
MicroSDカードスロット
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps(電源オフUSBチャージ機能対応)
・電源コネクタ



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USB端子部分は「開閉式」になっています。開口部が細くなるのでスタイリッシュな印象になりますが、カバーを端子(オス)で押し下げながら差し込む必要があるので少し使いにくいかもしれません。
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■インターフェースの評価
「HP ENVY x360 13」は持ち運んで使用する場合に必要なUSBとオーディオ端子を備えていますが、HDMI出力端子は非搭載です。外部モニターに映像を出力するPCが欲しい場合はHP Elite Dragonfly(⇒ 実機レビュー)のような法人向けモデルが選択肢になると思います。

メディアカードスロットは「miniSD対応」です。デジカメで良く使われているSDカードは使えないのでご注意ください。

※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能
※USB Type-C・・・端子の向きを気にする必要がない最新規格の端子




指紋認証センサー

 
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旧モデルは「指紋認証センサー」をパームレスト部分に搭載していましたが、HP ENVY x360 13(2020年モデル)は 右Ctrlキーの代わりにセンサーが配置されています。

これまでになかった場所に指紋認証センサーが搭載されていますが、すぐにわかるように「指紋のマーク」がプリントされています。
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サウンド&オーディオ

 
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サウンドは老舗オーディオメーカーの「Bang & Olufsen」

 
・サウンドに定評がある「Bang & Olufsen」を採用
デュアルスピーカーを搭載(底面に2基

底面に搭載されているスピーカーには、先進的なイメージの幾何学模様(ジオメトリックなパターン)を採用。⇒ ◆底面について
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底面のデザイン/冷却機構について


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底面には内部冷却用の空気を取り入れる「エアインテーク」やスピーカー(2基)などを搭載。カバーを固定する多くのネジはゴム脚の下に隠されているのでスッキリとした印象に見えます。
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底面のスピーカー2基は前方(側面に近い位置)に搭載。


HP ENVY x360 13を分解するには、まず粘着テープで固定されているゴム脚を取り外す必要があります。(⇒ 参考記事:2019年モデルの分解

外部から見えている2本のネジを取り外す場合はトルクレンチT5(⇒ ◆関連記事)が必要です。メモリはオンボード(マザーボードに直付け)なので交換や増設などはできません。




プロセッサーのベンチマーク[CINEBENCH R20]

 
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CINEBENCH R20 ベンチマーク


・AMD Ryzen 5 4500U(最大4.0GHz、6コア6スレッド)
・マルチスレッドのスコア「2069」※全てのコアを使用した時の性能を測定
・シングルスレッドのスコア「451」※1コアのみ使用した時の性能を測定
 
コアの数が多方が有利なマルチスレッドのテストで、「AMD Ryzen 5 4500U」はCore i7-1065G7(4C8T)よりも2割ほど高いスコアを記録。上位機種に搭載されているCore i7-10750H(6C12T)と比較した場合は約86%くらいの性能になります。

※C=コア、T=スレッド。

「AMD Ryzen 5 4500U」はインターネットや動画視聴、オフィスソフトなどを快適に作業できる性能を備えています。ちょっとした画像処理や動画編集なども可能です。
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⇒  ◆「CINEBENCH R20」実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはテスト環境(室温)やPCの冷却性能などがスコアに影響する場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。




動画エンコードのベンチマーク [x264 FHD Benchmark]

 
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x264 FHD Benchmarkで動画エンコード性能を測定


・AMD Ryzen 5 4500U(最大4.0GHz、6コア6スレッド)
・ベンチマークのスコア「28.76 fps」
・エンコード時間 87秒
 
H.264形式の動画(フルHD)をエンコードするテストでは、コアとスレッド数が多いプロセッサーが有利です。6C6Tの「AMD Ryzen 5 4500U」は、Core i7-1065G7(4C8T)の8割弱くらいの時間で処理を終えています。

※C=コア、T=スレッド。

「AMD Ryzen 5 4500U」はCore i7-1065G7と比較すると約25秒も早く作業が完了。モバイル向けとしてはかなり高性能ですね。
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⇒  ◆『x264 FHD Benchmark 』の実機ベンチマークまとめ
※ベンチマークテストはあくまでも目安としてご覧ください。




メモリについて

 
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メモリの仕様・容量について


・メモリのタイプ:3200MHz, DDR4 SDRAM
8GB(※スタンダードモデル)
オンボード(※マザーボード直付け、交換不可)
 
メモリ搭載量はモデルによって異なります。8GBのメモリを搭載している「スタンダードモデル」は、インターネットや動画視聴、オフィスソフトなどを快適にこなすことができます。

画像処理に関しては、デジカメで撮った写真を加工してブログに公開するような作業、年賀賞の作成、別売のアクティブペンでお絵かきなども可能です。

※ベーシックモデル8GB、パフォーマンスモデル16GB
※マザーボード直付なので購入後にメモリ交換や増設などはできません。
 
気軽にクリエイティブを楽しむのなら8GB搭載モデルで十分だと思われますが、少しこだわったものが作りたいのなら大容量の16GBメモリを搭載している「パフォーマンスモデル」の方が快適に作業できると思います。
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SSDの性能について

 
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256GB SSD (PCIe NVMe M.2) の仕様・実機ベンチマーク


■大容量ファイルの転送速度(SEQ1M Q8T1)
連続読み込み:約3108MB/s
連続書き込み:約1600MB/s

■小さいファイルのランダムアクセス(RAND4K Q1T1)
ランダム読み込み:約43MB/s
ランダム書き込み:約131MB/s
 
■起動時間
電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで約10~12秒
 
HP ENVY x360 13の「スタンダードモデル」に搭載されている256GB SSDは、大容量ファイルの転送速度だけでなく小さいファイルのランダムアクセスも良い結果が出ています。起動が速く操作したときのレスポンスも良好です。

スタンダードモデルはカスタマイズで256GB/512GBを選択することができますが、画像や動画を扱うのなら多くのデータを保存できる 512GB SSDの方が快適です。
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※テスト機のSSDの型番は「WDC PC SN720 SDAPNTW-256G-1006」でしたが、販売時期によってメーカーが変更される場合があります。




グラフィックスの性能について

 
Spectre x360 15_Fire Strike_200812a_01a_イラスト付き
 

3DMARK「Fire Strike」ベンチマーク


・Radeon グラフィックス(プロセッサーに内蔵)
・グラフィックステストのスコア「2853」スクリーンショット
・グラフィックステスト1のフレームレート「13.46 FPS」
・グラフィックステスト2のフレームレート「11.51 FPS」

AMD Ryzen 5 4500Uに内蔵されている「Radeon グラフィックス」は、Iris Plus グラフィックス(Core i7-1065G7に内蔵)と同じくらいのスコアを記録しましたが、ゲーミングPCと比較するとゲーム性能は低い部類になります。
 
平均フレームレートが10~13FPSくらいしか出ないので、美麗な3Dゲームをプレイするには厳しい性能です。画面の動きはスムーズさに欠けていて「ぎこちない感じ」になります。
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バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)

 
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■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量
【バッテリ残量】85~89%
※計算上の視聴可能時間は6時間40分~9時間5分くらいになります。

バッテリ残量が85%のテスト結果は「NAS(ネットワークドライブ)に無線LAN接続したまま実施した可能性」があります。駆動時間が少々短すぎる印象だったので、PCを初期化した状態で再度テストを行ったところ89%になりました。
 
※スタンダードモデル(AMD Ryzen 5 4500U 搭載)でテスト。
※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は最大17時間

バッテリー駆動時間はPCの使い方や設定によって変わります。当サイトのテスト方法では、メーカー公称値と比較すると約40~53%くらいの駆動時間になりました。
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■テスト条件
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・BluetoothはON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定

※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。




ベンチマーク時の動作温度について


ベンチマーク時の温度

Fire Strikベンチマーク時の動作温度


・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサーの最大温度「約98℃」
・Radeon グラフィックスの最大温度「約81℃」
※室温26℃くらいで測定

冷却性能が限られる薄型のモバイルPCなので、全てのコアが動作する高負荷時はプロセッサーの温度が瞬間的に90℃を超えることがありますが、大体において60~80℃の間で動作しています。グラフィックスはプロセッサーよりも5~20℃くらい低めの温度でした。

負荷が高い処理を行った場合は動作温度が高くなりますが、負荷が軽いインターネットや動画視聴時は40~70℃の間くらいで動作します。
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高負荷時のキーボードの温度について

 
キーボードの温度_20200818_154047w

 ベンチマーク時のキーボード面の温度


・ 最も温度が高くなる場所:キーボードの中央(6、7、8、9キー)付近
・Fire Strik  ベンチマーク時の温度:最大40~41℃くらい(※高負荷時)
・動画視聴時の温度:最大34~35℃くらい(※低負荷時)
 
キーボード面の温度は使用状況によって変わります。高負荷時は少し「熱さ」が感じられますが、インターネットや動画視聴時は「少し温かい」と思うくらいの温度です。
 
キーボード以外では、底面や後部の「排熱口」などの温度が高くなります。膝の上にPCを置いてインターネットや動画視聴などを楽しむことは特に問題ないと思いますが、底面の吸気口を完全にふさがないようにご注意ください。
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冷却ファンの音について

 

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 ベンチマーク時の動作音について


・インターネットや動画視聴時は「静か」
・ベンチマーク時(高負荷時)は冷却ファン音が大きくなる
耳障りな甲高い音は少なめ

熱が放出されるのは左側のみで右側はダミー(排熱口がふさがれている状態)です。

ベンチマークやゲームのような負荷が高い処理を行うとPCの動作温度が高くなるので冷却ファン音がそれなりに大きくなりますが、負荷が高くないインターネットや動画視聴時は静か(少し回転音が聞こえる程度)です。下記のアプリでファンの制御方法を変更することができます。

◆「HP コマンドセンター」について

冷却ファンは高回転時でも、耳障りで甲高い「キーン」というような音は少なめです。
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PCリサイクルラベルについて


レビュー機は「海外仕様」なのでリサイクルラベルはありませんでしたが、個人向け製品には「PCリサイクルラベル」が付属しています。
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【日本HP公式ストア】
◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)
※「PCリサイクルラベル」はステッカーではなく底面にプリントされています。



【オプション品】4096段階の筆圧検知に対応した『HP MPP アクティブペン』

 
MPPアクティブペン_20200818_195330

■「HP MPP アクティブペン」について
HP ENVY x360 13は、Microsoft Pen Protocol(MPP)に対応しているアクティブペンを使用可能です。オプション(※単品購入可)の「HP MPP アクティブペン」は、充電式で4096段階の筆圧と傾き検知に対応しています。


■HP ENVY x360 13(2020年モデル)でイラスト作成は可能か?
サブ機としてアイデアスケッチや気軽にお絵かきを楽しむことは十分可能ですが、細かい部分まで気にされる方や、本格的にイラスト作成に取り組みたい方は「イラストを描くことに特化した専用機」の方が良いと考えています。

◆HP MPP アクティブペンのレビュー


ペンのアプリは標準でインストールされていました。ペン先が「硬め」なので滑りやすい印象ですが、線の強弱は付けやすいですね。
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このモデルはペンを収納するペンホルダーを備えていませんが、ディスプレイ横にマグネットが装着されているのでペンを使わないときは側面に吸着させることできます。
 




【同梱品】65W スリムACアダプター

 
ACアダプター_20200819_013144

65W スマートACアダプターの特徴


・コンパクトなサイズのACアダプター
・最大消費電力 65W
・急速充電に対応
・サイズ:幅 97mm、奥行き 53mm、厚み 21mm
・質量:約185g
・PC接続用ケーブルの長さ:約177cm(※端子部分を除く)
※サイズや重さは実測値。

ACアダプターとPCは、USB Type-Cではなく「電源専用の端子」で接続します。電源ケーブルは取り外し可能です。

画像の電源ケーブルは3Pプラグですが、日本で販売される製品には2Pプラグのケーブルが同梱されます。
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HP ENVY x360 13の梱包箱


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HP ENVY x360 13価格重視の製品なので、「梱包箱」はシンプルなものが採用されています。(※画像は海外仕様です)
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冷却の設定ができる「HP コマンドセンター」


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HP コマンドセンターの特徴


冷却方法の変更(HP推奨モード、パフォーマンスモード、快適モード、静音モード)
 
「HP コマンドセンター」の機能は機種によって異なります。HP ENVY x360 13の場合は「冷却モード」の変更のみ可能です。

負荷が高い(PCの動作温度が高くなる)作業をするときは「パフォーマンスモード」、パソコンを冷やしたいときは「快適モード」、静かな場所で使うときは「静音モード」が適しています。
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マカフィー リブセーフ (30日版)が付属


この製品には、ウイルスや脅威などからパソコンを守るウイルス対策ソフト「マカフィー リブセーフ (30日版)」がインストールされています。
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サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)


スクリーンショット_HP ENVY x360 13-ay0000_サポートページ
 




回復ドライブの作成について

 
USB回復ドライブ_20200818_160702w
 
USBメモリでPCを工場出荷状態(初期設定)に戻す「回復ドライブ」を作成することができます。

オプションで「リカバリメディア DVD」が用意されていますが、別途DVDドライブが必要になります。
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HP ENVY x360 13-ay0000のスペック・販売価格(3モデルの違い)

 
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「HP ENVY x360 13-ay0000」3モデルの特徴や違いについて


・プロセッサーの違い(※上位モデルほど高性能)
・メモリの容量(※パフォーマンスモデルのみ16GB
・ストレージの容量(※スタンダードモデルのみ容量を選択可
・販売価格(※最上位モデルと下位モデルは25,000の差)
 
【パフォーマンスモデル】
高性能な8コアのプロセッサーと大容量の16GBメモリ、512GB SSDを搭載している最上位モデル。場所に縛られずクリエイティブな活動(写真編集、動画編集など)をするのならこのモデルがおススメです。

【スタンダードモデル】※この記事でレビュー
3モデルの中では中間の性能で、このモデルのみSSDの容量(256GB/512GB)を選択可能6コアのプロセッサーを搭載しているので、ベーシックモデルよりもクリエイティブな作業を快適にこなすことができます。

【ベーシックモデル】
最も価格が安いモデル。4コアのプロセッサーを搭載していますが、インターネットや動画の視聴、オフィス、年賀状の作成などを快適に作業できる性能を備えています。
 

クリエイティブなアプリはコアが多いプロセッサーの方が快適に動作します。性能重視なら「パフォーマンスモデル」、価格重視なら「ベーシックモデル」になりますが、3モデルの中では「スタンダードモデル」が最もコスパが良さそうですね。
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HP ENVY x360 13-ay0000 シリーズ の主なスペック
ベーシックモデルスタンダードモデルパフォーマンスモデル
Windows 10 Home (64bit)
ナイトフォールブラック
13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ
(1920×1080 / 最大1677万色)
AMD Ryzen 3 4300U
(4C/4T、3.7GHz)
AMD Ryzen 5 4500U
(6C/6T、4.0GHz)
AMD Ryzen 7 4700U
(8C/8T、4.1GHz)
8GB オンボード
(3200MHz, DDR4 SDRAM)
16GB オンボード
(3200MHz, DDR4 SDRAM)
256GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
256GB/512GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
512GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
AMD Radeon グラフィックス(プロセッサーに内蔵)
バックライトキーボード (日本語配列)
HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素)
指紋認証センサー
microSDカードスロット
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0
約 306 × 194 × 16.5 mm
約 1.25 kg
65W スマートACアダプター
最大 17時間
マカフィー リブセーフ(30日版)
標準保証1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)
¥104,280(税込)¥115,280(税込)¥142,780(税込)
※標準価格を表記
 

「HP ENVY x360 13-ay0000」の販売価格

 
価格は2021年9月29日の時点

■ナイトフォールブラック
・パフォーマンスモデル2 ¥114,800(税込)~
・スタンダードモデル2 ¥94,800(税込)~
・ベーシックモデル【完売御礼】

■Wood Edition(パームレストに本物の木を採用)
・パフォーマンスモデル ¥141,280(税込)~
・スタンダードモデル 【完売御礼】
・ベーシックモデル ¥111,280(税込)~

■セラミックホワイト
・パフォーマンスモデル2 ¥122,800(税込)~
・スタンダードモデル【完売御礼】
・ベーシックモデル【完売御礼】

【HP公式ストア】
◆HP ENVY x360 13(2020年モデル)製品詳細icon
◆HP ENVY x360 13(スペックPDF)

HP公式ストアの【5%OFFクーポン】は11万円(税込)以上、当サイトの【7%OFFクーポン】は13万2千円(税込)以上で利用可能です。 ⇒ ◆HPクーポンの詳細はこちら
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HP ENVY x360 13-ay0000(2020)の評価

 
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シンプルなデザインでコスパが高い13.3インチ・モバイルPC


【良いところ】
仕事でも使えるシンプルなデザイン&カラー
・持ち運びやすいコンパクトなボディ
・インテルよりも高性能なAMD Ryzen プロセッサー
プライバシー保護するシャッター付きのWebカメラ
・オプションの「HP MPP アクティブペン」でスケッチやお絵かきなどが可能

【気になるところ】
・sRGBの色域は広いがカラーバランスは要調整
特殊な配列のキーボード
ディスプレイを180度以上回転させたときのスリープからの復帰が面倒
・「USB Type-A 」端子はカバー付きなので差し込みにくい
 
HP ENVY x360 13(2020年モデル)は、旧モデルよりも奥行がコンパクトになり光り輝くアクセントカラー部分は目立ちにくい色(シルバー⇒黒に近い色)に変更されました。Webカメラはプライバシー保護する「シャッター」が追加され、これまでよりも安心して使えるようになっています。⇒ ◆シャッター付きのWebカメラ

いくつか気になる点がありますが、AMD Ryzen プロセッサーはモバイルPC向けのインテルプロセッサーよりも高性能なので、気軽にクリエイティブな活動をしたい方にとってはコスパが高く魅力的な製品だと思います。
 
※レビュー機はAMD Ryzen 5 4500Uを搭載したスタンダードモデルです。
 
ダークなカラーなので少々ヨゴレが目立ちやすい印象ですが、シンプルなデザインなので目が気になる場所や仕事などでも使いやすいですね。
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600x100_HP ENVY 14-eb_実機レビュー_201209_01_B2

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600x100_HP-Spectre-x360-14-ea0000_実機レビュー_201209_01b
 
600x100_HP-MPP-アクティブペン_200716_01a
 
600x100_HP-Spectreマウス-700_200913_02a

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■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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