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日本HPのゲーミングノート『OMEN by HP 15-dh0011TX ハイパフォーマンスモデル』の実機ベンチマークを行いました。様々なアプリで、インテル Core i7-9750H プロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 2070 Max-Q の性能や動作時の発熱、消費電力などを測定しています。

最終更新日:2020年1月8日


600_7OFFクーポンQRコード_230501_詳しくはこちら_01 600x12_空白 600_お得なキャンペーンについて_220820_01_ピンク 600x12_空白 600_HPパソコンの納期について_2208020_01 600x12_空白 600_ENVY TE02_週末セール_230529_02



■目次(ページ内リンク)

【OMEN by HP 15-dh0000 シリーズ(2019年仕様)について】
◆OMEN by HP 15-dh0011TX ハイパフォーマンスモデルの特徴・スペック
◆144駆動のフルHD・IPSディスプレイについて(仕様・色域など)

【ベンチマークについて】
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて
◆冷却ファンの設定について(OMEN コマンドセンター)

【プロセッサー】
◆インテル Core i7-9750H プロセッサー(6コア12スレッド)の仕様について
◆CINEBENCH R20 ベンチマーク
◆x264 FHD Benchmark (H.264形式の動画をエンコード)
◆PCMARK10 ベンチマーク

【メモリ】
◆メモリ(DDR4-2666MHz)の仕様・容量について

【ストレージ】
◆ストレージの仕様について
◆リカバリーメディアの作成について
◆512GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD のベンチマーク

【グラフィックス】
◆NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックスの仕様

【3D MARK ベンチマーク】
◆Port Royal(DXRベースのレイトレーシングベンチマーク)
◆Time Spy(DirectX 12、2560×1440)
◆Fire Strike(DirectX 11、フルHD)
◆Night Raid(DirectX 12、フルHD)

【ゲームベンチマーク】
◆ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ
◆ファイナルファンタジーXV(FF15)
◆ドラゴンクエストX
◆F1 2019(F1公式ゲーム)
◆THE DIVISION2(ディビジョン2)

【クリエイティブソフト】
◆Painter 2020 ブラシベンチマーク

【動作中の温度・消費電力】
◆200W ACアダプター
◆Webサイト閲覧、動画の視聴、ベンチマーク中の温度・消費電力について
◆キーボードの表面温度(ベンチマーク時)
◆静音性/ファンの動作音について

【OMEN by HP 15 ハイパフォーマンスモデルの評価】
◆フルHD・最高画質で3Dゲームを快適にプレイすることができる性能を備えた15.6インチゲーミングノート




OMEN by HP 15-dh0011TX ハイパフォーマンスモデルの特徴・スペック

 
OMEN by HP 15-dh0011TX_外観_0G1A5918-2
 

OMEN by HP 15-dh0000 ハイパフォーマンスモデルの注目ポイント


2019年9月に発売された15.6インチゲーミングノート「OMEN by HP 15-dh0000 シリーズ」は、天面の「X」で切り替えられたテクスチャが特徴的ですが、「ゲーミングPCらしさを抑えたデザイン」を採用し全体的にスッキリとしたスタイリッシュな印象になっています。(⇒ ◆速攻レビュー

■性能面の注目ポイント
144駆動のフルHD・IPSディスプレイ(非光沢)
・NVIDIA G-SYNC 対応(ハイパフォーマンスモデルのみ)
・6コア12スレッドの Core i7-9750H プロセッサー
・大容量の16GBメモリ(DDR4-2666Hz)
・デュアルストレージ構成(512GB SSD+1TB HDD)
GeForce RTX 2070  with Max-Q Design グラフィックス

今回テストするハイパフォーマンスモデル(型番:OMEN by HP 15-dh0011TX)は、OMEN by HP 15 シリーズの中では最も性能が高い機種になります。
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OMEN by HP ハイパフォーマンスモデルのスペック
型番 OMEN by HP 15-dh0011TX
(⇒ ◆スペックPDF
OS Windows 10 Pro (64bit)
ディスプレイ 15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ
(144Hz / 1920×1080 / 最大1677万色 / 300nit)
※NVIDIA G-SYNC 対応
プロセッサー インテル Core i7-9750H プロセッサー
(2.60GHz-4.50GHz, キャッシュ 12MB, 6コア12スレッド)
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-2666MHz
SSD 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
+ 1TB HDD (SATA, 7200回転)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2070with Max-Q Design
8GB (GDDR6)
電源 200W ACアダプター
 
 



144駆動のフルHD・IPSディスプレイについて(仕様・色域など)

OMEN by HP 15-dh0011TX_ディスプレイ_0G1A6026b

高速な描画が可能な144Hz駆動ディスプレイを搭載!


OMEN by HP 15 シリーズは、 ゲームに最適なフルHD( 画面解像度:1920x1080)、映り込みや光の反射を抑える「非光沢」、視野角が広い(斜めから見ても色の変化が少ない)IPS方式のディスプレイを搭載。

1秒間に144コマを表示することができる「リフレッシュレート144Hz」に対応しているので、ゲームを「とても滑らかな動き」でプレイすることができます。
 
ハイパフォーマンスモデルのみとなりますが、画面のカクツキ(スタッタリング)や画面のズレ(ティアリング)などを抑える「NVIDIA G-SYNC」に対応しています。
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ディスプレイの色域について

 
sRGB_97_t.pngAdobeRGB_72_t.png
 
カラーマネージメントツールの「Spyder5 Elite」で色域測定するとsRGBカバー率97%(Web向け)、AdobeRGB カバー率は72%(写真編集向け)でした。
 
OMEN 15に搭載されているディスプレイはsRGB色域が広いので、Web向けの画像や映像、ゲームなどをキレイな色味で楽しむことができます。「ぎらつき感」は少なめです。
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ベンチマークの設定・使用するソフトついて

 
248_OMEN-by-HP-15-dh0011TX_OMENロゴ_IMG_20200106_103232
 
この記事のベンチマークテストは下記の設定で行います。

【Windows10のバージョン】

・バージョン 1809
・OS ビルド 17763.914

【Windows10の電源モード】
・電源モード(接続):高パフォーマンス

【NVIDIA グラフィックスドライバーのバージョン】
・431.70

※OSやドライバのバージョンや電源プランの設定が異なる場合は、当サイトと同じような結果が出ないかもしれません。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のツールを使用しています。




冷却ファンの設定について(OMEN コマンドセンター)


OMEN コマンドセンター_パフォーマンスコントロール_01

「OMEN コマンドセンター:OMEN Command Center」のパフォーマンスコントロールで、冷却ファンの制御方法を変更すること可能です。

冷却ファンの設定は、「快適モード」「スタンダードモード」「パフォーマンスモード」3つから選択することができます。
 
当サイトでは、CPUやGPUの温度が高くなるような状況(ゲームやベンチマーク時)に最適な「パフォーマンスモード」でテストを行っています。
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インテル Core i7-9750H プロセッサー(6コア12スレッド)の仕様について

 
OMEN by HP 15-dh0011TX_Core i7_IMG_20200106_160005t_248
 

インテル Core i7-9750H プロセッサーの仕様

 
OMEN by HP 15(2019年モデル)には「第9世代インテル Core プロセッサー」が搭載されています。

今回テストするハイパフォーマンスモデルに搭載されている「Core i7-9750H」と、ベーシックモデルに搭載されている「Core i5-9300H」の違いは、コア/スレッド数、動作クロック、キャッシュ容量などです。

 
Core i7-9750H_CPU-Z_01
 
プロセッサーの仕様比較
プロセッサー名 Core i7-9750H Core i5-9300H
開発コード名 Coffee Lake Coffee Lake
CPUコア数 6 4
スレッド数 12 8
ベースクロック 2.60 GHz 2.40 GHz
最大ブースト
クロック
4.50 GHz 4.10 GHz
キャッシュ 12 MB 8 MB
TDP 45 W 45 W
最大温度
(Tjunction)
100°C 100°C
搭載モデル
スタンダードモデル
パフォーマンスモデル
ハイパフォーマンスモデル
ベーシックモデル



PassMarkベンチマークで「Core i7-9750H」と「Core i5-9300H」の性能を比較

 
Core i7-9750Hプロセッサーの性能について_02

PassMarkベンチマークでCPUの性能を比較。ハイパフォーマンスモデルに搭載されているCore i7-9750H(6コア12スレッド)の性能は、Core i7-9880H(8コア16スレッド)とCore i5-9300H(4コア8スレッド)の中間くらいになります。
 
■マルチスレッドの性能差(※Core i5-9300Hを基準とした場合)
Core i7-9880H・・・172% (⇒ 実機ベンチマーク
Core i7-9750H・・・141%
Core i5-9300H・・・100%

※ベンチマークはあくまでも目安としてご覧ください。




CINEBENCH R20 ベンチマーク

 
Core i7-9750H_CINEBENCH R20_01t
 
CINEBENCH R20 プロセッサー性能比較
※()内はCore i7-1065G7との比較。C=コア、T=スレッド
プロセッサー
※リンク先はベンチマーク記事
CPU
(マルチコア)
CPU
(シングルコア)
Core i7-9880H
(最大4.8GHz, 8C16T)
3639 cb
(210%)
456 cb
(102%)
Core i7-9750H
(最大4.5GHz, 6C12T)
2528cb
(146%)
442 cb
(98%)
Core i7-1065G7
(最大3.9GHz, 4C8T)
1727 cb
(100%)
447 cb
(100%)
 
CPUベンチマークソフト「CINEBENCH R20」で、プロセッサーの性能を測定します。

1コアのテストは大きな差が出ませんでしたが、マルチコアのテストでは「Core i7-9750H」はモバイルPC向けのCore i7-1065G7(⇒ 実機ベンチマーク)よりも約46%も高いスコアを記録。上位のCore i7-9880H(⇒ 実機ベンチマーク)と比較した場合は7割くらいの性能になります。

「Core i7-9750H」はノート向けとしては高性能な部類のCPUです。ゲームだけでな画像処理や動画編集でも高い処理能力を発揮します。
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◆CINEBENCH R20 ベンチマークまとめ
※当サイトで行ったベンチマーク結果を掲載しています。

◆CINEBENCH R20 ダウンロード
※このアプリは「Microsoft Store」でも入手可能です。




x264 FHD Benchmark (H.264形式の動画をエンコード)

 
Core i7-9750H_x264_temp24_05

x264 FHD Benchmark ベンチマーク
※()内はCore i7-1065G7との比較。C=コア、T=スレッド。
プロセッサー
※リンク先はベンチマーク記事
フレームレート エンコード時間
Core i7-9880H
(最大4.8GHz, 8C16T)
51.54 fps
(230%)
48秒
Core i7-9750H
(最大4.5GHz, 6C12T)
35.54 fps
(158%)
1分11秒
Core i7-1065G7
(最大3.9GHz, 4C8T)
22.4 fps
(100%)
1分52秒
 
『x264 FHD Benchmark』で、H.264形式のフルHD動画をエンコードするときの性能を測定することができます。

「Core i7-9750H」は、Core i7-9880Hと比較した場合は7割くらいのスコアですが、Core i7-1065G7よりも58%高いスコアを記録。

動画のエンコードはコア/スレッドが多いプロセッサーが圧倒的に有利なので、Core i7-9880Hの処理能力の高さが際立っています。
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◆x264 FHD Benchmark 実機ベンチマークまとめ
※当サイトで行ったベンチマーク結果を掲載しています。

◆x264 FHD Benchmark ダウンロード




PCMARK10 ベンチマーク

  
PCMARK 10_00
 
PC MARK 10 性能比較
※()内はCore i5-8265Uとの比較
プロセッサー
()内はGPU
スコア Essentials Productivity Digital
Content
Creation
Core i7-9880H
(RTX 2080 Max-Q)
6311
(146%)
9567
(107%)
7911
(116%)
9011
(251%)
Core i7-9750H
(RTX 2070 Max-Q)
5753
(133%)
8567
(96%)
7666
(112%)
7867
(219%)
Core i7-1065G7
(Iris Plus Graphics 940)
4300
(100%)
8878
(100%)
6788
(100%)
3581
(100%)

「PCMark 10」はパソコンの総合的な性能を評価するベンチマークです。

EssentialsとProductivityのテストでは大きな差は出ませんでしたが、グラフィックス性能が影響するDigital Content Creationのテストでは、高性能なGPUを搭載している機種の方が高いスコアを出しています。
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・Essentials(PCの基本性能を測定、アプリの起動、Webサイトの閲覧など)
・Productivity(文書作成アプリ使用時の性能測定)
・Digital Content Creation(デジタルコンテンツの作成、写真、動画編集、3D処理)
 

ハードウェア モニタリング(PCMARK10)


負荷が高い処理を行うと、CPUの動作温度は瞬間的に90℃以上になる場合があります。


PCMARK10_m_201912312049327ce.png
※画像をクリックすると拡大表示します。



メモリ(DDR4-2666MHz)の仕様・容量について


スクリーンショット_HWiNFO_191231_メモリ

HWiNFO64(⇒ ◆ダウンロード)で、OMEN by HP 15に搭載されているメモリの情報を取得することができます。



リソースモニター_メモリ_s

タスクマネージャーでメモリの速度を確認すると「2667MHz」と表示されています。



メモリ搭載量について


OMEN by HP 15-dh0000 シリーズは、全てのモデルが16GBメモリを搭載。「16GB推奨ゲーム」を快適にプレイすることができます。

多くのメモリを消費する画像処理や写真編集なども快適です!
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ストレージの仕様について

 
SSD_info_01.png1TB HDD_info_01

ハイパフォーマンスモデルは、512GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD(SATA, 7200回転)を搭載。






リカバリーメディアの作成について

 
「回復ドライブの作成」と入力_01

Windowsに搭載されている「回復ドライブの作成」でUSBリカバリーメディアを作成することができます。16GB以上のUSBメモリが必要ですが、作成回数に制限はありません。「USB回復ドライブ」の作成方法は下記の記事をご覧ください。
 




512GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD のベンチマーク

 
OMEN by HP 15-dh0011TX_ディスプレイ_0G1A6012
「CrystalDiskMark」というベンチマークソフトで、ストレージの性能をチェックします。注目ポイントは最も上の項目(Seq Q32T1)と最も下の項目(4KiB Q1T1)です。
 
動画ファイルのようなサイズが大きいデータのコピーは「Seq Q32T1」、一般的なアプリの起動、小さめのファイルの読み込みなどは「4KiB Q1T1」の数値が参考になります。
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※デスクトップ画面の壁紙は、写真素材【PIXTA】の素材番号: 44196614を使用。


ストレージの性能を測定(512GB SSD/1TB HDD)


 
512GB SSD_bench_01
※512GB SSD
(PCIe NVMe M.2)

1TB HDD_bench_01
※1TB HDD
(SATA, 7200回転)
 
512GB SSDは(PCIe NVMe M.2)はデータ転送速度が非常に高速です。1TB HDDはSSDのような速さはありませんが、容量が大きいので多数の画像や動画を保存するのに適しています。


起動時間の測定

 
■電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで
12~13秒
※高速スタートアップは有効(初期設定)。PCの環境(OSやBIOSのバージョンなど)の違いにより、起動時間が上記の結果よりも長くなる場合があります。


ベンチマーク時の動作温度(室温23℃)


■512GB SSD(PCIe NVMe M.2)
 45℃(ベンチマーク前)→最大温度 約65℃(平均58℃)

■1TB SSD
 36℃(ベンチマーク前)→最大温度 約40℃(平均39℃)
高性能なSSDなので、べンチマーク時はHDDよりも少し高めの温度で動作します。





NVIDIA GeForce RTX 2070with Max-Q Design グラフィックスの仕様

 
OMEN by HP 15-dh0011TX_IMG_20200106_232615

ハイパフォーマンスモデルは、OMEN by HP 15-dh0000 シリーズの中では最も性能が高い「NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス」を搭載。


グラフィックス性能比較(PassMark)

 
RTX 2070 Max-Q_GPU-Z_01 RTX 2070 Max-Q_GPU-Z_03
 
「Max-Q Design」は薄型ゲーミングノート向けの仕様です。無印よりも消費電力や発熱を抑えることができますが、性能は少し控えめになります。
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グラフィックス性能比較(PassMark)

 
RTX 2070 with Max-Qの性能について_b

上記のベンチマーク(Passmark)でグラフィックスの性能を比較しました。あくまでも目安としてご覧ください。

ハイパフォーマンスモデルに搭載されている「RTX 2070 with Max-Q」は、HPゲーミングノートに搭載されているGPUの中では中間くらいの性能になります。
 
■グラフィックスの性能差(※GTX 1660Ti を基準とした場合)
RTX 2080・・・・・・・・・137% (⇒ 実機ベンチマーク
RTX 2080 with Max-Q・・・124% (⇒ 実機ベンチマーク
RTX 2070 with Max-Q・・・110% ※ハイパフォーマンスモデル
RTX 2060・・・・・・・・105% ※パフォーマンスモデル
GTX 1660Ti・・・・・・・100% ※ベーシックモデル、スタンダードモデル

※ベンチマークはあくまでも目安としてご覧ください。
 
上記のベンチマークでは「RTX 2060」と「GTX 1660Ti」の性能差が少ないのですが、リアルな表現が可能なレイトレーシング対応のゲームをプレイする場合は「RTX シリーズ」が必要になります。
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グラフィックスの仕様
グラフィックス名 RTX 2070 Max-Q  RTX 2080 Max-Q
GPU TU106 TU104
シェーダ数 2304 2944
テクスチャユニット
(TMUs)
144 184
ROPユニット
(ROPs)
64 64
ベースクロック
(MHz)
885 MHz 735 MHz
ブーストクロック
(MHz)
1185 MHz 1095 MHz
メモリ タイプ GDDR6 GDDR6
メモリクロック 1500 MHz 1500 MHz
メモリ容量 8GB 8GB
メモリバス幅 256bit 256bit
メモリ帯域幅
(Bandwidth)
384.0 GB/s 384.0 GB/s
DirectX 12 (12_1) 12 (12_1)
 
「RTX 2070 Max-Q」は、上位のRTX 2080 Max-Qよりも動作クロックが少し高いのですが、シェーダ数やテクスチャユニットが8割程度になっています。






Port Royal(DXRベースのレイトレーシングベンチマーク)

 
RTX 2070 Max-Q_Port Royal_01
 
Port Royal ベンチマーク結果の比較
グラフィックス名 RTX 2070 Max-Q RTX 2080 Max-Q
スコア 3719 4359
Graphics Score 3719 4359
グラフィックステスト 17.22 FPS 20.18 FPS
 
「Port Royal」はレイトレーシングのベンチマークで、画面解像度は2560x1440になります。
 
レイトレーシングは負荷が高い処理なので、高性能なGPUでもフレームレートはあまり伸びません。「RTX 2070 Max-Q」の場合は平均17FPSくらいなので、画面の動きは少しスムーズさに欠けているように見えます。
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※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
 

ハードウェア モニタリング(Port Roya)


ベンチマーク中のCPUの温度は、瞬間的に90℃を超える場合があります。

 
RTX 2070 Max-Q_Port Royal_00_M
※画像をクリックすると拡大表示します。


 

Time Spy(DirectX 12、2560×1440)

 
RTX 2070 Max-Q_Time Spy_00

Time Spy ベンチマーク結果の比較
グラフィックス名 RTX 2070 Max-Q RTX 2080 Max-Q
スコア 6479 7691
Graphics Score 6546 7371
Physics Score 6126 10211
グラフィックステスト1 42.39 FPS 48.07 FPS
グラフィックステスト2 37.74 FPS 42.24 FPS
 
「Fire Strike」はDirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたゲーミングPC向けの負荷が高いテストで、解像度はフルHD(1920x1080)です。

RTX 2070 Max-Qのグラフィックススコアは、RTX 2080 Max-Qの88%くらいでした。負荷が高いテストなので平均で40FPSくらいになります。
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※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
 

ハードウェア モニタリング(Time Spy)


負荷が高いテストではCPUの温度が90℃を超える場合があります。
 

RTX 2070 Max-Q_Time Spy_00_M
※画像をクリックすると拡大表示します。




Fire Strike(DirectX 11、フルHD)

 
RTX 2070 Max-Q_Fire Strike_00

Fire Strie ベンチマーク結果の比較
グラフィックス名 RTX 2070 Max-Q RTX 2080 Max-Q
スコア 14358 17362
Graphics Score 16371 19072
Physics Score 15282 21703
Combined Score 7133 8803
グラフィックステスト1 77.18 FPS 90.75 FPS
グラフィックステスト2 66.04 FPS 76.34 FPS
 
「Fire Strike」はDirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたゲーミングPC向けの負荷が高いテストで、解像度はフルHD(1920x1080)になります。

グラフィックスのテストでは、RTX 2070 Max-QはRTX 2080 Max-Qの85%くらいのスコアでしたが、平均で60FPS以上出ているので3Dゲームを快適にプレイすることができます。
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※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score・・・CPUとGPUの性能テスト。
 

ハードウェア モニタリング(Fire Strike)


負荷が高い「Physics Test」や「Combined Test」では、CPUの温度が90℃を超える場合があります。

 
RTX 2070 Max-Q_Fire Strike_00_M
※画像をクリックすると拡大表示します。




Night Raid(DirectX 12、フルHD)

  
RTX 2070 Max-Q_Night Raid_00
 
Night Raid ベンチマーク結果の比較
グラフィックス名 RTX 2070 Max-Q
RTX 2080 Max-Q
スコア 35662 47378
Graphics Score 76997 86960
CPU Score 8823 13237
グラフィックステスト1 334.94 FPS 365.91 FPS
グラフィックステスト2 412.25 FPS 485.80 FPS
 
「Night Raid」はグラフィックス性能が高くないPC向けのベンチマークです。DirectX 12対応で、テスト時の画面解像度はフルHD(1920x1080)になります。

RTX 2070 Max-Qのスコアは、RTX 2080 Max-Qの約88%でしたが、軽めのベンチマークなので300FPS以上出ています。
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※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
CPU Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
 

ハードウェア モニタリング(Night Raid)


CPUはGPUよりも高めの温度で動作しています。CPUは負荷が高くなると90℃以上になる場合があります。

 
RTX 2070 Max-Q_Night Raid_00_M
※画像をクリックすると拡大表示します。



 

ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ

 
RTX 2070 Max-Q_ヴィランズ_標準_フルHD_01

FF14:漆黒のヴィランズ(DX11)のベンチマーク結果の比較
※フレームレートは平均値
グラフィックス名RTX 2070 Max-Q
RTX 2080 Max-Q
標準品質 (ノートPC)18355
非常に快適
20964
非常に快適
158 FPS180 FPS
最高品質14543
非常に快適
16566
非常に快適
103 FPS119 FPS

RTX 2070 Max-Qのスコアは、RTX 2080 Max-Qの87%くらいになりますが、最高品質でも「滑らかな動き」でプレイ可能です。
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ファイナルファンタジーXV(FF15)

 
RTX 2070 Max-Q_FF15_軽量_フルHD_01
 
FF15(DX11)ベンチマーク結果の比較
※フレームレートは平均値Frapsで計測)
グラフィックス名RTX 2070 Max-QRTX 2080 Max-Q
軽量品質11605
とても快適
12871
非常に快適
116FPS128 FPS
標準品質9127
とても快適
10720
とても快適
90 FPS105 FPS
高品質6813
快適
8030
快適
68 FPS82 FPS

RTX 2070 Max-Qは高品質でRTX 2080 Max-Qの約85%のスコアを記録。平均68FPSで「快適」にプレイできるフレームレートが出ています。
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ドラゴンクエストX

  
RTX 2070 Max-Q_DQX_最高_フルHD_02
 
ドラクエ10ベンチマーク結果の比較
※フレームレートは平均値
グラフィックス名RTX 2070 Max-QRTX 2080 Max-Q
最高品質21254
すごく快適
22413
すごく快適
191 FPS202 FPS

OMEN by HP 15は高性能なゲーミングノートなので、動作が軽めのドラクエXではとても快適にプレイできるフレームレートが出ています。
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※このベンチマークのフレームレートは240FPSが最高値になります。中盤以降のキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが大きく下がりますが、画質設定を軽くしても最低フレームレートはあまり向上しません。

◆DQXベンチマーク ダウンロード




【ゲームベンチマーク】F1 2019(F1公式ゲーム)

 
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F1 2019 ベンチマークテスト
DX11・フルHD(1920x1080)・最高画質(超高)
機種名OMEN by HP 15
(RTX 2070 Max-Q)
OMEN X 2S 15
(RTX 2080 Max-Q)
最低平均最高最低平均最高
モナコ648310683101128
イギリス7410112091116136
シンガポール8110111283118136
日本(鈴鹿)769811494119138
アメリカ85105120101125146
※赤字・・・最高値 ※青字・・・最低値

レースゲーム「F1 2019」のベンチマークは、スコアが伸びる傾向のアメリカ、スコアが伸びない傾向のモナコ、その他3つのサーキットをピックアップしてテストを行いました。
 
OMEN by HP 15(RTX 2070 Max-Q搭載)は、RTX 2080 Max-Qと比較すると8~9割くらいのフレームレートになりますが、フルHD・超高(DX11)の設定で十分快適にプレイすることができます。
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F1 2019 ベンチマークテスト
DX12・フルHD(1920x1080)・最高画質(超高)
グランプリ名晴天豪雨
最低平均最高最低平均最高
モナコ62791017990107
イギリス851001158797106
シンガポール8095104678191
日本(鈴鹿)79941078595108
アメリカ85991118898108

「DX12」のっせってベンチマークを行ってみました。DX11の結果と比較すると少しフレームレートが下がりますが十分快適にプレイ可能です。ゲーム販売開始当初は動作が不安定でしたが、2020年1月の時点では「DX12」でプレイしても特に問題なさそうです。
 
■F1 2019 ベンチマークの設定
解像度:1920x1080
表示モード:フルスクリーン
Vsync:オフ
アンチエイリアス:TAA
異方性フィルタリング:16x

■アドバンス設定(グラフィック)
詳細プリセット:超高

◆Steam版「F1 2019」の推奨スペック&実機ベンチマークまとめ




THE DIVISION2(ディビジョン2)

 
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ベンチマーク結果(平均)
DX12・フルHD(1920x1080)
OMEN by HP 15
(RTX 2070 Max-Q)
OMEN X 2S 15
(RTX 2080 Max-Q)
画質スコアFPS(平均)スコアFPS(平均)
ウルトラ625670781087
1100512312060135
 
RTX 2070 Max-Qは、画質:ウルトラでは「RTX 2080 Max-Q」の8割、画質:中では9割くらいのスコアでした。

フルHD・ウルトラで快適にプレイできるフレームレートが出ていますが、画質を少し下げるとより滑らかな動きでプレイすることができます。
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■THE DIVISION2 ベンチマークの設定
解像度:1920x1080
表示モード:フルスクリーン
DirectX 12




【クリエイティブソフト】Painter 2020 ブラシベンチマーク

 
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Painter 2020 ブラシベンチマーク
※()内の%はCore i5-8265Uとの比較
※アクセラレーター(コンポーネントの加速度)数値が大きいほど高性能
プロセッサー
※()内はGPU
画面解像度スコア評価
Core i7-9880H
(RTX 2080 Max-Q)
フルHD11269
(303%)
最高
Core i7-9750H
(RTX 2070 Max-Q)
フルHD10610
(285%)
最高
Core i7-1065G7
(Iris Plus Graphics 940)
フルHD3713
(100%)
良好

Painter(ペインター) 2020のブラシベンチマークで、収録されているブラシが快適に動作するかを測定することができます。
 
RTX シリーズを搭載しているゲーミングノートが高いスコアを記録!このベンチマークは高性能なGPUを搭載している方がスコアが伸びます。
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◆Painter 2020 実機ベンチマークまとめ
※当サイトで行ったベンチマーク結果をまとめています。

◆Painter 2020体験版 ダウンロード




200W ACアダプター

 
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OMEN by HP 15-dh0011TXには「200W ACアダプター」が付属しています。

【ACアダプター】
サイズ:165mm(幅)×78mm(奥行き)×25mm(厚さ)※実測値
コード部分の長さ:約175cm
質量:約525g

【電源コードの長さ】
長さ:約97cm ※端子部分を除く
質量:約113g




動作中の温度や消費電力について

 
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この項目ではインターネットや動画視聴時、ベンチマーク時の動作温度や消費電力などをまとめています。
 
※デスクトップ画面の壁紙は、写真素材【PIXTA】の素材番号: 44196614を使用。


インテル Core i7-9750H プロセッサーの動作温度

 
OMEN X 2S 15(⇒ 実機ベンチマーク)は熱伝導素材に「液体金属」を採用しているので、高負荷時でも90℃を超えることが少ないのですが、OMEN 15の場合は「通常のグリス」なので負荷が高い処理(ベンチマークやゲームなど)を行うとプロセッサーの温度が瞬間的に90℃を超えることがあります。

インターネットをしているときや動画視聴時は、ベンチマーク時よりも低い温度(アイドル時よりも少し高い程度)で動作します。
 
90℃を超えるような状況になると「サーマルスロットリング」が発生しCPUが過熱で故障するのを防ぎますが、CPUの温度を抑えるのでパフォーマンスは低下します。
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インテル Core i7-9750H プロセッサーの動作温度(室温23℃)
ベンチマークテスト名 最大温度 平均温度
◆CINEBENCH R20 98 ℃ 88 ℃
◆x264 FHD Benchmark 98 ℃ 80 ℃
◆PCMARK10 99 ℃ 66 ℃
◆Port Royal97 ℃67 ℃
◆Time Spy100 ℃76 ℃
◆Fire Strike99 ℃75 ℃
◆Night Raid 100 ℃ 83 ℃
◆ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ 98 ℃ 85 ℃
◆ファイナルファンタジーXV(FF15) 100 ℃ 85 ℃
◆ドラゴンクエストX 87 ℃ 74 ℃
◆F1 201998 ℃83 ℃
◆THE DIVISION2(ディビジョン2)100 ℃90 ℃
◆Painter 2020 ブラシベンチマーク 94 ℃ 71 ℃
YouTubeの動画を約30分視聴 85 ℃ 48 ℃
アイドル時 40℃ 前後



GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックスの動作温度

 
RTX 2070は発熱や消費電力を抑えた「Max-Q Design」なので、CPUよりも低めの温度で動作します。負荷が高いベンチマークでも最大72 ℃でした。


GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス  (室温23℃)
ベンチマークテスト名 最大温度 平均温度
◆x264 FHD Benchmark 51 ℃ 49 ℃
◆PCMARK1065 ℃51 ℃
◆Port Royal64 ℃59 ℃
◆Time Spy68 ℃58 ℃
◆Fire Strike68 ℃60 ℃
◆Night Raid 72 ℃ 63 ℃
◆ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ 71 ℃ 66 ℃
◆ファイナルファンタジーXV(FF15) 69 ℃ 65 ℃
◆ドラゴンクエストX 60℃ 54 ℃
◆F1 201968 ℃65 ℃
◆THE DIVISION2(ディビジョン2)72 ℃71 ℃
◆Painter 2020 ブラシベンチマーク 51 ℃ 47 ℃
YouTubeの動画を約30分視聴 48 ℃ 46 ℃
アイドル時 40 ℃ 前後



ベンチマーク中の消費電力


負荷が高いベンチマーク時の消費電力は180~200Wくらいになります。アイドル時は27Wくらいで、動画を視聴したときはそれよりも少し多めの37~62Wで動作していました。
 
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む)
ベンチマークテスト名 PC全体の消費電力
(最大値)
◆CINEBENCH R20 127 W
◆x264 FHD Benchmark 131 W
◆PCMARK10 161 W
◆Port Royal153 W
◆Time Spy180 W
◆Fire Strike187 W
◆Night Raid 182 W
◆ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ 189 W
◆ファイナルファンタジーXV(FF15) 200 W
◆ドラゴンクエストX 135 W
◆F1 2019191 W
◆THE DIVISION2(ディビジョン2)193 W
◆Painter 2020 ブラシベンチマーク 158 W
YouTubeの動画を約30分視聴 37~62 W
起動時(瞬間最大) 141 W
アイドル時 27 W 前後
スリープ時 0.2 W 前後
電源OFF時 0.05 W 前後
 
■アイドル時の温度について
一度ベンチマークを行ってからしばらく(数分程度)放置したときの温度です。

■YouTubeの動画を約30分視聴したときの動作温度や消費電力について
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でYouTubeの動画を視聴した時の数値です。
※音量は10に設定。
※YouTubeのフルHD動画を30分再生
※動画はフルスクリーンで表示
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト




キーボードの表面温度(ベンチマーク時)

 
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◆キー配列画像
 

Fire Strike ベンチマーク時のキーボードの温度


・最も温度が高くなるのは「7、8、9、0」付近で約39~40℃
・キャラクターの移動で使用する「WASD」キー付近は35~36℃
・矢印キー付近は36~37℃
・テンキーは35~36℃
 
ゲームをプレイし続けると「7、8、9、0」付近が42℃前後まで上がりました。キーボードの「熱さ」が気になる場合はゲームパッドでプレイした方が快適かもしれません。
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動画視聴時のキーボードの温度


・最も温度が高くなるのは「7、8、9、0」付近で35℃前後

インターネットをしているときや動画視聴時は「少し暖かさが感じられる程度」です。
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静音性/ファンの動作音について


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インターネットや動画視聴時の動作音

 
インターネットや動画視聴しているときの冷却ファンの音は静かです。動画を長時間見続けた場合は少しファンの回転数が上がる場合があるかもしれませんが、ベンチマークやゲーム時のように回転音が大きくなることはありません。


高負荷時(ゲームやべンチマーク時)の動作音

 
負荷が高い処理(動画のエンコード、べンチマーク、ゲーム等)を行うと、冷却ファンが高回転で動作するようになります。

高回転時の動作音は大きくなります。音の聞こえ方や感じ方には個人差がありますが、耳ざわりな甲高い音(キーンというような金属音)は少なめで、「シャー」というような音に聞こえます。
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OMEN by HP 15 ハイパフォーマンスモデルの評価

 
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フルHD・最高画質で3Dゲームを快適にプレイすることができる性能を備えた15.6インチゲーミングノート

 
OMEN by HP 15-dh0011TX ハイパフォーマンスモデルは、フルHD・最高画質で3Dゲームを快適にプレイすることができる性能を備えています。

高速描画が可能な「144Hz駆動ディスプレイ」を搭載しているので、重めの3Dゲームの場合は画質を標準(中間)くらいに調整すると、より滑らかな動きでゲームをプレイすることができますよ。
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■インテル Core i7-9750H プロセッサーについて
・6コア12スレッドなのでマルチスレッド性能が高い。
・クリエイティブな用途でも高い処理能力を発揮。
・Core i7-9880H(8コア16スレッド)と比較した場合は7割くらいの性能。

■512 SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD
・SSDは「Optane メモリ非搭載」ですが転送速度が速く十分快適。
・多くのデータを保存するための1TB HDDを搭載。

■メモリの仕様について
大容量の16GBメモリを搭載しているのでゲームだけでなく画像処理でも快適。

■GeForce RTX 2070with Max-Q Design の性能について
・RTX 2080 Max-Qの85~90%くらいの性能。

■144Hz駆動ディスプレイについて
1秒間に144コマの表示が可能ですが、重めのゲームで高速描画性能を最大限に活用するには画質を調整する(下げる)必要があります。

■動作温度
・負荷が高い処理を行うとプロセッサーの動作温度が高くなる傾向があります。

■冷却ファンの音について
・ベンチマークやゲームをしているときは冷却ファンの音が大きくなりますが、インターネットや動画視聴時は静かです。
 

■OMEN by HP 15-dh0011TX ハイパフォーマンスモデル
¥198,000(税込)~


【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN 15 & OMEN 17 製品詳細icon
◆OMEN by HP 15-dh0000(スペックPDF)※15.6インチモデル

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法】
◆OMEN by HP 15-dh0011tx サポートページicon
◆取扱説明書(ユーザーガイドPDF)

【関連記事】
◆速攻レビュー:OMEN by HP 15-dh0000の製品特徴・新旧モデル比較
◆HPのゲーミングノート3機種比較(OMEN X 2S 15、OMEN by HP 15、OMEN by HP 17)

【購入ガイド】
◆HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと
 


■レビューについて
※商品仕様/価格については記事の最終更新日:2019年1月8日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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