
この記事では、注文した「HPパソコン」が届いたら、すぐにやっておきたいことをまとめています。
最終更新日:2023年7月11日
■目次(ページ内リンク)
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◆まとめ:初期不良が見つかったらできるだけ早くサポートに連絡を!
◆注文した「HPパソコン」が届いたらすぐにやっておきたいこと
◆梱包箱に破損がないかどうかを確認
◆同梱品が揃っているかを確認
◆PC本体に傷や破損などはないかをチェック
◆スペックを確認(注文通りのものかどうか)
◆動作確認(初期不良がないかをチェック)
◆USBや映像、オーディオ端子などをチェック ★7/11追記
◆Webカメラやマイク、スピーカーなどは実際のアプリでチェック
◆USBメモリで「リカバリメディア」を作成
◆動作が不安定な場合は「PCを初期化(個人用データを削除)」を試してみる
◆実際に不具合がありサポートに連絡した場合はどのような対応になるか? ★7/11追記
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◆まとめ:初期不良が見つかったらできるだけ早くサポートに連絡を!
◆注文した「HPパソコン」が届いたらすぐにやっておきたいこと
◆梱包箱に破損がないかどうかを確認
◆同梱品が揃っているかを確認
◆PC本体に傷や破損などはないかをチェック
◆スペックを確認(注文通りのものかどうか)
◆動作確認(初期不良がないかをチェック)
◆USBや映像、オーディオ端子などをチェック ★7/11追記
◆Webカメラやマイク、スピーカーなどは実際のアプリでチェック
◆USBメモリで「リカバリメディア」を作成
◆動作が不安定な場合は「PCを初期化(個人用データを削除)」を試してみる
◆実際に不具合がありサポートに連絡した場合はどのような対応になるか? ★7/11追記
まとめ

「HPパソコンが届いたらすぐにやっておきたいこと」で重要なのは、なるべく早く動作確認をすることです。もし初期不良の製品が届いてしまったら、できるだけ早くHPカスタマーサポートに連絡しましょう。
約1週間ほど動作確認できる期間がありますが、時間はあっという間に過ぎるので2~3日くらいで全て確認するくらいの気持ちでいた方が良い思います。
初期不良の場合は「商品到着後8日以内」なら着荷時不良扱いとなり新しい製品と交換になりますが、その期間を過ぎてしまうと「修理扱い」になるのでご注意ください。

「HPパソコン」が届いたらすぐにやっておきたいこと
注文した「HPパソコン」が届いたら最初に確認すべきことがいくつかあります。
・梱包箱のチェック(大きな破損がないかどうか)
・同梱品が揃っているか。
・PC本体に傷や破損などはないか。
・スペックを確認(注文通りのものかどうか)
・動作確認(初期不良がないかをチェック)
届いたらすぐに上記の点を確認しましょう。初期不良や同梱品の不足などがある場合は早めにHPカスタマーサポートに連絡を!(⇒ ◆日本HPへのお問い合わせ)

梱包箱に破損がないかどうかを確認

「HPパソコン」が届いたら、先ずは梱包箱に破損がないかどうかを確認します。気になるような部分があったら、必ず撮影しておきましょう。

梱包箱はモデルによって異なります。価格が高いSpectre x360 13 シリーズ(⇒ 開封レビュー)やOMEN X 2S 15(⇒ 開封レビュー)などは、中に厚手のクッションが入っていて化粧箱がしっかりと守られています。
コスパ重視のENVY x360 13の場合は、簡易的なパッケージでクッションが少なめ(⇒ 参考画像)ですが、梱包箱が少し破損しても大丈夫な構造になっています。
※保証書は赤いビニールに入っています。
コスパ重視のENVY x360 13の場合は、簡易的なパッケージでクッションが少なめ(⇒ 参考画像)ですが、梱包箱が少し破損しても大丈夫な構造になっています。
※保証書は赤いビニールに入っています。

箱のサイズが小さめでそれほど重くないノートパソコンは、私の経験では破損した状態で届くことはありませんでしたが、「サイズが大きく重い」大型製品(デスクトップPC、液晶一体型PCなど)の場合は、届いたときに箱が少し破損している場合がありました。
上の画像はHP ENVY All-in-One 27(⇒ 実機レビュー)の梱包箱です。大型製品を運ぶときに使用する「フック」のようなものが箱にあたって破損していますが、中身はかなり厚手のクッションで守られているのでパソコン本体は大丈夫でした。


同梱品が揃っているかを確認

PC本体に傷や破損などはないかをチェック

同梱品を確認したら、PC本体に傷や破損などはないかをチェックします。
傷のように見える場合でも「ノリのようなものが付着している場合がある」ので、怪しい部分があったらマイクロファイバークロスのような本体を傷つけない布で拭いてみます。
本体の傷は「ユーザーが傷をつけていないと証明することが難しい」ので交換に応じてもらえるかどうかわかりませんが、カスタマーサポートに連絡する場合は商品が届いてからできるだけ早い方が良いと思います。
「少し大きめの傷」だったり、「一部が欠けている」ような状態でどうしても納得できない場合は、問題部分の写真を撮ってカスタマーサポートに相談してみましょう。電話だけでなくWebでも修理を受付しています。(⇒ https://support.hp.com/jp-ja/contact-hp)

スペックを確認(注文通りのものかどうか)

HPパソコンのスペック(仕様)は、プリインストールされている「HP サポートアシスタント」というアプリで確認することができるので、注文通りの仕様になっているかどうかをチェックします。
HPパソコンは「スペックが固定された数モデルの中から自分に合ったものを選ぶ」ような販売形式なので、メモリの容量だけが注文と違うようなことはあまりないと思われますが、念のためご確認ください。


最近よく見かけるのですが、仕様よりも高速なメモリが搭載されている場合があります。HP Spectre x360 13-aw0000(⇒ 実機ベンチマーク)の場合は、仕様では3200MHzのメモリとなっていますが実際には3733MHzのメモリが搭載されていました。
カスタマーサポートの人と話をしても大人の事情があるようで詳しいことは聞き出せませんでしたが、入手のしやすさやコスト面などが影響しているのかもしれません。
カスタマーサポートの人と話をしても大人の事情があるようで詳しいことは聞き出せませんでしたが、入手のしやすさやコスト面などが影響しているのかもしれません。
動作確認(初期不良がないかをチェック)

HPパソコンが届いたらすぐに動作確認を行いましょう。ディスプレイの表示確認、キーボード(キーをすべて押す)、タッチパッドのチェック、インターフェース、Webカメラ、指紋認証機能(搭載されている場合)など、PCに搭載されている機能がきちんと動作するかを確認します。

■UEFI(BIOS)のアクセス方法
・PCを起動したらすぐに「Esc」を適度に連打します。
■ハードウェアテスト
・UEFIのメニュー画面が表示されたら「F2」キーを押す。または、メニュー画面で「System Diagnostics」を選択すると「HP PC Hardware Diagnostics UEFI」の画面が表示されます。
※UEFIのメニュー画面は機種によって異なります。
⇒ 参考画像:OMENシリーズのゲーミングPCの場合
・PCを起動したらすぐに「Esc」を適度に連打します。
■ハードウェアテスト
・UEFIのメニュー画面が表示されたら「F2」キーを押す。または、メニュー画面で「System Diagnostics」を選択すると「HP PC Hardware Diagnostics UEFI」の画面が表示されます。
※UEFIのメニュー画面は機種によって異なります。
⇒ 参考画像:OMENシリーズのゲーミングPCの場合

HPパソコンは、UEFI(BIOSの後継)にPC診断機能「HP PC Hardware Diagnostics UEFI」を搭載しています。
PCを使用していて明らかな問題がある(軌道に関する問題、ブルースクリーンになる、動作が不安定など)は「問題のテスト」で診断を行います。


「コンポーネント テスト」では、プロセッサーやメモリなどの主要部分だけでなく、オーディオ、Bluetooth、キーボードやタッチパッド、ネットワーク関連、システムボード、USBポート、ビデオ、Webカメラなど細かい部分の診断が可能です。
動作に問題がなさそうな場合でも思わぬトラブルが潜んでいる場合があります。ストレージやメモリなどは容量が多いと時間がかかりますが、システムテストの「詳細テスト」でチェックすることをオススメします。

■システムテスト「詳細テスト」に要する時間
PCのスペックによってテストに要する時間は変わりますが、ノートブックの場合は詳細テストで2~3時間くらいかかります。64GBの大容量メモリを搭載したゲーミングデスクトップ「OMEN 30L」の場合は8時間くらいかかりました。
■HP Spectre x360 15-eb0000
約2時間40分(※1TBSSD、16GBメモリ) ⇒ ◆実機レビュー
■OMEN 30L
約8時間12分(※1TBSSD + 2TB HDD、64GBメモリ) ⇒ ◆実機レビュー
PCのスペックによってテストに要する時間は変わりますが、ノートブックの場合は詳細テストで2~3時間くらいかかります。64GBの大容量メモリを搭載したゲーミングデスクトップ「OMEN 30L」の場合は8時間くらいかかりました。
■HP Spectre x360 15-eb0000
約2時間40分(※1TBSSD、16GBメモリ) ⇒ ◆実機レビュー
■OMEN 30L
約8時間12分(※1TBSSD + 2TB HDD、64GBメモリ) ⇒ ◆実機レビュー
USBや映像、オーディオ端子などをチェック

まれにUSB端子の不具合があります。完全に動作しない場合はBIOSのテストで「不合格」になりますが、動作が不安定な場合はたまたま「合格」してしまう場合があるので、実際にUSBメモリやUSB周辺機器を挿して認識するかどうか(正常に動作するか)をチェックします。
他には、映像出力、オーディオ端子、SDカードスロットなども、実際に使用して動作するか確認しておきましょう。

Webカメラやマイク、スピーカーなどは実際のアプリでチェック

BIOSの動作テストでは、Webカメラやマイク、スピーカーなどは簡易的な試験内容になっているので、「Skype」のようなアプリで実際に使えるかどうかをテストすることをおススメします。
⇒ ◆Skype でサウンドをテストする (エコー テスト通話を行う) 方法
⇒ ◆Skype でサウンドをテストする (エコー テスト通話を行う) 方法
マイクをあまり使用しないので購入後にテストをし忘れたことがあったのですが、しばらくたってからWeb会議で使用するときにマイクが動作しないことに気が付いたことがありました。


USBメモリで「リカバリメディア」を作成

PCの動作確認で問題がなければ、USBメモリで「リカバリメディア(回復ドライブ)」を作成します。PCが不調になってからでは遅いので、HPパソコンが届いたらなるべく早めに作ることをお勧めします。


動作が不安定な場合は「PCを初期化(個人用データを削除)」を試してみる

PC本体の動作テストで問題がないはずなのに動作が不安定な場合は「PCを初期状態に戻す」を試してみます。
PCを初期状態に戻すときに「個人ファイル、アプリ、設定をすべて削除する」を選択することが重要です。個人用データを保持すると、問題が解消されない場合があります。
上記の方法で問題が解消されない場合は、PC本体に問題がある可能性が高いので、サポートセンターに問い合わせた方が良いと思います。
上記の方法で問題が解消されない場合は、PC本体に問題がある可能性が高いので、サポートセンターに問い合わせた方が良いと思います。
PCを初期状態に戻す前に、「個人用データのバックアップ」と「USBリカバリメディアの作成」を行っておきましょう。

実際にあった事例

実際にあった事例では、製品が届いた直後からWiFiの接続が不安定で、「お使いのWiFiは安全ではありません」という警告メッセージが頻発。とりあえず接続することは可能ですがしばらく経つと接続が切れてしまします。

警告メッセージが出ないWiFiネットワークに接続してもいつの間にか接続が切れていて、数日後にはWiFi接続自体ができないようになってしまいました。
デバイスマネージャーでドライバーの再インストール、サポートアシスタントでネットワークアダプターのリセット、「PCを初期状態に戻す(個人設定を残す)」などを行いましたが、何をやってもWiFiが動作しないのでサポートセンターに修理申し込みを行いました。

修理申し込みの翌日にサポートセンターから電話がかかってきて、PCを初期状態に戻すときは「個人ファイル、アプリ、設定をすべて削除する」を試してみてくださいと指示されたので、そのとおりにPCを初期化するとWiFiが使えるようになりました。
今回のケースは、PC本体のトラブルではなくOSが正常にインストールされていなかった(WiFi関連の設定に問題があった)ようです。

実際に不具合がありサポートに連絡した場合はどのような対応になるか?
購入したパソコンに不具合がある、とりあえず動作している場合でもBIOSのテストでエラーが出る場合はサポートに連絡します。
⇒ ◆HP LIVEサポートナビ
不具合の内容次第ですが、PCが動作する場合はサポートの方はリモートでPCを操作する場合があります。OSやドライバーのバージョンなどを確認したり更新を試みますので、個人ファイルは見ませんがデスクトップは見られたくないもの(壁紙やアイコンなど)があれば片づけておいた方が良いと思います。
■実際に体験した例(USB ポートの不具合)
・BIOSのテストでCPUやメモリ、SSD、グラフィックスなどは問題なかったが、USBポートが不安定で「合格」したり「不合格」になったりする。
・Webで修理申し込みをする。
・サポートセンターから電話で連絡がある。
・電話で話しながら、実際にUSBメモリをUSBポートに挿して認識するかをチェック。
・リモートでPCの状態(OS、ドライバーなどが最新かどうか)を確認。
・BIOSの更新、CMOSのリセットを試す。
・再度、USBメモリが認識されるかどうかをチェック。
・問題が修正されなかったので「不具合」と認定。
サポートの方はいろいろ試すので、「不具合」と認定されるまで1時間くらいはかかりました。納入日より8日以内だったので「着荷時不良」となり、新品と交換になりました。・BIOSのテストでCPUやメモリ、SSD、グラフィックスなどは問題なかったが、USBポートが不安定で「合格」したり「不合格」になったりする。
・Webで修理申し込みをする。
・サポートセンターから電話で連絡がある。
・電話で話しながら、実際にUSBメモリをUSBポートに挿して認識するかをチェック。
・リモートでPCの状態(OS、ドライバーなどが最新かどうか)を確認。
・BIOSの更新、CMOSのリセットを試す。
・再度、USBメモリが認識されるかどうかをチェック。
・問題が修正されなかったので「不具合」と認定。
⇒ ◆ご利用ガイド:着荷時不良・返品について
「新品交換」と「修理」はかなり大きな違いになりますので、商品が届いたらなるべく早くPCの状態をチェックしましょう。

■レビューについて
※商品仕様/価格については最終更新日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
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