
この記事では、OMEN X 2S 15の『ミラーリング機能』の使い方や、実際のゲームでどのように活用できるのか?を試してみました。
最終更新日:2019年10月27日
■目次(ページ内リンク)
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■「OMEN X 2S 15」のミラーリング機能の使い方
◆「OMEN X 2S 15」のミラーリング機能について
◆ミラーリング機能の使い方(設定方法)
◆カーソルが中心に固定されてトリミング(画面の切り抜き)ができない場合
◆トリミングした範囲を記録(保存)する
◆トリミングをやり直したい場合
◆トリミングした範囲を消去する
■実際にゲームプレイでミラーリング機能を試す
◆バトルフィールド5(オンラインバトル)
◆THE DIVISION2 - ディビジョン2
◆F1 2019(F1公式ゲーム)
◆まとめ:ミラーリング機能は動きが速いゲームよりも、2画面を見る余裕があるゲームの方が活用しやすい
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■「OMEN X 2S 15」のミラーリング機能の使い方
◆「OMEN X 2S 15」のミラーリング機能について
◆ミラーリング機能の使い方(設定方法)
◆カーソルが中心に固定されてトリミング(画面の切り抜き)ができない場合
◆トリミングした範囲を記録(保存)する
◆トリミングをやり直したい場合
◆トリミングした範囲を消去する
■実際にゲームプレイでミラーリング機能を試す
◆バトルフィールド5(オンラインバトル)
◆THE DIVISION2 - ディビジョン2
◆F1 2019(F1公式ゲーム)
◆まとめ:ミラーリング機能は動きが速いゲームよりも、2画面を見る余裕があるゲームの方が活用しやすい
「OMEN X 2S 15」のミラーリング機能について
リアルタイムの画面ミラーリングで使用するアイコンを説明します。
■トリミング(画面の切り抜き)開始ボタン
トリミングを始めるときにタップします。
■ウインドウの切り替え
セカンド→メインディスプレイの1方向のみ。ミラーリング機能では使用しません。
■トリミング領域の保存
トリミングした領域を記録します。領域が記録されるとアイコンの色が「白からグレー」に変わります。(▶トリミングした範囲を記録する)
■トリミング
通常の手順では使用しませんが、再度トリミングする(トリミングする領域をやり直す)ときに使います。(▶トリミングをやり直したい場合)
■トリミング領域の消去
このアイコンをタップすると、現在のミラーリングしている領域だけでなく、記録されている領域も消去されます。(▶トリミングした範囲を消去する)
トリミングを始めるときにタップします。
■ウインドウの切り替え
セカンド→メインディスプレイの1方向のみ。ミラーリング機能では使用しません。
■トリミング領域の保存
トリミングした領域を記録します。領域が記録されるとアイコンの色が「白からグレー」に変わります。(▶トリミングした範囲を記録する)
■トリミング
通常の手順では使用しませんが、再度トリミングする(トリミングする領域をやり直す)ときに使います。(▶トリミングをやり直したい場合)
■トリミング領域の消去
このアイコンをタップすると、現在のミラーリングしている領域だけでなく、記録されている領域も消去されます。(▶トリミングした範囲を消去する)
ミラーリングの設定を行う前に、セカンドディスプレイがタッチ可能な状態にしておく必要があります。 Fn + F12(6のボタン)で、タッチ機能のON/OFFを切り替えることが可能です。
■ボタンの機能
1)「OMEN コマンドセンター」が起動。
2)「バーチャルテンキー」が起動。
3)セカンドディスプレイのON/OFFボタン。
4)セカンドディスプレイの明るさを調節。※5段階(0、25、50、75、100)
5)アプリケーションのウインドウをメイン↔セカンドの間で切り替え。
6)F12 + Fn でタッチスクリーンを有効/無効に切り替え。
■ボタンの機能
1)「OMEN コマンドセンター」が起動。
2)「バーチャルテンキー」が起動。
3)セカンドディスプレイのON/OFFボタン。
4)セカンドディスプレイの明るさを調節。※5段階(0、25、50、75、100)
5)アプリケーションのウインドウをメイン↔セカンドの間で切り替え。
6)F12 + Fn でタッチスクリーンを有効/無効に切り替え。
ミラーリング機能の使い方(設定方法)
今回はファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ(ベンチマーク)を使用して、ゲーム画面の一部を切り取ってセカンドディスプレイに『ミラーリング』する手順をご説明します。
「ミラーリング機能」はゲーム画面がウインドウモードの時に利用可能
「ミラーリング機能」を利用するには画面の設定を「ウインドウモード」に設定する必要があります。
※フルスクリーン表示ではトリミング(画面の切り取り)ができないのでミラーリング機能は利用できません。
※ゲームによってはうまく動作しないかもしれませんが、FF14ベンチマークは「仮想フルスクリーンモード」でもミラーリング可能でした。
※ゲームによってはうまく動作しないかもしれませんが、FF14ベンチマークは「仮想フルスクリーンモード」でもミラーリング可能でした。
ミラーリング機能の使い方(ミラーリングするまでの流れ)
先ずは、ゲームを「ウインドウモード」で起動し、ミラーリング機能を使用したい画面を表示させておきます。
セカンドディスプレイに「OMEN コマンドセンター」を起動した状態で、左側のメニューの下から3番目のアイコンをタップ(指でタッチ)します。
「リアルタイムの画面ミラーリング」の画面が表示されたら「開始ボタン」をタップ(指でタッチ)します。
ゲーム画面の任意の場所(どこでも良い)を、マウスの左ボタンでクリック(またはタッチパッドをタップ)します。
ゲーム画面をクリックすると画面の色が白っぽくなります。カーソルがある部分には「赤い十字のマーク」が表示され、トリミング(画面の切り取り)ができるようになります。
トリミング(画面の切り取り)は下記の手順で行います。ペイントソフトで画面を切り取る方法と同じです。トリミングする範囲は赤で表示されます。
1)トリミングしたい範囲の左上をドラッグする。※
2)ドラッグした状態のカーソルをトリミングしたい範囲の右下まで移動します。
3)トリミングする範囲が決まったら、ボタンやタッチパッドから指を離す。
※ドラックという操作について・・・マウスの場合は左ボタンを押したままの状態、タッチパッドの場合はダブルタップ(画面を指先で2回たたく)を行った後、タッチした状態をキープします。
2)ドラッグした状態のカーソルをトリミングしたい範囲の右下まで移動します。
3)トリミングする範囲が決まったら、ボタンやタッチパッドから指を離す。
※ドラックという操作について・・・マウスの場合は左ボタンを押したままの状態、タッチパッドの場合はダブルタップ(画面を指先で2回たたく)を行った後、タッチした状態をキープします。
上記の1~3までの手順が完了すると、セカンドディスプレイに「トリミングした範囲」が表示されます。今回はベンチマークスコアが表示されるようにしてみました。
カーソルが中心に固定されてトリミング(画面の切り抜き)ができない場合
カーソルが画面中央に固定されているFPSゲーム(バトルフィールド5、THE DIVISION2など)でトリミング領域を指定するときに、「赤い十字のマーク」が動かない場合があります。
そのような場合は、「OMEN コマンドセンター」の右側のメニューにある一番下の「キラキラ」マーク(※参考画像)を押すと十字のマークが動くようになり、トリミングができるように
トリミングした範囲を記録(保存)する
トリミングした範囲を保存したいときは、右側のメニューの「SDカード(記録メディア)」のようなアイコンをクリックします。トリミング範囲はゲーム毎に記録されるので、あるゲームのトリミング領域を削除しても、他のゲームの記録は残ります。
トリミングした範囲を保存すると、再度同じゲームを起動したときにトリミングする手間を省くことができます。
1)ゲームを起動(スクリーン表示)
2)「リアルタイムの画面ミラーリング」の画面で「開始ボタン」をタップ。
3)ゲーム画面(どこでも良い)をマウスで左クリック(タッチパッドをタップ)する。
4)セカンドディスプレイに保存されたトリミング領域が表示されます。
1)ゲームを起動(スクリーン表示)
2)「リアルタイムの画面ミラーリング」の画面で「開始ボタン」をタップ。
3)ゲーム画面(どこでも良い)をマウスで左クリック(タッチパッドをタップ)する。
4)セカンドディスプレイに保存されたトリミング領域が表示されます。
領域が保存された状態になるとアイコンが白→グレーに変わります。(※画面はバトルフィールド5のマップをセカンドディスプレイに表示した状態)
トリミングをやり直したい場合

トリミングする範囲をやり直す場合は、右側メニューの下から2番目にある「トリミング」のアイコンをタップします。
「トリミングのマーク」をタップするとトリミングができる状態になります。
再度トリミングした範囲が気に入ったら「保存」しておきます。
保存しなかった場合は、再度ゲームを起動したときに以前に保存した範囲がセカンドディスプレイに表示されます。(※トリミング範囲が記録されている場合)
◆トリミングした範囲を保存する
保存しなかった場合は、再度ゲームを起動したときに以前に保存した範囲がセカンドディスプレイに表示されます。(※トリミング範囲が記録されている場合)
◆トリミングした範囲を保存する
トリミングした範囲を消去する
トリミングした範囲を消去する場合は、右側メニューの最も下にある「キラキラ」のアイコンをタップします。
トリミングした範囲が消去されるのは「キラキラ」アイコンをタップしたゲームのみ。他のゲームで保存したトリミング領域は消去されません。
バトルフィールド5(オンラインバトル)
バトルフィールド5はマップが左下に小さく表示されるのですが、「ミラーリング機能」を使うと少し大きく見えるようになります。ゲームが有利になるというほどではないのですが、マップが見やすくなることで快適さが少し向上しました。
■バトルフィールド5
【ミラーリング機能】ウインドウモード、ボーダレスで利用可能
【ミラーリング領域の保存】可能
※DX11とDX12を切り替えるとゲームを再起動する必要がありますが、指定した領域は記録されていました。
▶トリミングができない場合(カーソルが中心に固定されて動かない)
【ミラーリング機能】ウインドウモード、ボーダレスで利用可能
【ミラーリング領域の保存】可能
※DX11とDX12を切り替えるとゲームを再起動する必要がありますが、指定した領域は記録されていました。
▶トリミングができない場合(カーソルが中心に固定されて動かない)
バトルフィールド5は、「スクリーン表示」だけでなく「ボーダレス」でもミラーリング機能が利用可能です。
THE DIVISION2 - ディビジョン2
THE DIVISION2は左上にマップが小さく表示されるので、「ミラーリング機能」を利用するとマップを大きく表示できるようになりましたが、ミラーリング領域の保存ができないのでプレイするたびに表示領域を指定する必要があります。
■THE DIVISION2
【ミラーリング機能】ウインドウ、ウインドウ(フルスクリーン)で利用可能
【ミラーリング領域の保存】不可
※DX12モードでもミラーリング機能は利用可。
▶トリミングができない場合(カーソルが中心に固定されて動かない)
【ミラーリング機能】ウインドウ、ウインドウ(フルスクリーン)で利用可能
【ミラーリング領域の保存】不可
※DX12モードでもミラーリング機能は利用可。
▶トリミングができない場合(カーソルが中心に固定されて動かない)
F1 2019(F1公式ゲーム)
レースゲームの「F1 2019」のマシン状況(タイヤやブレーキの温度が表示される)をミラーリングしてみましたが、動きが速く一瞬たりとも目線を外せないゲームなので、セカンドディスプレイに表示した細かい情報を見る余裕はありませんでした。(慣れの問題かもしれませんが)
■F1 2019
【ミラーリング機能】ウインドウ、ウインドウ(フルスクリーン)で利用可能
【ミラーリング領域の保存】可能
※ただし、領域の指定時にポーズ状態になり設定画面が表示されます。
このゲームは起動時にDX12(またはDX11)のどちらかで起動することができますが、ミラーリング領域の保存は別扱いとなります。DX12で領域を保存した後ゲームを終了し、DX11で起動した場合は新たにミラーリング領域を指定する必要があります。
【ミラーリング機能】ウインドウ、ウインドウ(フルスクリーン)で利用可能
【ミラーリング領域の保存】可能
※ただし、領域の指定時にポーズ状態になり設定画面が表示されます。
このゲームは起動時にDX12(またはDX11)のどちらかで起動することができますが、ミラーリング領域の保存は別扱いとなります。DX12で領域を保存した後ゲームを終了し、DX11で起動した場合は新たにミラーリング領域を指定する必要があります。
レースゲームの場合は、画面の左上に表示される順位やレース中のフラッグなどを表示したほうが良さそうです。
このゲームは、トリミング指定時に「ポーズ状態」になります。設定画面が表示されてしまいゲーム中の画面が見えないので、大体の位置を予想してミラーリングする領域を指定しました。
まとめ
ミラーリング機能は動きが速いゲームよりも、2画面を見る余裕があるゲームの方が活用しやすい
ミラーリング機能の使い方は簡単ですが、ゲームによってはうまく動作しないかもしれません。
「バトルフィールド5」や「THE DIVISION2」のようなカーソルが画面中央に固定されるFPSは、通常の手順とは少し異なる操作が必要でした。(▶カーソルが中心に固定されてトリミングができない場合)
実際に「ミラーリング機能」を試してみると、マップが小さく表示されるゲームの場合はセカンドディスプレイにマップを大きく表示させることができるので、プレイ中に自分の位置が把握しやすくなりました。
慣れの問題かもしれませんが、レースゲームのような画面の動きが速いゲームよりも、2画面を見る余裕があるゲームの方が有効に活用できそうです。
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000 シリーズ 製品詳細
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000 サポート
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000 ユーザーガイド(取扱説明書)
【実機レビュー】
◆価格も性能もヤバイ!2画面ゲーミングノート『OMEN X 2S 15』の外観や機能性を徹底レビュー!
◆OMEN X 2S 15(Core i9-9880H、RTX 2080 Max-Q)のベンチマーク
◆所有感が高まる「OMEN X 2S 15」の専用化粧箱&付属品
【設定方法・使い方】
◆OMEN X 2S 15の『ミラーリング機能』を試す![使い方・設定方法]
◆OMEN コマンドセンターの設定(イルミネーション、冷却、壁紙など)
◆アクションキーモード(F1~F12)の使い方・BIOSで設定変更
【展示機レビュー】
◆デュアルスクリーンを搭載した『OMEN X 2S 15』の製品特徴・性能について
◆HPの新型ゲーミングノート3機種比較(OMEN X 2S 15、OMEN by HP 15、OMEN by HP 17)
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000 シリーズ 製品詳細
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000 サポート
◆OMEN X by HP 2S 15-dg0000 ユーザーガイド(取扱説明書)
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◆デュアルスクリーンを搭載した『OMEN X 2S 15』の製品特徴・性能について
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■レビューについて
※商品仕様/価格については、記事の最終更新日2019年10月27日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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