2019年9月に発表(販売予定は11月)された、日本HPのビジネスコンバーチブルPC『HP Elite Dragonfly』 の情報を、現時点で分かっている範囲で簡潔にまとめました。
軽さを追求した法人モデル『HP Elite Dragonfly』
ディスプレイが360度回転する13インチ型2in1コンバーチブルPC『HP Elite Dragonfly』は、同じサイズの従来製品(Spectre x360、ENVY x360、EliteBook x360など)と比較すると約30%も軽いことが大きな特徴(質量999g:軽量モデル)です。
CNC削り出しのマグネシウムボディは美しさだけでなく米国国防省の調達基準(MIL標準)をクリアする堅牢性も兼ね備えています。
外観は個人向けモデルの「ENVY x360シリーズ(◆実機レビュー)」に似ている雰囲気で、Spectreのような光沢感があるアクセントはかなり少な目(ヒンジ部分のみ)です。
新色の「ドラゴンフライブルー」はこれまでの法人向け製品にはなかった色味です。公式ストアの画像を見る限りHP Spectre x360(◆実機レビュー)のポセイドンブルー(青緑)よりも「青っぽく」見えます。
法人向けモデルはHPが独自開発したチップ「HP Endpoint Security Controller」を搭載しセキュリティ面が強化されていますが、このモデルにはディープラーニングAIを活用したマルウェア防御機能「HP Sure Sense」が搭載され、未知のマルウェアへの対応もできるようになっています。
販売価格は189,800円(税別)~で、11月上旬より販売開始(製品の出荷開始は11月下旬を予定)となっています。
『HP Elite Dragonfly』のスペック
【新製品の特徴】
・軽さと堅牢性を兼ね備えた13.3インチ 2in1コンバーチブルPC
・質量999g(※従来の主要モデルから32%の軽量化。重さはモデルによって異なります)
・バッテリ駆動時間 最大約24.5時間
・海洋プラスチックを使用した世界初のノートPC
【デザイン】
・スタイリッシュ&コンパクトなデザイン
・画面比率約86%の狭額ベゼル
【カラー】
・光沢感のある撥油コーティングが施された「ドラゴンフライブルー」
【素材】
・CNC削り出しのマグネシウムボディ
・高耐久性(米国国防省の調達基準:MIL標準を19項目クリア)
【基本スペック】
・第8世代インテル Core プロセッサー(Core i5またはCore i7)
・メモリ(8GBか16GB)
・ストレージ(128GB SSD・256GB SSD・512GB SSD)
【ディスプレイ】
・13.3インチ液晶タッチディスプレイ
・フルHD(1,920×1,080ドット)
・ビジュアルハッキングを防止する「HP Sure View」搭載(※プライバシースクリーン)
・ペンはオプション
【カメラ】
・HPプライバシーカメラ(※物理的にカメラを隠すシャッターを搭載)
【キーボード】
・日本語キーボード
・静音仕様(キーの下にゴムを入れてタイピング音を抑える)
【タッチパッド】
・ガラス素材のタッチパッド
【インターフェース】
・USB 3.1
・USB-C(Thunderbolt)×2
・HDMI 1.4b
・ヘッドフォン端子
【HP マルチファクター】
・最大3つの要素で認証可能(指紋認証、顔認証、NFCや Bluetooth機器を含む)
【バッテリー駆動時間】
・軽量モデル(2セルバッテリー)14時間
・大容量モデル(4セルバッテリー)最大約24.5時間
・30分で50%充電できる急速充電(HP Fast Charge)に対応。
【ACアダプター】
・USB Type-C(USB PD 65W)
【セキュリティ】
・BIOS保護
・ゼロデイ脆弱性を利用した攻撃から保護
・ディープラーニングAIによるセキュリティ機能「HP Sure Sense」
【質量】
・約999g(※2セルバッテリー:軽量モデル)
・約1.13kg(※4セルバッテリー:大容量モデル)
【無線接続】
・Wi-Fi 6(※Wi-Fi 5よりもファイル転送速度が最大3倍も速い)
・4G LTE(オプション)
■4G LTE対応バンド
FDD Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 26 / 28 / 29 / 30 / 66
TDD Band 38 / 39 / 40 / 41
FDD Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 26 / 28 / 29 / 30 / 66
TDD Band 38 / 39 / 40 / 41
【海洋プラスチック】
・スピーカーエンクロージャコンポーネントに約5%使用
【出荷時期】
・11月上旬より販売開始
※製品の出荷開始は11月下旬を予定。
※2020年1月より「Made in Tokyo」によるカスタマイズ可能モデルを投入予定。
【販売価格】
11月6日より予約販売開始。現時点ではWiFiモデルのみ予約可能で、最小構成のスタンダードモデルが¥195,580(税込)~となっています。

【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Elite Dragonfly 製品詳細
◆HP Elite Dragonfly 最新情報お知らせメール お申込みフォーム
【ニュースルーム】
◆モビリティと柔軟性により現代の働き方を支援する 「HP Elite Dragonfly」を発表
【ライブ放送:見逃し配信】
◆9月18日 新製品発表 Lightness in the New Era すべてを軽くする
◆HP Elite Dragonfly 製品詳細
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【ニュースルーム】
◆モビリティと柔軟性により現代の働き方を支援する 「HP Elite Dragonfly」を発表
【ライブ放送:見逃し配信】
◆9月18日 新製品発表 Lightness in the New Era すべてを軽くする
【あなたの仕事を軽やかに】#HP から登場した新製品「HP Elite #Dragonfly」
— 日本HP PC (@HP_PC_JP) October 4, 2019
アジア初開催のリリースイベントで語られた、その魅力とは?
“いつでもどこからでも働けるPC”で新たな働き方を。
▼製品発表会の模様はコチラhttps://t.co/7334CxRUOF#すべてを軽くする#働き方改革 pic.twitter.com/bDL6ZqUxtb
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